G級防具

MHF-G、Zで実装された防具群。
G級クエストに対応する非常に高い防御力を持つ「G級の防具」は他にも色々あるが、
ここでは「スキル枠の拡張効果」を有す「G級防具」について記す。
G級防具の能力を持つがそれに加えて固有の特殊効果も持っている遷悠防具辿異防具は該当ページを参照。
また、G級における防御力の重要性についてはココ!を参照してほしい。

※2017/11/1のアップデートで一部除くGX防具の精錬が大幅緩和された(詳細は後述)。


基本

G級昇級にて生産メニューが解禁され、G級の素材を手に入れることでレシピが追加されていく。
名称は○○G→○○GF→○○GX。
ちなみにG1アップデートに伴ってエクエス等、かつて強化途上段階で「G」のついた名前の防具が別の名称に変わった。
割とどうでもいいが最初のGのみ全角、GFとGXは半角英字である。強化段階を全角1文字分で表記しているということか(G級以前でもF/L/Rは全角だがFX/FY/FZ/LX/RXになると半角表記だった)。

MHF-G10現在ではG級防具=GX防具(序盤除く)と考えて差し支えない。
基本的に全てのGX防具には何かしらのG級スキルが備わっており、防御力も非常に高い。
G級ではまずはこのG級防具を作成して「装備の刷新」を図っていくことになる。

G級防具の最大の特徴は「スキル枠の拡張」。
従来防具では10枠が限界だったが、G級防具を3部位投入するとスキル枠+1、5部位で更に+1され最大で12枠となる。
このスキル枠強化と、G級の複合スキルで非G級装備ではありえなかった膨大な量のスキルを搭載することができるようになる。
なお同じ効果を持つG級狩護防具G級遷悠防具、G級防具の印を焼いた天廊防具、
MHF-Zで追加される辿異防具、辿異狩護防具との混在でも効果は発揮される。

余談だが既存モンスターのG級防具はMHF-GGアップデートにてリデザインされ、従来のものとは異なるデザインとなっている。
これはGG以降に新たにG級進出したモンスターのG級防具も同じである。
その代わりラヴィG、ラヴィ狂:Gを除き、非G級時代のモンスター防具をG級防具に派生強化することはできない。

特殊効果

  • 攻撃力上昇
    • 条件:G級防具3部位の装着 発動対象クエ:G級クエのみ 武器倍率+30
  • スキル発動枠増加
    • 条件:G級防具3部位の装着でスキル枠が1個増えて11枠になる。発動対象クエ:全て(ロビーでも機能する)
      5部位装着でスキル枠が2個増えて12枠になる。

G級装飾品精錬

多くのG級防具は、Lv7まで強化することで”G級装飾品”へと精錬することが可能。
防具ほどポイントは高くないがG級スキルも備える(初期の一部の防具を除く)。
ただし、精錬した防具は消えるので考えて使おう。

この装飾品は通常装飾品と同じように扱われる。
ただし、通常の装飾品とは違い、装飾品名が「装飾品検索」の一覧に記載されていない。
そのため、精錬装飾品を検索したい場合、「名前を入力して検索」で装飾品の名前を入れる(例:ソル剣珠GX5を探したい場合は「ソル剣」など)必要がある。

各段階のLv7で精錬が可能だが、GよりはGFの方がスキル値が高い。
GXで精錬した場合、スキル値自体はGFと同じであることが多いが4つのスキルを持つ装飾品となる。
ちなみにGFまではどの部位でも作れる装飾品は同じだが、マグシアは頭とそれ以外でスキルが違い、
ショウロウ/ミタマは部位ごとに付与スキルが異なる装飾品が作れる。
GXシリーズからは部位ごとに付与スキルが異なるため、装飾品もそれに伴って部位ごとに付与スキルが変わる。
G10現在、GF装飾品に相当するスキル値・スキル数を持つG級装飾品をクエスト報酬やモンスター素材から直接生産可能になったため、
基本的にはGX段階で精錬することを念頭に置いたほうがコストパフォーマンスに優れる傾向にある。

なお、防具の中にはGXLv7まで強化しないと精錬できないものがある。
またエントラ、ランセのように、精錬自体に対応していない防具もある(イベント防具に多い)
G10現在、G級の大型モンスター素材で生産するG級防具は全て精錬に対応している。

