赤鬼(SEKIRO)

登録日:2021/12/15 Wed 05:39:50
更新日:2024/05/02 Thu 19:14:21
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赤鬼め、縛るだけでは不安じゃのう

戦の前に、われらが襲われては、しょうもないわ

■概要

赤鬼とはSEKIRO:SHADOWS DIE TWICEに登場するプロレスラーキャラクター。忍殺ゲージは2。
ストーリーを順当に進めたプレイヤーが二番目に戦う中ボスとなろう*1
外見は、とてつもない巨漢で赤い目をした正に、という言葉に相応しい姿をしている。狼の背が小さいから更に大きく見える

葦名城下外郭「虎口階段」を進んだ所で遭遇。
ごつい首枷と、丸太を組まれて作られた手枷に厳重に捕縛されているが、が近辺に近づくと数秒もがいた後で手枷を派手に粉砕しながら自由の身になって戦闘に移る。
戦う前に直前のモブ兵の会話を盗み聞きすると、いざ戦いになったら自分らも襲われるんじゃないか、いざとなれば火を使えとお達しをするとは葦名の戦も変わってしまったと憂鬱になってる会話が聞ける。

ボスとしては、動作がいちいち遅いが、攻撃の殆どがスーパーアーマー付きで欲張って攻撃していると強烈なカウンターをお見舞いしてくる、
強烈な威力のドロップキックやらエルボードロップやパワーボムをかましてくる強敵。やっぱりプロレスラーじゃないか
ガードを固めて見に徹しているチワワを何人も絶望に叩き込んだ。このゲームの敵こんなんばっかだな
体力を削らない限り体幹の回復がかなり速い上に、ガード不能の危攻撃が多いので、弾きからの体幹削りで忍殺を狙うのは現実的ではない。

序盤では異形の姿からどういう存在か疑問に思うだろうが、葦名弦一郎との再戦を行い、二の念珠の説明文を見たり、捨て牢での道順イベントをこなせば、赤鬼がどういう経緯であのような異形になったかがなんとなく分かるだろう。
簡単に言えば、ショッカーに改造された怪人のようなもの。



赤鬼の背丈より高く跳んだ狼は、顔に楔丸を突き入れると

赤鬼に顔を掴まれるも構わず、突き刺した楔丸を更に捻り込んだ

忍殺

なおこの撃破演出は長いのでタイムアタックでは背後忍殺で省略される

■攻撃

  • ローキック二連
左足→右足と二連続で振ってくる蹴り。密着だとめくられてガードできないことがあるので、弾く場合も少し引き気味に受けるとよい
見た目通りに隙が多いが、距離が近いとエルボードロップ前蹴りを更に派生攻撃として放ってくるため気を付けよう。

  • エルボードロップ
前方に倒れ込みながら肘で潰してくる。ローキック二連からの締めに放ってくる時もあるので注意。
ちなみにこれ、狼から見て左側に確実に倒れ込んでくるので、右に回り込むようにすれば回避できて絶好の反撃のチャンス。

  • 前蹴り
正面に繰り出す前蹴り。ローキック二連からの締めに放ってくる時もあるので注意。
結構なリーチがあるので、バックステップで回避しても突き刺さる事がある。

  • 大振りキック
左足を大きく振り抜くキック。
移動中にいきなり使う事があるので注意。

  • 叩きつけ
両手を地面に叩きつける。狼が足元付近に密着しているとよく使う。
誘導性がややあるので、引き付けて弾くのに自信がないなら素直に後ろに下がろう。

  • ドロップキック
大きく跳んでドロップキック。離れていると使用してくる。
見た目通りに猛烈なリーチがあるので、バックステップで回避しようにも突き刺さる事がよくある。
弾いても体幹が大きく削られて体勢崩しから、後ろに下がらせられるので、左右に移動して避けよう。

