RaD(ACVI)

登録日:2023/09/07 Thu 00:59:59
更新日:2025/04/03 Thu 16:59:18
所要時間:約 46 分で読めます





Reuse and Development
RaD 
COLONY REVITALIZATION

「RaD」とは、ロボットアクションゲーム「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」に登場する組織である。


概要

本作の舞台であるルビコン3に本拠地を構えるならず者の変態技術者集団。ACやMTのみならず、解体・建設用など様々な用途のパーツの製造・改造を主に行っている。
名前の意味は『再利用と発展』。下端にあるのは「コロニーの活性化」。
また、”rad”という言葉自体に『過激派』『イカした』という意味がある。
その実態は企業ほどの規模はなく、あくまでもパーツの製造・販売する能力を持ち合わせた武装集団という程度。過去作でいうとミグラント、C.E.の世界でたとえるならジャンク屋組合といったところか。
作中では彼らのような組織体系は「ドーザー」と呼ばれ、RaDはその最大手を誇る。
メンバーの中にはコーラルドラッグガンギマリの薬物中毒者(overDOSER)が多く混じっているが、これが「ドーザー(Doser)」と言われる所以であり彼らにとっては当然なのである。

人物

シンダー・カーラ

「私らRaDは 来る者は拒まないのがモットーだ」

RaDの頭目にして全製品の基礎設計を行う第1技師

情報処理と機体設計のスペシャリストである彼女は
その膨大な知識量と自由な発想によって
企業製品では見られない奇抜な兵器を生み出しつづけている

殺しの道具だからこそひとつ笑える必要がある
それがカーラの設計思想であるという

RaDの現頭目である女性技術者。ストーリーの3年前に参画して以降、短期間でリーダー格まで上り詰めた実力を持つ。
灰かぶり(cinder)のカーラ」を自称しているが、この場合の「灰かぶり」とは50年前にルビコンに起こった災厄「アイビスの火」を生き延びた者を指す言葉。
つまり本人の言を信じるならば少なく見積もっても50代と高齢であるはずだが、それにしては容姿が若すぎるらしく*1、極めて謎が多い。*2
主人公の雇用主であるハンドラー・ウォルターとも面識がある。
詳細は個別項目にて。

チャティ・スティック

「ビジター RaDのチャティ・スティックだ」

RaDの頭目カーラを補佐する腹心

組織の第1技師でもあったカーラはあるとき
自らを支え楽しませるための提案型AIを作成した

しかしどれだけプロンプトを与えても
「彼」 は必要なこと以外を喋ろうとしない

ボスの自由で突飛なアイディアをただ聞く
その方が彼には心地良いのだろう

カーラ曰く「うちのシステム担当」らしく、主に裏方としてハッキング等の作業を行う副官的存在。
人物画のないACシリーズの性質上、本編での初対面時には「お喋り(chatty)」の肩書とは裏腹の寡黙な男という印象を抱かせた後、カーラによって製作されたAIであることが明らかになる。*3
詳細は個別項目にて。

インビンシブル・ラミー

「無敵のラミー様に勝てるもんか」

ドーザーの一派 RaDの構成員

多くのドーザーがそうであるように
コーラルドラッグの乱用による酩酊状態にあるラミーは
自分こそ無敵であるという誇大妄想に取り憑かれている

どれだけ撃破されても翌日には忘れているため
死なない限り彼の無敵が失われることはない

コーラルキメまくりの重度ヤク中で、説明文通り「無敵(invincible)」を自称する痛いヤツ。
アリーナランクは最下位、敵対ドーザーからは「間抜けのラミー」呼ばわりされるととひどい言われようであるが、逆に言えばこれでも一応ランク圏内であるためか、カーラ曰く「あんなでも番犬にはなる」とのこと。
ランクに9が含まれる人物の1人だが特に重要な人物ではない。
詳細は個別項目にて。

関連人物

強化人間 C4-621

ご存じ主人公。脳内に語り掛ける声「エア」の導きによって、コーラル集積地域へ向かう手段を借りるべく本拠地であるグリッド086に乗り込んだ。
カーラはそんな621を「ビジター(visitor=訪問者、来訪者)」と呼び熱烈に歓迎するも、621はそんな手荒な歓迎を難なく退ける。
逆に大打撃を与えられたカーラは、敵に回すより雇った方が得と新たな依頼主に。以後、エア、ウォルターに次ぎ多くのミッションでサポートしてくれるようになる。


ハンドラー・ウォルター

C4-621の飼い主雇い主。前述の通りカーラとは面識があり、時折「旧友との約束」について話し合うことがある。
彼及びカーラの正体は、コーラルの過剰増殖によって発生する「破綻」を防ぐため、その動向を監視する監視者たちの結社「オーバーシアー」の一員。すなわちRaDもその存在を秘匿するための隠れ蓑である。


