オモダカ(ポケモン)

登録日:2024/09/04 Wed 14:42:51
更新日:2025/04/01 Tue 23:41:21
所要時間:約 18 分で読めます





貴方の才…… 見定めさせていただきます

ぜひ 私に 勝利して チャンピオンに なってくださいね


出典:ポケットモンスター、46話『ドキドキ!オレンジアカデミー』、
2023年4月14日から放送中。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


オモダカとは、『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。
初登場は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。





【概要】


パルデア地方ジムリーダー四天王を統括するポケモンリーグの委員長で「トップチャンピオン」の称号を持つ妙齢の女性。
同時にオレンジ/グレープアカデミーの理事長も兼任しそのエントランスホールデザインも手掛けた、溢れるバイタリティと能力の持ち主。ペパーから「なんでも超人さん*1」と評される一幕も。過労死が心配される。

そもそもパルデア地方における「チャンピオン」はポケモンリーグの試験に合格した者に与えられる資格「チャンピオンランク」を保有する者を指す。
よって一人だけがチャンピオンの座を占め、チャレンジャーに敗北したら退くというシステムの他の地方とは違い、パルデア地方にはチャンピオンが複数人同時に存在する*2
そしてその資格を保有する者の中でも、ポケモンリーグ運営者でもあるオモダカが1番上の立場とされ、従来作でのチャンピオン枠扱いされているのだ。
設定的には「その地方における最強の覇者」というより「チャンピオンランク試験の最終(首席)試験官」といった趣が強く、そういった意味でも歴代チャンピオン達の中では異色なポジションのキャラ*3*4


【人物】


一人称(わたくし)
二人称は基本的に「貴方」ないし〇〇(名前)さん」だが、四天王はハッサクを除き呼び捨てにし、同じくチャンピオンランクのネモの事は「チャンピオンネモ」と呼ぶ*5
他者からは主に「トップ*6」「理事長」と呼ばれ、アオキはオモダカを指す三人称として「お上」「上司」を用いる。

暗色系のパンツスーツ*7とウィングチップシューズ、手首まですっぽり覆う長さの手袋を着用した*8、首から下の肌露出が一切無い出で立ちが特徴。
また眼力が強く下まつげがバッツバツな事に加えて、キラフロルかドドゲザンかはたまたワカメかと見間違うレベルのボリューミーな長髪(金・銀・藍色のメッシュかインナーカラーも入っていると思われる)も目を引く。
更にとあるジムリーダーが「艶やかな雰囲気が自分と被る」と零す通り結構な美人で、首元のリボンが胸に沿って浮く程のなかなかの胸部をお持ち。設定資料における直線的な身体とはいったい……*9

誰が相手であれ(それこそ身内かつ最低でも一回り以上は年下であろうポピーにも)敬語で接する*10丁寧で柔らかな物腰の淑女だが、そこを含めた全体的な佇まいは寧ろ威風堂々かつ超然的
いかなる時も落ち着きを崩すことなく悠然と振る舞い、格式高さ溢れる衣装と姿勢の異様な良さそしてビジュアルの圧も相まって人外味すら感じさせる。
では実際人間味がないかというとそうでもなく、
  • 『チャンピオンロード』のラストで主人公の成長に感極まったネモが余韻もそこそこに再戦を持ちかけた際にはクラベル共々呆れる
  • エントランスデザインに対する感想次第で舞い上がる/落ち込む
など、寧ろ感情は人並みに表す方。
チリ曰く髪に引っ掛かったキラーメに気が付かず仕事をしている*11事があると抜けた部分もあり、必ずしも能力や立場が先走ったとっつきにくい人物ではない。
またネモが逸るあまりジムバトル直後の主人公と戦おうとした時には「(主人公)さんのポケモンはお疲れのようですよ」と諭しまずは回復を促しており、基本的には心身共に良く出来た頼れる人格者である。
実際直属の部下ともいえる四天王のメンバーとはお互いに対する篤い信頼が伺え*12、ネモからも強い尊敬の念を向けられている。

