魚住純

登録日:2024/02/18 Sun 13:47:48
更新日:2024/02/24 Sat 23:29:49
所要時間:約6分で読めます





ウチには点をとれる奴がいる

オレが30点も40点も入れる必要は無い 

オレはチームの主役じゃなくていい



魚住(うおずみ) (じゅん)とはバスケットボール漫画の金字塔『スラムダンク』の登場人物。
CV:岸野幸正

【概要】


陵南高校3年生でバスケ部キャプテン。
通称は『ビッグ・ジュン』で桜木が付けたあだ名は「ボス猿」
ポジションはセンター(C)を担当。背番号15(1年)→4(2年)→4。
身長202cm(1年時は199cm)、体重90kgという作中でもトップクラスの巨漢。

入学時から県で一番デカい中学生として注目され、魚住が入部した時から田岡監督はリクルートに力を入れ始めたが、が多く続いた

当初は体力がなく練習中も先輩達の足を引っ張り田岡からも度々叱責される有様で、「ただでかいだけ」と陰口を叩かれていた。
そんな境遇に心が折れ、涙ながらに「自分はただでかいだけ」と自ら卑下してバスケ部を辞める事を訴える。
それを聞いた田岡が投げかけた言葉は...



「でかいだけ?結構じゃないか。体力や技術はつけさす事は出来る。だが...」

「お前をでかくしてやる事はできない。俺がどんな名コーチでもな」

「立派な才能だよ」

そして、魚住が3年になった時にこそ陵南の初の全国進出という田岡の夢と、そのために期待をかけていることを告げられ自信とやる気を取り戻す。
この時の田岡のセリフで彼のファンになった読者も多いのではなかろうか。

その後は厳しい練習により体力と技術を身に付け試合でも注目される存在となる…が、そこに湘北赤木が立ちはだかる。
魚住に迫る体格を持つ赤木はチームメイトに恵まれず試合には勝てないながらも魚住を圧倒するプレイを見せ、以後この2人のライバル関係が続くこととなる。

【選手としての特徴】


見た目通り、ゴール下での威圧感とブロックは強烈。
高校生どころか日本人離れしたその長身はそれだけで唯一無二の武器となっており、リバウンドやダンクシュートのような高さを生かしたプレーで存分に強みを発揮する。
しかし、彼を育てた田岡の目から見ても総合的に赤木よりやや劣る所があるようだ。
赤木の天性であるゴール下での得点感覚が魚住にはなく、1on1でやり合う時も赤木が怪我の影響を気にしている場面等一部を除き魚住の方が押されていることが多い。
キャプテンとしての素質の面でも、決してチーム内での求心力が無いわけではないが「本当は自分よりも仙道の方が向いている」と認めている通り、本来は他のチームメイトを諌める立場にもかかわらずカッカしやすい性格のため、肝心な時に冷静さを失い後述する敗因にも繋がっている。
またフリースローを極端に苦手にしており、作中でエアーボール(リングやボードにかすりもしないこと)を見せたのは桜木と魚住だけである。
こうした欠点こそあるものの、やはりそのパワーと体格は別格であり、赤木、翔陽の花形、海南の高砂らと共に県内最高峰のセンターとして名前を挙げられている。*1

