遊戯王マスターデュエル

登録日:2022/01/30 Sun 05:13:18
更新日:2025/04/23 Wed 16:19:55
所要時間:約 40 分で読めます




遊戯王マスターデュエル』(Yu-Gi-Oh! Master Duel)とは、株式会社コナミデジタルエンタテインメントが配信・運営するゲームアプリ。


+ 目次

【概要】

その名の通り、「遊戯王OCG」「遊戯王TCG」を題材としたDCGである。
2022年1月19日に配信が事前告知無しに*1スタート。
当初はPS4等の一部家庭用ゲームハードと、Steamをインストールしたパソコンでプレイが可能で、150ヵ国以上で配信されている。
同年1月27日には、初のシステムメンテナンス後にiOS、Android版でもリリースが開始、11ヵ国でインストールが行えるようになった。

ローンチ初日に、Steamではピーク時の同時接続数が約15万9000人に到達。初日にも関わらずである。
同じくコナミの作品であるMETAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAINの約9万1000人という記録を塗り替えることになる。
更に3日目の1月22日には同時接続数が約24万人となり、1月13日発売のMHRiseの同接9万人、
それ以前よりもプレイ人数が多いことで知られるApex Legendsの同接16万人を超え、(当時)世界で5番目に多い同時接続プレイヤー数を記録した。

約一週間後の1月30日では同時接続数は約19万人で変わらず5位をキープしており、「遊戯王」というコンテンツの強さが窺える。
3月になってもランキング18位に着いており、6万人ほどのユーザーが同時接続している。
が、これらはそもそもSteam上での同時接続数であるためCS機やスマホユーザーを考えるとプレイ人口は物凄いことになっている。

また、「キャラ要素等はなく、デジタルでがっつりOCG」というゲームの形態ゆえ、配信前は現役OCGプレイヤーがプレイするもの*2と思われたが、意外にも復帰層・新規層ユーザーのプレイも多いようだ。

なお、前述の通りTwitterで告知等がされることなく、いきなりゲームがダウンロード可能となったことで多くのユーザーが困惑に包まれた影響か、1月19日とそこから数日間のTwitterはマスターデュエル関連の話題でトレンドの上位が独占された。発動していたのさ!


【ゲームシステム・特徴】

遊戯王OCGの細かなルールについては、 公式サイト を参照。

  • 「遊戯王OCG」及び「遊戯王TCG」をベースとしており、使用可能なカードは10,000種を超える。
    ローンチ時点では2021年6月頃までの、禁止カードを含めたほぼ全てのカードを収録。*3
    ただし、何らかの事情で収録されていないカードもある。いずれも普通のカードにはない特殊な事情を抱えているものがほとんど。
    ・《ポールポジション》などの処理上の問題を抱えているカード
    ・《光の創造神 ホルアクティ》などの高橋和希のサインが書かれたカード*4
    世界大会優勝賞品や世界に1枚しかないカード
    ・《シャトルロイド》《六芒星の呪縛》など、権利関係や宗教上の理由で実装が困難と思われるカード。エアーネオスが漏れているのは謎だが……。*5意外なところでは今まで大丈夫だった《モウヤンのカレー》も収録されていない。
  • 「マスタールール(2020年4月1日改訂版)」に準じたルールが適用されている。
    スピードデュエルのような簡略化されたルールではなく、現実のOCGとほぼ同じ感覚でプレイできる。
    普通にプレイする分には不適正な挙動や処理は皆無であり、決闘者からはルールに即した挙動の信頼性の高さを評価されているほど。
    ただしコンピュータ処理の都合で処理が現実と異なっているものもある*6。極まれに紙の方の裁定と異なる挙動が存在する場合があるが、バグなのかルール(処理)が異なるのかは不明。
  • 多くのプラットフォームに対応し、スマートフォンでもプレイできる手軽さは今までの遊戯王ゲームとは一線を画すものになっている。みんなで持ち寄ればデュエルディスクごっこができるぞ!
    異なるプラットフォームでもデータ共有可能なクロスプログレッションに対応しており、プレイ可能な機器があるなら誰でも気軽にオンライン対戦が楽しめる。
  • 当然ながらオンライン対戦も対応。追加料金無しで世界中の人とデュエルできる。TCG最大の壁である友達の存在を必要としない。
  • 「遊戯王LotD」で不評だったもっさり感や過剰演出を簡略化、設定から更に演出を切ることもできる。
    チェーン表示は若干長めだが分かりやすくなっており視認性が向上している。
  • 遊戯王デュエルリンクスと比べると通常のジェム課金は重め。ただ、後述のSR・URの最低保障やカードを入手する方法は多く用意されており、配布カード・アイテムも多いため、無課金でも時間をかければ十分に資産を蓄えることは可能。だがあっちこっち手を出しすぎて流動資産が殆どなくなった難民はジェム無イトと呼ばれる
    一方で、無料でジェムの入手手段がデュエルで特定の行動をこなす、ランクを上げる事がメインとなるため、デッキによっては達成が厳しい物もある。
  • 4Kに対応するプラットフォームで4K解像度に対応している。きれいな画面で遊戯王を楽しめる。e-Sportsの会場など大画面でプレイする事も想定しているとの事。
  • チュートリアルもそれなりに充実しており、全く知らない人でも大まかには「遊戯王」の遊び方が分かるようになっている。
  • これまでの遊戯王のコンピューターゲームにあったキャラクター要素は一切無く、遊戯や海馬といった原作・アニメのキャラクターは全く登場しない*7
    代わりに遊戯王OCGのモンスター、テーマにスポットライトが当てられており、後述のメイトやソロモードでの掘り下げといった要素がある。
  • 一部のモンスターが「メイト」という3Dモデルのキャラとして登場しており、デュエルスペースに1体置くことができる。
    デュエルには一切影響しないが、触ると反応してくれたり、じゃんけんが出来るといった小ネタを持つメイトもいるので相手のソリティア中に暇つぶしができる
  • チートや放置を行う悪質なプレイヤーの通報機能も完備(一日3回まで)。しかし、通信切断を行うプレイヤーは現状通報できず、今後の改善が期待される。
    ただし、腹いせで通報するような嫌がらせは逆にペナルティが課されるので、ソリティアやワンショットキルされたとしても正々堂々と戦った相手であれば通報してはいけない