オーネスト・ブルートゥ

「友人ならば もてなしたい 喜んでもらえたなら… 素敵だ…

ドーザー最大勢力 ジャンカー・コヨーテスの頭目

元々ブルートゥはRaDに拾われた構成員であり
そのドーザーらしからぬ柔和な人当たりと話しぶりを
面白がったカーラに目をかけられていた

彼が重度の虚言癖を備えた人格破綻者であることが
発覚したとき RaDの資金と技術は無視できないレベルで
持ち逃げされていたという

元RaDのクルーであり、前述の敵対ドーザー「ジャンカー・コヨーテス」の現リーダー。
正直者(honest)とは名ばかりのイカサマ師で、カーラをしても彼を倒すミッションのブリーフィングで何度も「クズ」呼ばわりせしめる狂人
詳細は個別項目を参照のこと。


ノーザーク

「借りた金をなぜ返す必要がある…!?」

RaDと直接の関係はない借金絶対踏み倒すマン。取り立て屋に追われ、RaD本拠地のグリッド086のどこかに身を潜めている。
「ある金は活かすべき」という口先大層な信条を有しているあたり、最初から返す気を全く感じない確信犯。見方によってはブルートゥよりもクズ。
過去に取り立てに来た債権回収業者をRaDに見つけさせ、侵入者として溶鉱炉のパイプで焼き殺させると悪賢さに関しても抜け目が無いようであるが…
詳細は個別項目を参照のこと。



兵器類

RaD製品は工業用のものを戦闘転用したパーツ、廃材などから作り上げたジャンクパーツがほとんどであるが、(一癖ある代わりに)それを感じさせない実用的なパーツが多く揃っている。
製品の命名規則は「(とりあえず)有意な英熟語」であり、どのパーツもネーミングセンスが悪趣味なほどに秀逸である。

ACフレーム

LOADER 4(ローダー・フォー) / ORBITER(オービター)

部位 パーツ名 説明
頭部 HC-2000 FINDER EYE RaDの開発した探査用AC向け頭部パーツ
元々は地形観測を目的としており戦闘性能は控えめ
一方で負荷は抑えられており 扱いやすさには定評がある
コア CC-2000 ORBITER RaDの開発した探査用AC向けコアパーツ
元々は宇宙船外活動を目的としており戦闘性能は控えめ
一方で負荷は抑えられており 扱いやすさには定評がある
腕部 AC-2000 TOOL ARM RaDの開発した探査用AC向け腕部パーツ
元々は廃材回収を目的としており戦闘性能は控えめ
一方で負荷は抑えられており 扱いやすさには定評がある
脚部 2C-2000 CRAWLER RaDの開発した探査用AC向け2脚パーツ
元々は天体表面探査を目的としており戦闘性能は控えめ
一方で負荷は抑えられており 扱いやすさには定評がある
惑星探査用機体を戦闘転用したフレームで、まさしく文字通りの宇宙探査機(ORBITER)
「LOADER 4」はプレイヤーが乗る初期機体としての名で、「ORBITER」は30MMでの立体化時の名称。*4
初期ACのフレーム一式でもあり、作中では売却不可のため価格不明。
全体的に性能は控えめな軽量級機体だが、重量だけでなくEN負荷も低く装備コストを圧迫しないのが利点。それ故選択肢の少ない序盤向けパーツだが、部位によってはパーツがそろってきてからでも選択肢に上がることもある。
また、下記のWRECKERの説明文や発表時のPVなどとともに、今作品の世界でACが戦闘のみならず探査、土木作業といった戦闘以外でも用いられることを明示する存在でもある。

設定的に戦闘用ではないはずなのだが、ウォルター配下の強化人間部隊「ハウンズ」はこのフレームのACに乗っていた。
また、とある人物は頭だけを専用パーツに挿げ替えているものの、それ以外はこの「LOADER 4 / ORBITER」フレームで構成された機体を駆る。
ルビコン内で入手しやすいとか、戦闘用じゃないのでお安く軽いとか、ウォルターについては彼がカーラと個人的に仲がいいとか様々な理由もあるかもしれないが、それをひっくるめて戦場でも割と見かける機体なのかもしれない。
或いは『長期間整備無しで動かす環境(メンテナンスフリー設計)』と言う意味での【探査用】と言うカテゴリなのかもしれない。

WRECKER(レッカー)

