ホスト・ラグ・同期

相互に情報をやり取りするネットゲームである以上どれだけ進化してもタイムラグ(ズレ)は発生する
そのズレの基準となるのがホストである。ホストにはズレは発生しないがホスト以外はホストを基準としたズレが発生する

現在のFではホストを意識したプレイはほぼ廃れてしまっているが、
理解しているのとしていないのとではプレイの快適性が大きく変わってくる。

ホストの基本

クエスト開始後はクエ受注者(貼り主)がホストである
また各キャラの色およびチャットの色は「受注者A=赤、2人目B=青、3人目C=黄、4人目D=紫」と決まっている
あるホストがホストを失う条件(後述)を満たした場合「ホストだったプレイヤーの次のプレイヤー(その場面にいないプレイヤーは除外)」という形でホストが受け渡される。そしてホスト候補の順位としてはD→Aとループする。
例えばA(赤)が失った場合、B(青)が同じ場面にいればBがホストになり、BがいなければC(黄)が、B/C共にいなければD(紫)がホストになる、という感じ。
リーダーの赤、サブリーダーの青、おもしろ担当の黄、謎の存在紫の順だと覚えよう

ホストは以下の条件で移動する。
  • ホストを担当するキャラが大型モンスターのいるエリアから離脱し(自分での移動・モンスターの攻撃などで吹き飛んでの移動・モドリ玉などの効果・力尽きてのBC送還など、自発的/非自発的を問わず)、該当エリアに他キャラがいる
  • ホストを担当するキャラが大型モンスターのいるエリアに居ない状態で、そのエリアに他キャラが侵入する(開幕ダッシュ一番)
  • ホストを担当するキャラが同一エリアにいない状態で、他のキャラが大型モンスターに発見される(大型モンスターがキャラがいるエリアに移動してきた場合)

また、F3までは「ホストが変更されることによって状態異常関係のデータがリセットされる」という現象が確認されており、それを逆手に取り落とし穴の効果時間を延長するハメも存在していた。
F4で落とし穴効果時間延長現象は修正されたが、状態異常関係のデータが受け渡されるようになったかどうかは要検証。
例として
  1. Aがホストで麻痺値を蓄積させていたが力尽きホストがBに移る
  2. Aがエリアに戻り麻痺蓄積しようとしても↑の途中からではなく最初からになる。

2頭クエでのホスト

大型モンスターが2匹いるクエの場合は、ボスaとボスbそれぞれ別々にホストが選出される。
2匹の大型モンスターの間に関係はない
クエスト開始後はクエ受注者(貼り主)がボスa・ボスb両方ともホストを持っているが、
一方が移動してその移動先にハンターがいた場合、モンスターの移動先にいたハンターの間で先述の条件によりホストが決定される
一方が移動した後もう一方が移動する前に発覚させれば分断も可能、これにより「ボスaのホストがCでボスbのホストがA」などがあり得る
そうじゃなきゃ、ディアx2で弓2笛2でそれぞれ弓しっぽハメなんて出来ないよNE

なおゴウガルフに関しては例外的にエリアホストは一人になるようである。

エリアホストとハンター

基本的にピンポイントで特定部位を狙う場合、
エリアホスト以外のハンターは攻撃が狙い通りの位置に当たらない可能性がある(絶対当たらないわけではない)。
その為、以下の武器種やアクションを用いる場合、自身がホストかそうでないかを意識しておくとよい。

  • 大剣
基本的に点を狙う武器種のため。ただし多少ずれる程度であれば問題ない場合も多い。
睡眠中のモンスターに対して溜めを叩き込む場合、
そもそも睡眠位置自体がエリアホストとそれ以外で微妙にずれている可能性があるので注意。

  • ハンマー、狩猟笛、嵐ノ型穿龍棍、スタンビンのスラッシュアックスF
ホストの画面で打撃が頭にヒットしないとスタン値は蓄積されない。
ただしいずれも攻撃範囲の面でカバーできる手段があるため、ハメをやる場合に意識する程度でも概ね問題はない。

  • 弓、ヘビィボウガン
連射弓と通常弾圧縮リロードはホストの位置ズレによる影響を受けやすい。
また、怯みハメをする場合はそもそも怯むまでのタイミングも非ホストではズレる。