【デッキ】

本作ではデフォルトで20個までデッキを組む事が出来る。
それ以上はミッションの達成やショップでデッキ枠を購入する事で20個以上のデッキを組める様になる。
カードデータベースとの連携により、公式アプリ「遊戯王ニューロン」やKONAMIの公式サイトで作成したデッキを参照することもできる。
お試しドロー機能により、事故率・初動の展開の仕方などのチェックも可能。
なお、本作はシングルデュエル形式なのでサイドデッキは存在しない。

2024年度のアップデートでは、全世界の決闘者のデッキを分析したAIによる自動構築機能も新たに追加。完全にゼロのところからそれなりに戦える40枚を選定するのはもちろん、「40枚のうち空いた6枚が決まらない」といった場合に最適なカードを提案もしてくれる力の入りようである。

ゲーム開始後にチュートリアルを終えると、以下3種類のデッキのうち1つと「始まりのデッキ」が貰える。
選ばなかった2つもミッションをクリアしたり、レベルを上げる事で貰えるので、好みで選んでしまっても良いだろう。
初心者でも扱いやすいように組まれている反面、環境デッキと比べるとデッキパワーは著しく低く*8、これらのデッキそのままでランクデュエルを勝ち抜くのは困難を極める。
後述のレガシーパックやストラクチャーデッキで入手したカードも含め、収録カードは分解できないので要注意。


カードのレアリティ

本作のカードは以下4種類のレアリティが存在する。(左から高い順)
紙のOCGと異なり、レアリティはカード毎に固定。
  • UR(ウルトラレア)SR(スーパーレア)R(レア)N(ノーマル)
当然ながらレアリティが高いほどパックからの排出率が低く、入手コストが高い。
特にSRとRの間には排出率に非常に大きな隔たりが有り、後述のパックの出現条件にも関わっている様にここが一つのボーダーラインとなっている模様。
テーマのキーカードやエースモンスター、OCG黎明期や第10期以降の環境で活躍した汎用カード等は高レアリティに設定されやすい傾向にあるが、レアリティにそぐわない性能を持ったカードも多数存在するので、そのあたりの基準は割と曖昧である。

更にプレイヤーが所持するカードには個別に以下の「加工」が設定されている。
  • 特に何の加工もされていない「ベーシック」
  • 表面に光沢があり、イラストがレリーフ仕様になっている「シャイン」
  • 縁が光輝き、カード全体にダイヤモンド状の加工が施された「ロイヤル」
この内ロイヤル加工のカードはURとSRにしか存在せず、クラフト/パックで入手出来る確率はパックでURが出る確率を遥かに下回る。

なお、Shadowverseのようにカードを加工するアイテムは存在しないため、狙ったカードのロイヤル加工が欲しければひたすら生成やガチャを粘るしかない。
全てのカードを加工カードで固めたデッキに遭遇したら、それは決闘者の札束愛の結晶である。

クラフト

CP(クラフトポイント)を消費し、任意のカードを生成する機能。
CPは4つのレアリティそれぞれに分かれており、例えばURカードを生成するにはURのCPが必要。
カード1枚の生成に必要なCPは一律30で固定されている。

また、カードを分解する事でCPを10入手出来る。
つまりURカードを1枚生成するには同じURのカードを3枚分解しなければならない。
ただしシャイン加工、ロイヤル加工のカードを分解した場合は入手CPが増えるほか、リミットレギュレーションで規制された場合も、期間限定だが使用可能枚数超過分を分解するとより多くのCPが貰える。

サービス開始時点で禁止カードに指定されているカードは生成不可だが、後にアップデートで生成可能になる事がある。
基本的にはフリーデュエルでしか使えない*9ので、身内や企画等で楽しみたい人向け。

演出

従来の遊戯王ゲームに比べ演出の量は少なめで、実装されているものも極力試合のテンポを崩さないようごく短時間に留められている。
が、一部のカードにはデュエル中に見られる特殊な演出が用意されており、実装段階では演出が無かったカードにアップデートで追加されるケースもある。
BGMを除き、設定でON/OFFの切り替えも可能。

  • 召喚演出
特定のモンスターを召喚・特殊召喚するとイラストのカットインアニメーションが流れる。
各カテゴリのテーマのキーカードの多くに設定されており、デッキを組めばそのうち一枚にはついていることが多い。
短い演出ながらカードごとに細かく演出や動きが異なっており、普段静止画としてしか見る事のないモンスターが躍動する様は非常にカッコいい。一部モンスターはなんと瞬きまでする。
カットイン対象は基本的に有名カードやそのテーマの切り札である事が多いが、中には妙な選出になっている場合も……*10
また、レア度が高くなければついていないというわけでもなく、《大将軍 紫炎》など、ノーマルレアのカードについている場合もある。

