ブラキディオス

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ブラキディオス - (2016/02/04 (木) 19:33:14) の編集履歴(バックアップ)


MH3Gのパッケージモンスターを務めた第3の遷悠種。
動画レポート内で「青っぽいヤツ」と仄めかされていたが、公認ネットカフェツアー千葉会場にて正式発表された。
遷悠種なので狩猟可能ランクはHR100~と、GR500~。
10月14日のG8.1アップデートから狩猟解禁された。

主な生息地は火山帯だが、強力な個体は寒冷地帯にも目撃例がある。
MHFではHR100では火山、そしてGR500では極海に登場する。

ブラキディオスは「導入するには大掛かりな作業が必要なモンスター」と明言されており、
その大掛かりな作業とは「MHFに爆破属性を導入する」ことであった。
爆破属性について詳しくは後述する。

武器は全武器種存在。
「爆破属性」を有するのが最大の特徴となっている。
ただし弓に関してはボウガンと異なり、武器自体が遷悠元同様に爆破属性を持っている。

また視覚上の大きな違いとして、武器のグラフィックが最後まで変化しないことが挙げられる。
遷悠元では最終強化で付着している粘菌がオレンジ色を帯びたグラフィックに変更されるが、Fではこの仕様は導入されていない。

防具はブラキシリーズで、やはりというべきか爆破属性を強化する「ボマー」が自動発動する。
GXシリーズのスキルは怒と剛撃を中心としたもので、ボマーを内包している複合スキルの炎寵は備わっていない。
その他はF産のG級スキルもしくは達人を3つずつそれぞれに振り分けた構成となる。
剣士の胴には達人+7、剣神+5、絶対防御+6と剣士装備ではかなり優秀なSPである。
スキル枠という制約に引っかかりやすい現環境にて自動発動故のメリットは非常に大きく、
剛撃スキル主体の構成であればこれ以上ない爆破属性と相性の良い装備となるだろう。
言い換えれば最前線装備でも、既に大普及している刀匠スキル主体の装備に組み込みづらい。
この機会に、運営としても大きく舵を切りたいという思惑でもあるのだろうか。
ちなみに一部位につき火耐性が15も付いている。

本体についてはMH3Gベースになった前2とは異なり、
MH4にて追加された大粘菌設置や踏み込み叩きつけ、4Gで追加された猛ダッシュなどもバランスよく使用する。
直線爆破の性質は3Gと同じなのに開幕・怒り時の咆哮のモーションの組み合わせが違うことや、
逆にデスコンボ・4Gのいくつかの確定行動AIがオミットされてることを考えると、
4をベースに各作品をハイブリッドしたような動きになっている。
なおジンオウガ同様、疲労状態に準じる仕様は導入されていない。
MHF独自の仕様として遷悠元と比べて攻撃の動作が軒並み素早くなっている。
また遷悠元は体力が非常に低いがこちらではジンオウガ以上である。

なお遷悠元ではブラキが起こした爆発で本体にもわずかなダメージが入っており
場合によっては自滅する場合もあったがMHFでは本体へのダメージ判定はオミットされている。

爆破属性について

状態異常属性の一種で、モンスターに蓄積させることで爆発を起こしてモンスターにダメージを与える。
爆破蓄積は全身で共有しており、蓄積が完了した際に攻撃した部位に爆破分の追加ダメージが入り、
また蓄積が0にリセットされるといった具合である。そのため部位破壊を狙う際は蓄積完了のタイミングを意識する必要がある。
MHFで言うと穿龍棍の「龍気」がやや近いか。

作品によってエフェクトも違っている。
MHFではMH4のものに近く、粉塵色が赤→オレンジ→白と色が変化していき、限界近くでは白煙を上げるようだ。

爆発ダメージはモンスターによって大きく異なり、毒同様ランク(変種・G級)によっても異なる。
状態異常の一種なので爆発するまでの耐性はモンスターによって異なっており、更に耐性値上昇も存在する。
耐性値上昇は遷悠元同様非常に段階数が多い。
スタン以外の状態異常が全く効かないアクラ・ヴァシムやパリアプリアにも効くが、ラヴィエンテと天廊の番人には一切効かないようだ。

