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更新日:2024/08/05 Mon 22:39:37
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湘北 高校とは、
バスケ漫画の金字塔『
スラムダンク』に登場する架空の高校。
主人公・
桜木花道をはじめとする多くの主要人物が通っている高校。
ちなみに湘北という名前の学校自体は存在するのだが、高校ではなく短期大学。
【概要】
所在地は
神奈川県で具体的に神奈川のどこにあるのかは明言されていないが、描写を見る限り
神奈川県南部の鎌倉・藤沢・茅ヶ崎当たりが妥当だと考えるファンが多い。
ただ湘南に対する湘北の場合、該当する地域は大和市や厚木市辺りが該当するのでなんとも…。
おそらく県立高校で
ゴリに持ち上げられて投げ飛ばされた西川君曰く、『
何のとりえもないフツーの高校生が集まる学校』らしいが、高度な英文を流暢に訳して教師からも感心されるゴリと、
赤点7つも取る桜木や勉強には一切無関心で、授業中はほぼ睡眠に充てている
流川楓が『
近いから』という理由だけで入学出来るなど、学業成績優秀なゴリと、学業はからっきしなのが明確な桜木&流川が同学校所属である事に違和感を覚える読者もおり、高校の偏差値的にはどの程度なのか議論するスラダンファンもいる模様。男女共学で、流川が10組所属のあたり、マンモス校の可能性が高い。
【湘北高校バスケットボール部】
部員数は公式戦開始時点で12人で、監督は『
ケンタッキーおじさん』こと
安西先生。
ちなみにこの
安西先生。見た目は肥満体系の普通の壮年男性だが、アマチュアバスケ界では重鎮で一目置かれている人物なのである。それ程の人物が何故、12人しかいない普通の県立高校のバスケ部監督に就任したのかも謎の一つである。
毎年1回戦敗退がデフォのチームだったが、主将
赤木剛憲が3年になり、スーパールーキー
流川楓、かつての中学MVP
三井寿、入院していた実力者であるPGの
宮城リョータ、そして技術はド素人だが才能の原石とも言える主人公
桜木花道など素質あるタレントが、次々と加入&復帰した事で、徐々に戦力が整っていき、選手層こそ薄いがスタメンのメンバーの実力は他の強豪校のスタメンにも引けを取らないレベルまで進化していく。ユニフォームは
赤色。試合によって白地に赤の差し色の物も着用する。
デザインの元となっているのはシカゴ・ブルズと思われる。
基本スタイルはオフェンスはラン&ガンで、ディフェンスはマンツーマン。主要メンバーと主要メンバー以外の部員との実力差が大きすぎるのが課題で、選手層が薄い。それゆえ主要メンバーが一人でも抜けると強豪校相手だと途端に苦しくなるのが大きな弱点。選手層の薄さはIHの結果も左右し、山王戦で主力が消耗した状態で臨んだ愛和学院戦で大差で敗退することとなった。
バスケ部員の学力はスタメンの
4馬鹿を除けば、皆成績優秀らしい。
【メンバー】
◆主要メンバー
CV:
草尾毅/
木村昴
言わずと知れた、
赤いリーゼント頭の主人公(後に
赤坊主頭に)。湘北高校1年7組。背番号は『10』。
ポジションはパワーフォワード(PF)やセンター(C)を担当。身長189,2cm・体重83㎏。
お調子者の不良であり、高校で出会ったゴリの妹である
晴子に一目惚れし、近づくためだけにバスケ部に入った。
しかし少しずつバスケの楽しさに目覚めのめり込んでいき、持ち前の身体能力と根性で屈指のリバウンダーになる。
強い相手にぶつかることでその才能を開花させていく素質の持ち主。そのポテンシャルの高さはバスケ未経験からたった数ヶ月で非レギュラー部員を牛蒡抜きし、スタメンを奪った事が何よりの証拠である。試合の中で急成長していく姿は、敵チームの選手はおろか監督、それどころか
安西先生すらも戦慄するほど。
一方でそんなに強くない相手をぶつけられると完全に調子が狂ってしまう。作中では最後まで『
シロート』であり、しかしそれゆえに常識にとらわれない底の知れないところを持っていた。
