ダラハウ

ダラハウ

蒼炎の軌跡に登場するハルバーディア
16章でタナス公爵邸を訪れたアイクたちの前に公爵軍に混じって現れる。
進撃前のセリフは一言だけで、ここだけ聞くと寡黙な印象を受けるが実際に戦闘(或いは説得)を行うと、この印象はどこかへと吹っ飛んでしまう。

最大の特徴はその口調。
「なのね~」、「なのよ~」といった良く言えば独特な、悪く言えばおかしな語尾を付けて話す。
綺麗な庭を散歩していたらそこはタナス公の領地だったらしく罰として1年間のただ働きをさせられていたと言うのが敵対していた理由。なんじゃそりゃ。
蒼炎にしては説得可能人数が5人(セネリオミストヨファサザトパック)と多いのも特徴的で、細部ではあるものの各人で会話内容も異なる。
その顔ぶれから察するに子供好きなのだろう。

同職で下級からの叩上げであるネフェニーと比較してHP幸運では彼女を上回るのが守備、特に速さで大きく差をつけられてしまっている。
しかし騎士の護りを装備できるのは幸いである。
速さ期待値はほぼ同じ水準まで上げられ、持たせたままにすれば守備も補強できる。
従って、初期値にやや難があるネフェニーの育成を苦しいと思うのならば、途中で彼に切り替えるという選択肢も視野に入れておいたほうが良いだろう。

スキルはバイオリズムの効果を下げる「安定」のみ。
キャパシティの空きも大きいのでスキルの組み合わせによるカスタマイズの幅は広い。
しかし、組み合わせ(例、勇将怒り)によっては、初期スキルを持ったユニット(ネフェニー、タウロニオ)のほうが投資が少なくて済むなど、何でもいいというわけではない。
既存ユニットのコピーとならないようプレイヤーには創意工夫が求められる。
加入直前で書が手に入る上に使い勝手もいい奥義月光を覚えさせるという手もある。

その見た目や口調から『色物』と感じるプレイヤーは多いが、意外な事に以下のような結構印象に残ることを言ってくれる人でもある。
  • 「美しいものは野にあるからこそ美しいのね~」(戦闘会話、サギの民に執着するオリヴァーに対する台詞)
  • 「戦いはまだこれからなのにそんなに焦ってたら、デインと戦う頃にはくたくたよ~」(拠点会話、余裕の無くなっていたアイクに対する台詞)
  • 「辛いのに笑う笑顔は哀しいのよ~」(支援会話、戦いの中無理に笑おうとするネフェニーに対する台詞)
  • 「誰かを傷つけるよりも自分が傷つくほうがましね…」(散り際のセリフ)
支援会話で語られる過去の片鱗を聞く限り人生の酸いも甘いも知り尽くしているのだろう。

また一族の秘儀とも言える腹話術の使い手で作中ではラルゴを驚かしている。
と言ってもボイスなどはないのでプレイヤーには凄さはいまいち伝わらない。
続編である暁の女神には登場しないが、彼の友人として現れたウハラダはどう見ても…
ひょっとしたらラルゴを驚かすための壮大なドッキリ計画なのかもしれない。
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最終更新:2024年12月22日 12:05