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ドドガマル

登録日:2026/07/24 Fri 16:52:29
更新日:2026/07/25 Sat 21:45:52
所要時間:約 11 分で読めます




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奴の名はドドガマル
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ドドガマル(Dodogama)とは、『モンスターハンター』シリーズのモンスターの一種。
モンスターハンター:ワールド』(MHWorld)で登場。




概要

MHWorldの舞台である新大陸の「龍結晶の地」(従来のシリーズでいう火山エリア)にのみ棲息するモンスター。
見た目から両生種であるテツカブラに似ているが牙竜種であり、下記の生態から岩 賊 竜(がんぞくりゅう)と呼ばれる。
見た目は、まん丸ふっくらしたお腹、鮮やかな青い体色と淡い橙色の縞模様を呈し、何考えてるかわかんなそうな円らな薄黄色の瞳をしている。ただ一番の特徴は、非常に発達した下顎で、さながらブルドーザー(のブレード)のように見える。この顎は本種の体重の3割を占めるほどの重量で、さらにそれを支える為に筋力も見た目によらず発達しているもよう。

牙竜種に分類されているが、意外なことに主食は鉱石物であり、龍結晶の地をのそのそ練り歩き、自慢の下顎で地面の鉱石物を岩ごと豪快に抉り取って頬張り、その際お腹がドスジャグラスが捕食した時のように大きく膨れ上がり、鉱物のエネルギーを吸収して不要な岩は吐き出す習性を持つ。この食事の際に、ドドガマルの唾液と龍結晶のエネルギーが混ざることで高温かつ爆破性を有する物質が形成され、不要な岩にこの物質が付着し吐き出されることで爆発する岩となり、外敵への攻撃手段として用いられることもある。
基本的に吐き出す岩だが、呑み込んで体内でゆっくり栄養補給を行うこともある。ドドガマル本人に排熱器官のようなものは無い為、食事等によって熱が高まってきたらお腹を大きく膨らませて地面への設置面積を増やし、地面へと逃がすことで対応している。

似たモンスターであるドスジャグラスやドスギルオスのような同種の小型を連れてはおらず、基本的に単独で行動・生活している。
温厚な性格ではあるものの、(同時に臆病なのか縄張り意識が強いのかはわからないが)敵と見なした相手には爆破性の岩をブレスのようにして放つ等して攻撃してくる。龍結晶の地の生態で上位に位置するモンスター相手であっても同様に立ち向かうこともある。が、ヤバすぎる相手には酷い目に遭ってしまい…(後述)。


戦闘・攻略

概要での説明の通り、爆破属性を使ってくるモンスター。
見た目に反して行動は結構素早く、引っ掻きや体当たり、倒れこみやデスロール等のようなドスジャグラスやドスギルオスで見られたものを使ってくる。また先の2体と違い咆哮(小)を放つので耳栓スキルが無いと動きを止められてしまう。中でも、戦闘中に地面の岩を食べたり噛みつき突進等で口の中に岩を入れることで顎が赤熱化し、爆破性の岩を吐き出して攻撃してくる。加えて赤熱化した後の噛みつき攻撃に当たると爆破やられ状態になり、一定時間経つかさらに攻撃を受けると爆発して追加ダメージを喰らってしまう。
従来のシリーズのように消臭玉で即解除したいところだが、MHWorldでは消臭玉が登場せず初期は爆破やられの回復アイテム自体が無かったため、前転回避で解除しなければならなかった。なお、超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』(MHW:I)発売時のアップデート以降はウチケシの実で回復可能になっている。
岩は1発ずつ吐き出す以外に放物線を描いて大量に吐き出すこともあり、この時の攻撃範囲はかなり広い危険な攻撃。さらに地面に着弾した後も一定時間残り続け、足を踏み入れると爆破やられになってしまうのもキツい。