精錬装飾品の直接生産

MHF-Zの2017/11/1アップデートで実装された機能。
工房の装飾品の生産から「精錬珠の生産」を選択することで利用でき、5つのカテゴリーに分かれている。
  • モンスター:通常のモンスター素材防具から作れる精錬珠(順番としては★難易度別→最後に古龍の順となっている)
  • 狩人祭:狩人祭防具の精錬珠(通称祭珠)
  • コンテンツ:極限征伐戦、狩人祭、歌姫狩衛戦、狩煉道の4つに参加することで作成できる防具の精錬珠(ニンファ、ウィル、アンジュ)
  • イベント:モンスター解禁時のイベント(ジェス、リアルオなど)や高難易度イベントで手に入る防具の精錬珠
  • その他:鉱石や猟団系の防具の精錬珠

元から珠化が目的なのにG級防具を生産・強化しなければならないという手間が無くなるわけだが、
最も重要なのがその生産素材であり以下のようになっている。
  • モンスター(2レシピ有):「準レア素材×2(※1)、GHC素材×1」or「希少素材(※2)×1」
  • 狩人祭:「〇〇草/石×1、祭典の紋章×5(※3)、祭典の熱気×50、GHC素材×1」
  • コンテンツ:「4種のイベント素材を40個ずつ」
  • イベント:「専用素材を生産時と同じ数(※4)」
  • その他:「各種素材(※5)、GHC素材×1」

※1:準レア素材に当たるものがないモンスターは剥ぎ取り10%前後の素材2種類を1個ずつ
※2:剥ぎ取り1%素材と言われていたものだが、近年のモンスターは捕獲でも手に入ったり1%よりかなり高い確率で出たりする
※3:祭典の紋章を要求しない精錬珠もある
※4:ジェスのみ加えてHC素材*1も要求される
※5:モンスターの準レア素材、猟団限定素材アイテムなど

GHC素材は基本的に元々GXLv7で要求されていたものと同じであり専用素材などの数もそのままだが、
途中の強化に使っていた大量のコモン素材と限界突破素材が必要なくなっている
防具をGXに強化するためには必要なままだが精錬珠を作るだけなら極征クエスト(旧・極限征伐戦。ちなみに同アプデで常設化)をやらなくてもよくなった。
G級HCや希少素材の入手に結局連戦が必要と思うかもしれないが、それに関しては祭P、狩煉道Pなどでもどうにかなり、
希少素材の方は同じく常設化されている「G級秘伝への導き」で回収可能なので、普通の精錬装飾品は大幅な緩和がなされたと言える。

ただし、直接生産に対応しているのは各種GX珠のみであり、G/GF珠は直接生産に対応していない。
その関係もあってか、2018年以後の祭防具はG/GF段階の精錬が不可能になっている。
また、秘伝防具、ラヴィエンテ防具、ケオアルボル防具、祖龍防具の4種は立ち位置が特殊なため、精錬珠の生産はできない。

必要素材

G級の大型モンスター素材で生産するG級防具は、基本的に同一モンスターの素材がメインとなる。HR素材や採取素材も使う。
GFLv7でHR台のHC素材を1つ、GXLv7で実装時に素材元が対応しているならそれの、
そうでない場合は同難易度帯のG級HC素材を1つ使う。後者のケースは部位ごとに要求されるG級HC素材が異なる。(一部例外あり)
また、一部のG級防具を除いたGX防具は、GX段階では強化に採取や小型の素材を用いず、
原則該当モンスターの素材、及び当該モンスターと同ランク帯の汎用素材(仙玉、上竜尾など)のみとなる。
GXLv6とLv7の違いはほんの僅かな防御力と精錬できるか否かしかないので、
装飾品化せず防具として使うために作るのであればLv6で止めてGHC素材を節約するのも手。

該当モンスターの素材については基本的にコモン素材2種、計97個と、レア素材を数個、部位破壊素材があるならそれが数個、GHC素材1個となっている。
いわゆる「G級希少素材」は必要ない。

極征クエスト専用のいわゆる限界突破素材は、派生に「極征貢献証」、強化に「輝累石」「絢累石」を使用する。
こちらの個数は祭典系を除くと一定量になっており、極征貢献証は1部位5個、輝累石・絢累石は1部位3個ずつ。

なお、強化費用(Gz)は低GRのものは低く、高GRのものほど高い。
これはGX防具にも適用されており、例えば元がGR1のクックGXLv7は合計強化費40065Gzだが、
GR7のディスGXLv7はその5倍の213,825Gzもかかる。
GX防具に関して言えば、GR1とGR7の性能差は小さく、装飾品精錬に関してもGRが高い防具のGX珠が万能、というわけではないので注意。
性能差はGRではなく実装時期で付くものと認識すべき。

イベント系防具は防具によって必要素材が大きく異なる。
概ね、通常のG級防具と同じ(ただしコモン素材は複数モンスターのものが必要)ものと、
汎用素材オンリーで強化していくものの二通りに分類される。
後者はHC・GHC素材は不要。
祭典防具は通常のG級防具とほぼ同じだが、祭典の熱気が強化に必要となるため、その分通常素材の要求量は減っている。
HRのHC素材は不要。