元の仕様と大きく異なるのは全体防御率の影響を受けてしまう点。
G級の高難度クエストに近づくほど、スキルによる上乗せなしではかなり微妙なダメージになる。
加えて現状の設定ではごく一部を除き(全体防御率の影響を無視しても)元々のダメージの低さと、耐性が高すぎて殆ど爆破しないため、
G8.1終盤時点では爆破属性を見込んだ運用は殆ど行われていない。
G9体験会によると今後上方修正される予定であることがわかっている。
(ちなみにナンバリングでは、3Gではごく一部を除き爆破一択になるほど強く、4では弱体化されそれなりに、4Gで若干強化されたと言う具合である)

これらのバランス調整に時間がかかることが、G8の遷悠モンスター3体の中でブラキだけやたら実装が遅くなった理由である。
他のモンスターすべてに爆破属性の耐性値とダメージ量を設定する必要もあるので致し方ないだろう。
今後MHFモンスターでも爆破属性モンスターが現れるのかについても注目である。

相性のよいスキルとしては「ボマー」がある。
ただし元シリーズと違い、ボマーは爆発によるダメージを強化する効果となっており、蓄積値は「状態異常攻撃強化」によって上昇する。
(あちらでは、ボマーで蓄積値上昇(ダメージは変わらない)、状態異常攻撃強化は対象外である)
MHFの独自スキルでは、必ず状態異常エフェクトが出る「劇物取扱皆伝」は効果があるが、
希少スキル「状態異常追撃」については、そもそも爆発という追加ダメージであるため効果自体無い様子。

独特の特徴として蓄積時に超越秘技の無属性のようなSEがある。

粘菌付着による「爆破やられ」についても実装されている。
アイコンはMH4同様黒い爆弾のアイコン(3Gはブラキ固有のものだったので緑の爆弾)。
効果は吹っ飛び以上のダメージor時間経過で味方を巻き込んで追加の大ダメージを受けてしまうというもの。
既存の状態異常で言う「結晶やられ」と性質が似ているだろうか。
レバガチャではなく3回コロリン(ステップと真鬼人回避は6回)で解除可能。
MH4と同じようにガードでは爆発しない。また、消臭玉を使っても回復できる。
ラスタ等のNPCは消臭玉ではなく、ステップやコロリン回避で解除を試みるようだ。
ちなみに新たに追加された「爆破耐性」スキルで無効化可能。このスキルは状態異常無効【多種】に含まれている。

遷悠クエスト(HR100)

大原則としては当該ランク装備でも十分対応できる設定にはなっている。
だが上述のように本体が各作品のハイブリッド仕様かつ遷悠元より素早く、技の性質も絶妙に変化しており、
元シリーズの感覚で対応するのは危険。
ただし逆に遷悠元より対処しやすくなっている部分もある。

攻撃力は怒り時6.8で怒り時間も短いことを考えれば常識的水準ではあるのだが、
爆破やられになると追撃のダメージが痛いので要注意。
状態異常無効【多種】の発動は警守珠Gで容易。

なお捕獲ラインがジョー、オウガよりも高めで、体力30%で捕獲できる。
剥ぎのみの素材はなく、後述の通り部位破壊素材も手に入るので、
HRで挑むなら捕獲名人をつけてさっさと捕獲してしまうのを激しく推奨する。
出現区域が火山なので穴もシビレもどっちも使えるが、有効時間が短いので手早く捕獲玉を投げるべし。

G級遷悠クエスト(GR500)