部位 パーツ名 説明
頭部 HC-3000 WRECKER RaDの開発した土建AC向け頭部パーツ
解体作業を目的として設計されており戦闘性能は控えめ
一方で剛性は極めて高く 防御性能には目を見張るものがある
コア CC-3000 WRECKER RaDの開発した土建AC向けコアパーツ
解体作業を目的として設計されており戦闘性能は控えめ
一方で剛性は極めて高く 防御性能には目を見張るものがある
腕部 AC-3000 WRECKER RaDの開発した土建AC向け頭腕部パーツ
解体作業を目的として設計されており戦闘性能は控えめ
一方で剛性は極めて高く 反動制御には目を見張るものがある
脚部 2C-3000 WRECKER RaDの開発した土建AC向け2脚部パーツ
解体作業を目的として設計されており戦闘性能は控えめ
一方で剛性は極めて高く 積載性能には目を見張るものがある
解体・土建工事用のフレーム。剛性と馬力に優れる解体作業人(WRECKER)
フレーム一式は初めてRaDに侵入するミッション内に隠されており、完成させるには4つそれぞれのパーツを全て見つけなければならない。
重機のようなごつい見た目に違わず防御性能あるいは安定性能に極振りされているが、それ以外はどこかしらデカい穴があるというピーキーな性能をしている。
また隠しパーツ故に気が付きにくいが、地味に各パーツの値段もあのBASHOシリーズ一式すら下回る全フレームパーツ中トップクラスの安価ぶり。元が上述の様に作業用として設計・開発されているが故か。
特に腕部パーツに至っては全腕部中ぶっちぎりトップの反動制御とぶっちぎりワーストの射撃&格闘適性という極端ぶりで、ライフルWトリガーでもレティクルが殆ど開かない程な反面、FCSをしっかり吟味しなければまともにサイトが追ってくれず、大抵の格闘武器はパイルはおろかチェーンソーさえ酷いなまくらと化す有り様である。アップデートで多少マシにはなったが。
それでも何か近接武器を持ちたいなら格闘適性の補正が乗らない大豊の炸裂弾投射機、多段ヒットに加えて直撃補正の高さで格闘適性の悲惨さを誤魔化せるチェーンソーやレーザースライサーという手はあるが。
このように各パーツの利点欠点が統一されておらず、一式揃えての運用だと中途半端な機体が組みあがるので、特化機を作る際に一部パーツを拝借していく使い方が良い。

アーカイブ持ちの残骸のうちドーザーが乗っていたと思われるもの*5、またブルートゥのACミルクトゥースもWRECKERのフルフレームなので、RaDメンバーでAC操縦が可能な者は基本的にこれを回されているものと思われる。

FULL COURSE(フルコース)

部位 パーツ名 説明
頭部 HS-5000 APPETIZER RaDの開発した戦闘AC向け頭部パーツ
構成部品こそ廃材の寄せ集めではあるものの
技術者を総動員して調整されており性能は侮れない
コア CS-5000 MAIN DISH RaDの開発した戦闘AC向けコアパーツ
構成部品こそ廃材の寄せ集めではあるものの
技術者を総動員して調整されており性能は侮れない
腕部 AS-5000 SALAD RaDの開発した戦闘AC向け腕部パーツ
構成部品こそ廃材の寄せ集めではあるものの
技術者を総動員して調整されており性能は侮れない
脚部 2S-5000 DESSERT RaDの開発した戦闘AC向け2脚パーツ
構成部品こそ廃材の寄せ集めではあるものの
技術者を総動員して調整されており性能は侮れない
前述の通りカーラの愛機である重量級フレーム。
所持武器の食前酒(APERITIF)スープ(SOUP)と合わせ、前菜(APPETIZER)メインディッシュ(MAINDISH)サラダ(SALAD)デザート(DESSERT)と、RaDらしいブッ飛んだネーミングのフルコース。
終いにはフレームの全てが廃材を寄せ集めて制作された代物というジャンク品一歩手前のような開発経緯を持つが、それでも企業製のパーツに劣らぬスペックを誇るのはカーラ、そしてRaD脅威の技術力と言わざるをえない。
性能としては安定性と防御力が高い「二脚の皮を被ったガチタン」のようなもの。ただしシステム復元性能が低めなため、電撃や火炎などにはやや弱い。
中でもコアパーツは安定性能とジェネレーター供給補正がトップという事もあって、ガチタンを組む際に選ばれる事の多い一品。
全コア中1位のパーツ重量とワースト2位というブースター効率補正のせいで足回りはどうしても鈍くなる為、尚更重量機向けのパーツである。
また最高の供給補正のお陰でジェネレーターをあまり選ばないのも利点であり、特に出力は高いが癖の強い技研のコーラルジェネレーターとは互いの使い心地をマイルドにしてくれる。是非ともセットで運用してみよう。

その他機動兵器・特殊兵器等


汎用MT「MB-0100 CLUTCH」

RaD製四脚型MT。高所作業車やダンプカーといった建設車両を無理矢理改造したような見た目をしており、BAWSの四脚MTと比べると一回り以上小型でRaDの主力として運用されている。
掴む・爪(CLUTCH)を意味する名の通り脚部のパワーは相当なもののようで、天井や壁面に張り付いていることも多い。
丸鋸やロケットポッドを装備した近接型、強力な大型ミサイルを搭載した支援型、頑丈な盾でこちらの攻撃を防ぎながら拡散ミサイルをバラ撒いてくる迎撃型等の豊富な武装パターンを持ち、特にフットワークが軽い近接型になると狙いの甘い攻撃をゴキブリの如くシャカシャカと足を激しく動かして横移動で避けてくるので初見では驚かされるかも。