そんなハイスペックレディオモダカの行動理念は「パルデアをより輝かしい未来へと導く」というこれまた視座が広く志の高い物。
その為に自身が奔走するのを厭わないのは勿論、"パルデアの光"足りうる人材発掘や後進の育成にも余念が無い。
主人公の成長ぶりをネモ同様に喜んでくれる他、遠くイッシュブルーベリー学園でもリーグ部のメンバに目を付け、主人公に誰が良いか(=パルデアにスカウトすべきか)を訊ねる描写がある。
中でも訳アリなカキツバタに対しては個人的に声を掛けに行くなど、才能を見抜く目も確か。事実パルデアのジムリーダーと四天王は彼女が自らかき集め見定めた精鋭たちである。
特にアオキや後述するボタンの扱いも合わせると、「人格や言動、境遇に難があろうとも能力があるなら重用する」「その難点も織り込んで活躍できる環境を用意する」というある種ストロングなスタンスも垣間見える。そしてそれが人使いの荒さに繋がっている側面も多分ある
また立場上やはり多忙を極めているようで、ネモと主人公には自身の業務を手伝ってもらうことがある他、いずれトップチャンピオンの地位をどちらかが継ぐ事を期待している。ハードルが高すぎる気がしなくもない


【作中での活躍】


「宝探し」出発前、アカデミーの職員室にて初登場。
ただしこの時はネモと何かしらの話を終わらせて戻ろうとしているタイミングであり、主人公のことも特に気に留める様子は無い。

主な出番はシナリオ『チャンピオンロード』で、ジムバトルを終わらせたタイミングで度々登場。
主人公の若き才能に感嘆すると同時に、この時点で既にネモにとっての好敵手足り得てくれることを期待するような素振りを見せる。
ちなみに「テラバースト」のわざマシンはオモダカから貰う事で初めて入手できる。

バッジを8つ集め四天王を撃破した後は、満を持してトップチャンピオンとして立ち向かってくる。
しかしながらこの手持ち、本気であるかどうかは疑問が残る構成。詳細は後述。

見事勝利すれば新たなチャンピオンの誕生を四天王と共に祝福し、入り口まで見送る。
この際迎えに来たネモを諫めつつ、彼女が去った後主人公には「羨ましい関係」「貴方になら彼女も全力を尽くせるかも」と話す。
立場の違いもあるとはいえ、ネモの悩みを解決できなかった事にはやはり思う所があるようだ。
そしてテーブルシティのバトルコートにて、2人の決戦を多数のギャラリーと共に見届けるのだった。

また直接登場しないが、『スターダスト☆ストリート』の最後でもボタンが言及する。
LPの不正発行、ひいてはハッキングに手を染めたボタンを咎めるどころか「素晴らしい才能」と称賛し、「エンジニアとしてリーグの運営に携わる」事を条件として不問にしたという。
ちなみにネ……校長のやらかしについては反省文で済ませたが、これについてオモダカが関与したかは不明。タイム先生が理事長に報告すると言ったので、耳にしているはずだが……。

再び姿を見せるのはエンディング後。
クラベルとネモの「主人公という新たなチャンピオンの誕生を祝いたい」「じゃあポケモン勝負大会を開こう」という問答を聞きつけ、「生徒のみならず教師も参加する最強のトレーナー決定戦」を提案。
そして自身が参加するための条件として主人公に各ジムの視察を依頼する*15ついでにボタンにも圧をかけてLPシステム改善の仕事を割り振る
なお、改めてジム巡りを終えると、主人公のアカデミーの寮の部屋を訪ね、ジムリーダーたちの印象を問うてくる。
ここでどう答えても特にシナリオに変化は無いが、ある一つの回答だけはDLC『藍の円盤』にて対応するジムリーダーを招聘すると特殊会話が追加されるようになる影響がある。

そして無事開催された最強のトレーナー決定戦こと「学校最強大会(バトルスクールウォーズ)」に参加し、主人公と決戦で再び対決*16
試験の時より更に力を付けまたも自身を下した主人公を「立場に胡坐をかくことなく己を磨いてきた」と讃えた。


パルデアの未来は 実に 明るい



+ DLCでは
後編『藍の円盤』の佳境に差し掛かる前に、チリを伴ってブルーベリー学園を訪れる形で登場。 
危険なポケモン脱走しているなどの理由でエリアゼロ再調査の必要性を認識しつつも中々人材と時間を捻出できずにいた為、以前よりその訪問を切望していたブライアに白羽の矢を立てる運びになった。
なお主人公が留学で訪れていることは対面を果たすまで知らなかったが、留学先での活躍を肯定し、調査に同行してくれると分かった時には安堵の様子を見せている。
ちなみにここでとあるアイテムをブライアに渡しそびれたため主人公に受け取ってもらうというシーンがある。ドジっ子かわいい
そして改めてエリアゼロの危険性を説き、後を託してブルーベリー学園を去った。

