Call of Duty:Black Ops

登録日:2011/11/25 Fri 00:51:05
更新日:2023/09/19 Tue 22:55:22
所要時間:約 7 分で読めます





嘘は所詮嘘だ。

奴等がそれを書き記して歴史と呼んだからって、
真実になるわけじゃない。

眼に映るものが信じられない世界に俺達はいる

「実際に起きた事」を知ってるのは一握りの奴だけだ

俺達の知ってた世界は皆───


大嘘だったんだ。



FPS「Call of Duty」シリーズ第7作目。製作は「CoD3」「CoD:WaW」を担当したTreyarch。

日本ではスクウェア・エニックスから字幕版と吹き替え版が発売された。
字幕版(英語音声)ではサム・ワーシントン氏やゲイリー・オールドマン氏、エド・ハリス氏など超豪華な俳優陣が主要人物の声優を務めている。
日本語吹き替え版は、前作「MW2」の翻訳の酷さから出来が不安視されていたが、さすがに反省したのかまともなクオリティに仕上がっている。
こちらも豪華声優陣が吹き替えを担当しており、日本語訳もしっかりしているので、吹き替え版もオススメである。


◆キャンペーンモード


◇特徴

主にキューバ危機ベトナム戦争の時代を舞台にしているが、実際あった戦闘を追体験するものではなく、MWシリーズのようなオリジナル色が強い。
実在の人物を登場させたり、無口&顔無しが定番だった主人公キャラに明確なキャラクター付けを行うなど今までにない試みも多い。
また、Treyarch製の前作「WaW」と世界観を共有しており、「WaW」のキャラや設定が登場する。

エンディングテーマはザ・ローリング・ストーンズの「Sympathy for the devil」とエミネムの「Won't back down」。


◇ストーリー

「ここは?レズノフはどこへ?」

主人公アレックス・メイソンは、気が付くと何者かに拘束されていた。
ガラスの向こうに居る尋問官は彼に問い掛ける。「数字は何を意味するのか」と。
激しい拷問を受けたメイソンは、やがて自らの素性を白状する。
彼はかつてCIAの工作員として数々の極秘任務を行っていた……

ストーリーは尋問されるメイソンの回想という形で進行する。


◇登場人物

本作の主人公。CIAの工作員で、キューバやベトナムなどの様々な戦場で任務を行う。
キューバでの任務の途中、仲間たちを救うために敵の手に落ち、ソ連・ヴォルクタの強制収容所に捕えられてしまう。

CIAの工作員であり、メイソンの戦友。
熟練の強者で、メイソンが所属する部隊のリーダー的存在。

メイソン、ウッズの戦友。
別働隊の指揮など、彼らとは別行動で作戦を行う事が多い。

CIAの情報員で、ヴォルクタから脱走しCIAに復帰したメイソンの担当官。
サングラスの似合うクールなイケメンで、メイソン曰く「氷点下20℃のクールガイ」。
プレイヤーキャラとして彼を操作するミッションもある。

CIAの情報員で、ハドソンの相棒。
ロシアでのスパイ任務中に敵に捕まり、クラフチェンコの拷問によって左目を失う。

前作「WaW」に登場した赤軍兵・レズノフ軍曹その人。
現在はある理由でヴォルクタに収容されている。
メイソンと友人になり、彼と共に囚人達を率いヴォルクタ脱走を計画する。
MW1のプライス大尉のように、彼の回想シーンでは彼を操作することになる。

レズノフの赤軍時代の戦友。前作「WaW」の主人公で、今作での登場に伴い外見設定と台詞が追加された。
独ソ戦においてソ連の勝利に大きく貢献し、英雄と呼ばれるに相応しい人物だったが…

本作のラスボス
ソ連軍の少将で、メイソンやレズノフをヴォルクタに送り込んだ張本人。
ドイツのシュタイナー博士がもたらした化学兵器「ノヴァ6」で西側への攻撃を企てる。

