ヘビィボウガン(モンスターハンター)

登録日: 2009/06/19(金) 19:17:41
更新日:2023/12/19 Tue 00:48:30
所要時間:約 7 分で読めます




モンスターハンター』シリーズに登場する武器。

▽目次

◆概要

見た目はボウガンというよりも銃に近く、銃と言ってもアサルトライフルなどの小銃ではなく対物ライフルやロケットランチャー、果てはそのまま古式大砲と大型火器寄りである
その名の通り重いボウガンで機動力、武器出しなど難はあるものの、ライトボウガンを大きく上回る高い火力を誇る。

様々な弾によって攻撃、サポート、状態異常、属性攻撃など色々な手法がある反面、や弾調合素材などが必要だったり強化ではなく生産によって武器が作られ、強化には金がかかるので何かと経済的によろしくなかったり、弾切れになると何も出来なくなる。
武器出し状態で走ることが出来ず、また武器の出し入れが非常に遅いため、基本的には武器出し状態のまま立ち回り、回避行動によって移動する。
よって、スタミナはいつでも最大を維持しておきたい。

ボウガン共通の悩みであるお財布にやさしくなく、また機動力が低いため、敬遠されがちな武器ではあるが、それらを補って余りあるほどの破壊力を持つ。
適切に運用できれば近接武器さえ軽く凌駕する火力を秘めた、ロマン溢れる巨砲である。

ガンナー用防具を装備するために防御力が低い上、機動力も低いので守りは全武器中でも最低クラス。
些細なミスがキャンプ送りにつながることもよくある。
他の武器よりも緻密な立ち回りをする必要があるので、玄人好みの武器でもある。

ボウガン固有の行動は、リロードする、弾を撃つ、武器で殴る、照準をつけるの4つしかない。

リロードの速度は武器や装填する弾によって違い、弾を撃つ際に反動がある。
ただし、反動がほとんどない弾種だったり反動が小以下だったりするとよほど反動の大きい弾を使わない限りはさほど気にならない。
基本的には反動の少ない通常弾、属性弾とヒット数を稼げる貫通弾を中心に使用する。その他の弾丸は敵やボウガンによって運用する。
モンスターに応じて銃・弾・スキル・立ち回りを自在に変えられるようになれば、一人前といって良いだろう。

照準はスコープ画面と簡易照準がある。
スコープ画面の場合、照準をつけいやすい反面、ただでさえ紙装備のガンナーで機動力の低いヘビィボウガンな為相手の攻撃を完全に回避し、相手がこちらに体の向きを合わせる前に照準→発射→解除→回避という操作が必要になる。

簡易照準の場合、移動が出来るがブレが大きい。どちらにせよ、照準をつけるのは結構慣れが必要だったりする。
ちなみに上級者になると照準なしで狙撃できるようになる。非常に高度なテクニックだが部位によっては狙いやすいので練習する価値はある。

ヘビィボウガンには、カスタムとしてシールド、パワーバレルがある。
シールドは、その名の通り盾で、抜銃状態で弾を撃っていなければ自動でガードができる。
しかし、ガード性能はかなり低く、ノックバック必至。咆哮などの厄介な攻撃の時のみ使用したい。
防御範囲は広いので、斜めに受けて相手の正面からずれるようにノックバックすれば安全性が高まる。
パワーバレルは弾道補正+攻撃力上昇。攻撃力上昇値は強化前攻撃力の1割。高い破壊力がさらに高くなる。
作品にもよるがパワーバレルが優先されがちであり、シールドはやや不遇気味。

◆MHF


  • 排熱噴射
剛種武器のヘビィボウガンに搭載された機能。弾を打ち出すごとに溜まっていく熱を「廃熱弾」という特殊な弾を使用して放出する。

簡単に説明すると、グラビームを発射する。

こちらの剛種武器の作成難易度はかなり高めで、討伐の証が2種類必要で合計40枚要求してくる。
破壊力は強烈(落とし穴にハメた下位イャンクックを一撃で焼き殺す程)だが隙がデカいのと発動に手間がかかり過ぎる(弾丸を数十発単位で撃たねばならない)のが難点か。

