実装時期 |
モンスター名称 |
破壊可能部位(赤色:発達部位) |
特徴 |
2016年11月 |
辿異種フルフル |
頭、胴、翼、脚 |
超咆哮・雷属性やられ特大・麻痺 |
辿異種ダイミョウザザミ |
ヤド二段階破壊、両爪 |
超震動・水属性やられ特大 |
辿異種ヒプノック |
クチバシ、尻尾 |
超咆哮・熟睡 |
辿異種エスピナス |
角、翼、背中、腹、尻尾 |
超咆哮・超風圧・超毒 |
2017年01月 |
辿異種リオレウス |
頭、両翼、尻尾 |
超風圧・火属性やられ特大 |
辿異種ドドブランゴ |
両腕、牙、尻尾 |
超震動・氷属性やられ特大 |
2017年02月 |
辿異種アクラ・ヴァシム |
両爪、頭、尻尾 |
超震動・結晶麻痺やられ(結晶+継続麻痺やられ) |
2017年03月 |
辿異種ティガレックス |
両爪、頭、尻尾 |
超咆哮・出血やられ |
2017年04月 |
辿異種ヒュジキキ |
角、翼爪、尻尾、背中(胴体) |
超咆哮・避雷針やられ・出血やられ・麻痺 |
2017年05月 |
辿異種ギアオルグ |
角、牙、胴体(首元)、後足、尻尾 |
超震動・氷属性やられ特大、膝崩れやられ |
2017年08月 |
辿異種ミドガロン |
頭、背中(胴体)、尻尾、脚 |
超咆哮・火属性やられ特大 |
2017年08月 |
辿異種ルコディオラ |
角、翼、尻尾 |
超咆哮・超風圧・超震動・磁力・龍属性やられ特大 |
2017年09月 |
辿異種ガノトトス |
頭、背びれ、両足、尾 |
超咆哮・水属性やられ特大 |
2017年11月 |
辿異種イナガミ |
頭、前脚、後脚、尻尾 |
超咆哮・超震動・熟睡 |
2018年2月 |
辿異種トリドクレス |
頭、翼、尻尾 |
超咆哮・超風圧・雷属性やられ特大 |
2018年2月 |
辿異種ドラギュロス |
角、翼、尻尾 |
超咆哮・龍属性やられ特大 |
2018年4月 |
辿異種ガスラバズラ |
頭、両腕、背中(胴体)、尻尾 |
超咆哮・超震動・超毒 |
2018年7月 |
辿異種アノルパティス |
鋸角、背中、翼、尻尾 |
超咆哮・超震動・氷属性やられ特大、龍属性やられ大 |
2018年9月 |
ボガバドルム |
頭、腕(※)、背中、尻尾 |
超咆哮・超震動・爆破やられ、膝崩れやられ |
2018年10月 |
辿異種グラビモス |
躰、頭、尻尾 |
超咆哮、超震動、火属性やられ特大 |
2018年11月 |
辿異種バルラガル |
頭、前脚、背中、尻尾 |
超咆哮、水属性やられ特大、腐食やられ |
2019年1月 |
辿異種タイクンザムザ |
両爪、胴、脚 |
超振動、雷属性やられ特大 |
2019年2月 |
辿異種ハルドメルグ |
頭、前脚(爪)、翼、尻尾 |
超咆哮、膝崩れやられ |
※
ボガバドルムの腕は一定ダメージを与えると以後発達部位になる。なお「無双襲撃戦」に出てくる極み襲う
ボガバドルムは辿異種ではない。
基本
MHF-Z以降実装された、GR200以降に挑めるようになる特殊個体群。
「長い年月を経て、強靭な個体が独自の進化を辿った種」とのことで、異常発達した「発達部位」を持つのが最大の特徴。
特異個体のようなモード切り替えとは違い、素材体系や作れる武具も通常個体とは全く異なるものになる。
受注制限や武具の性能・レア度からも分かる通り、
エンドコンテンツである大討伐を除く、MHF-Gまでに存在したコンテンツの更に先に位置するものである。
「長い年月をかけて研ぎ澄ました独自の方法で獲物を捕食する」という公式からの紹介通り、
覇種や
無双襲撃戦のような高難易度モンスターと決定的に違うのは、
全ての辿異種が強力な状態異常・個性を持ち、それを活かした攻めを展開してくること、
そしてクエスト本体の難易度(制限時間、みなもと使用可否)は従来クエストと同様であること。
そのため、それらを対策した装備で挑めば戦いやすくなる一方で、
無対策、相性の悪い装備で行ったならば過去のモンスター以上の難易度となるのは間違いない。
実装時期によっても難易度の高低が一応存在はしている(後述)が、
