超電救助隊HERO(SCP Foundation)

登録日:2025/03/01 Sat 11:48:39
更新日:2025/04/17 Thu 23:49:37
所要時間:約 6 分で読めます







私は、心臓が動かなくて死ぬ筈でした。
でも、HEROに救われたんです。






財団の皆さん、
人類を恐怖から守るのは私たちです。
私たちの組織には、人々を護るための技術と人員が、
豊富に備わっているのですから……。

画像の出典:rkondo_001による財団関連ロゴ - SCP財団
http://scp-jp.wikidot.com/rkondo-001-logo 2025/03/01



超電救助隊HEROとは人々の平和と安全を守るために結成された、レスキュー組織である!
あと共同コミュニティサイト「SCP Foundation」日本支部の要注意団体でもある!

概要

特撮ヒーローのような超常組織。初登場は2015年。結構歴史のあるGoIである。
この組織の目的は悪党を倒すことではなく、超常技術を使った人命救助や平和維持活動といった現実問題に対する活動である。むしろ特撮ヒーロー的な視点では財団が悪の組織ポジションである。

組織の実態は多くが謎に包まれており構造があまりよく分かっていないが、構成員は現場で働くヒーローの他にスーツなどを提供する技術者と指示を出す上層部がいると思われる。

元ネタは戦隊ヒーローのように思うが、実は最初の作品の元ネタはメタルヒーローシリーズなので、ヒーロー関係ならなんでもありな団体である。

ヒーロー達は様々な色の目立つスーツを着ていてほとんどのヒーローはそれぞれの色に応じた名前が付いている。特撮ヒーローたちのような芝居がかった口調が多く、ときには薬剤やミームを使ってまで人々の人気を得ようとしている。もはや隠れる気はゼロ。

活動内容はヒーローによって異なり、大抵は専門分野がある。
ヒーローは専門分野毎に消火活動や医療支援などの人命救助を行う「レスキューチーム」、犯罪の取り締まりといった平和維持を行う「ポリスチーム」などに分かれている他、ダークヒーロー然とした分派もいる模様。
要するに色々あるが概ね人助けである。

ヒーロー達は「協力者」や「あの人」と呼ばれる謎の人物に装備を与えられたりサイボーグに改造されており、全員その人物へ感謝している。
それ故に財団から「あの人」について聞かれても、誰一人としてその情報を教えはしない。
ちなみに彼らは末端の構成員なので組織の核心は知らされていないようだ。

ここまで聞くと人類の役に立っていそうだが、なんといってもこの組織のヒーロー達は基本なんかやらかすのである。
ヒーロー本人の過失や装備品の欠陥などで、かえって被害を拡大している節がある。

彼らの素性はまともな奴も一部いるとはいえ、ヒーローにふさわしくない精神性の者も多い。
スーツで歪んだ本性を覆い隠して、ヒーローを演じている側面も見受けられる。

装備品の方も大体特撮っぽいのだが、高い技術水準の割にはなぜか過剰出力だったり安全性に問題があったり様々な問題点を抱えている。装備のせいで頻繁に被害を拡大させたり、ヒーロー自身が命を落としたりしている。いくつかの作品ではスーツは一度着ると脱げないようだ。本当に申し訳ない。

更には、着せた装備や改造された身体そのものがヒーローの人格を乗っ取って動く事もある。
自分が何をしているかを理解してしまった何人かは「もうこんなことをしたくない」「自分の理想と違う」とそれらに拒絶するが、抵抗も虚しく自我を失って凶行に走ってしまう。

結局、本来の目的の人命救助・平和維持にあまりにも失敗しまくっているので、財団は超電救助隊になにか別の、真の目的があるかもしれないと睨んでいる。

メンバー


倒れる人がいる限り、僕らは必ず駆けつける。
命を護れ、命を救え!超電救助隊HERO!!!



所属ヒーロー


特装救命士 トリアージ・レッド/SCP-990-JP

俺の名はトリアージ・レッド! 俺のスーツを修理して、ここから今すぐ解放しろ!

