ゾンビーアイ

登録日:2022/01/27 (木) 20:46:27
更新日:2022/02/15 Tue 21:31:47
所要時間:約 2 分で読めます




~山脈の洞窟にて~


♪戦闘BGM
プレイヤー「おっ、敵が出てきたぞ!」


ゾンビーアイがあらわれた!




( ゚Д゚)






ゾンビーアイとは、「ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち」で登場するモンスターの一種。


概要

ドラクエシリーズのモンスターには様々なものが存在するが、基本的には鳥山明氏がデザインした可愛らしいものが多い。
しかし、このゾンビーアイは一度見たらまず悪い意味で印象に残る程の強烈な姿をしている。その理由は…



グロい


とにかく


グロいのである


どういう姿かと言われると、青色でぐちゃぐちゃな肉塊に充血した大きな目玉、そしてヨダレを垂らした大きく裂けた口と、はっきり言って非常に気持ちが悪い。

これには多くのプレイヤーが場違いなモンスターだと思ったのは想像に難くないと思われ、それでいてこいつ含めて同種が5種類もいる。*1



初登場作品であるⅦでは「山脈の洞窟」「西の洞窟」「牢獄へ続く洞窟」で出現。
見た目から察した人も多いかもしれないが特技には「なめまわし」を使ってくる。こんな奴になめまわしをされたら気分も害するだろう…

因みに見た目と名前に反して何故かゾンビ系に分類されていない。*2
というか見た目としてはこいつらはドラゴンクエストが世に出る前までのモンスターパニック映画とかでおなじみであった頃のスライムに近い存在であるとも言える(後述のブロブロスの名前の由来のブロブ(Blob)も、人を取り込み消化吸収してしまう人喰いアメーバという恐ろしいスライムの一種である)。
そんなグロテスクな印象が強かったスライムを今や国民的マスコットキャラに仕上げてしまった鳥山明氏の手腕とセンスには、何気に恐ろしいまでに脱帽ものである。

ドロップアイテムは「うつくし草」。何かの皮肉だろうか?

3DS版では仲間にした際の名前に、1匹目は「ビーア」、2匹目は「デカメ」、3匹目は「オッチョ」と付けられる。1匹目の名前は間違いなくそのままの名前から取ったものだと思われる。
2匹目はむしろあの青い混乱バラまき魔がそう名乗るべきだったのだが、未登場故致し方なしか。
そして三つ目は、チャンピオン作品で代表的な怪作ホラーに登場する有名なおちょなんさんあたりが元ネタだろうか?
確かにこいつらは見た目だけでも文句なしにふあんのたねそのものである。これだけは返さなくていいです。


そして、こいつ(あるいはこいつの色違い)をすれ違い石版のボスに据えると、めちゃくちゃデカくなる
どれぐらいかというと、長身のアイラと比較してもなおその1.5倍はあろう高さと、横幅も4人が横一列に並んだパーティの横幅と同じぐらいを誇る圧倒的すぎる大きさ。


色違いたち

  • グロン
上位種。
名前の分かりやすさからか、某笑顔の大百科ではこちらが系統代表種として扱われている。

ピンク色であり、見ようによってはリアルな肉片のようにも見えるので余計に気持ち悪くなっている。

少なくとも、作中の描写を見る限り、ギャオースと同じように、おぞましいおたけびから恐れられてその名が付いたようだがやっぱり「グロい」から取っているのは間違いないようで、とりわけこいつは「グロテスク・ブロブ・モンスター(Grotesque Blob Monster)」、縮めてグロブスター(Grobster)という1962年、アメリカの動物学者・サンダーソン博士によって命名された、主に海岸に漂着する謎の肉塊の総称が元ネタと思われる。

「毒攻撃」、「ルカナン」、「ひゃくれつなめ」を特技としている。
ドロップアイテムは「ヘアバンド」。こいつに捕食された人間の遺品なのか、こいつ自身が元人間の成れの果てなのか、どちらにしてもおぞましいのだがスライム系でなくゾンビ系であることを納得させるに十分な根拠であるグロブスターの正体が何らかの形で体内磁石が狂ったクジラや大型魚などが陸に打ち上げられて死んだ成れの果てと推測されていることを考えると、DQ7の鬱展開の多さから考えて、恐らく後者…とりわけ犠牲になった海女さんのなれの果てである可能性が高い。


  • デスクリーチャー
最上位種。緑色で、下位種たちと比べて余計にゾンビのような色合いなので最も気持ち悪いとしか言いようがないだろう。
「ザキ」、「ひゃくれつなめ」に加え、まさかの「パルプンテ」まで使ってくる厄介な敵。
3DS版では敵がパルプンテを使う事が無くなったことで使用しなくなった。