詳細は該当項目を参照。
CV:
緑川光/神尾晋一郎
本作のもう一人の主人公と言うべき、花道にとっての(恋とバスケの)
ライバル。湘北高校1年10組。背番号は『11』。一年生ながら『オフェンスの鬼』と呼ばれチームのエースである。
ポジションはスモールフォワード(SF)を担当。身長187cm・体重75㎏。
クールな
イケメン枠だが、根っこは非常に熱い負けず嫌いな男で売られた喧嘩は買うタイプ。
一年生ながらスーパープレーを連発するスタープレイヤーで、セルフィッシュ(ワンマンプレーヤー)なのが弱点だと言われつつも、それがどうしたと言わんばかりのスーパープレーで周囲を黙らせていくのが彼のスタイル。
晴子をはじめ、女子生徒の憧れの的。しかし、本人はバスケ一筋。マネージャーの彩子は中学時代の先輩であり、今でも彼女には頭が上がらない。
見た目はクールだが、非常に寝坊助で趣味は『
寝る事』とバスケ以外に関心を示さず、授業中でも常に寝ており、起こしにきた教師を『
何人たりとも俺の眠りを妨げる奴は許さん』と殴りかかるなど、かなりの問題児。その為、顔は賢そうなのにもかかわらず成績も悪く
れっきとした追試組の一人。
詳細は該当項目を参照。
CV:
梁田清之/
三宅健太
バスケ部キャプテン(主将)で、湘北にとって替えの利かない存在で大黒柱。湘北高校3年6組。背番号は『4』。
ポジションはセンター(C)を担当。身長197cm・体重93㎏。
陵南の主将魚住とはライバル関係。
バスケに対しては真剣に打ち込んでいるが故に厳格な男で、湘北バスケ部の鞭担当。
身長2m近い巨体を持つ通称・
ゴリ。不良もビビる迫力を持つ
老け顔の男。
見た目通りの頑固な人物で誰よりもバスケへの熱意は強いが、その熱意ゆえにチームメイトとの温度差が生じてしまい、実力のあるチームメイトにも恵まれずに苦汁を嘗めていた。
3年生になってようやく彼の人並み外れた熱意と技術についてこれるチームメイトを4人も得て、全国制覇の夢へと突き進む。
ゴリラ顔の見た目に似合わず学業の成績も非常に優秀で、英語の授業で教師に指名された際に高度な英文をいとも簡単に流暢に訳し、教師やクラスメートからも感心されていた。その学業の優秀さに驚いたバスケ部員に対して木暮が『
(ああ見えて)頭いいんだぞあいつは』とフォローした一面がある。
その後学業不振で追試を受ける羽目になったレギュラー4馬鹿(と柔道部の青田)に追試対策の合宿を開いたりと、キャプテンであると同時に面倒見のいいリーダーとしても活躍する。
詳細は該当項目を参照。
CV:塩屋翼/仲村宗悟
小柄な体格だが、県内屈指のスピードと技術を持つ
沖縄県出身の選手。湘北高校2年1組。背番号は『7』。
ポジションはポイントガード(PG)を担当。身長168cm・体重59㎏。
バスケットマンとしては恵まれてない身長だが、それを軽くカバーできるドリブルスキルの持ち主であり、読者が忘れたころにぬるりと放たれるフェイントや、偶然を味方につけて相手の精神に揺さぶりをかける小技にも長ける。
リーダーシップもあり、山王戦ではチームメイトを叱責する場面があるのだが、一方で挑発に非常に弱く、豊玉戦ではラフプレーとトラッシュトークで冷静さを欠く描写がある。
赤木、木暮の引退後は新キャプテンを任されるも、三井が居続けるせいで煙たがっている。
マネージャーの彩子に惚れている為、彼女を傷つける者に対しては一切容赦しない。
同じように晴子に惚れた花道と意気投合した。
詳細は該当項目を参照。
CV:
置鮎龍太郎/笠間淳
かつて中学MVPを獲得した程の名選手であったが、とある事情の為、バスケ部を退部し落ちぶれて不良になってしまった男。
湘北高校3年3組。背番号は『14』。ポジションはシューティングガード(SG)を担当。身長183cm・体重70㎏
紆余曲折あってバスケ部をぶっ潰そうと襲撃し、一時はバスケ部崩壊の危機を招いたが、恩師である安西先生を前に作中一有名なな台詞『
安西先生…バスケがしたいです…』と泣き崩れ部に復帰。監督の安西に対しては多大な恩義と全幅の信頼を置いている。
以降は湘北の
飛び道具として八面六臂の大活躍を見せる。