火災現場で消火活動と救助活動を行う救命士。「フレイムキャンセラー」から二酸化炭素を出して消火する。
財団に捕まっても敵対的な態度だったが、彼の正義に一人の財団職員が問いかける。
超電救助隊の一作目。名前から分かるように「特捜エクシードラフト」が元ネタ。
名前の由来は救命の優先順位を表す「トリアージ」

高速心臓再動士 リバーサル・ゴールド/SCP-387-JP

エイド、俺の出番か?
要救助者を確認!ここから近いよ!

金ピカの人型実体リバーサル・ゴールドと金ピカのツルのロボット、エイドフェニックスのセット。電流で除細動を行い、心停止した人を蘇生する事ができる。珍しく人の役に立っていた。
救助活動中に見つかり財団に捕まっていたのだが、スーツの仕様でとんでもないことになってしまう。「申し訳ない。」
メタタイトルが次回予告してる。

超援調理師 ミーレイド・カーキ/SCP-509-JP

クッキング・コンバーター起動!待ってろよ!今メシを食わせてやる!

周囲のあらゆる物体を料理に変換できる。ただし材料次第なので、コンクリートを使えばコンクリ料理が出来上がる。
日本の山林で発見され、救助活動に消極的な態度を取っていた。しかし空腹の人を見つけると活性化して、そのへんにあるものから料理をつくって無理やり食わす。このとき中の人の意識は飛んでいる。
かつて紛争地域で子どもたちに食事を与えていたそうだが、だんだん使える食材が少なくなっていき、やがて……
由来はmeal(料理)+aid(支援)だろう。

瞬間脳腫救命士 ドレナージ・ホワイト/SCP-1099-JP

治せるよ。だって私は、ヒーローなんだから。

たぶん女性。たぶんドジっ娘。透明化能力と転送能力を持つ。脳腫瘍の子どもを見つけては病巣を転送能力で摘出して助けていた。なお、転送した物体がどこへ行くのかというと……?
その真実を知った時、ちょくちょく見られるドジっ娘描写にも寒気がしてくるだろう。
ドレナージは排出を意味する医療用語。

事故再発防止講習士 クエスチョナー・モーブ/SCP-1790-JP

驚かせちゃったかな? 怪しい人ではないから安心してね。今日は君に大切なことを聞きに来たんだ。

見た目は中肉中背でスーツ姿の30代男性だが、正体は精巧なロボット。超電救助隊HEROのメンバーによって救助された人物の元へ概ね30日以内に出現する。
そしてその人物に向けて「事故の状況はなんだったか」、「事故の原因はなんだったか」、「どうすれば事故を起こさずに済んだか」を質問していく。
それによって事故の再発を防ぐのが目的と思われるが、時にその行動は人を追い詰めることにもなる……。

児童保護救助士 ピディアトリクス・シルバー/SCP-1848-JP

俺のようなヤツがまだまだ居るはずなんだ。俺はそんなヤツらを放っておけない。

恋昏崎(静岡県内の異空間)のローカルヒーローを自称するヒーロー。
日本刀を持っていたりヘリコプターを呼べたりする。が、他の隊員と異なり、ヒーローショーの公演の傍ら児童を誘拐していた。
なぜか日本生類創研に凄まじい敵意を抱いている。
かつて超電救助隊に所属していた神速小児救命士ピディアトリクス・シルバーとそっくりで、別人らしいが赤の他人というわけでもなさそう。
ピディアトリクスは小児科という意味。

超速救命瀉血戦士ソニック・デブリードメンター/SCP-1860-JP

私は人の為正義の為、血を流す事を悔やまない!

珍しく色名を冠さない名前を持つ医療系ヒーロー。Tale「ダークヒーローの目覚め」では銀の鎧を纏っていたとされている。シルバーと被ってない?
患者に麻酔液を噴霧した後にフック状の刃物を突き刺し、外傷を残さずに患部・病巣を切除・摘出する能力を持つ。
その能力で医療行為を行なっていたようだが、例によってその施術は無理矢理な摘出によって後遺症を残す杜撰なもの。それを指摘されてなお、本人は「それでも……それでも、生きていられるならばそれで良い…俺は、そう思っている!」と豪語して憚らなかった。
しかしある時から、彼の行動パターンが変化しはじめ……?