ぶっちゃけロマンだが、1つは持っておきたい。

◆追加要素


しゃがみ撃ち

MHP3で追加された操作。対応する弾丸を通常の装填の2~3倍程を一気にリロードする。
上手く使えば破格のDPSを叩き出すが発動中は動けず解除も遅いため扱いは非常に難しい。

武器内蔵弾

MHXで追加された持ち込み弾とは別に使用可能な弾。
武器内蔵弾の種類は一発の威力が高いものに爆発するもの、属性弾が進化したものに味方をサポート出来るものなど様々。
「竜撃弾」や「斬裂弾」など、お馴染みの弾が武器内蔵弾に分類し直されたものも。

特殊弾

MHWにて武器内蔵弾やしゃがみ撃ちが消された代わりに実装された特殊な弾薬。
弾薬リストの上にゲージが追加され時間経過で回復してゆき、それを消費することで強力な弾薬をアイテム消費無しで放つことができる。
現在実装されているのは以下の二種類でボウガンごとに片方が設定されている。

  • 機関竜弾
ゲージが無くなるまで高速で弾薬をサブマシンガンの如くばら撒く。
今作で操作感覚がTPSに似せられたことでさながら違うゲームをプレイしているような錯覚を覚える。
単発の威力は低いが連射数の多さから弱点にきっちり当てればかなりの威力が期待できる。
ただし、ブレの大きいボウガンほど狙いが大幅にブレるため扱いには注意が必要。

  • 狙撃竜弾
ゲージを満タンまで消費して強力な貫通・多段ヒット性能と着弾地点に爆破での追加ダメージを与える強力な貫通弾を1発撃てる。
装填後に狙いを付けるとスナイパーの如く伏せて狙いを付ける。しゃがめないから伏せろよということだろうか。
機関竜弾より隙が少なく扱いやすい反面、坂道ではどうしても地面に弾が吸われやすい。

スタイル

MHXでは4つのスタイルが登場し、それによって回避や操作が変化するようになった。

  • ギルドスタイル
分かりやすく言えばいつもの操作が可能なスタイル。
狩技も2個積めるので大抵のことはできる。

  • ストライカースタイル
狩技が3個も積める代わりにしゃがみ撃ちができないスタイル。
しゃがみ撃ちが貧弱な銃と相性が良い。一見レンキンスタイルの劣化に見えるが、
ストライカースタイルは狩技ゲージの上昇率が高いため、狩技を使い倒す目的ならこちらに分がある。

  • エリアルスタイル
回避がエア回避に変化し、従来のヘビィと全く違う操作感になる。
慣れればぴょんぴょん跳ねながら拡散弾をまき散らし、乗りまでこなすというヘビィとは思えない狩猟が可能。

  • ブシドースタイル
相手の攻撃に合わせてタイミングよく回避をするとジャスト回避になり、リロードやしゃがみ撃ちに派生できるようになる。
しゃがみ撃ち状態でも回避ができるため、やろうと思えばは「君がッ 死ぬまで しゃがむのをやめないッ!」なんてことができる。
火力に加えて機動力や生存力まで身に着けてしまった壊れスタイルであり、MHXではほぼこれ一択な性能だった。

  • ブレイヴスタイル
MHXXにて追加されたスタイル。
納刀中に敵の攻撃を受けると「イナシ」というガードのような事ができ、さらにブレイヴゲージが上昇する。
ブレイヴゲージが溜まらない間はストライカーの劣化だが、溜まった瞬間
【スタミナ消費無しで高速移動ができる「パワーラン」】
【従来のしゃがみ撃ちを凌駕する連射力の「ボルテージショット」】
というぶっ壊れ操作が解禁され、走り回りながら隙あらばしゃがみ、弾丸を連射するライトボウガン顔負けの高速狩猟が可能になる。
前作のブシドースタイル以上のぶっ壊れと評判だが、ソロよりマルチ向け。

  • レンキンスタイル
MHXXにて追加されたスタイル。
狩技が3個も積めてSP狩技も3つ設定でき、マカ錬金樽も使えて装填速度が無条件で1段階上がる。
その代わりストライカーと同じくしゃがみ撃ちは封印される。
ストライカーと同じくしゃがみ撃ちが貧弱な銃と相性が良い。