とはいえ全体的な肉質は柔らかく、時折岩を補充する為にバクバク食べている際は隙だらけになるし、岩を補充し口の中に抱え込んだ際の肉質はどの部位よりも柔らかくなっており、この赤熱化した顎を攻撃すると口内で爆発が発生しダウンするので攻撃チャンスが生まれるので、顎を積極的に攻撃すると比較的楽に狩猟可能。岩吐き出しも正面から受けると危険だが、側面には全く当たらないので横に貼り付くように動けばさほど怖くない。爆破やられが面倒だと感じたら耐熱の装衣を持ち込んだり爆破やられ耐性のスキルを付けよう。

弱点属性は雷だが、水や氷もまあまあ効く。状態異常は毒がよく効く。
部位破壊箇所は頭(顎)、前脚、尻尾。ドスジャグラスに似た体つきではあるものの、本種もドスギルオスと同様に尻尾が切断可能。この尻尾もかまど焼きに入れることも出来る。ちょっと美味しそう。

瀕死になると寝床のエリア8で地面に穴を掘って潜って休眠する。導蟲の誘導無しだと何処に行ったかわからなくなってしまいがちだが、頭や体の一部は見えているのでエリアをよく見渡そう。


ゲーム内での活躍

ストーリーでは主人公ハンターが龍結晶の地を調査していた際、結晶地帯で結晶をバクバク食事中だったところに遭遇。温厚な性格ではあるものの、この時はこちらを見た途端に襲い掛かって来たので戦闘することになる…というイベントムービーが挿入される。*1
………ぶっちゃけストーリー上の出番はこれくらい。
まあこの龍結晶の地を調査している際に遭遇、狩ることになるモンスターがあと2いるのだが、この2体も特にストーリー上の出番はここだけである。余談だが前者は防具がガード武器を担ぐ際には有用なので狩る価値はあるものの、後者に関しては色々と狩りに行く旨味が無い為全然狩られないモンスターになるのはまた別のお話…。

ストーリー上では影の薄いモンスターであるドドガマルだが、龍結晶の地でイビルジョーを狩猟するクエストの際は彼に咥えられて武器として叩きつけられたり放り投げられたりして散々な目に遭っている。
イビルジョー実装後、歴戦のイビルジョー(誰が呼んだか略して通称「歴女」)を狩猟するイベントクエストが配信されたのだが、龍結晶の地がフィールドで*2ドドガマルが確定で徘徊しているのでジョーに武器として使われてハンター達を苦戦させた。…ぶっちゃけ当人の狩猟クエストよりもこっちでの出番のほうが印象深いという人もいるかもしれない。
他には異世界から突如襲来した未知のモンスターに初登場ムービーにて噛み殺され、放り捨てられてしまった個体もいる。
この辺りは生態系で高い位置にいないモンスターであるが故の宿命なのかもしれない。

MHW:Iのマスターランク(MR)のストーリーでは特に出番はなし。モンスターが追加され増えたことでフィールドに出現する頻度も減ったのでより影が薄くなった感は否めない。…まあ本種が平和に過ごせているならそれもそれでいいのかもだが。
ただ滋養エキスを入手する際に狩りやすいドドガマルを周回して狩りまくっていたハンターからは追い掛け回されていたかもしれない…。
戦闘面では、MR限定の攻撃行動は無いものの、初期の時点では爆破やられからの追撃は剣士でも大ダメージは必至なので当たらないようにしたい。

