狩猟笛

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狩猟笛」を以下のとおり復元します。
支援に特化した打撃武器。
親戚の[[ハンマー]]と比べると武器単体の攻撃性能が低く、スタンがとりにくいが、連続して攻撃できる。
打撃武器種の穿龍棍と比べるとスタン値はやや高めで、手数は穿龍棍ほどではない。
穿龍棍には支援能力も一応あるが、現在では全くと言っていいほどそれが使われていないため支援能力自体は笛の専売特許と言える。

最大の特徴は3種類のモーションの組み合わせで発動する演奏で、この組み合わせにより様々な効果を発揮する。
だからといって演奏での支援が主体かというとそうではなく、殴ったりアイテムを使ったりと忙しい。
逆に言うとフレキシブルな運用ができないと真価が発揮できない、とも言える。

演奏効果・武器単体の性能を踏まえると、大原則としてはPT向けの武器種と言える。
MHFではラスタやパートナーといったNPCと擬似PTを構築できるため、それを(自分含め)底上げするのは有用。
シングルPTでもやり方と自身の装備次第では十分やってはいけるが、本質的には有人キャラ4名PTで光ると考えておいたほうがいい。

Fでは旋律に赤が含まれている物が主に使われる。これは攻撃力強化旋律に赤が必要であるため。
ちなみに1つ目は白もしくは紫のどちらかで(下位武器は白で、強化すると紫に変わるというケースが多い)、赤は3番目にしか登場しない。
逆に赤を含まない物はほとんど出番がない。過去にはそういう需要もあったが現在では皆無である。
G級では旋律を変えるシジルで一応カバー可能。

非G級環境では攻撃力上昇値は最大1.3倍だが、自身が全く殴らない場合1.3×3人=3.9人分となり4人分には届かない。
(無論状況にもよるが)「吹き専ではいけない」と言われる理由の大部分がここにある。

なおG級では防御旋律の上昇が固定値になり、攻撃旋律の乗算値が落ちている。以下データはG7以降のもの。
-攻撃力強化【大】(重ねがけ):武器倍率1.15倍(1.2倍)
-防御力強化【小】:防御力+150(+200)笛吹き名人で最大180秒
-防御力強化【大】:防御力+200(+300)    〃   135秒
//実測の結果この値に。上方修正された?
//攻撃旋律の数値が分かったのでG7以降のに変更
防御力強化はG級においては味方防具の適正難易度を+1~+2底上げする計算になり固定値でも強力と言える。
攻撃力強化は非G級での攻撃小旋律と同じと考えると良い。
自身が全く殴らない場合1.2×3人=3.6人分となり、よっぽど特別な状況でない限り笛を外して4人で殴ったほうが…となりかねない。
多彩な旋律の維持に加え、打撃、アイテム支援など笛の仕事や活躍の機会は多岐に渡る。
時間管理を徹底し、常に敵味方の動向に目を光らせる必要がある。間違っても吹き専にならないこと。

*武器の選び方
基本的に「3番目に赤を持つ武器」を選べば旋律面でハズレはない。2番目を相手やクエストなどに応じて選べるといいケースもある。
1番目が紫・3番目は赤という前提で、2番目の音色と攻撃力強化以外に使用可能な旋律を以下に挙げる。
MHFZ以降桃色旋律(嵐ノ型)で全ての旋律に攻撃力UPが付けられるようになった。
|2番目|旋律|嵐旋律|h
|青|スタミナ減少無効【大】、風圧軽減|麻痺無効、氷耐性強化【小】|
|黄色|防御力強化【小】、火耐性強化【小】、龍耐性強化【大】|麻痺無効、気絶無効|
|緑|防御力強化【大】、ダメージ回復速度【大】|麻痺無効、火耐性強化【小】|
|水色|防御力強化【大】、聴覚保護【小】|麻痺無効、属性攻撃強化|

なお旋律以外の面については、基本的に他の武器と全く同じと考えてよい。

*注目スキル
剛力や保護スキル以外に、狩猟笛で有用なスキル
狩猟笛は「絶対に必要!」とされるスキルが笛吹き名人(効果)ぐらいであり、
自分のやりたい事に応じてスキルを柔軟に組み替えていく必要があるといえる。

-笛吹き名人
狩猟笛を担ぐのであれば必須と言えるスキル
旋律の有効時間延長と角笛類の破損防止という2つの効果があり、後者は狩猟笛に限らずどの武器でも有効
笛吹珠Gがあれば簡単に発動できるお手軽スキルである、また強援(団防具)・クアルコサージュF(団防具)・[[ミク剣士頭(GP以外)>初音ミクキット]]・[[シャラン剣士頭(HC以降)>2周年パッケージ]]・ポボルムヘルムはそれ単体で発動できる。
G級でこれを内包する激励があるためそちらで発動させるのが一般的。詳しくは後述。

