CALL OF DUTYシリーズ

登録日:2010/03/26(金) 21:47:15
更新日:2021/04/24 Sat 00:50:04
所要時間:約 10 分で読めます




CALL OF DUTYはアメリカのActivision社が発売しているFPSシリーズ。「COD」と略される。*1製作は作品につき変わる。

最初は第2次世界大戦を背景に連合軍の一兵士になり進めていくものが多かったが、近年では現代を舞台にしたシリーズや近未来を舞台にしたものも製作されている。
EA社の出しているメダル・オブ・オナー(MOH)は1人で大軍を倒していくヒーローものに近く、CODはあくまで一兵士としての視点なので、うかつに攻撃の前に出たりするとすぐ倒されてしまう。
さすがにゲームなので1発とかでは死なないが、よりリアルを求め最高難易度が本来のCODという人もいる。

特に他のFPSと違うのは演出面であり、スクリプトを使用した待ち伏せやタイミングのいい攻撃など映画さながらのシーンを体験できる。
他に兵士の演出も凝っており、その時に合わせた行動や待機中の人間臭いしぐさなども定評がある。
FPSはグラフィック処理が大変なゲームだが、そこそこの低スペックでも動くのも良い所である。
シリーズの大半は複数の主人公がおり、多方面からの戦闘を体験することになる。また「戦争に放り込まれた、一人の名もなき兵士」という演出のため、基本的にプレイヤーキャラは顔が映らず台詞も喋らない。
しかし近年のシリーズでは、プレイヤーキャラが一人で固定されて明確な「主人公」として描かれている作品や、プレイヤーキャラの顔が映り、台詞もガッツリ喋るという作品も増えている。
CoD2からはゲージ制から攻撃を受けても死ななければ回復するシールド制に変更された。


シリーズは多いので簡単に解説

  • CALL OF DUTY
機種はPC 製作はInfinity Ward
記念すべき第1作で2004年のゲームオブザイヤーに輝く名作。
今後からお世話になる米軍、英軍、ソ連軍の連合軍。
そして毎度おなじみの万年大尉プライスも登場。
音楽は2009年にアカデミー賞を受賞したマイケル・ジアッチーノ。



  • CALL OF DUTY:United Offensive
制作はGray Matter Interactiveが担当
初代の拡張パック。
今回のキャラには3でも登場する事になる。
初代より演出面など進化したところも多い。
音楽は引き続きジアッチーノ。



  • CALL OF DUTY:Finest Hour
機種はPS2 製作はSpark Unlimited
グラフィックはなかなかでAIやキャラの仕草も上々で良作。
難易度はそこそこ高く、いまいち知名度がない。
今作も音楽はジアッチーノ。



  • CALL OF DUTY 2
機種はPC、Xbox360 製作はInfinity Ward
前述の通り体力がゲージからシールド制に変更された。
他には今でも見られるBCSという敵味方が逐一その状況をしゃべり、雰囲気作りやプレイヤーの手助けに一役買ってる(簡単な英語も分からない人は意味ないかも)。
今までは味方がやられても一定人数しか湧かなかったが、2は味方の数を無限に。
そして我らのプライス大尉が今作も登場。
音楽は数多くの映画音楽を手掛けたグレーム・レヴェール。



  • CALL OF DUTY 2:Big Red One
機種はPS2 製作はTreyarch
今作は珍しく米軍だけで第1歩兵師団(ビッグレッドワン)で通していくことになる 。
ファイネストアワーよりグラフィックが汚いのが欠点。
2と同じくグレーム・レヴェール。



  • CALL OF DUTY 3
機種はPS3、Xbox360,日本はないがWii 製作はTreyarch
グラフィックと音楽はいいが、ムービーが飛ばせなかったりバグが多かった。
今作はフランス・ファレーズ戦なのでポーランド軍とカナダ軍が登場。
音楽はジョエル・ゴールドスミス。



機種はPC PS3 Xbox360 内容が別物のDS 製作Infinity Ward
CODシリーズをまたもや不動にした名作 数多くのゲーム賞を受賞やノミネートされた。
今作は今までと違い、現代戦に背景を映した。
Infinity Wardらしく細かい点にも目を配り、特に本当に映画らしい演出が人気を決定付けた。これらのことから売り上げも全世界で1000万本以上出荷され、2007年最も売れたゲームとなった。
今作のキャンペーンの難易度ベテランはシリーズ最高難易度との呼び声も高い。