なお上記Taleでは同じ医療系ヒーローであるホワイトと関係があった事が描かれている。

THE 戦闘員 巡回機動捜査官 ライダー・モノクローム/SCP-1878-JP

本官は市民の平和を守ってみせる!例え、この身が砕けても!

全身を覆うラバースーツと、その上からヘルメット、捕縛用ワイヤー、ゴム弾拳銃等の装備を身に着けたヒーロー。
その名の通りバイクに乗ってパトロールをし、暴走運転車を止めて運転者を警察に突き出すなどの活動をしている。
また、「SCP-1878-JP-B」と呼ばれるザコ敵と同時に出現し、このザコ敵を退治して去っていく。
そして……超電救助隊HEROを巡る物語の、闇の一端を担う存在。
キャッチフレーズでもある「例え、この身が砕けても」が意味することとは……

児童加虐者断罪戦士 ジャッジング・バイオレット/SCP-2031-JP

他のメンバーは人々の命を救うが、俺たちは子供たちの心を救う。

児童に暴力を振るう犯罪者に鉄槌を下すダークヒーロー。犯罪者を断罪し、異常性を用いて死に至らしめていたら本部から除名処分を受けた。
児童に私刑の一部始終を見せることで正義を教えていると語ったが、収容下で彼は自らの正義を揺るがす事態に直面する。
彼が求め、信じていた「正義」の在り処は……

天命潜入捜査官 オルレアンズ・アイボリー/SCP-2381-JP

私はヒーローよ、やってやるわ。

人間を昏倒させる光を放つ能力と、感情に働きかけるミーム災害能力を用いた潜入捜査を行っていたヒーロー。
その能力で暴力団事務所や悪徳企業などに構成員として侵入し、情報を警察に横流しして内部崩壊させる、という産業スパイのようなことをやっていた。本人によれば予知能力もあるらしい。
彼女をヒーローにした開発者によれば「とんだ厄ネタ」だそうだが……?

特殊詐欺撲滅闘士 エリミネーション・バーガンディー/SCP-2750-JP

だからこそ僕は許せないんですよ。人を騙して嘲笑う奴らが。

えんじ色のスーツを纏った、特殊詐欺(オレオレ詐欺など)の阻止を専門とするクライムファイター系ヒーロー。
電話を傍受した上で割り込んで被害者に「この電話は詐欺だ」という旨の警告をしたり、詐欺の受け子を自前の装備で捕縛するなどの活動をしていた。
被害者に手渡し、郵送などで自作らしき啓蒙チラシを配るのも特徴。
人を騙す輩が許せないと語る彼だったが、財団が被害者を装い接触した事で不都合な真実に気付いてしまい……。

余談だが彼が配っていた啓蒙チラシは財団目線からすれば単なる資料にしか過ぎなくとも、日常生活を送る我々一般人からすれば結構役立つ内容で報告書の資料で載っている一例は、現実で渡されても何ら違和感の無い程高い完成度となっている為是非一度本家サイトへ目に通してもらう事をオススメする。

+ 文字起こし版がこちら

合言葉は『ヒーロー』

独り暮らしは狙われやすい!
行っちゃダメ!ATMへの誘導!
老後の蓄え詐欺から守ろう!
教えるな!暗証番号絶対秘密!

この折り込みを読んで皆さんも詐欺撲滅!

超電救助隊HERO


神速精神療法士トランキライズ・シアン/SCP-2856-JP

さぁ早いところやっちゃお。
わかった。恭輔、今兄ちゃんが助けてやるからな……。

青緑色のスーツを纏った、対象の精神を癒す力を持つヒーロー。
割と珍しい事に大した欠陥も無ければ脱げないなんて事もなく、装着者も五体満足という安心仕様。
また、お供として犬型ロボ「フロイト」を連れている。
現在はフロイトを含めた装備のみが収容され、装着者は記憶処理の後に解放されている。

収容時の装着者である重川恭輔氏曰く、元々は何者かに殺害された彼の兄である重川岳斗氏が使っていた装備であり、フロイトと共に人助けをしながら兄の仇を探していたとの事だが……?

