アサシンでありバーサーカーであるという奇妙なサーヴァント。単独で2人のジキル&ハイドは、2人で一騎のアン&メアリーの真逆と言ったところ。
カード構成はQ2AB2の、アサシンとバーサーカーの中間のような構成。ヒット数はQ2/A2/B1/EX3と少なめ。
NP効率は1枚だけのAはそこそこだが、他は低い。NPを稼ぎたい時は仲間のA始動ボーナスを使いたい。
星出し性能は、ヒット数が少なく自力でQチェインも組めず、多くても15個前後しか出せない。
宝具はBだが、特殊な仕様のためBブレイブチェインは1回しか使えない。詳細は後述。
なお上記のハイドのステータスはシナリオやイベントでサポート時のステータスであり、所持サーヴァントのジキルが宝具使用した時のものではない。
スキル
スキル名は汎用的なものが多いが、効果はハイド時に使用した際に大きく伸びる特殊仕様。ジキル時に使っても効果が薄いが、ハイド時の効果は非常に高い。
スキル発動時にハイドかどうかを判定するので、スキル効果持続中に宝具を発動しても倍率がアップするわけではないので注意。
【スキル1】怪力 B CT:7-5
自身に3Tの攻撃力を付与するスキル。
ハイド時に使うと最大50%上昇が3T持続し、これを最短CT5で回すことが可能。
ジキル時に使っても低ランクのカリスマ程度の効果は得られるので、序盤に使う選択肢もある。
【スキル2】恐慌の声 A CT:8-6
自身にスタン状態付与成功率アップを付与した後、敵1体にスタン(1T)を付与する。
ジキル時にはほとんど決まることがないが、ハイド時には低レベルでも成功率が高く、レベルを上げれば対魔力などでも防げないレベルでスタンが成功する。
現在実装されている行動停止系スキルの中では最も高い成功率を誇る。
敵のスキルで強化無効状態を受けている時に使うと、スタン状態付与成功率アップを得られず成功率が大きく下がるので注意。
【スキル3】自己改造 D → 自己変容 B+ CT:7-5
自身に3Tのクリティカル威力アップを付与するスキル。
ジキル時には心もとない倍率だが、ハイド時には最大50%の高倍率のバフを得る。
「怪力B」も合わせれば、B1枚で5万ダメージを出すことも簡単。
…と言いたいところなのだが、ハイド時には狂クラスのためスター集中度が著しく低く、またスター集中度アップも持たないため半ば宝の持ち腐れとなっている。
2022/8/1実装の強化クエストクリア後は、NP最大80%獲得効果が追加。
概念礼装を選ばず宝具を使用しやすくなり、アペンドスキル2と共にLv10であればNP100%となる。
ただし、ハイドでクリティカルを狙う場合はCTがあるのでタイミングを見極めるように注意。
宝具「
密やかなる罪の遊戯
」
B属性の自己強化系宝具。
自身のクラスをバーサーカーに変更し、最大HPをアップ(永続)した上で完全回復、B強化(永続)を得る。
それ以外にも、隠しステータスもハイドのものに変更される。
(属性が秩序・善から混沌・悪に変更、〔愛する者〕特性の消失等)
よく間違われるがHPやATKがNPCハイドの数値になったり、クラススキルが「気配遮断」から「狂化」に置換されたりはしないので注意。
レベルやフォウくん等による強化、指令紋章、装備している礼装、受けているバフ・デバフは引き継がれ、カードの構成や性能は変化しない。
幕間の物語クリアで、最大HPアップ量とB強化倍率が向上する。
HP最大値アップとB強化の倍率は非常に高く、最大HPは宝具Lv5、宝具強化済で+6,000、
バスター性能はOC1段階目でエンチャントを、OC2に至っては魔力放出Aを常時かけている状態になる。
ダメージ面ではLv70時でスキル無しでも10,000以上が出る上、
HP面でもLv70時でも最高でHP特化型ステータスの星5の15,000ラインに並び、聖杯転臨後にはHPが20,000近くまで上昇する。
なお、Busterアップ・最大HPアップ効果は強化扱いであるため、
強化無効状態時に宝具を使うと打ち消され、強化解除を食らうと無力なバーサーカーになってしまう(クラス変化は強化扱いではないので解除されない)。
これらを使う敵を相手する際には注意。
またHP全回復はHP回復量増減系のバフ・デバフに影響される。増えた分は切り捨てられるだけなので特に意味はないが、減る場合はHPが全快出来ない可能性があるので注意。
ハイド変化後は宝具を使用できなくなる(NPは無意味になる)。そのためBusterブレイブチェインは最大でも一度しか行えない。
また、戦闘終了するまでバーサーカーからアサシンには戻れないので使用タイミングには気を付けること。
特に騎クラスからの攻撃は防御有利(0.5倍)から防御不利(2倍)に変化するため、ダメージを4倍受けることになる。
総評
宝具使用後に強化される非常に特殊な性能をしているアタッカー。
ジキル時は一応クリティカルアタッカーとして運用出来るものの力不足なため、高倍率なバフを持つハイドとして運用したい。