他には「ドドガマルのきもち」というプーギーの衣装が追加され、これを着せると小さなドドガマルな見た目になり結構可愛いと評判。


武器

武器は狩猟笛ランスチャージアックス操虫棍ヘビィボウガンの5種類が存在。ドドガマルの青い鱗や白い皮が用いられた皮ペタ見た目の武器となっている。MR含め武器には「ガマル〇〇」と名前が付く。
当然爆破属性を持っており、武器に付いている装飾品のスロット数は他のものと比べても多い。
……のだが、ぶっちゃけ性能面で見るとほとんどが微妙の一言。
上位中盤で戦う相手(戦ってないとか言わないでね?)ということもあってか、攻撃力や爆破属性値がやや低めに設定されており、斬れ味ゲージも微妙。中でも同じ爆破属性モンスターであるテオ・テスカトルや本作での新モンスターのバゼルギウスがいることがかなり本種の武器の立場を苦しくしている。
さらにアプデでナナテスカトリが追加されてからは唯一の爆破操虫棍というとりえも無くなってしまう。
狩猟笛の旋律は攻撃力アップ大や防御力アップ大が吹けるので優秀…だがバゼルの笛でも攻撃大は吹けるし、アプデで追加されたイビルジョーの笛の旋律はドドガマルの笛と同じ旋律なので、スロット数が多い以外では負けることが多い。
ヘビィボウガンに関しては徹甲榴弾が全レベル撃て、さらに反動もレベル3でも大止まりなので、徹甲榴弾を撃ちまくってスタンで拘束する手段に長けている。…のだがやはりこの武器も攻撃力は他のヘビィボウガンと比べると低めで、撃てるレベル3の物理弾は通常のみ。さらにこの武器に関しては他のガマル武器と違いスロット数が少ない。…故に反動が特大でも攻撃力の高くまだ汎用性のあるヘビィボウガンが採用されがちだった。
というかガマル武器の最終強化にはテオ・テスカトルの素材が必要になるので、テオ狩るならもうこのままテオの武器作って使った方がよくね?となるのは自明の理と言わざるを得ない…。
龍結晶の地に到着してすぐに作って他のモンスターの武器のとっかかりにするくらいにしかならなかったのは厳しい&悲しい。

MHW:IではMR初期から狩れるモンスターでありスロット数もさらに増加したものの、爆破属性の大御所ブラキディオスの復活や、バゼルの強化個体の紅蓮滾るバゼルギウスの追加といった、本種が逆立ちしたって勝てないライバル武器のほうが優秀な為、相変わらず不遇な武器だった。*3

さらにさらにMHW:I発売時のアップデートでは、新米ハンター応援企画の一環として防衛隊武器というものが追加されている。この武器はマスターランクへの強化こそ出来ないものの、非常に高い攻撃力と爆破属性を有し斬れ味ゲージも申し分なく、下位/上位のストーリーを進めていけば簡単に強化が出来、この武器だけで古龍渡りの謎を解明するまで駆け抜けてしまえる程強力、さらに最終強化しておけばMR序盤くらいまでは普通に通用するという…MHW:I発売後に新大陸デビューしたハンターにとってもガマル武器を使う理由が無くなってしまったのだった。
もうやめてあげて


防具

防具はガマルシリーズ。ドドガマルの特徴的な下顎を模したギザギザした青色の鎧のような見た目となっている。
上位装備なのでαとβがあるが、見た目にそこまで大きな違いはない。あとモンスターの見た目に反して割と標準的な体系の防具。
説明文からは堅牢であるととれる防具だが、流石に危険度がもっと高いモンスターの装備には防御力は負けてしまう。防御スキルも付いてないし。
スキルは爆破属性強化や爆破やられ耐性やボマーのようなまさに“らしい”ものから、腰装備では砲術、脚装備では砲弾装填数UPといったスキルが付くので、腰や脚はガンランスチャージアックス使いとしては作っておきたい防具だった。
ただ一部の武器に有用なスキルばかりなので汎用性は低かった。

MHW:IではMR装備のEXガマルシリーズが登場。
見た目は頭防具が上位と違うくらいで胴体部分には大きな変化はない。女性装備はガマルシリーズでは目元は見えていたが、EXでは完全にフルフェイスマスクと化している。
スキルは他の装備であるような(不要や不評だったものを削除し違うスキルを代わりに入れるような)一部入れ替えといったことは行われず、スロット数を増やしたガマルシリーズからの完全上位互換的な防具となっている。
MRに到達して早速狩りに行けるモンスターでもあるので、ガンランスやチャージアックス使いは腰や脚装備を作成して最初の装備にしていた人もいるのではないだろうか。

