MHF-G3で登場したG級
覇種防具の強化版。○○GFシリーズとなる。
基本
最大の特殊効果は、スキルアップグレードの条件設定撤廃。
つまり1部位あればどんな場合でも常時スキルアップグレードが発動できることになる。
更に従来あったスタミナ上限設定も無くなるため、餓狼スキルとの共存も可能。
また、適応撃、煽動、絶対防御、支援、闘覇の5スキル(通称、希少スキルまたは烈種スキル)が
入れ替わりで発現する防具が存在するのも特徴的。
それ以外の効果については
覇種防具と全く同じだが、武器強化の対象に
烈種武器が追加されている。
強化は文字通り烈種の防具であることから、烈種素材を主体とし、少量のG級部位破壊コモン(壮玉と至玉)、
G級覇種と同様LV1とLV7のみG級HC素材(派生に★3・4、Lv7に★5)が要求される。
ただし一部防具は★6のHC素材が要求される他、G級HCモンスターが存在する
フロル、雅深/雅孔、ハルドGFシリーズは該当モンスターの★7GHC素材が要求される。
(同じ条件に当てはめることができるポボルムは★5のHC素材になっている)
始種防具では★6~7の素材が要求されることが予想されるため、
今後状況次第で変わるかもしれないが、一応派生★3、4、ラスト★5のG級HC素材と捉えておくと良いだろう。
なお烈種防具自体が元々
極限征伐戦対策装備として挙げられていたこともあり、強化に極征素材を使うことはない。
性能と変遷
防具GRは5。その割に派生直後は防御力がG覇と同じとかなり低い。
しかしながらLv5以降は防御力が跳ね上がり、最終的には1部位約300・概ねGP防具クラスまで上がる
(ダメージカットや防御力UPはないので実際の守備力はGP防具よりは低め)。
スキルは数値上昇が著しいが、上に挙げた希少スキルの置き換え変化を除くと大きくは変わっていない。
特に、G級スキルは一切搭載されていない。
そのためG級スキルが充実してきた昨今では、防具としてのスキル性能は高いとは言いがたい。
無論、G級スキルを充実させるまでの期間ならその性能は非常に高く、
G級後半でも回避性能や達人など、G級系統防具があまり持っていない
(これは多くの防具で、鼓舞や一閃に置き換えられるため)スキルを持つ装備は使いどころがないわけではない。
元が「パーツ単位で運用し、スキルを充実させる」というコンセプトの元性能調整された
剛種防具系統である故、
一式だとスキルが偏って使いづらい、あるいは弱いのは烈種防具にも言える。
当初は
ゼルレウス防具のアルテラしか無く、この問題が表面化。
しかも当初の烈種武器は「烈種防具5部位でようやくGLv50に比肩するポテンシャルになる」という性能で、
既に普及が進んでいた
G級武器に比べ明瞭なメリットが見出されなかったことから、
烈種5部位烈種武器が流行らず、この影響で烈種武器自体もあまり使われなかった。
その後烈種防具は「希少スキル」の発現を見込んで活用されるようになったのだが、
上述したように烈種防具のスキルにG級スキルが含まれておらず、
烈種防具の聴覚保護や風圧、匠や精密射撃が却って装備構築の妨げになるケースが見られる。
そのため、初期と後発(ただし始種防具実装が確定しているG7実装物を除く)を見比べると、
G級スキルと競合する既存スキルの数に差がある(後発の方が少ない)。
更に、当初の差別化要素の1つでもあった希少スキルについても、環境の変化でこれを持つG級(狩護)防具、
G級精錬装飾品が増えており、烈種防具の利点は実質無条件スキルアップグレードのみとなってしまっている。
その利点に関しても
天廊防具で発現させることができてしまう。
なおこれらの難点は運営インタビューでも挙げられており、何らかの見直しを行う意向があるとのことだったが、
G7で実装される始種防具段階にて行われ、具体的にはG級スキルの発現が挙げられる。
その為基本的には最終強化段階である始種防具へと強化する通過点の一つと認識しておいたほうがいいだろう。
特に
ガンナーは烈種と始種防具とではその意味が大きく異なる。
詳しくは
こちら。
また、相方の烈種武器は後発実装の多くが烈2部位でGLv50と同等になる
(
始種武器実装が確定したG7実装物を除く)よう調整されており、
こちらもG7の始種武器で、単独でGLV50、防具と合せて+
シジル込の性能となる。
特殊効果
クエ問わず1部位から常時発動。ランクアップするスキルは
剛種防具を参照されたし。
