登録日:2024/11/10 Sun 10:32:46
更新日:2025/03/15 Sat 23:57:47
所要時間:約 8 分で読めます
所属:独立傭兵
肩書:ACパイロット、殺し屋
搭乗機:AC「デッドスレッド」
アリーナランク:10/B
CV:小柳基
星外企業によるルビコン進駐計画を事前につかみ
取引によって難なく密航を果たした独立傭兵
コールドコールは粛清代行を専門とする裏社会の殺し屋であり
企業の暗部に浸かることでビジネスを安定させてきた
仕事柄 殺意を嗅ぎ分けることに長けており
曰く 「本物は機体越しでも匂い立つ」のだという
人物
主人公であるC4-621と同じく特定の勢力に属さない独立傭兵の1人。
裏社会で名を轟かせる凄腕の殺し屋で、受ける仕事も企業からの粛清代行と物騒極まる物。
企業からの依頼を良く受ける故か根無し草の独立傭兵ながらも情報収集能力に長けるようで、そもそもが違法行為である星外企業のルビコン侵攻を事前に掴んだ上で取引により自身もルビコンに潜り込んでいる。
口調こそ穏やかながらも職業柄なのか素なのか常に余裕を持った甲高く挑発的な言動が特徴的。
作中のセリフを見るに敵対者はもちろん自身の命にさえ重きを置いていないようである。
正に「
殺しているんだ、殺されもするさ」ということだろうか?
裏社会の殺し屋として活躍してきたとあって実力は非常に高く、星外企業正規部隊の上位層を「坊や」呼ばわりする程。
豊富な経験からか殺意を嗅ぎ分ける能力にも長けているようで、曰く「本物は機体越しでも
匂い立つ」とのこと。
ただし己の実力に胡坐をかいての慢心もなく、実力者相手には「加減したらこちらが殺される」と認めるなど観察能力全般が優秀。
総じて「底の読めない不気味な裏社会の殺し屋」といったキャラクター像となっている。
ストーリー内での登場は2周目以降の特定ルート限定ミッション1つのみと少ないものの、主要キャラとの意外な接点を持つかなりの強敵として印象に残っているプレイヤーも多い。
アリーナランクも10位と高く、その実力に見合うものとなっている。
作中での動向
チャプター4
ミッション「地中探査 - 深度2(ALT)」
なるほどお前がレイヴンか
確かに風格が滲んでいるようだ
恨みはないが依頼なんでな
ここで果ててもらおう
2周目以降のチャプター4到達時点で特定条件を満たしていると発生するALTミッションにて登場。
通常ではウォッチポイントアルファの熱交換室にて待ち構えていたG5イグアスと対決するのだが、ALTミッションでは展開が変化。
空っぽの部屋を通り抜けようと足を進めると、背後からコールドコールの駆る「デッドスレッド」が621に奇襲をかけてくる。
因みに上述後半のセリフはACシリーズプレイヤーにはお馴染みの
騙して悪いがのオマージュである。
なるほど
イグアス坊やでは敵わんわけだ
レッドガンの矜持も砕かれ
憤懣やるかたないといったところか
可哀想に
お前もたまには
弱者の気持ちを慮ってやるんだな
そして戦闘中、コールドコールは余裕綽々で621排除任務の依頼主について語り始める。
何と通常ルートにおいて同じ場所で自ら戦った
イグアスが621の排除を依頼したのだという。
加えてコールドコールは眼前の621とイグアスとの明確な差を見抜いており、仮にもベイラムの精鋭部隊レッドガンの番号持ちであるイグアスの事を
「坊や」「弱者」と揶揄している。
実際このALTミッションの発生条件を満たす過程で621は一周目より早い段階でイグアスを二度も下しているため、コールドコールのセリフは両者の実力差を残酷なまでに裏付けしていると言えよう。
とは言え621を出会う度に野良犬と毛嫌いし噛み付いてきていたあのイグアスが殺し屋に代行を頼むとは、即ち「自分では621に敵わない」と認めているも同然。
そのコンプレックスに腸煮えくり返りながらの苦渋の選択だったであろうことは想像に難くなく、それを察していたのかコールドコールの口調も弱者と称したイグアスに同情するようなものである。
