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グノーシア

登録日:2020/05/08 Fri 02:14:50
更新日:2026/05/18 Mon 15:53:54
所要時間:約 98 分で読めます





グノーシアはをつく。
人間のふりをして近づき、だまし、人間達を消し去っていく───。


画像出典:グノーシア(PS Vita:2019/6/20・Switch :2020/4/30)
©プチデポット


グノーシア』(GNOSIA)はプチデポット制作のSF人狼ゲーム
当初は2019年6月にPlayStation Vita(当時既に本体の出荷が終了していた)専売での展開であったが、後に様々なハードへの移植がなされた。

▼対応ハード一覧

+ 目次

【概要】


“SF人狼ゲーム”というジャンル名を読んで字の如く、アナログゲームの『人狼』をベースにSF的なアレンジを加えたアドベンチャーゲーム。
プレイヤーは星間航行船「D.Q.O.」の乗員に紛れ込んだ「グノーシア」と呼ばれる人類の敵への対処のため、乗員たちと議論を重ね、疑わしき乗員をコールドスリープ*1させていく。

主人公はループする時間軸に巻き込まれており、船内で人間とグノーシアの戦いの勝敗が決するたびに、グノーシア反応検出直後(=議論初日)の時間に巻き戻されてしまう。
ループした主人公は平行宇宙(近似した別世界)に飛ばされているため、ループのたびに議論に参加する乗員の顔ぶれが変わる他、乗員同士の関係性も、誰が人間で誰がグノーシアかさえも毎回変わっていく。
もちろん主人公自身がグノーシア側になることもあり、そのループでは人類の敵として乗員たちを騙しつつ襲撃していくこととなる。
主人公は何度もループして船内での議論を重ねながら、ループ現象から抜け出すべくこの現象の謎と解決方法を追っていく。

端的に言えば、“SFホラー風の世界観でAI相手に遊ぶ1人用人狼ゲーム”
騙し騙され…という人狼本来の楽しさやスリルを残しつつ、リアルで遊ぶにはある程度人数が必要な人狼ゲームを一人でも楽しめるように仕上げている。

  • SF作品らしいアレンジや一部ルールの簡略化によって初心者でもとっつきやすい人狼パートの完成度の高さ
  • 1プレイ15分程度で終わるテンポの良さ
  • 一癖も二癖もあるが魅力的なキャラクターたち
  • 独特な世界観・設定と伏線回収が丁寧なシナリオ
…といった点が高く評価されている。

一方で、論理がモノをいう人狼ゲームをベースにしていながら、必ずしも論理が最強の武器ではないという特徴がある。
仮に、プレイヤーの主張が極めて論理的で特に破綻がなかったとしても、議論の中できちんと周囲の信頼を勝ち取り味方を増やしていなければ、プレイヤーの主張が通らないことはザラにある。*2

本作で議論の主導権を握るには「他人(=NPC)の信頼を得る」という工程が重要であり、自分の意見に同調してくれる味方をいかに増やすかという政治力が大きなウェイトを占める。
したがって、論理的に正しいことを言っていれば絶対勝てるという類いの推理ゲームではない。
後述する各NPCにも様々な個性があるが、“論理的だがヘイトを買いがちなNPC”があまり強くなく、“論理性は皆無だが愛嬌があるNPC”が強い…と評されることが多いあたりに、本作のゲーム性が如実に現れていると言えるだろう。


アニメ版について

2024年末にアニメ化が発表され、2025年10月から2026年3月まで放送されていた。全21話。
シリーズ構成・脚本にアニメ版『Steins;Gate』を手掛けた花田十輝を迎えている。

おおむね原作のストーリーをなぞっているが、原作との最大の相違点としてアニメオリジナル主人公の存在が挙げられる。(主人公の詳細は後述のキャラ解説欄を参照)
原作ゲームは「主人公=プレイヤー自身」であることを前提とした作風であるため、アニメ化にあたってオリジナル主人公を登場させるべきかどうかはスタッフの間でも慎重に議論されたとのこと。
スタッフとしては、アニメ版はあくまで「原作とは異なる宇宙のお話」と位置づけており、アニメ版のオリジナルキャラやストーリーを正史としているわけではない。
したがって、原作ゲームでプレイヤーが体験したそれぞれの物語こそが、「その人にとってのグノーシアの物語」であることは尊重されている。

アニメ版では、議論パート(人狼パート)で初心者が話について行けるように、狼の人形などを使ったイメージ映像で状況を整理するなどしており、丁寧に作られている。
また、議論シーンを退屈な画面にしないためなのか、女性キャラの胸や尻・足などが妙に強調されて映り込むカットが多め。
一方、全く人狼をしていない回もそこそこあり、特にキャラクターの掘り下げに注力している回はあまり細かい議論内容は描かれない。

ストーリー展開に合わせてエンディング曲や演出が変化するなど凝った仕掛けもあり、全体的に丁寧なアニメ化だったことから評価は高め。
上述のオリジナル主人公についても、多くの視聴者に受け入れられている。

項目 担当
原作 petit depotto
キャラクター原案 ことり(petit depotto)
監督 市川量也
シリーズ構成・脚本 花田十輝
キャラクターデザイン 松浦有紗
音楽 深澤秀行
人狼監修 松崎史也
アニメーション制作 domerica
OP MAISONdes 『化けの皮』
feat. こぼ・かなえる, 重音テト, Giga & TeddyLoid
ED 凛として時雨 『Loo% Who%』
梅田サイファー 『FLOOR KILLER』



【役職】


グノーシア陣営および第三勢力のバグは、役職(エンジニア・ドクター)を騙ることができる。
乗員・グノーシア以外の役職については、ループのたびに居るか居ないかを設定可能。


乗員

人間陣営。人狼の「村人」に相当。
何の能力も持たない一般人。


エンジニア

人間陣営。人狼の「占い師」に相当。
就寝時に一人選びグノーシアか否か識別できる。


ドクター

人間陣営。人狼の「霊媒師」に相当。
コールドスリープした人物がグノーシアか否か確認できる。


守護天使

人間陣営。人狼の「狩人(騎士)」に相当。
就寝時に自分以外の乗員を一人選び、グノーシアの襲撃から護れる。
エンジニア・ドクター・留守番と異なり、カミングアウト(以下、CO)不可。


留守番

人間陣営。人狼の「共有者」に相当。
前回の寄港時(=グノーシア反応検出前)からずっと船内に残っていたため、互いにグノーシア汚染されておらず人間だと証明可能な二人一組の乗員。

人外陣営が留守番を騙ることはできず、CO時点で白が確定する。
ただし、COする前にどちらかがコールドスリープ、もしくは襲撃されてしまうと白を証明できない。*3


グノーシア

グノーシア陣営。人狼の「人狼」に相当。
謎の存在・知性体グノースに汚染され人間が変質した存在。

グノースに捧げるため人間を消し去ることを目的とするが、元来の人格や性癖次第で消失以外の害をもたらすこともあるらしい。
グノーシアは宇宙船が空間転移する際、転移中の停止した時間の中で活動することができ、乗員を襲撃し消失させていく。


AC主義者

グノーシア陣営。人狼の「狂人」に相当。
ACとはアンチ・コズミックの略で、グノーシアに消滅させられることを望み、グノースを崇める人間。

頭数としては人間陣営のうちに含まれ、エンジニア・ドクターにも人間として判定される。
しかし、勢力としてはあくまでグノーシア陣営であり、生存しつつグノーシア側を勝たせればAC主義者も勝利となる。

+ AC主義者プレイの難易度の高さについて
本家人狼では、狂人(本作の“AC主義者”)役の人物が自陣営の勝利のために「あえて騙りに出て囮になる」といった形で自分を犠牲にしてチームに貢献するプレイングを行うことが多く*4、本作でもNPCがAC主義者の場合は、積極的に役職者の騙りに出ては議論を混乱させてくる。

しかし、本作において主人公がこの手の囮役を担うのは無意味。
これは、プレイヤーは陣営や役職を問わず議論から退場した時点で敗北扱いとなってしまうため。

グノーシア目線では誰がAC主義者なのかは最初は分からないので、乗員と間違えてAC主義者を噛んでしまうことは普通にある。
AC主義者を消滅させても人間の頭数を減らすことには繋がり、グノーシア側の勝利に近づくので、グノーシアとしては特に痛手ではない。

また、仮にグノーシア側がAC主義者が誰なのかを見抜いたとしても、グノーシアが自身の白っぽさをアピールするためにAC主義者を疑うことも多い。
特にAC主義者の立場だと、エンジニアを騙るグノーシアからグノーシア判定を出されてしまった場合、偽エンジニア(=AC主義者的には味方)との対立を余儀なくされるため、かなり苦しくなる。

上記のような事情もあり、AC主義者プレイは本作屈指の鬼畜難易度。
難しい分、AC主義者プレイで勝利するとグノーシア側のNPCから称賛されるような特殊台詞が見られる。


バグ

人間・グノーシアどちらでもない第三勢力。人狼の「狐(妖狐)」に相当。
宇宙の歪み。存在しているだけで宇宙そのものを消滅させてしまう非常に危険な存在。
「そこに在るが、存在していない」からこそグノーシアはバグを消せないが、科学的に解析されるとあっけなく消失する。

人間とグノーシアの勝敗が決した時点で、バグがコールドスリープor消滅していなければバグの勝利となる。
グノーシアに襲撃されても消滅しないが、エンジニアに調べられると消滅する。
ちなみにエンジニア・ドクターに識別された場合は人間判定が出る。


【ゲームの流れ】


基本的なルールは人狼のそれを踏襲している。
以下の1~4のフェーズを繰り返し、グノーシアを全員コールドスリープさせれば人間陣営の勝利、グノーシアの人数が現在の総乗員数の過半数となればグノーシア陣営の勝利となる。
勝敗決定時点でバグが生存していた場合は、バグの一人勝ち。


1. 議論

誰が疑わしいかを話し合う。

議論はラウンド制で進み、
  1. 誰かが発言する(他の人を疑う、かばう等)
  2. その発言に対して誰かが反応する(同調する、反論する等)
  3. 疑われたorかばわれた人物が反応する
    (疑いを否定する、疑ってきた相手に反論する、かばってくれたことに感謝する等)
  4. その発言に誰かが反応する(同調する、反論する等)
…といった発言による攻防を重ねて、発言が途切れるまでが1ラウンドとなる。
基本的に、1ラウンド内で各々1回しか発言できない。

1日の議論は最大5ラウンドで、5ラウンド目が終わると投票パートに進む。
なお、議論冒頭のエンジニア・ドクターの調査報告はラウンドに含まれない。

議論の中で怪しいと疑われた乗員はヘイトを買い、後の投票パートで票を集めやすくなる。
また、他人を疑ったりかばったりした発言者自身も周囲の注目を集めるため、発言頻度には注意が必要。
あまり口数が多いと「うるさい」と指摘されヘイトが向く一方、ずっと黙っていてもそれはそれで「黙っていて怪しい」と指摘されるため、バランスが大事。

最初のうちはお互い疑ったりかばったり、疑われた時に否定する程度のことしかできないが、ゲームが進行しステータスが伸びてくると議論中に使用できるコマンドが増え、議論を効果的に誘導するような様々な行動を取れるようになっていく。
ゲームが進むと、主人公だけでなく他の乗員も様々なコマンドを使いこなすようになる。


2. 投票

その日にコールドスリープさせるべきと判断した人に票を入れる。
最多票を集めた1人がコールドスリープされ、そのループ内での議論から退場する。

同票を集めた乗員が2人以上いる場合は、再度の議論(2ラウンドのみ)ののち決選投票となる。
それでも決着がつかなかった場合は「候補者を全員凍らせる」か「誰も凍らせない」かを話し合いで決めることとなる。

プレイヤーが投票によって凍らされた場合はその時点で敗北扱いとなり、そのループは終了となる。

誰が誰に投票したかは公開されており、いつでも見返すことができる。
人間・グノーシア問わず、2日目以降の立ち回りを考える上で、過去の投票結果は非常に参考になる。

+ 投票結果を活用した立ち回り
  • グノーシア周辺の投票に注目する
グノーシア陣営は「誰が味方で誰が敵か」が最初から分かっているため、よほどのことがない限り味方(グノーシア)に投票することはない。
特に、何の情報もない初日の投票では顕著。

そのため、後々の議論でグノーシアだと判明したキャラがいる場合、過去の投票結果を眺めてそのキャラ(グノーシア)周辺の投票状況に注目すると、状況が整理できる。
  • グノーシアが投票した人物
  • グノーシアに投票した人物
「ほとんどのグノーシアは味方に投票しない」傾向から、上記のいずれかに該当する人物は“高確率でグノーシアではない”と推測できる。

ただし、グノーシア陣営の中で明らかに周囲のヘイトを買っている人物がいる場合、その人物に見切りをつけてグノーシアがグノーシアに投票するケースもある。
したがって上記の条件に当てはまる人物についても、確実に人間だと言えるわけではない点には注意が必要。
そもそも、グノーシアが投票した相手がバグやAC主義者という“人類の敵”である可能性もある。


  • グノーシアに消された人物の投票先を利用する
議論パートでは「グノーシアに襲撃されて消された人物が、前日の議論後に誰を疑い、投票していたか?」という情報も重要となる。

消された人物が疑っていた相手に対して疑いを向けると、前日の議論や投票結果を根拠に「消された人物が◯◯を疑っていた」という、やや強力な疑いをかけることができる。

このテクニックを考慮する必要があるのは、主にグノーシア側。
グノーシア陣営に投票している人物はこちらの嘘を看破している可能性があるため早めに消したいところだが、安易に襲撃してしまうと上記の「消された人物が~」の疑いを向けられ、かえって不利な立場になる。
そのため、夜の襲撃対象は投票結果を参考にして“自陣営に疑いを向けていない人物”を選んだほうが安全。

たとえば乗員Aがプレイヤーをグノーシアと見抜き投票している状況では、
  1. 乗員Aはあえて襲撃せず、乗員Aに投票していた乗員Bを襲撃する
  2. 翌日の議論で「消されたBがAを疑っていた」と主張してAにヘイトを向ける
  3. 乗員Aをコールドスリープさせる
といった立ち回りができれば、比較的安全に乗員を減らしていける。
『かわいげ』の高いククルシカやSQは、その程度の疑いならのらりくらりと避けてしまうが


3. 自由行動

議論が終わった夜、船内を自由に移動し、乗員と交流する。
交流した乗員とは友好度が少し上がる。

交流時の台詞から、他の乗員が自分に向ける信頼・疑惑の度合いがおおまかに把握できる。
時には「議論で協力しよう」と持ちかけられたり、「他の乗員が議論で嘘をついていた」と情報を教えてくれる場合も。*5

新しいコマンドの習得や特記事項(=乗員の個人情報)の回収に必要なイベントも、このパートで発生することが多い。
マップ上で赤い!マークが出ている人物は何らかのイベントか情報提供・提案があるキャラなので、優先的に確認しよう。

また、経験値が溜まっていれば自室で主人公のステータスを強化できる。
さらに特定の条件下*6で、主人公のパラメータの振り直しによるステータス調整が可能。


4. 就寝

空間転移に備えてベッドに就く。
このタイミングでグノーシアは乗員を1人消してしまう。

エンジニアによる他の乗員の人間/グノーシア識別、守護天使による防衛対象の指定、騙りエンジニア・ドクターによる偽装判定もここで行われる。
プレイヤーがここで消された場合、そのループは終了となる。



【人狼との相違点】


  • 一部ルールの簡略化
役職持ちは騙りが出た時点でCO必須*7、守護天使はCO不可、留守番は騙り不可など。


  • パラメータの存在
主人公や各NPCのパラメータが議論中の発言力やヘイトの買いやすさ、夜時間の襲われやすさ等に影響する。
しばらく経験値稼ぎに徹して主人公のパラメータを強化すれば、人狼が苦手なプレイヤーでも楽に勝てるようになる。

ストーリーがある程度進めば、パラメータの振り直しはいつでも可能になる。
プレイヤーが有利になりすぎないように、あえてパラメータを低くする縛りプレイも可能。
特にパラメータの『直感』が高いと、論理と無関係に敵を見つけ出してしまうため、議論と推理を楽しみたいプレイヤーは主人公の直感をあえて上げない場合が多い。

+ 議論中の『嘘』の定義とルール
本作における『嘘』とは、“「この人は人外勢力だ」と周囲にバレることがあるデタラメな発言”と定義できる。
議論中、嘘の発言は「現在の注目度」および関連するパラメータ(発言者の『演技力』、各キャラの『直感』)を参照して、低確率で嘘を見抜かれる。
ゲーム中の『嘘』の定義とルールを知っておくと、議論の手助けになるだろう。


  • 嘘をつくのは人間の敵だけ
グノーシア、AC主義者、バグ…要は「人間の敵」だけが嘘をつける。
嘘を見抜かれた人物は乗員ではない人外勢力であることが確定するため、嘘を見抜いた乗員から絶対的に疑われる。

主人公が誰かの嘘を見抜いた場合、嘘の発言の瞬間に画面の色味が一瞬反転するような独特の演出が入る。
逆に主人公の嘘が誰かに見抜かれた場合は、特に演出は無い。
直感に優れるキャラが主人公をガンガン疑ってくるときは、主人公の嘘が相手にバレたと考えよう。

主人公の気づかないところで、NPC同士の間でも互いに嘘を見抜いたり見抜かれたりしている。
グノーシア側でのプレイ時に嘘が下手な(=演技力が低い)味方がいるなら、時に味方を切り捨てる選択も重要。

なお、主人公が嘘を見抜いた場合、航海日誌にかっこ書きで“(◯◯の嘘に気づいた…)”と記録が残る。
また、議論終了後のリザルト画面で航海日誌を見ると、NPCたちが嘘を見抜いたタイミングも全て閲覧できる。
嘘を見抜いたNPCの行動を眺めると、嘘つきを積極的に疑ったり投票したりといった立ち回りの変化も確認できるだろう。


  • 嘘じゃなければ嘘じゃない
グノーシア達は乗員やAC主義者・バグと違い、“誰がグノーシアかを最初から知っている”という情報アドバンテージを持っている。
このことは嘘の発言にも大いに関係している。

たとえば、グノーシアが乗員を疑うのは「人間の味方だと分かっている相手に疑いを向ける」行為なので、嘘の発言となる。
また、グノーシアがグノーシアをかばうのは「人間の敵だと分かっている相手をかばう」ので、これも嘘の発言
しかし、グノーシアが乗員をかばうのは「人間の味方だと分かっている相手をかばう」行為であるため、嘘の発言ではない

この「グノーシアが乗員をかばう」という立ち回りは、かばった相手と仲良くなれる上に、嘘の発言ではないので直感で敵だと見抜かれることもない。
したがって、グノーシアでプレイする際は騙せそうな乗員に対してあえて「かばう」や「弁護する」を使って味方のフリをすることで、嘘をつくことなく周囲の友好と信頼を勝ち取り、投票を操作することができる。

他にも「雑談する」等の一部のコマンドは嘘の発言にはならない。
人外陣営ではそういったコマンドを使って嘘をつかずにすむ立ち回りを心がけると、演技力が多少低くても嘘バレを防止しやすくなる。


  • 自分でもよくわからないのは嘘
誰がグノーシアか分からないが明確に「人間の敵」であるAC主義者やバグの発言は、基本的にほとんど「曖昧な嘘」。
ただし、AC主義者やバグでも役職騙りCOそのものや、バグが「自分は人間だ」と宣言するのは「明確な嘘」。

曖昧な嘘は明確な嘘よりかなりバレにくいが、バレる時はバレる。
グノーシアさんお願いはやくコメットとジナ消して!