-武器捌き(効果)
武器出し・納刀問わず支援の役回りが多い狩猟笛において、納刀が高速化されるこのスキルは有効。
親方印・G級技巧武器を使用する場合は必要ない。
G級なら纏雷スキルで時間限定で得る事も可能。

-早食い
生命の粉塵や薬仙人回復アイテムなどを素早く使用できる。
最近ではほぼ見られなくなったが、狩猟笛でアイテム支援を重視するなら付けておいて損はない。
親方・G級技巧との選択になるが、遷悠武器で発動させるのもいい。

-回避性能
ガード不可で、殴りに行く場合はある程度張り付いて戦うことになるため発動させておきたいスキル。
G級では激励+2で笛吹き名人ごと効果を得ておくのが楽。

-剣術+2
狩猟笛は主力モーションであるぶん回し、叩き付け、天ノ型の突き上げにおいて、
剣術+2発動時のヒットストップが軽減される効果がある。
そのため少しでも殴り火力を底上げしたいというのであれば発動を考えてもいい。
上述したように笛が一切殴らなくてもいいという状況は減っているため、有用性は案外高い。
麻痺剣などと併用すると、状態異常値が実質1.2倍になるという恩恵もある。

-麻痺剣+3
麻痺による拘束を担う場合に用いるスキル。笛の場合そこそこ手数があり相性が良い。
拘束からスタンを狙える場合もあるのもうれしいところ。
G級以降はあまり使わなくなるが、G級の麻痺笛は良い物があまり多くないので、
1麻痺ぐらい取れてスキル負荷にならないなら発動させておいてもいいかもしれない。

-罠師、捕獲名人、自動マーキング
サポート役に回ることの多い狩猟笛では、捕獲のための罠設置などを担当するケースもある
自動マーキングで的確に追い、捕獲名人で捕獲可能な状態を把握し、罠師で手早く設置して捕獲
この手際の良いコンボを決めたいところである
自動マーキングはペイントボールでも代用可能、罠師には罠に限り確実に調合を成功させる効果もある
ちなみに罠師・捕獲上手・探知は全て剛種防具の効果が乗るが、ハンター生活に剛種防具効果を乗せて自動マーキングを追加することはできない(ハンター満喫は自動マーキングを内包しているが、それをハンター生活+剛種防具効果で持つことはできない)
近年では捕獲の需要も再び高まってはいるが、スキル枠を3つも使うのかといわれると別問題ではある。
その場合、捕獲名人だけでもいいだろう。

-広域化
特定のアイテムの効果を、同じエリア内の味方にも発生させるスキル
広域化+1だと仲間への効果は半減するが、広域化+2ではまったく同じ効果となる
というか+2では活かせるシチュエーションは少なく(怯まずの実を広域化してセルフいたわり+3効果とする事ができるぐらい)、
発動させるなら回復薬Gと大巌竜の紅血が広域対応になる+3まで発動させたい。
コンシューマーでは広域&笛=地雷という見識が強いが、Fに関して言えば広域+3まで出ている分にはさほど問題はない。
ただ、+3まで発動させなければならない状況は極めて限定的ではあるが。

-激励(G級スキル)
笛吹き名人の効果に加え、自分を含む他のPTメンバーに2つのスキルが発動するG級スキル。
激励+1では回避性能+1と気絶半減が、激励+2では回避性能+2と気絶無効が発動する。
自分自身にも効果があるので純粋に3つのスキルの複合と考えても強い。
最近では激励笛をPTに入れる(ことを前提に回避を完全に切る)事自体が減っており、
ナルガシリーズや抜納術などで別途対策しているプレイヤーが多くなっているため、
あくまで自分自身の強化+気絶無効の付与として考えた方がいい。
なおこのスキルを発動することで嵐ノ型「気絶無効」旋律を使う理由はなくなる。仕事が一つ減って楽になると考えればいい。