GR200の個体は遷悠種の延長線上の強さと概ねなっており、GR400以降一気に高難度化するケースが大半である。
幸いGR200で作成できる装備はこの時点で従来の装備を質の面で上回る(ただし装飾品は従来ランク以上のものはない)ため、
まずはそれまでに用意した
G級武器とGX装備でGR200を攻略し、そこで得た装備へ更新を行いGR400以降に挑むのが望ましい。
辿異クエストの特徴
辿異★1~辿異★4の四段階の難度があり、それぞれGR200~/GR400~/GR600~/GR800~の受注制限が課せられている。
難易度が上昇するごとにモンスターのステータスが上昇するだけでなく、行動派生やモーションも追加されていき、より手強くなっていく。
実際の討伐難易度については、状態異常などのこともあるので簡単に比較はできないが、
ステータスだけなら大体辿異★1が遷悠種・始種に近いほど。辿異★4になると
無双襲撃戦のそれと大差のないものになる。
クエスト仕様としては
G級クエストに準じている。
防御減算については難度を問わず「-1050(G級遷悠クエスト相当)」が発生(通常
G級クエストのような難易度変更も不可)。
また
秘伝防具素材については「武器勲」が手に入る(GR500以上になっている必要有)。
従来は「極」で統一だったが、MHF-ZZより難易度別に振り分けられ、★1で序、★2と3で中、★4で極が出るようになった。
ただし通常モンスターと別物として設定されているので、現状では
ギルド優先依頼の対象外。
また、辿異クエストをクリアすると確率で
辿異シジルの素材となる「脅威の印章」を入手できる。
ランクごとにモンスターの素材テーブルが異なっており、
クエスト報酬も含め高難易度のものほど、低難易度では出づらい素材が相対的に出やすくなる(逆に低難度で出やすい素材が出づらくなる)ようになっている。
更に発達部位素材はランクによって別々のものが用意されている。
ちなみにクエスト名にも一部法則性があり★1が「極○を備えし××」と発達部位とモンスターの別名、★4がその発達部位を表す異名と言えるものになっており、★4はクリアすると同名の称号がもらえる(『不落の盾』など)。
その他は必ずしもではないが★2はそのモンスターのクエスト全体の雰囲気、★3は特徴的な技などを表すものであることが多い。
クエスト難度による辿異種の変化としては先述の通りモーション追加が挙げられるが、これについてはモンスターによって異なり、
全ランクで何かしら追加、変化があるもの(
ダイミョウザザミ、フルフル、イナガミ、
ドラギュロスなどが該当)、
★2と★4でのみ追加されるもの(多数がこれに該当する)、
★2又は★3で既存行動の一部がオミットされるもの(
ティガレックス、
アノルパティスなど)と様々。
また、★4で根本的な仕様自体が変化する
ミドガロン(発達部位破壊まで疲労モードが無くなる)なども。
解禁される「技」については★4で初めて大技・即死技が解禁される、というものは案外少なく、
★4で初めて即死級の大技が解禁されるのは現状
リオレウスと
アノルパティスぐらいである。
それ以外の辿異種は、
★1~★2までの間に大体1つは致命傷を招く技・状態異常を有するので低難度でも油断は禁物。
辿異種の特徴
発達部位
辿異種最大の特徴。
エスピナスなら角、
ダイミョウザザミなら爪、と言った具合に何処かしら1部位に設定されているのだが、
事前の情報がなくともぱっと見で分かるほど異常な成長をしており、この部位を主軸に強力な攻撃を繰り出してくる。
辿異種のそもそものコンセプトとして、発達部位による強烈な攻撃を掻い潜りこの部位を破壊する、というものがあり、
破壊することで、必ず専用の「発達部位素材」を得られるようになっている。
また、一部のモンスターは発達部位によって自身が元から持つ能力を更に高め、狩猟中に明確な変化として現れることがある。
現状では
リオレウス、ミドガロン、
ルコディオラ、ガノトトス、
ドラギュロスがそれに該当しており、
リオレウスは翼(と尾)を炎上させ、
ルコディオラはこれによって常時怒り状態となり攻撃力とタフネスが激増し、