超流消防士 リヴァイアサン・アズール/SCP-3161-JP

この世界にヴィランはただ一人! 注目を浴びるのはこの私だけでいい!
世の中はシンプルじゃないんだ、俺みたいなヒーロー見習いがいてもいいだろ。

高圧の水流を放射するヒーロー。自身のアカやフケから戦闘員を生み出す悪の怪人「デッドストック」と2体一組のSCiP。
アズールは消火活動をメインに行動するが、不定期でデッドストックが出現することもあり、その場合はアズールも現れて彼女を"洗浄"する。
胸糞ものの多い本シリーズの中では珍しい、正統派ヒーローテイストのいわゆる「燃えるSCP」。
ライダー・モノクロームも登場するため、読む場合は先にそちらから目を通すのがおすすめ。

失敗作 超電戦士 一号/SCP-3509-JP

みんなを、守る、正義の、HERO……

かつて超電救助隊が設立されて間もない頃に開発計画が行われていた甲殻類の能力と超人的な力を持った昔から人々を守り続ける『ヒーロー』になれるはずだった改造人間。
適合手術と制御が失敗し、計画が凍結し存在意義を失った『それ』は本来使われるはずだった資料・小道具・相手
共に計画の拠点だったとある山荘へ捨て去られ……


関係人物


PoI-7532

いいですか。人類を恐怖から守るのは私たちです。

SCP-1971-JPにて初登場。
所属ヒーロー達とは違う紳士服に近い黒いスーツを着用した謎の男性。超電救助隊の組織運営に関わる人物だと思われる。詳細は不明だが空間移動が可能。2017年██月██日頃に救助隊のスーツを盗んだGAW構成員へ接触及び拉致、勧誘を行った。財団の事は明確に敵対存在として見ているようで、上記のインシデント時には監視カメラ越しに警告を行なっている。

特装救命士 トリアージBRACK

命は平等ではない。救われるべき命と、そうでない命がある

トリアージ・レッドの前日譚を描いたとあるTaleにて初登場。
レッドと同じ外見の黒い装甲服を着用し、対人用に改造したと思われる超電救助隊製の拳銃型薬剤投与装置「メディカルブラスター」を二丁装備した正体不明なダークヒーロー
どうやらバイオレットや後述するネイビーの様に人命は平等ではないといった価値観を持っており、被災者の救助だけでなく犯罪者に対する私刑行為を中心的に行っている様で実際、SCP-1878-JP-Bの被害に遭った被災者を救助する一方で犯罪を犯した被災者は1人残らず処刑し、レッドへ火災事故で瀕死状態になっていたマフィア構成員2名を前述の装備で殺害する様子を見せつけその後対峙した事もあった。
更に財団を悪の組織と称して存在を認知しているらしくこの事から元超電救助隊所属者なのか元財団関係者なのか、要注意団体による模倣犯なのか、組織を認知している個人的な存在なのか等の様々な推測が出来るが詳細は未だに謎のままとなっている。

シノビ・ネイビー/PoI-8523

同士よ、君の力が必要だ。

事件記録-2031-JPにて初登場。
名称の通りステルス機能付きの装甲服と煙幕弾、加速装置等の忍者の様な装備で身を包む元ポリスチームのダークヒーロー。ジャッジング・バイオレットの先輩にあたる人物であったらしく、彼が収容される以前から活動を共にしていたとの事。しかし前述の事件にて意気消沈していたバイオレットへもう一度活動に協力して貰う為に説得を試みた際に……

ちなみに余談だが、とあるTaleにて彼の前日譚が描かれているのだが、何やらドレナージ・ホワイトとソニック・デブリードメンターとの深い関係があったそうな……?

