シュナイダー(ACVI)

登録日:2024/01/03 Wed 21:26:53
更新日:2025/04/09 Wed 23:27:42
所要時間:約 21 分で読めます






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S..C..H..N..E..I..D..E..R



本項目では、ゲームARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」に登場する架空の企業「シュナイダー」を解説する。


以下、作中のストーリーについてのネタバレも含みますのでこれから当該作品をプレーしようと考えている方、ネタバレを回避したい方は閲覧しないことを推奨します。


◎目次


◎概要

開発惑星「ルビコン3」で活動している企業にして、ルビコン3の外からやってきた星外企業の一つ。
アーキバスグループの系列企業であり、作中描写などからも明確に「アーキバスの傘下」とされているため、アーキバスとは完全な上下関係にあると考えられる。*1
主業務は兵器開発でAC用フレームやブースター、多種多様な武器類まで手掛け、特に空力に関する研究に強みを持つ。軽量の機体や高出力ブースターといった製品ラインナップからは速度を重視する姿勢が見て取れ、「彼方へと飛び去る星」を象ったエンブレムにもその片鱗が現れている。
アーキバスの強化人間部隊ヴェスパーのみならず、独立傭兵にもシュナイダー製品を使用している者がいるなどその技術力は内外に認められている模様。

またアーキバスグループでありながらルビコン解放戦線の重鎮ミドル・フラットウェルとの繋がりが示唆されるなど、少々きな臭い部分もある。



◎製品

▽ACパーツ

軽量のフレームと各種ブースターを揃えておりエルカノと似た傾向。一方で武器には明確な方向性が見えず多様な分野に手を付けており、やや迷走気味と言える。
型番は「部位を示す数字+同一機種を現すアルファベット」となっている(と思われる)。この型番の法則が武装にまで適用されているかは不明瞭だが、型番「E」で揃えたナハトライアーは翼のようなプラズマキャノンが高い素敵性能を叩き出す(なお2023年12月時点のゲームバランスではEN出力不足で出撃不可)。

★NACHTREIHERシリーズ

特徴的な前傾姿勢のコアや特異な形状の脚部が異形ながら美しい流線型のシルエットを描き出す軽量フレーム。「NACHTREIHER」はドイツ語で「ゴイサギ*2」だが一式で揃えた機体の通称はシュナイダーマン
近接射撃戦に志向した性能であり見た目通り装甲が薄いので、機動力を活かして敵を翻弄する戦術を前提としているさもなければマッハで蜂の巣にされる
フルセットでは耐弾が基準値の1000ギリギリ、耐爆は1000にも満たないほどの性能の尖りっぷりからか、一式での使用者はみんなの戦友ラスティのみ、ヴェスパーの他の面々はパーツ単位で採用するに留まっている。
▷NACHTREIHER/44E
頭部パーツ。まともな頭部の中では最軽量なのが売りで、耐久面は当然ペラいが姿勢安定性能はそこそこ。
▷NACHTREIHER/40E
コアパーツ。頭部を前方に突き出す猫背前傾姿勢が印象的なコアで、下記のLAMMERGEIERシリーズが登場するまでは最軽量コアだった。ちなみに例のアレよりも軽い
軽量だけあって防御性能は期待できないものの、全コア中最高のブースタ効率補正と上位のジェネレータ供給補正により息を付く間もなくQBを連発することが可能。
…なのだが、ここでワースト級のジェネレータ出力補正がネックとなる。
とりわけアーキバスグループの主武装たるEN武器群はおしなべて実弾武器よりもEN負荷が高く、重量や「EN射撃武器適性」まで考慮すると使えるジェネレータの選択肢は非常に限られる*3
…これで本当にアーキバスの系列企業なのか?
以上の特色から大豊のSAN-TAIと組み合わせた構成、通称「ナハトサンタイ」が有名。
EN出力は低いものの、他をQB向けの軽量パーツで纏めればEN容量の大きさ・QB消費ENの低さ・高いEN回復速度が合わさることでQBを多用した超高速戦闘が行える。
▷NACHTREIHER/46E
腕部パーツ。最高の射撃武器適性を持つが、反動制御に難がある。近接武器適性も平均以下なので、反動制御を考慮しつつの射撃戦が適正ということになる。一方我らが戦友は低反動の実弾武器とレーザースライサーの高威力でゴリ押す手法に走った
コアの出力補正まで加味すると単発のショットガンや低反動なバーストライフルなどと相性が良い。これで本当にアーキバスの(略)
一応腕パーツ単体としては低反動かつ発射間隔の長いアーキバス先進開発局製レーザーライフルとの相性も良好。
▷NACHTREIHER/42E
脚部パーツ。独特な形状故に一見逆関節にしか見えないが、ブーストキック等の挙動で分かる通りの軽量2脚。
他の2脚パーツとは別次元の跳躍性能を誇り、その地上QB速度やジャンプ力はプレイヤーから「実質的に本作唯一の軽2脚」と呼ばれるほどに隔絶している。
その分AP・姿勢安定・積載量はいずれもワーストクラスで、かつては逆関節を上回っていた姿勢安定性でもVer1.07現在では逆関節側の強化とこちらの弱体化により逆転されるなど、よりピーキーになっている。