クリア後も特別講師の1人として呼ぶことが出来る。条件は他の特別講師8人とポケモン交換する事。
再戦時の報酬は四天王と同デザインのおしゃれ装備グローブ「ビッグ4グローブ」で、交換ではキラーメを託してくれる。
このキラーメはエスパーテラスで、性格ひかえめ且つA個体値0というかなりガチな仕様。努力値まで振ってあるネモのケンタロスには負けるけど


【手持ちポケモン】



トレーナーを 導く 光あれ キラフロル

技は このように放つのです 頂点を 感じてください

ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成
クエスパトラ 61 びんじょう ルミナコリジョン
マジカルシャイン
でんこうせっか
リフレクター
ゴーゴート 61 そうしょく ウッドホーン
しねんのずつき
じゃれつく
ビルドアップ
クレベース 61 マイペース ゆきなだれ
ボディプレス
じしん
かみくだく
ミガルーサ 61 かたやぶり アクアブレイク
サイコカッター
こおりのキバ
アクアジェット
ドドゲザン 61 そうだいしょう ドゲザン
アイアンヘッド
しねんのずつき
ストーンエッジ
キラフロル
(テラスタイプ:いわ
62 どくげしょう テラバースト
ヘドロウェーブ
だいちのちから
マジカルシャイン

切り札はキラフロル。手持ちポケモンのタイプは統一されておらず、様々なタイプを使ってくるオールマイティ型。
また、地味にアデク以来12年ぶり御三家ポケモンや600族をパーティに入れていないチャンピオンでもある。

しかしパーティのバランスはともかく、起点作成に向いているはずの『どくげしょう』キラフロルを切り札に据えていたり、逆に最後に出してこそ真価を発揮できる『そうだいしょう』ドドゲザンを途中で出してきたり*17と、順番についてはチャンピオンのそれとしてはチグハグな感が否めない。
尤もこの戦いはそもそも試験でありオモダカも必ずしも全力で当たる必要はなく、彼女に勝てないのは本末転倒なのも事実。
「ポケモン勝負に いっさい 妥協が できないのです」と言いながらも、項目冒頭のセリフのように自身の打倒を願う点も合わせると、「試験に納まるよう繰り出す順番という形で縛りを設け、その範囲で出せる全力を尽くしている(そしてそれでもなお突破できたトレーナーがいない*18)」と解釈するのが妥当だろうか。

前述のように学校最強大会では一回目の決勝戦で戦う事になる。
以降も同じく決勝でランダムに登場。肩書きはシンプルに「トップチャンピオン」。
レベルが一律+8されるだけで特に変更点はない。相変わらずキラフロルを切り札に据えているのはなんでなんすかね




【アニメ】


46話にて初登場。オレンジアカデミーの理事長を務めている。
『テラスタル研修』を受けに来たリコロイドットに『テラスタルオーブ』を授けた。

後にエリアゼロへと入る実力を有するか、テストのために3人と戦う。使用ポケモンは挑戦者各1体VS人数に合わせ3体だったのでトリプルバトルの異常愛好家が反応した。
キラフロル1体とキラーメ2体を使用。キラーメ2体はまるでビットかファンネルのようにキラフロルの周りを回っていた。*19
専用特性「どくげしょう」によるどくびし*20から「ベノムショック」。「ニードルガード」やキラーメ2体の「おきみやげ」など、どちらかというと耐久寄りの戦法を披露した。
使用ポケモン
■キラフロル(テラスタイプ:いわ
技:マジカルシャイン、ニードルガード、キラースピン、テラバースト
■キラーメ×2
技:ロックカット、ベノムショック、パワージェム、おきみやげ

【ラスボス疑惑】


パルデア地方のチャンピオンであるオモダカだが、実は上記のDLC『藍の円盤』のラスボスなのでは?と疑われていた時期があった。
理由として以下の点が挙げられる。

  • 手持ちの強さ
歴代のチャンピオンと比較すると、
  • 600族を手持ちに入れていない
  • 技の威力が全体的にあまり高くない*21
  • 弱点がやや偏っており、パーティのバランスがイマイチ*22
…などと少しパワー不足*23
また上述の通り『そうだいしょう』のドドゲザンが途中で出てきたり、『どくげしょう』で相手に圧をかけるはずのキラフロルを切り札にしていたり……と、このように特性と戦法が噛み合っていない部分が見受けられ、「まだ実力を隠しているのでは?」と考えるプレイヤーもいた。