  • 掴み
その場投げ、走り投げ、飛び込み投げと三種の掴みを揃えている。投げキャラの鑑
なお掴みはステップやジャンプで躱す旨の説明が出るが、このゲームで重要なのは掴みの範囲外まで逃れることである。
ステップの無敵を合わせて躱すのは現実的でなく、格ゲーの投げのようにその場でジャンプするだけで無効化できるわけでもない。
しっかり側面や背後まで回り込むか、掴みの届かない距離まで離れることで回避が可能となる。
  • その場投げ
すくい上げるように掴む。足元をチクチク攻撃している狼に使う、回避するにはすぐに下がればいいのだが、予備動作がかなり短くいきなりやられると反応できないプレイヤーも。
こちらの攻撃中に割り込むように使ってくるので、常に回避できるように攻撃に熱中しすぎないようにしよう。
  • 走り投げ
走りながら両手を広げて掴んでくる、離れた狼に使ってくる。
追尾性がかなり高いので、これが見えたらダッシュで大きく距離を取って逃げるか、ジャンプ踏みつけで中断させよう。
  • 飛び込み投げ
前方に大きく飛び込んで掴んでくる、走り投げよりは移動する距離は短いがとにかく大きく腕を広げる
引き付けた状態から使われると、左右ステップや後退ではまず避けられない、バックジャンプで避けるか、ジャンプ踏みつけで中断させよう。

投げはどれも即死級の威力で、狼が生き残った場合は赤鬼の背後方向に放り投げられる。
これで崖に落ちると落下ダメージで死亡、回生もできずに即ゲームオーバーとなるためある意味最も注意するべき攻撃がこれ。
なお掴み攻撃後の隙には首枷に鉤縄をかけることができ、素早く接近できるほかスキル「鉤縄攻撃」があればついでにダメージも与えられる。
これがあるため、他の敵では体幹を回復されて悪手となってしまうバックジャンプ回避が赤鬼には割と有効。
掴みを躱した場合はもちろん放り投げられた状態からでも鉤縄が使えるので、崖に落とされそうになったら思いだそう。

  • 葦名兵
赤鬼が葦名兵を襲う事は無いので、モブ兵が生きてたら結託して襲いかかってくる。
赤鬼が起動するまでにかかる時間は長いので、戦う前に絶対始末しておこう。
ただし、ヒントを喋っている2人組とは別に、近くにはもう1人槍兵が隠れている。
気づかれないよう離れて赤鬼と戦うか、赤鬼が拘束されているあいだに始末するなどの対策が必要。


■対策


  • 拘束されているあいだに斬りまくる。もしくは背後を取って忍殺する。
赤鬼ははじめ拘束されているが、この間もダメージを与えることができる。
ダッシュで近づけば手枷を粉砕して暴れ始める前に10回は斬れるので、これだけである程度体力を削って戦闘開始できる。
また、月隠の飴などを使って赤鬼の正面に立たないよう回り込んで移動すれば、赤鬼が拘束を破壊した後に背後忍殺をする事が出来る。こちらはゲージ1本分丸々優位に立てるので周回プレイ時にオススメ。


  • 火吹き筒
赤目は火を恐れる、そういうお達しじゃて

過去の平田屋敷で手に入れる火吹き筒。
当てると・・・というか当たらなくても赤鬼は確定で大きく怯んで隙を晒す。
ただこれが意外と厄介で、怯ませることはできるせいで当たっていないことに気づかず非効率な使い方をしてしまうチワワもちらほら。
火吹き筒は発動が遅いうえ意外と射程が短いため、勇気を出して近づかないと当てられない。
幸い赤鬼は隙が多いため、攻撃を躱すか弾いたあとであれば容易に当てられるだろう。

二発当てると炎上するが、油*2をぶち当ててからならば一発で炎上する。
が、赤鬼に対して使用するとむしろ無駄な行為になるので注意。
そもそも赤目の者はを怖がるという設定が存在し、火を浴びせると炎上せずとも確定で怯む
しかしいきなり炎上させてしまうと、その間にも行動されてしまうようになりむしろ攻撃チャンスが減ってしまうのだ
なので赤鬼に対しては油を使わずに
火吹き筒を当てる→怯んでる隙に数回斬りつける→火吹き筒を当てる→怯んでる隙に数回斬りつける→炎上が消えたらまた火吹き筒を当てる
というパターンにすれば赤鬼に何もせさせずに完封出来てしまうので、むしろ使わない方が良いのである。