音楽はMGSでも活躍したハリー・グレッグソン・ウィリアムズ
そしてプライス大尉も抜かりなく登場 Infinity Wardによると今作のプライスは「転生」した姿らしい。



  • CALL OF DUTY:Roads to Victory(日本未発売)
PSPで登場。



  • CALL OF DUTY:World at War(日本未発売)
PC Xbox360 PS3 中身は別物でDS 製作はTreyarch
原点回帰として舞台を再び第二次世界大戦時に戻し、プレイヤーはソ連軍と米軍海兵隊になる。
日本で発売されない理由は今まで以上にグロテスク表現*2が多い所と舞台に太平洋戦争がある、つまり日本兵が敵として出てくる為であると推測される。多分この先も日本での発売は無いだろう。
ちなみにドイツでは発売禁止となっている。
グラフィックは4より向上しており、ゲームエンジンは4と同じなのでキャラの動きもなかなかで総じて高評価。
だが、AIがおバカさんのせいで戦闘に多少だが微妙なところがある。
さらに難易度も高い。
音楽はショーン・マーレイ



  • CALL OF DUTY:World at War Final Fronts(日本未発売)
機種はPS2 World at WarのPS2版で少し内容も変わり、英軍編を追加している。



機種はPC PS3 Xbox360 PS4(リマスター版) 製作Infinity Ward
今作は4の直接な続編で、多彩な最新兵器が登場しており、今作も演出に力を注いでいる。
これといった悪い所は無く、同社のクオリティを見せつけている。
だが、日本版には吹き替え「のみ」しかできない点があり、変更できない点で大量キャンセルが相次いだ。
前作でも字幕が酷い箇所はあったが、今作はかなり酷く、酷評されている。
音楽は有名な作曲家ハンス・ジマー

2020年にキャンペーン単品のリマスター版が発売。正統派なリマスターでそれなりに評価は高い。日本語の誤訳も改善されている。皆無にはなっていないが
また、発売からそう立たないうちにPS plusの無料プレイとして配布されるという珍事が起きた。



  • CALL OF DUTY:Modern Warfare: Mobilized(日本未発売)
機種はDS 開発元はn-space
MW2のDS版だが、中身がだいぶ違う。



  • CALL OF DUTY:Modern Warfare Reflex(日本未発売)
機種Wii 開発元はTreyarch
MW2の移植版。



機種PC/360/PS3 開発元はTreyarch
WaWと世界観を共有した作品で、冷戦やベトナム戦争の時代に歴史の裏で活動していた特殊部隊の活躍を描く。緻密な伏線が張られたキャンペーンの評価は良好。
MW2の反省を活かして、日本語版は字幕版と吹き替え版の二種類を販売するようになった。吹き替え声優も豪華。



機種はPC PS3 Xbox360 PS4、製作はInfinity Ward。
MW2の続編で、引き続きスペシャルオプスなどのサブゲームも充実している。日本語吹き替え版は吹き替え声優も豪華だが、字幕版の字幕がそのまま使用されているので、言っていることと書いてあることが全然違うなどの不具合も。



  • Call of Duty:Black Ops Declassified
機種VITA 開発元はnStigate Games
携帯機向けに開発された外伝作品。NPCの不安定な挙動が目立つ。



  • Call of Duty:Black Ops 2
機種PC/360/PS3/WiiU 開発元はTreyarch
以降のBOシリーズの近未来路線を決定づけた作品。キャンペーンでは初のマルチエンドが採用されており、プレイヤーの選択によってストーリーの展開などが変化する。
しかしストーリー自体は唐突な展開が多い・謎が放置されたまま終了*3など、他のシリーズと比べると質が低く賛否両論。
マルチプレイでは10ポイントのうちで装備を組む10Perkシステムなど戦略的要素が増えた。