2年という長すぎるブランクゆえにスタミナに難があるが、3Pシュートには絶対の自信を持っており、技術面ではそのブランクを全く感じさせないプレイが可能。スタミナ切れ状態になっても
ゾンビのように復活し、3Pを決める姿に印象を持つ読者も多く、その人間臭さが読者はおろか作者からも一番好きだと評される人気キャラクター。
詳細は該当項目を参照。
CV:
田中秀幸/岩崎諒太
湘北高校副キャプテン(副主将)で、読者や桜木軍団からは『
メガネ君』の愛称で呼ばれる事が多い。
湘北高校3年6組で赤木と同じクラス。背番号は5。身長178cm・体重62㎏で、湘北高校バスケ部の飴担当。
ポジジョンはシューティングガード(SG)とスモールフォワード(SF)を兼任。
メガネが本体のような扱いだが、取ると結構な男前で
イケメンでもある。
中学からの赤木のチームメイトで、全国制覇の夢を信じ続けている。
赤木とは対照的に温和で常識的。赤木の厳しい指導の後に木暮が優しくフォローに入る光景は湘北名物『飴とムチ』(彩子談)である。
学業成績は優秀なようだが、
意外にも赤木に劣る様子。
当初はレギュラーだったが、リョータや三井の復帰と桜木の上達によりスタメンが固まって物語中盤以降は途中交代要員に。
天才的な素質を持つスタメン5人に比べれば地味で素質や身体能力は劣るかもしれないが、実力は決して侮れず、地味だが湘北にとっては欠かせない戦力で、時には大殊勲を上げる事もあるシックスマン。
彼と赤木が引退してしまった後、バスケ部の実力は以前より大幅に落ちたと思われる。
ちなみに「おい、切符買っとけよ」は彼ではなくリョータのセリフである。
詳細は該当項目を参照。
◆監督・マネージャー・顧問
CV:西村知道/宝亀克寿
湘北高校バスケ部監督で、非常に穏やかな人物。
某ファーストフードの看板キャラのような風貌の肥満体系の壮年男性。
桜木が『
オヤジ』と呼んでふくよかな二重顎をタプタプしても気にしないが、かつては非常にスパルタンで『
白髪鬼(ホワイトヘアードデビル)』と恐れられていた。
今の体形からはとても考えられないが、かつては全日本代表選手でもあり、その体系とは裏腹にシュート技術は全く衰えておらず、桜木を啞然とさせた。
そんな彼の信条は『
あきらめたらそこで試合終了』。三井と宮城は彼を慕い湘北に入学しており、荒れていた三井を救ったのも彼の存在であった。その為、三井からは絶大な尊敬と信頼を置かれている。
他校の監督からは勝負師として知られており、かつての姿を知る者は今でも頭が上がらない。
現在の白髪仏(ホワイトヘアードブッダ)の人柄を作り上げた背景には、ある
苦い過去が関係しており…。
詳細は該当項目を参照。
CV:原えり子/
瀬戸麻沙美
バスケ部の女子マネージャーを務める、湘北高校2年1組でリョータと同じクラス。
厚い唇とソバージュヘアが特徴的な姉御肌。桜木や流川が頭が上がらない数少ない人物であり、彼をハリセンでしばきながら基礎トレを叩きこむ。
リョータに惚れられており、普段は彼のアプローチをすげなくあしらっているが、内心は憎からず思っている様子。
流川とは富ケ丘中の先輩後輩の間柄。学業成績は優秀であり、湘北バスケ部優等生軍団の一員。
苗字は最後まで明かされずフルネームは不明。
湘北高校バスケ部顧問。
安西先生不在の陵南戦や静岡合宿では引率している。
バスケに関しては素人の可能性が高い。
◆その他のバスケ部員
CV:
小野坂昌也/阿座上洋平
2年生のポイントガード(PG)で背番号は『6』、身長164cmで、3月28日生まれ。
主要部員以外では一番目立つ人で、温厚で真面目な性格。リョータと桜木からは『
ヤス』、彩子からは『
ヤッちゃん』と呼ばれている。リョータとは同中学出身で親友同士。リョータが復帰するとスタメンはリョータに奪われるが、それをやっかむ事もなく、チームの勝利を喜べるスポーツマン。
温厚な性格だが、度胸も兼ね備えており、三井のバスケ部襲撃事件の際には、先陣立って不良相手の対処に赴こうとした。その実直さはエースの流川からも一目置かれ、彼からも慕われている模様で、安田が殴られた事をきっかけに流川がブチギレ不良相手に大暴れしたのは有名。