重MT「MB-0202 TOYBOX」

RaD謹製の中型MT。「腹筋爆発ダンゴムシ」という通称の通り簡易的な可変機構を持ち、タイヤのような移動形態で転がりながら目標に急接近し、MT形態に変形して肩・腹部・両腕の一斉射撃で弾幕を張るという遥か彼方の銀河系で見たような戦法を取る。ジャンカー・コヨーテスの縄張りにだがパルスプロテクションを張る個体がいるのもそれらしい。
全身にまるでおもちゃ箱(TOYBOX)の如く火器を満載しており、それらを使えないタイヤ形態では重装甲で攻撃が無効化されるなど戦闘力は高く、油断するとあっさり蜂の巣にされる。
幸いAP自体は低めなので、こちらから近づきつつ変形の隙にグレネードやショットガンなどの大火力を叩き込んで短期決戦にしたい。
初期のPVにも登場しており「あんなもの」枠が本作でも健在であると古参のファン達を喜ばせた。後にそれどころじゃないレベルで「あんなもの」祭りだったと知ることになるのだが。

改造MT「MT-T-026-RC1 PUNCHER」

BAWSの逆関節MTをRaDの技術者らが独自改修したMTその1。
ベース機に増加装甲とブースターを追加し、両側面にはライフル砲を1門ずつの計2門装備している。
増加した重量と追加装備の為にフレームや出力周りまで手が入っているのか、何と高速で走り回る事が出来るようになっておりそのフットワークを活かしてライフル砲による射撃戦を仕掛けてくる。
このライフル砲も地味に衝撃値が溜まりやすく、嘗めて掛かって囲まれるとあっという間にスタッガーを取られて穴だらけにされかねない。正に穴あけ機(PUNCHER)の名の通りである。

改造MT「MT-T-026-RC2 KICKER」

BAWSの逆関節MTをRaDの技術者らが独自改修したMTその2。
装甲を盛ってブースターを取り付けるという点はPUNCHERと同じだがこちらは近接戦闘用であり、両側面に高威力の無誘導ロケットポッドが装備されているが、それ以上に脅威なのはパイルバンカーを装備した太ましい両足。
PUNCHER同様ダッシュが出来る程の軽快なフットワークからロケットを撒き散らし、不意を突くように繰り出してくるパイルバンカー付きブーストキックの威力は最早雑魚敵のレベルではなく、スタッガー中に喰らおうものなら機体によっては致命傷となり得る恐ろしさ。
それが集団戦を仕掛けてくるので包囲されようものならタンクACだろうと数分と持たず蹴り殺される。蹴りの名手(KICKER)の名は伊達ではない。

無人重機「EC-0804 SMART CLEANER」

作業用MTを改造したらしいヤドカリのような無人大型兵器。グリッド086潜入ミッションのラストにボスとして立ちはだかる。
両腕に金属裁断用のグラインダーを、背中には火山のような製鋼用溶鉱炉を背負っており、その魔改造の度合いと殺意満点ぶりが見て取れる。
両手で標的をすりつぶし、炉の開口部や背部の煙突から放たれるドロドロアツアツの銑鉄で焼き尽くす姿から、ついたあだ名が「ルビコニアンデスルンバ」。
RaDからしてもイカレた兵器という認識で、APを削って行動パターンが変化するとカーラから「クリーナーが笑えるのはここからさ!」というセリフが飛び出す。
解体用無人重機とも呼ばれており、敵の兵器やACをグラインダーでボコボコにすり潰してから、それを機体内の炉へポイポイと投げ込んで溶解したのち遠距離攻撃用の弾替わりに吐き散らし、そしてRaDの変態兵器開発用の金属資源へと作り替える目的なのだろう。
なんとも暴力的だが、ある意味で理にかなった自動掃除機(SMART CLEANER)といえよう。むしろ散らかしてるようにも見えるが…


オーバードレールキャノン

前述のブルートゥに持ち逃げされていた秘密道具の正体で、全長数百メートルにも及ぶ超巨大電磁砲。ブルートゥはこんなものをどうやってくすねたのだろう…
シナリオでは惑星封鎖機構によって起動した「C兵器アイスワーム」への対抗策として、V.IVラスティを狙撃手として運用することになる。
曰く「威力と射程は折り紙付きのかわりに燃費と精度に難あり」とのこと*6であったが、ラスティはそれにもかかわらず数十km離れた所から*7アイスワームの頭部を連続で見事に撃ち抜いている。
ただしリミッター解除したアイスワームの防壁は通常出力では破壊不能と判断したラスティにより、最後の一撃は同じくリミッターを解除した状態で発射したことにより自壊してしまう*8
ちなみに基本的に最短でクリアする621が多いため「合計3発の狙撃」と勘違いしがちだが、PAの耐久力が上がらない段階のうちなら何回でも狙撃してくれる


単独パーツ(武器含む)