  • 発言の真偽は分からない
直感で嘘の発言を見抜いたとしても、そこから分かるのは“発言者は嘘つき(=人外陣営)である”という事実だけ。
つまり、発言内容の真偽については分からない。

たとえば、Aが「Bが怪しい」と疑った際に、主人公の直感が働いてAの発言の嘘を見抜いたと仮定する。
嘘を見抜かれたAは人外勢力で確定するが、ではAに疑われたBは人間勢力と断定できるだろうか?
答えはNoで、AがAC主義者やバグだった場合、その発言は基本的に全部「曖昧な嘘」なので、Bもまた人外勢力である可能性がある。
また、Aがグノーシアであっても、今度はBがAC主義者やバグである可能性もある。
いずれにせよ、Aが黒だからといって、Aに疑われたBが白であるとは断定できない。


  • イベント
イベントの発生によって、議論や投票・襲撃とは無関係に
  • 特定のキャラが嘘をついていることが分かる
  • 特定のキャラの役職が分かる
  • 特定のキャラが議論から退場する
といった議論に影響するゲーム進行が行われる場合がある。
時には発生した瞬間に強制ゲームセットとなるイベントも……。

またストーリー進行のため、特定の乗員を最後まで生存させる、あるいはコールドスリープさせる必要のあるループも存在する。

+ イベントの発生条件について
NPCの特記事項を解放するイベントには、様々な発生条件が設定されていることも多い。
特定のNPCと主人公が共にグノーシアの時でしか見られないイベントなどもあるので、グノーシア側でのプレイも積極的にこなしていこう。

とはいえ、誰が人間で誰がグノーシアかはプレイヤーが指定できないため、こうしたイベントの回収には少なからず運が絡んでくる。
一応、ループ開始前に役職の有無や参加人数等の条件設定を決める際、“イベントサーチ”の機能を使うことで、イベントが発生しやすいループに飛ぶことができる。
しかし、イベントサーチを使っても何のイベントが起きるかはやってみなければ分からないし、イベントの控えているキャラが初日に吊られたりすると何も起きないままループが終わることもある。
基本的に参加人数を最大の15人に設定しておけば全員が議論に参加するので、イベントを回収しやすい。

主人公の性別やパラメータによって、イベント内容が細かく変化することも。
また主人公の性別については、男性限定・女性限定のイベントがそれぞれ存在する。


  • プレイヤーの生存が重要
プレイヤーは消滅・コールドスリープした時点で陣営にかかわらず敗北となるため、自身の生存を第一に考えなければならない。
ストーリー進行やイベント回収の点でも、勝敗はどうあれなるべく生き延びる必要がある。

こうした点から、「議論でヘイトが向きにくくなる」「夜時間に襲われにくくなる」「嘘がバレにくくなる」といった生存力に関わるパラメータやコマンドの重要性は高い。
また乗員の中でも、生存力が高いキャラクターは議論で吊りにくく、敵陣営にいると相対的に強力であることが多い。


  • 論理だけでなく感情も重要
劇中の会議は『人狼ゲーム』ではなくあくまで『グノーシア排除のための議論』ということで、NPC達は常に論理的に判断するわけではなく、ある程度他者への感情に左右されて動く。
また「仲の良い/悪い人」がループ毎に存在し、議論中に様々な友好的/敵対的行動を起こしてくる。

陣営を問わず、生存と勝利を目指す上でNPCたちから「主人公はグノーシアではない」という“信頼”を勝ち取るのはもちろん大切だが、NPCと“友好”を深めることも同じくらい重要で、「主人公は人として好ましい」と思わせるような立ち回りができれば勝利しやすい。

+ 信頼度と友好度について
NPC達は、自分以外の乗員全員に対して「信頼度」「友好度」という2つの指標を持っている。
議論パートや投票パートでは、NPCはその二つを参照して行動選択の判断材料にしている。

  • 信頼度
    • 相手を人間だと信頼できるか否か。
    • この値が高い人物に対して、論理的なNPCは友好的になる。
    • 初期値はフラットだが、議論中の行動によって上下する。
      • ロジックが高いキャラの「疑う」「かばう」は信頼度に影響しやすい。
      • 誰かに嘘を見抜かれた場合、そのキャラから見た信頼度は地に落ちる。
  • 友好度
    • 相手を人として好きか嫌いか。
    • この値が高い人物に対して、感情的なNPCは友好的になる。
    • ループごとに初期値が変わる。
      • 前のループで主人公と仲の良かったNPCが、次のループでは険悪だったり。
      • 議論中にも当然変動する。演技力の高いキャラの「疑う」「かばう」は友好度に影響しやすい。
      • 夜時間に会話すると、相手との友好度が上昇する。

また、ヘイトという言葉は内部的には「注目度」というパラメータとして扱われ、主に信頼度に影響を及ぼす。
発言頻度が高いキャラや、よく議論の話題に挙がるキャラはそれだけヘイトが溜まり、周囲の注目を集める。
特に、発言頻度が高すぎると周囲から「議論を誘導しようとしている」と判断され、ヘイトが高まって周囲からの信頼度が下がる。
黙っていればヘイトは下がるが、下がりすぎると今度は「嘘がバレないように黙っている」と判断され、やっぱり信頼度が下がる。
議論中のヘイトの増減量は「ステルス」のパラメータに依存し、ステルスが高いキャラはヘイトが溜まりにくい。

信頼度・友好度・注目度(ヘイト)の数値はあくまで内部的な隠しパラメータ扱いのため、詳しい値をゲーム内で確認する術はない。
そういう内部パラメータが存在していること自体はゲーム内ヘルプに明記されている。

感情を重視するキャラは、時に白が確定している相手(留守番や対立候補のいないドクター・エンジニアなど)にも、単に「人として嫌いだから」という理由で疑いを向けたり票を入れたりする場合がある。
また、論理的に明らかに黒にしか見えないような相手でも、『かわいげ』のパラメータが高いと周囲から感情的な弁護が入り票が集まらないことがあるので、そういった相手をコールドスリープさせるにはある程度の根回しが必要。

『ロジック』のパラメータが低いキャラクターは感情で投票先を決めてしまうことが多いため、議論中にそういったキャラクターを「かばう」「弁護する」などで擁護したり、夜の自由時間に交流するなどして友好度をあげておくと効果的。
主人公に投票しなくなったり、議論中は主人公の発言に同調してくれるようになる。


【能力値とコマンド】


本作のコンピュータゲーム的要素。
プレイヤーおよび各キャラクターには、人狼パートに影響を与えるステータス項目と、能力値が一定を超えると議論中に使えるようになる30種のコマンドが存在する。


能力値について

議論を誘導する「カリスマ」や、嘘がバレにくくなる「演技力」などの、6つのパラメータによって主人公・NPCの能力が決定する。

ゲーム開始時、プレイヤーは与えられたポイントの範疇で主人公の好きなパラメータを上昇・下降させられる。
さらに、議論に勝っても負けても経験値が溜まっていき、夜の自由時間に経験値を消費して好きなパラメータを上昇させられる。
パラメータが上がるほど、議論中の発言の影響力が増したり、投票や襲撃をされづらくなって生存力が高まったりする。

  • 「カリスマ」「ロジック」攻撃力
  • 「かわいげ」「演技力」「ステルス」防御力
  • 「直感」
各パラメータを上記のようにRPG的に見立てると、本作の議論における攻防が分かりやすい。

+ ステータス解説

カリスマ

周囲を自身の発言に同調させやすくなる。
役職をCOさせる「名乗り出ろ」、他の乗員の意見へ「同意を求める」などのコマンドに影響。

疑いや弁護に多数の同調を得られればそれだけ効果も大きくなるので、陣営を問わず議論や投票先を誘導する上では重要性の高いパラメータ。
ただし高ければ高いほど発言が悪目立ちしやすくなり、グノーシア側からも脅威として目をつけられやすくなるという性質もあるため、カリスマばかり伸ばすのは避けてステルスやかわいげも並行して上げていくのが無難。
関連するコマンドも強力な反面かなり目立つものが多いため、やや使いどころを選ぶ。

カリスマが高いキャラの発言は、参加人数が多くエンジニアやドクターの報告もない議論初日ほど“何となく”で同調するキャラも増えるため、特に議論を誘導しやすい。
日数が経過するほど議論の参加者が減り、敵味方の状況がある程度確定するため、相対的にカリスマの影響力が下がっていく。


直感

誰かが発言した際に、嘘に気付きやすくなる。
グノーシアやバグ陣営に疑いを向けられた際に反撃する「騙されるな」、その場にいる者全員に自分は人間だと言わせて敵を炙り出す「人間だと言え」などのコマンドに影響。

推理の過程をすっ飛ばして問答無用で敵を判別できるという、割と反則的な能力。
直感絡みのコマンドも含めてあまりにも強すぎるのであえて縛るプレイヤーも多いが、どうしても論理的に敵を割り出すのが苦手、という人はいっそこれに頼ってしまうのも手のひとつ。

ただし、これで分かるのは「デタラメを言っているかどうか」だけで、発言の真贋や具体的な役職までは判別不能。
また、議論における発言力や保身には一切影響しないという点にも注意が必要。
コメットを見ているとわかりやすいが自分だけ敵を見抜けても、周囲に信用してもらえなければ意味がない。

逆に言えば、直感を上げなくても議論で不利になる要素は少ないので、縛る分には困りにくい。


ロジック

疑わしき人物に対して論理的に注視させられる。
具体的に言うと、疑いをかけた相手への信頼度の低下量やかばった相手への信頼度の回復量が大きくなる。
出揃った情報から相手が敵か味方かを確定させる「絶対に人間だ/絶対に敵だ」、複数人が同一の役職COした際に偽物も本物も纏めて凍らせる「全員排除しろ」などのコマンドに影響。

  • 議論中の発言力に露骨に影響するカリスマ
  • なくてもそこまで困らないが、あると非常に強力な直感
  • 足りていないとそもそも生き残ることすら困難になるかわいげ・ステルス・演技力
……等に比べ、プレイヤー視点だと微妙に重要性を感じにくいパラメータ。
カリスマを上げて援護射撃をもらえれば十分、という場面も割と多いのと高ロジックのラキオやステラが実力を発揮しきれずにさっさと吊られがちなのもその印象を強める。
特に序盤〜中盤あたりのステータスが低い時期は他を優先して上げた方が無難かもしれない。
ただ、ロジックがあまりに低いと議論後半で残り乗員数が減った状態(=カリスマによる攻撃力が減っている状態)で詰めきれなかったりするし、「絶対に人間だ/絶対に敵だ」、「反撃する」のような一定以上のロジックを要求される強力なコマンドもあるので、軽視しすぎるのも考えもの。

なお、NPCの場合はロジックが高いと論理的に、低いと感情的に判断して行動を取ることが多くなる。*8

移植版では、追加された新機能のバックログにも影響。
ロジックが高いほど見られるバックログの行数が増える。
何気にバックログで一番古い発言の上に表示される主人公の心の声(「ダメだ、これ以上は思い出せない」等)もロジックの値によって細かく変化し、主人公のロジックが極端に低い場合、記憶力が悪く無能感が漂う主人公の心の声が見られる。


かわいげ

投票されにくくなる。
他の乗員に協力関係を結ぶことを提案する「協力しよう」、疑われた際に周囲からの同情を誘う「哀しむ」などに影響。

どの陣営においてもコールドスリープは自分の生存を目指す上で大きな脅威になるので、自分が生き残れなければ意味がない本作ではトップクラスに重要なパラメータ。
特にこだわりがなければ最初のうちはこれとステルスを優先的に上げていくのが無難。

このパラメータが高いキャラクターは議論でも吊りにくく、敵に回すと厄介。
逆にラキオやしげみちなどの一部のキャラクターがちょっと疑われただけで雑に吊られまくるのは、このパラメータが極端に低くなっているため。


演技力

嘘をついた際に気付かれにくくなる。
疑いを向けられた際に誰かを名指しして弁護を依頼する「助けを求める」、他人の意見を強烈に援護する「大げさに言う」などに影響。

どんなに慎重に論理破綻を避けて動いていても、嘘バレが起きれば全てが水の泡になってしまいかねないので、人外側で生存したいならある程度は上げておかないとしんどい。
とはいえ、どれだけ演技力が高くても嘘がバレるときはバレるので過信は禁物。

エンジニアやドクターに名乗り出たしげみちが、何もしていないのに即コールドスリープさせられる流れをしばしば見かけるのは、彼の演技力が低すぎて嘘がバレバレなため。
直感の高いキャラは、しげみちのように演技力が低いキャラの嘘を高確率で見抜くので、グノーシアでのプレイ時に演技力の低い味方がいるときは、下手にかばったりしてラインを作らない方がよい。

また、演技力には友好度に対する攻撃力という側面もある。
演技力が高いほど、疑った相手への友好度の低下量/かばった相手への友好度の上昇量を大きくする。
つまり、「ロジック」が信頼度に対する攻撃力、「演技力」が友好度に対する攻撃力…という形で対になっている。効果をやや実感しにくい点も同じ。
(信頼度・友好度の説明は【人狼との相違点】の欄を参照)

前述の通り感情が議論に影響してくる部分は大きい上、使用に演技力を要求されるコマンドはいずれも陣営を問わず有用なものばかり。
嘘バレを防ぐという効果自体は人外陣営向きだが、友好度に影響する効果や優秀なコマンドもあるため、高い演技力は乗員側でも全くの無意味にはならない。


ステルス

グノーシアに襲われにくくなる。
議論と無関係の話をして周囲からの注目度を下げる「雑談する」、疑われた際に適当にごまかして逃げる「うやむやにする」などに影響。

議論での発言時に自身が悪目立ちしなくなる(=注目度の上昇を抑える)効果もある。
間接的に信頼度の低下を抑えられ、嘘もバレにくくなるため、人外陣営でも投票・コールドスリープでの退場を避けるのに役に立つ。

かわいげと並び、生存を狙う上では陣営を問わず極めて重要なパラメータ。
関連するコマンドも保身の面で有効かつ気軽に使えるものが多い。
割とかわいげの高いセツや夕里子が守勢に回った際に意外と吊られやすいのは、この値がやや低めなのが原因のひとつ。


コマンドについて

議論中にプレイヤーおよび各NPCが使用できる行動のこと。
コマンドごとに「必要な能力値」や「使用可能なシチュエーション」などの設定がある。
主に夜時間に発生するイベントでコマンドを習得でき、能力値が条件を満たしていれば習得したコマンドを議論中に使用できる。

+ 初期習得済みのコマンド

疑う / かばう

初期コマンドにして、最初から最後までどの陣営でもメインウェポン。
自分と相手の注目度を上げ、相手の友好度や信頼度を増減させる。

特に根拠がなければ「好き / 嫌い」、論理的根拠があれば「確率的に疑わしい / 信頼できる」等、状況によってテキストと効果が何種類かあり、自動的に最適なものが選ばれる。
発言者(と、疑ったorかばった対象)がそのラウンドの中心人物になるため、最も嘘がバレやすいしバラしやすい。


否定する

自分が疑われた際に反論して被害を減らす。
…が、効果はほとんど無く、苦し紛れの言い逃れ的なイメージ。
疑いへの同調を打ち切る効果もあるが、疑われてすぐに使うと目立つという性質もあるのが困りもの。

ゲーム内ヘルプに書かれてる通り、基本的に使うべきではない。他に使えるものがない時は使わざるを得ないが。
追撃を封じる効果は他のリアクションコマンドにもあるので、「哀しむ」「反撃する」「うやむやにする」等を覚えたら、このコマンドを使う機会は皆無。