  • マンイーター
過去のダーマ神殿編のボスモンスター。見た目はゾンビーアイと全く同じで、Ⅱで登場した同名のモンスターとは無関係。
ダーマ神殿の神官長を喰らい尽くし、その後はネリスに化けて主人公達の行く手を阻もうとしたが、流石にネリスの行動他を真似る事が上手くいかなかったが故にカシムに見破られて正体を現し、襲ってくる。
「毒攻撃」や「ベギラマ」、「イオ」、「ルカナン」を使ってくるものの、HP管理を怠らなければ大して苦戦する程の相手ではない。
なお、ゾンビーアイ系のモンスターの中では唯一人語を喋る事が出来る。

  • ブロブロス
オルゴ・デミーラ第4形態が時々肉片を飛ばすという仲間呼びの行動で出現するモンスター。扱いが特殊な為か、モンスター図鑑には載らない。
毒々しい色合いで、目玉が完全に真っ黒で血走っていないがこれはこれで結構気持ち悪い。
「スカラ」、「ルカナン」、「なめまわし」を使用してくるという典型的なサポート系なモンスターであり、同じく出現してくるドゴロクと比べてかなり厄介な方。出てきたら速攻で倒した方が良い。
前述の通り、元ネタは人喰いスライムを扱うB級パニック映画・“マックイーンの絶対の危機”の原題“The Blob”だろうか?

余談だが、相方のドゴロクは実力こそブロブロスと比較してかわいそうなくらい口ほどにもないのだが名前の凝り具合はおそらくドラクエのモンスターのなかでも屈指であり、ドラゴンお六(六道輪廻及び、南無阿弥陀仏が六文字なことから、ごりんじゅうなさった屍の俗称)およびドラゴンゾンビ、つまりDragonZombieもアルファベットでは六文字であることという、実にセンスが光るダブルミーニングから。
本当にスクウェアのスタッフの思考回路の柔軟性には頭が下がるばかりである。

  • ゾンビーミラー
3DS版で新たに登場した「トクベツなモンスター」。シルバー色でギラギラした体色であり、最早ゾンビとは言い難くなっている気がする。全身メタリックなのでグロさは大分抑えめである。
しかし成り立ちが「鏡がゾンビ化した存在」という、どういう原理でそうなったのかがよく分からない存在。
そんなしっちゃかめっちゃかさは文句なしにこの種族仏恥義理のナンバーワンと言ってよく、今までの下位種とは別ベクトルで、説明されても結局正体不明の謎の物体という得体のしれない恐怖で背筋を凍らせてくれる存在である。
…もしかして不法投棄されたホーンテッドミラーあたりが、まだ使えるのに捨てられた恨みで変化した存在とかだろうか?

スライムが人類に代わって繁栄してる世界では、時代の移り変わりに伴って対応せず使用不可能になったホーンテッドミラーがそこらに捨てられたもんで、今頃こいつらが大量発生してそうなモノである。

公式配信石版「まだ見ぬ試練の城」で出現し、「麻痺攻撃」、「ベギラゴン」、「ひゃくれつなめ」を使ってくる。また、名前にミラーと付いているからか戦闘開始時から「マホカンタ」がかかっている為、呪文を使うのは厳禁。マホカンタを解除したところで攻撃呪文は効きにくいが。
ドロップが超命のきのみ、すれちがい石版のボスの報酬で真ふっかつの杖を得られるなど、得られるアイテムが結構おいしい。
後者はこれ以外ではすれちがい石版ボスのれんごくまちょうからしか入手できず、あちらよりは断然簡単。
石版ボスの場合は杖狩りのついでにぬすっと斬りで超命のきのみをワンチャン狙えるドロップ率なので、進んで狩りたいモンスターである。


余談

概要にも書いている通り非常にグロい見た目な為か、現時点では本編作品での出演はⅦが最初で最後となっている。
外伝作品でも出演作品は星ドラと、サービス終了しているモンスターズMobile、モンスターズWantedの3つしかない。

因みに、後のモンスターズシリーズに於いてこいつではないが新たなグロいモンスターが登場した。






追記・修正はゾンビーアイの気持ち悪さに耐えられ、ゾンビーミラーの意味不明さを許せる、あるいは流せる人がお願いします。

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最終更新:2022年02月15日 21:31

*1 3DS版だと更に1匹増えて6種類になってしまった。

*2 3DS版ではようやくゾンビ系に分類された。