-薬仙人(G級スキル)
自分だけ発動させている場合は殆ど意味のないスキルである。
真価を発揮するのはスキル発動者が2名以上居る場合。この場合は全ての(秘薬を含む)体力回復アイテムを
広域対応するという効果が現れる。(3人・4人の場合は回復アイテム自体の回復量もUPする)
体力回復アイテム系に限定すれば実質広域化+3の上位互換であり、根性が発動した仲間を秘薬で一気に回復するなど実用性は非常に高い。
また、回復手段が限られる天廊遠征録では非常に重要なスキルとなりうる。
最大の難点は上述した通り自分以外にもう1人発動者が居ないと真価を発揮できないこと。
従ってPTの場合、重要性が強調される遠征録以外では機能しないことも多い。
シングルPTの場合パートナーに習得させることで、常に広域回復効果が得られる。
[[ラスタ]]の項にもあるが、ラスタ達の離脱率も抑えられる傾向にあるため有効な選択肢と言えるか。

-赤魂(紅焔の威光)・青魂(G級スキル)
攻撃or防御力を強化する他、味方を攻撃することで2分間同種の効果を与えるG級スキル。
プラス方向で発生する赤は巻き込んだ仲間の攻撃力を強化できる。それほど数値が上昇しないが底上げには十分使える。
マイナス方向で発生する青は巻き込んだ仲間の防御+100の他に、その仲間の状態異常解除もできる(しかもその対象となる状態異常は音爆弾とはかぶらず、後述するように音爆演奏で解除できる状態異常を増やせる結果になる)。防御力が重要なG級ではかなり有効。
双方共通の効果として、一方を持っている状態で他方のスキル持ちの攻撃に巻き込まれるとまた別の追加効果がある。
基本的にどの武器種でも有効なスキルだが、&bold(){笛のみの特権として音爆演奏で範囲内の味方に効果付与ができる}というものがある(本来音爆弾などの投擲アイテムでは効果付与できないが、音爆演奏はハンターのモーションであるためか効果付与できる)。
直接殴らなくてもいい・ラグの影響も受けにくい・音爆弾本来の効果と青魂での解除対象がかぶらない(スキルが純粋に解除できる状態異常を増やす結果になる)のでかなり便利。
ちなみに通常では両方つけることは不可能であったが、赤魂を内包する「炎寵」により青魂と同時発動させることが可能となった。
支援とも重複するので、味方の攻撃力/防御力を大きく伸ばすことができる。
ただしどちらも旋律・火事場・秘伝防具効果の範囲外で増加するので注意。
また、これの効果を最大まで活かすには嵐ノ型とのトレードオフになる。

-支援(希少スキル)
ガルバダオラの希少スキル。自身と周囲ハンターの武器倍率+20・防御力+50効果に加え、
周囲ハンターには状態異常無効・絶倫・回復速度+2スキルの効果を付与する。
後述の赤魂・青魂との違いは、近くにさえ居れば常時効果がある(ちなみに範囲内であれば左手に炎のエフェクトが表示される)こと、
攻撃力防御力が一緒に上がる(ただしどちらも赤魂・青魂よりやや低い)こと、嵐ノ型と併用しても問題ないことなど。
近くに居ないと機能しないため、ある程度前線で味方と共に戦う場合に有効なスキルと言える。
他プレイヤー、ラスタやパートナーの支援スキルとは重複しないので、そのような場合は必ずしも必須ではない。

-巧撃・纏雷(G級スキル)
どちらも回避をトリガーにして発動するスキルのため、ガード不可の狩猟笛とは相性が良い。
纏雷はゲージMAXになるとトップクラスのスピード(自己強化旋律時)で走り回ることができる。

*MHF-G独自のアクション(HR1~使用可能)
G7アップデートで叩き付けと演奏攻撃の味方ふっとばしが緩和され、笛のアクションで味方を飛ばすことがなくなった。

-音爆演奏
そのまんま、音爆弾の効果を発生させる。武器構え中にキックボタンで発動。
音爆弾の効果だが自分中心なため、音爆弾と比べるとやや効果範囲の面では劣る。
また、攻撃中や演奏中からは派生させることが出来ず、逆に音爆演奏から他の行動に派生させることも出来ない。
効果発生までやや時間がかかるのでタイミングを逃すこともしばしばある。
回数制限は無いが斬れ味ゲージを消費する。また「嵐ノ型」では使用不能。
従来は嵐ノ型を取ったら使わなくなるモーションであったが、MHF-Gで音爆弾が味方の一部状態異常(雪だるまや膝崩れなど)を解除できるようになるのに伴い、音爆演奏も一部状態異常を解除できるようになり有用性が増す。
笛の場合は武器だし状態から周囲のPTメンバーの状態異常を解除できると考えればよいだろう。
ただし、単純に起こすことなら柄殴りでも代用できるしモーションも短い。
こちらの利点は複数の味方に当てられること、範囲が広いこと、何より味方が動き回れる状態でもより確実に当てられることである。
また上述のスキル赤魂・青魂を発動させていれば、音爆演奏で効果範囲内の味方に一発で効果付与ができるのもポイント。
ちなみにG級ではシジル「音爆弾範囲強化」で有効範囲を広げることができる。
エリアにもよるがG級オオナズチの毒霧ステルスを即座に破ることも可能。