ガノトトスは「ゲル」を纏えるようになり、
ドラギュロスは冥雷を一点集中して放つことが出来るようになっている。
ミドガロンは★4に限り、スタミナが大幅に上がることで怒り状態の時間が長く怒り解除後の疲労モードがオミットされる。
現在実装されている辿異種の発達部位の耐久値は、概ね「総体力の半分」か少し低いあたり。
NPCに依存していたり、適当に殴っているうちに壊れるようなものではない。
2018年秋時点では最も耐久力が高いのは
ルコディオラとなっている。
突出して耐久力が低いのは
アクラ・ヴァシムとギアオルグだが、
アクラ・ヴァシムは条件が特殊で、
ギアオルグはアイスブレードによる部位補強があるため例外といえる。
また、爪や腕・翼のような左右一対の部位に関しては、
左右両方を破壊しないと報酬が出ないものが大半で、
通常は片方のみでOKである
リオレウスの翼や
ティガレックスの前足(爪)も左右両方で達成になっている。
一応元から左右の区別無い
ルコディオラの翼や左右で分かれていたが共通になった
ガスラバズラの腕という例外はある。
なおこれは発達部位の話なので発達部位ではない普通の翼などの部位破壊では片方だけでOKのものもある。
辿異武器には発達部位の破壊がしやすくなる効果がある(攻撃した際に青い特殊なエフェクトが出る)。
この効果はダメージを直接引き上げるわけではなく、破壊に必要な蓄積値部分にのみ1.3倍の補正がかかるというもの。
またこの効果のみ、
パートナーに持たせた場合も適用される。
発達部位を壊す「だけ」ならどの武器でも可能だが、
発達部位を破壊しつつ他の部位も……となると、体力に対する発達部位の耐久値の問題から、全部破壊する前に討伐しかねない。
辿異武器は基礎性能の高さもさることながら、発達部位の破壊を手助けする位置づけでもある。
発達部位を破壊すると、モンスターによってさまざまな変化が起こる。
基本的にはその部位を使って放つ「超咆哮」「超風圧」「超震動」が消えて普通の咆哮・風圧・振動になる
(
ミドガロンのように脚を破壊して超咆哮が消えるケースもある)。
また、発達部位を使った技が失敗する、或いは封印されるようになったり(
フルフル、
ギアオルグなど多くが該当)、
上述した「自身が元から持つ能力を更に高める」タイプのモンスターについては、
発達部位破壊でそれが失われ大きく弱体化する(特に
ルコディオラ、ガノトトス、
ドラギュロスが顕著)ケースも。
そのため、報酬だけでなく戦略的にも狙う意味は大きい。
発達部位の素材について
部位破壊をすることによって
確定で専用素材が手に入る。
上述したように発達部位の素材はランクごとに別々に設定されており、
★1→「〇〇の極×」、★2→「〇〇の極上×」、★3→「〇〇の極剛×」、★4→「〇〇の極絶×」となっている。
もちろん
パートニャーの部位破壊素材持ち帰りも有効。確定で拾ってくれる。
例:
エスピナス(発達部位は角)
辿異★1→「棘竜の極角」
辿異★2→「棘竜の極上角」
辿異★3→「棘竜の極剛角」
辿異★4→「棘竜の極絶角」
辿異武具の強化は4段階に分かれているが、
要求されるのは2段階目の強化なら★2のもの、最終段階なら★4までの・・・となっており、
各強化段階における「ランク制限と討伐証明」の意味合いが強い。
防具こそ生産時から発達部位素材は必要になるが、
辿異武器は生産時にはしっかり要求されないようになっている。
(特にまだ強力な武具が揃わない状態で挑む場合)まずは討伐を行い、生産した
辿異武器を足がかりにするといい。
なお要求個数は武器が★2が1個、★3が2個、★4が3個。
防具1部位はZYまでで見ると★3までのランクのものを2個ずつと少ないが、
ZX段階からは満遍なく使い、全ランク5個ずつ必要。武器以上の要求個数となる。
ただし防具についてはZ・ZF・ZY(Lv1~Lv7)でも十分実用に足るため、ZX以後はある種やり込み要素である。
辿異種の素材について
発達部位以外についても辿異種の素材は全て独自かつ固有のものに一新されている。
