エルニア帝国・第七軍団《ドゥリカ》の軍団長を経てリトゥーネ軍団国執政官(国家元首)、モルティス家の一員
当時のカスル・ファラオ国の豪奢な文化にいち早く染まったエルフの一人で、女好き・博打好き・派手好きの軽佻浮薄な男であったが、博打打ちとしての嗅覚であろうか、リスクの高い騎乗突撃戦でのギリギリの見極めに長けた優れた騎兵指揮官として、西マジョリアの平原部で魔物の迅速な掃討を行い、帝国外の民族にもその名は轟き『死の運び手』『骸と実の神の指先』と畏怖された
奴隷制度については、女遊びの相手や派手な私生活を支える手段として好意的に見ており奴隷解放には否定的だった
が、帝国の勢いが翳り第七軍団の管轄区も自給自足体制の確立が急務となっていくにつれ、筆頭百人隊長であったソルディナ・マドレーワが労働力と防衛力の確保のために奴隷解放を主張すると、流石にワガママを言っていらず聞き入れる程度の理性はあった
クラディフィルは万事、忠実に持ち場を守るタチではなく、引き際と見ればすぐに引く人生を歩み、混迷を深めていくエルニア帝国にもさっさと見切りをつけ、ソルディナの補佐という名の主導のもとでリトゥーネ軍団国という新国家を立て、ノルザンツの大逆とアルカナ団の蜂起というエルニア末期の二大戦乱を概ね無傷でやり過ごした
エルニア帝国崩壊というある種の暗黒時代にはこれが幸いし、一族で重職に就いた者たちが悲劇的な末路を辿る中でも、クラディフィルだけは一国の長としてそれなりに豪華な余生を送ることができた
当時のカスル・ファラオ国の豪奢な文化にいち早く染まったエルフの一人で、女好き・博打好き・派手好きの軽佻浮薄な男であったが、博打打ちとしての嗅覚であろうか、リスクの高い騎乗突撃戦でのギリギリの見極めに長けた優れた騎兵指揮官として、西マジョリアの平原部で魔物の迅速な掃討を行い、帝国外の民族にもその名は轟き『死の運び手』『骸と実の神の指先』と畏怖された
奴隷制度については、女遊びの相手や派手な私生活を支える手段として好意的に見ており奴隷解放には否定的だった
が、帝国の勢いが翳り第七軍団の管轄区も自給自足体制の確立が急務となっていくにつれ、筆頭百人隊長であったソルディナ・マドレーワが労働力と防衛力の確保のために奴隷解放を主張すると、流石にワガママを言っていらず聞き入れる程度の理性はあった
クラディフィルは万事、忠実に持ち場を守るタチではなく、引き際と見ればすぐに引く人生を歩み、混迷を深めていくエルニア帝国にもさっさと見切りをつけ、ソルディナの補佐という名の主導のもとでリトゥーネ軍団国という新国家を立て、ノルザンツの大逆とアルカナ団の蜂起というエルニア末期の二大戦乱を概ね無傷でやり過ごした
エルニア帝国崩壊というある種の暗黒時代にはこれが幸いし、一族で重職に就いた者たちが悲劇的な末路を辿る中でも、クラディフィルだけは一国の長としてそれなりに豪華な余生を送ることができた