◆よく使われるスキル


  • 通常弾(or貫通弾or散弾)強化
指定された弾の威力が上がる。
どれをつけるかはヘビィの性能と相談したい所。

  • 最大数(弾)生産
弾調合の際、ランダムに生産数が変わるものがある。このスキルを発動させれば確実に最大数生産され、調合素材の節約になる。

  • 回避距離UP
ヘビィボウガンとは最高の相性を持つスキル。移動が基本回避になるので、その距離を伸ばせると立ち回りが非常に変わってくる。ただ中毒性がなかなかに高い。
MHXXではブレイヴスタイルで高速ダッシュできるので発動する価値が大幅に落ちた。

  • 回避性能
素早い敵に翻弄されやすいため、その攻撃をむしろ無敵時間で回避してしまうのも良い。

  • 自動装填 (MHP2G)
最初にリロードしておけば弾を変えない限りリロードなしで弾切れまで撃ちつづけられるが、反動が大になる。
この反動大はスキルで軽減できない。反動大でも軽快に撃てる通常弾や属性弾中心の時には大いに役立つ。

  • 火事場力
使えば爆発的な火力を得られるが、スキル発動のためにHP40%以下にしなければならないので、モンスターの位置などをしっかり把握する必要がある。上級者以上向け

  • 弱点特効
P3で追加されたスキル。物理肉質が45以上の部位を攻撃した際会心率が50%上昇するというもの。(3G、4シリーズでは肉質が軟化する効果)
弱点を狙撃するヘビィボウガンの性質と上手く噛み合っており、高い威力が期待できる。
ただ性質上役立てるにはある程度以上の腕が必要になる。
弾肉質においては全ての部位において45を下回るモンスターも沢山いるのでそもそも使う相手を選ぶ。
また通常弾・ソロでなければ恩恵は感じにくい。

  • フルチャージ
MH3Gで追加されたスキル。体力が最大の時に攻撃力【大】と同等の補正を受ける。
遠距離武器であるヘビィと相性が良いが、雑魚モンスターに攻撃されたり足踏みに当たってしまったりと維持が難しい。

  • 弾導強化
MH4Gで登場したスキル。弾丸のクリティカル距離を延長する。
クリティカル距離が分かりやすい通常弾では優先度が低いが、クリティカル距離が分かりにくい貫通弾では恩恵が大きい。
クリティカル補正は1.5倍と強烈なので、並の火力スキルを凌駕する補正を受けられる。
勿論常時クリティカル距離を保てるプロハンであれば別のスキルを積んだ方がいい。
…と思いきやLV3貫通弾は仕様上このスキルを使わないと、クリティカル距離で全弾命中させることができなかったりする。
MHXでは発動難易度が大きく低下したので、プレイヤーの腕前がどうであれ貫通弾運用では弾強化に次ぐ必須スキルとなり大きく躍進した。

  • 連撃の心得
MHXで登場したスキル。連続で攻撃した時に会心率を25
~30%増加させる。
特に貫通弾、しゃがみ撃ちと相性が良く、同作で登場した「超会心」と合わせるとかなりの火力を発揮できる。
弱点特効と違って相手を選ばない汎用性も長所となる。
MHR:Sでは鋼龍の魂が同様の効果を持っていた為か、攻撃力と属性値を上昇させるスキルに変化。
基本的な仕様は変わっておらず、貫通弾や貫通属性弾との相性が良好。

  • 伏魔響命
MHR:Sのラスボス防具に付与されている継続ダメージと引き換えに攻撃力や属性値を向上させるスキル。
特に強力なのが属性値強化で、貫通属性弾で換算すると無しの場合と比べて1.9倍も属性値を引き上げることができる。
当然継続ダメージに対する対策は必要なのだが、今作では攻撃しつつ体力を回復できる要素が多い上にダメージを逆手に取っておだんご防護術で守りを固めたりとカバーしやすい。