疑いに同調する / 弁護する

誰かが疑われた際に使えるリアクションコマンド。
「同調する」なら自分はほぼ目立たずに対象への疑いをより強くでき、「弁護する」なら対象への疑いを少し肩代わりする。弁護は当然ちょっと目立つ。
これらのコマンドは「疑う」に対するリアクションとなるが、「かばう」に対しても似たようなコマンドで同調や反論が行える。

グノーシアを見抜く上で、「誰が誰を弁護したか?」はわりと重要な情報となる。
たとえば、明らかに疑わしい人物を執拗に弁護する乗員がいる場合、二人揃ってグノーシアというケースは多い。

一方で、キャラクターによっては、グノーシア時に味方のグノーシアが疑われていても一切弁護しないどころか、むしろ味方のグノーシアに対する疑いに同調することで自身の白さをアピールする(人狼用語でいう“ライン切り”をしてくる)場合もあるため要注意。
グノーシア時のSQ・沙明・夕里子あたりはライン切りを平気で行うので、議論が撹乱されやすい。


感謝する

自身に「かばう」または「絶対に人間だ」を使ってくれた乗員に対して、感謝の意を示す。
ゲーム内ヘルプでは“お礼を言える人はみんなに好かれる”と説明されているが、注意すべき点もある。

1点目は、「かばう」に対して即座に「感謝する」を返してしまうと、その「かばう」に同調しようとしていた人たちの発言タイミングが無くなってしまう点。
「かばう」に対して多くの同意意見が集まればそれだけ信頼度が高まるので、「感謝する」を使わずに様子を見てみるのも重要。

2点目は、「かばう」を使った人物がそもそも周囲から怪しまれている場合、それに「感謝する」で返事すると逆に疑われる可能性がある点。
たとえば乗員Aが乗員Bを敵勢力だと見抜いている状況で、Bが主人公に「かばう」を使い主人公が「感謝する」を返していると、Aの目線では「敵であるBと仲の良さそうな主人公も怪しい」と判断してしまう。
したがって、怪しい人物からの「かばう」はあえて感謝せずに、適当に流しておいてもよいだろう。


役割を明かす / 自分も明かす

自身の役職(エンジニア・ドクター・留守番)をカミングアウトする。
役職者および人外陣営(グノーシア・AC主義者・バグ)が使用可能。

カミングアウトにはいくつかのルールがある。
  • 人外陣営は留守番を騙ることはできない。
  • 役職者でも「守護天使」および「相方が消失またはコールドスリープした留守番」はカミングアウトできない。
  • 本物のエンジニア・ドクターは、偽物が「役割を明かす」を使って騙りに出た時点で、自身も必ず「自分も明かす」のコマンドを使い、対抗として名乗りでなければならない。


報告する / 報告を求める

エンジニアまたはドクターによる調査結果を全員に報告する。
「報告を求める」は、議論冒頭で乗員がエンジニア・ドクターに報告するよう促すためのコマンド。
どちらのコマンドも議論冒頭でのみ使用可能で、ラウンドを消費せず同調や反論などのリアクションも返ってこない。

報告は役職者がCOしていれば毎日行われるため軽視されがちだが、実はこれらのコマンドでも発言者の注目度が高まっている。
  • 「報告を求める」を使った乗員
  • 「報告を求める」が使われる前に「報告する」を使った役職者
上記のケースは「議論に積極的である」と判断され、注目度が高まる。
注目度が高まると、乗員ならグノーシアに襲われやすくなる、人外なら嘘がバレやすくなるなどのデメリットがあるため、慎重に立ち回りたいなら報告にも気を使おう。
原則、「報告を求める」は自分から使用せず、また役職者として報告する場合は「報告を求める」が使われてから報告するのが安全。

また、報告するのが主人公の場合、報告せずに黙っていることも可能。
報告を怠ると周囲からかなり疑われるので基本的には避けた方が良いが、例えば主人公がグノーシアでエンジニアを騙っており、嘘報告をすると主人公が論理破綻し「絶対に敵だ」と言われてしまう状況なら報告せずに黙っておくのも一つの手。


全員冷凍しろ / 誰も冷凍しない

投票パートで票が割れ、決選投票でもなお決着がつかなかった場合に、候補者を全員コールドスリープする/しないことを提案するコマンド。
この提案に対し、過半数の賛成票が集まれば問答無用で実行される。
なお、コールドスリープの候補者には発言権がなく、賛成も反対もできない。

このコマンドで議論を行うパートでは、ラウンドが2回分しかない上、このコマンドとそれに対する「賛成する」「反対する」しか使えないため、議論らしい議論はできない。
意見をころころ変える乗員がいると、「全員冷凍」「誰も冷凍しない」のどちらを提案しても意見が割れて、結論が出ないケースもある。
その場合、時間切れとなり強制的に「誰も冷凍しない」が採択される。

つまり、誰も冷凍したくない場合は、プレイヤーが「誰も冷凍しない」を提案し続けるだけで、賛成/反対はどうあれ確実に時間切れまで粘って「誰も冷凍しない」状況に持ち込める。
逆に、候補者を冷凍したい場合は、きちんと提案し賛成票を集めなければ実行されることはない。
確実に吊りたい相手がいるなら、きちんと冷凍を提案しよう。


うるさい

発言回数が多く、周囲からの注目度が高いキャラが「疑う」や「かばう」などのコマンドを使用した直後に発動可能。
発言者に対し「うるさい」と指摘し、対象の信頼度を下げる。

「ステルス」のパラメータが低いキャラは議論で目立ちやすいため、発言頻度が高いとこれを言われてヘイトを買いがち。
キャラごとに発言のしやすさにも個性があり、おしゃべりなコメットや他人を疑いがちなラキオあたりがこれを指摘されることもしばしば。
主人公もステルスが低い内は発言頻度に注意。

+ イベントで習得できるコマンド

名乗り出ろ

要カリスマ10。まだカミングアウトしていない役職(エンジニア・ドクター・留守番)がある場合、名乗り出るように促す。
使用者のカリスマが低かったり、守護天使がいないループで役職者が襲われやすい状況だと、誰も名乗り出てこないことがある。


反撃する

要ロジック25・演技力25。自分が疑われた際に使用できるリアクションコマンド。
自分を疑ってきた相手に「お前のほうが怪しい」と反論して相手の信頼度にダメージを与えつつ、議論の対象を自分から相手にすり替える。

初期リアクションコマンドの「否定する」が受け身の姿勢で言われっぱなしであるのに対し、「反撃する」は自身を殴ってきた相手に殴り返すカウンター技といった趣。
これでやり返された側は弁護を受けることもリアクションコマンドでの受け身も不可能なので、反撃に同調してくるものがいるとその追撃を無防備に受け続けることになる。
そのため高カリスマのキャラによる反撃の威力は強烈で、やり返された相手がその日のうちに満場一致でコールドスリープ……なんてことも珍しくない。

セツやラキオ、レムナン、夕里子など使用するが、特にカリスマ・ロジック共にトップクラスである夕里子の反撃は恐るべき威力を誇るため、怪しいと思っても下手に正面から疑うのは避けた方がいい。
一方、カリスマ皆無のラキオやレムナンの反撃は貧弱の一言に尽きる。
特にラキオは疑われるたびにこのコマンドでキャンキャン吠えるが、基本的に誰も同調してくれない。
レムナンは「哀しむ」や「騙されるな」も使えるため、そもそも反撃してこないことも多い。

攻撃的で強力なコマンドだが、このコマンドの使用者に向けられたそもそもの疑いに対しては一切の弁護を受けていない。
要するにノーガード戦法であり、相手の疑いによって自身が受けた信頼度や友好度へのダメージはそのまま残っているので注意。
状況次第では「反撃する」より後述の「哀しむ」を使って信頼度の回復を狙った方が良い場面も多いので、上手く使い分けよう。

「反撃する」を多用しているNPCがいる場合、そのキャラは信頼度にダメージを負ったまま議論を継続してしまうため、翌日以降も疑われがちになる。
そのNPCを味方として信頼できるなら、こちらから「かばう」等を使って信頼度をケアしてあげるのも大切。かわいげの低いラキオをかばいきるのは至難の技だが…


哀しむ

要かわいげ25。自分が疑われた際に、論理的根拠とか関係無く同情を誘ってかばってくれる仲間を増やす。

疑いへの追撃を封じつつ、多数の弁護による信頼度・友好度の回復を受けられる強力な保身用コマンド。
自分が吊られるのは避けたいが疑ってきた相手が吊られると困る、という状況ならとりあえずこれか「うやむやにする」を使うのがベターな選択肢。
ただし使用時には若干目立ち、嘘バレや襲撃のリスクが少し高まるという欠点もある。
それが気にならないくらいには恩恵の方が大きいが。

NPCではSQ・ククルシカ・オトメの3人が特に多用する。レムナンも持っているが、「反撃する」同様持っているリアクションコマンドが多すぎるためか他3人ほどは頻繁に使ってこない。
使用者は揃ってトップクラスのかわいげの持ち主であるため非常に効果が大きく、下手に正面から疑うと逆に同情を集めて立場を盤石にされることすらあり、極めて厄介。
とはいえ対抗手段が一切ないわけではなく、「反論を封じる」「投票しろ」「反撃する」あたりならこれで防がれる心配なく詰められる。
いずれも使えるタイミングが限られていたり目立ちすぎたりするクセのあるコマンドなので考えなしには使えないし、SQとククルシカは「うやむやにする」や「助けを求める」で逃げてしまうこともあるので万全とまでは言えないが、彼女達を相手にする際は頭の隅に置いておきたいところ。


うやむやにする

要ステルス25。自分が疑われた際に、適当な話をして疑いをそらす。
ステルスが高いほど効果が強力になる。
使った時点で会話が終了するので周囲からの弁護は受けられないものの、他のリアクションコマンドに比べて目立ちにくく、あまり状況を選ばず気軽に使えるのが利点。
また、対処法が限られている「投票しろ」「反論を封じる」を流すことができるというのも大きい。

SQ、しげみち、ジョナス、沙明あたりがよく使用する。
優秀なコマンドなのだが、SQは「哀しむ」の印象の方が強くなりがちで、しげみちやジョナスは不注意な言動やかわいげのなさが祟って結局すぐ吊られてしまうので、微妙に効果を実感しづらいかもしれない。


助けを求める

要演技力30。自分が疑われた際に、指定した相手に弁護をお願いする。
対象からの信頼度・友好度が低いと、このコマンドを使っても弁護を断られてしまい、疑われっぱなしのまま終わってしまう。
加えて、カリスマ・演技力が高いほど断られにくくなる。

断られるリスクがある分、成功した時の恩恵も大きめな、やや博打感のあるリアクションコマンド。
せっかくなのでカリスマやロジックの高い相手にお願いしたくなるところだが、断られては元も子もないので仲の良さで決めるのが無難。
ちなみに疑ってきた相手に助けを求めることもできるが、当然断られるだけなので何の意味もない。
断られるリスクもなく多数の弁護を集められる「哀しむ」の割を食っている感は否めないが、「うやむやにする」同様「投票しろ」や「反論を封じる」を流せる数少ないコマンドでもあるため、ここぞという時にはこれに頼るのも手。

NPCではSQ・ククルシカ・沙明あたりがよく使うほか、夕里子やステラ、そして内部ステータス的には(おそらく)使えないはずのレムナンも稀に使ってくる。


騙されるな

要直感30。自分が疑われた際に、「みんな騙されるな!」と周囲に伝え、自分を疑ってきた相手の注目度を高める。
これを食らった人物は、一時的に嘘がバレやすくなる状態に陥る。(翌日の議論冒頭の報告時点で効果が解除される)

使える条件がかなり限られているコマンドで、自分が乗員側の場合は既に嘘を見抜いている相手が疑ってきた時、人外側の場合は嘘バレの有無に関わらず、他の人外勢力(AC主義者含む)またはエンジニア騙り時に嘘のグノーシア判定を出した相手が疑ってきた時に使用可能。
相手の嘘バレを誘発するという強力なコマンドだが、そもそも使えない局面が多すぎるので存在そのものを忘れがち。
自分が人外の場合は、疑われた時にこれを使えるかどうかで相手が乗員側か否かを見抜く、というズルい使い方もあったり。

直感に優れるジナ、コメット、シピ、レムナンが時々使用してくる。
自分が人外側の場合、この4人には下手に疑いを向けない方がいいだろう。
うっかり食らってしまったら、その日のうちはとりあえず嘘をつかずに済む言動を心がけよう。

当たり前だが、嘘をつかない(というか嘘をつけない)乗員がこれを食らっても特にデメリットはない。
直感特化のコメットはリアクションコマンドがこれくらいしかないので、グノーシア時でもこれで反撃してくることがあるが、ほとんど無意味な抵抗といえる。


大げさに言う

要演技力15。他者の「疑う」や「かばう」等に強く同調する。
「疑いに同調する」「弁護に加わる」などの通常の同調より目立つ。
使用者の演技力が高いほど効果が強力になる。

悪目立ちするので闇雲に使うのは避けたほうがいいが、同調の形で強めに他人を吊り推したりかばったりできるのはなかなか強力。
NPCではラキオ、SQ、ジョナス、ククルシカ、沙明あたりの演技力高めな面子が使ってくる。
自分は目立たずに意見を後押ししてもらえるので、彼らに味方してもらえると美味しい。
……が、割と手を切るのも早い連中なので信用はしすぎないように。


同意を求める

要カリスマ25。他者の「疑う」や「かばう」等に同調しつつ、まだ発言していない者に同意を促す。
使用者のカリスマが高いほど他のキャラが意見に追従しやすくなり、数の暴力で議論の流れを決めることができる。

「大げさに言う」同様、通常の同意コマンドと比べてかなり目立つため、多用は厳禁。
また、「大げさに言う」と違って、同意の威力は通常の同意コマンドと変わらない。
つまり、これを使ったのに誰も追従してこなかった場合、通常の同意と効果が変わらないのに自分が無駄に目立ってしまう。

セツ、しげみち、夕里子等の高カリスマ勢がよく使う。ジョナスと沙明は「大げさに言う」とこれを両方持っている。
これで援護射撃してもらえると嬉しいが、おバカなしげみちはその場のノリで太鼓持ちしまくって議論を混乱させることも。


反論を封じる

要カリスマ40。他者の「疑う」や「かばう」等に強く同調しつつ、周囲を威圧して一切の反論を禁止する。
そのラウンド中、反対意見を完全に封じ込んでしまえるため議論を自分の意図通りに運びやすくなる。

このコマンドと「同意を求める」が重ねられた場合、同調意見を反論によって遮ることができなくなるため、敵側に使われると厄介。
強コマンドである「反撃する」「哀しむ」あたりを封じることができるのも大きな強み。
強力なコマンドだが、このコマンドを使った人物も非常に目立つというデメリットがある。
また、反論を封じられた側も「うやむやにする」や「助けを求める」で逃げ切ることは可能。

カリスマが高い夕里子・しげみちが使用する。
習得イベントでの夕里子様の貴重なお姿は必見。


絶対に敵だ / 絶対に人間だ

要ロジック20。エンジニアとドクターの報告や、グノーシアの人数、既に冷凍/消滅した人数などの客観的情報から対象が敵(=嘘つき)であるか否かを確定させる。
AC主義者は状況次第で敵にも人間にも両方の判定がある。*9

「絶対に敵だ」はある意味最強の投票先誘導コマンドだが、発言者もグノーシアから脅威と見なされる諸刃の剣。
ちなみに指摘を間違えると他の人にツッコまれる。

このコマンドの使用条件を満たした時点で、ロジックがある程度高いキャラが生きていれば勝手に「敵だ」「人間だ」と指摘してくれるので、主人公が無理にこのコマンドを使う必要はない。
とはいえロジックの高いキャラは全体的に保身が苦手な傾向にあり、流れ次第ではいつの間にか全滅していた……なんてことも少なからずあるので、主人公も使えた方がいいのは確か。
議論終盤で残った乗員が低ロジックのキャラばかりだと、状況から「絶対に敵だ」と判明している人物が居たとしても誰もそれを指摘できず、感情論の投票で勝敗が決してしまうことも普通にある。

ただ上述の通り、これを使うとグノーシアに目をつけられやすく、特に「絶対に敵だ」はその日の晩に消されるレベルで危険視されるので、使うタイミングには注意。
ロジック人間のラキオは特に好んでこのコマンドを多用する。そして時々自爆する。


投票しろ / 投票するな

要ロジック10。指定した人物への投票を促す。あるいは投票を禁止する。
意見に賛成する人が多いと、その日の投票先に影響するようになる。

「投票しろ」に関しては誰でも対象に指定できるわけではなく、以下のどちらかの条件に当てはまる人物のみを指定できる。
  • いずれかのエンジニアがグノーシアだと報告した人物
  • 「絶対に敵だ」で人外陣営であることが確定している人物
後者については黒出しをされた時点で凍るのがほぼ確定するのであまり意味がないようにも見えるが、他にも怪しまれている人物がいる場合票がばらけてしまうこともあるので釘を刺しておくのは大事。
特に極端にかわいげの低いラキオやしげみちは他に誰か黒出しされている状況でもかなり票を吸うため、彼らがいる場合はちゃんとこれを使っておきたい。
プレイヤー目線で特定のNPCがどれだけ怪しくても、相手がこれらの条件に当てはまらないのであれば、「投票しろ」を使っても「その人物が敵だと言う根拠がない」と周囲から指摘されて終わる。