剛種、覇種、
G級クエスト時、烈種防具を2つ装備かつ天嵐・覇種・G覇・烈種武器装備で剣士はゲージが一段階上昇、ガンナーはクリ距離での威力増加+強撃ビン強化
剛種、覇種、G級クエスト時、烈種防具一部位以上装備かつ剛種・天嵐・覇種・G覇・烈種武器装備で発動
1部位につき+15 5部位時は+75ではなく+80になる。
G級防具の倍率上昇効果と重複する(G3烈2で+60になる)が、火事場・旋律の掛け算は適用されない。
剛種、覇種、G級クエスト時、烈種防具一部位以上装備かつ剛種・天嵐・覇種・G覇・烈種武器装備で発動
1部位につき属性値2%up
烈種モンスター武具のメインスキルを持つ烈種防具
ゼルレウスの「適応撃」と
メラギナスの「煽動」、
ディオレックスの「絶対防御」とガルバダオラの「支援」と
ヴァルサブロスの「闘覇」。
烈種モンスターの防具はメインスキルとしてこれらを全部位に持ち合わせており、
烈種モンスターが存在しないモンスターの烈種防具は一部部位の1スキルが入れ替わる形で、
使用する素材元の烈種モンスターの防具のメインスキルが発現する。
ただし雅孔・雅穿シリーズのみ、本来の素材元モンスターのスキルに加えて「適応撃」と「絶対防御」が発動する部位がある。
また、希少スキルの人気に偏りが出てきたこともあってか、MHF-G8以降の烈種防具に関しては、
素材元の烈種モンスターとは無関係な希少スキルが発現し、それどころか素材元の烈種モンスターの希少スキルが一切存在しない防具すらある。
煽動さん涙拭けよ
剣士:ブリッツGFホーン(頭)、ストロマGFメイル(胴)、エミットGFアーム(腕)、ストロマGFフォールド(腰)、エミットGFグリーヴ(足)、雅孔GF【篭手】(腕)
ガンナー:エミットGFキャップ(頭)、ストロマGFレジスト(胴)、ストロマGFガード(腕)、エミットGFコート(腰)、ブリッツGFブーツ(足)、雅穿GF【胴当て】(胴)
剣士:ワダツミGF【烏帽子】(頭)、ディボアGFメイル&フォールド(胴・腰)
ガンナー:オカミGF【烏帽子】(頭)、ディボアGFレジスト&レギンス(胴・足)
剣士:フロルGFヘッド&アーム(頭・腕)、オディバGFメイル&フォールド&グリーヴ(胴・腰・脚)、アルゴルGFメイル&フォールド(胴・腰)、雅孔GF【具足】(脚・7ポイント)
ガンナー:フロルGFハット&ガード(頭・腕)、オディバGFレジスト&コート&レギンス(胴・腰・脚)、アルゴルGFガード(腕・6ポイント)、雅穿GF【篭手】(腕・7ポイント)
剣士:雅孔GF【趣】&雅孔GF【篭手】(頭・腕)、ウィンドGFディール&ハトゥー&アンダ(胴・腕・腰)、武者GF【胴当て】&武者GF【腰当て】(胴・腰)
ガンナー:雅穿GF【胴当て】&雅穿GF【腰帯】(胴・腰)、ウィンドGFバダル&アドミ&ハディ(胴・腰・脚)、日光GF【胴当て】&日光GF【腰当て】(胴・腰)
剣士:リルスGFヘッド(頭)&フォールド(腰)、ポボルムGFメイル(胴)、フレイムGFメイル(胴)&コイル(腰)
ガンナー:リルスGFキャップ(頭)&コート(腰)、ポボルムGFレジスト(胴)&レギンス(脚)、フレイムGFレジスト(胴)&コート(腰)
+
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おすすめ烈種防具 |
主に希少(烈種)スキルを持つものをピックアップ
なお始種防具派生を一切考慮に入れていないので参考までに
【剣士】
防具(シリーズ)名 |
希少スキル |
内容 |
アルテラGFシリーズ |
適応撃 |
適応撃を有し、胴以下は達人・剣術・匠を高ポイントで有する。 刀匠が発動できるまではかなり強力な防具であり、G級防具やG狩護防具との相性も良い。 逆に刀匠を使う頃には他の適応撃発動防具を使ったほうがいいかもしれない また、残りのスキルが風圧or聴覚なので豪放や秘伝珠との相性も今一つか。 |
ストロマGFメイル |
適応撃 |
いたわり+6と匠+5が光るパーツ。聴覚が消えたので豪放スキルとの相性も良い。 適応撃を考慮せず単にいたわり発動パーツとして考えても良好な性能だが、 フロルGFスーツもいたわりを持つ烈種胴防具であり使い分けすべきか |
メラギGFヘルム |
煽動 |
覇種防具時代から強力なパーツだったが匠+5になり更に強力に。 ただしこちらも刀匠の発動が可能になった後は少々微妙かも |
メラギGFアーム |
煽動 |