★LAMMERGEIERシリーズ

アップデートで追加されたシュナイダー製フレームパーツ。LAMMERGEIERは「ヒゲワシ」の意で、プレイヤーからの通称はそのままラマーガイア。*4
シュナイダーマンと対比する場合は真シュナイダーマンとも。
フレーバーテキストによれば空力と速度に特化し実用性は考慮されていない技術実証機で、本来実戦投入は想定されていない。なんでそんなモノがオールマインド運営のショップに並んでるんですかね?*5
その設定と明らかに軽量化しか考えてないデザイン通り、一式での合計APは7920(例として先のNACHTREIHER一式は8440)、耐爆に加え耐弾も1000未満という紙っぷりで、
この機体の実装を以て企業背景と関係者達の解像度が上がったシュナイダーはめでたく変態企業の仲間入りを果たした。
それでもプレイヤーからは「一式はともかくパーツ単位では大いに使い途がある」という評価を得ているのは、同社の技術力の高さ故だろうか。

……なお、TRPG版では初期入手可能
冗談抜きで本当に初期入手可能である。なんなら、サンプルキャラにもラマーガイアをベースに脚部だけをナハトライアーにしたニコイチシュナイダーマンがいる
その気になれば、初期Lvで行けるサンプルシナリオ『密航』を3機全員ラマーガイアで突っ込む事もできる。どうやら無茶苦茶ラマーガイアが流通しているようである
つまりどういう事かというと、TRPG版シュナイダーはやりやがったって事だ!
一応メタ的に言うと、TRPG版では初期からすべての脚部が使える様になっているので、一番柔らかいラマーガイアが最初から使える脚部に選ばれたという事だと思われる。
また、全部使えると言っても購入条件に戦隊レベル(≒PCたちのレベル)など購入条件も絡んでおり「初期作成で選択できる軽量パーツ」としてラガーマイアが使われナハトライアーは購入の敷居が少し上がったパーツにされた、と言う事情もある。
あと、くれぐれも念のために言っておくが、TRPG版のみの設定である
▷LAMMERGEIER/44F
頭部パーツ。「カメラアイに整流板を載せただけ」という説明に違わない皿頭で、整流板の裏面はケーブルやセンサー類がむき出しになっている大豊もドン引きの樹大枝細
襟の高いコアパーツと組み合わせると蓋を被せてるようにしか見えず、首無しのACが完成する。
最軽量と引き換えに、これまでの最弱最軽量枠だった天槍とタメを張る絶望的な耐久力および姿勢安定性能を誇る。姿勢安定は多少マシな反面APや防御値はワーストで、EN負荷も重め。
ただしシステム復元性能やスキャン関係などの内装関連は天槍より高い数値を確保されている。
▷LAMMERGEIER/40F
コアパーツ。軽量化を図った結果コアブロックがむき出しにされ、フレーバーテキストにも「パイロットの安全性を度外視して…」と明記されている大問題作。というかスカスカすぎて機体正面から機体後ろの景色が見える
誰が言ったか「アーマーレス・コア」、または「ただのコア」。なにせ装甲化(アーマード)されていないのだからこの評価もやむなしか。「むしろ空のACというツッコミも。
無論ゲーム的にはこれでアセンしたからAC扱いされない、なんてことはないのでご安心を。安心していいのか?
例に漏れず全コアパーツ中最軽量・最低APだが、十分なジェネレータ出力補正が確保されておりNACHTREIHERよりはアセンの自由度が高め。供給補正も第2位という高さなので、EN切れで羽を休めてもすぐに飛び立つことができる。
ただし防御面以外にもブースタ効率補正がかなり低いため、QBを多用する戦闘スタイルには適していない。
▷LAMMERGEIER/46F
腕部パーツ。3本爪のクローアームが特徴の空力特化腕部。シュナイダーは当初腕をなくして脚に銃架を設けようとしたらしいが、親会社(アーキバス)の指示でボツにされた模様。
もはや当たり前のように最低クラスの耐久性と、軽量腕の中では高い反動制御・近接武器適性を併せ持つ。近い重量のALBAとはちょうど反対の特性になっているのが興味深い。

