第三特異点解禁と同時に実装された星3アーチャー。
同様、元の設定に倣って対男性に特化した性能を持つ。
意外と忘れられがちな点として、対サーヴァント戦に限らず性別が男判定なら一般的なエネミー相手でも特攻が入るので、高HPな非サーヴァントボスでも男であれば採用していける。

ステータスはバランス型。HP・ATKともに星3アーチャーでは平均的。
カード構成はAABQQ。Hit数はB1/A2/Q・EX3hit。QやEXも含めてNP効率は比較的良好。
クラススキルの「女神の神核 EX」と「対魔力 A」により、全サーヴァント中でも屈指の弱体耐性50%を持つ。
クリティカル威力を高める「単独行動」もA+と高ランク。スター集中率が高めなのでクリティカル自体も出しやすい。
属性は混沌・善・天。

スキル

【スキル1】吸血 C CT:8-6
敵チャージを確率で減らしつつ、自身のNPを確定でチャージする。
Lv10でNPチャージは27%、敵チャージ減少率は80%と高め。
Lv3でカレイドスコープ所持で即宝具、Lv8で限界突破済み虚数魔術所持で即宝具が撃てる。

【スキル2】魅惑の美声 A CT:9-7
対男性用の魅了付与。付与率は高く、Lv10で自身の宝具に並ぶ付与率になる。
対男性特化という性能上魅惑の美声も使用機会は多くなるだろう。

【スキル3】女神のきまぐれ A CT:7-5
強化クエストで習得できる優秀なバフスキル。
効果そのものはアーツ強化というシンプルで手堅いものだが、その数値のバランスがCT5で3ターン30%強化と非常に良好。
これによって火力とNP効率の双方が大きく底上げされ、ただでさえ強力な宝具が更に猛威を振るうようになった。

宝具「 女神の視線 (アイ・オブ・ザ・エウリュアレ)

Arts属性の男性特攻付きの単体攻撃。宝具Lvが上昇しても元威力は据え置きで、代わりに男性特攻倍率が上昇するという固有の性質を持つ。
宝具Lv5ともなれば超高倍率の男性特攻が掛かり、付与確率が高い男性限定魅了で敵の足も止めてくれる。
魅了確率はOC依存だが、OC100%時点で「対魔力」など持たない敵には確定になり、OC200%で「対魔力 EX」でも防がれなくなる。*1
他に確定で付与される攻撃力低下が付いており、こちらは性別不問で相手を選ばず火力低下を見込める。こちらの付与確率は固定で150%と高く、まずクラススキルでは防がれることはない。

アーツ宝具なので自力でアーツブレイブチェインを組むことも可能。NP効率自体も良い方なので速射性・連射性も中々である。
その反面、男性以外に対しては単体宝具Lv1程度の威力にしかならず魅了も不発となるが、一応そこそこのダメージ+攻撃デバフ程度には使える。

総評

とにかく対男性に特化したサーヴァント。
同クラス・同レアリティには毒が入れば相手を選ばず高ダメージを出せる対毒宝具のロビンフッドがいるものの、
彼女の宝具も対男性であれば「女神のきまぐれ A」と合わせてロビンフッドを超える強烈な破壊力・圧倒的な拘束力を発揮する。
絶大な体力を誇る強敵相手にすら一方的な戦いを繰り広げることが可能であり、「星3アーチャーに外れ無し」に値する優秀なマンキラーである。

流石にランサー相手にゴリ押しは困難なものの、その他のクラスなら等倍相手であろうとも男性相手の大火力と拘束力でほぼ確実に活躍が期待でき、
特に有利クラスのセイバーと互いに攻撃有利のバーサーカーの男性に対して凄まじい暴れぶりを見せる。
他にも、相性有利の少ないエクストラクラス相手でも男性であるなら非常に好相性。
以前から、男性率が高い対バーサーカー戦では特性を知っている人は活躍させていたが、第六章を機にセイバーも男性ボス率が高まったため活躍の機会が大幅に増えた。

欠点はステータス自体は星3相応でしかないこと。
コストの低さや男性に対するその宝具威力から、高難易度クエストでも多くの活躍の場があるが、ステータスは星3相当であるため、
通常攻撃では5章あたりから出てくる雑魚敵には有効打を与え辛くなり、敵の攻撃が集中すればアッという間に倒されてしまう。

対ボス性能が優秀な分、1〜2waveで離脱してしまうことは避けたいため、控えにおいてオーダーチェンジで呼ぶなどの配慮をした方が良い。
またステータス不足が難点であるだけに、聖杯による基礎ステータス向上の恩恵が大きく、聖杯の消費には一考の価値がある。

また、再臨・スキル共に貴重な「蛮神の心臓」を必要とするため、開始直後の育成は難易度が高い。

相性の良いサーヴァント

Artsメインのカード構成でArtsサポートを持つキャスターのサーヴァントが特に好相性。
玉藻の前はArts強化で宝具回転率、宝具でスキル回転率を上げて、チャージ減少スキルで遅延もできる。
ギルガメッシュ〔キャスター〕もArts強化ができ、星生産によってクリティカルをしやすくしてエウリュアレのNP効率を上げて、弱体成功率アップで魅了を通りやすくできる。
諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕はNP供給によって宝具に繋げやすくして、宝具のチャージ減少&スタンで遅延ができる。

同じクラスではダビデがA3枚構成でArtsチェインを組みやすく、回避付与で宝具対策ができる。

もうひとりの私ことステンノも宝具とスキルの両方から魅了できるので拘束することができる。
同様にジャンヌ・ダルクオケアノスのキャスターメドゥーサ〔ランサー〕メドゥーサゴルゴーンなども拘束時間を伸ばせる。

相性の良い礼装

持ち味である男性への圧倒的な宝具火力を伸ばす黒の聖杯が鉄板。高倍率の男性特攻と宝具バフ、自前のアーツバフがすべて乗算となるため、軽々と数十万超えのダメージを出せる。
アーツ強化のフォーマルクラフトダイブ・トゥ・ブルーペインティング・サマー笑顔のしるしなどで宝具火力と回転を底上げするのも有効。
オーダーチェンジ後や開幕での宝具使用を狙うカレイドスコープ、限界突破済み虚数魔術は確実に役割を遂行できる。

クリティカル・宝具・魅了付与を纏めて強化できるノイジー・オブセッションとの相性は抜群。
男性特攻+弱体付与成功率の恋談火焔行で更に男性に対してとことん強くするのも手か。

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最終更新:2024年01月21日 05:49

*1 男性では最大A+(21%)の剣ディルムッドまでしか存在しないが