このコマンドを食らった際に流してしまえるリアクションコマンドは「うやむやにする」と「助けを求める」の2種類のみ。
下手に疑うと「反撃する」で逆に凍らされる危険がある夕里子とセツや、「哀しむ」を連発して追及を許さないSQ・ククルシカ・オトメあたりを詰めに行きたい場面では、それらを無視して投票先を操作できるこのコマンドが対抗策になることも。

「投票するな」を使う状況は少し特殊。よくあるパターンは以下の2種類か。
  • バグが潜伏していると思われる状況で残りのグノーシアをほぼ特定できてしまった際に、「バグを先に処理したいから今はこのグノーシアに投票するな」という意図で使用する。
  • AC主義者が確定している状況で、「吊ってもあまり意味のないAC主義者よりグノーシアやバグに投票しよう」という意図で使用する。
ロジックの高いキャラは話者の意図を汲んでくれるが、低ロジックのキャラは「なんでそんなことするんだ?」と反論してくることも多い。

指定対象に条件がある「投票しろ」と違い、「投票するな」は誰でも対象にとることができる。
したがって、とりあえず吊ってほしくない乗員がいるなら使ってみるのも良い。
特に効果的なのは、決選投票にもつれ込んだ場面だろう。吊ってほしくない方の候補者に「投票するな」を使うことで、投票先に迷っている乗員の浮動票をもう片方の候補に集中させられるため、投票結果を操作しやすくなる。
いずれにせよ、「投票するな」は議論の流れとして違和感がなければけっこう支持されるので、積極的に使っていこう。

なお、これらのコマンドの効果が持続するのは1日だけ。
翌日には効果を発揮しないので、思い通りの投票結果にならなかったときは、勝算があるならもう一度提案してみよう。


全員排除しろ

要ロジック30。エンジニアやドクターが複数名乗り出ている場合に、それらの人物への投票を促す。
本家人狼でいうローラー。人狼ではしばしば用いられる戦術だが、本作ではNPCから反対されることが多い。
また本家人狼では役職者が自らローラー提案をする(自身を犠牲にしてでも真の役職者または人狼を確実に吊る)ことがあるが、プレイヤーがコールドスリープしたら敗北扱いとなる本作では当然そのような提案はできない。

このコマンドに対し、周囲からの賛同がある程度得られれば、このコマンドの効果は永続する。
すると、指定した役職を名乗っている人物が全員消えるまで集中的に投票される。

エンジニア・ドクターの騙りに出ることができるのは、グノーシア1名*10・AC主義者・バグで最大3名。
したがって、状況次第では真エンジニア1名・偽エンジニア3名と最大4人もの候補者が並ぶことがある。
ここまで偽物が多いと、「全員排除しろ」もわりと通りやすい。

乗員側では高ロジックのセツ、ラキオ、ステラ、オトメ、夕里子が使用してくる。
自分が役職持ち、あるいは騙りに出ている時にこれが通るとほぼ死が確定してしまうため、地味に怖いコマンド。


協力しよう

要かわいげ15。指定した相手に協力関係を結ぶよう提案する。
成立すればパートナーとなり、こちらの意見に積極的に同調してくれたり、自身が疑われた際にかばってくれたりする。
かわいげが高いほど成功率が上がる。また、信頼度・友好度が高いほうが当然成功しやすい。
協力関係になっても、その後の議論で信頼度が下がったりすると「もう協力できない、手を切ろう」と関係を破棄されることがある。

主人公は議論中しかこのコマンドを使えないが、一部のNPCは夜の自由時間パートに主人公に対して協力を持ちかけてくる。
議論中でも夜時間でも、グノーシアが騙すために接触してくるケースも多いので、パートナーになっても安易に信用しないこと。
逆にグノーシアとしてプレイする際は、ロジックの低いキャラ(=感情的なキャラ)とできるだけ仲良くなっておいてパートナーにしてしまえば、主人公が多少怪しい動きをしてもパートナーが感情の赴くままに援護してくれることが多く、議論や投票で有利になる。


人間だと言え

要直感20。陣営が確定されていない人物全員に対し、「自分は人間だ」と宣言することを要求する。

これに同意して「自分は人間だ」と宣言する場合、注目度がやや上がるため、演技力の低いグノーシアやバグは人間宣言時に嘘がバレやすい。
かといって黙っていれば「なぜ人間宣言しないのか」と疑われ、かなり怪しまれてしまう。

AC主義者以外の人外陣営は、
  • 一か八か「自分は人間だ」と嘘をついて凌ぐ
  • 重く疑われるのを承知で黙る
  • 周囲からの信頼を大きく失うが、人外の仲間を守るために人間宣言を中止させる
…という選択肢に悩まされる。

ある程度運は絡むが、問答無用で人外勢力をまとめて炙り出せる凶悪極まるコマンド。
ぶっちゃけ、これを使われた時点で人外陣営が無傷で済むことはほぼなく、状況は多かれ少なかれ乗員側有利に傾く。
残り人数の多い時に使うと特に強力で、初日にぶっ放すだけであとはただただ嘘バレしたり黙ったりした人外陣営を吊っていくだけの消化試合と化してしまうことすらある。というか大抵そうなる
とりあえず特記事項を集めて先の話が読みたい、という時はお世話になりがちだが、頼りすぎると面白みが薄れるし人外に回った時困るので要注意。

自分がグノーシアならこれを使ってくる可能性のある乗員はさっさと消してしまいたいところだが、困ったことに使用者がかなり多い。
コメット・夕里子あたりはシナリオ序盤からバンバン使ってくるし、ループが進むとセツ・ジナ・ジョナスも使ってくるようになる。

このコマンドを使った者は、グノーシアから脅威として目をつけられる。
使ったら確実に消される、というほどではないのでさっさとケリをつけたいなら自分で使ってしまって問題ないが、多少リスキーであることは念頭に置いておきたい。
乗員側からすると他人が使ってくれたらお得感が有るが、実はコマンドの使用者だけは人間宣言しないため、一人になったグノーシアや乗員勝利に誘導しているバグにとっては出し得コマンドで油断ならない。

人外でない普通の乗員はためらいなく人間宣言すれば良いのだが、NPCは素直にそう言えない性格や生い立ちの連中ばかりということもあってか、時々人間陣営なのに人間宣言せず黙ってしまうことがある。
プライドが高い夕里子や、潜伏を好むSQ・沙明・レムナン等は特に黙りがち。
人間宣言しないキャラは基本的に人外寄りと判断すべきだが、「単に宣言したくなかっただけの無害な乗員」の可能性もあるので一応考慮しておこう。


雑談する

要ステルス10。癒やしタイム(ヘイト管理的な意味で)。
恋愛トークや怖い話など、議論と全く関係ない話題をぶっぱなして自分の注目度(ヘイト)を下げる。

乗員としてはグノーシアに襲われにくくなり、人外側としては嘘を付かずに1ラウンド消費させた上で以後の嘘バレリスクを低減できるという万能コマンド。
雑談に乗ってくれた乗員との友好度も上がるため感情派の乗員を味方につけやすくなるという利点もある。
自分がある程度疑われている時にやると「なんで今そんな話するの?」と中断させられるが、それはそれで中断させたキャラにヘイトが向くので基本出し得。

NPCではSQ、しげみち、シピ、ジョナス、沙明あたりのいい加減な連中高ステルスな人たちがよく使う。
1日1回は使えるので、このあたりの面子が多く残っているとかなり時間を浪費させられてしまうことも。
とはいえ止めて得することもあまりないので、怪しいやつが相手でなければ乗ってあげて友好度を稼ぐのも手。

議論での効果とは関係ないが、雑談の際の発言には乗員たちの意外な一面を垣間見られたり、乗員たちの秘密に深く関わっていそうだったりする面白いものが多数あるので、気が向いたらじっくり目を通してみるのも一興。


土下座する

要ステルス35。自分のコールドスリープが決定した際に全力で謝罪し卑しく赦しを請い、コールドスリープから逃れる。
演技力が高いほど成功率が上がる。ただし、周囲からは白い目で見られる。

夕里子「クズが
沙明「リアリィ? マジかよお前……。土下座とか、人としてありえなくね?お前が言うな
ラキオ「ハッ、恥知らずにも程があるね。そんな事で許されると思ってンの?ほら床に頭をこすりつけて。もっとだよ!

一見ネタとしか思えないコマンドではあるが、どの陣営においても「とりあえず吊られずに一晩やり過ごせる」というのは非常に強力。
演技力が十分にあっても通る確率はそんなに高くなく、特に自分が重く疑われている状況だと高確率で失敗するが、どうせ通らなければおしまいの状況でしか使えないので使うのを渋る必要はない。
例え「絶対に敵だ」や「全員排除しろ」を食らっていても通る時は通るので、ダメ元で狙ってみる価値はある。
ループの恥はかき捨て、積極的にプライドを捨てていこう。

プレイヤー以外でこれを使えるのは沙明のみ。不思議とプレイヤーが使うより通りやすい気がする。
敵は残り1人、というところで沙明にこれで粘られて逆転負け、ということも少なからずあるので、彼が怪しい場合は早めに詰めにいきたいところ。


NPCの能力値・コマンドについて

議論に参加する各NPCも、主人公と同じく「カリスマ」「演技力」などの6つの内部パラメータが設定されており、ゲーム進行に応じて徐々に強化されていく。
またNPC達の使用コマンドも、パラメータの成長と共に徐々に増えていき、終盤は多種多様なコマンドを使いこなすようになる。

+ NPCの特記事項と能力値について
ゲーム内で各NPCのステータス傾向をグラフで確認できるが、実際のパラメータの高低はNPCの特記事項の解放具合に依存する。
つまり、グラフ上でステータスが高そうに見えるNPCでも、そのNPCの特記事項がほとんど埋まっていない場合、実際の内部パラメータはグラフの印象ほど高くなかったりする。
ちなみにNPCのジナのみ、特定の特記事項の解放でステータス傾向グラフそのものが大きく変動し、それに伴って内部パラメータも強化される。

NPCに関してはパラメータだけでなく、性格や行動傾向もキャラごとに細かく設定されている。
  • 議論に積極的で、発言頻度が高かったり騙りに出るのを好むNPC
  • 議論に消極的で、自身が目立たないように潜伏するNPC
  • 味方と思っている人物を懸命に擁護するNPC
  • たとえ味方でも必要とあらば切り捨てるNPC
パラメータの強弱だけでなく、上記のようなNPCの立ち回りの違いが勝敗を分けることも多い。

プレイヤーの中には、主人公のステータスを調節して特定のNPCのパラメータを再現し、立ち回り含めてそのキャラになりきるロールプレイを楽しむ人もいる。


【登場人物】


CVは全てアニメ版のもの。

プレイヤー

名前・性別・好きな色を設定可能。容姿の設定はない。
性別によってイベントが変化する*11。また、各乗員にはそれぞれに対応する色が設定されており、好きな色とそれが一致する相手とは各ループでの初期好感度が高く設定されやすくなる。
記憶喪失の状態で最初のループに巻き込まれ、以降セツと共にループを繰り返し謎を追う。

ユーリ

でも、さっき話を聞きながら思ったんだ。
「いい人ばかりでよかった」って……

CV:安済知佳
アニメ版における主人公。10月11日(アニメの初回放送日)生まれ。
対応する色は(おそらく)空色
性別は男性*12だが、外見や声質は中性的な印象を受けるものになっている。
考え事をする時に前髪を掴む癖がある。
ゲーム本編における主人公と同様記憶喪失の状態であり、わけもわからないまま船内での議論とループに巻き込まれていく。
ちなみに名前はゲーム版の紹介映像で使われていた名前から取られている。後述の夕里子と微妙に紛らわしい

+ 性格と劇中での活躍
議論においては熟考のうえで情報を整理し、丁寧に答えを導き出していくタイプ。
一見すると気は強くなさそうだが、やろうと思えば自己主張はできる方であり、必要な状況であれば率先して議論を進められる積極性もある。
また、しげみちがステラに告白して盛大にフラれた際に二人の仲を取り持とうとするなど、他人への思いやりも強い。
反面、しばしば口を滑らせて今言うべきでないことを言ってしまったり、情に絆されやすかったり、精神的に動揺した際に判断力が鈍りやすいところがあったりと、やや脇が甘い印象も受ける。
先に述べた通り本来の性別は男性なのだが、ループによっては知識を集めようとする銀の鍵の意志によって性別が変わってしまう*13こともある。

原作の主人公と同じく記憶喪失のため、序盤の行動は未熟さが目立った。
上述した通り、本作は夜行動時にNPCと接触して友好度を上げることで議論を有利に進められるのだが、ユーリは逆に夜間に正体を隠して接触してきたグノーシアの言葉に惑わされたり情を持ったりして投票先を間違えて負けてしまうということが続いていた。
その上、騙してきた相手が全員女性だったため、一部視聴者からは『ハニトラに弱い主人公』というあんまりな汚名を被った
6話ではククルシカが真エンジニアだという確信を持った上で、夜行動時に彼女に自身が守護天使だと明かした…のだが、今度はグノーシア汚染されていたラキオに盗み聞きされていたため敗北(後述)。ここまで来ると女子に弱いというより女難の相である。

彼の名誉のために補足しておくと、最序盤のユーリは状況確認も覚束ないまま命懸けの戦いに放り込まれているわけで、性別どうこう以前に親身に接してくれた彼女達に流されてしまうのもしょうがないところではあった。
が、中盤以降もしばしば女性陣との接し方について悩んだり、たまにスケベ心を覗かせてしまったりもするあたり、実際女性に弱いタイプではある様子。

とはいえしてやられてばかりの身かといえば決してそんなことはなく、セツとの情報交換等を経て精神的に落ち着きを取り戻してからはかなり的確な判断を見せられるようになっている。
  • 夕里子相手に正面から論戦を挑み、そのままコールドスリープに持ち込んで乗員側を勝利に導く
  • グノーシア陣営で仲間のコメットが判断ミスをしたために窮地に追い込まれるも、非合理的すぎる判断を逆に利用して彼女の白さをアピールすることで逆転勝利に持ち込む
  • グノーシア陣営の仕掛けた奇策に気付くものの、それがエンジニアとして見当違いの相手への調査を行なった後だったため、真エンジニアでありながら報告内容を偽るという禁じ手を使って敵を追い込む
等々、ファインプレーを決めた場面も多い。

10話では女体化してしまい、最初は戸惑っていたものの、途中から割とノリノリになっていた。

+ 以下ネタバレ
本来医療ポットで眠っていた彼は1日目開始時点でグノーシアにより消されており、銀の鍵によってループしている彼がその枠に滑り込んでいる(なのでグノーシアがいない宇宙では二重存在により宇宙が崩壊する)という流れまでは原作と同じなのだが、彼の正体は消滅した本来のユーリを元にグノースが作り出した存在で、本来存在しない存在──原作ゲームでいうバグにあたる。
そういう理由で同じくグノース被害者の会である夕里子からはゲーム主人公よりも割と優しい扱いを受けている。

原作通り医療ポットで眠ったままの方の彼を連れて満たされた銀の鍵で別宇宙へと渡るセツだが、原作ゲームと同じ手法が使えないアニメという媒体で彼が取ったセツを追いかける方法とは……

なお、彼の名前や容姿、性格付けに関してはあくまで「アニメ版の宇宙での主人公」のものであり、ゲーム版のそれと同一ではない、という点には注意。


セツ

じゃあ、始めようか
敵を───見つけだすんだ

CV:長谷川育美
識別年齢18歳。出身地は第52基地。4月24日生まれ。
対応する色は水色
プレイヤーと共にループの謎を追う人物。
性別は汎*14だが、実質メインヒロイン枠で外見や言動もかなり女性的。
プレイヤー同様、船内でループする時間に囚われており、記憶が定かでなく右も左も分からないプレイヤーを導いてくれる。

真面目で責任感が強く、目的を同じくするプレイヤーにはとても協力的。
ループによって陣営が分かれ敵対することもあるが、お互い恨みっこなし。
場合によってはループ開始時にお互いの陣営や役職を教え合うことも。

+ ステータス傾向と立ち回り
能力はロジックカリスマ寄りのバランス型。
全体的に高水準なステータスだがステルスだけは相対的に見て低く、全キャラ中同率で最下位。

どの陣営でも積極的に発言するため、カリスマの高さもあって議論序盤では主導権を握ることが多い。
反面、ステルスの低さと口数の多さから目立つため、グノーシアに狙われたり議論で怪しまれたりしやすい。
真面目な性格ゆえか疑わしい相手は遠慮なくガンガン詰めようとするので、格上の夕里子に正面から殴りかかった結果「反撃する」でやり返されて沈んでしまうところもよく見られる。
さらに攻撃偏重の「反撃する」以外に有力なリアクションコマンドを持っていないため、自身に向けられた疑いをかわすのも苦手。
バランスの良いステータスの印象に反して生存力は低く、能力の高さを活かしきれないうちにいなくなることも割と多い。
本人曰く「AC主義者で最後まで生き残れたことはほとんどない」らしいが、その危なっかしい立ち回りを見ていればさもありなん、といったところ。

ストーリー上、セツと互いに協力して生存する必要があるイベントも多いが、悪目立ちしがちな言動のため守りきれない事も多々。
一応、他の乗員のために目立つわけにはいかない守護天使の時だけは口数が少なくなる様子。

さっさと退場しがちなためにプレイヤー視点では侮られやすいが、カリスマ・ロジックといった攻撃面のステータスが高く発言力は大きいので、なるべく疑いの目では見られないようにしたいところ。
夕里子には及ばないがセツの「反撃する」もかなり痛いので、下手に疑いをかけるのは避けよう。
また、直感がそこまで高くない割に「人間だと言え」を使ってくることがあるので、自分が人外の場合はそこも要注意。
ずっとループしているだけに強力さをよくわかっているのかもしれない。