頭部パーツ「HC-2000/BC SHADE EYE」

RaDの開発した探査AC向け頭部を全面改修したカスタムパーツ
匿名の独立傭兵集団による完全戦闘向けリビルドであり
元の素朴な面影はなくなっている

本物のレイヴン」が使用する本作の看板機体「ナイトフォール」の頭部パーツで、The Game Awards2022で公開された初報ティザームービーにおいてACの復活を目にしたゲームファン達の興奮と驚嘆が混じる中颯爽とムービーの最後にとっつきをぶっ差した後、バイザーを下ろして飛び去って行ったあの機体の頭。
初期機体の「FINDER EYE」の戦闘向けカスタマイズ版。ターゲットアシストやアサルトブースト中にバイザーが下り、目元が覆われる(SHADE EYE)ギミックがある。
重量と負荷が重くなった分、他の性能は元パーツよりも上がっている。


重逆関節脚「RC-2000 SPRING CHICKEN」

RaDの開発した探査AC向け重量逆関節パーツ
元々は物資輸送を目的としており戦闘性能は控えめ
脚力も高所への貨物運搬を想定したものであり 積載を両立する

ゴツゴツした重量級でありながら若鶏(SPRING CHICKEN)のような跳躍力を両立した逆関節。高所への運搬用途向けは伊達ではなく、垂直ジャンプ力に優れる。
過去作でいう重量逆関節というべきポジションではあるのだが、戦闘向けじゃないからなのか中量逆関節枠の「MIND BETA」との性能差が小さい。
レギュ1.06まではAP・実弾防御・対爆防御・積載上限には優れるが姿勢安定性・EN防御はMIND BETAが高く、APと他防御の差はわずかしかなく重量が重い分ブースト性能が低くなりがちであったが、レギュ1.07からは姿勢安定性ではMIND BETAを追い抜き逆関節ではトップの座に輝いた。
それでもまだ同レベルの防御力を持つ他の足と比べると地の速度で劣り気味等の不安要素は多い為、アセンブリと操作の腕前が求められる玄人向けという立場には変わりないが…
一方でブーストキックは全脚部でも最強クラスの性能*9を有しており、高い防御を活かして蹴ったり切ったりする運用に向く。
また、MIND BETAはログハント報酬な上にバトルログを漏れなく集めても入手が少し後になるためこっちの方が早く手に入る。手に入る時期のミッションが上下機動を多く要求するものばかりなので役立つ。

余談だが型番やテキストの類似点から恐らくは初期機体の脚部パーツ「2C-2000 CRAWLER」を重量逆関節へと作り替えた代物であると思われる。
デザインも良く見ると面影が結構あり、LOADER 4から挿げ替えても違和感があまり無いのが面白い所。


ブースター「BC-0200 GRIDWALKER」

RaDがエルカノの委託を受けて開発した軽量機体向けブースタ
グリッドを始めとする立体地形での運搬作業を想定したもので
空中でのEN消費が抑えられている

グリッドでの作業者(GRIDWALKER)のために潤滑な三次元機動に重点を置いたブースター。
全ブースター中最大の上昇推力を持ち、それ以外もQB周りを除けば比較的高水準な性能を持つため、相手の頭上から攻撃する空戦主体の運用を好むプレイヤーに向く。
また地味に近接攻撃推力も全ブースター中3位という数値であり、近接機を組みたいがBAWSのKIKAKU(近接攻撃推力1位)だと通常推力も上昇推力もちょっと辛い、2位のFLUEGELだと上昇推力が…という時にはお勧め。
一方でQB性能は並みな割にQBリロード保証重量がかなりの軽量機でしか対応できないため、採用時はQBと重装備のどちらかを切り捨てる必要がある。


ブースター「BC-0400 MULE」

RaDの開発した重量機体向けブースタ
地上での作業を行う重機運用ACへの搭載を想定しており
上昇速度を度外視している一方で燃費には優れる

ラバ(MULE)*10の名前を持つ滞空作業用ブースター。
近接攻撃推力を除きすべての推力がワースト、近接攻撃推力もワースト2とかいう意味不明な低推力と、頭2つくらい抜けて少ない上昇消費ENが特徴。
優れた上昇消費ENを生かして超長時間滞空しやすいのが唯一の取り柄だが、上昇推力が低すぎるので空への到達が遅い上、滞空なら四脚のホバリング機能という不倶戴天の敵が存在する。
一応最軽量ブースターでもあるが、推力が低すぎて速度には全く期待できない。加えてこれまでのアップデートでも一切の強化も施されておらず、残念ながら産廃評価は揺るぎないものとされている。


ブースター「BC-600 12345」

RaDの開発した戦闘重機向けブースタ
重量を問わず推力を与える長いクイックブースト噴射時間を誇る
品番登録は酩酊状態で行われた

ちょっと名前適当(12345)すぎない?製造元頭大丈夫?あ、コーラルでラリってんなら仕方ないか。

性能としてはクイックブーストに特化しており、いかに重いACでもQB性能の落ちない保証重量が魅力的。
噴射時間も最長でQB消費ENも2位の低燃費。組み方次第ではQBだけで引き撃ち軽量機に余裕で追い縋れる程。
その特性上、噴射時間が長いほど地上QB後の水平跳躍後の着地が早くなる逆関節や、ホバリング中はQBの加速力アップと引き換えにブレーキモーションが発生する為に噴射時間の影響が非常に大きい四脚との相性がかなり良い。
上昇推力はアップデートでトップ3に入るまで向上したものの、それを捻り出す為の消費は全ブースター中で最も悪いので結果的に上昇能力はお察し、アサルトブースト性能もあまり良くない陸戦向けのブースター。


