剣を愛でよう
「剣を愛でよう」のコーナーです。ここでは剣(
片手剣)の名称や見た目、小ネタについて考察していきます。
剣(片手剣)について詳しく知って、本作ドラゴンズドグマはもちろんのこと、ドラゴンズドグマ2でもファンタジーの世界にさらに没入してプレイしましょう。
【説】は説明文の略です。
目次
アイアンソード(英Iron Sword)
- 【説】一般的に普及している鉄製の剣。簡素な作りだが旅の護身用としては必要十分。
- その名のとおり、鉄の剣。飾り気の無い、とてもシンプル(素朴)且つ、無骨な外見をしている。ちなみにメインポーン(ファイター選択時)の初期装備品でもある。また本編の初期に宿営地にいるレイナードから購入できる剣なので、親しみのある覚者様も多いだろう。
- MQ[破壊の先触れ]内で、覚者になる(選ばれる)直前の主人公が、カサディスを襲撃してきたドラゴンに抵抗する際に(領都兵が落としたものを)拾って使っていた剣もコレ。
- 余談だが、オブジェクトの一つとして本編舞台(グランシス半島)のフィールド上や黒呪島の地下迷宮内では錆び付き、歪んでしまったアイアンソードがあちこちに落ちていたり、古びた防具の残骸の近くの地面に刺さってることが多い。
- こちらも余談だが、魔物敵である(通常の)スケルトンやウォリアーアンデット(片手剣装備)が持っているのもこの剣である。
ランディングソード(英Trustly Sword)
- 【説】軽量かつ頑丈な素材で打たれた剣。乱戦となった場合でも身軽に攻撃ができる。
- アイアンソードに比べ、鍔(つば、ガード)が丸く、ブレイド(剣身)部分が黒みを帯びている。グリップ(握り)の赤とブレイドの黒みが、この剣の高級感•力強さ•重量感を引き立たせている。
- 外見上の違いや説明文から察すると、アイアンソードは装飾の必要性が無い安価な大量生産品であり、ランディングソードやブロードソード…等々のアイアンソード以降の剣は受注生産品である可能性が高いと思われる。
- 英語版の名称の訳は『頼りになる剣』。見た目からもそのような雰囲気を感じられるが、気になるのは日本語名の『ランディング』の部分。「Landing=着地?上陸?陸揚げ?」…そういった意味を持つ言葉のようだが、この剣に与えられた意味はよく分からない。名称に「ランディング」と付けられた釣り竿は実在している様子。
ブロードソード(英Broadsword)
- 【説】幅広で頑丈な刀身を備えた剣。断ち切ることに特化した作りとなっている。
- アイコンはランディングソードとほぼ同じだが、鍔の形状や剣身(けんしん)の色味はランディングソードに似ている。
- ブロードソードは「幅広の剣」という意味を持ち、幅広の剣身を持つ剣の総称らしい。
- なお、領都の雇われ兵士が装備している剣がこれである。兵士[カミラス(竜征任務の証取得後~謁見前)]曰く、「覚者はいいよな 自分の稼ぎで、いい武器も買えるし」「俺たち雇われ兵は、お仕着せの 安い武器しか支給されないんだ」「こんなので、ドラゴンに立ち向かえるのかね」に関して...