素材体系のパターンはどの辿異種も同じで、
BOXでの並び順にコモン素材、準レア素材、レア素材、部位破壊素材、発達部位素材がある。
コモン素材は全辿異種決まって
4種類存在する。
例えば
辿異種フルフルであれば「プリプリした皮」「アルビノの蒼血」「アルビノの絶縁膜」「アルビノの触角毛」がコモン素材である。
このコモン素材についても法則が存在しており、
- 左から順に★1、★2、★3、★4クエストで1番出やすい素材となっている(BOXを覗けば同様に確認できる)。
- 前2つと後ろ2つの2グループに大分でき、前グループ2つは★1&2、後グループ2つは★3&4で出やすいコモン素材となる。
反対側グループの素材はレア素材並からそれ以下の確率となり出にくい。
コモン素材故に、武具で数が要求される素材であるため、これらを把握して難易度選定を行うと効率よく集められる。
なおこの素材グループのみ、GR200以降なら
狩煉道のポイント交換でも入手可能ではあるが、
結構な進度を達成しないといけない(11ステージで★1、20ステージで★2、30ステージで★3、40ステージで★4が解禁)
クエストランク |
素材排出 |
★1 |
コモン1>コモン2>>>コモン3>コモン4 |
★2 |
コモン2>>コモン1>>>コモン3>コモン4 |
★3 |
コモン3>>コモン4>>>コモン2>コモン1 |
★4 |
コモン4>>コモン3>>>コモン2>コモン1 |
コモン1~4はBOXでの左からの並び順。
剥ぎ取り、報酬共に一番出やすいものが大体50%前後、次が20~30%ほど、残り2種はどちらも10%未満。
まず、通常個体ではなかった部位破壊箇所が増えていることがある
(その部位が発達部位ではない場合、あくまで通常部位であって
辿異武器の特殊効果は適用されない)。
例1:
ヒプノックは従来の「嘴」に加え「尾」が破壊できる。
例2:
フルフルは「頭」が発達部位であり「胴」が独立したのに加え、新たに「脚」・「翼」が破壊出来る、など。
そしてこれら通常部位にも部位破壊素材は存在しており、どの部位にもそれぞれ、
「排出確率が高く基本報酬でも出ることがあるコモン(下位素材)」と、
「コモン側より確率が低く、基本報酬では一切出ないレア(上位素材)」の2種類の素材のみが設定されている。
上の例でいえば
例1:
ヒプノックの尾には「眠鳥の尾羽根」という素材があり、更に部位破壊レアとして「眠鳥の金粉尾羽根」が仕込まれている。
例2:
フルフルは胴・脚・翼にそれぞれ「胃袋・吸盤・柔翼」といった素材があり、更に低確率素材の「大胃袋・強吸盤・上柔翼」が存在する。
(
エスピナスの腹と背中、
ギアオルグの角と牙のように、共通の素材が設定されているものもある)
2種類のみと書いたようにこれらの部位破壊報酬は
必ず該当する部位の専用素材が出るようになっている。
例えば
ヒプノックの尾を壊しても、出るのは尾羽根か金粉尾羽根で、柔橙毛などは絶対に出ない。
一応部位破壊コモン素材はクエスト報酬でも★1から出るには出るが、
クエストランクに関わらず3%という低確率なので部位破壊せずに集めるのは現実的ではない。
加えてレアである部位破壊上位素材を集めるには結局壊すことは避けて通れない。
一応辿異種は大多数が適応撃スキルで攻撃系統を変更できるようになってはいるが、
ソロで集めるのであれば最低でも斬武器は扱えないと素材集めは苦しいだろう。
部位破壊下位素材に関しては週替わりのクエスト「辿異種調査依頼・〇〇」のサブタゲで集めることもできる。
部位破壊上位素材は★1で10%、★2で20%、★3で25%とレア素材らしい確率、
★4こそ50%と高いが、一方で辿異種自身がかなりタフになって時間がかかるという懸念点もある。
回転速度や確率、他の素材と相談して部位破壊を狙うランクを選ぶと良い。
当然
パートニャーの部位破壊素材持ち帰りはこれら素材にも全て適用されるので非常に役立つ。
また、尻尾のような剥ぎ取りの場合は「
狩人珠スキルの剥ぎ取り達人」、「プレミアムコースの再抽選特典」、
そしてどのランクでも5%以上なので「マイトレプーギーの持ち帰り」が効くことも覚えておくと良い。
