登録日:2021/10/04 Mon 18:32:14
更新日:2024/11/24 Sun 13:46:49
所要時間:約 2 分で読めます
【データ】
別名:超古代尖兵怪獣
身長:55m
体重:4万8千t
出身地:ルルイエ
【概要】
ゴルザや
メルバと同じ超古代怪獣の一体で、ユザレからは
「地を焼き払う悪しき翼」と呼ばれている。
邪神
ガタノゾーアの尖兵として、超古代遺跡ルルイエから出現する。
さらに厄介な事に、飛行能力だけでなく
どちらかと言えば鳥型怪獣のくせに自身の手足を使った格闘戦も得意。
知能があって戦闘スキルも高いため、劇中では反撃の隙を与えない連続攻撃や、尻尾を使った踵落としで
ウルトラマンティガを苦戦させた。
【劇中での活躍】
『ウルトラマンティガ』
最終章三部作の幕開けである第50話「もっと高く!~Take me higher~」で初登場。
ガッツウイング3機を相手にしたが終始優勢のままで、
ダイゴが搭乗するガッツウイング1号を撃墜した。
ちなみにこの時のダイゴは、イルマ隊長の帰還命令に背いてゾイガーを深追いするレナを追っていたので、ある意味とばっちりで搭乗機を撃墜させられた
その後再び地上に現れ、上空へ飛んでスノーホワイトの追跡を躱そうとする。
そこへ、スカイタイプに変身したティガがスノーホワイトを抱えて迫り、スノーホワイトのハイパワーニードル弾で片翼を失ってバランスを崩し墜落する。これでよく死ななかったな……
飛行能力を失い地表に叩き付けられたゾイガーだったが、逃げも隠れもせず、
なんと邪魔になった自らのもう片方の翼を引きちぎって身軽になり、最後まで全力で戦うことを選んだ。敵ながら天晴れな潔さである。
素早い身のこなしでティガを圧倒するが、パワータイプにチェンジしてからは形勢が逆転し、戦法を変えて口弾を放つものの全て跳ね返されてダメージを負う。
最期は怯んだ隙を突かれてデラシウム光流を受け、木っ端微塵となった。
この戦いの中、レナはダイゴがウルトラマンティガであることを知っていたと彼に告白。
スノーホワイト内及びティガに変身する直前の2人のやり取りは必見。
ゾイガー撃破後、ようやくダイゴとレナは相思相愛の関係になったのだった。
しかし……!?
●ゾイガー大量出現
程無くして世界各地にゾイガーが出現したとの通達が。良い雰囲気が速攻でぶち壊される形で第50話が終わった……
第51話「暗黒の支配者」冒頭で、各国の
TPCはすぐに応戦する。しかし、ティガでさえスノーホワイト込みでようやく勝てた相手。
案の定全く歯が立たず壊滅状態に追い込まれ、日本にも複数体が飛来してしまう。
最終回にあたる第52話「輝けるものたちへ」では、ルルイエに出現した個体がイルマ隊長が操縦する
ガッツウイングEX-J(β号)とハヤテ・シンが操縦するコスモアタッカーと交戦。
ハヤテのコスモアタッカーに翼の付け根を銃撃されて墜落し、最期は両者の連携攻撃で倒された。
以後は描写が無いがガタノゾーアが敗れた後に、全て消滅したと思われる。
【派生】
◆シビトゾイガー
【データ】(シビトゾイガー)
別名:超古代怨霊翼獣
身長:222cm
体重:111kg
出身地:ルルイエ
【概要】(シビトゾイガー)
映画『
ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』に登場したゾイガーの同族で、ルルイエの超古代遺跡で眠っていた
闇の巨人復活と共に出現。
ゾイガーより遥かに小型で飛行速度も耐久力も劣るが、ゾイガーとは比べ物にならない大群で飛来する分手強い。
流石にウルトラマン相手では分は悪いが、人間相手ではその数の暴力は非常に脅威的。群れで高速飛行すれば、ビルに体当たりして容易に破壊できる位のパワーがある。
固有の能力として、捕食した人間に擬態することができる。
それも倒されると死に際に捕食した人間の顔が腹部に浮かび上がる嫌なおまけつき。このシーンがトラウマになった人は数知れない。
映画冒頭にて、「
F計画」を提唱するナグモ警務局副長官の指示を受けたサエキらルルイエ特別調査隊を血祭りにあげる。
そして消息を絶った特別調査隊を捜索する
GUTSの前に、1体がサエキの姿を借りて現れ襲撃するが、すぐに撃ち殺されて消滅した。
映画中盤には、イルマ隊長の救出に向かう
アートデッセイ号を襲撃。
一斉砲撃により多数の個体が倒されたが、砲撃を掻い潜った一部個体がアートデッセイ号のエンジン部を襲撃して墜落寸前まで追い詰めた。
しかし、援軍に来た後の
スーパーGUTSこと訓練学校ZEROの訓練生達の攻撃によってアートデッセイ号が持ち直し、デラック砲によってルルイエの出入り口を塞がれてしまった。
その後、イルマ隊長が起動させた爆弾によって殆どの個体が死滅し、最後の1体と思われる個体もムナカタに倒された。
【余談】
名前の由来は、
クトゥルフ神話に登場する「ロイガー」或いは、ガタノトーアを崇拝するクリーチャー「ロイガー族」と思われる。
羽の色合いを見てもらえば分かるが、デザインモチーフは蛾。
第23話ではウルトラマンの空中戦を紹介。
前半はティガクリスタルで変身した
ウルトラマンブル ウインドが活躍する『
ウルトラマンR/B』
第5話を特集。
後半でゾイガー回が特集された…のだが
大人の事情でダイゴを映せないため、レナが単騎でゾイガーを追跡していることになり、
『レナ隊員は熱い想いを胸に飛び続ける。その想いに応え、ウルトラマンティガが現れた!』という編集が行われていた。
追記・修正はもっと高く飛んでからお願いします。
- これだけ強いのに尖兵ってとんでもないな。いずれはトリガーにも再登場を果たすか? -- 名無しさん (2021-10-04 20:58:15)
- 着ぐるみはかなり長持ちしているようで、今でもアトラク用としてショーで見ることが多い -- 名無しさん (2021-10-05 04:34:18)
- 言うなればガタノゾーアの戦闘員。こんなウルトラ戦士と互角以上の戦闘員いてたまるか状態だけど -- 名無しさん (2021-10-05 05:46:14)
- 深淵を歩くもので「蟲の翼を持った血の色の怪物」と表現されてて違和感あったけど蛾モチーフと知って腑に落ちた -- 名無しさん (2021-10-05 05:50:22)
- そう言えばタロウで地球を闇に包んだムロルアも蛾を眷属にしていたな。 -- 名無しさん (2021-10-05 14:00:00)
最終更新:2024年11月24日 13:46