登録日:2017/11/23 (木) 08:15:00
更新日:2025/02/04 Tue 11:22:37
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2008年3月から2010年3月まで展開された。
アニメ5D'sの開始に伴い、発足当時から一環して「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」であった商品名が、
「遊戯王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム」に改められた。
なお商品名が変更されてもカード裏面のロゴ等は一切変化しておらず、「デュエルモンスターズ」のカードと完全互換で使用する事ができる。
この商品名変更はアニメが代替わりする毎に行われたが、第10期からは最初の商品名に回帰した。
第一弾
THE DUELIST GENESIS
2008年4月19日発売。
新テーマの登場はないが、新たな種族として
サイキック族が登場。
汎用性の高い
Sモンスターをはじめとして、
優秀なシンクロサポートとして長きに渡って活躍した《
緊急テレポート》や《
メンタルマスター》など環境に顔を出した面々、
《剣闘獣エクイテ》《剣闘獣の戦車》に《
歯車街》、《
バッテリーリサイクル》といった
今でもテーマ・デッキの重要なパーツとして活用されているカード等、優秀なカードが多々収録されている有力パックでもある。
ただ、優秀なカードの多くはこのパックの発売後さほど期間が開かない内に再録されてしまった事もあり、
わざわざこのパックを買う必要が無い事も多かった。
《レッド・デーモンズ・ドラゴン》に至ってはこのパックの発売よりも前に少年ジャンプに付属していたため
このパックに入っている物自体が再録である。
第二弾
CROSSROADS OF CHAOS
2008年7月19日発売。
コンマイ語講座の難関カードとしてある意味有名な《ブラック・ガーデン》もこのパックで登場。
アニメ5D'sの開始に伴って商品展開やデュエルの中心がSモンスターに移ったため、
前期まで当たり前のように登場し続けていた
融合モンスターや融合関連のカードが1枚も収録されなくなった。
第三弾
CRIMSON CRISIS
2008年11月15日発売。
上記の《ダーク・ダイブ・ボンバー》やBFを始めとして【
エーリアン】の新たなエースとして強力な効果を引っさげ登場した《宇宙砦ゴルガー》など
目玉カードは多かったのだが、専用デッキの構築を必要とする「/バスター」がウルトラレアで4枚、【
巨大戦艦】がスーパーレアで1枚、
他にも《ターレット・ウォリアー》や《白銀のバリア-シルバー・フォース-》がスーパーレアで収録されるなど
汎用性が低いカードが高レアリティ枠を食い気味だったため、このパックの高レアカードは当たりと外れの差が激しいクジ引き状態になっていた。
第四弾
RAGING BATTLE
2009年2月14日発売。
パッケージは
龍亞のエースである《
パワー・ツール・ドラゴン》。
このシーズンのパッケージモンスターとしては唯一ドラゴン族ではないモンスターなのだが、
メインキャラが使用するドラゴン型のモンスターであり名前にもドラゴンとある事からCMなどのメディア上ではドラゴン扱いをされていた。
新テーマとして【
コアキメイル】、そしてアニメにて敵キャラクター郡のメインモンスターとして使用された「
地縛神」が登場。
環境トップとして台頭していた【
シンクロアンデット】への対抗策としてか、《コアキメイル・ドラゴ》や《
禁じられた聖杯》、《呪言の鏡》など
モンスター効果や特殊召喚へのメタカードも収録されている。
他には、後に強力カードへと変貌を遂げる《
深海のディーヴァ》や
旋風BFのキーカードとなる《黒い旋風》や《
BF-蒼炎のシュラ》が登場し、この辺りの時期から「BF」が環境上位に並び始める。
第五弾
ANCIENT PROPHECY
2009年4月18日発売。
このパックで《
フィッシュボーグ-ガンナー》が登場、【
ガエル】など水属性デッキはもちろんの事、
《
氷結界の龍 ブリューナク》といった汎用性の高い水属性Sモンスターとの併用も可能であった事から様々なデッキで活用され
まくった。
他には炎属性モンスターに「守備力200とそれ以外」という評価基準を作った《真炎の爆発》も登場。
だがノーマルレアでの収録であり、再録されるまでは入手が難しかった。
第六弾
STARDUST OVERDRIVE
2009年7月18日発売。
パッケージは《
セイヴァー・スター・ドラゴン》。
新テーマとして【
セイヴァー】【
レプティレス】が登場。
第5期の「STRIKE OF NEOS」以来となる
儀式モンスター《救世の美神ノースウェムコ》も登場。
《儀式の準備》や《儀式魔人リリーサー》といった今でも見かける機会の多い強力な儀式サポートカードも登場した。
その一方で第一弾から収録され続けたサイキック族関連カードが未収録となった。
《ブラック・ブルドラゴ》や《悪魔への貢物》など、
この時期に発売されたストラクチャーデッキのコンセプトである
デュアルモンスターをサポートするカードの姿も。
第七弾
ABSOLUTE POWERFORCE
2009年11月14日発売。
新テーマの登場は無し。
前弾と同様、発売時期の近いストラクチャーデッキのコンセプトとシナジーするカードが収録。
今回は《シュレツダー》や《オイルメン》、《マシン・デベロッパー》といった機械族のサポート。
超官こと
レクス・ゴドウィンの主力モンスターである《
太陽龍インティ》と《
月影龍クイラ》も登場。
だが当時の高速環境においてチューナー指定のSモンスター2体の召喚は容易ではなかったためあまり人気が出ず、シングル価格も安かった。
第八弾
THE SHINING DARKNESS
2010年2月20日発売。
パッケージは
クロウの
Dホイールにしまってあった新たなエースモンスター、《
ブラックフェザー・ドラゴン》。
6期最後の一般パック。
新テーマの登場は前弾に引き続き無し。
《インフェルニティ・ビートル》《インフェルニティガン》といったカードが登場し、【
インフェルニティ】が大幅に強化。
凄まじい展開力を得て環境トップの一角となり、
満足した。
他にもガエルデッキの中核の一つとなる《粋カエル》や有力なチューナーに名を連ねた《
スポーア》など環境に強く影響したカードが登場。
凄まじい妨害能力が注目された儀式モンスター、
神光の宣告者も収録。
追記・編集お願いします。
- 9期ばっか言われるがシンクロの誕生も含めてこの期も結構インフレはやばい。これまでとこれ以前でゲーム性がまるで違う。王宮の弾圧禁止がその証拠 -- 名無しさん (2019-09-15 23:28:01)
- この時期はブラロが人気だったけど、カードプールが増えていくにつれて鰻が頭角を現し… -- 名無しさん (2021-06-11 16:22:09)
- 新しい試みでさじ加減がわかってなかったせいか、初期のシンクロ及びギミックは結構荒れてるから確かに9期10期に劣らないインフレはしている。 -- 名無しさん (2025-02-04 11:22:37)
最終更新:2025年02月04日 11:22