  • キラフロル
切り札だが、ステータスが特別そこまで高くはないとはいえパルデア地方でも珍しいポケモン。
進化前のキラーメは洞窟に野生で登場するが、キラフロルとなると一般の立ち入りが禁止されているエリアゼロにしか出現しない。
またエリアゼロに初潜入した際、ネモがキラフロルを見て「チャンピオンのポケモン」と言ったことが、オモダカとエリアゼロの関連性を示唆しているとの説も聞かれた。そして直後のバトルにてルガルガンの「ドリルライナー」で沈められる様子を見るのは誰もが通る道
『藍の円盤』でもステラテラスのキラフロルと戦う一幕があったり、そもそも図鑑説明からテラスタル現象と強い関係がありそうだったりと、何かと意味深。

  • 隠し扉
オレンジ/グレープアカデミーには、視点を変えることでのみ見れる隠された扉がある。
その扉に関連したイベントは何も無かったが、当時はオモダカがアカデミーの理事長も務めていたことから、何か後編でイベントがあるのでは?と予想されていた。

  • 見た目と言動
多分1番大きい原因。
「宇宙人のよう」だとも評されたド派手で圧のある見た目や、バトル中急に「アハ!アハハ!」と笑いだすという謎の大物感を醸し出すムーブといった要素により一部から「この世界とは別のところから来たのでは」などと疑われた。
また、現実世界のモチーフからして近い地域のカロス王族ガラル王族の末裔がどちらも髪型が非常に個性的な美形だったという事例に加えて、そしてどちらも一時的にしろ主人公側と対立することになったという経緯があったため、それを想起した一部のプレイヤーから「オモダカもパルデア皇帝の末裔なのでは?」「タイムトラベルしてきた皇女or女帝本人では?」「そして最後は敵対するのでは?」と思われた模様。後単純に立ち振る舞いやオーラがラスボスのそれ過ぎる。

また、全くの余談だが『SV』発売とほぼ同時期に配信された『Fate/Grand Order』の第2部第7章においても、章ラスボスと関連がありそうな(実際にあった)髪の個性と主張が激しい、指導者ポジションの女性キャラがおり、共通のキーワード「円盤」と絡めてやっぱりオモダカさんも……?などと疑う声も。

ちなみに結局『藍の円盤』でも何か悪さをするでもなく、ラスボスとして立ちはだかるどころかむしろ主人公たちがエリアゼロに入る手助けをしてくれた。
……というか特別講師としての他キャラとのやり取りを見て「むしろ人間味が増した」と評する声まである。
しかし一度ついたイメージは離れ難いのか、疑いが晴れた後に満を持して実装と相成った『ポケマス』においても、七海ひろき氏のキャラボイスが「ラスボスっぽい」だの「上位存在のよう」だの言われてしまうのは相変わらず。「光属性の魔王」なんて評する声も。
ついでに言うならSV内でまだまだ明かされてない要素に絡めて「言ってないだけで色々知ってるんじゃないの?」という疑いまである。それもこれも思わせぶりな態度しているのが悪い


【余談】


  • 名前の由来はオモダカ目オモダカ科の水生植物「沢瀉(オモダカ)」。イモグサやサンカクグサ、ハナグワイ、勝戦草(かちいくさぐさ)といった別名がある。
    花言葉は「信頼」「高潔」「秘めたる慕情」
    実は食用にされるクワイとは、違いは茎の太さだけ。というか、オモダカの栽培品がクワイだと言われてすらいるのだ。
    ちなみにこの沢瀉を意匠とした『八重向こう沢瀉紋』という家紋はキラフロルそっくり。なんならクワイもキラーメに似ている。

  • アオキを酷使するパワハラ上司……という変なイメージが一部で付いているオモダカだが、『藍の円盤』での会話を見る限りむしろやる気を見せないアオキに手を焼くオモダカたちリーグ関係者という構図の方が近い様子。「アオキの馬鹿はどこですか!!」
    なおアオキばかりがネタにされるが、視察を代行したときの反応から他のジムリーダーも全体的にオモダカに対して苦手意識・不服を抱いているフシがあり、四天王とは対照的。
    まああの我もクセも強いメンツが従っているあたり相応の信頼関係はあると見てよさそうだが、なんにせよ管理職は大変である。そもそもキャラの濃さならこの人も負けちゃいねえ

