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嶋野太(龍が如く)

登録日:2025/12/08 Mon 23:48:05
更新日:2026/05/18 Mon 11:27:46
所要時間10 分位で読めるで真島ぁ




血の雨降らしたるわぁ!!

嶋野(しまの)(ふとし)は、『龍が如くシリーズ』の登場人物。

CV:楠見尚己
英語CV:マイケル・マドセン(海外版『1』)
演:大島宇三郎(舞台版)、阿部亮平(〜Beyond the Game〜)

概要

東城会直系(かつては堂島組内)嶋野組組長。
大柄な体格、スキンヘッド、太い眉毛、ギョロリとした目といった如何にもヤクザな見た目が特徴。
背中の刺青はで、胸や二の腕にも和彫りがある。別のヤクザ作品児童臓物(ガキモツ)のアイツみたいな見た目だと思えばいいかも。
見た目通りの豪快な性格で、敵や下手を打った部下には容赦ないが、裏で様々な勢力と繋がっていたり、相手の心情を読み取った上で作戦を練るなど、策略家としての一面もある。
関西弁で喋り、近江連合と繋がっていることから、関西出身の可能性もある。その影響か、部下たちも関西弁。
嶋野組の代紋は、「S」の文字を90度変えて2つ組み合わせたようなデザイン。
嶋野組事務所には赤い甲冑、風神雷神の屏風、大きな鏡、縁側、生け花がある。
妻かどうかは不明だが、若い女がおり、頭を剃ってくれている。

活躍(時系列順)

  • 1948年11月10日
DRAGON CALENDARに記載されている生年月日。血液型はB型。

  • 1980年12月25日(『2』回想)

ワシはアイツらの息の根止めな気が済まんねや!

当時、韓国マフィア「ジングォン派*1」が神室町で暴れており、堂島組からも犠牲者が出ていたため、堂島組長は嶋野と風間に襲撃命令を出す。
結果、ジングォン派の壊滅に成功し、堂島組は勢いを伸ばす。
この際の嶋野は実質単独・拳銃一丁&上裸でジングォン派の構成員30名を仕留めるという鬼神のような強さを見せたらしい。
なお、風間はジングォン派襲撃に否定的だったが、その理由は不明(しかも柏木がそれを知っていた)*2

  • 1984年(『極』本編)
堂島組、東城会直系に昇格。これを含む直系昇格の記述は、『極』の主観モードのチュートリアルで判明する。

  • 1985年(『4』回想)
子分の真島吾朗が、彼の兄弟分である冴島大河と共に上野誠和会襲撃を計画*3。冴島は実行に成功するが、真島は別の東城会ヤクザの柴田に足止めされた上、彼の部下に左目をドスで刺され隻眼となる。これを親の命令に逆らったとみなし、真島を拷問施設「穴倉」に連行させる*4

極道にとって親の命令は絶対……
お前やったらそんくらいわかっとると思っとったがなあ

ちなみに、このシーンの嶋野はカミソリを持っているが、『1』のあのシーンの伏線かもしれない。

  • 1986年(『0』回想)
穴倉での拷問に1年間耐えた真島を代紋違いの兄弟分である近江連合の佐川司に預ける。真島は佐川組の監視の下、蒼天堀のキャバレー「グランド」の支配人となる。

  • 1987年(『極』本編)
嶋野組、東城会直系に昇格。

  • 1988年(『0』本編)
佐川を通じ、「マキムラマコトを殺せば極道に戻す」と命令を出す。
マコトを追って神室町に来た真島は、新参の嶋野組組員に煽られたり古参組員に変な圧を掛けられながら嶋野と再会。
フグ刺しを一気食い*5し、ぴえん…🥺と言いながら酒を飲んだ嶋野から語られた殺害命令の真相、それは…

マコトを殺せない真島の心を利用し、
①愛という形でマコトの信頼を得る事
②東城会の風間派を炙り出す事。

マコトは本人の知らない内に、神室町再開発計画の最後のピースである小さな土地「カラの一坪」の所有者になっていた。
当時、東城会は2代目会長が急逝したばかりで、3代目会長の座を狙って堂島組が暗躍していた。
だが、堂島を「頭の足りん小者」*6と見なしていた嶋野は、堂島よりもその若頭である風間を厄介だと思っており、風間と繋がっている人間をおびき出そうと計画。
結果、真島がマコトを狙い通りに隠したことで、世良ひいては日侠連の陽動に成功。
だが、佐川はその真相を知らなかったため、タイミング次第でマコトと真島を殺していたことになる。