ここまで……かな。
退場するね。また会いましょう。

+ 以下ネタバレ
本職は軍人で階級は中尉。
グノーシアへの対処法に詳しく積極的に議論を引っ張ろうとするのはそのため。

実はプレイヤーとはループの順番が同期しておらず*15、過去のループについて語った際に認識の齟齬が起きることもある。

グノーシア側勝利時に正体を明かす際には瞳が赤く光り、顔の左半分に影が差す。ちょっとかっこいい。

普段は理性的でやや堅い印象があるが、遊びとなると子供のようにはしゃいで無邪気な笑顔を見せてくれる一面も。
ループの先輩として同じ苦難を共有してくれるが、そもそもセツがループに巻き込まれるきっかけとなったのは……

だけど、ああ、早くループしたいよ。
汚染されている限り、逃れられないから

──人間を消したい、という衝動からは、ね


ジナ

間違っていたら、ごめんなさい
だけど……私には、アニヲタが怪しく見える

CV:瀬戸麻沙美
識別年齢21歳。出身地は地球。1月15日生まれ。
対応する色は
やや口下手で不器用だが、とても誠実で優しい女性。
やるべき事を黙々とやる不言実行タイプ。

開発スタッフの一人であるしごと氏*16のお気に入り。
それもあってか、主人公が男性の場合に発生するジナとの恋愛イベントのフラグがやたら凝っており、イベントの発生条件が分かりにくい。(幸い、ゲームクリアには無関係)
しごと氏は、イベントで描き下ろされたジナの色紙が誰にも買われないように値段を釣り上げようと提案し、周りに即却下されたこともあるとか。

+ ステータス傾向と立ち回り
能力は全体的に控えめで、ロジックはそれなりに高いが他はいずれもぱっとせず、特に演技力はかなり低水準。
本人の言葉通り嘘は苦手で、口を開くとすぐバレるので人外だと弱い。
そして発言力が弱い上にそもそも口数も少ないので存在感が薄くなりがち。
かわいげとステルスが低めで汎用的なリアクションコマンドも持っておらず人間側でもやや死にやすいが、言動的に悪目立ちするタイプではないのでラキオ・しげみち・ジョナスあたりに比べれば多少マシではある。

しかし特記事項が明らかになると直感がコメット・夕里子に次ぐレベルまで一気に伸び、かなり嘘に気付きやすくなる。
ステータスが伸びてくる後半のループではそこそこの頻度で「人間だと言え」を使うようになるため、自分がグノーシアやバグの場合、他の高直感勢共々要注意対象となる。
リアクションコマンドとして「騙されるな」を持っているので、疑いをなすり付けたい場合は慎重にやろう。

お互い人間側ならコメット同様敵にアタリをつけやすくしてくれるほか、白黒判定ができる程度にはロジックもあるため、結構頼もしい味方になる。
また、夜時間中の密告では絶対に嘘をつかないとも言われている。少なくとも他の乗員より遥かに信頼性が高いことは間違いないようで、敵を見つけるうえではある意味コメット以上の貢献を期待できる逸材と言える。
ただし、嘘に気付くと途端に口数が増えて相手を詰めにかかるため、そのまま消されて退場してしまいがちでもある。

……お休みなさい。
私、みんなの夢を見ると思う。

+ 以下ネタバレ
その誠実さや優しさはグノーシアになっても失われることはなく、人間を消すことは「やるべきこと」として受け入れながらも嘘をつくことには強い罪悪感と苦痛を覚えている。
ループによっては自らグノーシアであることを明かしコールドスリープされることを受け入れたり、我が身を犠牲にして船を救おうとすることも……

和食派らしく、雑談で食べ物の話になるとみたらし団子の話題にすごい勢いで食いついてくる。
アニメ版では料理好きな一面も描かれており、たびたび厨房に立ってはラーメンを作ったり団子を焼いたりする姿を見せている。

グノーシア側で正体を明かす際には大きく口角を釣り上げて笑う。
基本的に感情表現が希薄な彼女らしくない表情ではあるが、グノ顔の中ではかなり大人しい部類。もう嘘をつかなくて済むのを喜んでいるようにも見えるし、なんとなく無理やり悪者ぶっているようにも見える。

最後まで……
残りたく、なかったな
だって、私……ふふっ

あは、あははっ、そう!
私、グノーシアだったのッ!


SQ

んージナ、ちょっと強引すぎますナ
早めにアニヲタヤッちゃおって、焦ってないかニャ?

CV:鬼頭明里
識別年齢24歳。出身地はリ・リウ小惑星帯。4月1日生まれ。
対応する色は
陽気なお調子者のようで意外と慎重な性格の女性。
トラブルメーカーだがどこか憎めない、いわゆる小悪魔系。
パッケージ等ですごい顔をしているのもこの子。

+ ステータス傾向と立ち回り
ロジックは皆無だがステルス演技力かわいげは高水準の自己保身タイプ。
かわいげの高さと強コマンド「哀しむ」を多用してくることから敵方にいると凍らせにくい。
意外と積極的に発言しない上、ほぼ感情オンリーで動くため真意が見えにくく、潜伏されると非常に厄介。
発言力は弱めだが、高い演技力が奏功して「大げさに言う」での賑やかしの影響が密かに大きかったりもするので油断ならない。

「協力しよう」を駆使してパートナーを作り生き残ろうとする立ち回りを好むが、その一方で手を切るのも早い。
SQと協力関係になってもこちらの旗色が悪くなると協力関係をすぐに解消してくる他、SQがグノーシアの場合、味方のグノーシアを疑ったり投票したりする“ライン切り”も頻繁に行う。

後述のククルシカと似たステータス傾向をしているが、行動傾向や使用コマンドには違いがある。
「哀しむ」が強力なのは両者共通だが、さらにSQは様々な攻撃コマンドを受け流せる「うやむやにする」も所持しているため、「助けを求める」も合わせて防御に特化した豊富な手札で相手の攻め手をかわすのを得意とする。
また、議論に全く参加していないと思ったら「雑談する」だけ使って帰っていく日もあり、とにかく潜伏が上手いためこちらから話題を振って舞台に引きずりあげないとなかなか議題に挙がらない。

直感があまり高くないわりに、夜の自由時間に「◯◯が嘘をついていた」と密告してくることも多い。
基本的にSQのこういった情報は信用しすぎないほうが無難。騙しに来ている可能性もあるため、状況次第ではむしろSQを少し黒めに見ておこう。

うーん、まあしょうがないんだけどさあ。
コールドスリープって、美容的にどうなんだろ……

+ 以下ネタバレ
実はある人物の511番目のスペアボディとして培養され生み出された存在で、実年齢はなんと 1歳
「SQ」という名前も識別番号としてアルファベットの連番でつけられたもの*17

グノーシア化するループとそうでないループで出生の経緯には若干の差異があり、グノーシア化するループでは人格移植が成功してしまいオリジナルに意識を支配されてしまっている一方、そうでないループでは人格移植が失敗しスペアボディとしての自意識を保っている。

つまり、 グノーシアのSQと乗員のSQは実質別人 と言っていい。
普段の口調や言動は似たようなものだが、勝利時のリアクションにはかなり差が出てくる。
SQがグノーシアの場合、一部のイベント会話にて一人称が「SQちゃん」から「アタシ」に変わっているため、ここでグノーシアか否かを判別できる場合がある。

初見の印象とのギャップもあり、彼女との恋愛イベントは破壊力が高いと評判。
苦手でない方は、是非とも男性主人公でプレイしてみよう。

グノーシア側で正体を現す時の表情は、上でも触れた通りパッケージ絵のアレ。頬のハートマークもドクロマークに変化する。

じゃあ言っちゃおっカナー。
あのね、実はアタシ……
グノーシアじゃないのDEATH。
──て言ったらビックリする?

アハハッ大丈夫! 期待は裏切らないZE?
アタシ、グノーシアでーしたーっと


ラキオ

アニヲタがまがい物なンじゃない?
そんなので本物の人間だったら、逆に哀れだよね

CV:七海ひろき
識別年齢18歳。出身地はグリーゼ船団国家。11月29日生まれ。
対応する色は
自身の知性に絶対の自信を持つ汎性。クジャクを思わせるような派手な服とメイクが特徴。
プライドが高く、何かにつけて憎まれ口を叩くが、根は悪い奴ではない。

+ ステータス傾向と立ち回り
ほぼ完全にロジック一本に特化したステータス。
加えて演技力も高いが、それ以外は全て最底辺クラスで、特にかわいげと直感はぶっちぎりの最下位。

絶望的にかわいげが低い上、「反撃する」くらいしかまともなリアクションコマンドがなく、疑いをかわすのも非常に苦手。
そのせいで陣営を問わず「とりあえずラキオで」と票が集まりやすく、とにかく雑に吊られまくる。
ちょっと疑いをかけられただけであっさり即死するし、なんなら話題にすら上がっていないのに吊られてしまうこともある。
遊び好きなところがあるらしく、人外だと積極的に騙りに出るのだが、それでもお構いなしに即吊られるということも割とある。本当に役職持ちだった場合も同様に死にやすいので乗員視点では困ったことになりがち。
たまに「絶対に敵だ」で黒確定しているやつが他にいるのに何故かラキオが票を吸って死ぬということもあるので、場合によっては「投票しろ」などでケアをしなければならない。
口数が多く、その発言内容も弁護ではなく他人を疑うものが多いため、敵を作りやすい立ち回りが目立つのも彼の死にやすさに拍車をかける。
初日にコールドスリープが決まり、メッセージウィンドウいっぱいの長文で捨て台詞を吐いて退場する姿は一種の様式美。

カリスマも低く、議論序盤は何か言ってもさらっと流されて大勢に影響なく終わりがち。
終盤のループでは自身が疑われるたびに「反撃する」を多用するが、彼の反論に誰も同調せずそのまま吊られるという悲しい事態もよく起きる。
また陣営を問わず、とにかく「絶対に人間だ」「絶対に敵だ」による白黒判定をやりたがるという悪癖がある。
そのため、ラキオが人外陣営でもかまわず乗員に白出しをしまくって勝手に追い込まれてしまう*18ことがある。
酷い時には自身の役職対抗相手に白出しする(=ラキオの騙りが露見し黒確定する)という、とんでもないポカをやらかしてしまうことも…。

ただし彼が弱く見えがちなのはあくまで「決め手がない状況で雑に票を集めやすすぎるから」であって、白出しのしすぎで自爆するのはともかく極めて論理的な思考と立ち回りをしているのも確か。
うまくコールドスリープを逃れて終盤まで生き残っていた場合、情報が出揃い人数も減ってカリスマでの強引な議論誘導が難しくなる中、ラキオの高いロジックは一転して強力な武器となる。
人間側なら水を得た魚のようにバシバシ白黒確定を決めてくるし、人外側なら演技力の高さと隙のない噛み先選び・偽判定で煙に巻いてくる。
相手の信頼度を削るロジック、友好度にヒビを入れる演技力がどちらも高いため、ラキオの発言はそれ単体で見れば非常に攻撃力が高い。
特に「大げさに言う」はラキオのステータス傾向と性能がぴったり噛み合っており、プレイヤー視点ではわかりにくいが投票先選びへの影響はかなり大きい。
一見、何の意味もないように見える「反撃する」もラキオ側のダメージが大きすぎるだけでこちらの信頼度に軽視できない傷を負わせており、簡単に吊れるからといって不用意に疑いをかけると後々痛い目に遭う場合もある。
甘く見ていると思わぬところで足を掬われるタイプでもあるので、用心はしておいたほうがいいだろう。
……まあ、だからこそ「敵に回したら嫌」と思われて余計に吊り推されるという面もあるのだが。

逆に、ラキオが味方で、かつ周囲の信頼を勝ち取っているなら頼もしい面も。
吊られる心配のほぼない留守番だったりするとありがたいが、ステルスも低いのですぐ消されがちなのが難点。
たまにヘイトを買いすぎて留守番なのに凍らされる事もある。

……この僕を冷凍睡眠させるんだ。救いがたいね。集団自殺する動物のようだね。
ああ僕はいいよ。構わない。例え僕には死刑宣告に等しいとしても甘んじて受け入れよう。
むしろ甘美だよ。感涙ものだね

+ 以下ネタバレ
出身地の「グリーゼ船団国家」は価値がないと判断された人間は悲惨な扱いを受けるという超階級社会。
知性に自信と拘りを持ちやたら他人にマウントを取って自分の価値を見せつけたがるのもそんな生い立ちによるものらしい。
「自分に自信があるので正直」「聡明な理論派」という特徴から、後述のレムナンからの好感度が高い。
もっとも、ラキオ自身が人に好かれないタチであることを自覚しているのでレムナンからの好意的な言動に「君は相当気持ち悪いよ」とツッコミを入れている。
とはいえラキオ自身もレムナンを気に入っているのか、皮肉ったりおちょくりつつも良き友人として接している。

意外に面倒見のいい一面があり、頼られるとあれこれ言い訳しながらも助力せずにはいられなくなってしまう性質。
セツとプレイヤーが所持している、ループに影響を及ぼす「銀の鍵」についての知識を持っており、ストーリーの終盤ではたびたび彼の知識に頼ることになる。
そのためには普段初日吊り安定なラキオをしっかりかばってやる必要があり、だいぶ苦労させられる。
「自分に敵対的なバグのラキオを最後まで生き残らせる」なんて鬼畜難易度なミッションも。

グノーシア側勝利時にはアヘ顔目の焦点の合わない気味の悪い笑みを浮かべる。一度は必ずイベントで見ることになるので印象に残りやすい。
アニメのオープニングでもこの表情を見せており、動くようになったせいでより不気味さを増している。
グノーシア化している彼は自身が超越的な存在になった事を誇るようになっており、いつも以上に尊大になる。

ちなみに汎性を自称しているがまだ手術は受けておらず、股間にはしっかり ついている
本人曰く魂の問題らしいが、いずれはちゃんと手術も受ける予定。

今までご苦労だったね、アニヲタ。
だけど、もう頑張らなくていいンだよ?

なぜなら、もう結論は出ているんだ!
グノーシア、否、僕の勝利という結論がさ!
ははっ、無駄な努力だったね!

+ アニメでのラキオ(ネタバレ注意)
アニメ版でも原作での口数の多さやヘイトタンクっぷりは再現されており、とにかくよく喋りよく凍る
大抵のループで初日にコールドスリープされており、2日目以降の議論にラキオが参加しているケースはあまりない。

ただし、知性至上主義者で弁舌が立つラキオの強さが際立つ場面もあり、セツも主人公・ユーリに対し「ラキオ相手に真っ向から弁舌で戦うのは危険」と忠告している。

第6話では、グノーシアとなったラキオが守護天使COという禁じ手*19を用い、対抗として名乗り出たユーリ(真守護天使)にヘイトを向けて凍結させる鮮やかなプレイングで、「ラキオ陣営かユーリ陣営のどちらかがグノーシア確定、凍結先を誤ればアウト」という五分五分の状況に持ち込んだ。
+ ...
この回のグノーシア陣営はラキオ・コメット・しげみちという非常に頼りない面子であり、さらに真エンジニアがククルシカ、真ドクターが夕里子と、これが原作ゲームなら乗員側が負けることはほぼありえない組み合わせであった。
その上、演技力皆無のコメット・しげみちがそれぞれエンジニア・ドクターを騙っている始末。案の定、議論で挙動が怪しかったコメットにヘイトが向けられ、2日目にコメットはコールドスリープされてしまう。
が、夜時間のユーリとククルシカの密談を盗み聞いて*20ユーリが守護天使であることに気づいたラキオはこれを逆用し、3日目に自ら守護天使COした上で密談場面を証拠映像として提出し、2日目から議論を誘導しているユーリ(及び、彼と親密にしていたククルシカ)がグノーシアであると告発。
慌てて対抗守護天使として名乗り出るユーリの動揺を誘って彼の信用を落とすことに成功した。

状況を乗員目線で整理すると、各人の発言・報告からユーリ・ククルシカ・夕里子か、ラキオ・コメット・しげみちの一方が真の守護天使・エンジニア・ドクター、もう片方がグノーシア陣営と確定しており、役職無しの生存者はユーリ凍結時点で四名。
この盤面で、もしグノーシアが役職者を襲撃すると「襲われた人は真の役職者」と確定するため、対抗として名乗り出ている自陣営が全員黒確してしまう。
したがってグノーシアは役職なしの乗員を噛む他ないのだが、ラキオはそれを逆手にとり「守護天使COのラキオが今後グノーシアに襲われなくても不自然ではない」状況を作り出している。
また、グノーシア候補が上記6名に絞られている以上、もはやエンジニアとドクターの報告には何の価値もなく、余計な発言をして嘘を見抜かれなければ、以降の投票は判断材料がないため役職持ちの中からカンで選ぶしかない。
したがって、(ルール通りに議論と投票を続けるなら)ラキオ陣営にも理屈の上では勝ち目がある。

なお、ユーリの排除にここまで回りくどい手段をとった理由はコメットが適当にユーリに黒出ししたせいでユーリを噛むとコメットしげみちが黒確してしまうから。*21コメットェ…
ぶっちゃけ二人をライン切りして潜伏しながらワンチャン狙う方がマシだろとか言ってはいけない

ただし守護天使COのラキオは日数が経つほど「護衛失敗」が増えるので、心象的には不利。
また、グノーシア3人全員が騙りに出たため役職者以外の乗員は全員白確しており、(議論・投票のルールを無視して良いなら)残った役職者を全員まとめてコールドスリープする案を誰かが提案しLeviが承認すれば、確実にグノーシアを排除できてしまう。*22

ユーリが退場したため、このループの結末は描かれておらず、結局ラキオが勝てたのかは不明。
3日目の時点でユーリ-ククルシカのラインを強く印象付けることはできているので、以降の立ち回り次第で勝ちの目は十分にあると言えるだろう。
…とはいえ相手があの夕里子・ククルシカで、相方がよりによって騙りに出たしげみちなので……

コールドスリープなんて前時代的なもの…そのまま死に至るケースが多発して星系によっては禁止になっているのを知っているだろう?
ハッ。分かっているよ、拒否権なんて無いンだろう。しかしこの面子で僕が凍ってしまったら今後グノーシアの暗躍を許すことになる。
歯痒い…嗚呼、歯痒い!君達、僕がグノーシアだと本気で思っているのか?救い難い連中だな。せ…あっ、おい!待……*23


ステラ

わたしはアニヲタ様を信頼しております
……皆様はいかがですか?