  • 効果演出
カードの効果を発動した際に、イラストに因んだエフェクトが発生する。
こちらは《ハーピィの羽根箒》や《神の宣告》、一部の手札誘発モンスターのような、汎用性が高く且つ使い捨ての「どんなデッキにも入れられるカード」専用の演出となっている。
《無限泡影》のように、(特例ではあるが)プレイングに直接影響する演出もある。
《天霆號アーゼウス》のように場に出すモンスターについているというレアなケースもあるが、それでも「デッキを選びにくい」という選定基準には変化なし。

  • フィニッシュ演出
特定のモンスターの攻撃もしくはカード効果で勝利した場合に、特殊な演出・エフェクトが発生する。
上記2つ以上に該当するカードが少ない超レア演出で、実装されているものの多くは、原作・アニメで主人公やライバルが使用したカードである。
特殊勝利カードの場合、実装されているものと実装されていないものがある。

  • カードリポート
カードがプレイされた際に、そのカードの「採用率」「平均採用枚数」「登場時勝率」「平均与ダメージ」などの情報が表示される。
正確には演出ではなくマスターデュエルにおけるデータを可視化したもので、環境におけるカードの流行やメタカードとしての刺さり具合等の指標になる。
汎用カード以外で採用率や勝率が5割を超えたら規制秒読み

  • BGM
デュエル中のBGMは状況によって動的に変化するインタラクティブ仕様。
フィールドやイベントごとにそれぞれ「ノーマル」「キーカード」「クライマックス」の3パターンが存在し、開始時は「ノーマル」でスタート。
BGMがノーマルの状態で召喚演出のあるモンスターを出すと「キーカード」に、
どちらかのLPが3000を切るもしくは総攻撃力が相手ライフを上回る状態でバトルフェイズに突入すると「クライマックス」に切り替わる。
BGMはOCTOPATH TRAVELERオレカバトルアズールレーン(アニメ版)などのBGMを手掛けた西木康智らが担当しており、どれも良曲揃いと評判。
また2024年のアップデートにより、プレイヤーが選んだフィールドに応じて流れるBGMが変化する仕様となったため、ジェムでフィールドパーツを買うことで流したいBGMを好きなように設定できるようになった。ここでいう「プレイヤー」は自分/相手を設定から選ぶ仕様となっており、「相手」にすればある程度ランダムに再生させることも可能。
また、イベント戦やWCS(世界大会)、ソロモードのある特定のステージ*11でしか流れない特殊なBGMもある。


リミットレギュレーション

禁止・制限カードリスト。
サービス開始当初は一部を除き2021年10月のOCG準拠だったが、初回の改訂以降は本作独自の改訂を行っている。
OCGが3ヶ月毎に改訂が行われるのに対し、本作は影響を受けるカードの枚数が少ない代わりにおおよそ1ヶ月毎と高頻度で不定期改訂も多いため、環境のメタが回る速度が速いのが特徴。
一例として、OCGでは1年半近くに渡り環境トップの一角であり続けた【ティアラメンツ】が、本作では半年程で陥落したと言えばその速さが伝わるだろうか。
後述の「環境の推移」も参照されたし。



本作ではOCGでの基準に加え、媒体やルールの違いによるものか以下のカードが規制されやすい傾向が見られる。

  • レアリティが低い
所謂商業的な理由というヤツである。
特にURカードとコンボ等で併用されている低レアカードを規制する事で弱体化を図るパターンが多く、規制の効果が薄いと批判の的になりやすい。
ただしあまりにもカードパワーが高過ぎたり後述の理由に引っかかったりすると、URでも容赦なく禁止指定を食らう。

  • シングルデュエルでの対策が困難
OCGではサイドデッキで対策可能であるが故に規制を免れているカードも、本作では規制対象になりやすい。
代表的なものとして、容易に先攻1ターンキルを行えるカードや、1枚で相手の動きを大幅に制限する永続魔法や永続罠等の【メタビート】系ロックカードがあたる。

  • 将来的に環境を荒らす危険性がある
主に「事前規制」と呼ばれるもの。OCGと極めて近いルールとカードプールを持つ本作ならでは。
新規カードが実装される際にそれらとの組み合わせが過去のOCG環境で暴れた実績がある場合、既存のカードが前もって禁止カードに指定される事がある。
また、新規カードの方もOCGの方で既に何らかの規制を受けていた場合、制限や準制限指定された状態で実装される事がある。それでも結局毎回暴れて規制されるのだが

一方で緩和方面についても独自路線が強く、「え、これ規制解除していいの?」と思いたくなる様な改訂も多い。
また、上記の通り改訂がハイペースのため、OCGでは禁止カード指定されているカードが環境の変化に置きざりにされた結果、使用可能のまま留まっている事例もある。

余談だが、本作で行われた改訂内容と同じものが、そう時を経ずしてOCGのリミットレギュレーションでも適用されるケースが散見される。
そのため、KONAMIはマスターデュエルを規制/緩和の一種の実験場として利用しているのではないかという説があるが真相は不明。


【ショップ】

ゲーム内通貨であるジェムやチケットを消費して、カードが収録されたパックやアクセサリー類などを購入できる。

カードパック

一定枚数のカードが特定条件の下に封入されたカードパック。本作のガチャ要素。
レガシーパック以外は1パック8枚入りで、開封するとたまに《FNo.0 未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュ》がカットインで登場する。
如何にもレアカードが出現しそうな演出だが、演出が入る=レアカードが出る、というわけではないお前何しにきた
一応、有志が検証したところによると、ホープの演出があったパックは無かったパックよりもSR・URカードの排出率が明らかに高いとのこと。
現在はパックは以下の種類がある。