また、ドスギルオスと同様にオトモアイルー用の武器と防具は共に存在しない。


意外な人気

上で色々説明、解説したように、ぶっちゃけMHWorldでも影が薄い、装備はほとんどが微妙で狩る旨味がイマイチ、外伝作品デビューは実現せず…という悲しい有様ではあった。ついでに言うとMHWorld発売から8年経過しても未だに項目作られてなかったし。

だが、まさかの出来事が起こる。
それは2024年にシリーズ20周年を記念して、歴代作品の200体以上の面々*4による『モンスター総選挙』が行われたのだが、ドドガマルはなんとこの総選挙にて31位にランクインしたのである。

具体的に
歴代シリーズの看板モンスターであるリオレウス亜種、クシャルダオラセルレギオスライゼクスガムートマガイマガドメル・ゼナより上。
初期シリーズから馴染み深いイャンクックリオレイアディアブロスより上。
古龍級生物でありクエストや装備でも人気のあるラージャンイビルジョーバゼルギウスよりも上。
ドドガマルの上には、28位にゴグマジオス、29位にダラ・アマデュラ、30位にアマツマガツチという錚々たる面々が続く。
…と言えばその凄さは伝わるだろうか。ちなみに32位はこのモンスターだった。

たしかに癒し系な見た目をしていたのでそれなりの人気はあったように思われるが、この結果に日本のユーザーは大層驚いた。
それもそのはずで、日本国外…海外のユーザーからドドガマルは滅茶苦茶人気が高い種で、海外の有志によりドドガマルの専用MODやMADムービーなんかが大量に作られる程の人気っぷりだったのだ。
MHWorldで海外ユーザーが一気に増えたのも相まって、海外勢から多くの支持を集めたことでこの順位に位置することになったというのが真相。ちなみに海外ユーザーの中には、「ドドガマルがこの順位なのはおかしい!低すぎる!」と叫んでいた人もいたという。
故に下のモンスター達に“ドドガマル以下”なんて聞く人によっては不名誉な渾名が付けられることに…。


余談

岩抱え込んで赤熱化した状態の顎は、肉質が最も柔らかいことから大ダメージを算出しやすいので、熟練ハンター達にダメージ検証として実験台にされることがあったらしい。

MHWorld発売後のイベントクエスト「ドドド三兄弟」にてドスジャグラス、ドスギルオス、そしてこのドドガマルの3体を同時に闘技場で相手するクエストが配信された。このクエストでは報酬に光るおまもりが出やすいので、装飾品集めや単純な金策として利用された。
こういう名前のクエストが出たことから、この3体をドドド三兄弟と呼ぶハンターもいる。
3体同時ということで厄介そうに感じるが、この3兄弟は特に協力するわけでもなく互いの攻撃がしっかり通るので、上手く立ち回れば麻痺になったり爆破に巻き込まれる等して勝手に殺し合い、そして瀕死になり斃れていく…なんてことも出来たりする。


追記・修正は岩を食べながらお願いします。

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最終更新:2026年07月25日 21:45

*1 この時のムービーをギャラリーで確認するとハンターのことを獲物と認識して襲っていたように書かれている為、鉱石以外も食べるモンスターのようだ。

*2 配信当初こそフィールドは古代樹の森だったが、ハメが可能なポイントが発覚してからは変更となった。

*3 ただしそういったモンスターと相対しても岩吐きでダメージを与えて追っ払うところを見ることも出来るので、やられっぱなしではないことは本種の名誉のために記載する。

*4 メインシリーズに登場した種が対象で、MHFにしか登場していない種は対象外。ヒプノックやヴォルガノスの通常種、エスピナスの通常種/亜種はメインシリーズに登場作品があるので対象に含まれる。