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スター・ブラスト(遊戯王OCG)

登録日:2011/02/16 Wed 16:03:10
更新日:2026/06/26 Fri 23:11:57
所要時間:約 4 分で読めます





《スター・ブラスト》とは、『遊戯王OCG』に存在するカード。

《スター・ブラスト/Star Blast》

通常魔法
500の倍数のライフポイントを払って発動できる。
自分の手札または自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選び、
そのモンスターのレベルをエンドフェイズ時まで、
払ったライフポイント500ポイントにつき1つ下げる。



概要

第6期第3弾パック「CRIMSON CRISIS」で登場した通常魔法。
主に上級モンスターのサポート用として使われる。

単に上級モンスターの展開補助として使うのであれば「《死皇帝の陵墓》で良くね?」と思う方もいるかもしれないが、フィールド魔法であるあちらと違い、通常魔法なので妨害されにくく、相手に利用されることもない。
レベル5or7だと、《死皇帝の陵墓》の場合ライフコストはそれぞれ1000・2000だが、こちらの場合500・1500なので、より低コストで済む。

また、《死皇帝の陵墓》と違ってライフさえあればレベル1まで好きなだけ下げられる。
青眼の白龍》などの強力な通常モンスターのレベルを2まで下げ、《同姓同名同盟》を発動することもできる。
そのついでに《ジャンク・ウォリアー》を呼べれば、さらに場の攻撃力を引き上げることもできる。

場のモンスターのレベルを下げ、上級モンスターに対する相手のロックを抜けるなんて芸当も。

劇場版『遊戯王~超融合!時空を越えた絆~』のムービーパックにて、手札のSinとSinクロできる画期的なチューナー《Sin パラレルギア》が登場。
このカードでレベルを変化させることで幅広くシンクロできる。
また、《Sin 青眼の白龍》と《Sin 真紅眼の黒竜》に指定された元々のモンスターを召喚するのにも役立つ。

得てしてこれからの活躍に期待のできる優秀なカードである。


使用例

では、1500のライフを払って発動しますね^^

「な、何が始まるんだ!?」

手札の《超古深海王シーラカンス》の星を7→4にして通常召喚
手札1枚切って効果使いますね

つ 《フィッシュボーグ-ガンナー
つ 《オイスターマイスター》
つ 《レインボーフィッシュ》
つ 《レインボーフィッシュ》

F(《フィッシュ)B(ボーグ)G(-ガンナー》)虹魚(《レインボーフィッシュ》)で《TG ハイパーライブラリアン

手札切って《フィッシュボーグ-ガンナー》蘇生

FBGと虹魚で《TG ハイパーライブラリアン》
1ドロー!

手札切って《フィッシュボーグ-ガンナー》蘇生

FBGと深海王で《TG ハイパーライブラリアン》

「馬鹿なっ!深海王の星はな…ハッ!《スター・ブラスト》!」

ふひひ
2ドロー!

手札切って《フィッシュボーグ-ガンナー》蘇生

FBGとオイマスで《アームズ・エイド》
3ドロー!
更にオイスタートークンが現れます

(《アームズ・エイド》)を《TG ハイパーライブラリアン》に装備
手札切って《フィッシュボーグ-ガンナー》蘇生

FBGとオイスタートークンで《フォーミュラ・シンクロン
4ドロー!

「何枚引くんだ…ッ」

フォーミュラとライブラリアンで《アーカナイト・マジシャン
2ドロー!


↑比較的すぐ決まる
――――――――――――
↓決まればいいな程度


(ここまで展開するとは…だがそんなに手札を増やしてもエンドフェイズに捨てるだけだぜ…!)

おろかな埋葬》発動!

「!?」

そして墓地に送った《グローアップ・バルブ》を蘇生

「なにっ!?」

ライブラリアンとグローアップで《マジックテンペスター》!
1ドロー!

《マジックテンペスター》の効果!

手札を任意の枚数捨てる
俺が捨てるのは、11枚だ…!

「そんなに捨ててなにを…」

捨てた枚数分、《アーカナイト・マジシャン》に魔力カウンターを乗せる!

「!?アーカナイトに力が集まっ…!?」

《アーカナイト・マジシャン》攻2400→13400

「ひぃっ」

《アーカナイト・マジシャン》の攻撃!

「ぐわぁぁぁあ!!」

LP8000→-5400

腕を装備した《TG ハイパーライブラリアン》の攻撃!

「ぐはぁぁぁあ!!」

LP-5400→-8800

《マジックテンペスター》の攻撃!

「ぶるぁぁぁああ!!」

LP-8800→-11100

「ぐっ…ば…バカな…」

さらに《マジックテンペスター》の効果!

「な…俺はもう…」

場の魔力カウンター全てを取り除き!その数×500のダメージ!
魔力カウンターは14個!

「ひ、ひぃ!」

「ぎぃやぁぁぁぁぁああ!!」

LP-11100→-18100








…という具合に、《超古深海王シーラカンス》と相性がとても良い。
うまく《貪欲な壺》を引ければ、先攻1ターンキルも可能である。

《超古深海王シーラカンス》・《スター・ブラスト》共に無制限カードなので狙う価値は十分ある。
破壊力がとても高いので《成金ゴブリン》も有効だろう。

ちなみに《グローアップ・バルブ》は《TG ハイパーライブラリアン》の効果で引いてきて《フィッシュボーグ-ガンナー》のコストにすれば、別に《おろかな埋葬》は要らない。
無理でも《TG ハイパーライブラリアン》のドローで《ワン・フォー・ワン》や《おろかな埋葬》を引いてこれるから成功率は高かったりする。
しかし、
  • 2011年9月より《フィッシュボーグ-ガンナー》が禁止カード、《TG ハイパーライブラリアン》が制限カードとなった
  • 2021年4月より《マジックテンペスター》が禁止カードとなった
事で、このコンボは不可能になってしまった*1
あれ、ここってなんの項目だっけ。