  • スター団の問題行為やそのきっかけたる1年半前のいじめ騒動について、アカデミー理事長としてオモダカがどの程度把握していたかは実はよく分からない。
    というのもゲーム内でオモダカがこれらを言及する/される描写が一切無く、現状ではプレイヤーが推測するしかないのである。
    とはいえ全く知らずアクションも取らなかったとは流石に立場上考えづらい為、前者は「クラベルに一任していた」、後者は「前教頭が耳に届く前に揉み消していた」「聞き及んではいたが手を回せなかった」「教職員達と同様1年半前に理事長に就任したため知ったのが終わった後だった」「そもそもシナリオ担当がそこまで考えていない」辺りが可能性として挙げられるか。
    ボタンを札付にせずむしろ高待遇で迎えた理由は、このような事情であまり携われなかった故の償いという面もあると受け取れそうである。

  • 外見の元ネタになった芸能人としては、スペイン出身の女優ペネロペ・クルスや、日系ブラジル人のスーパーモデル、アドリアナ・リマ等が予想に挙がっている。
    もっとも、オモダカの容姿の特徴である「褐色肌に碧眼」「豊かな黒髪」「しっかりとした眉毛」等はスペイン南部の美人の特徴。
    他創作でこの特徴を表現されるスペイン系ヒロインとしてはプロスペル・メリメ作の小説、あるいはそれ原作としたジョルジュ・ビゼーのオペラ『カルメン』が有名か。
    スペインに絡めて、「見た目はカルメン、中身は女王イサベル1世」なんて言われることも……。

  • 『ポケマス』でのEXカラー衣装は普段の黒いスーツが白に、各所のカラーリングは色違いのキラフロルっぽくなり、まるでタカラジェンヌのよう。
    実際、同作でオモダカを担当する七海ひろき氏は元タカラジェンヌであり、演者のイメージに合わせたものかもしれない。
    なお、『ポケマス』で換算すると背丈はシロナ(168cm)やネモ(172cm)を上回り180cm近くあるので、『ポケモン』の女性キャラとしてはトップクラスの高身長といえる。
    中の人2名に絡めて「ポケマスは宝塚歌劇団、アニポケは紐育華撃団」なんて言われたり。

  • 手持ちポケモンは、
    ・キラフロル→エリアゼロ
    ・ドドゲザン→北2番エリアの竹林
    ・クレベース→ナッペ山
    ・クエスパトラ→ロースト砂漠
    ・ミガルーサ&ドラパルト→オージャの湖
    ・ゴーゴート&ブリガロン→山岳地帯
    とパルデア地方の地形をイメージしたものではないか?という見方がある。行動理念といい手持ちの選出基準といい、どこまでもパルデアを愛してやまない人であることがよくわかるドラパルトはともかくブリガロンはブルーベリー学園で手に入れたやつじゃないですか*24


  • モンスターボールの投球フォームは、前作『ソード・シールド』のチャンピオン・ダンデと同じくトルネード投法。スーツ姿でありながら非常に豪快に投げる。ゲーフリのスタッフの世代的にはチャンピオン=野茂なのだろうか?


追記・修正は、チャンピオンランクになってからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • オモダカ
  • ポケモン
  • ポケモンSV
  • リコロイ
  • ポケモン登場人物項目
  • パルデア地方
  • キラフロル
  • ドドゲザン
  • クエスパトラ
  • ゴーゴート
  • ミガルーサ
  • クレベース
  • ドラパルト
  • ブリガロン
  • ポケモンリーグ委員長
  • ポケモンリーグチャンピオン
  • トップチャンピオン
  • 理事長
  • なんでも超人さん
  • 小林沙苗
  • 七海ひろき
  • 苦労人
  • 褐色
  • 黒髪
  • 上司
  • 下まつげ
  • 天才肌
  • キャリアウーマン
  • 天然な美人
  • 眼力600族
  • 女傑
  • 淑女
  • パルデアガチ勢
  • 威風堂々
  • SV
  • ポケットモンスター
最終更新:2025年04月01日 23:41
添付ファイル