尚、出撃時の背面をよく見ると両肘部に翼端灯の様なランプが点灯している、アーキバスの物言いが入った後も「ACに翼を付ける」のを諦めていなかった模様。
▷LAMMERGEIER/42F
脚部パーツ。4脚型の最軽量パーツで、ホバリング時には空力特性を得るために変形するが、その際の外観はかつてのフロート脚部を彷彿とさせる。
APや装甲は最早4脚と呼べるか怪しい低数値だが、高めの垂直跳躍性能と最高速のホバリング速度を持っており「空を飛ぶ」ことに対する開発者の意思が滲み出る仕様。
特にホバリング速度は凄まじく、元々4脚自体が持つホバリング形態の移動速度にブースター推力が関与しないという特性もありブースター関係なく400km/h弱のスピードで空を飛ぶことが可能。
結果、その長い滞空時間と圧倒的な速度を活かし、上空からミサイルを中心とした中~遠距離武器を引き撃ちする「引きミサ軽4」が対人に於ける強アセンの一角を占めるに至った。
その今までにない立ち位置や対策の難しさ*6からVer1.06やVer1.07で立て続けにナーフされるも、シュナイダーの研究者プレイヤーの研鑽により多数の派生アセンが作られ、対処の難しさも殆ど変わらないことから今尚対人戦でも一定の地位を維持している。
唯一の弱点は紙耐久によりミスが許されないにも関わらず操作難易度は高くミスが起きやすい点で、活躍にはプレイヤーの技量が大きく反映される。

★KASUARシリーズ

NACHTREIHERの一部を換装する前提で設計されていると思しきフレームパーツ。
名前の「KASUAR」はドイツ語で「ヒクイドリ」を指す。頭部パーツの大きなトサカと、脚部パーツの強靭な跳躍力からの命名だろうか。
▷KASUAR/44Z
頭部パーツ。小さい帽子を被ったような、左右非対称の外観が印象的。
重いEN負荷や低いAP・装甲値と引き換えに軽量で、スキャン関連性能やシステム復元、姿勢安定などの内装関連性能が非常に高い。
▷KASUAR/42Z
脚部パーツ。軽量の逆関節脚で、水平・垂直ともに圧倒的な跳躍性能を発揮する。ペイター君御用達で、プレイヤー的にも初めに手に入る逆関節脚。Chapter1中盤の壁越えでは4脚MTや重装機動砲台相手に大変役立つだろう。
一方で中量2脚並の重量にワースト2位の安定性能・耐爆防御、ワースト1位の耐弾防御と文字通り跳躍力全振りの仕様であり、アプデでの積載量強化やNACHTREIHERの弱体化を経ても尚扱いの難しい、ある意味LAMMERGEIER以上に尖ったパーツである。