チェーンソー「WB-0010 DOUBLE TROUBLE」

RaDの開発したチェーンソー
解体重機向け工具をそのまま武器に転用した
チャージではブレードを展開し 面で押し当てる連撃となる

実弾属性の近接武器。ラミーやブルートゥも愛用している2連並列チェーンソー
通常攻撃では振りの遅い2連撃、チャージ攻撃では突進しつつガリガリと多段ヒットする攻撃の後にトドメの一撃を放つ。
チャージ中は他の近接武器と違って任意開放であり、移動が遅くなる代わりに正面にダメージ判定の上敵弾を弾く効果がある。そしてスタッガーした相手に容赦なくたたき込めば大ダメージを期待できる。
直撃補正が高いうえにとっつきと違ってブレードホーミングの踏み込みもあると、動作の重さを除けば実弾近接武器としては最も標準に近い仕様。
使用してくるラミーとブルートゥのどちらも近接武器適性ブービーのAC-3000 WRECKERで使っているせいであまり痛くはないが、
これが高いBASHO腕あたりに持たせてチャージ攻撃を叩き込んだ日には、スタッガーされた大抵のACはリペアすらできず丸太の如くスッパリ両断される。
これでもアプデで2度に渡ってAC-3000 WRECKERの近接武器適性は引き上げられたので一応二人ともその恩恵を受けてはいる
簡単ではないしそもそも前提条件もあるが、フルヒット時の総ダメージはあのとっつきをも超える大型兵器キラー。
まさに面倒(DOUBLE TROUBLE)が嫌いな奴をわからせるのにうってつけの一品。


ショットガン(?)「WR-0777 SWEET SIXTEEN」

RaDの開発した特殊ショットガン
複数の銃口から弾体を同時発射することで範囲攻撃を行う
独特な設計であり 厳密にはショットガンではない

厳密な意味ではショットガンと言うよりボレーガン*11と呼ぶべき多銃口砲。13もの銃口がびっしり並んだ蓮コラめいた銃身は一部の苦手な人をビビらせるのには十分…かもしれない。ぶっちゃけ再装填がクッソ面倒くさそう。
全弾命中時の威力はZIMMERMAN(あのぶっ壊れ長射程ショットガン)よりも高いが、いかんせん集弾率が悪いためゼロ距離接射でない限りは「散弾ではなぁ!」と一蹴されがち。
「スタッガー状態にさせるための銃」というよりは「スタッガーして動けなくなった相手に叩き込む銃」であり、その用途で使うと無体な火力を叩き出す。
なお他の実弾ショットガンは汎用性が高すぎて何かしらナーフされているが、こちらは使いどころが限定されすぎるためか特に変わらない。なお、レザショも一切ナーフ貰ってないどころか2種ともにアプデで強化されている
ちなみに「SWEET SIXTEEN」は「女の子の成人式*12」という意味だが、さらに転じて「出来ちゃった婚(ショットガン・マリッジ)」や娘を孕ませた男の所に父親が銃を持って殴り込みに行く行為を指すスラングとして使われる事もある。


火炎放射器「WB-0000 BAD COOK」

RaDの開発した火炎放射器
廃材を高温溶融するための道具が武器として転用されたもの
至近距離で押し当てつづければACの耐熱限界も凌駕する

LR以降18年ぶりの登場となる、ヒャッハープレイ垂涎の火炎放射器。この手の武器にしては射程がそれなりに長いのが売り。

衝撃力が低くこれ一丁でスタッガーを狙うことはできない代わり、これで相手を高熱によるACS異常状態に陥らせ受ける衝撃力を1.5倍に増やす(=3分の2ほどの衝撃力でスタッガーさせやすくする)。
相手を消毒しつつ高衝撃武器でスタッガーにし、他の武器につなぐというコンボが狙える。さあ楽しみましょう!
何気に近距離で撃たれると視界が悪くなることが多く、対人戦では目眩ましというおまけ効果もあり。
更に火炎の属性は爆発扱い。
実弾武器と違い距離減衰がないので、それなりに長い射程の全てで最大火力を発揮できる。
高速で動き回って下手なミサイルが当たりにくいヘリアンサス型とウィーヴィル型の弱点であり、ミサイルをくぐってきたやつらもすれ違いざまに削れる。

どんなに料理下手(BAD COOK)でもこれ一本で解決!…と言いたいところだが、EN負荷も重量が腕武器内では結構重い部類なのでジェネレータや脚部には気を使おう。
相手がデバフにかかったかどうか確認する術がないのもやや気になるところか。