なお火吹き筒は形代消費が3と結構重いので無駄遣いはしないようにしよう。
朱雀の紅蓮傘を使用すると展開する際の火花を見せるだけで怯むが、作成できるタイミング的に周回後にしか持ち込めない上に火吹き筒のようにダメージは与えられない。
ただし、傘系統は掴みを弾ける性質があるので、赤鬼が何をしてきても傘弾き→放ち斬りをしていればあっさり勝てる。

  • 付かず離れずの距離を保ち、赤鬼の攻撃の隙を狙う
赤鬼は狼の攻撃中にスーパーアーマーで割り込んでくるので、攻撃のしすぎは厳禁。
多くても3発入れたらまた離れて様子見に移ろう。


■二戦目

この赤鬼だが、一回目を倒した後に忍軍襲来時の葦名城本城において再度登場する。
出現する部屋が狭いので外に連れ出して戦おう、しかし内府の赤備えも居るので注意。
今度の赤鬼はちゃんと内府の赤備えと戦ってくれるので安心、赤鬼が赤備えを倒したのを高みの見物した後で戦おう。

これ以後はボスとしては出現しなくなるが、桜竜を倒して内府が襲撃してくると大手門前にモブとして登場する。ボスの時より体力は低いが周囲には内府の兵が大量に配置されており、足を止めていると大筒で燃やされるので相手にせずに無視が安定。

また、源の宮にいるぬしの世話係は実は敵対すると赤鬼そのもののモーションで戦う、いわゆるコンパチキャラ。
なにげに忍殺ゲージが2つあり、赤目でもないのに炎は効くが首枷をつけていないため鉤縄接近ができないという微妙な違いがある。
普通にイベントを進めれば敵対する必要はないのだが、「父を解放してほしい」という願いを受けてこの世から解放してやろうとした狼がたまに返り討ちに遭っているようだ。





チワワ「……勝てぬ(´·ω·`)」
+ ...
狼よ、忍びの掟は、忘れておらぬな…?

  • 発見から逃げて隠密忍殺
赤鬼の拘束が解けて戦闘になったら逃げよう。
建物の裏などで視界を外すと戦闘態勢が解けて、背後から忍殺するチャンスが生まれる。
なお、ボスは戦闘状態が解除されるとゲージが完全回復するので、1回削った後は真っ向勝負にはなる。
それでも単純計算で労力が半分になるので戦闘に余裕が生まれるだろう。
また、月隠の飴を使用していると拘束された状態の赤鬼に気づかれず近づくことができ、しゃがんで側面に近づくとこれでも隠密忍殺が可能。
ただしここまでで手に入る月隠の飴はわずか3個であるため、苦戦する初心者よりもタイムアタック走者の戦術になる。

  • 高台ハメ
一戦目の赤鬼に有効なハメ
赤鬼の身長より幾らか高い場所から、下の赤鬼に通常攻撃ブンブンしていれば、狼の攻撃を一方的に当たって赤鬼は何もできない、安全にHPを削りとって倒せる。
高さの調整が甘いと、赤鬼がたまにやる掴みがカス当たりしてカスダメをくらう事もあるが、直撃くらうよりはマシ。回復も余裕で間に合うだろうからそのまま削ってもいいだろう。
赤鬼を連れ回して、あなただけのハメポイントを見つけよう。

  • 扉ハメ
二戦目の赤鬼に有効なハメ
二戦目の赤鬼は名残り墓側の扉を通れない。
扉前でまごついている赤鬼に一発当てる→反応する前に戻る。
これをループさせる事で時間はかかるが安全に倒せる。

謀よ



葦名には、赤鬼と呼ばれる大男がいる

赤目となる、暴れ狂うは何ゆえか

長く捨て牢に囚われいたというが……

~「二の念珠」より~




お達しねぇ…変わっちまったなあ、この項目の追記・修正も…。


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最終更新:2024年05月02日 19:14

*1 一番目は侍大将の「河原田直盛」だがこいつはスルーも可能

*2 炎によるHPダメージが上昇し「炎上」耐性を弱める