  • Call of Duty:Ghosts
機種はPS3、Xbox360、Wii U、Xbox ONE、PCで開発はInfinity Ward。
キャンペーンでは「アメリカ合衆国」と南米諸国が結託した「連邦軍」の対立という"現代の南北戦争"を描く。
マルチプレイでは新たに「スクワッド」という概念が生まれ、キャラクターの見た目をカスタマイズするなど自分だけの部隊を作れる。
このスクワッドを戦わせるモードや未知のエイリアンとのサバイバルバトルなどのサブゲームが追加された。



  • Call of Duty:Advanced Warfare
機種PC/ONE/PS3/PS4/360 開発はInfinity Ward
BO2よりも未来の世界が舞台で、光学迷彩や二足歩行ロボなども登場し近未来感もパワーアップ。
Exoという外骨格を纏った兵士たちが撃って跳ねての立体戦闘をするなど、今までとは全く違ったゲーム性となっている。
初めてキャンペーンの主人公が一人で固定された作品。MW三部作のオマージュが所々にみられる。



  • Call of Duty:Black Ops 3
機種PC/One/PS4/360/PS3 開発元はTreyarch
キャンペーンは初の協力プレイが可能になった。マルチではBO2の10Perkシステムが引き続き投入された上に兵科にあたるスペシャリストが導入され、さらに戦略的要素が増えた。
一方でスポーツ系FPSな路線が強くなり初心者には優しくないマルチとなっている。



  • Call of Duty:Infinite Warfare
機種PC/One/PS4 開発はInfinity Ward
多くのFPSで近未来が流行り、FPSプレイヤーたちの間にマンネリムードが出ていたところでCoDが出した答えは超未来。
キャンペーンでは人類が宇宙に進出した時代を舞台に、太陽系を巡る戦いを描く。新たにサブストーリーのようなミッションも追加されるなど、新たな試みがみられる。




  • Call of Duty:WWⅡ
機種PC/One/PS4 開発はSledgehammer Games
二度目の原点回帰として久しぶりに第二次世界大戦が舞台となった。
初代と同様に体力制となり、体力を回復させるには仲間からもらった医療キットを使用しなければならない。その他にも部隊の仲間から弾薬やアイテムをもらう、仲間に指示を出してアシストしてもらうなど、「味方と協力している感」をより感じるような仕様となっている。



  • Call of Duty:Black Ops 4
機種PC/One/PS4 開発元はTreyarch
なんとキャンペーンが廃止され、完全にマルチプレイ向け作品に。
流行りのバトルロイヤルモードも追加されたが、HPが多めでやっぱり初心者には優しくない。



  • Call of Duty:Modern Warfare
機種PC/One/PS4/PS5 製作Infinity Ward
MWシリーズのリブート作品。
実銃が元ネタの武器が多数登場する他、ガンスミスによって装着できるアタッチメントが非常に豊富で派生銃の再現など自由度の高いカスタムが可能。
一方で体力や機動性がリアル寄りになったことで、待ち有利気味となったゲームバランスは賛否が別れるところ。
その他、バトルロイヤルモードであるWARZONEが実装。こちらはバトロワ単品版が無料で配布されており、既存のバトロワのいいとこ取りなシステムもあってかなりの人気。



機種iOS/Android 制作Timi Studios
スマートフォン向けのアプリで基本無料。
BOシリーズを中心に様々な作品の要素を取り入れた作品となっており、スマホゲーながらお馴染みのモードの数々もきちんと実装されている。



  • Call of Duty:Black Ops Cold War
機種PC/Series X/PS4/PS5 開発元はTreyarch
冷戦時代がテーマで、キャンペーンの時系列は1と2の中間に位置する。
MWのものをベースとしたエンジンを使用しておりシステムも非常に似ているが、一方で戦闘の根底部分はBOシリーズの要素が色濃く残っている。
シリーズ初の試みとしてMWとはプレイヤーランクが共有となっており、さらに続投されたバトロワモードWARZONEではお互いの武器を使えるようになっている。





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最終更新:2021年04月24日 00:50

*1 日本語ではコールオブデューティだったりコールオブディーティーだったりする。

*2 銃撃や爆発によって人間の腕や脚や頭が当たり前のように吹き飛ぶ、過激な拷問シーンや無抵抗の敵兵を処刑するシーンが複数回あるなど

*3 前作BOのようなプレイヤーの想像が膨らむような謎ではなく、明らかに説明不足・放置された要素といった感じ