豊玉戦では周りの強烈なヤジにも動じず、冷静さを失っていたリョータを落ち着かせ、相手に流れかけていたペースを取り戻すことに貢献した。
CV:
神奈延年/櫻井トオル
2年生のシューティングガード(SG)で背番号は『8』、身長170cmで、9月23日生まれ。
タラコ唇が特徴の2年生。桜木からは『
シオ』・彩子からは『
シオちゃん』と呼ばれている。
角田とは同中学出身。試合ではこれといった出番がない。
顔と名前が即出てくれば貴方もスラダンマニアと呼べる人その1。
CV:里内信夫/遠藤大智
2年生のセンター(C)で背番号は『9』、身長180cmで、11月4日生まれ。
桜木からは『
カク』と呼ばれており、
当然この人は一切関係なく、鼻も長くない。
潮崎とは同じ中学出身で細目が特徴。
非レギュラーの中では最も高身長で唯一インサイドプレイヤーだが、海南戦後の練習試合をした際の花道からは
この練習試合の直前に
牧や高砂といった強豪校の選手とも戦っていたこともあり、『
カクには悪いがスピードもパワーも感じない』と評され、桜木の成長と追い抜かれた事を実感することとなった。
よく『
かくだ』と間違われることもあるが、名前は『
かくた』と濁らないので注意。
CV:神奈延年/堀井茶渡
1年生のフォワード(F)で背番号『12』で、身長170cmで、1月18日生まれ。
坊主頭で眼鏡をかけている高校1年生。流川とは同じクラスで、彼が授業中爆睡している時に教師をなだめる役でもある。
顔と名前が即出てくれば貴方もれっきとスラダンマニアと呼べる人その2。
CV:里内信夫(初代-第22話まで)、幸野善之(二代目-第30話以降) / 星野佑典
1年生のフォワード(F)で背番号『13』で、(物語開始時は15で、
ガムテープ時は16)身長171cmで、10月13日生まれ
石井とは同じ中学出身で、上級生との練習試合の際に花道に脅されてユニフォ-ムを奪われた他、
陵南との最初の練習試合の時には桜木が10番のユニフォームを受領する流れでガムテープ付きの背番号16を着用するハメになり『
あんまりだ……』と泣いた人。
名前の由来はおそらく元
広島東洋カープの大投手、佐々岡真司か。
顔と名前が即出てくれば貴方もれっきとスラダンマニアと呼べる人その3。
CV:
森川智之/村田太志
1年生のガード(G)で背番号は『15』で 身長162cm・50㎏で、7月28日生まれ
最も低身長の部員で、インターハイ決勝リーグの
陵南でスタミナ切れを起こし途中交代した三井に、スポーツドリンクを渡し『
絶対勝ちましょうね‼』と言った人。
名前の由来はおそらく元
巨人の大投手、桑田真澄か。
顔と名前が即出てくれば貴方もれっきとスラダンマニアと呼べる人その4。
なお、生徒数が多いだけあってか4月時点では多数の1年生が入部していたが、練習のきつさに耐えきれずにほとんどの者は脱落し最終的には花道・流川と上記の3人しか残らなかった。陵南との練習試合中に失踪した部員もいたとか。
◆その他の湘北高校関係者
CV:
森川智之/小林親弘(水戸)・幹本雄之/松田健一郎(野間)・林延年(現:
神奈延年)/福西勝也(大楠)・
塩屋浩三/こばたけまさふみ(高宮)
花道の不良仲間で親友。通称『
桜木軍団』。
サブリーダー格で不良として名も知れている男前の水戸、髭でおっさん顔の野間、金髪
リーゼントの大楠、デブ坊主眼鏡の高宮で構成される。不良で喧嘩の強さも校内随一だが、少数を多数で攻撃する理不尽な虐めや、弱い物虐めは嫌う等、完全な不良という訳でもなく根はいい人達。
花道の応援(兼からかい)のため度々バスケ部に顔を出し、試合にも毎度のように駆けつける気のいい奴ら。
三井事件の際には体を張り、部外者なのをいいことに罪を被ってバスケ部と三井の立場を守る値千金の働きを見せた。
CV:平松晶子/
坂本真綾
ゴリの妹とは思えない程の美少女で、花道の想い人の湘北1年生。
アニメ版では1年1組在籍。しかし、本人は流川に惚れている。
不良の花道たちにも分け隔てなく接する
天然ボケ優しい性格。藤井さんと松井さんという友人がいる。