- 界王となった古の覚者•サヴァンの武器も(お仕着せと称された)ブロードソードだが、公式の世界観設定によれば、サヴァンがドラゴンとの決戦に挑んだ物語(プロローグQの事)は、主人公の覚者(本編ストーリー上)の時代よりも数百~千年程昔の出来事であるので、時代変遷による武具作製技術•技法の変化の面を考察•考慮すると、もしかしたらサヴァンの時代に作られていた武器(剣)の中では最新鋭の物の1つがブロードソードだったのかもしれない。
- またキャクストンの見解では、「(うちの店で売られてる武器は)どれも逸品だ、損はしない」(キャクストンの店ではブロードソードも扱っている)。その後に、「ドラゴンを倒せる武器? そんなものが、あるかどうかわからんが…」「武器ってのは、使えば使うほど 強くなっていくもんだ」「それこそ、使い手の腕に合わせてな」「つまりあんたがドラゴンより強ければ、 武器もそれに見合うものになるってことだ」「ようは、あんた自身が武器を強くするしかないんだよ」
- つまり、ブロードソードは現代では安くとも別に粗悪な武器ではないこと。キャクストンの話から、ドラゴンズドグマの世界における武器とは何か。そこからサヴァンの凄さも垣間見える。ブロードソードの扱い一つを取っても、いろんな考察ができそうである。
カットラス(英Cutlass)
- 【説】刃を湾曲させることで威力を高めた剣。ドゲ状のガードを備えており使い勝手も良好。
- 湾曲した刃と短い刀身(とうしん)を持つ剣の総称が『カットラス』である。取り回しの良さから、史実では狭い船上で戦う事が多い海賊や船乗り達に好まれた剣らしい。
- ちなみに、とある名作レトロゲームではそのまんま「カットラス」という名前が付いた海賊の敵キャラが二刀流でこの剣を扱っている。
- ドラゴンズドグマに実装されているカットラスは特徴的なトゲ状のナックルガード(護拳)を持っている。なお、ナックルガードは一般的な西洋剣に付いている鍔(ガード)と同様に手元を守る為に必要なもので、ただの飾りではない。
- 英版の説明文には『残忍な(brutish)仕事のための残忍な(brutish)剣、そのスパイクガードと振りやすい刃は、外見(not appearances)ではなく生存(for survival)のために設計されている』。よほど残忍性を強調したかった様子である。つまりは黒ずんだカットラスを使うホブゴブリン君の残忍性も相当なもの?
- MQ[信念と矜持]内での決闘介入時にメルセデス(隣国(砂漠の国)から派遣された女騎士)が覚者に渡す武器もカットラス。
リットゥ(英Eden's Warden)
- 【説】燃え盛る炎をまとった長身の剣。どれだけ振るおうとも炎が消えることはない。
- 赤色に光っている以外、見た目はランディングソードと全く同一。
- 英名の『Eden's Warden』を直訳すると「エデンの番人」。おそらくキリスト教の神話に登場する、神に作られた燃えるような神剣を元にした名前である。
- 『リットゥ』はバビロニア神話に登場する太陽神マルドゥークの神剣が元になっていると思われる。
タイトチンクエディア(英Tight Cinquedea)
- 【説】素早い攻撃を繰り広げることを重視した剣。高い性能と扱いやすさを兼ね備えている。
- 正確にはタイトな(tight)...チンクエディア。チンクエディアが「剣身に溝が彫られている装飾性の高い剣・短剣」の総称であり、通常チンクエディアは剣身の幅が広いことが多い。「tight」の大元の意味はきつく結んだ、堅く縛ったである。そこから転じて、堅い・きつい・締まった、といった意味を持つ。本作のタイトチンクエディアは剣身の幅があまり広くないので、意味が転じて 引き締まった チンクエディア、といったところだろうか。
- タイトチンクエディアは剣身の幅以外にも一般的なチンクエディアと異なり、溝が狭く浅い。さらに剣身の根本あたりに5個の青い宝石が両面に埋め込まれている。ドラゴンズドグマの世界でも美術品的な要素を持つ武器があることがわかる。
- なお、史実ではイタリア北部で生まれた短剣で、シビリアン(civilian)、つまりは民間人や文民の使う武器である。領王エドマンの武器もチンクエディア(クロスチンクエディア)であるが、エドマンは文民ではなく騎士(軍人)である(MQ[謁見]内の式典で用いられた剣はバスタードソード)。
トゥレイスリピーデス(英Undulant Sword)
- 【説】波状の切刃を3枚合わせた剣。傷口を広げ治療を困難にする効果を持つ。
