エシュロス(金色のガッシュ!!)

登録日:2011/05/17 Tue 00:57:23
更新日:2025/03/22 Sat 19:51:36
所要時間:約 3 分で読めます





ガッシュ「どんなエリートか知らぬが…落ちこぼれ一人潰せぬようなら、たいしたことはないな!」




金色のガッシュ!!の登場人物。
魔界の王を決める戦いに参加していた魔物の子の一体で魔界のエリート。
エリート(笑)


人間換算年齢:11歳
好物:魚、フライドチキン
趣味:チェス、人をバカにすること
本の色:黄土色
パートナー:秋山進一
CV:甲斐田ゆき


普段は人間のエリートのような姿をしているが、戦闘時はさらにエリートらしく顔の半分が変色する。
エリート故に一人称はオレだったり俺様だったり私だったりとあえて安定しない。

序盤にガッシュ・ベルと戦った魔物の一体。エリートであり、序盤にもかかわらず8個もの呪文を会得していたエリート。

パートナーの進一を言葉巧みに利用し、北海道からモチノキ町にやって来たところをガッシュと交戦。
エリートらしく事実上勝利したが、進一が本を棄てた事で魔界に帰る事になった。
もっとも一度完敗して本を簡単に燃やせる状況に陥ったが、ガッシュ達が進一の説得を優先し、覚醒した進一との戦いでもガッシュ達は進一を傷つけないよう攻撃を制限していた&進一の行動が理解できず動揺していたのが原因とも言えるが


○使用術:エリートグラン系

エリートらしく大地の力を操り戦うエリートな術。

●グランダム

ガッシュが何とか耐えうるほどのエリートらしい怒涛の勢いで地面を土壁として隆起させ、相手を左右から叩き潰す。
劇中ではあっさり破られたが、かなりの初見殺し技である。ガッシュだから耐えられたがキャンチョメやモモンでは無理だろう。
魔物とパートナーを引き離したうえで、パートナーを狙い撃ちすればひとたまりもない。
だがエリートなのでそんな卑怯な手段は使わないのだ。

●クレイシル

土の壁を出す防御呪文。
ガッシュのザケルすら防ぐ、エリートに相応しい耐久力。
電気なんだからアース効果で無効化できるだろとか言ってはいけない

●グランバオ

自分の周りの地面の広範囲を爆発させ、爆風で相手を吹き飛ばす。
パートナーの間近で爆発させても全く危険が及ばないエリートらしい精密操作性を持つ。
エリートは愚かな敵を近くに寄せ付けないのである。

●グランガルゴ

地面から尖った巨大な岩を大量に突き出す術。
真っ向勝負の強さだけがエリートではない。

●クレイド

地面を粘土状に変質させ、更に触手のように操って相手を拘束する術。
エリートたるもの、当然こういった補助呪文にも力を入れており隙など見せないのだ。

●グランセン

地面から土の砲台を作り出し、岩塊をいくつも発射する遠距離攻撃術。
進一覚醒後はガッシュのラシルドを破壊するという、エリートに相応しい破壊力を見せた。

●グランクラッグ

周囲の地面を一気に崩壊させ、相手の体勢を崩す。
エリートたるもの、補助呪文のバリエーションも豊富なのだ。
でもアニメでは使っていない。

●グランバイソン

巨大な土の蛇を召喚し相手を攻撃する、まさにエリートに相応しいエシュロスの最大術。
ガッシュのザケルでぎりぎり相殺可能なほどの威力を持つ。
…一応彼のフォローのために言っておくと、この時のザケルはブラゴのギガノレイスを相殺した時の状態と同じ。
つまり一応グランバイソンはギガノ級の威力があると考えられる。たぶん。