他、一発あたりの期待値をあげる攻撃力上昇や見切りなども相性が良い。ボウガンや使用する弾によっては弾追加、ブレ補正、反動軽減、装填速度UPなどをつけてもよい。
そのあたりは銃や仮想敵、立ち回りなどで調整したい。


◆有名なヘビィボウガン


  • アルバレスト/ボーンシューター
ヘビィボウガンの初期武器。どちらも最初からLV2までの通常弾とLV1の全ての攻撃系弾に対応しており、攻撃力も他の初期武器より高い。
このように至れり尽くせりの武器であり、まさにヘビィの基礎を学ぶにうってつけ。
特にXXではG級素材を使って強化した所でLV2通常弾のしゃがみ撃ちが可能になるので一気に化ける。
特にボーンシューターはアカムやウカムを退けたといったぶっとんだ報告まで挙がるなど、その性能は折り紙付きである。

  • タンクメイジ/バストンメイジ
ゲリョス及びその亜種素材のボウガン。特筆すべきは散弾への特化ぶりで、全レベルの散弾が入るヘビィは2ndGまではこの系列のみの特権であった。
特にバストンメイジは全レベルの散弾が6発ずつ入り、龍以外の全ての属性弾が装填可能というとんでもスペック。
どちらも通常弾と貫通弾がアルバレスト系とほぼ同じだけ入るため、汎用性も高い。

  • メテオキャノン
下位中盤から登場する鉱石素材のボウガン。全レベルの貫通弾が4発装填可能、かつリロード速度が「やや速い」という取り回し重視のボウガン。
攻撃力こそ同ランク帯のモンスター素材のボウガンに劣るものの、取り回しの良さと素材集めの簡単さで多くのガンナーを支えた名武器。


ラオシャンロン素材のボウガン。ぶっ飛んだ火力を持つ代わりにリロード速度が死んでいるのが特徴。
弱点を完璧に補う自動装填によってバランスブレイカーと化してしまった。
XXでラオシャンロンが久々に登場したので、しゃがみ撃ち実装以来初めてこの武器も復活したが、まさかの史上初である しゃがみ撃ちが一切できないヘビィ という驚愕の個性が付け足された。

  • グラン=ダオラ
低反動が特徴のクシャル素材のボウガン。
しかしMH4以降は反動が何故か中になってしまい説明文詐欺になってしまった。
とはいえ反動さえカバーできれば貫通弾の運用に優れた名銃になる。
MHXXでは「コルム=ダオラ」という名前になり、最強の攻撃力を持つLv1貫通弾しゃがみヘビィとしてトップに君臨する。

  • 王牙砲【山雷】
MHP3で登場したバイク。
ヘビィのくせに物理弾の装填数が下手なライトボウガンより少ない、しゃがみ撃ちできる弾も微妙とオウガ武器としてはありえないほどの産廃っぷりで話題となった。
さらにMH3Gではフリーズバグまで存在する
挙句の果てにリストラまで受けていたがMHXにてまともな性能になって帰ってきた。
…と思ったらMHXXでは下記のガオウ・クオバルデに殆どの性能で上回られるというひどい有様になってしまった。
MHRiseではさらに強化されて復活した……どころか今作のヘビィではトップクラスの性能を持つまさかの事件が起こってしまった
産廃バイクの評価がここまで上がるとは、一体誰が予想できただろうか。
MHR:Bでも引き続きそれなりの火力と通常弾の扱いに優れた一丁となっており、ライバルこそ増えたものの気兼ねなく担げる一丁となった。

  • 王牙砲【震雷】
MH4で山雷に代わって登場した新たなオウガヘビィ。
G級最終強化で「ガオウ・クオバルデ」と唐突にカタカナの名前になる。
「バイク」と揶揄呼称されるあちらと違ってレールガンのような見た目をしている。
Lv1貫通弾をしゃがみ撃ちできるのでバイクと違って非常に優秀。
MHXでリストラされたがMHXXでG級派生として再び登場。
MH4Gでは不可能だったLv3通常弾が装填可能になったほか、Lv1貫通弾しゃがみと内蔵弾の斬裂弾がブレイヴスタイルと相性抜群なので今作最強クラスの地位にまで成り上がった。バイクは泣いていい。

