コルトピ

登録日:2012/05/25 Fri 14:40:50
更新日:2025/03/03 Mon 09:56:46
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急いだ方がいいよ

コピーしたの昨日の夜だから あと数時間で消えちゃうから


漫画『HUNTER×HUNTER』の登場人物。

■概要

幻影旅団の旅団員。
具現化系能力者。
フルネームは「コルトピ・トノフメール」。綴りは「COLHTOPHY TOUNOFMAILL」。通称「コル」。
CV:天神有海(1999年版) / 浜添伸也(2011年版)

フェイタン、フィンクスと並んでデータ不足チーム*1
旅団の腕相撲では13人中最下位の13位。


■人物・活躍

小柄で髪が全身を覆うほど長く、片目を覗かせているだけで普段は素顔が分からない。
一人称は「ボク」で、性別は男性。
旅団結成時の描写を見るに結成メンバーではないようだ。ただ、いつどうやって旅団に加入したかは描写がなく不明。
ヨークシン編では盗んだ数多くの競売品や、旅団員のコピーを具現化することでマフィアンコミュニティーを欺いた。
クラピカとの交渉に向かったパクノダを追うか追わないかの選択では、ノブナガ・マチと並んでクロロを生かすため追わない意見を支持している。
また非戦闘員ながら戦闘員であるフェイタン、フィンクスの前にマチと共に立ちはだかるなど漢を見せた。

クロロ対ヒソカ戦に際しては、クロロに能力を盗ませ、貸し与える。
戦いの結末を見届けた後会場を去るが、途中立ち寄った公衆トイレで用を足していた最中に、死後強まる念で復活したヒソカの襲撃によって死亡した。

念能力

戦闘シーンが一度も描かれることなく死亡したため戦闘能力は全くの未知数。
腕相撲ランキングや判明している念能力も全く戦闘向きではないこと、具現化系能力者は強化系との相性が悪く身体能力の強化もしづらいからことからほぼ戦闘能力はないのではないかと思われる。
ただ他の団員たちとともにゴンとキルアを追い詰められる程度のスピードで走ることはでき、全く動けないというわけではない。


神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)

左手で触れた物体の複製を右手で作り出す能力。
ビルのような大きな建物も容易く複製出来る凄まじい効果を持つ具現化系能力の最高峰に位置する念。
ただし複製は24時間後に消滅する。
一度コピーしたら24時間後までは手元から遠く離れても具現化した状態を維持することが可能で、具現化系と最も相性の悪い放出系との複合技と考えられる。
複製したものは円の役割も果たすことができ、応用として
  • コピーした偽の建造物に入り込んだ相手を探り当てる感知センサー
  • コピーした物質を盗んだ相手の居場所を探り当てる発信器
のようにも使える。
コピーの位置を探るには本物に触れなければならないが、条件さえ満たしてしまえば2500m先にあるコピーの位置を特定できる。
生命体は生きた状態のコピーの作成はできないが、死体としてならコピー可能。これを用いて旅団員の死体のフェイクを作ることでマフィアンコミュニティー(一時はクラピカも)の目を欺いていた。
また、他者が念能力で具現化した物体も外見だけなら複製できるが、その場合念能力としての機能は一切ない。

原作初期の念能力者ながら未だに彼に匹敵するスケールや規模の具現化能力者がネームドで出てきてないため、ウヴォーキンと並ぶ初期におけるバグみたいなスペックの念能力者の代表例とも言える。


なお能力使用時「あと(ビル)50(棟)は余裕」と言っていることから、オーラ消費量が少ないのか、コルトピのオーラ量が圧倒的すぎるのかがたまに議論される。
通常具現化系の能力は、長時間に渡るイメージ修行によって熟知し牢記した物しか具現化出来ないが、一度具現化に成功すれば余程精神が乱れてない限りは何時でもどこでも具現化可能である。
また、始めから現実にある道具の代用を目的として具現化する場合を除き、具現化したものにはなんらかの特殊能力を付与するか能力発動の触媒として使用することが一般的である。(クラピカの師匠であるイズナビも語っているが、現実のものをただ具現化させるのは効率が悪いのでなおさら何かしらの能力を付与させるのが重要になるのが具現化系である)
しかし、コルトピの場合は
  • 左手で触れたものなら何でも複製できる(生命体は死体として複製する)
  • 1度複製したものを再度複製する場合はまた左手で触れる必要がある
  • 複製したものは24時間後には自動的に消滅する
  • 「円」の役割を果たす以外に特段の特殊能力は付与されていない
など、極めて独特な具現化の方法をとっている。要するに作中の具現化系能力者としても珍しいタイプなのである。
これは旅団内だけ見ても一般的な具現化系なシズクと比べると分かりやすいと思われる。
これらの条件が制約となってオーラ消費量を減少させているとも考えられるが、いかんせん他の具現化系能力に比べて異色すぎる能力のため詳細は不明なまま終わってしまった。

「密閉空間でビルを大量生産すれば相手を圧殺できるのでは?」「貧者の薔薇(ミニチュア・ローズ)のような破壊兵器を量産すれば攻撃力だけなら少なくとも最強になるのでは?」と言われることもあるが、転移系の能力の場合「相手を即死させるような場所への強制転移」は条件が複雑だったり困難になったりすることを考えると、この能力も攻撃力としてはそこまで高くはなかったはずである。「その物体が出現できるだけの空間がないと具現化できない」「再現できるのはあくまで外見だけで機能は伴わない」「エネルギーなどは生成時のオーラに依存するため、機能しても本来の破壊力は発揮されない」などの制約があったと思われる。

名称の由来は楳図かずおの漫画『神の左手悪魔の右手』と細野不二彦の漫画『ギャラリーフェイク』から。


■余談

キャラクター崩壊でお馴染みの公式ドラマCDではシズクのプリティでキュートなお尻を触ったり、
マチのルーズソックスとシズクの予備眼鏡(鑑定証付き)を100億で落札している。



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最終更新:2025年03月03日 09:56
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*1 生年月日・血液型が不明なため占いができない