ちなみにソーシャルゲーム『デュエルリンクス』では登場2ヵ月でLIMIT1に指定された。
その理由は、ライフ調整カードとしてうってつけだったため

『デュエルリンクス』は基本ライフがOCGの半分となる4000で、このカードならば自滅の悪用に十分な値を指定できる。
のみならず、多くのキャラにライフ値を参照する様々な「スキル」があり、ライフを丁度良く任意に減らせる性能が非常に汎用的かつ価値が高いのである。
後者は悪用というか、思いも寄らずなどとは言えないレベルでリンクス環境にあまりにもマッチする要素であり、運営も十中八九…いや十中十二は分かっていてレアリティUR・限定イベント報酬で実装している
当然、デュエリスト側でも登場即日、早めの規制を取り沙汰されていた。




追記・修正は500の倍数のライフポイントを支払ってからお願いします。



この項目が面白かったなら……\スター・ブラスと/





















こんなただのマイナーコンボ紹介だけで終わるような記事で、このアニヲタWikiに項目が建つはずがなかった。
というのもこのカード、「KONMAI語の権化」とも言えるカードだったりするのである。


問題点

このカードには以下の特徴がある。
  • 非公開領域である手札に干渉するものの手札を公開しなくてよい。
  • モンスターカード1枚だけを指定する。

ここまで言えば気付く人も多いのではないだろうか。
同じモンスターカードを2枚持っていたらどうするの?」…と。

例えば、《青眼の白龍》を手札に2枚持っていたとする。
そしてその1枚に対して《スター・ブラスト》でレベルを下げた場合の裁定が以下の通りである。

Q:手札にこのカードの効果によりレベルが下がった《青眼の白龍》とそのままのレベルの《青眼の白龍》とがどちらも存在しています。
  この状態で、手札をランダムに選択した結果、《青眼の白龍》が選択されました。
  この場合、どちらを選択しますか?
A:基本的に、各プレイヤーは自身の効果処理が適用されたカードを覚えて頂く必要があります。
  したがって、この効果を適用したプレイヤーがどちらの《青眼の白龍》が該当のカードかを宣言する必要があります。
  なお、ご質問の状況が公認大会で発生し、対戦相手の方と処理が困難となった場合は、当日の審判にご相談下さい。(12/04/21)

ジャッジに丸投げである。

手札が非公開な以上、どちらの《青眼の白龍》を捨てたかは完全に自己申告。
当事者がプレイヤー2人しかいなかった場合はいくらでもごまかし放題なのだ。

更に、非公開情報であるためプレイヤー自体には情報の開示義務はないという裁定まである。

Q:このカードの効果により手札の《青眼の白龍》のレベルを下げ、その後《青眼の白龍》をコストとして捨てました。
  この場合、非公開情報である手札ではレベルは下がっていて公開情報である墓地ではレベルは戻っているわけですが、相手は《青眼の白龍》の手札でのレベルを尋ねることはできますか?
A:そのことで問題が生じた場合は、ジャッジに確認してもらって下さい。(11/02/07)

そして極め付けがコレ。

Q:相手の手札に《スター・ブラスト》の効果でレベル6になった《青眼の白龍》と、なにも効果を受けていないレベル8の《青眼の白龍》が存在します。
  相手が「2体をリリースしてアドバンス召喚を行う」や「《トレード・イン》のコストにする」等の《青眼の白龍》のレベルが8である必要のある行為をしました。
  この場合、自分は相手が本当にレベル8の《青眼の白龍》で「2体をリリースしてアドバンス召喚を行う」や「《トレード・イン》のコストにする」を行っているか確認することはできますか?
  また、上記の状況において、相手が使用した《打ち出の小槌》により既に手札の一部を交換した場合、《スター・ブラスト》の効果を適用した《青眼の白龍》か《スター・ブラスト》の効果を適用していないか《青眼の白龍》かのジャッジによる確認は不可能ですがどうしますか?
A:ご質問いただきました内容につきましては、お互いがマナーを守って正直に進めていただくことで問題なく処理を進めることができます
  また、ご質問いただいた内容につきましては、カードの効果処理ではなくマナーに関する内容となります。
  したがって、ショップデュエルなどの対戦中に発生した場合には、まずは審判に判断を仰ぎ、その指示に従っていただけますよう、お願い申し上げます。(20/08/26)

基本的には「効果を発動したのなら発動できる状況でやったに違いない」というプレイヤーの善意に任せるというスタンスである。
TCGが対戦ゲームである以上、プレイヤーは勝つためなら使えるものはいくらでも使うはず」という基本的な視点が抜け落ちているのである。

ジャッジのいない野良試合では極力こうした問題を起こさないよう、まず《スター・ブラスト》を採用するプレイヤーは相手に配慮するようにしよう。
『遊戯王カードWiki』などでは「この効果を適用したカードのスリーブの中にマークをした紙を入れる事」を推奨している。
この方法は正規の試合では使用できないものの、正式な試合であれば《スター・ブラスト》が使用された時点でジャッジを呼んでおき確認してもらうという方法がとれる。

上記の問題点を反省してか、この後に出た同様の効果を持つカードは「同名カードすべてに適用する」等の対策を行った上で実装されている。




追記・修正は《スター・ブラスト》を使用後、手札をシャッフルしながらお願いします。

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最終更新:2026年06月26日 23:11

*1 ちなみに上述した《グローアップ・バルブ》も2012年3月~2015年9月と2019年1月~2023年3月の間、禁止カードに指定されていた。