  • 妃竜砲【神撃】
高性能・高汎用性・高火力がウリのヘビィボウガン。見た目も現代的なライフルっぽくて人気。
短所は金火竜素材と紅玉を要求されるという制作難度。愛称は神撃ちゃんとか神撃たん、女の子なんです。
ちなみに偶然だろうがスロット(穴)が3つ空いている
また、MH3Gでは亜種武器に強化され、砲身がピンク色に。
そのせいで一部からはビッチ呼ばわりされるようになってしまった。

  • ギガン=バール
ウラガンキンの甲殻から作られた重厚なヘビィボウガン。
巨大なリボルバーライフルのような銃身は男のロマンの塊だが残念ながらリボルバーは回転しない。
高威力で滅龍弾の扱いに優れるが扱いは容易ではない。
渋い見た目でファンが多い一本なのだが、何故かMHXでは素材元が復活したにも関わらずリストラされてしまっている

  • 夜砲【黒風】
貫通弾の扱いに特化したナルガ素材のボウガン。
どの作品でも安定した性能を持ち、特にMHP3の烈風砲【裏黒風】やMH3Gのエクリプスナイパーは人気が高い。
裏黒風はナルガ亜種の素材を用いるということでついた愛称は亜ナル砲こいつとかこいつとかこいつには効果抜群だぜ!

  • 轟砲【虎頭】
轟竜の頭を模した巨砲。
ブレと遅いリロードが難点だが、高火力で対応弾も多いため使いこなせれば痒い所に手が届く逸材になりうる。
MH4では希少種の素材を使用した衝重砲【怒頭】が登場。発掘武器をも上回る火力で人気を博した。

  • バズディアーカ/ネロディアーカ
ディアブロスの素材を用いた超火力ヘビィボウガン(バズディは原種、ネロディは亜種)。
共にブレ有り、マイナス会心持ち、装填数が絶望的に少ない(特にネロ)と癖が強すぎるが、しゃがむことでえげつない火力を生み出す玄人向けの一丁。
MHXXでは多数の物理弾をしゃがめることがブレイヴスタイルの特徴とマッチ、マイナス会心を逆利用した「痛恨会心」スキルが登場したのでかなり使い易くなった。
しかししゃがみ撃ちをフル活用しないと没個性気味となる。
しゃがめよ。
MHW以降ではまさかのしゃがみ撃ち廃止でどうなるかが注目されたのだが、作中トップクラスの超攻撃力を持つが装填数も取り回しも最悪というディアブロス武器らしい調整で登場している。
攻撃力を活かせる竜撃弾に特化させるとえげつない火力を叩き出せる他、MHW:IBでは抜刀ヘビィと呼ばれる変態運用に向いた一丁として斜め上の評価がされたりしている。

  • 覇砲ユプカムトルム
はきゅんでお馴染みアカム武器に属するしゃがみ特化ヘビィ。
切れ味や弓の溜めレベルといったアカム武器特有の癖は装填数やリロード速度という形で出ている。しゃがめよ。
どの作品でも運用出来る弾は少ないが、強烈な会心率を誇る。
見切り+1、弱点特効を組み合わせると夢の会心率100%。通常弾強化も合わせれば最高クラスの火力をたたき出す。

嵐龍の素材から生まれた何でも狩っちゃう時計。
マイナス会心があるもののあらゆる性能が優秀で、しゃがんでもしゃがまなくても強い。

  • 冥砲エンヴァトーレ
MH3Gで登場したラギア素材を使用したボウガン。
通常弾と散弾の扱いに優れ、攻撃力も高く取り回しも優秀とかなりの優等生。(散弾は弾追加スキルが必須)
さらにしゃがみバグを駆使すると、優秀な取り回しと攻撃力が相まってソロでありながらハメが可能となる。

  • 破岩大砲シュライアー
MH3Gで登場したバイクの後継者(悪い意味で)。
基本的にどの作品でも攻撃力は高いのだが、装填数が少なくDPSでは他の銃に劣りがち。
続編で持ち直したバイクと違って、こちらは最新作でも使えなくはない程度の性能と微妙な評価。