3周目の賽は投げられたルートでは、チャプター4のラストミッションでそんなことなど知るかと言わんばかりにまたしても自分で621に奇襲を仕掛けてきたりもするんだけどね。
お前の死体を持ち帰って
坊やに見せてやるつもりだったが
加減していたら
こちらが殺されそうだ
しかし今回のターゲットである621の力は歴戦の殺し屋である彼の手にさえ余り、本来の「死体の原型が残る程度に殺す」予定を破棄。
「死体の状態など気にしている余裕はない」と判断しながらも受けた依頼を放り出すようなことはせず、621を確実に殺すために戦闘を継続するのだが…
その激闘を制したのは自身ではなくターゲットであった621。
コールドコールは自身が殺される瞬間でさえ一切取り乱すようなことはなく、目の前の現実と621の強さを素直に受け入れて機体と共に爆散した。
搭乗機体
AC デッドスレッド
画像出典:ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON ゲーム画面 アセンブリ
© フロム・ソフトウェア 2023年8月25日発売
部位 |
パーツ名 |
製造元 |
頭部 |
HD-033M VERRILL |
ベイラム・インダストリー |
コア |
BD-011 MELANDER |
腕部 |
AC-2000 TOOL ARM |
RaD |
脚部 |
RC-2000 SPRING CHICKEN |
右手武器 |
VE-66LRA |
アーキバス先進開発局 |
左手武器 |
WUERGER/66E |
シュナイダー |
右肩武器 |
BML-G3/P04ACT-01 |
ファーロン・ダイナミクス |
左肩武器 |
BML-G1/P20MLT-04 |
ブースター |
BST-G2/P04 |
FCS |
FC-008 TALBOT |
ベイラム・インダストリー |
ジェネレータ |
DF-GN-06 MING-TANG |
大豊核心工業集団 |
コア拡張 |
アサルトアーマー |
エンブレムは「火を吐く半人半獣の怪物」。
独立傭兵らしく、各勢力から様々なフレームや内装を組み合わせた混成型ACであり、かつ独自色が非常に強い。
頭部パーツは他ではレッドガン総長G1ミシガンの「ライガーテイル」のみで使われているベイラム製ハイエンドモデルで、胸部はベイラムの優秀な量産品。
一方で腕部と脚部はならず者集団ドーザーの一派「RaD」が作成した独自品である。
企業製高性能フレームとドーザー製作業用フレームを混載するそのアセンブルは企業には決して真似できないものである。
内装も中近距離に優れたベイラム製FCS「TALBOT」に、総合バランスに優れた大豊製ジェネレータ「MING-TANG」とファーロン製ブースター「P04」と手堅く高性能に纏まっている。
武装はレーザーライフルとレーザーショットガン、高誘導ミサイルに4連装ミサイル。
ミドルレンジからミサイルで牽制しつつ2種のレーザー兵器で攻め、隙を見てブーストキックやアサルトアーマーを織り交ぜてくる。
無視できない弱点としてジェネレーター「MING-TANG」のEN武器適性が全体から見てもかなり劣悪なため、主武装であるレーザーの威力はややダウンしている。
しかしゲーム内ではその弱点をまるで感じない強敵としても有名。
特にミッションでは全体が狭く遮蔽物も多いウォッチポイントアルファ深層の熱交換室で交戦するのも厄介。
条件は同等の筈ながら遮蔽物を巧みに利用してこちらの攻撃を回避、逆にあちらは的確に各種武装をばら撒いてダメージを稼いでくる。
特に左腕のレーザーショットガンが厄介で、中途半端な距離での撃ち合いになるとレーザーにあるまじき早さでスタッガーさせられるばかりか、スタッガー追撃に用いる際もチャージショットの特性により必殺の威力を持つため、食らいすぎないように常に注意すること。
機体自体もキックの威力補正が一番高い重量逆脚のため、そちらも食らうとかなり痛い。
また迂闊な近接攻撃にはアサルトアーマーでしっかりカウンターを仕掛けてくるので、生当てを狙うのは極力控えた方が無難。