スタンランチャー「WS-1200 THERAPIST」

RaDの開発したスタン弾ランチャー
帯電した金属片を散布する特殊弾を投射し
その蓄積により相手の強制放電を引き起こす

強制放電という特殊ダメージを与える電撃療法士(THERAPIST)
強制放電状態になった敵機は追加ダメージと共に一瞬動きを止めてしまう。
とはいえ、これ1丁では強制放電まで18発(6回分)命中させる必要があるし、弾数も心許ないため長期ミッションには不向き。
何よりスタン弾としては腕と肩それぞれにアーキバス系製品という最大級の競合品(特に肩のスタンニードルランチャーはストーリー進行で1丁無償入手)があるのでわざわざこちらを採用する理由が少ない。しかもVer1.06では強制放電そのものにナーフが入ってしまう。

……だが、同レギュにて武器性能そのものに超絶ヤケクソアッパーがなされ、中~近距離からかつての重ショばりの瞬間火力と衝撃を高速でバカスカ撃ち込めるぶっ壊れ武器に進化。
あまりにもやりすぎだったので急遽Ver1.06.1が配信。僅か2日にして即時ナーフされ「最初よりは強いけどぶっ壊れではない」レベルに落ち着いた。そして違法エステ呼ばわりされたりした
現状では衝撃蓄積と視界妨害を重点とする変種ショットガンといった感じの性能になっており、強制放電は入ったら嬉しいオマケになっている。


ハンドミサイル「WS-5000 APERITIF」

RaDの開発した包囲型ハンドミサイル
発射から一定時間後に推進を始める独特な挙動であり
機体の移動と組み合わせることで単機での包囲が実現できる

カーラが振舞ってくる食前酒(APERITIF)
13発のミサイルがバラバラと目の前に射出され数秒停止、そこから敵に向かって急加速して飛んでいく。
この「数秒停止」がクセモノで、停止中に本体を自由に動かせるため、ミサイルと本体とで「包囲型」の名に恥じぬ挟撃が行える。
さらにミサイル自体も誘導も優秀な上に衝撃の蓄積量も高いと安直に無視できるような代物ではないため、挟撃された際は意識の振り分けがかなり大変になる。
この性能で弾数も多いので非の打ちどころがなさそうに見えるが、弾単価が高いので一般的な探索ミッションには不向きか。
CPU戦ならともかく対人では誘導性能が高すぎたためかナーフされている。制圧性能は健在なのでプレッシャーをかけるのには向いている。


ヘビーマシンガン「WR-0555 ATTACHE」

RaDの開発した重機関銃
書類用鞄を模したケースには交換用バレルが収納されており
彼らの「商談」には欠かせない携行品となっている

パッチノート1.05で追加されたヘビーマシンガン。
本体上部には弾倉を、そして下部には説明文通り書類鞄(ATTACHE case)の形をした交換用銃身ケースが備えられており、リロード時には焼き切れた銃身がパージされて替えの銃身が生えてくるという変態ギミックを備えている。*13
性能的にはマシンガンとアサルトライフルの中間的存在で、重そうな見た目通りガトリングと同重量。
連射力はマシンガンには劣る分、フルオートとしては反動制御がやりやすく、片手持ちならBASHOでもブレない。
むしろ連射力の上がったアサルトライフルとしての運用が主で、近距離でばらまくよりも中距離での打ち合いに適している。


肩部クラスターミサイル「WR-0999 DELIVERY BOY」

RaDの開発したクラスタミサイル
大量の小型爆弾を搭載しており 推進しながら絨毯爆撃する
コーラル酔いの技術者が勢いに任せて設計したという

おかもち(出前の人(DELIVERY BOY)が持っているアレ)のようなでっかい箱状のコンテナが極めて目立つ爆雷ミサイル。あの世界にはまだおかもちあるのか
射出後に相手の頭上を親機が飛び回りながら数回に分けて爆撃を繰り出すかわりもの。まさに爆撃の出前(DELIVERY BOY)
爆撃の威力もそれなりに強く、全弾命中でガンガン削れるし、そうでなくとも回避に集中を強いてプレッシャーを与える事も出来る。
射出側とターゲットの高低差が激しかったり壁や障害物が多い場所だと親機が早々に衝突してしまい、通常のミサイルよりも期待値が下がるのが難点。