*1 なにかにつけて「ちゃん」をつけるのが口癖のペパーだが、ここは立場が上のオモダカに対する尊敬語としての意味合いとの合わせ技か。

*2 描写が煩雑になるのを避ける為か、ゲーム内で登場ないし明言されるのはオモダカ、ネモ、作中で至る主人公の3人のみ。

*3 ただし、元々初代の時点ではワタルのセリフを見る限り逆にチャンピオン自体が四天王による試験をクリアした人第1号への称号(免状)で「チャンピオン=四天王より格上」というわけではない存在だった。また詳細はネモの項目に譲るが、彼女はオモダカとの勝負すら実力を温存して突破しており、ジム巡りルートである『チャンピオンロード』ではネモがラスボスを務める。

*4 また、チャンピオンがラスボスでない作品は過去にも『BW』があるが、今作の場合『チャンピオンロード』の更に後に『ザ・ホームウェイ』にて真のラスボスが控えているという点でも異色。

*5 主人公の事はチャンピオンランクになる前後で「(主人公の名前)さん」「チャンピオン(主人公)」と呼び分ける。

*6 英語版では『La Primera(ラ・プリメーラ)』

*7 なお設定画を見るにスーツ下のインナーはノースリーブらしい。なにそれセクシー。

*8 この手袋は四天王たちのものと同デザインだが、黒地に銀の羅針盤の四天王に対し、オモダカのものはスミレ地に金の羅針盤。

*9 おそらくはバストサイズの大小ではなく、似合う服の系統を判断する、いわゆる『骨格診断』におけるタイプの一種『骨格ストレート』のことを指していると思われる。

*10 この敬語にはたまにお嬢様言葉的な言い回しが混じる事もあり、どことなく高貴さを感じさせる。

*11 キラーメは8kgの重さがあるが自力で浮遊できるので、浮いているから気づかずそのままなのだろう、多分。

*12 辛辣に評するアオキからですら一定の信用は読み取れる。

*13 LP、つまり電子マネーの不正発行とハッキングは現実では相当重い罪に問われる違法行為で、ボタンが自白した事やそれを受けたクラベルのリアクションも考えると『ポケモン』世界でも扱いは似通っている可能性が高い。

*14 アニメでもチリに「相変わらず強か」と言われる場面があり、この手の巧みな権謀術数はオモダカの得意とする所らしい。

*15 ネモに参加をねだられたがこの時点で相当仕事が立て込んでおりそのままでは不可能だった為、主人公にその一部を肩代わりしてもらう形。

*16 第一回の決勝戦は確定でオモダカと当たる。

*17 ちなみに、一番手のクエスパトラをむしタイプやゴーストタイプのポケモンで倒すと、それぞれ「ストーンエッジ」や「ドゲザン」で弱点を突くためにほぼ確実に二番手に出してくる。

*18 「ここ最近は合格者も減っている」という趣の発言が聞ける。

*19 全くの余談だが、放送当日はオモダカのデザイン担当と有力視されている竹氏が同じくキャラクターデザインを手がけた機動戦士ジークアクスの劇場公開一週間前であり、それもあって余計に視聴者からはエルメスだのキュベレイだのビットを使うMA/MSに例えられまくっていた

*20 アニメのどくびしは登場時でなくても踏めばどく状態になってしまう

*21 タイプ一致威力100以上はクレベースの後攻「ゆきなだれ」のみ。キラフロルの「テラバースト」も元々使える「パワージェム」と同じ威力80と平凡であり、直前の四天王全員が威力100以上のテラスタル一致技を撃ってくるため一層見劣りする。

*22 なんと通りの悪さで定評のあるむし技が一貫しており、3匹がむし弱点かつ他がかくとう弱点。なのでむし技と「かかとおとし」を覚えたエクスレッグが非常に刺さる。キラフロルがいわテラスタルでどくタイプを失い、むし等倍かつかくとう弱点になったことがあまりも致命的。

*23 ちなみに手持ちの面子に関しても一部ではチャンピオンらしらが感じられず、華がないとまで言われてしまっている。大体はゴーゴートとミガルーサを指していると思われる。どちらも正直対戦でもパッとしない強さなので…

*24 現状オモダカの出身地については不明であり、カロス出身かつ最初の一匹がハリマロンだった可能性がないわけではない。