救済クエストとして
辿異種はずかむ/なうがあるが、部位破壊上位素材がラインナップされていないこともある。
武器への要求数はコモンが3個(生産時1個→GR400強化で2個)、レアが1個(GR600強化時)となっている。
防具の方はZYLv1まではコモン13個(生産時3個→各強化時5個)だけだが、ZYLv2でいきなりレア2個が必要となり、
ZXLv7までの合計数はコモン45個、レア15個とかなりの数になっている。
上述の通りフル強化が必須ではないためどこまで素材をつぎ込むかはプレイヤー次第。
ちなみに部位破壊可能箇所が増えたモンスターが多い一方で、
トリドクレスのように破壊可能箇所が減ったものや、
ルコディオラのように破壊段階が無くなり、1段階破壊でOKになったものも居る。
なお、初期の辿異種である
エスピナスと
フルフルに限っては各部位の耐久値が非常に高く、発達部位も合わせると体力の余裕が殆どない。
エスピナスは非怒りでは発達部位以外破壊できない仕様で、幸い胴と背中の部位破壊素材が同じなので、
頭、胴、翼、尻尾切断という形であれば全く不可能かと言われるとそうでもないがかなりシビア。
フルフルは小さいため攻撃が他部位に吸われやすく、現実的には全部位の破壊は不可能と言われている。
この2頭については特に、部位をどこかに絞りながら何度か回す方がいいだろう。
同じく初期実装の
ヒプノックと
ダイミョウザザミは2部位しかないため、不可能というほどではないが耐久値は高いので注意。
他の辿異種は調整されており、発達部位以外はそこまで耐久力が高くはない。
準レア素材は剥ぎ取り、報酬、落し物で低確率入手可能な素材。
どの入手方法でもクエストランクごとに出る確率が上がっていく。
一般的な
辿異武器の生産~最終強化に3個(かつては31個だった)なので今となっては大した要求量ではないが、
防具の方はZYLv1までに6個、ZXLv7までに加えて9個の計15個が必要となる。
例によってZ、ZF時点では合計3個なので、これまた途中までの強化ならばそこまでではない。
また、救済クエストとして
辿異種はずかむ/なうがある。
公式では本素材を「辿異種の希少素材」と呼んでいる(いた)様子。
排出量としてこれよりレア度の高い素材はまだあるが、現実的に引っかかりやすい素材がこれだったからかもしれない。
レア素材は剥ぎ取り限定で入手可能であり準レア素材より確率が低い。
しかしながら、要求数は武器の最終強化に2個(かつては5個)、ZXLV1に1個、ZXLV7に2個ぐらい。
その為防具を作る上では障害になることは少なく、
武器については最後に必要となるが、大体他の素材を集めている間に揃っているだろう。
剥ぎ取り確率はクエストランクごとに上がっていき★4では出にくいコモン素材2種より確率が高くなる(7%)。
★3より5%を超えるので、「マイトレプーギーの持ち帰り」が有効化される。
「
狩人珠スキルの剥ぎ取り達人」、「プレミアムコースの再抽選特典」ももちろん有効。
その他の変化
G10にて
グァンゾルムがお披露目していた「超咆哮」・「超風圧」・「超震動」を辿異種も使用してくる。
もちろん被弾リアクションもそのままであり食らえば長時間身の危険を晒すことになる。
【超咆哮】
耳を抑えて倒れ通常の耳塞ぎよりもやや長い時間動けなくなる。
何らかの手段で空中にいる場合は耳栓強化の有無にかかわらず吹き飛ばされる。
【超風圧】
狭いエリアなら端に当たる勢いで吹き飛ばされる。暴風圧にも増してギャグっぽい飛ばされ様。
モンスターによっては吹っ飛んだ先に判定を設置するコンボ系の行動を持っていることもある。
普通の被弾と異なり、双剣の真鬼人開放が持続されるため起き上がって鬼人解除するまで粉塵による回復が効かない。
また、ぶっ飛んだ味方に当たってもダメージを受ける。
【超震動】
飛び上がったのちに転倒し、起き上がるまでの間行動不能になってしまう。
このやられ状態は強制的に納刀状態になるので猛進スキルなど抜刀を維持する必要がある場合には特に注意。