★内装パーツ

AC用ブースターを手掛けており、自社やアーキバスのフレームに使う前提で開発されたものもある。
▷ALULA/21E
軽量機体向けの高出力ブースタで、QBの瞬発力に優れる。序盤のトレーニングクリアに対するオールマインドからの無料報酬という緩すぎる入手条件の割にとても優秀。
QB推力とQBリロード時間を両立しており、素早くステップを踏むような挙動を実現できる。
QBリロード保証重量はワースト2位なので、本当に軽量機体専用…と思いきや、素で0.35秒というあまりに短い*7QBリロード時間は
保証重量をオーバーしても中量機体辺りまでなら0.5秒前後に収まり、これは後述のFLUEGELと並ぶ次点である。
さらに基本推力もAB推力も近接攻撃推力も高いので水平方向の移動速度に関しては非常に優秀。
欠点は上昇推力がいまいちなことと、ブースト全般のEN消費がかなり高く、加えてQBの噴射時間も短めな事から空中戦やAB、QBで一撃離脱を狙うような動きが苦手なこと。
この事から比較的軽めに仕上げやすい中二や軽二、持ち前の跳躍力で上昇推力の苦しさをカバー出来る逆関節との相性は良好。NACHTREIHERフレームも前者の方針にマッチする。
▷FLUEGEL/21Z
中量機体向けのバランス型ブースタ。通常推力を中心に大半の性能が平均値付近であり、性能に大きな穴が無い
強いて挙げるならABがやや苦手+BST-G2/P04より装備負荷が重めという程度でVP-20Cに迫る「とりあえずコレ」パーツの一つ。
しかしアップデートで2度に渡って近接推力が盛られ、レギュ1.06の時点でALULAどころかそれまで第2位だったRaDのGRIDWALKERを追い抜き全ブースター中2位という推力を獲得した。近接推力1位のKIKAKUは尖り過ぎた性能なので、余程近接偏重のアセンブリでも無いかぎりこちらが選ばれることも増えている。
解説文の「アーキバスの要請を受けて設計されたためバランスが良く」と記されているが、LAMMERGEIERの実装以降はこの一文を「『シュナイダーに放任してたらバランスの良いものはできない』という意味なのではないか」と解釈する向きもある。
レギュ1.05で追加されたシュナイダー製パーツがレギュ1.06でナーフされ*8、レギュ1.07でもNACHTREIHERとLAMMERGEIERがまとめてナーフされる中、よりにもよってこいつだけは二度も上方修正を受けてしまったわけで、やはりフロム=アーキバスかもしれない
▷BUERZEL/21D
アサルトブースト特化型ブースタ。最高のAB推力と平均以下のAB消費を両立し、長距離移動の必要なミッションで便利なほか、対戦でもABに特化するなら検討の価値はある。
特にABパイル*9など、ABと近接武器を組み合わせてACを刺しに行く際はこのブースターが最適解。
一方で他の性能はほとんど投げ捨てられており、特にEN負荷とQB関連はかなり悪くAB特化機体でもAQB(AB中のサイドステップ)を使うには苦しい性能。
QB性能が低すぎるせいで、対戦でAB主体の機体を組むなら少しAB性能は劣ってもBST-G1/P10のほうが小回りが利いて強力ではないかという見方も多い。
一応QBリロード保証重量だけはトップだが、元々長いQBリロード時間のせいで実質的に帳消しとなっている。

★AC用武器

レーザー兵器、プラズマ兵器、パルス兵器を手掛け、いずれも外観・機能が独創的だが性能は悪くない。
EN負荷の大きいものが多く、自社製フレーム向きでないものもあるあたりシュナイダーとしても試行錯誤の中なのかもしれない。
▷WUERGER/66E
レーザーショットガン。そのジャマダハルのような鋭い形状に違わず、チャージ時には超短射程の刺突レーザーを放つ名誉近接武器。
このチャージ攻撃は極めて短い射程と引き換えに弾速・威力に優れるのみならず、直撃補正も通常射撃から跳ね上がる隠し仕様があるため、スタッガー時に叩き込めば射撃武器とは思えないダメージを出すEN版とっつきのような立ち位置。
システム上はあくまで「超短射程のEN属性射撃」なので腕部の近接武器適性は乗らないしブレードホーミングもないが、その分ジェネレータのEN射撃武器適性は乗るので火力を上げたいならこちらを上げよう。
但し適性が高いとただでさえ短いチャージ時間が更に短縮され、通常攻撃のつもりがチャージ攻撃が暴発、空振りするという事故が起きることも
作中では独立傭兵コールドコールが使用。
▷FASAN/60E
メーテルリンク愛用のプラズマキャノン。シュナイダーのパーツだが、中身はVCPLの技術供与によるものだとか。
片側で900に迫る凄まじいEN負荷と、それに見合う威力・弾速を併せ持つ。
プラズマ兵器の仕様上フルヒットすることは稀だが、チャージ射撃は作中屈指の弾速と広い爆発範囲により上空から打ち下ろされると完全回避は難しい。
▷PFAU/66D
アップデートで追加されたパルスハンドミサイル。着弾時にパルス爆発を起こすミサイル3発(装弾数6)を発射する。
チャージ攻撃では誘導性と引き換えに高弾速のミサイルを6バースト射撃*10で放つ。
チャージ可能な腕武器では数少ない両手同時チャージ撃ち可、発射時の構え硬直無しの武器であり機動戦に向いている。
単純なダメージでは通常型ハンドミサイルに一歩譲るが、腕版プラズマミサイルと言える高い命中率と扱いやすいチャージ攻撃により使い勝手は良好。
勿論パルス系防御手段への干渉能力も高く、近距離向けの多いパルス武器の中では長射程という利点もあってパルスアーマー剥がしにも強力。
但し弾単価が通常型ハンドミサイルの倍もあり、ミッションでバカスカ撃ってると支出が嵩む点には注意が必要。
その使い勝手の良さから、ラマーガイア脚共々Ver1.06でナーフされた。やっぱりフロム=アーキバ(ry
▷KRANICH/60Z
パルスキャノン。背部武器の中では軽量で、構え不要なのに火力が高く、弾数も豊富。
両手両肩フルパルスマンなら1秒程度の斉射でAP4000強を吹き飛ばす事も出来るが、弾速が遅く射撃反動も大きいため実質射程はかなり短い。さらに1秒程度の連射でオーバーヒートすることもあり、使用難度は高め。
後から追加された背部用ガトリングとは属性や装備負荷などで差別化しよう。
▷EULE/60D
パルスシールドランチャー。前方一定距離にパルス防壁を設置・維持し、接触する弾を消滅させる。敵に接触すると大きな衝撃を与えるため、敵を網にかけるような運用もできる。
あまりにもクセが強く対戦でも使い手は少ないものの、性能自体はかなり高いためうまくハマれば強力。