緊急重機救命士 パワーアーム・オレンジ/SCP-████-JP


両腕に「大型アーム」なる装備を付けたパワー系ヒーロー。
名前からして重機をモチーフとした災害救助ヒーローと思われる。
どういう訳か財団はこいつを収容するに辺りSCP-1878-JP-Bの襲撃を二度も受けており、二度目には多数の収容違反や死傷者も出す程のインシデントに発展、彼らに連れ去られてしまう。
その後は超電救助隊HEROの運営組織に奪還・回収されたようだが、装着者が死亡したにも関わらずスーツが暴走状態にあり、已む無く封印された模様。
しかし更に後、今度は彼に酷似した実体が財団を襲撃し……?

神速小児救命士ピディアトリクス・シルバー/SCP-T5HM-JP


先述した「児童保護救助士」の方のシルバーと非常にそっくりなヒーローで、本名は片倉銀矢。かなりの古株ヒーローらしく、25歳の頃に入隊しそれから66歳になるまで活動していた。
ややこしいのでこれ以降は「神速小児救命士」の方を初代シルバー、「児童保護救助士」の方を二代目シルバーと呼称する。
二代目シルバーと同じく彼もある理由からたくさんの子供を拉致していたそうで、なんとその数5000人
当然ながらそんな凄まじい誘拐犯を財団が放っておくはずもなく、100回以上もの戦闘を経てようやく確保。一時期はSCiPとしてとあるセルに収容されていた。
しかし、ある収容違反に紛れて脱走して故郷の恋昏崎へと帰還。そのまま超電救助隊HEROを脱退し、71歳で病死するまでは本業の小児科医として働いていたという。
そんな彼がなぜ子供を誘拐していたのか、そしてその子供はどこに消えたのかというと……?

二代目シルバーの装備は初代シルバーの後継機らしく、どれも初代シルバーが使っていた物の上位互換めいた性能を持っている。

鮫殴打海上救護士 セイバー・ディープブルー/SPC-CN-2021


SCP-1848-JPのページ内リンクから見ることが出来る恋昏崎新聞社のWebニュースにて初登場。初代シルバーとは親友同士だったらしい。
初代シルバーの訃報に対して悼むコメントを残しているようで、明言されてはいないがおそらく彼もかなりの高齢。
名前から察するに海難事故への対応を得意とするヒーローと思われるのだが、なんかすごく特定の魚類への殺意と攻撃力が高そうな胡散臭い肩書が目を引く。

……その正体はやっぱりサメ殴りセンターの刺客。主な仕事はサメ殴りと海難救助(その際に救助対象を襲ったサメ殴りも含む)。
サメ殴りセンター内部でのコードネームは「SPC-CN-2021」。「CN」だが中国支部とは何の関係もない。
センター所属の一流の殴打エージェントにして超電救助隊公認のヒーローなのだが、そのスタイルに関する意見の相違……ぶっちゃけて言うと見た目がただのおじさんというあまりにもヒーローらしからぬヒーローだったために「改善」と称して代替わり。
だがサメ殴りセンターはどうにも改善内容を履き違えており、ビジュアルを指摘されればイケメンをあてがい、戦法を指摘されれば発勁を繰り出し、活動内容の狭さを指摘されれば森林を飛ぶように泳ぐ「森海鮫」なる珍獣を殴りに行き……と迷走。
その後も代替わりを繰り返し、現在は五代目。果たしてその勇姿とは……?

ちなみに初代ディープブルーに上記の改善点を指摘したのが初代シルバー。
つまり初代ディープブルーと初代シルバーは面識があったという事で、恐らく彼の訃報にコメントを寄せたのも現行の五代目ではなく初代の方のディープブルーだろう。
……となると「竹馬の友」というのもちょっと怪しくなってくる。訃報にかこつけた便乗マーケティングだったのかも?

