MH4オフラインモードのラスボスを務めた、1つ前の遷悠種
ゴア・マガラの成体。別名:天廻龍
体と力が成熟し、古龍種に共通する特徴が確認されたため、古龍種に分類されている。
成熟によって目が視覚として機能するようになったため、閃光玉が有効になり、
自ら眩い光を放つ真・狂竜化状態でも一応閃光やられにはなる。
MHF-Z4月アップデートの目玉の1つとして、生息地である禁足地と共に実装された。
禁足地はMHFの環境にあわせ、岩や段差がオミットされている。
幼体と成体の関係なので当然とも言えるがゴア・マガラ同様に、シャガルマガラも真・狂竜化を起こす。
ゴアより完全な形でその力を開放して真・狂竜化状態になったシャガルマガラは正に日輪の如き輝きを放ち、
その姿は4月アップデートのメインビジュアルにも使用されている。
また、翼はメインシリーズG級の素材名である「光虹翼」がそのまま体現したかのような輝きを放っており、
角も変化、王冠の如き形状に変化する。
なおシャガルマガラが扱う狂竜ウイルスの爆発は上述の力の影響か、真逆とも言える光の爆発に変化している。
ファミ通では雷爆と呼んでいるが、実際見ると狂竜ウイルスの爆発(メインシリーズで地雷と呼ばれている物)のようだ。
弱点は火と龍なので炎、黒焔、紅魔も有効だが、しっかり通るのは頭>翼脚でそこは雷も通る。
物理は斬が頭>尻尾、打が頭、弾が頭>尻尾>>翼脚。
防具は「シャガルシリーズ」。メインシリーズではアーク・フィリアシリーズという名称だが、
MHFでは既にアークの名称が使われている(
ガンナーの古いテンプレが有名だろうか)ため、シャガルシリーズという名称になった物と見られる。
自動発動スキルは
辿異種アクラ・ヴァシム等で需要が見いだせるかもしれない「状態異常無効【多種】」。
武器属性はCSシリーズでは龍だが、真・狂竜化の日輪の如き輝きや、雷爆の眩い光、
そしてゴア・マガラが
闇属性武器であったことから予想できた通り、
MHFでは真逆の光属性武器となり、武器名は「THE○○」のままでの登場となった。銘はG級段階で、MH4Gの最終強化に合わせられている。
ちなみにCSシリーズ含んでもこれは異例であって、本来の属性と真逆の属性となる。
防具は剛撃、一閃主体の構成となっており高性能、加えて剣士胴、脚には猛進のSPが確認されている。
武器は白、紫が短い代わりに
HR時点で実用レベルの空色ゲージが出現する。
無論こんな設定の武器はシャガル武器が初。
最終的な攻撃力も昨今のGLV50クラスに加えて、高い属性値と会心率を持ち合わせており、
辿異スキルも合わされば
辿異武器に劣らない活躍が出来る…
と思ったら、
防具は他GXシリーズより防御力が低く、武器は防御力-400か500というペナルティを提げるハイリスクハイリターンな設計となっている。
防具のほうは他部位を
辿異防具にすればなんとかといった程度だが、
武器は辿異防具5部位でGX防具5部位より一回り高い防御力に落ち着く程の大きなペナルティとなっており、
G級モンスター相手ならまだしも辿異種相手だと決して無視できない物がある。
属性耐性もゴア防具より更に悪化しており、火・水・雷耐性はゴアと同様で、+5だった氷耐性は-5に、-10だった龍耐性は-25まで低下。
総合的に水属性以外にはてんで弱いという極端な耐性バランスである。
また、ペナルティを考慮されているのか、
ガンランスは
遷悠武器としては初となる
「HR時点で砲撃Lv6」で、強化すると砲撃レベルが上がる仕様が採用されており、最終的には
デフォルト砲撃LV8となる。
攻略
ベースは狂竜状態の
ゴア・マガラであるが、狂竜ブレスの軌道や大きさが変わっている。
ただしCSにあった
悪名高い設置式の時間差3WAYブレスはオミットされた。
また、雷爆(地雷)についてはメインシリーズの各作品の仕様を織り交ぜており、
非怒り時では発生せず、発生から爆破までのタイミングは遅く、その代わり一定間隔でハンターの足元にピンポイントで生成される。
更に、従来の(ゴア・マガラと同じ)拘束攻撃は使用しない。
部位破壊は「(角を出していない状態の)頭部」がないことを除けばゴア・マガラと全く同じだが、
角は二段階破壊で報酬が出る(歌玉ボーナスは2回分得られるが、1回目は報酬無し)上に、