★主な使用者

▷V.Ⅵラスティ
上述のように部分的にフレームパーツを採用しているACは結構居るが、彼のみがNACHTREIHERシリーズ一式を運用している。
詳細は個別項目ヘ。

▷C4-621
LAMMERGEIERシリーズはアプデ追加という都合上、パーツ単位でも誰も使用者がいないので、見方によっては621の専用機(になる可能性がある)と言えなくもない。
こんな乗り手の安全性能をルビコンの空の彼方へ投げ捨てたような機体を与えねばならないウォルターの心境や如何に…そこ、ウォルターが手配したJAILBREAKよりLAMMERGEIERの方がAPが高いのは禁句だぞ

◎作中での活躍

作中ではいくつかのミッションを主人公C4-621に依頼。
序盤のアーキバス陣営のミッションはアーキバスの代わりにシュナイダーが寄越してくる形で、「壁越え」以降の大規模な作戦はアーキバスから直接依頼が来るようになるが、以降も「燃料基地襲撃」「旧宇宙港防衛」「レッドガン部隊迎撃」がシュナイダーの依頼として舞い込んでくる。

作中ではそれ以上のことはなく、シュナイダー自体に特別な動きというものはない。


◎考察



◎余談

  • 「シュナイダー(SCHNEIDER)」はドイツ系の人名だが元々は「断つ者/切り裂く者」という意味の単語で、布を切り洋服を作る「仕立て屋」という意味を持つようになり、職業由来の苗字となったらしい。ドイツ大使館の発表によればドイツで3番目に多い苗字だとか。*22
    それだけありふれた名前であるためか、現実にも社名に「シュナイダー」とつく企業が複数存在する。

  • パーツ名もドイツ語。意味はそれぞれ、ブースターの「ALULA/小翼」「FLUEGEL/翼」「BUERZEL/尾羽」、
    レーザーショットガンの「WUERGER/モズ」、パルスハンドミサイルの「PFAU/孔雀」
    プラズマキャノンの「FASAN/キジ」、パルスシールドランチャー「EULE/梟」
    といった直球な命名のものが多い。宇宙に版図を広げた時代にこんな命名をするあたりに、開発チームの「空への憧れ」が見て取れる気がする。

  • 「型番の末尾のアルファベット『D・E・F・Z』はドイツ語でのナンバリングを表しているのではないか?*23」という説が巷で囁かれている。使われている文字の組み合わせがえらく半端であることに辻褄が合う点が主な根拠。
    これが正しいとVier=4番が抜け落ちているので欠番の4番フレームが登場するかも?とか、唯一であるF=Fünfの5番フレームなラマーガイアが最新型ということになり実戦を想定した6番フレームが開発中だとかフロム脳が加熱する。