入門防具であるエントラとフロガダは小型モンスターの素材や採取素材が中心で、
大型の素材要求量は少なく、レア素材はほぼ要求されない。GHC素材、HC素材は不要。
フロガダは極征素材も不要となっている。

余談だがラヴィGXシリーズは生産・強化に必要な素材が恐ろしく多く、通常のG級防具の枠外に存在するものと考えてよい。

位置付け

MHF-Z現在、G級昇級後はまずはG級防具を主体とした構成で足固めを行う必要がある。
G級クエでは防御力数値の高さが被ダメ軽減に大きく影響を及ぼすためだが、
非G級時代の防具を、GX防具に匹敵する防御力にまで育てるのには長い時間がかかるor強敵である烈種・始種の攻略が不可欠であり、
課金のG級狩護防具という例外を除けば、早期に耐久力を発揮できる防具はG級防具しかないからである。
なお防御力については、G級解禁当時はバランス調整が不十分で適正防御でも大半が即死または瀕死級、というモンスターが数多く見られた。
だが烈種ゼルレウスの実装以降、防御力が被ダメージ軽減要素として確実に機能するモンスターが増えており、
防具の防御性能も高まったことで、ようやく当初説明されていたG級のコンセプトである
「防御力を高めることで被ダメージ軽減が強く機能する」が現実的になってきたと言える。

またG級防具を主体にするという選択肢は、言い換えればG級スキルを主体にする選択肢と言える。
つまりG級におけるスキルの革新の第一歩であるということである。
ただし、G級武器もそうだがG級防具も時期によって性能差がかなり見られるようになってきている。
具体的にはMHF-GGを起点として、それ以前の実装品の防具性能・スキル配分が現状の主力構成と噛み合わなくなってきている。
GX装飾品については必ずしもこの限りではないが、防具として使う場合は実装時期も頭に入れておいたほうがいい。

なお、G級上がりたてではハンターナビを進めるとよい。
上述したエントラシリーズ、フロガダシリーズ、及び現在の価値観でもかなり強力なG級防具であるラースGXを作る工程があり、
序盤のG級攻略がスムーズに行くだろう。
装飾品については先述した、精錬珠の直接生産を活用しよう。
GX防具の強化に必要な限界突破素材は、ガイドからかなりの数を貰えるようになっているため、
GR200まではこれを使って凌ぎ、足りなければLv1かLv200の極征クエストで回収するとよい。

G級防具の後継となるのは、GR100で作れる遷悠防具と、GR200以降作成可能な辿異防具の2種。
ただ、遷悠防具はスキル水準としてはG級防具と差は殆どなく、耐性が極端であるが故に扱いがやや難しい。
遷悠防具に全部置き換わるということは殆どないので、必要なパーツを組み込んでいくとよい。
辿異防具に関しては、精錬できない事を除いてはあらゆる意味でG級防具の完全上位互換となる。
こちらは構築に際し注意点が増えはするが、何も考えずに組んでもG級防具一式と同等以上の性能にはなる。
ただしこちらは強敵の辿異種が相手のため、簡単に生産できる訳ではないが、
★1(生産)ならモンスターにもよるが基本的にはGX防具でも十分勝てるようになっているため、
基本ラインとしてはG級防具→辿異防具と考えておけば概ね間違いはない。
ちなみに入門という訳では厳密にはないが、コリニィZシリーズが実質上記ナビ防具の上位版として存在している。

余談だが、低GRのGF防具をGXシリーズに派生する場合、
派生直後(Lv1~Lv3)では、G級防具適性レベルで防御力を高めたGF防具の方が防御力面で勝る可能性がある。
(当初のG級のコンセプトに対し、従来の(もしくは序盤の)防具を活かせるようにしてほしいという要望で生まれたのがG級防具適性レベルなので、ある意味妥当な結果ではある)
特にGR1の防具では顕著なので、G2以降*1復帰した人などは念のため注意。
普通にプレイしている場合は辿異防具に手が届くラインになっているはずなので気にしなくてもよい。