実は地形については明確な対策方法があり、
熱交換室に入るまでのトンネルはコールドコールとの対決中も引き返すことができるため、そちらに逃げ込めば遮蔽物のない状況で戦う事が出来る。
なんなら、機体の速度次第だがコールドコールが熱交換室に入る前にトンネル内で戦う事も可能。
エアが熱交換室内で誰もいないと言い出したら即ABでトンネルに引き返してみよう。
そのロジックの優秀さはアリーナでも同様で、対人アセンブリの構築と練習の相手としては
ドルマヤンと並ぶ最適格。トレーナーACからのステップアップとして胸を借りる621も多い。
EN武器と相性が最悪な大豊製ジェネでこれなのだから、もしEN武器適性が保証されているアーキバスジェネ搭載だったらと考えると恐ろしいものがある。
余談
情報ログの一つである「STVの画稿(5)」には「借りた金を返さない馬鹿」について話し合う殺し屋2人についての記録が記されているのだが、
プレイヤー間ではここで触れられている殺し屋の内の片方がコールドコールなのではないかとプレイヤー間では噂されている。
そこから更なる推測として、STVの画稿では作中に登場するネームドキャラ29名全員が描かれているという前提の下、
画像手前側で物影に隠れてガタガタ震えているのが金を返さない馬鹿ことノーザーク、他に該当しそうなキャラがもういない
ということから右側白髪の老齢な人物がスッラ、左側のガタイの良い帽子の男がコールドコールなのではと言われることも。
また、ミッション中に登場するセリフにやたらとなるほどが混じるため、一部では「なるほどおじさん」なる愛称で呼ばれていたりもする。
加減していたらこちらが追記・修正されそうだ。
- ロジックが非常に優秀でアリーナのコイツはやたら強い、ミッションでも強い、ジェネは難易度調整だろう -- 名無しさん (2024-11-10 11:03:36)
- ゲームに慣れてもやられはしないにせよ馬鹿みたいに消耗させられる。こいつが出て来るミッションのSランク判定が緩くて良かった。 -- 名無しさん (2024-11-10 13:33:59)
- スプチキの蹴り性能の高さを活かしたカンフーの達人 -- 名無しさん (2024-11-10 13:43:47)
- ALTでなくともそうだが、ただの中ボスだから補給なしにミッション続いて、後から普通にエンフォーサーという大ボスがいるのもいやらしいところ。 -- 名無しさん (2024-11-10 17:46:30)
- EN適正以外は程よくまとまっているので逆脚アセンの叩き台にするのも悪くない -- 名無しさん (2024-11-10 18:41:37)
- ↑2 いやこいつ倒した後に普通に補給あるが…… -- 名無しさん (2024-11-10 20:12:42)
- 一回目の補給はちょっとだけ時間置いてから出るから、すぐに扉に向かうとアイコンが画面に出ずに見逃す事もあるから… -- 名無しさん (2024-11-10 20:20:29)
- そこの勘違いは置いておくにしても、コールドコールが強すぎて1回目の補給にたどり着く前に〇んだことがある…仮にも2周目だったのに。 -- 名無しさん (2024-11-10 20:26:38)
- 記事内にもあるように遮蔽の使い方が凄く上手いからね。こっちの射線は妨害されるのに向こうは当ててくる。そんで一発一発火力が高いのでゴリゴリとAP持っていかれる事多数。 -- 名無しさん (2024-11-11 12:40:10)
- 匂い立つなぁ… -- 名無しさん (2024-11-11 12:44:01)
- 通路待ち伏せAAが有効なおじさん -- 名無しさん (2024-11-12 01:27:23)
- 障害物を抜きにしてもミサイルの捌き方が上手い。ただ逆間接の使用上飛び続けるENがないので空中戦に持ち込んでやればそこそこ当たる。 -- 名無しさん (2024-11-18 11:41:39)
最終更新:2025年03月15日 23:57