-各攻撃からの演奏派生
柄殴り→演奏1、叩き付け(天ノ型の場合は斜め上段突き)→演奏2、ぶん回し→演奏3に派生できる。
特に有効なのは柄殴り派生。横演奏(白と紫)に派生するのだが、演奏開始から旋律発動までの時間がとても短く大変使いやすい。
武器出し状態からなら普通の演奏開始をする意味がほぼ無くなるぐらい優秀。
ただし秘伝防具で狩猟笛技【秦帝】(大秦帝含む)を発動させていると、派生演奏をキャンセルして重ねがけをすることが不可能になる。叩きつけに至っては秦帝でなくてもキャンセル重ねがけが不可能なレベル。
秘伝スキルがある場合は攻撃からの演奏確定が即座に行われることを利用した立ち回りが求められるといえるか。

-重ねがけ
演奏モード中にボタン入力で派生。ふんばりと同時に、現在確定している音色での演奏効果が発動。音符は踏ん張り時に消滅する。
ただしストックの一番最後の音色で確定する場合にのみ効果があり(例えば紫赤赤で重ねがけをすれば攻撃力強化になるが、紫赤赤紫では紫で何も確定しないため無効)、無効の場合はストックを消費しない。
入力が嵐ノ型の音色変更と同じため、長押しでの音色変更、素早く離して重ね掛けと切り分けることに注意。
開幕の攻撃力強化など、同じ旋律を2回連続で吹く必要のある効果を手早く発生させるのが主な用途。
また、後述の音符維持と攻撃からの演奏派生を利用し、旋律をストック→攻撃からの演奏派生後即重ねがけで素早く旋律を維持できる。
(秘伝スキル発動時はほぼ不可能なので注意)

-音符の維持
アクションではないが、MHF-Gからストックしている音色が納刀するまで消滅しない仕様となった。
これによって、旋律作成中に攻撃が来ても回避→旋律の途中から吹きなおすといったことが可能になる。
また、被弾時にも気絶・睡眠・麻痺等の強制的に納刀状態になる状態異常にならなければ旋律ストックは維持される模様。

*秘伝書(HR5~入手可能)
秘伝書の仕様に関しては[[こちら>秘伝書]]

**天ノ型
叩き付け→斜め上段突き

振り上げ→連続突き→蹴り上げる。柄殴りから派生可能。
G6までは動作が遅く、初撃の威力の高さを利用して一撃離脱に使うぐらいしか使われていなかった
(運営インタビューでも同様の発言がある)が、G7で動作が高速化され、更に入力し続ける限り突き動作を無制限に使用可能になった。
モーション自体も若干変わっている。

打点が高いためぶん回しや叩き付けで頭を狙いにくい相手や、
スタンが通じにくい相手に対し連続突きでダメージを取りにいく運用が可能と言える。
初撃と最初の突きで叩き付け1回のモーション値とスタン値を超えるため、ある程度連続で攻撃できる状況で使うのに向くか。

各段階では回避でキャンセル可能。突きと最後の蹴り上げからは演奏へ派生できるが遅すぎるためあまり使わないだろう。

元々の威力とスタン値はそこそこという感じだったが、G7でどちらも上方修正がされている。
なお振り上げと蹴り上げは剣術+2のヒットストップ軽減対象外だが、突きはヒットストップ軽減対象となっている模様。

**嵐ノ型
音爆演奏→音色変換

旋律の音符が出る直前に変更ボタンを押すことで全ての旋律がその一回だけ桃色になる。
麻痺無効、属性攻撃強化(10%)、気絶無効、属性防御、等を各狩猟笛によって吹くことができ、より一層サポート色が濃くなったといえる。
特に「麻痺無効」「気絶無効」の2つは効果時間&追加量が非常に長く、火事場時の麻痺死や近接の気絶詰み回避などに重宝する。
従来は音爆演奏が空気だったので嵐ノ型固定で問題なかったが、MHF-Gからは音爆演奏の有効性が上がるので、これとの使い分けが求められるようになる
また、G級の環境では気絶無効はスキルによる代替(それも狩猟笛自身で)ができるようになってきているという向かい風もある。
現状最大のメリットは紫水赤旋律で使える「属性攻撃強化」だろう。G級の環境では十分火力UPとなりうる要素である。
麻痺無効も、モンスターによっては大変便利。

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