連載終了後は正式にバスケ部マネージャーに就任した模様。
詳細は該当項目参照。
CV:西尾悦子(初代-第1話~第24話)・杉本友美(二代目-第27話~第38話)、豊嶋真千子(三代目-第75話以降)
ハルコの友達の女子生徒で『松井さん』とごっちゃになる人。
花道を当初は怖がっていたが、試合を見て花道に『感動しました』と言い考えを改めた人。
顔と名前が即出て来て『松井さん』と混同しなければ、貴方もれっきとスラダンマニアと呼べる人その5。
CV:西川宏美
ハルコの友達の女子生徒で『
藤井さん』とごっちゃになる人
タラコ唇で
ツインテールの人。容姿は晴子や藤井さんと比べると‥‥‥と感じる人も多いかもしれないが、
これはこれでアリなファンもしっかり存在する模様。
しかし、暴走気味の晴子のツッコミなどギャグキャラ寄りだったのが災いしてか、インターハイでは応援に参加していたにもかかわらずセリフがないなど
モブキャラ同然の扱いを受けることに・・・
顔と名前が即出て来て『
藤井さん』と混同しなければ、貴方もれっきとスラダンマニアと呼べる人その6。
CV:
梅津秀行・(
渡辺久美子-少年時代)
湘北3年5組。柔道部主将。
赤木の小学生の時からの友人にしてライバルであり、小学校の頃に晴子に一目惚れした男でもある。桜木からは『
ジュードー男』、晴子からは『
たっちゃん』と呼ばれている。赤木に小学生の時に身長と座高でからかわれた事を根に持っており、事あるたびに赤木と全国制覇を競い合う。そんな中、桜木を発見し、『
百年に一度の逸材』と惚れ込み柔道部に引き入れようと目論む。
小学校時代から中学の卒業式までの晴子の写真を宝物として持ち歩いており、桜木を柔道部に入部させるために利用したことも。
その際に桜木に一度投げられたとはいえ柔道家としての実力は本物で、全国大会出場を果たしている。
その後、柔道着姿で優勝旗を持ったのまま陵南戦に駆け付け、赤木に一喝をして不穏だった勝負の波を変えた他、木暮が決勝の3Pシュートを決めたときは穏やかに微笑んでいたなど彼らとの付き合いの長さをうかがえる一面を見せた。
ただし赤木たちとは対照的に学業には難があるようで、柔道部で唯一追試を受ける羽目になった。
「オレ1人だ」
CV:
大塚芳忠/
稲田徹
三井の友人で、湘北高校の番長だが、喧嘩の実力は桜木軍団には劣る模様。
三井が改心しバスケ部に復帰した際には、『
炎の男・三っちゃん』という横断幕を作り、常に応援に出向く程の友情を三井に対して抱いてるようだが、三井からは友情はともかく、横断幕は恥ずかしがられ嫌がれている。
本人非公認の
流川楓を応援するミーハーな女子生徒数人。最初は丁寧に応対してきた花道を理不尽に見下して嫌っている為、花道に対する態度を嫌う読者も少なくなく、晴子からも快く思われていない。本名は全員不明。
赤木の同級生で元バスケ部員。下の名前は不明。
赤木のバスケに対する情熱についていけず、疎ましく思い、部活をサボってた際に、赤木の全国制覇の夢を馬鹿にしていた現場を赤木に見られ、それに激怒したゴリが無言で投げ飛ばすという暴挙を行った際の被害者。そんなゴリに対して、『
山王工業に挑みたいなら、海南大にでも行けばいいだろ、強要すんなよ全国制覇なんて。赤木……お前とバスケやるの息苦しいよ……』と至極真っ当な正論を赤木に突き付けたのは結構有名な話で、この人の事は名前は知らなくても印象深いキャラだというファンも多い。
CV:平野正人
授業を常に睡眠に充ててる流川の授業態度にブチギレた湘北高校の教師。
流川に対し、『ワシの授業はそんなにつまらんか‼』と激怒し起こそうとするも、流川が『何人たりともオレの睡眠を妨げる者は許さん!』と寝ぼけて殴られた被害者。その後同じく授業中に爆睡していた桜木にもブチギレ寸前になっていた。アニメ版では数学教師。この人もモブキャラでは名前は知らなくても顔はイメージ出来る人が多い模様。
【余談】
- 学校のモデルは東京都武蔵野市に実在する『都立武蔵野北高校』。聖地巡礼と言い、武蔵野北高校の関係者の迷惑になるような行為は絶対止めて下さい!!