○パートナー:秋山進一


エリートの本の持ち主。
通りすがったガッシュや怪我をした雀を助ける、町中でも小さな善行を重ねるなどとても優しい心の持ち主。
だが清麿ですら魔物と見間違える程のゴツい外見をしており、自分の意見を言えない内気な性格もあってイジメにあっていた過去を持つ。
特に小学校の頃が酷かったらしい。しかし彼に助けられその優しさに触れたガッシュは、最後まで彼を信じ訴え続けた。
亡き母の写真を大切に持っており、強い意志を持ち自分で物事を決められる人間になるよう言われていた。

そこをエリートにつけこまれて言葉巧みに唆され、母の遺言を履き違える形で本の力でかつての母校を破壊しようとしていた*1
だがガッシュとの戦いを通して「本当の強さ」を知り、ガッシュと清磨二人の説得を受けて学校の破壊を止め、本を渡す…
…かと思いきや逆にそれで奮起し、身勝手さを自覚しつつも 自分の意思でガッシュ達に立ち向かう事で本当の意味で変わる為 改めて勝負を挑む。
ちなみに人間にしてはかなり力が強く、エリートを従わせる為に地面に降り下ろした拳は地面にめり込んだ。本当に気が弱かっただけなのだ。
その際放った気迫も凄まじく、それまで好き勝手に罵詈雑言をほざいてきたエリートをそれ以降有無を言わさず従わせている。
心の力も凄まじく、同じ術でも威力が段違いに上がり、それまで次々とエリートの術を破ってきたガッシュ達が全力の真っ向勝負でギリギリ相殺がやっとであった。
激戦の末、術同士の衝突で本を落とした清麿の前に立ちはだかり完全な王手をとったが、逆に自分の本を差し出してエリートとの完全な決別を宣言した。
そのまさかの展開に、更に面と向かって自分との決別を宣告された事でエリートは完全に呆然自失し魔界に還っていった…。
最後はガッシュや清麿と共に母の墓参りをし、母に今後強く生きる事を誓った。

その後は登場しないが、作者によると強い心を持ち友人も出来たという。


<エリート名言集>


「オレ様は魔物の中でもエリートだ。使える呪文もすでに8個…臆することなど何もない!」

「おまえさえやる気になれば負けることなどない!!!私は…私は…エリートなのだ!!」

「何をやっている進一!なんでこれだけの呪文を持っていながら、あいつ一人止められない!?」


「おまえよりオレの方が頭がいいんだ!わかるだろ!?」


<エリートな余談>

前述の通り、本の持ち主が戦意を失った為に敗北しており、事実上ガッシュが負けたと言っていい相手。
…もっともブラゴをはじめ、バリーリオウキャンチョメ*2ロデュウパピプリオのコンビなど、勝った、またはそれに近い状況になった魔物は少なくないのだが。
実際、彼の最大の敗因はパートナーとまともな信頼関係を築かなかったことであり、似たような理由で脱落した魔物はエシュロスより実力の高いビクトリームを初めとして結構いる。
逆にファウード編以降ではザルチムとラウシンなど、魔物パートナー共に悪人寄りでありながら絆を結んだ事で堅実に後半戦まで生き延びたペアもいる。
勝ち抜くためにはパートナーと信頼関係を築くことが何より重要であると言えるだろう。

また、術の数の多さの割にはその多くが威力(防御力)の低いザケルやラシルドであっさり破られており、個々の術の威力が低い事も指摘される事が多い。
ただし新一覚醒後の威力の高さから、最初は躊躇い半分で戦っていたことから心の力を十全に発揮出来なかった部分も大きいことを留意したい。







余談だが、エリートである。


以下最大のネタバレ




















エリートである。





追記・修正しないとオレがいなくなるぞ!


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最終更新:2025年03月22日 19:51

*1 あくまで校舎の破壊のみが目的の為無関係の人間に危害を加える意思はなく、態々人気の少ない休日を選んだが、人気が少なくても校舎内には用務員や休日出勤している教師がいたり、更には生徒が出入りしないとも限らない為、結局無関係の人間に危害が及ぶ可能性は十分有り得る。

*2 これは清磨の能力を使わないハンデ戦の為で、清麿が本気を出せば勝っていたと作者がフォローしているが