しかし最終的に争奪戦の勝者は世良となり、真島は「東城会を裏切ったケジメ」として嶋野の殺害を命じられる。
嶋野が近江連合の本部長*7と東京進出の打ち合わせをしている場面に真島は現れるが、「何があっても親父の子ですわ」と言って銃を置いたところ、嶋野は無関係を主張するため、その銃で本部長を射殺
てっぺんを取るためには勝ち方を考える必要があること、世良と日侠連は長続きしないこと、10年後は真島という最強武器を手にした嶋野組が天下を取っていると真島に語り、その場を後にした。
ちなみに、佐川はこの時入り口で見張りをしていたが、銃を持った真島を止めなかったためか、この後粛清された。

  • 時期不明
真島、嶋野組若頭になり、真島組を立ち上げる。

  • 1996年頃(『極』回想)
部下の不始末を柏木に怒鳴られた錦山は嶋野と遭遇。
「風間はお前が音ェ上げるのを待っとる」「桐生に組を持たせたいだけ」「堅気にでもなれや」などと錦山に語り、彼が凶変する一因を作った。
このシーンの嶋野は「離間工作の為に訪れたが、途中から本気で錦山の境遇に同情して身を案じるような声色になっている」という説も存在するが、他のシーンでも分かるように嶋野は演技が非常に上手いため真意は不明。結局、全て離間工作のためだった可能性も高い。

  • 2005年(『1』本編)
錦山が開いた緊急幹部会に出席するシーンが本編初登場である。
東城会の100億が盗まれたのが事実だと知るや否や、

ふざけんなぁ!!
東城会二万五千、死に物狂いでかき集めた金や。
100億言うたら、どんだけの血ぃ流れてるか分かっとんのかコラァァ!!

と激昂。しかし3代目会長・世良はその場を後にし、直後に何者かに殺される。

部下の高橋*8たちが神室町のホストクラブ「スターダスト」からみかじめの回収失敗*9桐生一馬出所を聞かされた時は笑っていたが、頭を剃っていた女が誤って嶋野の頭を切ってしまう。
嶋野は高橋に手を出させると、カミソリで切りつけた

ご機嫌やさかいなぁ
指 二本で許したるわ

世良の葬儀の際には、風間を撃った(実際は違う)桐生を東城会総出で追いかけるも、取り逃がしてしまう。
このシーンが、刺青を見せる初シーンとなる。

喧嘩葬儀でのボス戦は『1』における嶋野との初戦闘に当たるのだが、実はかなりの弱ボス
攻撃力が高く、ガードが固いタイプのボスではある。オブジェクトの石灯篭を一撃で破壊してのけることからしても怪力がコンセプトのボスなのだろう。
だが、登場時期が時期なだけにチュートリアルに等しく、動きが全体的に鈍いため、ガードを崩すことができるキックコンボを連発していれば勝ててしまう。
『極』では『0』のカツアゲ君のモーションになったが、元であるカツアゲ君が「力任せに戦う素人」である上に、嶋野は人外レベルのサイズを誇るカツアゲ君に比べると小柄なため見栄えが悪いと評判は良くない。

その後は遥を攫った*10蛇華のラウ・カーロンと100億の取り分について話し合う。
ラウ30:嶋野70だと思っていたラウだが、実際には近江連合本部長の寺田も加わり、嶋野50:ラウ30:寺田20となった。
それでもラウは不満だったらしく、錦山に遥のペンダントを渡し、嶋野をドケチ呼ばわりしていた。

そして寺田が風間の側に付くことも想定していた嶋野は組総出で埠頭に向かい、風間・寺田・桐生・遥がいる船を手榴弾で襲撃。

おう お前等!ドッカン ドッカン投げ込んだれや!!

