パクノダ(HUNTER×HUNTER)

登録日:2012/09/20 Thu 15:23:09
更新日:2025/04/17 Thu 00:27:50
所要時間:約 3 分で読めます





とぼけてんなら大した嘘つきだわ

調べようか?


HUNTER×HUNTERの登場人物。
CV:井関佳子(旧)/朴ロ美(新)

概要

幻影旅団の一人。
長身で胸元を大胆に開けたスーツを着こなしたグラマラスな女性だが、美人と言えるかどうかは人による。
簡単に特徴を言えば独特の目をしている大きな鷲鼻の女性と言ったところ。
ちなみに金髪のミドルヘア。
子供の頃はぱっちりお目目にベリーショート。なんとしずかちゃんポジションだった。

身長182cm。体重52kg。血液型O型。


人物

旅団内では尋問や調査を担当し、任務中は主にアジトで待機している事が多い。
他のメンバーと比べると好戦的ではないが、任務遂行の為なら容赦なく人命を奪う冷酷さを持つ。

クロロと旅団の掟への忠誠心が高く、クロロがクラピカに誘拐された際には、「団長の命令は絶対」という旅団の掟に背き、団長命令であるクラピカ討伐よりクロロの奪還を優先する姿勢を見せた。


念能力

対象に触れることで記憶を読み取る能力を持つ特質系能力者。
いわゆるサイコメトラー。
能力は戦闘に関係ないものであり、旅団内腕相撲ランキングでも13人中11位とかなり低め*1
その為戦闘能力は旅団の中でも低い部類に入るが、それでもキルアを締め付ける程度の腕力はある。

また能力の媒体としてリボルバー式の拳銃を使用。
この拳銃は武器としても使える。

◆記憶を読み取る能力(名称不明)

手で触れる事で対象の記憶を読み取る。
この能力は原記憶を読み取るため偽証は不可能であり、また人間のみならず物体からも記憶を収集可能。
その為尋問や拷問と比較してかなり正確な情報収集が出来、情報を引き出した後は記憶弾でその記憶を消せば証拠隠滅も容易。

ただし何でも読み取れるわけではなく、対象が知っていてもその時想起していない記憶を読み取る事はできない。
従って能力を十全に活かすには、情報を知っていると思われる対象にその事を連想させるような言葉を投げかける尋問のテクニックが必要。

作中では「鎖野郎」についての情報を得るためにゴンとキルアに対して能力が使われた。
キルアは1回目に読まれなかった情報が2回目に読まれたそれまでの経緯から「その時連想してしまっていたら読まれる事を防げない」と見抜き、
そこまでの問答で鎖野郎=クラピカだと思い浮かべてしまっているため情報の漏洩が防げないと覚悟を決めたが、
ゴンの方はクラピカの方を連想できていなかったため、ゴンを先に読み取ったパクノダは情報の読み取りに失敗している。

以上のことから旅団の情報・処理部隊の中枢として活躍。情報収集や情報操作を行っていたと思われる。
旅団員からも能力の希少さは認められており、「個人の生存よりも団の存続が優先」という絶対ルールがある旅団において、
能力がレアであるという理由で個人の生存を優先されるケースがある。

制約と誓約

触れた相手から一方的に記憶を直接引き出し、かつその記憶を消去することもできるというとても強力な念能力だが、この念能力にもやはり制約と誓約が用いられていることが38巻のおまけページで判明した。
その制約は「この先ずっと 一番大切な人に触れない」というもの。
「一番大切な人」というのが誰か明言はされていないものの、それに至るまでの彼女の言動を考慮するとおそらくこの人物だろうことが推察できる。


記憶弾(メモリーボム)

「自分の記憶」或いは「読み取った他人の記憶」を弾丸に込めて拳銃から撃ち、撃たれた相手にその記憶を与える能力。
拳銃の都合上一度に撃てる最大数は6発まで。
この能力で弾を撃った場合ある程度の衝撃こそあるもののダメージは発生しない。
ただし記憶を抽出した本人にその記憶を撃った場合、相手はその記憶を失う。

団員はいずれも「同じ団員にすら明かしていない隠し能力」を持っている事が多いが、
パクノダにとってはこの「記憶弾」がそれで、ノブナガ達に使うまではこの能力を知っているのは団長のみだった。
そのためこの時他の旅団員にとってはいきなり仲間に対して銃を向けたように見えたことになるが、
パクノダの「信じてくれる?」という言葉およびそれまでの付き合いによる信頼*2から銃弾を受け入れている。

活躍

作中ではウボォーギンを倒した鎖野郎ことクラピカの消息を辿るべくゴン&キルアの記憶を読み取ったが、
この時点では彼らは鎖野郎=クラピカと認識していなかったため失敗。
その後クラピカと同じ護衛チームに所属していたスクワラを捕獲し、記憶を読むことでクラピカの人相を確認。
この場面で「記憶弾(メモリーボム)」を解禁して、同行していたノブナガたちにもクラピカの人相を伝えた。

ゴン&キルアと再会した際には再び2人の記憶を読み取り、2人とクラピカがコンタクトがあることに気付く。
しかしその直後クラピカにクロロを拉致され、「二人の記憶を旅団員に喋った場合クロロの命は無い」との矢文による脅迫を受け、
旅団員に話すべきか話さないべきかで苦悩することになる。
(なおこの際矢文に用いられたダーツから、ホテルの受付に変装するために女装したクラピカと、拘束された団長の記憶を読み取っている。
 またこの描写が物質からも記憶を読み取れるという裏付けに当たる)

その後ゴン&キルアと引き換えにクロロを救出するも、クロロは団員とのコンタクト及び念能力の使用を禁じられ、
パクノダ自身もクラピカの情報の他言を「律する小指の鎖」によって禁止された。
最終的には「信じて、受け止めてくれる?」と言い残し、「記憶弾(メモリーボム)」の銃弾にクラピカとの会話で手に入れた情報、記憶、想いを込めながら、
フェイタン、フィンクス、マチ、ノブナガシャルナーク、フランクリンの6人に対して「記憶弾(メモリーボム)」を発射。
(その場には九人いたのにこの六人だったのは、一度に装填できる「記憶弾(メモリーボム)」の数が六発までだったのと、この六人(とクロロとウボォーギンとパクノダ本人)がちょうど旅団結成時のメンバーだったからの模様)
それによって団長の生存や拉致された先、相手の情報の一部などが伝わったものの、それによりパクノダは「律する小指の鎖」のルールを破ったことになり、心臓を握りつぶされて死亡した。


余談

名前の由来は(記憶を)吐くのだという説が有力。




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最終更新:2025年04月17日 00:27

*1 元々非力な女性であるのに加え、強化系から最も遠い特質系に属していることも関係していると思われる

*2 フィンクスはパクノダが誰かに操作されている可能性を疑いかけたが、すでに彼女の能力を体験していたノブナガの一喝により引き下がっている。