  • マスターパック
基本パック。
8000種類超のカードが収められた闇鍋パックであり、狙ったカードを引き当てるのは困難。
汎用手札誘発のような他のパックでピックアップされていないカードを自引きできる確率は最も高いので、それらを求めるなら引いてみるのも有り。
とはいえ、普通は興味のあるPUのパックを開けつつ余ったカードを分解してそれらを生成する方が効率的にデッキを組めるだろう。
運試しをしたい人や上級者向け。

  • セレクションパック
選りすぐりのカード80~85種類のみが収録される期間限定パック。
新規カードが追加されるタイミングで内容が入れ替わり、新しいセレクションパックから新規カードが入手できるようになる。
全カードが新規というわけではなく、縁のあるカードを中心に既存カードからも一定数再録される。
新規カードの大半は、販売期間終了後はしばらくマスターパックかクラフトでしか入手できず、一定期間後にシークレットパックに恒常実装される。
また、既存テーマの新規カードはシークレットパックにも同時に実装される例もある。


  • シークレットパック
ピックアップ付きマスターパック。
100種類以上存在し、1種類ごとに関連付けられた1~3種類のテーマやシリーズのカードをPUする。
8枚中左半分の4枚がマスターパックと同内容で、右半分がPU枠になる。基本的にはこれで自分にとって必要なカード(特にUR)を狙った方がよい。
というのもこのゲーム、各テーマごとに選りすぐりのキーカードが(現実でのレアリティやシングル価格と関係なく)高レアに設定されている傾向であるためシークレットパックの利用は必須と言える。テーマURが1,2枚あれば十分か、ガッツリ要求されるかはそれぞれ異なるが……。
シークレットの名の通り普段はショップに表示されず、PU対象のSR以上を(クラフト、パック入手問わず)入手するか、PU対象をフィーチャーしたソロモードをクリアする事で24時間だけ解放される。
特定のシークレットパックを剥きたい場合、適当に重要度の高いSRを見繕って生成して開放するのが安牌。
パック1つごとに初めて生成で開放した時だけ無料で1パック剥ける*14

ボックスではないので、組みたいテーマを絞ってシークレットパックを引いても、特に高レアリティのカードを全てパックから引き当てるのはやや困難。
ただし、上記3種のパックは10パックまとめ買いでSR以上が1枚確約される他、
セレクション・シークレットパックは、10パック購入でURが1枚も出なかった場合、次の10パックはSRの代わりにURが1枚確約となる。

  • レガシーパック
アニメなどで使われたカードを中心に収録したパック。他のパックとは色々と仕様が異なる。
  • 1パック2枚で、入手したカードは分解不可。
  • 購入にはジェムの代わりに、専用アイテム「レガシーパックチケット」が必要。
  • 一度に10パック購入しても、排出されるカードのレアリティは確約されない。
チケットは主にソロモードやイベントの報酬、デュエル終了後のスコア報酬の一種として入手できる。
収録枚数は4000種程度だが、他と違って基本的にレアリティの確約がない*15ので、マスターパック以上の闇鍋。
全体的に型落ちしたカードやモリンフェンなどの微妙な通常モンスターが多い上に、高レアリティには女剣士カナン*16なんかが混ざっている。
サモンリミッター》など、ガチ環境でも使われ規制を受けるほどに活躍するカードも一部あるので、積極的に開封していきたい。

パック更新時にひっそりとカードが追加される事もある。(なぜかお知らせには記載されない。)
何かと軽視されがちなレガシーパックだが、いささか目が離せないこととなってきている。


ストラクチャーデッキ

特定のテーマに沿った40枚のメインデッキと5(一部のみ10)枚のエクストラデッキで構成された構築済みデッキ。
1箱500ジェムで、同種のデッキは3箱まで購入可能。
入手したカードは全て分解不可である他、一部のカードは当分の間ストラクチャーデッキの購入以外に入手手段がない「先行収録カード」となっている。
ほとんどがハイランダーだが、稀に同名カードを使うギミックがあって2枚積みされているカードもある。その場合でも分解不可で3箱買った場合6枚も貯まってしまう。

現状実装されているのは全てOCGで販売されているストラクチャーデッキには存在しない本作オリジナル。
TCGという媒体故か汎用カードが殆ど収録されておらず、レアカードもテーマに関連したカードが多めなため、所謂パーツ取り目的にはあまり向いていない。
その分テーマデッキとしての完成度は総じて高く、中には3箱買って不要なカードの代わりに汎用カードを数種類加えるだけで、ランクデュエルでも実用に堪えうるだけのガチデッキを作れるものも存在する。


アクセサリー

デュエルフィールドや壁紙等、デュエルの内容には直接関わらないビジュアルアイテム。
こちらもパック同様定期的に追加されており、一部の季節もの等は期間限定で販売されている。
メイトとカードプロテクター、アイコンフレームには「デラックス版」が存在し、これらは若干値段が高い代わりにメイトとカードプロテクターはデュエルの進行状況に応じて見た目が大きく変化する特殊仕様となっている。

特設

強力な汎用カードを必ず1枚入手できる「セット商品」、期間中にデュエルでポイントを貯める事で様々な報酬を獲得出来る「デュエルパス」等を購入できる特殊なショップ。
特にデュエルパス(ゴールド版)は全報酬を受け取れば購入分のジェムが返ってくるため、出来れば買っておきたい所。
周年記念等、セレクションパックに該当しない期間限定パックもこちらの枠で販売される。