肩部散布型連装ミサイル「WS-5001 SOUP」

RaDの開発した散布型ミサイル
10連ミサイルを3段まで連続発射できる特殊機構を備えており
断続的な制圧力を実現している

カーラ御用達の素敵ギミックランチャー。5発ずつ並んだ放熱板のような発射管を2枚ずつくっつけたユニットを3つ連装しており、それぞれ接合部から二つ折りになる形で発射態勢を取る。
発射やリロードの際には折り畳みが変化するが、それぞれ干渉しないようにアームがガチャガチャ動く辺り芸が細かい。
前述のDELIVERY BOY、SPRING CHICKENと同時に発表されたせいで「RaDラーメン屋説」「RaD=Ramen&Domburi」なるネタがSNS上で流れていた。もっともその他のネーミングからして実際の意味合いはフルコース料理で出されるポタージュの方だろう。
挙動はAPERITIFと似たようなもので、5発×2列のミサイルが射出後しばらく停止、そこから加速して標的に向かっていく。
発射間隔はそれなりにあるものの、これがリロードを挟まず3回という手数の多さが魅力的。これをくらっている最中にスタッガーになろうものなら、
残り全部が直撃して熱々のスープ(SOUP)をぶっかけられるかのごとく強烈なダメージを叩き込まれることになるから、撃たれた相手にとってはたまったものではない。
1対1の戦闘を想定しているためか、マルチロックはついていない。
ウィーヴィルやヘリアンサスという技研2大強い雑魚の対策武器として名を馳せており、感知される圏外から攻撃できて突進攻撃していなければ十分命中し、両肩から発射すればほぼ確実に大破に追い込める。
実は普通の10連ミサイルより威力が3割ほど低く、手数で勝負するコンセプトになっている。


余談

奇妙な二つ名
RaDに所属する/していた人物の二つ名は、「周囲から見ると噓のような、しかし本人からすれば真実かもしれない」という絶妙なものになっている。
技研所属としてルビコンの火を経験したかもしれない、外見の若すぎる「灰被り」のカーラ
主の様子を割とこまめに伝えてくる、聞き手に回ることの多い「お喋り」のスティック
敗北した記憶がないためすべての戦闘に勝っている、ランカー最下位「無敵」のラミー
本人的には嘘のつもりなど一切ない、虚言癖持ちの「正直者」ブルートゥ

開発兵器の型番
RaDの開発兵器の型番は「英字2文字」-「数字4桁」で構成されている。
英字の1文字目は開発カテゴリ*14、四桁の数字は開発順に切りのいい数字を当てている様子だが、
英字の2文字目は開発者の頭文字ではないかという考察がある。
市販の機体パーツやスマートクリーナーはC=カーラ、カーラの乗機や特殊な挙動の武器はS=スティック、色々とアレな武器はR=ラミー、工具を転用した少々猟奇的な武器はB=ブルートゥといった具合。
その場合、解放戦線のストライダー(EB-0309)の改造やトイボックス(MB-0202)開発に関わったのはブルートゥということになる。
ストライダーの機能のアレさや、初期にブルートゥがカーラに気に入られていた理由は、この辺りにあるのかもしれない。

また、「英字2文字」-「数字」という命名則はルビコン調査技研の開発兵器と通じるものがある。
とはいえ真実は全て灰の下。各自で想像するしかない。



「RaDのチャティ・スティックだ

 俺達RaDの記事ができたようだが
 まだ書ききれていない内容が多い

 ボスも可能な限り追記・修正している
 できれば手伝ってやってくれ

 用件はそれだけだ じゃあな」

この項目を楽しんでもらえたなら……\素敵だ…/

最終更新:2025年04月03日 16:59

*1 声に老けた感じはないし、「STVの画稿」で確認できるカーラと思しき人物も青年女性の風貌。

*2 ちなみに声を担当した下山田女史も年齢非公開で活動している。

*3 言葉として語られるのはかなり後半だが手に入るアーカイブ等からRaDの指揮系統にAIが絡んでいることは気づけるようになっている。

*4 正式には「CC-2000 ORBITER」、つまりコアパーツの型番そのまま。過去のシリーズ作品の機体でも「C01-GAEA」や「C04-ATLAS」など、コアパーツの名称がそのままフルフレームの商品名となった例があるため、それに倣ったものと思われる

*5 「脳みそパチパチ」な例の怪文書や、「ウチのボス(カーラ)やブルートゥって怪しくね?」という下っ端ドーザーの愚痴などが見つかる残骸

*6 電力の問題は旧宇宙港の待機電力を集中させる形で解決している

*7 射撃準備に入ってから背景を見ると遥か遠くの方が異様に明るく見えている。

*8 このダウン中にとどめを刺せずにシールドを再生されると、文字通り打つ手がなくなりミッション失敗となってしまう

*9 カテゴリ特性故に出こそ若干遅いが伸びと判定の強さが凄まじく、最も重い逆関節なので威力も高くなる

*10 馬とロバのハーフ。従順で粗食でも耐え、休ませる時間も少なくて済むが機嫌が悪くなると強情。ついでに繁殖能力はほぼない。

*11 複数束ねた銃身から一斉射を行う形式の銃。潔い程の脳筋発想だが、この銃が発案された当時は前装式の単発銃しか無かったので制圧力を高めるにはこうするしかなかったのだ。

*12 アメリカで16歳になった女の子が成人とされた風習があった事から

*13 下部に搭載されたアームが動いて赤熱した銃身を取り外して捨てる→アームがケースより新しい銃身をキャッチ→銃身を銃口にセットし固定、という風に何とも素敵な挙動を見せる。

*14 機体パーツならH(ead)やA(rm)、武器ならW(eapon)といった具合