CV:早見沙織*24
識別年齢26歳。出身地は非公開。11月12日生まれ。
対応する色は
物腰柔らかで献身的な淑女。花を愛で紅茶を嗜む優しいお姉さん。
ジョナスの秘書や召使いのような立場なようで、彼と行動を共にすることが主。
同時に登場するしげみちのインパクトに埋もれがちだが、どことなく特異な容姿をしている。
グノーシア側勝利時の顔芸(いわゆる“グノ顔”)は特異どころの騒ぎではない。

+ ステータス傾向と立ち回り
ステータスはロジック高めのバランス型。
強みであるロジック以外はいずれも並~やや低い程度のパラメータとなっており、特に目立った個性はない。
立ち回りは無難な部類で、ステータスの平坦さもあいまって良くも悪くも目立ちにくい。
尽くすタイプゆえか協力相手やグノーシア時の味方に対しては意見に追従したり疑いからかばおうとしたりする傾向が強く、明らかに怪しい相手をかばってラインを見られることがよくある。
またリアクションコマンドがかなり貧弱で、使えるのは「否定する」とやや安定性に欠ける「助けを求める」のみ。そのため追及されだすと言われっぱなしになりがち。
総じて保身はあまり得意ではなく、目立たないまま消えたり凍ったりしてしまうことも多い。

そんなこんなで今ひとつぱっとしない印象を受けがちだが、ラキオ同様終盤まで生きているとロジックの高さが光りだす。
少なくともラキオほどは雑に吊られないので、ボロを出す心配のない人間側で味方にいると白黒判定要員として結構頼りになる。
ラキオが「先陣を切って高ロジックの暴力で戦いを仕掛ける」、ステラが「随所で高ロジックの援護射撃をしてくれる」という感じなので、それぞれに相応しい合わせ方をして力を借りよう。

夜時間に「協力しよう」と話を持ちかけてくることも多い。
相方の意見に同調しがちな彼女は、協力者としてはありがたい存在だが、主人公を普通に騙してくることもある。

……皆様が決めたことですものね。わかりました。
わたしはコールドスリープしながら、皆様を応援してますね。

+ 以下ネタバレ
その正体は船の管理システムである擬知体LeViが生み出した人型端末で、要はロボットや人造人間の類。そのためアニメでの担当声優も同じ。
長くその姿で過ごしてきたことで、いつしか人としての幸せに憧れを抱くようになった。
特に恋愛に対しての興味が強く、プレイヤーが男性の場合、高頻度でアプローチをかけてくる。

一方、船のオーナーであるジョナスに対しては相当手を焼かされているようで、だいぶ当たりが強い。
それもあってか人間に対しての不満も抱えているらしく、グノーシア化した時の行動の恐ろしさは随一。
人の幸せや恋愛への憧れもかなり歪んだ形で表出しており、男性のプレイヤーがグノーシアの彼女に敗北してしまうと……

グノーシア側勝利時には白目を剥く。表情そのものはいつも通りなのが余計に怖い。
もちろん発言内容は基本的に狂愛に満ちており、「コト」に及ぼうとする示唆も多い。
ただしプレイヤーも同じグノーシア陣営だと冷静な性格を保っており、白目を剥かない。その愛憎を向けるのは人間限定という事だろうか。
同胞には「汚らわしい人間」と人への敵意を明かすが、その汚らわしい筈の人間相手に対しては「愛を知りたい」と捕食しようとする、人ならざるAIゆえの歪さが垣間見える。

ご理解いただけましたか?
これからは、あなたとわたし、永遠に……

あああ甘美! 甘美ですわね!
あなたとわたし! あああなたとわたし!
こんなわたしの粗悪な体ですら、うずかずにいられない!
さあ、めくるめく悦びを! 人間の悦びを!
わたしに教えて! おしえてぇェェ!


しげみち

そうだ。アニヲタはオレたちの大事な仲間だぜ!

画像出典:グノーシア(PS Vita:2019/6/20・Switch :2020/4/30)
©プチデポット
CV:関智一
識別年齢88歳。米寿おめでとう。出身地は惑星シャングン。9月29日生まれ。
対応する色は黄緑
見ての通りの出オチ要員。少々おバカな弄られキャラだが気さくで優しいナイスガイ。
しかし騙されやすい性格ゆえかほんのり人間不信気味なところも。
識別年齢の通りお年寄りらしく、塩分を気にしていたりキレが悪かったりするらしい。

+ ステータス傾向と立ち回り
パラメータはカリスマステルス特化。
それ以外は軒並み低く、特に演技力は全キャラ中ぶっちぎりの最下位。
そのくせ騙りには積極的に出たがるため、騙りに出てすぐ嘘がバレたしげみちが吊られる光景をよく目にする。
そうでなくても何か物を言うたびに嘘バレしまくるので、人外側だと悲しいくらい弱い。
またかわいげもラキオに次いで低く、人間側でも序盤に雑に吊られて退場することが多い。
とりあえず初日はこの2人に適当に疑いをかけて吊られてもらう、というプレイヤーも多いことだろう。

議論における立ち回りは、概ね「その場のノリ」で説明できるいい加減なもの。
上で触れた通り、演技力が絶望的なのにやたら騙りに出たがったり、とにかく人の発言に同調しまくったりと、お人よしで考えなしな彼の性格が露骨に出ている。
低ロジックなのもあって言動に一貫性がなく、例えば2人の乗員の意見が完全に対立し互いに疑いあっている状況で、しげみちがその両方の意見に強く同意するという、困った動きをしてくることもままある。

だいたい序盤に退場するので侮られがちだが、前述の通りカリスマは高く、ループを重ねると「同意を求める」や「反論を封じる」等強力なコマンドも使うようになるため、生きていると結構議論の流れに影響を及ぼす。
特に「反論を封じる」はしげみちの必殺技であり、厄介なリアクションコマンドである「哀しむ」「反撃する」を使えなくするため、これらのコマンドが強さの軸になっているSQ・ククルシカ・オトメ・夕里子辺りを仕留めるというジャイアントキリングをかます可能性を秘めている。
また、終盤のループでは「うやむやにする」をよく使う。演技の下手さと不用意な発言のせいで無駄に終わることも多いが、時々詰めきれなくなることがあるので一応注意が必要。
感情派で比較的味方につけやすく、残り乗員数にも左右されるが発言力も割と大きいので、「助けを求める」「協力しよう」を使うなら狙い目の相手のひとり。

その能力・立ち回りの性質上、しげみちはプレイヤーと同じ陣営だと厄介で、プレイヤーと異なる陣営だとありがたい存在になることが多い。

+ しげみちとプレイヤーの敵味方関係による有利・不利について
■プレイヤー・しげみちが共に乗員
誰彼構わず同調しまくるしげみちの立ち回りと高い発言力が議論を混乱させる恐れがある。
(人外陣営の発言に「同意を求める」「反論を封じる」で乗っかってしまう、等)
■プレイヤーが乗員・しげみちがグノーシア
演技力が低く、すぐに嘘バレする上、かわいげも低いためコールドスリープさせやすい。
エンジニアやドクターの騙りに出ることも多く、結果的に真の役職者を見つけやすい。
■プレイヤーがグノーシア・しげみちが乗員
直感が低いため騙しやすく、ロジックも低いため友好度を上げれば味方にしやすい。
カリスマの高さと強力な援護コマンドでプレイヤーの発言を後押ししてくれる。
そして、いざとなったらしげみちに適当に疑いをかけてしまえば、グノーシア陣営の代わりに吊られてくれる
■プレイヤー・しげみちが共にグノーシア
演技力・かわいげの低さから、すぐにコールドスリープしてしまう。
下手にしげみちをかばってラインを作ると、プレイヤーも危ない。

ラキオと並ぶ初日コールドスリープ要員であるしげみちだが、実際問題、乗員としてはしげみちを凍らせておくのは戦略上悪くない一手。
たとえ彼が無害な乗員であったとしても、早めに退場してもらった方が後々の議論をかき乱される可能性を減らせるし、彼が人外ならなお良しといったところ。

ちなみに、ロジックの低さからかあるいは高齢でボケているのか、エンジニアのしげみちは、
  • 留守番COしていて白が確定している乗員を調査する
  • しげみち目線でグノーシアであることが明らかな対抗エンジニアを調査する
といった、調べる必要のない相手を調査する無駄行動をとることがある。
生存力・論理性の無さから、彼が役職持ちだと乗員側はいろいろと苦労する。

くぅーっ、悔しい!
オレのこと信じてもらえなかったのが悔しいな!
コールドスリープしながら反省タイムだ!

+ 以下ネタバレ
ギャグにしか見えないルックスだが、実は過去に事故で大火傷を負っており、人工皮膚を移植したことでこんな姿になったという意外と重い事情がある。
しかしそんなことも全く気に負わず、むしろ前向きに受け止めている根っからポジティブな男。
なんなら 自分がリトルグレイそっくりだということも知っており 、いずれ過去に飛んでそう呼ばれるのではと考えていたりもする。

高いカリスマのカラクリは「何故かしげみちの話は聞いてあげたくなる」「聞かないと可哀想」という同情心を掻き立てるという不思議な魅力由来。なお、本人はそれを聞かされて涙目になっていた。

また凄腕のゲーマーで恋愛に疎く生身の女性と付き合ったことがないという「お前ら」的な一面も持っている。
アニメ版では女性陣の前でかっこつけたがる姿がよく描かれているが、女体化したユーリには馬鹿っぽいと一蹴されてしまっている。
お姉さん的な人がタイプらしくステラに惚れることが多いが、彼女の正体を考えるとどこか皮肉でもあるような……

グノーシア側勝利時の表情は……正直普段とあまり変わらない。ちょっと悪人面になるくらいか。
というよりも基本的にコミカル要員であり、グノーシア汚染していてもあまり怖くはない。
なんなら変なポカをかましてグノーシアとバレるイベントすらある。

スマンな。実はオレ、宇宙人だったんよ。
へへ、驚いたか?

ここを手始めに全宇宙を侵略してやるぜ!
そうオレこそが! スペースエンペラーしげみち!


シピ

なあアニヲタ。俺はお前を信じるぜ
だからお前も、俺を信じちゃくれねーか?
……て虫のいい話だけどな、ははっ

CV:中村悠一
識別年齢25歳。出身地は惑星ハンス。6月18日生まれ。
対応する色は
猫を偏愛し、猫になりたいと願う飄々とした好青年。
いつも1匹の黒猫を連れている。
気ままに生きることをモットーとしており、そのあり方もどこか猫のよう。

+ ステータス傾向と立ち回り
能力的には直感かわいげステルス高めの保身寄りバランス型。
ロジックは平均より若干低く感情を優先しがち*25ではあるが、立ち回りも堅実でいらぬヘイトを集めにくい。
人間側だと高めの直感で嘘をさりげなく見抜いてくるし、人外だとなかなか尻尾を掴ませてくれず、敵に回すと厄介な相手。
AIが秀逸で、自分が目立たない場面でさりげなく嘘を織り交ぜるため、演技力が高くない割に嘘が見抜かれにくい。
あのコメットと付き合いが長いあたり、嘘のつき方を心得ているのだろうか……。

弱点はコマンドのラインナップがかなり貧相なこと。
時々「雑談する」でお茶を濁してくるくらいで、あとはほぼ基本的なコマンドしか使ってこない。
ステータス的にも発言力がそこまで高くないので、良くも悪くも議論の流れに身を任せてやり過ごすことに終始しがち。
疑われないように立ち回るのが上手い反面、「哀しむ」「うやむやにする」等の汎用的で強力なリアクションコマンドがないため、一度槍玉に上げられると意外にあっさり陥落することも。
ただ、だからといって自分が人外側の時に適当にシピに嫌疑をふっかけるのは避けた方が無難。
シピの高い直感に嘘を見抜かれている場合、「騙されるな」でやり返してくるため、こちらの嘘バレリスクが高まってしまう。

SQ同様、「協力しよう」でパートナーを作る戦法を好む。
シピから協力を持ちかけられた際は、彼の絶妙な嘘に騙される可能性も考慮しておこう。

コマンドの強さや発言力で議論を回すのではなく、手堅い立ち回りで議論をやりすごすタイプであるため、立ち回りと勝利条件が噛み合うバグのシピはなかなかの難敵。
「協力しよう」でシピがパートナーを作っている場合、こちらからシピを疑ってもすかさず弁護が入るため、なおさら吊りにくい。

ファァ……お先に。
コールドスリープって、一瞬めちゃ寒いのだけは嫌なんだよな。

+ 以下ネタバレ
基本的には気の良い常識人なのだが、猫への偏愛ぶりだけはかなり逸脱したものを持っており、たとえ話ではなく本気で猫になるつもりでいる。

首元の黒猫はパッと見に違和感を覚えるような位置にいるが、作画ミスなどではなく 本当にシピの体に直接繋がれている
具体的に言うと、シピの首を貫くようにして猫の頭と胴体が継がれており、猫の首は機械的なケーブルやパイプとなっている。
曰く猫になるための手術の途中であり、脳を慣らすためにやっているらしい。
また、猫の首はかなり伸びる造りで、ランニングマシーンで走っている時は猫側も首を伸ばして小さいマシーンで並走しており、アニメのOPでは首を遠くまで伸ばしてコメットをからかっている。

雑談中にも怖い話について「人間の群れが一番怖い」と語ったり、恋愛の話題では「俺の好きなヤツは凄くキレイな 黒毛 で……」と言い出したりと、微妙な人間への不信感や極端な猫愛を垣間見せることがある。

ちなみに「シピ」というのは偽名で、フランスでは雌猫の名前としてよく名付けられるものらしい(日本で言う「タマ」とか「ミケ」みたいなもの)。
もしかすると首元の猫の方の名前なのかもしれない。

グノーシア陣営でも基本的にはフラット。特殊敗北でなければ襲う時もいつも通りの温厚な振る舞いを崩さず、仲良くなっていれば申し訳なさそうにすらする。
ただ、願望が願望ゆえに自分が人間ではない存在と化す事には抵抗が少ないようで、グノーシア陣営でのみ猫側の頭を使って喋るシーンがいくつかある。

グノーシア側勝利時の表情は猫の方が牙を剥き出して笑い、人間の方の顔は目を閉じて無表情になるというもの。
色んな意味で人間を捨てた、という表現なのだろうか。
ちなみに特殊敗北イベントでしかグノ顔を拝めないという珍しい特徴もあったりする。
流石に猫語で吠えても字幕なしでは何を言ってるか分からないためか、アニメでは猫側が凶暴な笑みを浮かべつつ人間側も赤い目になるという表現になっている。

ははっ、悪ぃな。そもそも嘘なんだよ。
グノーシアだろうが何だろうが――

ニャニャ! フシャーッ! ナ、ナナナナ!
(俺ァとっくに、人間なんて止めちまってんだよ!
ははっ、ははハハッ!)


コメット

要はコールドスリープさせたい相手を選ぶんだろ?
僕はアニヲタがイチオシかな

CV:佐倉綾音
識別年齢16歳。出身地は惑星ヴォーモ。8月1日生まれ。
対応する色は
全身に入墨のような模様のある女性。
言葉を一切オブラートに包まない快活なボクっ娘

+ ステータス傾向と立ち回り
清々しいまでの直感特化型。
あとはかわいげが並程度にあるが、他は全て最底辺クラスという尖りすぎな配分となっている。
嘘をバンバン見抜くため、人間側で味方にいると敵に目星をつけやすくなる。
しかし見抜いた敵を詰めるのはド下手。敵と認識した相手を考えなしに疑いまくる上、カリスマもロジックもステルスも絶望的に低いので、だいたいグノーシアに目をつけられて消されるか、発言のしすぎで逆に自分がヘイトを集めて吊られるかというオチになってしまう。
それでも心強いのは間違いないので、コメットが信頼できるならできるだけのフォローはしてあげよう。
噛まれるのはこちらが守護天使でもない限りどうしようもないが…

ジナ同様、後の方のループでは「人間だと言え」を多用する。
主人公がグノーシア側の場合、彼女を放置しておくと危険。止めれば怪しまれる、乗れば生半可な演技ではすぐに見抜かれてターゲットになる、黙り込めば陣営の仲間全部をクロ出しされるかもしれないとかなり厄介。
よって、やっぱり凍ったり消されたりしやすい。

人外陣営のコメットはお得意の直感がほぼ無意味なパラメータになる*26ため、最弱候補の一人。
しげみちよりマシ程度の演技力しかないため、とにかく嘘がバレやすい。
ゲーム内で閲覧できるヘルプにすら「自分が人外陣営で味方がしげみちとコメットなら、そのループでの勝利は諦めたほうがいいよ(意訳)」と書かれるレベル。

どの勢力でも死にやすい一方、吊られる心配がなくなる留守番のコメットはかなり強力。
人間側にとっては非常に頼もしく、グノーシアやバグの嘘を次々に見抜いては会議で集中攻撃したり、夜時間に嘘つきが誰かを教えてくれることも多い。
主人公が守護天使なら、留守番コメットはなるべく守ってあげよう。

主人公が人外陣営の場合、留守番コメットは脅威以外の何者でもないので最優先で処理したいところ。
AC主義者/バグの主人公は留守番コメットを自力で退場させる手段がほぼないため*27、グノーシアがコメットを噛んでくれることを祈るしかない。

わかった、僕はコールドスリープね。
皆……ガンバレ、負けんなよ!