砲術師、ガード性能、研ぎ師、達人などガンランス向けのスキルが揃う煽動パーツ。 堅いガードを持つガンスと煽動の相性はそこまで悪くなく、クエストによっては効果的か |
メラギGFグリーヴ |
煽動 |
煽動+5・ガード性能+6・斬れ味+6・達人+6・食事+6。 煽動抜きにしても使えるポイントが揃っているのが特徴的 |
フロルGFヘッド |
絶対防御 |
絶対防御、匠、食事、達人、溜め短縮とほぼ無駄のないスキルが揃う。 匠が無駄になる場合は↓のディオレ頭にするか、フロルGFキャップを使う手もある |
ディオレGFヘッド(キャップ) |
絶対防御 |
フロルから匠と溜め短縮を抜いて回避性能と砲術師(底力)を搭載したもの。 火事場+2を発動させやすいガンナー頭が人気か |
ディオレGFグリーヴ |
絶対防御 |
溜め短縮+6、匠+5、達人+7、いたわり+6となっており、過去にテンプレになったことも。 刀匠が普及した現在でも達人+7と溜め短縮+6を活かせるなら十分使える |
オディバGFグリーヴ |
絶対防御 |
オディバ脚の聴覚が絶対防御になったためG級スキルとの相性が非常に良くなった。 ディオレGF頭と組み合わせるとそれだけで絶対防御が@4Pで発動し、早食い、回避性能2が勝手に発動する。 |
雅孔GF【具足】 |
絶対防御 |
絶対防御+7だが残りのスキルが達人+7、匠+5、剣術+5、ガード性能+6とかなり優秀。 しかしながらガード系武器と絶対防御の相性はイマイチよろしくない |
雅孔GF【篭手】 |
支援・適応撃 |
2つの希少スキルを持つ極めて珍しい烈種防具。 達人、剣術、ガード性能があるため割とどの武器種でも使えたりする。 匠や聴覚などは無いため、G級後半に使用を検討するのがベターか? |
ヴァルGFメイル |
闘覇 |
達人+7、スタミナ+7、剣術+5、斬れ味+6とかなり優秀なスキルが付く。 しかしながら闘覇のSPを持つ胴部位は超激戦区である。 発動させたいスキルに応じて。 |
フレイムGFメイル |
闘覇 |
ヴァルGFメイルの剣術を気力回復+5に置き換え、スタミナのSPが6となった感じ。 闘覇向きのスキルがほぼ全て網羅されているが、 そこまで発動できるだけの枠があるのかという問題はある。 あとスタミナ+6なので装飾品によってはランナー(絶倫)を出せない。 |
ポボルムGFメイル |
闘覇 |
ヴァルGFメイルよりスタミナを外して回避性能+6となった感じ。 ランナーなんてイラネという場合に |
ヴァルGFアーム |
闘覇 |
スタミナ+7、食事+6、回避性能+6、気力回復+6。現状唯一の闘覇持ち腕防具である フレイムGF同様、闘覇向きのスキルだがスキル枠には注意 |
【ガンナー】
主にライトボウガン用として、「希少スキルと弾強化スキルが両方存在する」防具、ライトボウガンとの相性が良い闘覇持ちを中心にピックアップ。
防具(シリーズ)名 |
希少スキル |
内容 |
ディオレGFレジスト・レギンス |
絶対防御 |
どちらも貫通弾強化+6を有する。 2部位セットにしても無駄なスキルは出ないため調整もしやすい |
ウィンドGFバダル |
支援 |
散弾強化+6を有する。ライト用と考えた場合他のスキルが今一なのが欠点といえるか |
雅穿GF【胴当て】 |
支援・適応撃 |
支援と適応撃を両方有する珍しい防具。 そのほかのスキルもライトボウガンとの相性が良い |
ヴァルGFレギンス |
闘覇 |
装填数と闘覇を両立しており超速射用に向く。達人+7も見逃せない。 精密射撃と属性攻撃は構成によっては無駄になる可能性もあるので注意 |
リルスGFコート |
闘覇 |
散弾強化+8を有する。その他のスキルも使いやすいが、ライトで散弾撃ちは少々微妙か? |
ヴァルGFガード |
闘覇 |
食事+6、気力回復+5、スタミナ+7、根性+5。 ボウガン装備としてはあまり付与されていないスキルが多く調整しやすいのが利点。 |
|
始種防具への対応
現在以下の物が対応している。
当然アップデートに伴う始種追加で種類が増えていくことは間違いない。
- ブリッツGFシリーズ
- ストロマGFシリーズ
- ディボアGFシリーズ
- ハルドGFシリーズ
- グレアGFシリーズ
- ガスラGFシリーズ
- トリドGFシリーズ
- ワダツミ/オカミGFシリーズ
- オディバGFシリーズ
- 雅GFシリーズ
- 浮峰GFシリーズ
最終更新:2015年11月28日 13:11