- 英名の「Undulant」は『波打つ』という意味で剣の見た目そのままを言っているが、日本語名の「トゥレイスリピーデス」は何を語源にした言葉なのか不明。『繰り返す』を意味する「リピート」に関連する造語か何かだと予想する。
- 「切刃」とは『物がよく切れる刃』、それを重ね合わせた武器が史実にあったかは不明(ドラゴンズドグマのオリジナル?)。グリップの編み込みが交差しているので東洋風にも見える。「*マーク」に似た模様と、パチンコ玉を打ち込んだような剣身に、波状の刃、非常に独創的である。
- 魔物敵であるスケルトンロードが持っている武器もこの剣である。
カラドボルグ(英Caladbolg)
- 【説】電撃の力を帯びた剣。その威力はまさに激しい雷のごとし。
- 見た目はカットラスと全く同様。
- 「カラドボルグ」とはケルト神話のアラスター伝説に登場する魔法の剣で「硬い稲妻」を意味する。
白い鷹の長剣(英White Hawk Talon)
- 【説】軽く取り回しやすい美麗な細身の剣。その立体的で美しい独特のデザインは手にした者の品格をも高めてくれる。
- 例のベルセルクコラボ武器の1つである。なお英名の『Talon』とは「猛禽(もうきん)類の爪」を意味する言葉。直訳すると『白い鷹の爪』。
- 別の編集者による余談だが、後述される[ローズトーンズ]と同様に、単純に刀身の形状等を見るとモデル武器は史実における中世半ば〜近代の軽装騎兵が使っていた片刃剣である護拳(ナックルガード)付きの[サーベル(英:sabel)]だと思われる。
シルバーレイピア(英Silver Rapier)
- 【説】シンプルな形状の細身の剣。領都の騎士は歴史的に幅広の剣を好んで使用するため、このような剣は少数派である。
- 銀色(白銀製)のレイピア。レイピアはその見た目のとおり、敵に向かって突き攻撃をする為の武器である。しかし、史実では16世紀のヨーロッパで生まれ、もうその時代には銃火器が発達しており、従来の敵の鎧の隙間を刺して戦うといった戦闘方法は実戦では行われていなかった様子である。もっぱらレイピアは騎士や貴族といった上流階級者の決闘や護身用の武器であり、MQ[信念と矜持]内のメルセデスとジュリアンの決闘がまさに、正しい使い方である。
- ちなみに剣身の真ん中の溝は剣の軽量化と敵に突き刺した後に剣を抜き易くする為にある。ガード(鍔)も剣に交差した棒状のもの、半球状のものと2つ付いており、『剣は防具でもある』…ということがよく分かる。
バスタードソード(英Bastard Sword)
- 【説】名うての職人の手により精錬された剣。その重量を生かした強烈な斬撃が大きな特長。
- バスタードソードとは「『片手半剣』と呼ばれる、片手でも両手でも扱うことができる大きさ&長さ(片手剣と両手剣の中間サイズ)の剣」の総称である。なお、「バスタード(Bastard)」という単語単体では英語におけるかなり強い罵倒•侮辱語(つまり『強い悪口』の事)にあたるが、バスタードソードという単語は一応学術的にも認められている。「バスタード」から真っ先に漫画や剣を思い浮かべるのは日本人だけなので気を付けよう。
- 柄頭(ポンメル)の形状と剣身の幅はアイアンソード、全体的な色合いはランディングソードと似ていながらも少し青みがかっている。鍔(ガード)の形状がどことなく鳥や竜の翼のようにも見える。
- 特徴的な炎のような刻印が剣身に施されているが、これは一般的なバスタードソードには無い。本編では領王エドマンがMQ[謁見]内での式典に用いた剣。恐らく炎の刻印は、タイトチンクエディアの装飾と同様に何かしらの意味を持つ、この場合でいうと、この剣は
式典等で用いるのに相応しい武器(儀礼用武器)
であることも表していると思われる。
アルマス(英Almace)
- 【説】強烈な冷気をまとった剣。切りつけた者の熱を一瞬で奪ってしまう。
- 見た目はタイトチンクエディアと全く同様。
- アルマスは、フランスのシャルルマーニュ伝説に登場する大司教テュルパンの剣。氷の刃の由来は剣の鋭さから来ているらしい。
クロスチンクエディア(英Crossed Cinquedea)
- 【説】非常に広い身幅を持つ剣。2枚の刃が交差したような独特の形状は竜の鱗でさえも貫くという。
- 「クロス(Crossed)」とは説明文にもある『交差した』という意味である。チンクエディアについての解説は先述のタイトチンクエディアに。