そして、色々とネタじみた人物だが初代ディープブルーの戦闘能力については間違いなく本物である。
その強さたるや、特別な装備無しで海面を高速ダッシュし、拳で海を一時的に吹き飛ばし、執拗な殴打でバケモノじみた鮫を木っ端微塵にするほど

装甲機動補導員 アレスト・コバルト /SCP-████-JP

私刑行為はこの国の秩序ごと乱す許されない行為だ。ポリスチームが易々と口にしていいことじゃないぞ、気を付けろ。

Tale「ダークヒーローの目覚め」にて初登場。耐久性の高い
ケープ状の装甲服と「アレスティック・バインド」と呼ばれる捕縛ワイヤーを装備したポリスチームのヒーロー。
かつてシノビ・ネイビーの先輩にあたる人物であり、共に窃盗事件の解決や暴漢の捕縛などの任務に務めていた。しかしネイビーの初任務を終えて暴漢を警察へ引き渡そうとしていた際に彼から『犯罪者を警察へ送る事へ対する不満』『犯罪者の退治が根本的な解決なのでは』という趣旨の意見を述べられた際に前述の台詞で叱責するなどと、ネイビーとは一部対立する面があった。
その後は暫く消息不明だったがSCP-2878-JP 通称「神出鬼没捜査官 ヒーロー・レインボー」の報告書にて一部彼が財団にナンバリングされている記述が判明しているが既に収容状態にあるのか、確保されていないのか等の詳細は未だ不明である。


外部関係者

+ 一部記事のネタバレ注意
「博士」
次はかっこいいヒーローがみんなの家に届くかも?その時になったらみんなで楽しもうね!

ご存知ワンダーテインメント博士のパチモノにして、悪意100%な腐れ外道。人を苦しめるためなら酩酊街を騙って罠に嵌めるなんて事もやらかす日本支部随一の胸糞生産装置。
その暴れっぷりからとあるクールを追求する芸術テロリストにも敵対視され、本家本元からもカウンターとしてメタ能力を持つリトル・ミスターズを送り込まれている。

胸糞が多い超電救助隊にも当然ながら関与しており、実はいくつかのヒーローはコイツによるパチモノ版リトル・ミスターズ絡みの存在。
うち一人は純粋な被害者だが、もう一人はよりにもよって「博士」の悪意を受け継いだが如し悪辣な人物。冷徹に、そして狡猾に自身の独善的な「正義」を遂行する。

ただし「博士」が超電救助隊HEROの創設者や黒幕という訳では無いようで、「博士」からすると数ある取引先(オモチャ)の一つでしかない模様。


関係するオブジェクト

SCP-555-JP-ヒーロー体操

体操の動きと曲と歌詞のセット。この体操には認識災害があり、超電救助隊HEROという特撮番組を幼少期に見たという存在しない記憶が蘇る。
この体操を認識した人は体操をマスターして時々踊るようになる。健康促進効果はしっかりあるらしい。
ついでにミーム効果を持っているのでどんどん広まっていく性質を持っている。
これに感染した人同士は立場を超えて共感しあい、超電救助隊の素晴らしさを広めるためなら破滅的な行動でもなんでもするようになってしまう。
現在、特別収容プロトコル”モチモチサメのぷるぷるダンス”で対立ミームを広めているものの…。
あとこれのお陰でとある財団職員が成婚した。

SCP-1971-JP-ヒーローの小道具

適切な手順で組み立てると装甲服やバイク、武器等の物品が作成可能な未知の素材と技術が使われた大量の部品。
例として作成した装甲服は一度装着すると脱げなくなる代わりに視認した物品・人物のパラメーターの確認や筋力の増幅などのハイリスクハイリターンで強力な効果を持つ用具を作る事ができる。発見された経緯はSCP-1014-JPの作成に関与していたGAW構成員の一人『コーラム・ヒグビー(PoI-6942)』の確保と同時に発見されあっ…(察し)、当の本人は「任務で来日した際に日本のヒーローに憧れ、自分もヒーローとして活動する為に小道具と装備を自作した」という趣旨の経緯を一部動揺しながら話していたが…?



追記修正は、超電救助隊が大好きなそこの君に頼もう!

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最終更新:2025年04月17日 23:49
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