追記修正は、空力を追求しながらお願いします

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最終更新:2025年04月09日 23:27

*1 対してベイラムグループにおける大豊核心工業集団は同盟企業と呼ばれ、こちらは比較的対等な関係のようである

*2 コウノトリ目サギ科でペンギンのような顔が特徴的な鳥。夜行性で日本では夜烏とも呼ばれる。

*3 実際ラスティのスティールヘイズはバーストハンドガンやプラズマミサイルなど、軽量低負荷かつEN射撃武器適性の影響を受けない武器構成になっている

*4 ただし実際の発音はレマーガイアーと表記したほうが近い

*5 オールマインドの高い諜報能力を考慮すれば「そんな試作パーツの情報を握ってること」自体は不思議ではないが…

*6 軽量2脚の通常ブースト速度の限界が同じく400km/h程度、重量2脚のAB速度が450km/h程度のため、高空をホバリング中の軽4脚に追いつくにはABや格闘キャンセルなどの特殊行動が必要になるのだが、ただ突っ込むだけでは引き撃ちの的になる。

*7 全体2位。これより短いのは「人間の耐G限界を全く考慮に入れていない」とされる技研製のGILLSだが、そちらも0.3秒なのでALULAとの差僅か0.05秒。

*8 Ver1.06ではシュナイダー製パーツだと他にKASUARも上方修正を受けているが、これは逆関節全体で上方修正である

*9 AB中にパイルのチャージ攻撃を発動させる事で、本来ならば殆ど前に進まないチャージパイルにABの慣性を乗せて擬似的にブレードホーミングを掛けてパイルを無理やり当てに行くテクニック。AB推力が高い程慣性も強く乗る。

*10 通常は6発だが、1回撃って弾数3になった状態で撃つと3発になる。

*11 ちなみに3周目のインテグレーションプログラムの展開からチャプター3開始時点で設計データが存在しているものの、少なくともALBAの頭部と腕部パーツはチャプター4終盤にファーロンの技術提供を受けるまで完成していなかったはずなので、チャプター3時点ではオールマインドが完成品の性能を予測して機体データを設定した可能性もある

*12 既に述べているが、シュナイダーのリリースする武器はアーキバス同様EN負荷の高いEN射撃武器ばかりで、ナハトライアーでは扱い辛い。

*13 シュナイダーは解放戦線の武装採掘艦であるストライダーの破壊を依頼してくる事から、一枚岩ではない可能性も十分にある。シュナイダーも単機でストライダーを落とす独立傭兵の存在は想定してなかった、あるいはフラットウェルからすればストライダーは失って惜しい戦力ではなかった等の可能性も考えられるが

*14 一部のベイラム製・大豊製パーツのフレーバーテキストで、レッドガンから両社のACパーツ開発への干渉があったことが判明している

*15 AC名が「ツバサ」、エンブレムが「空高く飛ぶ鳥」、ツバサのブースタが空戦特化のGRIDWALKER、621の戦いぶりを「羽ばたくような」と評するなど。

*16 火ルートで「より高く飛ぶのは…私だ…!」という台詞があったり、ラスティのテーマ曲「Steel Haze(Rusted Pride)」の歌詞でもより高く飛ぶ事を謳っている。

*17 ラスティのスタッガー取った後にスライサーで直撃を狙うという戦闘スタイルにLAMMERGEIER腕は合致している。

*18 感情の希薄な621ならLAMMERGEIERだろうと迷わず乗りそうなのがなんとも…この場合、オールマインドはむしろVer.1.05まで入荷を拒否していた被害者と解釈される事も。

*19 よりにもよってラスティと共闘する「旧宇宙港襲撃」の直前での入荷となる。今夜は戦友と私でダブルシュナイダーだからな。

*20 何故かアップデートで削除されているが、ver.1.0にてシュナイダーACに搭乗して出撃していると思しきツィイーの台詞、そしてツィイーが死亡済みの場合は差し替わってアーシルの台詞が確認されている。なお、ラマーガイアならツィイーの両腕グレネードを有利に使えるためナハトライアーに乗せるよりも相性が良く、微妙にネタにしきれない面もある。

*21 火ルートで体験できるが、大量の残留コーラルによりENを全く消費せずに飛び回れるという、EN効率を無視してABで飛ばすのには最適な環境となっている。

*22 1番目は「ミュラー(粉屋)」、2番目は「シュミット(鍛冶屋)」とのこと

*23 Eins(1)、Zwei(2)、Drei(3)、Fünf(5)