登録日:2022/05/03 Tue 01:33:38
更新日:2024/03/31 Sun 00:01:56
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FPS「
Call of Duty」シリーズ第9作目。製作は
前作に続きTreyarch。今作と
Call of Duty:Ghostsのみ
Wii U番が存在。
日本では
スクウェア・エニックスから字幕版と吹き替え版が発売され、吹き替え版は引き続き豪華声優陣がキャストを務めている。
シリーズで初めて近未来が舞台となった他、今までのシリーズには無かった要素が多く追加され、製作陣のシリーズに対する新たな試みが見られる。
しかし結局未来を時系列にする作品は荒れまくったので2017年ごろから辞めることになった。それはそれで、時系列を過去に縛りすぎたSledgeHammer Gamesは2021年のVanguardで炎上することにもなった。
●目次
◆キャンペーン
◇特徴
現代と過去の2つの舞台を交互に進め、親子二代にわたる物語が展開される。
CODシリーズ初のマルチエンドが採用され、ストーリー中に現れる選択肢や任務を達成したか否かなどによって展開が変化する。
エンディングテーマはSkrillexの「Imma Try it Out」。作中の一部シーンでも挿入歌として使用されている。
エンディング後には
AVENGED SEVENFOLDがそのまま本人役で出演し、ライブを行うおまけムービーがある。ここでは本編のキャラクターがメンバーの一員として演奏に参加し、他のキャラたちも観客に紛れ込んでいる。
今作のキャンペーンでは以下3つの要素が追加された。
従来のシリーズと違い、ミッション開始前にマルチプレイと同様に装備をカスタマイズしてからスタートできる。銃火器2つとPERKを3つまで選択して装備する。
銃のカテゴリに関係無く2つの銃火器を選択できるが、同じ銃を2つ持っていく事はできない。
アタッチメントはデフォルトで全ての銃火器に最大3つまで装着可能(アタッチメント装着不可の銃火器を除く)。
現代編では過去と現代の両方の銃火器が使えるが、過去編では過去の銃火器しか使用できない。
やりこみ要素として後述のストライクフォースを含む全ミッションにそれぞれ10個のチャレンジが設定されている。
チャレンジの内容はミッション中に確認できないが、チャレンジをクリアすると画面の端に「キャリアレコード更新」と表記されるので達成できたかどうかわかる。
難易度は簡単なものからキツイものまであり、中にはチャレンジ一覧の文章だけではわかりにくいものもある。
また銃火器の中にはチャレンジを達成しなければ解放されないものがある。
ストーリーと平行して発生するサブミッション。
プレイするかしないかはプレイヤーが選択でき、これをプレイしたか否か・任務を達成したか否かもストーリーの分岐に関わる。
MWシリーズのスペシャルオプスのような短編のミッションで、従来のFPSとして進行する歩兵モードと、歩兵などに指示を出して行動させる司令部モードの二通りのプレイスタイルがある。
といっても歩兵のAIがお粗末すぎて普通にゲームオーバーになることも多いので、大抵FPSモードでプレイヤー1人が頑張ることがほとんど。
◇ストーリー
アレックス・メイソンの息子、デイビッド・メイソンはとある人物を訪ねるため、その人物がいる施設を訪れていた。
その人物はフランク・ウッズ。父アレックスと幾度となく死線を超えてきた戦友である。
ウッズに父の死の真相とそれに関わっていると思われる一人の男について尋ねるデイビッド。ウッズは一つずつ過去について語りだす。
ドラゴヴィッチのノヴァ6による攻撃を未然に防いだアレックス・メイソンは軍を退役し、息子のデイビッドと故郷のアラスカで暮らしていた。
だが平穏な生活を送っていたメイソン親子の元をハドソンが訪れ、ウッズがニカラグアの武器商人に捕らわれたことを告げる。
かつての戦友を見殺しにはできない、とウッズ救出のためメイソンは再び軍に復帰する。
◇登場人物
過去編
前作の主人公で本作でも過去編の主人公を務める。
ウッズの救出を機に軍に復帰し、様々な極秘作戦に身を投じていく。
ケネディ大統領暗殺に関与?空白の5年間?何それ?