対応した既存の保護スキルに辿異スキルを重ね合わせて上位段階へランクアップすることで、
微弱なダメージも含め無効化することができる
(「超高級耳栓&耳栓強化」のほか、「高級耳栓&耳栓強化+2」のような組み合わせも可)。
また、多くは発達部位を破壊することで弱体化させることが可能。
根本的な対策とは言えないが、破壊すればかなり事故を抑制できるようになる。
初期の辿異種は無効化手段が無かった
グァンゾルム同様、フレーム回避やガードで対処する1つの技扱いとなっているが、
辿異装備が普及してからの辿異種は、辿異スキルで無効化できる想定で放ってくるケースが多くなっており、
これを喰らっている間に危険な技を繰り出してくるケースも多く油断はできない。
多くの辿異種は上記の内1~2個を扱うが、それぞれの使用頻度はモンスターによってまちまちで、
従来の咆哮が単に超咆哮に代わっているだけ、というケースもある。
余談だが辿異種の普通の風圧・咆哮・振動はノーマルモード準拠になっており、
例えば
エスピナスの風圧は【大】のままである。
発達部位を壊して弱体化した場合、ノーマルモード時の風圧・咆哮・振動になる。
辿異種モンスター |
超咆哮 |
超風圧 |
超震動 |
フルフル |
○ |
× |
× |
ダイミョウザザミ |
× |
× |
○ |
ヒプノック |
○ |
× |
× |
エスピナス |
○ |
○ |
× |
ドドブランゴ |
× |
× |
○ |
リオレウス |
× |
○ |
× |
アクラ・ヴァシム |
× |
× |
○ |
ティガレックス |
○ |
× |
× |
ヒュジキキ |
○ |
× |
× |
ギアオルグ |
× |
× |
○ |
ミドガロン |
○ |
× |
× |
ルコディオラ |
○ |
○ |
○ |
ガノトトス |
○ |
× |
× |
イナガミ |
○ |
× |
○ |
トリドクレス |
○ |
○ |
× |
ドラギュロス |
○ |
× |
× |
ガスラバズラ |
○ |
× |
○ |
アノルパティス |
○ |
× |
○ |
ボガバドルム |
○ |
× |
○ |
グラビモス |
○ |
× |
○ |
バルラガル |
○ |
× |
× |
タイクンザムザ |
× |
× |
○ |
ハルドメルグ |
○ |
× |
× |
計 |
17 |
4 |
11 |
この表にある通り超咆哮>>超震動>>超風圧の順で使用するモンスターが多い。
戦闘面では一番意識する必要がある要素。
現状、
辿異種ティガレックスを除く全ての辿異種に特殊効果が付与されており、
それを用いてハンターを倒しにかかってくる。
状態異常に関しては既存のスキルと辿異スキルを併用することで対策になるのは超咆哮などと同様だが、
無効化はできず通常の状態異常に軽減という形になる。
このため熟睡なら元気ドリンコを使う、超毒なら抗毒液を使うといった事後対策も必要になる。
属性やられは「○やられ【特大】」という名称で、通常の属性やられ同様にブレス攻撃などに付与されている。
ウチケシの実で解除したり、属性耐性値を上げることで無効化できるのも変わりはないが、55という数値が必要になる。
なお
ティガレックスは「出血やられ」という原種にはなかった状態異常を扱う。
セルレギオスが同様のやられ状態を持つようになったので辿異種独自のものではなくなったが、
あちらと違い発症頻度が高く、出血やられのハンターを狙う専用技も扱う。
特異個体と違い、
罠は一切反応しない(烈種や始種に近い)。
このため辿異クエストは全て「討伐指定」になっている。
ただし厳密には辿異種ではない
ボガバドルムは一定ダメージを与えて腕が発達して辿異化するまでは罠が効く(無論捕獲はできない)。
ちなみに、
レジェンドラスタは通常種同様に「モンスターは弱っている(捕獲可能)」の通知をする。
あくまでも体力を一定値以下にした目安だと受け取っておこう。
なお閃光玉は元が効く相手ならいずれも有効。
ただし
エスピナスのように戦略上有利になる要素もあれば、
ヒプノックのように暴れ続けて却って非効率になるなどモンスターによっても様々。
