MHF-G3から登場。
G級覇種武器の更に上であり、剛種武器からみれば4段階目、G級
覇種武器から見れば最初の強化となる。
G級「烈種」の素材を使って強化することになる。
基本
特徴の1つであったオーラは粒子に変化している。例えるなら覇種ドラ覚醒後の粒子である。
色は赤と紫色である。
武器を覆うように形成されるため、今まで柄の部分にしかオーラが出なかった
ハンマーは全体が粒子で包まれるようになる。
これまで剛種系武器は防具とセットで特殊な効果が発動するという点を除くと一般的な武器と大差なかったのだが、
烈種武器より武器本体に明確な特殊効果「
自動発動スキル」が加わる。
天廊武器や
遷悠防具で現在のMHFの常識となった「スキル枠を消費しない無条件スキル発動武具」の先駆けである。
烈種武器の一部は
始種武器へと強化可能。
烈種の武器ということでボウガン以外は全て烈種の素材と、一部武器はG級HC素材を使う。
ボウガンは例によって覇種素材と武器魂・天が必要。
始種武器のように共通化したレア素材はなく、要求数も武器によって異なる。
(部位破壊専用/レア素材は大体1~5個程度)
特殊効果
自動発動スキル
「基本的には」素材元の烈種毎に設定されており、以下の通りとなっている。
基本的には、というのは一部例外があり、
フォロクルルのボウガンは
ガルバダオラの素材を使うが発動するのは他
武器種と同じ「逆鱗」である。
自動発動スキルは防具側のスキルとは重複しない。
既存の効果
共通
【武器倍率アップ】
天嵐防具の装備数に応じて、
覇種武器自体の素の攻撃力が強化される。
天嵐防具1部位につき、武器倍率+15。ただし5部位装備の場合は+75ではなく+80になる。
武器ステータス画面で上昇値が反映されるため、
ガンランスの砲撃威力もこれによってUPする。
ただし火事場スキルなど、掛け算で攻撃力が上がる要素を使ってもこの上昇値まで乗算されるわけではない。
【属性値UP】
覇種防具以降の剛種系防具を装備すると、部位数に応じて属性値が強化される。
詳細は
覇種防具のページを参照のこと
剣士
【斬れ味ゲージ強化】
武器の斬れ味ゲージの「色」が、一段階上のものにランクアップする。
例えば素の状態で白ゲージだった場合、それが全て紫ゲージになる。
元が紫ゲージの場合は「空色ゲージ」になる。
【クリティカル距離ダメージ補正強化】
ガンナーの基礎知識も参照してほしいが、通常弾、貫通弾、徹甲榴弾(物理ダメージのみ)、
通常矢、貫通矢、拡散矢、オーラアロー、昇天煌弓にはクリティカル距離という距離(時間)が設定されており、
この距離で攻撃を当てた場合の威力補正が+0.3倍される。
ライト・弓は素のクリティカル距離補正が1.5倍のため上記効果を得ると1.8倍となり、
ヘビィボウガンは距離によって前半2.0倍→後半1.7倍という設定のため、上記効果を得ると前半2.3倍→後半2.0倍となる。
【特殊ビン強化】
弓の特殊ビン(強撃、毒、麻痺、睡眠、打撃※)の威力補正が0.1倍される。
覇種武器には素で威力補正0.1があるがこれと重複するので、
例えば強撃ビンの場合、1.5倍+
天嵐武器そのものの補正0.1倍+
覇種武器特殊効果の補正0.1倍=1.7倍となる。
※打撃ビンを使える剛種系武器は存在しない。
始種防具で初めて意味のある設定となる。
発動条件
全効果共通で、剛種、覇種(HR6クエスト)、G級クエスト(GR1以上であれば種類問わず)であること。
HR4までのクエスト、変種・奇種・遷悠クエスト、HR7のG級昇級試験クエストでは一切の効果が発動しない。
武器倍率強化は上記クエストにて、天嵐防具(強化先も含む)
1部位以上を装備することで発動する。
属性値UPも同様だが、対象防具は
覇種防具以降となる。
剣士、
ガンナーの斬れ味、クリティカル距離ダメージ、ビン強化は、
上記クエストにて
烈種防具(強化先も含む)2部位以上を装備することで発動する。
性能及び立ち位置
武器によってもバラつきがあるが、基本的には
烈種防具を複数部位投入することで、
(古い)
G級武器Lv50と互角になるという位置づけである。
素の性能は
G級武器Lv30~40前後になってはいるのだが、簡単に作れるLv50級性能の武器がある現状では、
あえてこの段階で留める意味は見いだせない。
その為基本的には烈種武器は
始種武器の繋ぎ的なポジションになっている。
ただし全ての烈種武器が
始種武器に強化できるわけではなく、MHF-Z現在新規の
始種武器追加も絶望的であることから、
ちゃんと強化先があるか確認してから作った方がよいだろう。
ちなみに基本的には
覇種武器を順当に強化したものとなっており、この時点では属性値なども極端には上がらないが、
特筆すべき点として「斬れ味ゲージが大幅強化される武器が多い」ことが挙げられる。
大抵の武器は烈種段階で斬れ味が完成し、次の始種段階でも変わらない。
なお烈種/
始種防具の使用が前提のため、空色ゲージを持つ武器はない。
変遷
元々烈種は当初の計画にないもので、MHF-G2のプレビューサイト「次回予告」で突如紹介された際には、
プレイヤーどころか開発スタッフすら驚愕したという裏話があるほど唐突なものであった。
烈種武器については、一応当初のコンセプト上は
烈種防具5部位装備で
極限征伐戦(現・極征クエスト)のやり込みを行う、
というものであったことがG3のプレビューサイトでうかがえるが、
実際は
G級武器Lv50とGX防具・GP防具が普及したことで5部位構成は流行らず、
かといって2部位では性能不足感が否めないものになっていた。
なおこれについては当時はG級システムが過渡期で、
G級武器の強化難度が大幅緩和された直後であり、
緩和されたばかりのLv50G級武器がアッサリ死んでしまわないようにという調整であったことがうかがえる。
またGX防具の強化難度緩和もG3で実施されており、
これらの状況から「
G級武器と
G級防具の普及度」が開発にも読めない状態であった事が容易に想像できる。
要するに開発側の想定以上にG級武具が普及したことで、烈種武器が主流になることはなかったと言える。
その後の烈種武器については、
烈種防具2部位で
G級武器Lv50に迫るという設定になっていた。
これは
烈種防具は実装後も人気が高く1~2部位は使われていたので、
最低限の部位数で
G級武器と同等の価値を持たせるという意図があったものと思われる。
だがその頃には時すでに遅く、
G級武器の「レベル」指定が流行した(現在と違い、Lv20/30/40指定も多かった)ため、
レベルのない烈種武器で募集に入るのは躊躇われるということでやはり主流にはならなかった。
その後G7で行われた
始種武器の実装で烈種武器の立ち位置が明確になってからは、
武器にもよるが3部位程度で
G級武器Lv50に迫るポジションのものが多くなっている。
烈種武器は烈種の追加が終わった後も
始種武器と共に追加されていたが、MHF-G10で打ち止めとなっている。
最終更新:2023年10月15日 10:57