【デュエル】

各プレイヤー同士のオンライン対戦。基本的な仕様とルールは以下の通り。
  • デュエル形式はシングル戦のみ
一般的なOCGのトーナメントの2勝先取マッチ形式とは異なり、完全な一本勝負。
サイドデッキによる対策が出来ないため、デッキ同士の相性が顕著に出やすい。
本作が独自の環境を形成している大きな要因の一つ。
  • 先攻後攻はコイントス(自動処理)で表が出たプレイヤーが選ぶ
上記の通りシングル戦しかないので、OCG以上に先攻/後攻の影響がもろに出やすい。
あとちょっとで昇格できる時に限って裏が出まくるのはよくある事
  • チェーン確認はON/OFF/Autoの三種類
ONの場合は優先権が回ってくる度に、OFFの場合はチェーン確認が一切されず、Autoは特定の状況下で確認される。
この仕様上、手札誘発やフリーチェーンのカードは紙よりもバレやすい。
カジュアルではあまり気にする必要は無いが、上級者同士だとフリーチェーンカードの発動タイミング等で重要になる。
  • 初期制限時間は300秒
プレイヤーが操作可能になっているタイミングで徐々に減少し、0になると敗北。
ターンが変わると若干時間が回復する。
当初は400秒だったが、ソリティアが横行しすぎたためアップデートで短縮された。

現在実装されているモードは、ランクデュエル、フリーデュエル、イベントデュエルの3種類。

ランクデュエル

メインコンテンツ。高いランクを目指すマッチング戦。
ルーキー、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、マスターの順にランク帯が上がっていく。
各ランク帯内にTier5~Tier1があり、昇格を繰り返すことで上のランク帯へと上がり、負けると次のランクが遠のく。
プラチナランクTier5までは降格の心配はないが、それ以上だと敗北すると必要勝利回数が増え(ランク毎に最大値が決まっておりそれ以上は増えない)必要勝利回数最大の際に一定回数連敗すると降格する。
アップデート前は降格するまで必要勝利回数が増える仕様であった為3回負けると6連勝を要求されるなどザラだったが、さすがに厳しすぎた為か変更された。
ちなみに、昇格・降格寸前だとマッチ画面にその旨が表示される。

なお、マスターランクTier1は降格しない*18
また、現在のランク帯のTier5から前のランク帯のTier1には降格しない。
ランク昇格時にジェムがもらえる他、ミッションでのデュエル中に発動した効果の回数や与えたダメージといったカウントは、基本的にこのランク戦でのみカウントされる。
シーズン終了と共にランク帯が一つ下がる。なので、「一度マスターまで上げたのにまたルーキーからなら初心者相手に狩りまくれるのか……」とかにはならない。

2024年7月からは、マスターTier1に到達すると、ランク戦とは別にレート戦への参加が可能に。
こちらは参加によって入手できる称号以外に一切報酬がなく、純粋にランキング上位を目指す腕試しの場となっている。
ランクと同様、ランキングとレートもシーズン終了ごとにリセットされる。

フリーデュエル

ランクやレベル、ミッションに一切影響しないデュエルモード。
複数人でチームを組んでデュエル出来る「チーム戦」、参加人数やルールを指定したルームを作成して遊ぶ「デュエルルーム」、完全にランダムなマッチングが行われる「フリーマッチ」がある。
サービス開始当初はデュエルルームしかなく、チーム戦とフリーマッチはアップデートで追加された。
「新しく作ったデッキを試運転したいがランクを下げたくない、しかしソロモードは対人戦想定の相手としては弱すぎる」といったケースでは重宝するだろう。
また、デュエルルームはルームIDを設定してプライベートルームにする事も可能で、自分で考えた特殊レギュレーション大会の場として利用する事も出来る。

イベントデュエル

アプリゲームではお馴染みの期間限定イベント。
対人戦をメインとしたDCGという事もあり、特殊なルールでのデュエルが行われる事が多い。
公式では特に分類は無いものの、主に以下の種類のイベントがある。

フェスティバル

最も開催頻度が高いイベント。特定のテーマに沿った特殊なリミットレギュレーション(禁止・制限カードリスト)を用いてデュエルを行う。
他のモードで適用されている基本のリミットレギュレーションに、更にそのテーマ以外のカードを使用禁止にするものが多い。(エクストラデッキはエクシーズモンスター以外使用禁止、等)
殆どの場合、メインテーマの名前をとって「〇〇フェスティバル」というイベント名で開催される。
ソロモードをテーマにした「テーマクロニクル」やアニメで活躍したデッキをテーマにした「レジェンドアンソロジー」等、たまにフェスティバルとつかない事もあるが基本的には同じ形式である。
初期には「Reg.」というランク形式のイベントも開催されたが、大不評だったためか第1回以降行われていない。

イベント内では専用のポイントがあり、勝利すると500ポイント、敗北しても50ポイントが貰える。
このポイントが一定数に達するとジェムやチケット等の報酬を獲得出来る。
また、イベント中はデイリーミッションとは別にイベントミッションが期間限定で設定され、これをクリアする事でもジェムを入手可能。
全て達成すれば3000前後のジェムが手に入るため、新しくデッキを組みたいがジェムが無いというプレイヤーにとってはチャンスとなる。
一部を除き、フェスティバル向けに構築された1~3種類のレンタルデッキが用意されている。

専用レギュレーションではイベントテーマにメタを張るカードの他、汎用性が高すぎるカードや頭一つ抜けて強力なカテゴリカードも規制対象になりやすい。
初期の頃は規制が甘く、敗北ポイント目当てで高速周回する自爆デッキやレギュレーションの影響が少なかった【真竜】等のメタビートデッキが跋扈する等、企画倒れの状態となっていた事もあった。
後に回数を重ねる毎に見直しが図られ、こうしたイベントの主旨に反するカードは軒並み禁止カードに指定される様になっている。
エクシーズフェスなのにエクシーズメタの「飛翔するG」が何故か使用可能だった事もあったが*19