追記・修正は『取り立てて何のとりえもないフツーの高校生が集まる学校』でも興味ある方にお願いします。
- 偏差値に関しては特進科と普通科があるとかかな -- 名無しさん (2024-02-11 22:37:12)
- 学食のメニューがやたら豊富 -- 名無しさん (2024-02-11 22:41:21)
- え?城北? -- 名無しさん (2024-02-12 01:07:31)
- 花道とかは意外と商業科とかなのかもしれない。普通科よりは偏差値低いだろうし。 -- 名無しさん (2024-02-12 04:53:30)
- 桜木ゴリの枠替われるのがカクだけだから地味に重要なんだよな。シオはメガネくんとポジション被ってるからしゃーない -- 名無しさん (2024-02-12 05:51:25)
- 西川君の主張も正論と言えば正論だろうけど、勝ち負けに必死にならないバスケで良いなら「俺、一生懸命練習してまで試合出たいと思わないから辞める(意訳)」と、堂々と練習に来なければ良いのに、1人で空回りしている赤木が悪いから仕方なくサボってるんです主張は人にもよるとはいえ卑怯なんじゃないのかという意見も(全国制覇とかいう大風呂敷広げる前に、まずは1、2回戦突破だろと最低限の努力もイヤというのなら赤木1人のせいという訳でもないと思う程アレ) -- 名無しさん (2024-02-12 11:17:17)
- 松井さん、終盤ではめっきり描かれなくなり、最終話での集合写真で思い出したかのように描かれたものの見切れてるという扱いの悪さ… -- 名無しさん (2024-02-12 12:53:32)
- ↑3 それだけにゴリメガネが引退したらカクが自動的にスタメン入りするという大問題。層の薄さは本当に深刻だから次に流川桜木クラスの凄い奴が来るといいんだけど・・・ -- 名無しさん (2024-02-12 14:03:25)
- 山王戦で感動した有望なルーキーが来てくれる…はず。 -- 名無しさん (2024-02-12 14:54:19)
- スタメン5人級が流川桜木の時みたいに2人入るとの、木暮級が10人入るのでは層のめっちゃ薄い湘北としてはどちらがよいだろうか -- 名無しさん (2024-02-12 15:12:05)
- 去年のバスケワールドカップでフィンランドに勝ったのとか見ると、山王戦で三井の3P連発は他のどんな要素よりも勝利の鍵だったんじゃないかと思えてきた。よくよく見たら山王は3Pほとんど決めてない(そもそも打ってない)し、2点ずつ取るより3点ずつ取るほうがそりゃ強いわと。もちろん作中で言われてる通り他メンバーが三井を支えたからこそだし、元バスケ部ですらないシロートの考えだけど。 -- 名無しさん (2024-02-12 15:24:11)
- 桜木の急成長は想定外、三井は普通ならそのまま戻らなかったとしても、赤木・木暮・流川・宮城はいるので言うほど弱小じゃないどころか普通に強いんじゃない。 -- 名無しさん (2024-02-12 15:54:24)
- 赤木が出した桜木の赤点対策問題みるかぎり、数学は追試で出すには結構歯ごたえのある難易度だった記憶が。 -- 名無しさん (2024-02-12 16:28:14)
- バスケ部以外体育館を使う部活が何故かない -- 名無しさん (2024-02-12 18:25:03)
- 当時の神奈川は学区があったはずだから、公立は他の地区の学力低いところを選べず最低限度の学力がなきゃ入れない(今ほど入試制度が多様化してない理由もある)。花道が受験勉強頑張るとも思えないし、ゴリや木暮がバスケを優先して学力低い高校に行ったと考えるのが自然かな? -- 名無しさん (2024-02-12 18:47:48)