通常のボスモンスターはクエスト毎に大きさが変動するが、辿異種はそれぞれ数値が固定化されている。
そのため何度クエストを回しても大きさが変わることはない。
辿異種は概ね通常種よりも大型化の傾向にあるため厄介な設定に見えるが、言い換えれば部位破壊の難易度にランダム性が絡まないということでもある。
そういう意味では、ある意味通常種より部位破壊がやりやすいとも言える。
なお大抵の場合大柄になるのだが、
ミドガロンのように最大金冠より小さめで固定されているケースも。
作れる武具
またこの他に辿異スキルを持ったカフも作れるようになる。
辿異種の狩猟難易度
辿異種は実装から現在に至るまで総合的な難度は平準化されているが、実装時期によっても微妙に異なる。
基本的に初期の辿異種は従来装備で挑むハンターを前提に設計されているため、
ダイミョウザザミを除き(その代わり★1~★4まで攻撃力の大きな差がない)攻撃力は極端に高くはなく、
属性耐性や状態異常対策が重要となっている。
辿異種ドドブランゴ~
ティガレックスまでは調整時間が短かった事や、この間にハンターの装備水準がUPした事で若干だが難度が低いと言われている。
以後の辿異種は辿異装備を有している前提で調整されていると見られ(特に★2以降)、根本的な体力などは差が小さいものの、
攻撃力については高めになっている。
また、MHFでは古龍が他モンスターより一回り強めに設定される傾向があるがこれは辿異種についても同様であり、戦闘面のみならず
ボガバドルムが登場するまでは4回剥ぎ取りできる辿異種が
ルコディオラとイナガミのみであった(原種などが4回剥げる
ガノトトスも辿異種は3回しか剥げない)。
無論、弱いと言われてる辿異種についても対策を講じている前提の話であり、
辿異種のコンセプトがそうであるように無策で挑めばどの辿異種であってもなすすべもなくやられてしまう可能性が高い。
2019年1月のアップデートにて、★1と★2の全辿異モンスターの攻撃力と防御力(全体防御率か?)が緩和されることが予告されている。
また、一部の辿異モンスターのモーションが調整される予定。
以下の表は基本的に対策をした前提かつ目安であり、★1~4までのランクなど様々な要素で変動することに注意。
詳しくは各ページを参照。
狩猟難易度 |
モンスター |
説明 |
難 |
辿異種ルコディオラ |
辿異種最高の耐久力を持つ発達部位を破壊しないと辿異種の中では最もタフになる。 また、使用する技も純粋に強く、龍属性やられ【特大】+3種の妨害要素全てを使い、 おまけに元からある磁力やられなど、特化装備でないと厳しい戦いを強いられる。 一応その分モーションのほうは理不尽な要素がなく、★1では特異個体と同等程度の戦闘力しかない。 また、龍耐性を大幅に上げれば通常技の威力は大したことがなくなる。 |
辿異種イナガミ |
技の出が早く、張り付いての戦いが非常に難しい。 熟睡状態はNPCでの解除を図っても追撃を喰らい、 超咆哮と超震動も発生が早いためフレーム回避での対処が困難。 無属性なので★3以降の攻撃力大幅UPを防ぐのも大変。 少なくともルコディオラ同様特化装備が大前提で、ヒットアンドアウェイを心掛けないと厳しい。 モーションに慣れていればガンナーは耳栓強化だけでも戦える。 尻尾が切断ではなく破壊なので全破壊も可能。 |
辿異種ダイミョウザザミ |
コンボや多段ヒットも含む強力な攻撃を矢継ぎ早に繰り出してくる。 行動の繋ぎはある程度決まっているので覚えれば退避したり音爆弾でひるませたりできる。 また、直接の即死技はないので元気のみなもとがあると難度の低下が見込める。 |
辿異種ガスラバズラ |
非怒り時は超毒の対策が必要で、怒り時はとにかく攻撃力が非常に高く★4では大体真根性が発動するほど。 モーション自体は対処しやすいものが多く、 もぐら叩きで気絶を誘発させられるなど攻めやすさはある。 |
中 |
辿異種フルフル |
捕食の一撃即死もあるが隙も大きい。 ★1から雷属性やられ【特大】対策は必須。 |
辿異種エスピナス |