デュエルトライアル

フェスティバルよりも短い期間で実施される小規模イベント。
その分報酬も少なく、基本的に3回勝利すればその時点での最新のセレクションパックが手に入るのみで、イベントミッションも無い。
トライアルという名前の通り実験的な要素が強いイベントでもあり、カード単位のレギュレーションでは無く根本のルールからして特殊なデュエルが多い。
その内容も様々で、「レンタルデッキのみ使用可」「先攻後攻でデッキが変わる」といった堅実なものから、「制限時間30秒」「ライフポイント2024でデュエル開始」「デュエル開始、双方の手札に《原始生命態ニビル》*27が加わる」の様な明らかにネタに走ったというか別ゲーになりかけているものまで開催されている。

デュエリストカップ(DC)

数か月毎に開催される、最強の座を賭けて覇を争う大会イベント
リミットレギュレーションはランクデュエルと同じものを適用。
イベントは2段階に分けて行われ、1stステージ(予選)と数日遅れで開始する2ndステージ(本選)がある。

1stステージではレベルが設定されており、一定回数勝利を重ねるとレベルが上昇し、逆に一定回数敗北すると下がる。
ただし一定のレベルに達すると、敗北してもそれ以下に下がる事は無い。
レベルが20に到達すると予選突破となり、2ndステージへの参加が可能になる。
2ndステージではポイント制になり、勝利するとポイント獲得、敗北でポイントを失う。
そうしてデュエルを繰り返していき、最終日時点でのポイント数によってランキングが決定し、上位者には称号が授与される。

当然ながら環境やメタの読み合いはランクデュエル以上に熾烈。
現実のトーナメントと違い負けても即敗退とはならないため試行回数も大事だが、安定して勝ち続けるには高いデッキパワーだけでなく、どの様なデッキが流行っているかなどの環境に対する理解が要求される。
非常に特殊な形式での大会という事もあり、意外な地雷デッキが上位に入賞する事も少なくない。
運営にとっても環境の具合を見る意味合いもあるらしく、DC終了後の新しいリミットレギュレーションでは大量のカードが規制・緩和されるのが恒例となっている。

なお、フェスティバルと同様の報酬やイベントミッションも用意されており、本選に進出する気がなくてもジェム目的で参加するのも有り。

World Championship(WCS)

年に一度開催される世界大会。
基本的な流れはDCと同じで、2ndステージが「エリア代表決定戦」となっているのが大きな違い。
エリア代表決定戦で上位にランクインしたプレイヤー数名が、エリア代表として世界大会のマスターデュエル部門(オフライン)への出場権を得る。
上位の内何名が出場できるのかはエリアごとに異なる。


【ソロモード】

本作におけるいわゆるストーリーモードであり、新規プレイヤー向けのチュートリアルの要素も内包している。
チュートリアルとその延長線上のコンテンツや、様々なカードテーマを題材としたストーリーをまとめた「ゲート」が多数存在している。
各ゲートではデュエルの練習やストーリーの観賞の他、登場したカードを取り入れたレンタルデッキでのデュエルができる。
ストーリーを含むゲートは基本的に、ストーリー→レンタルデッキを用いてテーマの動きの解説→そのデッキか自前のデッキでNPCとデュエル→ストーリーという流れ。(一部のものは更にストーリーやデュエルを挟む)。
ストーリーを観賞したりデュエルに勝利したりすると、決められた報酬を入手できる。中にはURの汎用カードや、テーマデッキでは必須級の強力なカードを入手できる場合もある。
「オーブ」という専用アイテムもあり、これを消費して各ゲート内の扉を開放すると、アイコン、プロテクター、メイトなど特別な報酬が貰えるデュエルに挑める。

詳細はこちらを参照。


【その他】

DUEL LIVE

他のプレイヤーのデュエルをリプレイ形式で観戦できる。
メイン画面のショートカットから入った場合は直近のデュエルからランダムで再生される。bot vs 自爆デッキみたいなクソマッチを引いたら笑うしかない
デイリーミッションにも設定されており、見ると僅かだがジェムが手に入る。
途中でリプレイを終了してもミッションクリア扱いになるので、余裕があれば貰っておこう。

DUEL LIVE画面から入った場合は、ランク戦・フリーマッチ・イベントからランダムにピックアップされた対戦カードから自分で選んで再生する。
再生前に双方のデッキを確認できる他、その内容のコピーや、どちらの視点で再生するかの設定が可能。
世界大会マスターデュエル部門が開催された際は決勝戦のリプレイが期間限定で公開された。

マスターデュエル検定

2023年11月6日実装。プロフィール画面右下にある「MD検定」からプレイできる。
内容はクイズ形式の『学科』と、ランクマッチ、イベントデュエル、フリーマッチで特定の課題を達成する『実技』の2つ。
2024年8月現在は20段まであり、一段クリアしていく毎にレガシーパックチケットやアイコン、プロテクター、メイトなど様々な報酬が貰える。
『学科』の問題は遊戯王OCGの基礎的なルールに関するものをはじめ、イラストからカード名や攻撃力を答えるもの、通常モンスターのフレーバーテキストに関するもの、ソロモードの内容に関するものまで多岐にわたる。
段位が上がると『スキルドレイン発動中にスキルドレインと同じ縦列でセットされた無限泡影を発動しようとするとどうなる』といった本格的な問題になっていく。
中には人喰い虫の種族を問うなどベテランのプレイヤーを引っかけさせる問題もある