- タイトチンクエディアの2倍近くあろうかと言える程の剣身の分厚さを誇っている。色合いもかなり黒光りしており、重量感がある。グリップの紋様や宝石(?)の数も異なっており、交差した2枚目の刃はトゥレイスリピーデスのように波打っている。
- ドラゴンズドグマのゲーム内では竜王エドマン•元覚者グレーテ•界王サヴァンの従者サルドが使用している武器。まさに竜と戦うための武器と言ったところか。
- ちなみにスケルトン系魔物敵のゴールデンナイト(通称:金骨騎士)達も使っているが、武器の外見色が金&赤色に染められている特別仕様となっている。…つまる所、[ゴールド X(クロス) チンクエディア]…と言った感じだろうか。
ドラゴンズドグマ(英Dragon`s Dogma)
- 【説】猛々(たけだけ)しき竜の名を冠する至高の剣。圧倒的な力が身体の奥底から湧き上がる。竜の教え、全12の内の1つ。
-
『竜の教義•ドラゴンズドグマ』
、本作のゲームタイトル名を武器名に冠する、当に至高の剣。竜の翼を模したガード(鍔)の形や剣身に沿った波打つ溝、柄と柄頭に棘(とげ)のような鋲(びょう)が打ち込まれているのが特徴的、あえて簡単に言うとバスタードソードを豪華&派手にしたような見た目。
ローズトーンズ(英Carnation)
- 【説】薔薇のごとき優雅さと妖しさをたたえた剣。超硬度を誇りあらゆるものを自在に切り裂く
- カットラスに似た形状をしているがこれはサーベルという別の種類の武器であり、カットラスよりも剣身が長く薄い。色は全体的にかなり暗い紫色で、グリップ周辺の装飾はバラのトゲなどをイメージして作られている。現実世界では作ることができない、ゲームならではの色と模様。
- ローズとは「薔薇(ばら)」の意。英語版の説明文にもしっかりと薔薇を模した剣と書かれているのだが、英語名の「カーネーション(Carnation)(訳•撫子(なでしこ))」は外見の色合いは似ているが、薔薇とは全く異なる花の名前である。
- 別の編集者による余談だが、この剣は外見の色味や装飾面こそ現実離れしているが、単純に刀身の形状等を見るとベースとなったであろうモデル武器は史実における中世半ば〜近代の軽装騎兵が使っていた片刃剣である護拳(ナックルガード)付きの[サーベル(英:sabel)]だと思われる。
アスカロン(英Ascalon)
- 【説】神聖な輝きを放つ剣。未知の金属と加工技術によって作られている。
- イングランドの聖ジョージ(聖ゲオルギオス)が竜退治に使ったという伝説の剣(槍?)が元ネタ。
- 装備変更画面での色合いは白と黄金だが、実際の見た目は剣身が常に黄金と紫に輝く剣である。グリップ周辺、特に柄頭(ポンメル)は光の紋章を模している。ガード(鍔)は分厚いステーキ状の金属の板を両刃の方向に向かって3つの切り込みを入れたような形をしている。剣身の根元に細かな刻印と、刃にハサミの片側のような一定の間隔で刻まれた刻印が施されている。
センスオブワウンド(英Wounded Fury)
- 【説】覚者につけられた傷をかたどった剣。人智を超越した存在に対して大ダメージを与えることができる。
- 英名の「Wounded」は「傷を負った(者)」、「Fury(フューリー)」は『憤怒・激怒』、つまり『覚者の強い怒り』を表した名前ということだろう。日名の「ワウンド」は『Wound(傷)』、「オブ」は接続詞の『Of(の)』、「センス」は『Sense(感覚・意味)』、つまりはこちらも心臓の傷について表現した名称といえる。
- 傷というよりも、竜の爪を3枚ずつ表と裏に重ねたような見た目。モ〇ハンに登場してそうな武器の様で凄く格好良いのだが、元の性能が[アイアンソード]並みで、大ダメージを与えられる(特効効果)対象は[界王(英:Seneschal)]のみ。使い所がほぼ無いのが残念である。(2周目以降の)界王が装備していると覚者に大ダメージ…とかだと面白いのだが。
ストロングハチェット(英Force Hatchet)
- 【説】切れ味鋭い巨大なナタ。被ダメージ無しで攻撃ごとに威力上昇。ただし最大威力時の被ダメージはスタミナ0。
- サブ武器の弓や盾と組み合わせて使うことで猛威を発揮する作中屈指の強武器の1つなのだが、見た目はデカいだけのナタ(鉈)。刃に沿って段々の溝、青みを帯びた刀身、刀身の根本に銘(めい)らしきものが彫られている。(気のせいかもしれないが、抜刀する時の音が剣とは微妙に異なる気がする)