+ 以下ネタバレ
自然への回帰を標榜する、非常に過酷な環境の母星で生まれ育っている。
直感が非常に鋭いのもそこで身につけた野生の勘によるもの。

特徴的な体の模様も実は刺青の類ではなく、 彼女と共生している粘菌でありれっきとした生き物
熱に弱いらしくシャワーなどを浴びている間は引っ込んでしまう。

しかもこの粘菌は決して無害な存在ではなく、宿主が死ぬと 船全体を呑み込んでしまうレベルで大増殖し人を襲いだす というとんでもないもの。
共生できる者は限られているらしく、母星でも体質に合わず死んだ人間が多くいるらしい。

しかしながら本人はそんな秘められた危険性を一切感じさせない元気娘。
冒険好きで、将来は自分の船を買うことを夢見ている。
一方、演技がド下手な自覚はあるらしく、グノーシア側になると自分があっさり凍らされてしまうであろうことを見越したようなことも言う。

グノーシア側勝利時の表情は悪い笑みを浮かべ、さらに目にまで粘菌が侵食してくるというもの。普段とのギャップもあってかなりホラー。*28
そのくせ性格そのものはほぼ変化しておらず、挨拶をするかのように消しにかかる。
また、グノーシア側限定で特殊な立ち絵の差分が存在しており、全身の粘菌が励起しまるでヴェールや翼のように身体から展開するものがある。

あ、うん。僕グノーシア
ま、そういうことだから。

じゃあな!


ジョナス

この宇宙からの消失など、さほど恐れる程の事ではあるまいよ
然り、真の恐怖とは……

CV:津田健次郎
識別年齢33歳。出身地は地球。2月13日生まれ。特典グッズのドッグタグによるとフルネームは「エステバン・ジョナス」(エステバンはスペイン語圏でよくある男性名)
対応する色は茶色
思わせぶりに、芝居がかった口調で長々とものを言う胡散臭いおっさん。意味深なことを言っているように見えて何も考えていない、ということも多々。
男女問わず冷凍された人体に興奮するフェチの持ち主。

+ ステータス傾向と立ち回り
能力は全体的に高水準なバランス型で、特にカリスマ演技力が高い。
それ以外のパラメータも、かわいげが低いのを除けば概ね平均かそれ以上と隙がない。
ステータスの総合力だけ見れば、後述の夕里子に次ぐ船内No.2の実力者である。

……のだが悪い意味で意図の読めない物言いを連発して場を引っ掻き回してしまうリアル狂人タイプでもあり、割と口数が多いことやかわいげが低いのもあいまって、かなり怪しまれやすい。
長所であるカリスマの高さも、妙な発言ばかりするせいでむしろ悪目立ちする方向に働いてしまっている感があり、実力を発揮しきれないままさっさと吊られてしまうことが多い。

ただし投票先やエンジニアの識別対象、役職騙りの際の偽判定など議論以外での行動には意外なほどスキがなく、ロジックエラーを起こしにくい。
またコマンドもたまにぶっぱなしてくる「人間だと言え」をはじめ、使いどころがおかしいだけでかなり強力なラインナップ。
自身が攻められると「うやむやにする」を多用して逃げ回るため、普段すぐ死ぬわりに吊りたい時に限ってうまく吊れない、ということもままある。
ロジック強者のラキオやステラ同様、甘く見ていると思わぬところで難敵になることも。

フフ……沈黙は私も好むところだ。
昼は夢、夜ぞ現。いざ行かん……

+ 以下ネタバレ
実はプレイヤー達が乗り込んでいる船「D.Q.O.」のオーナーであると同時に、宇宙開拓時代の伝説的な宇宙船に乗っていたこともある大人物。コールドスリープを多用し、数千年もの間冒険を続けている。
ある種英雄的な存在ですらあるのだが、LeVi曰く技術が未発達な時代にコールドスリープを繰り返した末に脳に回復不能のダメージを受けてしまったらしく、現在では上記の通りの奇行を繰り返すばかりの宇宙政府公認の廃人(LeVi評)となってしまった。
要するに冗談抜きでリアル狂人。彼の奇行は予測不能なので、時には船内に混乱をもたらすことも……。

LeViがステラを生み出したのも話の通じないジョナスとどうにかコミュニケーションを取るためだったのだが、彼の方はステラのことを「政府の送り込んだ戦闘メイド」「擬知体漫才をしにきた」等と思い込んでおり、何も理解していない。

また、彼と同じループから登場するククルシカについてはその秘密を知っており、
  • ククルシカについて探るため、ジョナスを凍らせなくてはならないループ
  • ジョナスから話を聞くため、数日間に渡ってジョナスを守り通さなければならないループ
等のイベントが存在する。
前述の通りステータスが高い割に疑われやすいので、後者は結構難しい。

グノーシア側勝利時には目を見開いて笑う。割とシンプル。
というか基本的に普段と変わらない。人間だろうがグノーシアだろうがバグだろうが、彼は演劇の様な口調を崩さない。
すでに狂っているがゆえ、彼は人ならざる何かに変じていたとしてもその変化はほぼ無い。

──記録。
活動人数の減少により、グノーシア側の優位が確立せり。

然り、時の果実は熟し、今にも落ちんとす。
よってこれより──人間の制圧を実行する!


ククルシカ

(そんな話をしていて良いの?……と
雑談を始めたジョナスを、ククルシカが睨んでいる)

CV:なし
識別年齢15歳。出身地は不明。4月18日生まれ。
対応する色は緋色で、「好きな色」としては選択不可。
ジョナスに偏愛される失語症の少女。一切喋らないのでアニメでもキャストは無し。
身振り手振りで感情を表現し、プレイヤーにボルシチの幻覚を見せる。

+ ステータス傾向と立ち回り
SQと似たステータス傾向を持ち、かわいげ演技力ステルスが非常に高い。
その上疑われると「哀しむ」を連発して同情を集めようとしてくるため、生存力は乗員たちの中でも随一。
明らかに彼女の行動が怪しくククルシカない状況でも簡単にはククレナイ。

SQと比べるとカリスマやロジックがさらに低く、代わりに直感はなかなか高め。
わりと的確に嘘を見抜くので、夜時間にククルシカから「◯◯が嘘をついていた」という密告があった場合、少なくともSQの密告よりは信頼できる。
また、SQが発言を控えて潜伏する立ち回りを好むのに対し、ククルシカは適度に意思表示し議論に参加する傾向にある。

そして彼女の最大の特徴はとにかく感情任せに行動してくるということ。
低ロジックのキャラは基本的にそうなのだが、ロジック皆無の彼女はその中でも群を抜いて自分の好き嫌いを優先する傾向にある。
グノーシア時の噛み先や騙り報告まで感情で選ぶため、役職騙りが破綻しがち。
たとえ自分や身内の唯一の役職対抗相手(=噛んだらもう一方が偽確定)だろうと、嫌いな相手なら序盤から噛む。
プレイヤーが人間でククルシカがグノーシアの場合、ククルシカに嫌われているというだけで盤面に関係なく噛まれる可能性が爆増するため非常に危険。
基本的に発言力は低いものの、これまたSQ同様「大げさに言う」での援護射撃を繰り出してくるうえ、「哀しむ」で友好度を稼いだ相手から援護をもらったりもするので、議論でも軽視はしきれない。

敵に回した時はもちろん、味方にいてもそれはそれで扱いに困る問題児。
もしククルシカから特に理由なく嫌われているループに当たった場合は、夜時間に積極的に会いに行くなどして友好度を上げておくと良い。

(ククルシカは……眠ることになった)

+ 以下ネタバレ
グノーシア側勝利時には軽く舌を出して笑う。幼い外見に反していかにも悪女といった雰囲気。

実は人格を持った自律型のドール(AIで動作する機械式の人形)であり、人間ではない。
オトメの特殊エンディングでも「ステラさんやククルシカさんのように私も人そっくりになりたかった」という発言があり、ククルシカが元から人外(ロボット)であることは示唆されている。
ボディが2つあり人格を移し替えることもできるため、凍らされてもスペアの方に移って復活することがある。
言葉を一切しゃべらないのも発声機能が搭載されていないため。

また、レムナンと留守番になると 彼以外の乗員をプレイヤー含め皆殺しにする という凄まじい凶行をやらかす。
この時のイベント、ゲーム版では「主人公以外の全員は既に宇宙船の外に放り出された」とレムナンから語られるだけなのだが、アニメ版では滅多刺しにされて殺されているSQ、白目を向いて殺されているラキオ、ユーリの目の前で冷凍中のところを鉄パイプで殴られて殺害されたセツ、宇宙船の外に放り出されている沙明、一旦は逃がしつつも的確に宇宙船の構造を把握しハッチを強制開放しジナを宇宙に放り出す、最後に残ったユーリとレムナンの逃亡を妨害し脱出ポッドをこじ開け追い詰めるなどゲーム版でやったらCEROが上がりそうなホラーぶりを見せつけた。
人狼パートでの厄介さもあいまって、真相が明らかになるにつれてどんどん危うい面が目立ってくる人物だが、その正体は……

(これで、終わりだね。
そう笑って、ククルシカは……)

(ククルシカは……何だろう?
この邪悪な笑顔……)


オトメ

あたし知ってます
アニヲタさん、ひどいことできる人じゃないです

CV:花澤香菜
識別年齢7歳。出身地は海洋惑星ナダ。9月7日生まれ。
対応する色はピンク
知性化され会話能力を得たシロイルカ。名前通りの心優しい乙女。
ヒレに機械式マニュピレーターを着けて手の代わりとし、足が無くとも小型カートで問題なく陸地を活動できる。
グノーシアの襲撃による混乱のため、研究所を離れてこの宇宙船に乗り込んだ。
誰とでも仲良くなりたいと願っており、敵対的な関係でも(たとえ役職騙りで対立していたとしても)フレンドリーに接しようとしてくれる健気な人(?)物。

+ ステータス傾向と立ち回り
ロジックかわいげの2面特化。
他のパラメータはあまり高くはないが、極端に凹んでいる部分もなく、偏っているように見えて割とバランスのとれたステータスとなっている。

かわいげが高いことに加え、疑われると「哀しむ」で粘ってくるため、高ロジック勢としては珍しくかなり凍らされにくい。
同じく「哀しむ」を使いこなすSQやククルシカと比べ、ロジックの高さで差別化しており論理面に隙を作ることも少ない。
数値的には演技力とステルスがやや心許ないのだが、優しい性格からかあまり積極的に議論誘導したり他人を嘘で陥れようとしたりしないため、結果的に嘘バレやグノーシアからの襲撃のリスクもある程度抑えられており、総合的な生存力は高め。
敵を作りにくい言動と「哀しむ」で序盤を切り抜け、終盤はロジックを活かして敵陣営を詰ませにいくという手堅い立ち回りをしてくるため、味方なら頼もしく、敵なら厄介に感じられやすい相手。

とはいえ、その立ち回りは論理一辺倒というわけでもなく、優しい性格が行動に出ることも多い。
グノーシア陣営では演技力が低いのに率先して騙りに出たり、身内が疑われると積極的に弁護しようとしたりと、自分が不利を被ってでも仲間を守ろうとする言動がかなり目立つ。
これはオトメにとって最大の弱点でもあり、ステラ同様に身内切りができずにラインを見られたり、騙りに出たせいで「哀しむ」でもカバーしきれないほど多数の乗員に嘘を見破られて即冷凍されたり、といった状況を引き起こしやすい。

逆に言うと、守るべき仲間がおらず、ボロを出す心配が少なくなるバグのオトメはかなりの強敵となる。
他人を不必要に攻撃したがらない性格もあって潜伏されると極めて尻尾を掴みづらい上、気付けても決め手がない状況では「哀しむ」のせいで凍らせるのが大変。
明確な弱点と言えば、演技力が低いために「人間だと言え」を食らうと強引に釣り出されやすいということくらいか。
こちらの役職や使えるコマンドによっては、エンジニアが調べてくれることを祈る以外にどうしようもなくなってしまう場合も。

あたし、コールドスリープすることになりました。
冷たいのが好きだから平気なの。

+ 以下ネタバレ
自身を知性化した研究所のことは悪く思っておらず、「皆さん心配しているだろうから早く帰りたい」とまで言う。研究員のヨシカドさんのことを嬉しそうに聞かせてくれる。「んなもんお前の実験が上手くいってる間だけだっつーの。上手くいかなくなったらすぐポイだぜポイ」


グノーシアになっても内面はほとんど変わらず、やっぱり誰に対しても無邪気かつフレンドリー。
人間になることを夢見ており、グノーシア化することはある種人間であることの証明でもあるためか、少しいつもより嬉しそうでもある。

グノーシア側勝利時には目が赤く光り、頭に被った透明なメットの中が少し暗くなる。
この顔でいつも通りの無垢な物言いをするのでギャップが凄い。

一方、周囲を犠牲にして生き延びることは基本的に望んでおらず、バグだった場合は決着がついた後宇宙が消える前に自ら望んでコールドスリープに入ることも。

アニヲタさあん。
あの、あたし、アニヲタさんに言いたいことがあって。
今までひみつにしてたんですけど。
実は、あたし……

グノーシアさんなのです!
えへへ……やっと言えました!


沙明(シャーミン)

アニヲタ信じるとか……あー、俺は遠慮しとく
まだ消えたくねーんだよ

CV:江口拓也
識別年齢21歳。出身地は惑星アースラ。3月14日生まれ。
対応する色は
ザ・チャラ男。女性以外の性別でプレイした場合、彼の名の読みを知ることはできない*29

自分勝手で生き汚く、ついでに下半身直結型な性格。
軽薄な振る舞いもグノーシアに目をつけられたくないがため……なのだが、素でも十分チャラい。
チャラ過ぎてセツには苦手にされており、たまに陣営関係なくセツに船外にボッシュートされ1日目の会議前に消える。*30

+ ステータス傾向と立ち回り
直感・ロジックは皆無だがステルス極振りで演技力かわいげも高めの自己保身特化型。
議論中も疑いが向くような事はしようとしないため、陣営に関わらず長生きしがち。
反面発言力には乏しい……と見せかけてカリスマがそこそこあり、強力な援護射撃コマンドである「大げさに言う」「同意を求める」を両方持っているため、他人に便乗する形でさりげなく議論を誘導してくることも。

セツと女性陣には甘い顔をするが、ラキオと男性陣には基本的にドライ。
コイツが守護天使の場合 セツか女性陣しか守らない
主人公の性別が女性か否かで、沙明からの扱いもけっこう変わってくる。

ステルス・演技力の高さと冒険しない立ち回りでボロを出しにくく、疑いも「うやむやにする」でかわしてくるため、人外の沙明はかなりの強敵。
さらに周回を重ねるととある必殺技を使いこなし、土壇場での逆転を狙ってくるようになる。
グノーシアで相方になった場合死ににくいのはありがたいところだが、旗色が悪いと見るやすぐライン切りをしてくる傾向にあるのでその点は注意が必要。

直感もロジックも低すぎるため、他人の嘘を見抜くことも、論理的に怪しい人物を見出だすことも、どちらも苦手。
そのため沙明本人は非常に騙されやすく、女好きな性格も手伝って、女性のグノーシアに協力を求められてまんまと騙され良いように利用されることも多々ある。
女性グノーシアと協力関係を結び傀儡と化した沙明が議論終盤に生き残っていると、客観的に明らかに怪しいパートナーに投票しないなど問題行動をする場合も。

たまに夜時間に「◯◯が嘘をついていた」と教えてくれることがあるが、沙明の直感はラキオに次ぐワースト2位であり、この手の密告は全く参考にならない。
主人公を騙しに来ているパターンがほとんどなので、むしろ積極的に沙明を疑っていこう。

基本的な立ち回りがSQと同じく“潜伏”一辺倒であるため、沙明が人外陣営の場合、騙りなどの目立つ行動はしたがらない。
逆に言えば、騙りを好まない沙明がエンジニアやドクターを名乗っている場合は真の役職者である可能性も高く、(報告内容にもよるが)少し信頼しておいてもよいだろう。

すすす、すいませんッしたァっ!
何でもするんで、クツでもナンでも舐めるんで!
へ、へへ……見逃してもらえませんかねェ?