攻撃力は★4でも非常に低いが超毒が大変厄介。★3以降は耐毒強化がほしい。 また★2と3は場所によって超咆哮を連発するので耳栓強化もあるとよい。 |
辿異種ヒュジキキ |
出血&避雷針やられ、即死技の大針が厄介だが本体は割と隙がある。 |
辿異種ギアオルグ |
一撃が重いが隙も大きい。ターン制攻防、ヒットアンドアウェイを心掛けるとよい |
辿異種ガノトトス |
ゲルは非常に危険だがPTなら救出も可能。 狩猟にかかる時間はゲルを剥がして大チャンスを作れるかどうかによる。 |
辿異種トリドクレス |
ステップビームはかなりの脅威だが明確な判別手段がある。 雷属性やられ【特大】を無効化していれば他も対処しやすい攻撃が多い。 |
辿異種ドラギュロス |
怒り時の攻撃力はすさまじいが龍耐性で軽減でき、即死技は上手く使えばチャンスにできる。 フレーム回避は難度がかなり高いがガードはそれほどでもないため、 ガードを軸にするとかなり挑みやすい。 |
辿異種バルラガル |
★1、2は易しいが★3以降は出の早い技と高い攻撃力が合わさって難易度が増す。 攻撃範囲はそこまで広くないのでガンナーはやや有利。 |
易 |
辿異種ティガレックス |
攻撃力が低く、超咆哮は最悪無対策でも吹っ飛ぶだけなので、 止血玉を持ち込み「ティガそのもの」に慣れさえすれば辿異種では最も挑みやすい。 また、辿異入門の決意シリーズで有効な耳栓強化+雷属性+麻痺が賄える。 |
辿異種ヒプノック |
火力が低く熟睡から悪夢の歌を喰らう以外はいきなり死ぬ要素がない。 ホルク含めたNPCが居れば無策でも楽だが、いないとかなり厄介である。 |
辿異種アノルパティス |
攻撃力が極めて高いが★4以外ではコンボ・即死技を使ってこない。 その為根性スキルがあれば★3まではまず死ぬことはなく、 氷耐性と龍耐性があればダメージ自体も概ね軽減できる。 根性スキルが「出せない」環境で、両耐性が低いままだと一転して強敵となる様子。 |
辿異種リオレウス |
モーションがわかりやすく隙も十分ありステータス面もさほど手強くないので、 火属性やられ【特大】を無効化していれば挑みやすい相手。 |
辿異種ミドガロン |
火属性やられ【特大】対策があればカウンターで隙を作れたりするので挑みやすく、各種攻撃の予備動作もわかりやすい。 一撃の威力は高めだが、即死に至る技もそれほど多くはない。 |
辿異種ドドブランゴ |
発達部位も含め、耐久力が突出して低い。即死するような攻撃もあるが対処が容易。 |
辿異種アクラ・ヴァシム |
尻尾を切るまでは攻撃力が低い。 ★2以降は耐久力が跳ね上がるので尻尾切断を狙うのは必須となるだろう。 故に★2以降は転倒中に「やりすぎ」ることがまずないので全力で殴った方がいい |
ボガバドルム |
全体的に動きが鈍重で対処しやすい攻撃が多い。 ★3や4では攻撃力が高いが根性などを貫通するような技も予備動作が長大でわかりやすい。 また、属性やられを使わない、超咆哮は頭破壊で無効化できるなど挑みやすい。 なお耐久力も余り高くないがこれは部位破壊する上では多少の障害になる。 |
辿異種グラビモス |
動きはわかりやすいが攻撃範囲は広く難易度が上がると攻撃力がかなり高くなるのは注意が必要。 もちろん火属性やられ【特大】対策は必須。 |
Z1.1で実装 |
辿異種タイクンザムザ |
雷属性やられ【特大】と超振動対策を行えば、真根性有環境で即死に至る行動はほぼない。 モーション自体は割と分かりやすいが出の早いモーションが多めなのでターン制攻防を意識したい 体力は★3以降はやや高めな模様。 |
辿異種ハルドメルグ |
古龍の辿異種ということで身構えてしまいがちだが必要な対策は超咆哮のみのため、装備の準備は古龍辿異種はおろか、辿異種全体の中でも容易な部類である。 行動も既存ベースのモーションを基本に完全新規モーションを5種類程度加わった程度のため、Gハルドに馴れていれば難しくはない。 ただし攻撃力はG個体から引き継いで高めで、耐久も露出している操核を殴れていないとタフく感じるだろう。 |
最終更新:2024年04月12日 08:16