基本的に体力が半分以下でないと破壊はできなかった。
G級の部位破壊については更に特殊だったが、
2018年2月のアップデートで、
グなんとかさんの尻尾切断らと一緒にこの手の体力条件が全て撤廃され、
単に麻痺中等以外で頭部怯みを起こせば破壊可能になった。
夏に実施されたコラボバーでの交流会においてもシャガルマガラの角破壊が難しいという話が出ており、
それを契機に見直されることになったようだ。
HR5~
基本段階。真・狂竜化はこの時点ではしない。
CSのシャガルマガラにMHFのゴア・マガラのモーションを混ぜたような感じになっているが、
全方位狂竜弾がそれぞれ不規則な軌道を描いて漂うなど、微妙な違いもある。
弱点は上記した通りだがHR5個体の物理面は全体的に柔らかいので、
弱点よりは部位破壊を意識して攻撃しても問題ない。
また、毒がよく効く。
またシャガルマガラもゴア・マガラ同様、逆鱗と「純白の龍鱗」は通常クエの基本報酬では出ない。
逆鱗は尻尾剥ぎと落とし物(角破壊は尖角が100%)で、
純白の龍鱗は翼脚破壊及びその
パートニャー持ち帰りとこちらも落とし物で頑張って集めるべし。
なおどちらも狩衛戦のGP交換で入手可能であり、龍鱗はG級クエの「シャガルGX防具強化計画」で出る。
GR100~
実装アップデートと同時にリファインによってG級遷悠種のランクが改定されたため、GR100からの解禁となる。
ただしこちらはそれを想定した調整が間に合わなかったのか、旧来設定のGR500、
つまり★2辿異種を攻略していることを概ね前提としているかのような難度設定になっている。
後に登場した、同じ遷悠古龍の
アマツマガツチに比べあからさまに手ごわくなっているので注意。
体力一定に達すると真・狂竜化の力を開放し、
不完全なのかダメージで解除されるゴアと異なり以後絶命まで真・狂竜化が解除されることはない。
なおかつては真・狂竜化状態かつ体力50%以下(概ね、真・狂竜化になって少し後)で初めて部位破壊が可能になる仕様だったが、
現在は全ての部位で体力条件がなくなり、真・狂竜化してなくても破壊できるようになっている。
真・狂竜化すると動きが激しくなるので、できればその前に破壊してしまいたい。
麻痺中には破壊できないので注意(蓄積はする)。
ちなみに、角の破壊素材は100%剛角になる(公式Twitterでも言及有)。
なのでソロやペアで行く場合は
パートニャーを連れて行くと、火力調整・素材入手の両面でメリットがある。
咆哮はゴア・マガラ同様超咆哮となっている。
先述の通り、辿異スキルがある環境を前提としているからか咆哮で拘束して当ててくる技もある。
攻撃チャンスを増やす意味でも可能な限り辿異スキルで耳栓強化したい。
HR個体もだが狂竜化、真・狂竜化すると肉質が少しずつ軟化する。
とはいってもG級個体は元が硬いので辿異種の★1~2程度の耐久を削りきるためにはしっかりと弱点を狙う必要がある。
ちなみに毒がHR個体より効きにくい。
改G素材は遷悠殻。
しかしながらG級遷悠種の解禁ランク(GR100)と改Gの解禁ランク(GR800)に恐ろしく差が付いてしまったことや、
高ランクのハンターには当面は
辿異武器を作っていってもらいたいという意向
(インタビュー記事では、
G級武器の強化案があったが4月時点では見送ったとの言及有)からか、
シャガルマガラ以降、新規の改G級武器は登場していない。
スキル、アイテムなど
ゴア・マガラと違い閃光玉は効く。
直ぐに解除されてはしまうが、墜落させて頭を狙いやすくしたり、行動を阻害する恩恵が大きいので持っていくと便利。
状態異常耐性については他の遷悠種と大体一緒で、故に麻痺やスタンは普通にする。
部位破壊はこれらの状態では蓄積のみになり発生しないので、一応注意。
モーション
ゴア・マガラのものはそちらを参照のこと。
シャガル独自のもの、変化したモーションについてはこちらで。
【基本技】
単発のブレスをバックジャンプしつつ設置し、爆発させる行動。
なお上述したように、設置後に3Wayのブレスを放つ行動はオミットされている。
狂竜ウィルスのブレスだが、ゴア・マガラと違い微妙にカーブしてくる。
追加技のサイドタックルからの3連ブレスも微妙に曲がるので、注意。
なおタックル派生以外の3連ブレスはオミットされているか、使用頻度が非常に低い模様。