っんだよケチ臭ぇな……

+ 以下ネタバレ
実は内心では結構他人のことを思いやっており、特にオトメに対しては哀れみと心配の入り混ざった気持ちを抱いている。
特にグノーシアになった時はそういった面が強く表に出てくるようになり、人を消すという役割は果たしながらもどこか自省するような言動が多くなる。
勝利時の表情も他の面々とは違いいつもより物憂げな顔になるというもの。変化は少ないものの印象に残りやすい。
状況によってはジナやオトメ同様自ら素性を明かしてコールドスリープを受け入れようとすることも。
軽薄な言動の裏に優しさを隠している不器用な男。
でもチャラくて下半身直結思考なのは素。

幼少期に知性化されたボノボたちと一緒に過ごしていたが、全員処分されてしまったという過去を持つ。
オトメに対する複雑な気持ちもそこから来ているようだ。
ちなみに上で挙げた「必殺技」とは 土下座 のこと。
夜会話で彼から伝授してもらうことができる。

土下座やチャラい振る舞いは、一種の処世術も兼ねている。
本人曰くその言動で他者より「コイツはどうでもいい存在」「取るに足らない哀れなクズ」と思われる事で、逆に安全な立ち位置を確保するというのがポイントらしい。

ああ、グノーシアだぜ俺ァ。気付かなかったか?
ハッ、やるじゃん俺
……なあ。
このままじゃ、俺はお前を消しちまうよ。
衝動がさ。自分でも抑えられねェんだ

俺は……どうしたらいい?
教えてくれよ、なァ……


レムナン

ぼ、僕も…… アニヲタさんが大丈夫とは、
言い切れないんじゃないかと……

CV:大塚剛央
識別年齢19歳。出身地はカナン579。7月17日生まれ。
対応する色は
臆病で内気な性格の青年。常におどおどとしており、不安げな顔で他人を見る。
その一方で執念深いところがあり、一度抱いた恨みは絶対に忘れない。
警戒心の強さからか、主人公に対しては敵対的になることが多め。
コミュニケーションが苦手で、特にSQを避けている。

+ ステータス傾向と立ち回り
直感ステルスが高く、ロジックかわいげもそこそこの水準。
基本的にはソツのないステータスなのだが、カリスマだけが極端に凹んでいる*31ため発言力がとても弱い。
そして発言頻度が他キャラと比べて低く、「黙っていて怪しい」と指摘され要らぬヘイトを買ってしまうこともしばしば。
また警戒心の強さゆえか、誰かが「雑談する」や「人間だと言え」などのコマンドが使った場合、積極的に遮ってくる。

ステルス・かわいげが高いので議論序盤からさっさと退場してしまうことは少ないが、とにかく発言力がなく口数も少ないので陣営を問わず影が薄くなりがち。
ぶっちゃけ、気づいたら冷凍なり消滅なりされてるようなポジション。
強力なリアクションコマンドである「哀しむ」「反撃する」を両方所持しているという唯一無二の強みもあるが、あまりにもカリスマが低いため活かせないことも多い。

ただ、彼の執念深い性格は議論にも表れており、一度敵とみなした相手に対してはしつこく疑いをかけ、票を入れてくる。
上記の通り主人公とは仲が悪い状態から始まることも多いので、彼に疑いを向けられた場合は注意が必要。
カリスマが極端に低いために周囲の援護は貰えないものの、ロジックに優れる彼の「疑う」は回数を重ねられると地味に響いてくる。
特にこだわりがないのであれば、主人公の好きな色を白にしておくと彼に粘着されにくくなって少し楽……かも。

僕を……選ぶんですね、貴方たちは。
……わかりました。コールドスリープします。

+ 以下ネタバレ
SQの「母親」にあたる人物に愛玩物扱いされ、ずっと凄惨な目に合わされていた過去を持つ。
酷く臆病で人と関わりたがらない性格やSQへの苦手意識はそこから来るもの。

反面、機械やゲームに強い興味を持つオタク気質な面があり、そういったことについて語る時は明るく饒舌になる。
生まれの星は自分以外の全てが疑知体という特殊な環境で、SQの母親に囚われるまでは機械に育てられ機械を友として生きてきたため、とにかく機械に詳しい。
他の面々には警戒心を隠さない一方、かつての英雄であるジョナスや物言いはともかく聡明なラキオのことは尊敬しているらしい。

グノーシア側勝利時の表情は目を見開いて邪悪に笑うというもの。シンプルだが普段まずしないような顔なので結構驚かされる。
グノーシア汚染を受けた彼は秘めた攻撃性が表に出る他、SQの母親から逃げたいという願望を優先して船の行き先を宇宙の果てにすることも。
プレイヤーがそんなつもりじゃなくても「自分を内心馬鹿にしてた」と勝手に決めつけ恨みの対象とする点からも、鬱屈とした感情を暴走させているように見える。

……ふふっ
ふふっ、ふふふふっ……。
僕の、勝ち……ですね

さあ、謝ってください! グノーシアの僕に!
今まで僕を侮ってきたこと! その目ッ!
謝れ……全部、全部ッ!


夕里子

ついて来るがいい、アニヲタ
お前の命も才覚も、存分に使ってあげましょう
幸福な奴隷。それがお前のあるべき姿です

CV:悠木碧
識別年齢19歳。出身地も誕生日も不明。
対応する色は。好きな色としては選択不可能。
闇の様な目をした謎多き女性。
基本的に丁寧語で話すが*32、その物言いは極めて高圧的で、安易に他者を寄せ付けない孤高の存在。

様々な特殊能力を備えており、プレイヤーからチュートリアル補正*33を消し去る他、とある条件で話しかけると能力値を振り直させてくれる。
また、初登場時を除いて、乗員の数をある程度多めに設定しないとそもそも出現しない。

一人称は「この身」。*34
この、自分の事なのにどこか他人事のような一人称に始まり、セツを指して「この舞台の狂言回し」と表現したりと、ひとつ上のステージからこの世界を俯瞰しているかのような言動が見られる。

+ ステータス傾向と立ち回り
ステータスは非常に高水準で、ステルスが低めだがそれ以外は全てトップクラス
具体的に言うとカリスマ・演技力は単独トップ、ロジックはラキオ、直感はコメットにそれぞれ次ぐ第2位。
意外なことにかわいげもそこそこあり、オトメに次ぎセツと並ぶ同率4位となっている。

特にカリスマロジック演技力の高さからくる圧倒的な発言力が厄介。
彼女の一言でその日のコールドスリープ対象が決まってしまうことも多い。
また、夕里子が敵だとわかっていても、下手に疑いをかけると「反撃する」を食らって逆にこちらが凍らされてしまう。
使ってくるコマンドも上記の「反撃する」を筆頭に、「全員排除しろ」「同意を求める」「人間だと言え」「反論を封じる」など凶悪なものばかり。
発言頻度も意外と高く、議論を誘導する中心人物になりがち。
ステータスの暴力と強力なコマンドを振りかざし、1人で完全に場を支配してしまう。

プレイヤーが人外の場合、コメットに匹敵する直感の高さでちょっとした嘘でもバンバン見抜き、その発言力を使って一気に槍玉に上げてくる上、最悪の場合「人間だと言え」で全員まとめて引きずり出しにかかってくるため、恐ろしいことこの上ない。
プレイヤーの味方陣営にいても必要とあらば即切り捨ててくる怖さがあり、初登場時にはセツもその点を警告してくる……が、どっちかといえば持ち前のステータスの暴力を敵に向けてくれることの頼もしさの方が大きいかもしれない。
高ロジックなので理不尽な感情吊りなどはあまりしないのもありがたいところ。

弱点は、目立つコマンドばかり使う上にステルスが低い*35ため水面下でヘイトを溜めがちなこと。
良くも悪くも、高いカリスマと強力なコマンドにモノを言わせて強引に話の流れをもっていくパワープレイに走りがちな上、「哀しむ」「うやむやにする」などの防御的で汎用性の高いリアクションコマンドも持っておらず、信頼度・友好度の低下を自力でケアするのが苦手。
そのためかわいげが高い割には票を集めやすく、意外と生存能力は低め。
反撃を食らわないように自分からは極力殴りにいかず、他の面々が夕里子に疑惑を向けたときに同調する形で彼女の信頼度にダメージを与えていけば、割と安定して吊ることができる。
プライドの高さゆえか、「人間だと言え」を他の誰かが使った際に高確率で無視する傾向があり(たとえ夕里子が無害な乗員であっても)、そこでの沈黙が決定打となって吊られることもある。
エンジニアが夕里子に黒判定を出してくれている場合、反撃されない「投票しろ」で詰めに行ってみるのもありだが、たまに「助けを求める」で逃げられることがあるので過信はしないこと。

グノーシアからも脅威として目をつけられやすいので、人間側の場合さっさと消されて退場してしまうことも。
したがって(メタ推理ではあるが)彼女が終盤まで消されず残っている場合、人外である可能性が高くなる。
主人公が守護天使のループで、夕里子を乗員として信頼できるなら、積極的に守ってみるのも良いだろう。
セツやラキオ、コメットあたりにも言えるが、目立ちやすい特性からグノーシアの標的になりやすいため、連日張り付いて守っていると防衛に成功する機会も多い。

人間風情が……

+ 以下ネタバレ
その正体は人間の電脳化を司る「星舟」で巫女を務めていた人物で、そこから逃げ出してきた身。
元凶の一つともいえる異星体グノースの正体やグノーシアたちの目的についても知っている。
主人公の置かれている状況についてもほぼ把握しているらしく、主人公に対して「存在していてはいけない」と言うが……?

「手をかざした対象の記憶や認識に干渉する」という特殊能力を保有している。
この能力を応用して、主人公の役職がバグの時に彼女と交流することで、ステータスの振り直しや過去のイベント回想ができる。

本人は「自分が浮世離れした存在」という自覚があるようで、上述のステータス振り直しイベントでも「お前のように変わりたいと願える人間が羨ましい」と本音を口にする。
SQから妙なコスプレ衣装を渡された際も自室でこっそり身に着けてみたりと、本人なりに自分探しをしている模様。

半ばメタ的な領域にまで関与している、色々な意味で超越的な人物。
グノーシア陣営や、バグであっても言動は変わらず、常に正気。というよりも出自が出自なのでたとえ人間であっても実態はグノーシア側とも言える。

──結論が出たようですね。
お前の負けです。ふふ、残念でしたね

なかなかに悪くない舞台でしたよ?
せめてものはなむけに、お前はこの手で消してやろう


余談


  • ゲーム実況者等の間でブームとなった“宇宙人狼”こと『Among Us』と並び、本作は「もうひとつの宇宙人狼」と呼ばれることがある。
    • “宇宙船が舞台の人狼ゲーム”というシチュエーションこそ似ているものの、対人ゲームであるAmong Usは、本作とはゲーム性が明確に異なる。

  • 本作と同じ“人狼×ループ物”の作品としては、『レイジングループ』というゲームが存在する。
    • あちらは「人狼ゲームをシナリオに落とし込んだADV」であり、場面ごとにキャラの役職などは決まっているため、役職やイベント発生などがランダムなグノーシアとはまた趣が異なる。
    • この2作のスタッフ同士は多少の関わりがあるようで、グノーシアの開発時にレイジングループのシナリオライターからアドバイスを受けているとのこと。
      • 2作の主要スタッフらによる対談企画もあるので、気になる人は検索してみよう。

  • プレイヤーのアイコンマークは選定した好きな色によって変わるのだが、これは黄道十二星座を模しており、対応する色の乗員たちの誕生日も元ネタの星座と一致している。
    弓を模したアイコンな(ラキオ、射手座)などがわかりやすいか。
    • ちなみに色が好きな色に対応していない(夕里子)は十三星座におけるへびつかい座を模している。
      • 緋色(ククルシカ)も好きな色に対応していないが、彼女は牡羊座扱い。
    • アニメ版主人公ユーリの誕生日もへびつかい座に当たるが、ことり氏描き下ろしの誕生日イラストでは天秤モチーフが用いられていたため、公式では天秤座扱いらしい。


── アニヲタWiki荒らし対策会議:2日目 ──
ジナ < 調査の結果、夕里子は荒らし(グノーシア)だった
ラキオ < 確率的に夕里子があやしい
夕里子 < いや、自分よりラキオの方があやしい
セツ < ここはみんなで夕里子に従おう
しげみち < ここはみんなで夕里子に従おう
ジョナス < ラキオがあやしい
沙明 < そう、ジョナスの言うことは正しい
ラキオ < いや、自分よりジョナスの方があやしい
しげみち < ここはみんなでラキオに従おう
ラキオ < 夕里子に投票しよう
ステラ < いや、投票先を決めたくない
SQ < 追記・修正の話をしよう
ククルシカ < ラキオは嫌い

※※※ ラキオがアク禁になりました ※※※

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最終更新:2026年05月18日 15:53
添付ファイル

*1 本家人狼における“処刑”や“追放”のこと

*2 特にゲーム序盤はNPCの内部パラメータが低いので、論理的な思考ができないキャラが多く、客観的に明らかに疑わしい人物を怪しいと見抜けないことがしばしばある。

*3 設定上、船内ログに留守番がいた記録は残っているものの、グノーシアによるデータ汚染の可能性を排除できないため、船内ログだけでは証明にならない模様。そのため、留守番が二人で名乗りでなければ白と言えない。

*4 むしろ、狂人が役職者を騙り、人狼サイドにとっての囮として上手く機能すれば議論が大いに白熱するため、「狂人こそが人狼ゲームを盛り上げる花形役職である」という意見もある。

*5 「◯◯が議論で嘘をついていた」という話自体が嘘である可能性もある。この情報提供があった場合は『嘘をついていたとされる人物』『情報提供をした人物』の二人の内、少なくとも一人は人間の敵である…くらいに考えておけばよいだろう。

*6 主人公の役職がバグで、かつ乗員に夕里子が存在することが条件。夕里子の陣営・役職は何でもよい。

*7 実はプレイヤーはCOせず潜伏し続けることもできるが、その場合AIのロジックが崩壊してめちゃくちゃな挙動になってしまう。一方でそうしないと見られないイベントも存在したりする

*8 ロジックが低いキャラは、信頼度が高い(=おそらく人間である)人物に対し、信頼度を無視して「嫌い」と攻撃を仕掛ける等、非論理的な行動を取りがち。

*9 たとえば真エンジニアだと確定している人物に調べられたAC主義者は「絶対に人間だ」と言われるが、一方でそのAC主義者が仮にドクターを騙っており真エンジニアの報告と自身のドクター報告が食い違った場合は「絶対に敵だ」と言われてしまう。

*10 ただしプレイヤーのみ、グノーシアプレイ時に味方のグノーシアが騙りに出た際、自身も騙りに出る(=グノーシアが二人も役職を騙る)ことができる。チュートリアルでラキオと主人公の二人でグノーシアとして戦うループがあり、基本的にラキオが騙りに出るが、ここで主人公まで騙りに出ると、夜時間にラキオから怒られる特殊会話がある。

*11 主人公が男性なら一部の女性キャラと、主人公が女性なら一部の男性キャラと、それぞれ恋愛を匂わせるイベントが発生する。男女のどちらでもない“汎”という性別も選択可能だが、その場合はこの手のイベントが発生しない。

*12 アニメ本編中では男性であることを匂わせる描写こそあれ直接的な言及は長らくなかったが、コラボカフェのグッズにおいて「男性」と明記された。

*13 後述する通り10話で女性になったほか、20話ではほんのわずかだが汎になった姿が描写されている

*14 後天的に選択できる、男女の特徴を削ぎ落とした性別。

*15 例えばあるループで出会ったのがループ50回目のセツだったとして、次のループでは2回目のセツに出会ったりする

*16 シナリオ・プログラム担当

*17 ちなみにこの設定は後付けらしく、メタ的には「サキュバス」をもじってつけた名前だったとのこと

*18 人狼ゲームでは基本的に白確定の人物が増えるほど、吊るべき候補者が減っていくため人外陣営が吊られやすくなり不利になる。

*19 原作ではシステム上実行できない

*20 実はラキオが聴力が低く、耳に付けている器具は集音機能付きという設定がある。これを拾ったのだろう

*21 守護天使COのラキオが襲われないのと丁度同じ構図になっている。この辺りがラキオの遊び心なのだろう。

*22 原作ゲームにおいても、留守番に名乗り出た2名が「白確である自分達以外を全員コールドスリープすればいい」と提案し、それが実行されるイベントがある。

*23 SQに途中で凍結された。「はい、閉めまーす」

*24 LeViと同じ。正体判明後はキャスト欄の表記が『ステラ/LeVi』となっている。

*25 論理性皆無のコメットやククルシカ、沙明と比べるとシピのロジックはだいぶ高いものの、「絶対に敵だ」「絶対に人間だ」の白黒判定がギリギリ使えないレベルに抑えられている。

*26 一応、グノーシアコメットならバグを、バグコメットならグノーシアをそれぞれ見つけやすくなるというメリットはあるが…

*27 一応、留守番COしていて白が確定していても、発言のしすぎ等でヘイトが溜まっていれば、「疑う」で票を集めて吊れることはある。

*28 ただしアニメだと「ちょっと特徴的な色合いをした虹彩」程度にはマイルドになっており、あまりグロテスクさは無い。赤い目をギョロギョロと動かしてたラキオ・SQ・ステラの方が数倍怖い。

*29 一応特記事項の画面やエンディングで確認可能

*30 沙明が初日の議論前にセツにヤられた場合、議論初日にエンジニアやドクターが1名しか名乗りでなかったとしても、「沙明が真エンジニアor真ドクターであった」という可能性を排除できないため、役職者の確定が難しくなる。グノーシア側では役職者を乗っ取るチャンス。

*31 プレイヤーを除く14人の中ではぶっちぎりの最下位で、唯一「名乗り出ろ」が使えないレベル

*32 丁寧語をやめて、冷たく突き放す発言をすることもある。夕里子からの信頼度が最低のときに主人公が夜に会いに行くと「去れ」の一言で済ませられる、等。

*33 実はチュートリアル中は主人公がコールドスリープやグノーシア襲撃の対象にならないようになっている

*34 ただし、アニメ版では「私」という場面がある。

*35 推定されている内部ステータスでは全キャラ中ビリから2番目