  • バイティングブラスト
MH4で初登場したガララアジャラから作れるボウガン。
攻撃力、装填速度、反動、対応弾種全てが手堅く纏まった超優等生。
その上スロ3まで付いている。
略称はバイブ。ヘビィガンナーは下ネタが好きらしい。

  • グラビドギガロア
グラビモス素材で作れるボウガン。
通常弾以外はLV2と3のみ装填可能、リロード遅い、反動中と扱いにくいが絶大な火力を誇る。
MH4(G)ではLV2と3の貫通弾がしゃがめるという性能で、ギルクエでのハメに大活躍した。

  • 叛逆砲イーラレギオン
レギオス素材を使用した貫通ボウガン。
反動大という強烈なデメリットを持つが、唯一無二の単発自動装填機能(回避を行うと選択中の弾が1発装填される)のおかげでソロでは高いDPSを誇る。
MHR:Bにて素材元と一緒に再登場したのだが、まさかの固有ギミック没収で一気に没個性になってしまった。

  • 赫醒砲ギルクロイツ
MHXXで登場してしまったバイクの後継者2号もちろん悪い意味で)。
属性重視の傾向とヘビィの特徴が全くかみ合っておらず、人によってはバイクよりひどいとの声も。
MHRiseでは特殊個体から作れる「龍天砲デビルーイ」に名を変えて登場。
百竜強化前提だがそれなりに通常弾を扱え、攻撃力もMHXX時代と比べて改善されたことで産廃の汚名返上に成功した。
続編のMHR:Sでは「赫絶の噴翼アケルナル」に強化可能に。
通常弾がデフォルトでそれなりの装填数になったこと、スキル環境の変化で貫通属性弾が大幅に強化されたおかげで今作でも十分に使える一丁として評価されている。

  • 氷輪砲ヴォルマーン
MHRise:Sで登場したルナガロンヘビィにして新たなるバイク(見た目的な意味で)。
基礎スペックに大きな欠点はなく、貫通氷結弾が5発装填で歩き撃ち・歩きリロード両対応、属痛竜珠装着可と貫通氷結弾の運用に非常に長けており、その運用においてはバイクなのに非常に優秀。
しかし性能は良いのに貫通氷結弾が刺さるのがディアブロスとエスピナスぐらいしかいないという環境上の問題を抱えてしまった一本。
しかししかし何があるかはわからないもので、このディアブロスに物凄く刺さるというただ1点が着目され、マカ錬金のためのディアブロス2体クエ高速周回要員としての地位を確立している。
上手いハンターならディアブロス2体を数分で討伐できることもあり、今日も角竜狩りにバイクが唸りを上げている。
さらにその後のアップデートで紅蓮バゼル、ナルガ希少種、ミツネ希少種といった貫通氷結弾が有効なモンスターが出たことで立場はさらに向上。
初期評価こそやや悪かったが、結果としてヘビィガンナー御用達の一丁にまで出世した。

◆余談

  • 散弾にはわずかに水属性が付いている(本当にわずかだが)

  • 過去作では火炎弾以外の属性弾は貫通弾と同様の効果があった。ただしMHP3では滅龍弾以外は貫通効果はない。

  • MHP3以降、なぜかメインモンスター素材のヘビィボウガンは性能がひどいというジンクスが出来つつある。
    産廃バイクを筆頭にかませのシュライアーさん、まさかの未登場となったMH4のゴアヘビィ、ヘビィに全くかみ合わない性能のギルクロイツと
    ひどい性能のヘビィは本当にひどい。
    一応MH4GのイーラレギオンやMHXのTHEフェイスは作品トップクラスの性能ではあるのだが。

  • その一方でラスボス・裏ボスの素材から作れるヘビィは安定して強いというお約束もあった。

  ( ⌒ )
   l | /
  |ヘビィ|
⊂(#゜д゜)  だからヘヴィじゃなくて
 /   ノ∪ヘビィだつってんだろ!!
 し―-J |l| |
         バシーン!!ガシャーン
     )|_|。

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最終更新:2023年12月19日 00:48