ハイド時のバスターアップ+「怪力」+「自己改造」の乗算ダメージを決められれば大きな強みになるが、
スター集中度が9と低く、如何にクリティカルを叩き込むかがキモとなる。
雑なPTでは到底活躍できないため、誰と組ませるか慎重に選ぶようにしよう。
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■スター集中度について
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スター集中度はスター分配の割合であるため、集中度100と50のサーヴァントがいるときには、平均して2対1の割合で星が分配される。(星15個あれば10個と5個)
各クラスの平均スター集中度は以下の通り
騎:200、弓降:150、剣殺裁分:100、槍:90、術月:50、讐:30、狂:10
ほとんどのクラスのサーヴァントはハイドの約10倍星を吸うため、スター飽和orスター集中できる状況にない場合、サポーターは術・狂・讐でないとクリティカルはほぼ狙えない。
スター集中例:凸封印指定 執行者装備時には800%アップするため、スター集中度は9×(100+800[%])/100=81となり槍に一歩劣るラインではあるが、剣殺クラス程度なら採用圏内になる。
詳細は隠しステータスのスター集中度の項を参照。
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また、クリティカルを捨てて、優秀なスタンを持つ素殴り要員バーサーカーとして用いることも一考。
その場合は宝具を介さず即時に殴れるバーサーカーと競合するのが難点。
また、強化解除に滅法弱く、解除された宝具バフは再使用もできないので宝具が使える☆1狂よりも弱くなってしまう。
その場合は最初から起用しないことがオススメだが、どうしても使うときは強化解除使用敵からさっさと倒してしまおう。
聖杯戦線ではクラスとコストが制限される性質上、アサシン枠・コスト7でバーサーカーとして動けるジキル&ハイドと相性が良い。
強化クエストクリア後は概念礼装不要で宝具が使用可能となるため扱いやすくなった。
余談だが、ジキルは秩序・善属性、ハイドは混沌・悪属性のため、
ジキル時に善専用のサーヴァント・チアかけた後に、宝具を使用後ハイド時に悪専用の邪智のカリスマ
をかけることで同時に保持することが出来る。
また、ジキルは〔愛する者〕特性を持ちブリュンヒルデの特攻対象だが、ハイドは持たない。
相性の良い概念礼装
早めにハイドを活躍させたい場合開幕NPに加えて攻撃性能が補えるゴールデン相撲~岩場所~、宝具のB強化量を60%にまで増やせる魔性菩薩、Buster強化できるファースト・サンライズなどがオススメ。
自バフのみの攻撃性能のみで言うなら礼装のレベルにも依るが基本的に相撲の方が強力である。菩薩はHPが増えるというメリットが有る。
ジキル時でも活躍させる場合は耐久力が上がる鋼の鍛錬、ガッツを発動させてから全快のハイドで暴れるためにカルデア・ライフセーバーズ、リターン・マッチ、掲げるは我が心等ガッツ系もいい。
センセイとボクなど並程度のスター集中度アップは元が低すぎるので周りも狂かギリギリ讐で固める場合ぐらいしか有効ではない。
封印指定 執行者は最上位効果ではあるが宝具が遠のくので採用が難しい。
相性の良いサーヴァント
編成ではOCを2段階上げてくれるエジソンや星を大量に出せるジャックや沖田と更に星をまだ吸いにくい巌窟王や水着信長、
星を出しつつスター集中率操作ができ星も吸いづらいXオルタや茶々、騎クラスよりもスター集中度を上げられるブリュンヒルデなどと相性がいい。
低レアの場合はスキルで即星を飽和させ確実にクリティカルできるアマデウス、B性能を強化してくれるシェイクスピア、
加えてガッツも付与できるロムルスやクリティカル威力アップのバニヤンや盾役を兼ねられるレオニダスなどもオススメ。
相性の良い魔術礼装
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アニバーサリー・ブロンド
Buster強化・星獲得・ガッツ付与いずれの効果も相性が良い。
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晴れの新年
星獲得と最大HPアップが好相性。残りの宝具威力アップとNP供給は他のサーヴァント用に使うと良いだろう。
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2004年の断片
「コード:U」でBuster限定で騎クラスからでも独占できる高倍率のスター集中効果を付与できる。しかし他の2つの効果の恩恵が殆ど無い。
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