ちなみにG級防具もG5までは防具としての価値を幾度となく揺るがされていた。
+ G5までのG級防具
防御力が極めて重要なダメージ軽減要素になる(+100するだけでも劇的に被ダメを抑えられる)G級では
G級防具は非常に重要な防具となる・・・はずだったのだが、MHF-G1では様々な要因から
ハメを用いた狩猟が圧倒的普及を見せてしまい、火力上昇値の弱い、かと言って強力な火力UPになるG級スキルも
まだ発動させられないG級防具が主流になることは無かった。
またハメでなくても、GR1~3は既存防具でも十分戦えたこと(もちろん被ダメは大きいが)もG級防具要らない子と言われた要因である。
旧GR4で登場したミドガロンはハメの難易度がかなり高く、既存防具を一撃で蒸発させてくる攻撃力の持ち主であり
そういう意味では少しだけG級防具の価値は上がったのだが、今度は要求素材の多さが(秘伝ほどではないとは言え)問題視された。

これは運営によると「フォワード時代に苦労して作ってきた防具がゴミにならないように」という意図的な設定であり、
現在とは比較にならない超高難度の覇種防具、及び秘伝絶対主義とまで言われた「誰でも(膨大な労力をかけてでも)持ってて当然」という位置付けの秘伝防具が大量普及していたが故の対処と言える
(事実、先行テストでロクに使えないことが判明したときには相当な批難が巻き起こった)。
とは言えこれがMHF-G1の厭世観に拍車をかけることになったのは否定できない。
一方でG級防具の装飾品精錬のメリットばかり(既存装備に搭載可能だったため)が前面に押し出されていたため、
「G級防具は装飾品(のためだけに存在するもの)」と言われてしまう始末であった。
この「G級防具は装飾品」というフレーズは、理由こそ異なるもののG5までずっと言われ続けることとなる。

そしてG2でGX防具(=GX装飾品)が実装されたことにより、装飾品のためだけにGF防具を大量生産していた人が涙目に。
…しかしながら運営も流石にこの問題に気が付いたのか、G2の間限定だが
G1で作成できたGF防具の装飾品を使った、GX防具への生産レシピが追加されることとなった。
G3のアップデート期間まで限定だが、GF装飾品からGX防具を生産するレシピが
G1で実装されていた防具に追加される。これは後述の問題に対する救済措置といえる。
素材はGF珠1個(どの部位から作ったものでもいい)+本来GF→GXに派生する際に必要だった素材。
ただしG2でG級防具の数が一気に増えたことで、G1で人気だった珠が軒並み割を喰うという事象もあったが。

G2では実装直後及び極征クエの第1回時の即死オンラインっぷりから防御力()といわれ、
覇種防具5部位+真根性に取って代わられそうになっていた。
当初はスロットが派生時にGFLV1と同じ個数に戻り、防御もダウンするものが多かったのも選択に上りづらかった理由だろう。
8/7アップデートからはスロットが減少しなくなり、派生直後の防御もダウンしなくなった。
G3では作成素材が緩和され、烈種防具との組みあわせで秘伝防具に火力面で迫る構成を組めるようになってきていたが、
今度はG級狩護防具の優秀さに防具としての価値を奪われかける。
G3終盤のアスール、GGのエントラで何とか盛り返し、G5でG級狩護防具とのスキル格差が無くなり、
G5~G6で(剣士)G級秘伝防具との火力差が完全に逆転したことで、ようやく「G級防具は装飾品」とは言われなくなったのである。


他のG級対応防具

秘伝防具、覇種防具、狩護防具はそれぞれG級○○防具へと派生先が追加されている。
G級狩護防具はG3の11/13アップデートでG級防具と同じ特殊効果が追加されたが、
G級覇種防具とG級秘伝防具はあくまで秘伝・覇種のG級対応バージョンということでG級防具独自の特殊効果は付かない
スキル枠は増えないし倍率上昇条件も異なっている。※オンラインマニュアルにも明記されている。
これはG級覇種防具の強化版である烈種防具始種防具でも同じ。
遷悠防具のGシリーズからはG級防具と全く同じ効果が追加される(G級防具との混在も可能)。

ちなみに、装飾品精錬可能なのは純正G級防具と、G級秘伝防具GXシリーズのみ。

G級専用スキルは、初期のG級狩護防具とG級秘伝防具にはごく一部しか付与されていない。
また、烈種防具には付与されていない。
G3.1以降のG級狩護防具、始種防具・遷悠防具GXシリーズ・天廊防具GXシリーズは昨今のGX防具とほぼ同じスキル環境となる。

なお、G9時点でGXの段階まで強化できるのはG級防具とG級秘伝防具、始種防具、天廊防具、遷悠防具のみである。
G級狩護防具はGP(GFと同じ段階)シリーズまで強化、一部はMHF-Z以降その上にZP(辿異狩護防具)が追加されている。

辿異防具はGの名称が付かないが、基本機能としてはG級防具と一緒である(こちらも混在可能)。

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最終更新:2019年02月12日 11:00

*1 G1で引退している場合、復帰後のGRは最大でも50なので適性レベル差で逆転することはまずない