前作から引き続き登場するCIAのエージェント。
メイソンにウッズ救出の協力を要請し、彼と再び戦場に立つ。
メイソンの戦友。前作で死亡したと思われていたが、プロローグであっさりと実は生きていたことが明かされた。
でもあの爆発で五体満足はさすがに無理があると思う
彼に救出されて以降はCIAに復帰して任務をこなしていく。
アメリカ勢と共にムジャヒディンに加勢する中国人。
メイソンたちアメリカ人にも友好的な態度で接する。
馬術に長け、中華系の仲間たちを率いている。
中南米のニカラグアを中心に麻薬カルテルを切り盛りする男。
少年時代にアメリカ人の悪党に家を焼かれ、そして先代の麻薬カルテルの指導者だった父親をアメリカ軍に殺された過去がある。
彼がウッズとその部下たちを捕らえたことから全てが始まった。
実在したパナマ軍の司令官。
メネンデスの身柄の確保を目的とするアメリカ軍に協力するが……
こいつが変に話を引っ掻き回すせいで、登場人物にとってもプレイヤーにとっても話がややこしくなる。
現代編
アレックス・メイソンの息子。現代編の主人公を務める。
アレックスと区別するためか作中ではコードネームのセクションと呼ばれることが多い。
JSOC(対テロ部隊)の隊員としてメネンデスとコルディス・ダイに迫る。
また、メネンデスや死んだとされている父アレックスの情報を聞くため、任務の合間にウッズの元を訪ねる。
セクションの相棒。ノリが良い陽気な性格。
ほぼ全てのミッションに同行し、彼と行動を共にする。
セクションの戦友。セクションの任務に同行するが、ハーパーと違って度々別行動を取る。
前作のボウマンに似たポジション。
セクション度々行動を共にする仲間。劇中では常に覆面を付けているので素顔は不明。
ラテン語が少しわかる。
セクションたちが所属するJSOCの司令官。
重要な物資の回収に部下を連れて自ら赴くなど意外と行動派。
コルディス・ダイの一員となってメネンデスの情報をセクションたちに提供するスパイ。
技術者としての能力もあり、ハッカーとしてコンピュータや敵のネットワークへのアクセスや、銃の持ち込みが禁止されている場所に潜入する際の銃火器の加工などを手掛ける。
一部シーンではプレイヤーが操作する。
元タキトゥス社員の凄腕プログラマー。通称 “業”。
その技術力を求めてコルディス・ダイに追われている。
老人の姿で登場。施設で車椅子生活を送っている。
過去の情報を得るために度々彼の元を訪れるセクションに自身の経験を語る。
老人となったメネンデス。現代では世界中に約10億人の信者がいる新興宗教「コルディス・ダイ」の教祖オデュッセウスとなっている。
しかしその実態は多数の戦力を隠し持っているテロ組織同然の私設軍であり、家族を奪ったアメリカ合衆国のみならず多くの先進国までも敵視している。
コルディス・ダイの幹部でメネンデスの右腕。
表向きは人格者で通っているらしいが、本性は残忍なサディスト。
メネンデスの重要な作戦の実行を任されており、ストーリーの分岐次第ではセクションらと度々対峙することになる。
◆マルチプレイ
最初に言っておくと、このゲームのマルチプレイは最高傑作すぎるあまり、このゲームモードだけに本気で熱中し続け、何時間やり続けて廃人になった人が大量に生まれたことは言うまでもない。codシリーズの作品が増えた今でもこの作品のマルチプレイは第七世代ゲーム機のみで発売された最後のcod作品であるため、その後に出た作品との操作性の違いからこのモードだけを集中してプレイする人もいまだ多い。
装備のカスタマイズでは新たにPICK10と呼ばれるシステムが導入された。
武器やPERKなど装備できるものを何でも1つ入れるとカウントが1上昇し、このカウントを10以内に収めるように装備を組まなくてはならない。
当然アタッチメントやグレネード類もカウントされるので、ここのやり繰りにも頭を使う必要がある。
装備品の中にはワイルドカードと呼ばれるものがあり、これを入れると武器に装着できるアタッチメントやPERKの数などを増加させられる。
しかしこのワイルドカード自体もカウントされるため、その分の枠も確保した上で装備しなければ意味がない。
このPICK10によって、プレイスタイルに合わせた独自のカスタマイズができる。
サブ武器とグレネード類をあまり使わない人はそれらを切ってメイン武器に集中するなど自分好みにカスタム、またはPERK全抜きで己の技術のみで戦う武人スタイルや、武器は全て外してPERKだけに集中・銃は現地調達というネタに走るも良し。
オフラインプレイではボットによる敵兵を使った疑似オンラインプレイが可能で、ボットの強さはルーキー~ベテランの四段階で調節できる。ここではルール変更でPICK10の枠を10以上に増やせる。
MW2から登場したPERKのプロ化が今回から廃止され、以降の作品にも復活していない。
前作から引き続き登場。今回は全体的にフィールドが広くなり、仲間と逸れたら合流しにくいなど初心者には厳しい構造になっている。
最大4人ずつのチームに分かれ、どちらのチームがより長く生き延びることができるかを競うグリースモードが追加された。
“TSUIKI SYUSEI”
アニヲタWiki 項目51011
WIKI篭もり//コードネーム:“オマエラ”
ANWT(編集部隊)
20XX年◇◇月▽▽日
“TSUIKI SYUSEI”
アニヲタWiki
“オマエラ”
ANWT
20XX年
- 記事立て乙です。本作のBOTはみょーに人間臭い動きしやがるので面白かった -- 名無しさん (2022-05-03 03:35:05)
- グッドエンド後の最後のライブは色々はっちゃけてて一見の価値あり(メネちんとかキャラ崩壊もいいとこだけどw) -- 名無しさん (2022-05-04 00:07:51)
- 日本が舞台のマルチプレイステージ「MAGMA」は異様に -- 名無しさん (2022-08-26 21:39:42)
- 失礼、現代日本文化に異様に詳しくてビックリした。アレはネイティヴが参加してたとしか思えない。魚市場の黒板の書き文字なんか完璧すぎた。 -- 名無しさん (2022-08-26 21:40:35)
- この頃のCODはニコニコに面白い動画沢山あったなぁ -- 名無しさん (2022-09-11 09:52:01)
- 一応、徒歩オンリーCODはCOD:Ghostが最後なんだけど…アレは、まあ、な。 -- 名無しさん (2024-03-31 00:01:56)
最終更新:2024年03月31日 00:01