嶋野本人も日本刀持参&上裸と本気だったが、一方の風間も若頭の柏木が用意した兵隊で応戦。
最終的に味方の兵隊もやられてしまうので、ここが桐生と嶋野との再戦に当たる。
日本刀装備時は新藤のモーション。
今度こそ強いのかと思いきや、桐生が掴むと刀を落とすわ、またしてもキックコンボを適当に連発していれば勝ててしまうわと今度もかなりの弱ボスである
嶋野に勝利した直後の桐生は、片足を引き摺りながら辛うじてよたよた歩いて疲弊しきっていた辺りからしても、設定的には真島を上回る程の難敵ではある。
しかしそれはあくまで設定の話で、体格と経歴の割にゲーム的にはかなり弱いままであった。
『極』では日本刀装備時は『維新』の永倉のモーションになった。
『1』よりはマシだが、『極』でも別に強くない。プレイヤーによっては虎落としの良い的である。

桐生が勝ったと思いきや、トドメを刺さない大ポカをやらかした*11ため、嶋野は近くに転がっていた手榴弾で反撃。
結果、遥を庇った風間が爆発で死亡、嶋野は寺田に射殺された。

ちなみに、本作では嶋野と真島が直接話すシーンはないが、桐生が葬儀場から逃げ出す際や埠頭での抗争後のメールで言及がある。

  • 2006年以降
跡目がいなかった嶋野組は錦山組に吸収されるが、真島組は直系に昇格。
『2』本編では、ジングォン派襲撃事件で生き残りがいたことが判明。
その中の1人が寺田であったため、彼は意図しない形で仲間の仇を討ったことになる*12
7』ではデリバリーヘルプ「極道たちの挽歌」の一員として登場。
8外伝』ではDLCで佐川、西谷(『0』の方)と共に登場。
嶋野は既に死んでいるため魂という状態だが、「いつも遠い空から喝を飛ばしている」らしい。嫌すぎる。

真島は、蝶野正洋*13や『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』での三島平八にも「嶋野の狂犬」として名が知れ渡っていることから、嶋野は外部からも「堂島の龍」の語源である堂島と共に「東城会の大物」扱いされていると思われる。堂島は『0』では小者扱いだけど

余談

  • 『1』のサブストーリー「ギャングバスターズ」に登場するヤクザ「浅野」は嶋野組組員だが、それが分かるのはバトル前の名前表示のみ。しかも、『極』では「ヤクザ」表記になってしまっている。
  • 中の人は『5』で永洲タクシー社長、中嶋洋太郎を演じている。嶋野が関西弁なのに対し、中嶋は博多弁で喋る。中嶋は嶋野とは異なり、温厚で良い人。
  • 『維新!』には登場しないが、そのリメイク版である『維新!極』には吉田稔麿として登場。シナリオ上では台詞が無く、バトルボイスもライブラリー。オリジナル版では『5』に登場する金井嘉門だったが、どちらも大柄な体格なので合ってはいる。


追記・修正は嶋野組組員に頼むで。

この項目がおもろいなら……\ドッカンドッカン/押したれや!!

最終更新:2026年05月18日 11:27

*1 漢字表記は真拳派で、ジングォンパと読む。

*2 ちなみに、堂島が「親っさん」と呼ばれる貴重なシーンでもある。

*3 この直前、真島は嶋野に言及しており、環境問題に注目していたとのこと。

*4 どの命令にどう逆らったかなど、この事件については不明瞭・不可解な点が多い。詳細は冴島の項目を参照

*5 佐川は以前、真島に「高いフグの懐石や松坂牛より80円のおでんの大根がうまい(要約)」と語っており、食の好みが真逆なのが分かる。

*6 嶋野が堂島のどの部分を小者だと思ったのかは不明だが、2代目急逝と直系昇格も相まって大口を叩きやすくなっていたと思われる。勿論、佐川にもツッコまれた。

*7 ちなみにこの本部長、名前無し、声無し、服装が堂島の使い回しと扱いが雑。

*8 名前はバトル中に表示される。

*9 一輝とユウヤのセリフから、前にもみかじめ回収に来ていたことが分かる。

*10 実行役は神室町のカラーギャングたち。

*11 こういう展開は『4』まで続いた。

*12 味方が射殺される瞬間は見たが、誰が撃ったかまでは見えていなかった。

*13 『極2』のクランクリエイターに登場する、実在のプロレスラー。本作では、ギャングチーム「カラーズ」の総帥で、兵隊はそこから来ている。