また、モンスターのSA行動、罠・麻痺・スタン中などに部位破壊(尻尾切断除く)を行うと、
ホストでは直ぐに見た目が反映されるが、非ホストではその状態が解除されるまで見た目が反映されない。
サブターゲットやNPCの部位破壊メッセージは破壊した時点で表示されるが、
ラヴィエンテに関しては表示もホストにしか行われないため、注意が必要。
同じ理由で、スキル「捕獲名人」の捕獲判定も上記状態中には表示が遅れる。

小型モンスターとホスト

小型モンスターは大型と違って状態が特定のプレイヤーのところで管理されているわけではなく、行動は各プレイヤーの画面上で個別に処理されている模様。(MHF-Gからは多少ではあるが動きが同期するようになった)
しかしながらHP等については同期を取っているらしく、他のプレイヤーが小型モンスターを討伐すると、他のプレイヤーの画面上でまったく無関係なところにいるはずのモンスターが倒れる現象がある。
また、何もない空間から突然討伐された小型モンスターが出てくるということもある。
小型モンスターから見れば(PT人数×実プレイヤー人数)人のハンターを相手にしているようなもの。
(通常は双方同じだが、ラスタなどがいる場合は実プレイヤー人数だけが減少する。
4人全員が人間なら4×4=16人を相手にしている感じだが、1人ラスタだと4×3=12人を相手にしている感覚になる)

これを利用すれば、小型討伐系の演習(演習猪夜の部等)で以下のようにしてクリアタイムを短縮できることもある。
  • 敵が出現する位置に1人置いて、その1人はその場で定点攻撃(地双剣の乱舞や大剣の横→切り上げデンプシーなど)を続ける。
  • 他のメンバーはエリアの出入りを繰り返す。
  • 出入りしているメンバーの画面上で、定点攻撃中のプレイヤーの攻撃が敵に当たる→討伐となる。

ヒットストップによる無敵時間

MHFではヒットストップの発生時に僅かながら無敵時間が発生する。
元々同期ラグに起因する不具合だったためF5で修正されたが、クレーム殺到によりF5での修正が取りやめとなり、
G1で逆に正式仕様として実装されたものである。
この現象が昔から発生していたアクションにはガンランスの砲撃各種や大剣の溜め攻撃、
弓の昇竜弓などがある。
特にガンランスについては「竜撃回避」「砲撃回避」と言われ動画も多数存在するので一見の価値あり。
ちなみに敵の攻撃に限らず、大討伐における回復支援をこれで回避することもできるとか。

当初はエリアホストにのみヒットストップによる無敵時間が発生する状況になっていたが、
MHF-G1からは各プレイヤー毎にヒットストップによる無敵時間が発生するようになった。
無敵時間は非常に短くそうそう活かせないものではあるが、例えば大剣の溜めを叩き込むと同時に反撃が来て、
相手が怯まなかったのにこちらもダメージを受けなかったというのは上記無敵時間が機能した、と言える。

エリアホストの移譲によって初期行動が変わるモンスター

上述したように大型モンスターに対する最初のエリアホストは「受注者」で、
大型モンスターが居るエリアに突入した時点でエリアホストが変更されるのだが、
エリアホストの移譲が行われる=受注者以外が最初に突入することで最初の確定行動が変わってしまう(ことがある)モンスターが一部存在する。
最初の確定行動中に何らかの攻撃やアイテム使用などを行う戦術を取る場合、
それが原因で上手くいかなくなる可能性があるので注意。

以下に代表例をピックアップする。

  • デュラガウア、ミ・ル(通常クエスト)
通常は突入した時点でハンターを発見→威嚇→咆哮という確定行動になるのだが、
受注者以外が最初に突入すると咆哮までの動作が全てキャンセルされいきなり攻撃してくることがある。
また、何故かハンターに背を向けていたり、キョロキョロしていることも。

  • アクラ・ヴァシム(特異個体除く)、アクラ・ジェビア
アクラ種は出現中にホストが一回殴ることで必ずホストに対してビームを使ってくるのだが、
受注者以外が最初に突入するとそれをやってこないことがある。

  • イナガミ
突入した時点で咆哮を行うが、受注者以外が最初に突入すると咆哮せず直接攻撃してくることが多い。

  • ミドガロン
威嚇動作から攻撃に移るが、受注者以外が最初に突入すると変な方向を向いていたり威嚇をオミットしてくることが多い。

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最終更新:2016年07月06日 09:43