- 「ハチェット(Hatchet)」は本来、『小斧』という意味だが、これは海外ではナタ(鉈)が一般的ではない為にこういった名前が付けられたのだと思われる。「ストロング(strong)」は『強力•力強い』、「フォース(Force)」は『力•強さ』。これら2単語を組み合わせると『力強い鉈』、その名もずばりな名前である。
- ヒット数が1~4だと手が光り、5~9だと腕が光る。10回に達すると胴体が青い炎を帯びたような見た目になる。1回ヒット毎に1.1倍→1.2倍→1.3倍→(中略)→2倍と倍率が上がる。
- ちなみ完全な余談だが、この武器は先端部分に刃付けがされていないが、全ての刺突攻撃の物理属性は[斬撃]に区別されている。まぁ…あまり細かく指摘する様な事でも無いかもしれないが…、何だかもどかしい様な感じもする。
デスリードラゴン(英Cursed Bite)
- 【説】柄にカースドラゴンの意匠が象(かたど)られた剣。精緻ながら不安を掻き立てる調金(彫金?)細工が手にする者に暗い破壊衝動をもたらす。
- 日名はデス(死んだ)リードラゴンという造語だと思われる。「Cursed(カースド)」は『呪われた』の意、「Bite(バイト)」は『噛む•噛み傷•腐食』の意、つまりは『呪われた噛み傷』、もしくは『呪われた腐食(竜)』。
- 剣の形状はローズトーンズに似通っているが、ローズトーンズよりも刀身の反りが強く、色味は普通の銀色である。柄の部分が特徴的であるが、現実でも作ろうと思えば作れそう。
- 別の編集者の余談だが、この剣のモデルとなった武器は刀身の形状等から察すると、おそらく史実における中東圏で用いられていた片刃剣(曲刀)の[シャムシール(英:shamshir)]かインド周辺圏の片刃剣(曲刀)の[タルワール(英:Talwar)]だと思われる。
デスリーシャイン(英Cursed Light)
- 【説】ドラゴン意匠の剣で、鍛え直された跡がある。聖職経験のある刀匠の銘が刻まれている。
- 見た目はデスリードラゴンと全く同一。剣身だけではなく、うっすらとだが柄の部分まで光る。なお、刀匠の銘(めい)がどこにあるのかは不明。見つけた人がいたら、コメント欄にコメントの投稿をお願いします。
- 「Shine」は『輝く』の意、「Light」は『光』の意、見た目のままの名称である。
デーモンスレイヤー(英Devils bane)
- 【説】厳(いか)めしい悪鬼の比翼(ひよく)が柄にあしらわれた剣。前装者が憤死の際に怨念を込めたらしき品。
- 『比翼』とは「二羽の鳥が互いにその翼(つばさ)を並べる様子のこと」。転じて、男女の仲睦まじい様子の喩え(関連する故事成語⇒『比翼連理』)でもある。剣の鍔(つば)を見てみると、青紫のダイモーンの顔を模したものが表と裏面に重なり合っている。
- [ドラゴンズドグマ(片手剣)]と形状が似通っているが、外見や形状の細部(細かい部分)に相異点が幾つかある。
- 全体的に黒を基調としているが、所々に金の装飾が施されている。また、刃にハサミの片側のようなギザギザが彫られている。
- 英名の「Devils」は『悪魔•悪鬼•魔神』の意、「bane」は『不幸•悩みの種•破滅の素•死に至る呪いや毒』…といった少し強い意味を持つ。
- 日名の「デーモン(demon)」は「デビル(Devil)」とほぼ同じ意味、「スレイヤー(slayer≒日本語の「~キラー」と同じ意味)」は「モンスターを(上手に)退治する人」の意味、この場合は『デーモン(悪魔)を退治する人』である。なおデビルとデーモンの違いは、デビル(=サタン)は常に邪悪な存在であるのに対し、デーモンは必ずしもそうではない。デーモンには中立的な霊や魔物もいるが、デビルは「デーモンの中でも特に凶悪な種」といえる。ダークアリズン版で例えると正にダイモーンはデーモンであって、デビルではない。デーモンには人の心が残っているものの、反対に人の心を持たないゴブリンなどはデビルと言ってよいだろう。
- 余談だが、「ダイモーン(Daimon)」という言葉自体が、デーモンの起源になったと言われている。ダイモーンの元々の意味はギリシャ語で『精霊』とのこと。
その他
- ゴールド・アニール武器について
- トゥレイスリピーデス、バスタードソード、シルバーレイピアの色違い(金と黒)が用意されている。
- 錆びた片手剣(英Rusted Sword)について
- 身幅の広さからしてブロードソードと一番形が似ているのだが、剣全体の長さなどが微妙に異なる。太古に存在した別の武器なのだろう。
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最終更新:2024年11月05日 06:25