【本編での活躍】


湘北との練習試合では仙道の活躍もあり勝利するが、ライバルの赤木に30点も取られてしまう。

県予選の決勝リーグでは最初に武里に当たるも所詮かませ犬なので問題なく圧勝。

海南戦ではここでも仙道がと互角に渡り合えたこともあり序盤は陵南が優勢だが、自身が清田にダンクを決められた辺りからも流れが変わり始める。
ここまではまだ良かったが、3ファウルになった時に牧のターゲットにされ高砂が審判に誤認させる形で魚住から4つ目のファウルを奪取。
そしてこの時、身に覚えのないファウルを取られた魚住が必死に審判に抗議したことでテクニカルファウルとなり、『5ファウルで退場』となってしまい、魚住は退場してしまう。
この後も陵南は仙道を中心に必死に追い上げるものの唯一の逆転策は寸前で牧に看破され、魚住のいないまま延長戦に入った時点で陵南の敗北は事実上確定していた。
心情的には同情できるところはあるが、直後に赤木が指摘する通り魚住のこの行動がチームの敗北を決定づけ、ひいては全国行きを逃す致命傷となってしまった*2。またこのことは次の湘北戦で「あっちの2メートル(魚住)みたいになるぞ(=審判と揉めてファウルをもらいたいか)」と桜木に忠告した流川のセリフに乗る形で5試合連続退場の経験がある桜木にまで『バカ』呼ばわりされてしまう*3

そして湘北との最終戦、魚住はまたしてもファウルトラブルに陥ってしまい桜木のシュートを無理に止めようとしたことで4ファウルを取られベンチに下げられてしまう。
結局、控えの菅平がまるで赤木の相手にならなかったため*4予定より早くコートに戻ることになるが、逆境の中でかつてないほど集中力の高まった魚住はプレイが冴え始める。
1on1では赤木に敵わないまでも他の選手たちを活かすプレイを見せ始め、牧からも賞賛される精度のフェイクで赤木を翻弄する場面もあった。

しかし点差を逆転するには至らず最後の1on1でも赤木に敗れ陵南は敗北、魚住ら3年は自分達が果たせなかった全国行きを後輩達に託すことになった。
試合終了後、しのぎを削ってきた赤木と握手をし、互いに感極まって涙を流しながら抱擁を交わした。
冬の選抜まで魚住が残ることへの期待は当然あったものの、魚住は親と18歳になったら家業の料理店を継ぐため板前としての修業を始める約束をしていた*5ため、県予選敗退をもって部活からは引退。

だが山王戦では湘北の応援に現れ*6河田に圧倒され自分を見失っていた赤木の目を覚まさせるファインプレーを見せる。
それはかつて自力では赤木に敵わなかった魚住と同じ境地に赤木もまた辿り着いた瞬間だった。
だがこの時、コート内に侵入した上に「引き立て役」の象徴である刺身のつまとなる大根の桂剥きのために取り出した包丁がどう見ても通報モノだという盛大なツッコミどころもある
劇場版ではさすがに無茶すぎることや尺の都合もあってかカットされたが、観客席には魚住の姿がある。

旧アニメ版では湘北戦後にバスケとは完全に縁を切るも、『赤木との決着を付ける』との想いから引退を保留し、全国に行く前に行う陵南・翔陽の混成チームとの練習試合に魚住も参加することを決意する。
キャプテンの責務から解放されたことで地区予選での鬱屈を晴らすほどの活躍を見せるなど、原作とは違った形で救済された恵まれたキャラクターであった。

【余談】


赤木以上のものすごい老け顔と巨体ゆえ、山王戦では乱入してきた彼を見た河田に『赤木の父親か……?』と間違えられるシーンがある*7この漫画の3年生はこの2人といいどうしてこうも老け顔揃いなんだろうか?




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最終更新:2024年02月24日 23:29

*1 これ以外に登場したセンターというとほぼモブの三浦台の川崎、劇場版での登場のみで原作ではダイジェストにされた津久武の南郷くらいだが

*2 ただ湘北戦で4ファウルとなった魚住が覚醒したのは「自身もチームも後がない(負けたら終わりの最終戦)」からこそらしいので、ここでテクニカルファウルを取られなくても同じように良いプレイができたかは不明

*3 ちなみに流川と桜木はその場面を見ていない

*4 まだ1年な上に身長差も大きいので仕方ない所もあるが

*5 板前は魚住自身の夢でもある

*6 なお湘北側の応援席のど真ん中に立って赤木への失望のセリフを呟くまで晴子たちは最初誰もすぐ隣にいた魚住の存在に気づかず、タイムアウトで戻ってきた赤木たちも気づいていなかった。

*7 観客側からも「父兄か!?」という声もあった。