両方の翼脚を振り上げて溜めたあと一気に振り下ろす。通称土下座
例によってエフェクトと攻撃範囲が広くなっているが、翼脚より後ろ側にまでは広がらない。
閃光やられ時はこれを行う傾向が強いが、溜め時間が長いため繰り出す前に閃光解除でキャンセルされる事も多い。
天空に舞い上がり、咆哮と同時に怒り状態になる。
これ以降、後述の「雷爆」が発生するようになる。
G級ではきっちり超咆哮になっている。喰らっても致命的な事態にはならないが、
無防備に下りてくるのを狙えないというデメリットがある。
通称地雷。
怒り状態後にランダムで発生するようになる。
地面に光のサークルができ、一定時間後に爆発するというもの。
上述したようにメインシリーズ各作品(4/4G/X/XX)の仕様を織り交ぜたような形になっており、
光ってから爆発するまでは遅く、行動に伴って生成されるのは基本的に後述の咆哮時のみ、
しかしながらランダムでハンターの足元に生成されることがあるといった具合。
総じて生成頻度は低く、威力自体も大したことはないのだが、常に足元には警戒を払っておきたい。
【追加・変化技】
翼脚に狂竜ウイルスを収束させて叩き付ける攻撃。
やや短い溜め動作が入るのが通常の叩き付けとの相違点。
叩き付けと同時に衝撃波が発生するため、多少離れる程度では回避できない。
真・狂竜化後は2連続で繰り出すようになる。
↑のモーションと似ているが、溜め時間が長い。
最大の相違点は喰らうと拘束状態になってしまうこと。
翼脚本体に当たるとそのまま掴まれてしまい、衝撃波に当たると吹っ飛ばされたあと空中でキャッチされるため、
どちらに被弾しても拘束されてしまう。
ダメージはゴア・マガラ以上
イビルジョー以下といった具合だが、ジョーと違いランダムボールでは逃げられない。
更に放置しているとウィルスを付与された上で投げ飛ばされてしまう。
ちなみにCSと違い拘束中はもう片方の翼脚による薙ぎ払いしか行わない。
咆哮した後、ハンターの足元に雷爆を発生させる。
上述した一定間隔のピンポイント地雷とは違い、必ず全ハンターの足元に出現する。
HRなら高耳で防げるので雷爆にだけ注意すればいいが、G級では超咆哮なので、喰らうと雷爆の被弾が確定する。
なお、この攻撃については怒り状態になる前にも使ってくる(=非怒りでも雷爆が発生する)
使用後は動きを長時間止めるので頭に集中攻撃するチャンス。
ドゥレムディラや
ゼナセリスに近い、なぎ払いつつ180度反転する軸合わせ行動。
180度ターンなので正面や側面では基本使わないが、背後に居る場合は要注意。
なお、ここから直接攻撃派生をするわけではなく、これを行った後にもう改めて普通の軸合わせをすることも多い。
体力一定以下(60%?)でこの形態に移行。
狂竜ウィルスを収束させつつ翼を畳むような動作の後、
収束した狂竜ウィルスが光の柱になり、そこから真・狂竜化したシャガルマガラが姿を見せ、
直後に狂竜ウィルスを広範囲に爆破させる。
技の性質としては「打ち上げ超高速スリップダメージ・ガード不可の光の柱」と、
「広範囲中程度ダメージ・ふっとばし・ガード可能のウィルス炸裂」に分かれており、
前者に被弾すると後者に必ず当たるようになっている。
これによって実質体力300を削られるため、魂の再燃だけでは生き残れない(根性Gと再燃両方でどうにか生き残る)。
MHF-Z以降はあまりなかったタイプの技だが、シャガルマガラは真・狂竜化が解除されないため、
1回しか使ってこないという特徴を持っている。
また、後者は普通のふっとばしなので、生命の粉塵による救助が現実的に可能となっている。
なおウィルス放出後は比較的長い隙が出来るが、雷爆が複数生成されるので近づく際は注意。
真・狂竜化以降に使用する打ち上げコンボ。
これまたゴア・マガラにはなかった種類の攻撃である。
側面に回りこんで地面を抉りつつ素早く2回転しハンターを打ち上げ、直後に叩き落されるのだが、
2回目の回転には打ち上げ効果が無い。
叩き落としは当たらないこともしばしばだが、無敵がなく受け身も取れないため落下時に雷爆が発生すると被弾が確定してしまう。
打ち上げられたハンターはカメラワークが上からの見下ろし視点に変わるという演出がある。
最終更新:2018年08月27日 09:38