  • レヴ・クラフチェンコ CV.楠大典
ソ連軍の大尉で、ドラゴヴィッチの右腕。粗暴で残忍な性格。
MW1のラスボス・ザカエフに服装や顔立ちが若干似ている。

ナチスドイツの生き残りの科学者で、人間を数秒で死に至らしめる化学兵器「ノヴァ6」の開発者。
第二次世界大戦でドイツの敗戦を確信した際に祖国を裏切り、自身の技術を持ち込んでソ連に寝返った。
現在はドラゴヴィッチらと手を組み、ノヴァ6の研究を続けている。

  • ダニエル・クラーク CV.富田耕生
ノヴァ6の開発に携わった研究員の一人。
現在はノヴァ6が完成し用済みになったため、口封じの為にドラゴヴィッチから狙われている。

  • ジョン・F・ケネディ CV.こぶしのぶゆき
第35代アメリカ合衆国大統領。実在の人物その1。
ペンタゴンにてメイソンにドラゴヴィッチの抹殺を依頼する。

  • ロバート・マクナマラ CV.ふくまつ進紗
アメリカ合衆国国防長官。実在の人物その2。
メイソンとハドソンをケネディの待つペンタゴン最深部へ案内する。

  • フィデル・カストロ CV.石川ひろあき
キューバ革命の指導者として知られる。実在の人物その3。
メイソンらCIAの工作員に暗殺されたかに思われていたが実は影武者で、ドラゴヴィッチと結託していた。
登場した実在の人物の中で唯一存命の人物で、さらに今作では彼の暗殺任務が描かれる事から、キューバにて批判の声が挙がった。



◆マルチプレイ

目玉システムの一つがトレーニングモード。
BOTを相手に戦うことができるようになった。これにより実際にオンライン上で他のプレイヤーとバトルする前の練習や、新しく作ったカスタムの試運転などが可能になった。
本作のBOTは戦術らしきものをほとんど持たない超反応超エイムだけが武器の存在だが、それでも初心者がマルチに挑む練習台として無に勝ること遥かだった。

本作特有かつ後のシリーズに受け継がれなかったシステムとして、CODポイントと呼ばれる資金のようなポイントシステムがあり、それによって武器やPerk、キルストリーク等を購入する。
現在でいうミッション購入型のシステムがあり、有料でミッションを契約してそれを達成する事でCODポイントを獲得できる。
このシステムのため、シリーズおなじみのプレステージを行うと戦力低下がかなり重かった。
CODポイントを賭けて戦うモードも用意されている。全てフリー・フォー・オール(自分以外全部敵)ルールで、武器に制限のかかった特殊な環境で他のプレイヤーを殺して生き残らねばならない。

シリーズ中でもプロPERKの解放が複雑難解で、これには不評の声が多い。
プロ化させる条件が3つに増えたことでかなり面倒くさくなり、PERKによっては運ゲーレベルのひどいものもある。
ハードラインプロ解放条件のひとつ「支援物資箱を味方に開けてもらう×10」なんか完全に他人次第だし…
更に条件を全て満たしてもポイントを支払わなければプロ化できないなど、道のりが無駄に長くなっている。
その分プロPERKの効力も強力で、プレステージを進めるのを悩ませる。

武器の性能にバリエーションが少なく、攻撃力・射程など数パターンの組み合わせしかない。
その分突出して強い銃器というものが現れなかったのは良かった点ではあるが。

PERK1「ゴースト」とサプレッサーアタッチメントを組み合わせ、偵察機の索敵と銃声による探知をかわす「ゴーサプ」カスタムが厨房装備として嫌悪の的になった。



ゾンビモード


前作「WaW」に引き続き登場。無限に湧いてくるゾンビと戦い、スコアやラウンド数を競う。
DLCで追加されたマップもあり、ロケットを打ち上げる宇宙基地から古代遺跡、月面基地など豊富なフィールドでゾンビと戦える。
キャンペーンモードのエンディング後にいきなり始まるこのモードの一つ「Five」のストーリーに驚愕したプレイヤーも多い。ビバ☆革命!
他のマップのテーマソングは「Call of the dead」を除きエレナ・ジーグマン氏が担当しているが、この「Five」ではエミネム氏が担当している*1



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追記修正お願いします 作戦地:アニヲタwiki

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〇〇00時 20XX年□□月△△日



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最終更新:2023年09月19日 22:55

*1 ちなみにCall of the deadのテーマソングを担当しているのはAVENGED SEVENFOLD