- ↑描写はなかったけど三井やリョータみたいに安西先生の薫陶を受けたかったのかもしれない -- 名無しさん (2024-02-12 20:02:35)
- >15:54:24 実際に序盤で仙道が「赤城の存在だけで県ベスト8くらいはある」と言ってるな。ただし三浦台には「ワンマンチームは楽。一人がどんなに凄くてもそいつだけ潰せばいい」と有利に試合運びされてたが -- 名無しさん (2024-02-12 20:03:43)
- 流川が寝ぼけて教員を殴っても(未遂)桜木が3年相手に喧嘩する流れになったのを目撃してもほぼお咎めがなく、暴力事件の時は水戸たちや番長の告白のみで最低限の処分で済ませてたりと、思い返せば非常に懐深いところあるよな・・・ -- 名無しさん (2024-02-13 01:06:00)
- どちらも初期メンバーの話だけど最初の陵南戦(練習試合)でりょーちんとミッチー抜きでいい勝負してるんだからその時点で県内でもかなり上位の方だね。全国行けるかっていうと微妙だけど(翔陽戦辺りで敗退?) -- 名無しさん (2024-02-13 01:24:58)
- DEAR BOYSみたいに選手層充実させてからのIHが見たかった。 この作者は完結させたことの方が少ないけど。 -- 名無しさん (2024-02-13 20:16:03)
- スポーツやってる連中に学力云々は無用。文武両道なんてめったにいるものでもないし。 -- 名無しさん (2024-02-13 20:24:54)
- スポ根漫画の主人公が勉強ダメダメなのは王道 -- 名無しさん (2024-02-13 20:32:59)
- 常誠の練習試合の時にいた引率の鈴木先生は? -- 名無しさん (2024-02-13 20:57:40)
- ↑3 元ヤンじゃなくても有名力士やボクサーは中卒が多い -- 名無しさん (2024-02-14 15:18:34)
- ダブルスコアで負けてるのを大健闘と言っちゃう先輩達、1stスラムダンクで魚住からの「お前はかれいはかれいでも鰈のほうが似合ってる(意訳)」という名言を誰それいたのと言われるほどぽっと出の竹中先輩とかいう人にわざわざ言わせるとかいう周りも周りでやる気なさすぎという同情論もあるし、西川君が正しいとも言い切れんだろ -- 名無しさん (2024-02-15 17:51:31)
- 男子のロン毛ok、花道の派手な赤毛を注意する教師はごく少数、白昼校内で刑事事件レベルの暴力沙汰を起こしても数日間の停学で済ませるあたり規則は甘いんだろうな。漫画だからというのを差し引いても。 -- 名無しさん (2024-02-16 08:12:25)
- 顧問の鈴木先生おらんやん -- 名無しさん (2024-02-16 22:35:50)
- インターハイの格付けというか前評判のアレ海南に負けたからAランク以上の評価は出来ないとしても、翔陽には勝っているのにCランク扱いされてるのはインターハイ本戦初出場をフロックだと思われているからかねえ?(控えの層がスッカスカだから連戦必須の日程ではすぐにぼろが出るというのもあるとはいえ) -- 名無しさん (2024-03-07 02:01:03)
- ↑高校野球でもそうだけど、実績のない学校が予選で大物喰って出て来ても大抵初出場だと経験がないとか何とかでCランクはデフォ。控えの事については全くその通りだと思うよ。 -- 名無しさん (2024-03-07 07:57:23)
- 1回戦から全国ベスト8の豊玉で、2回戦がIH本選2連覇の山王、そこを突破できても次が海南とほぼ互角のベスト4愛和学院というくじ運の悪さよ -- 名無しさん (2024-03-08 00:05:15)
最終更新:2024年08月05日 22:39