【環境の推移】




【余談】

  • 驚くべきことに、これだけの数のカードを一挙に実装していながらサービス開始時点での不適正な挙動*35やバグがほぼ皆無。
    不可解な挙動が起きてバグだと思ったら実は制約を忘れていただけというのはよくある事
    とはいえデジタル媒体である以上0ではなく、新規カードが実装されたタイミングなどでバグが発見される事例は存在する。


  • 公式の裁定が調整中となっている案件であってもマスターデュエルでは何らかの処理が行われ、フリーズや巻き戻しが行われることはない。このため調整中案件をマスターデュエルで試し、その挙動を公式の仮裁定とみなす決闘者もいる。*39
    なお止められない無限ループになった場合は何度かループ後、ループに関与しているカードを強制破壊してループが停止するようになっている。*40


  • オンラインゲームにおいて避けられない存在ともいえるチーター。彼らはこのゲームにも出没しており、使用してくるチートも千差万別である。そうした悪質プレイヤーに出会ったら通報機能を活用したい。
    また、オンラインゲームでのチート使用はれっきとした犯罪行為であり処罰される*41間違っても手を出さないように。
    これらのチート・botの対策は日々進んでおり、現在もいるとは限らないが、ここでは過去に報告された物を紹介する。
  • メニューから見れるクレジット画面の右下にはエネミーコントローラーのアイコンがあり、タップすると大サイズのエネミーコントローラーが現れる。
    このコントローラーにコナミコマンドを入力すると......?

  • アニメキャラクターは一切登場しないが、チュートリアルの対戦相手名やレンタルデッキ名、アクセサリーの説明などに縁のあるキャラを思わせる要素は度々出ている。
    知っているプレイヤーはニヤリと出来るかもしれない。

  • アニメ『遊戯王VRAINS』では作中でよく行われる特殊ルールの「スピードデュエル」に対し、通常ルールのデュエル(当時の新マスタールール)が「マスターデュエル」と呼称されている。

  • 本家の「遊戯王OCG」では使えない(弱い)カードを指して「紙」と呼ぶ文化があったのだが、本タイトルの配信以降は実物のカードに対する言葉として定着している。
    代わりに、某配信者の影響からそういった「どうしようもないカード」が「重症」「重篤」「患者」と呼ばれ、「使えないので見向きもしないカード」から「何とかして使い道を考えるカード」に変貌を遂げており、今日の遊戯王における「紙」の定義を大きく変えたタイトルとなっている。



追記・修正はこの機会に新規さんを遊戯王の沼にハマらせてからお願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

ゲームや運営に対する愚痴、批判等を行った場合、IPの規制等の措置をとらせて頂く場合ありますのでご了承下さい。続くようであればコメント欄の撤去を行います。

+ タグ編集
  • タグ:
  • 遊戯王マスターデュエル
  • 遊戯王
  • 遊戯王OCG
  • 遊戯王TCG
  • KONAMI
  • カードゲーム
  • Nintendo Switch
  • Steam
  • PS4
  • PS5
  • Xbox One
  • Xbox Series X|S
  • スマホゲーム
  • XboxOne
  • コナミ
  • ゲーム
  • 基本無料
  • TCG
  • DCG
  • XboxX|S
  • 所要時間30分以上の項目
  • 背景ストーリー
  • 世紀末
  • 遊戯王ゲームシリーズ
  • コメント欄ログ化項目
  • 2022年
最終更新:2025年04月23日 16:19

*1 一応2021年時点で今冬リリース予定と発表されてはいた。

*2 現在のOCGは、ルール整備やプレイヤー層の高年齢化による競技志向化や、膨大なカードプールや効果の複雑化から、新たにプレイする敷居が上がっているとしばしば指摘される。

*3 ただし、禁止カードの一部はデータとして存在するが生成することはできない=ノーリミットのデュエルでは使用できない。

*4 高橋氏のサインが書かれたイラストは全て未収録であり、そうしたイラストしか存在しない《柴戦士タロ》や《マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX》などは使用自体ができない。

*5 Beyond Comics社のREVEDACTYL(レイヴダクタイル)というキャラクターにデザインが類似しているとして裁判沙汰になっていた事が判明(のちに和解)し、これが原因で再録やゲーム収録が避けられていると思われる。

*6 「攻撃力が99999999でカンストする」など。これによりカンスト攻撃力になった相手に邪神アバターが戦闘で勝てない等の現象が起きる。

*7 《友情 YU-JYO》、《ファラオの審判》等のアニメキャラのイラストのカードはあるが、元々OCGからそういうイラストのカードである。

*8 個々のカード毎に見れば、構築次第では環境デッキ相手にも渡り合えるカードはある。

*9 2024年3月および6月に行われたイベント「タイムトラベル2004」「タイムトラベル2010」においては、そのコンセプトから《強欲な壺》や《突然変異》、《レベル・スティーラー》といったカードも問題なく使用可能だった。

*10 例として、クローラーに属するリンクモンスター3体全てに演出がある一方で、リリース初期の頃は三幻神関連のカードで演出があったのが不死鳥だけだった。現在はアップデートによりイラスト違いにも演出がついた上、後述するフィニッシュ演出も追加された。

*11 「星の勇者の伝説」の「星遺物の導く先」最終戦

*12 新規の中で複数積み必須の烙印融合、氷剣竜ミラジェイド、神炎竜ルべリオンが全てURである。他のキーパーツにも高レアカードが多い。

*13 クシャトリラの切り札であるクシャトリラ・アライズハートは、除外されたカードをX素材として取り込む強制効果がある為、基本的に相手ターンで効果を発動してしまう。故に号はアライズハートがいればほぼ確実に発動できてしまうのだ

*14 パックから出して開放経験があっても可。開放期間が終了して消失してからもう1回やっても無料にはならない。

*15 一部のキャンペーンやイベントにおいては、SR確定やシャイン加工確定といった特殊なチケットを入手できることもある。

*16 微妙な通常モンスターだが、リアルではノーマル仕様のものを除きどれも数百万円の値が付く超レアカード。

*17 2019年12月のカードであり、本来なら最初から実装されていてもおかしくない。

*18 黎明期のみ最大ランクからでも降格するという仕様があったが、ユーザーからの大不評により消滅した

*19 イベント開始翌日に禁止指定を食らっている所を見ると、運営の確認ミスだった可能性が高い。

*20 後述する修正以前は勝利時の半分のボーナスが入った。

*21 対戦相手からは実質ボーナスゲームでシークレットミッションのクリアにも繋がるものであるが、真剣勝負を楽しめずTCGの醍醐味である駆け引きを否定しているとして批判も多かった。また、主役であるエクシーズモンスターの入ったパックに課金してもらえないので、運営としても商売あがったりになるとも言える。

*22 おまけに限定ミッションの一つ「罠の発動回数」が環境と相性からこなしにくく、早期のミッション消化を目当てに「罠を組み込んだ高速周回コンボ」の需要が生じていた

*23 相手を回復したり、効果ダメージを無効にするカードを使うデッキ。

*24 R以下限定でも「壊獣」と「カバーカーニバル」系魔法を使うのならば、それら中心の1ショットキルデッキ(通称【カバ1キル】)を組んで勝利を狙った方がはっきり言って効率は良いのだが

*25 ただしこの中では一応シンクロをやらなくもない。

*26 《重装武者-ベン・ケイ》に大量の装備魔法を付けて連続攻撃でワンキルを行うデッキ。レアやノーマルの比率が多いため無課金御用達。勝率は決して良くないが、勝利回数が命のフェスでは早く回せれば勝率は悪くてもよい。

*27 ターン中の召喚・特殊召喚が5回を超えると、双方の場のすべてのモンスターをリリースして特殊召喚される、所謂「捲り札」の1つ。対策として特殊召喚回数を抑える、ニビルで場を更地にされてもへこたれないデッキを使うなどがある。また、扱い自体はあくまで追加の手札なので、使わずに手札コストなどで捨ててしまってもよい。

*28 ただし、あくまでも他のデッキと比べて依存度が低いだけであり、エクストラデッキが揃っているに越したことはない。

*29 ただし、各種メタカードを投入すると途端に高額化する。

*30 これらのカードを組み合わせる事により、戦闘破壊されず効果も受けないモンスターを特殊召喚し、エクゾディアや終焉のカウントダウンによる特殊勝利や相手のデッキ切れを狙う。ただし、壊獣などでリリースされたり、貫通持ちや表示形式変更でタコ殴りにされる、ダイレクトアタッカーに無視されるといった方法で突破される可能性はある。

*31 ただし簡易融合は以前から何かと先攻1キルギミックに絡む事が多く、ティアラメンツとは関係なく禁止化は危ぶまれていた

*32 ただし他のテーマを複合する事が多い

*33 元々シンクロ系デッキでもないのに《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》を出せてしまう、という指摘はあったが、このデッキの影響もあってかOCGと違い《白銀の城の火吹炉》が23/12/05にて準制限カードになっている

*34 《斬機ダイア》が制限カードとなっているが、基本展開の弱体化にはあまり繋がっていない

*35 ただし、Switch版の動作がカクつく、古いスマホではとても動かせない、等の報告はあるが、スペック上やむを得ない面もある。

*36 《融合破棄》のコストで捨てる《融合》とは別にもう1枚《融合》を持っておく必要がある

*37 属性・種族・レベルなしの攻守0の通常モンスター

*38 魔法カードをモンスターゾーンに置ける《マジカルシルクハット》があったためこのカードの処理が適用されていたのでは?と言われている

*39 あくまでマスターデュエル上の挙動のため、紙で同様の状況になった場合はジャッジに判断を仰ぐのが望ましい

*40 マスターデュエル特有の挙動というわけではなく、これまでの遊戯王ゲーム作品全般で実装されている挙動である

*41 なお、著作権法的にも際どい代物であり、過去にコナミは『ときめきメモリアル』の改造セーブデータ(を収録したメモリーカード)を販売した業者に対して訴訟を起こしている。ちなみにこの裁判はコナミ側が勝訴している。

*42 自身のエクストラデッキを任意の枚数ランダムに除外して、その枚数分相手のエクストラデッキをランダムで除外する通常罠

*43 相手の除外ゾーンのカードの枚数×300のダメージを与える通常罠

*44 13枚にすることで相手はエクストラデッキを13枚しか除外出来なくなり結果7800ダメージしか与えられない。ただし13枚だと「互いに1000バーン+互いに1枚ドロー」のドン・サウザンドの契約を使えば焼き切られるので、11枚以下が理想とされる。

*45 イグナイトによる焔聖騎士サーチを始点にし、最終的にデビル・フランケンのライフコストを踏み倒してLL-インディペンデント・ナイチンゲールの効果をコピーさせてワンキルを狙う。

*46 先攻になると待ち時間を使い切ってしまい必ず負けるため。