基本的には他の遷悠種同様、複数のG級行動が追加されている。
また前の遷悠種二頭同様、防御力によるダメージ軽減は機能するが、
元々ブラキ自身がボクシングよろしく軽いフットワークで攻める事に定評があるモンスターで、
Fのブラキはそれが更に加速している始末なので単発の威力の低さはさほど短所になっていない。
ペースを掴まれてしまうと一気に畳み掛けられてしまうだろう。

スキルの充実しているG級環境では、爆破やられ時に腕で殴られたり、
怒り時の爆発粘菌攻撃を喰らうことで根性と絶対防御態勢を完全に貫通されるという特性がネックになってくる。
(これ自体はHR100からある)
そのため、絶対防御態勢を発動させていると被ダメージだけが増加するという状態が起こる。
絶対防御態勢に依存していると一気に崩されてしまうだろう。

勿論、適正に満たない防御力では文字通りアビ叫喚待ったなし。
安全距離もあってないようなものなので、くれぐれも体勢の立て直しは細心の注意を払うようにすること。

ちなみに、通常クエストに該当する極海では小型モンスターが出てこないので邪魔されずに戦える。
極海で戦える大型モンスが追加されたのは実に2年ぶり(アノルパティス以来)だったりする。
極海モンスターの宿命なのかピタゴラも実装当日に開発されてしまったが、遷悠種の特性上難易度は高い。
またイベクエではフィールドによって出来ない場合がある。

捕獲に関してはこちらも有効だが、捕獲ラインが22%になっているので注意。
また、麻痺と気絶の有効時間が減っており、毒もG級モンスターにしては珍しくダメージがHR個体より減る。
有効時間がかなり短いので、状態異常追撃で肉質無視ダメージを狙う場合は要注意。

GR800以上でクリアすると「ゼーゲロングホーン」や「天翔大剣」などを派生強化できる「遷悠殻」を入手できる。

攻略

元と同様、斬・打・弾ともに頭(リーゼントではない)が弱点で、属性は水と氷がそこそこ効く。
また弾は尻尾(先端を除く)も通る模様。
イビルジョーやジンオウガ同様、G級でも弱点特効が反応する部位はガンナー(狙い撃ちなし)含めてあるにはある。
爆破は殆どダメージが通らず、毒もG級では状態異常追撃による肉質無視を除くと殆ど効かないに等しい。
麻痺については遷悠種の中では耐性が低め。有効時間は10秒(G級8秒)だが。

体力や攻撃力は上でも触れたようにジンオウガ・イビルジョーと同等。

部位破壊は角・前脚・尻尾(切断)。
前脚は片方の破壊で報酬が出る。一応両足破壊できるがSEも部位破壊チャットも出ない。
角も遷悠元と同様に頭の怯みでOK、硬いリーゼント部分は狙わなくていい。
ちなみに入手できる素材体系はHR100~がMH3Gで、G級はMH4Gに準拠している様子。
したがって捕獲で部位破壊専用素材(剛拳・剛鉄拳・尻尾・靭尾)が出る
もちろん天殻も捕獲で出る(確率は変わらない)。
ブラキディオスに関しては積極的に捕獲したほうが良いと言えるだろう。

通常時と怒り状態時とでは性質が違う。
通常時は粘菌による爆破やられの付きの技と地面設置による移動妨害を使うが、
怒り状態では粘菌の活性化により即爆発するので攻撃範囲が広くなる。
この特性から怒り状態になっている時間が比較的短い。
ちなみに元シリーズでは本体判定は短いものの、その後に爆発の判定が発生するためフレーム回避も難しめであった。
MHFのブラキディオスは本体判定と爆発判定が同時になる形で調整されているようで、
範囲の広さに気をつければフレーム回避可能な攻撃が多い。
ただ、位置取りで回避した方がよい行動もあるので臨機応変に。

上でも触れたが、怒り時の殴り爆破攻撃は判定が2つ発生するため絶対防御貫通として機能する。
そして爆破やられ状態で攻撃を受けると爆破のダメージが別に発生する(エフェクトで出るわけではない)ため、
HPが一定以下であれば根性スキルは発動しない。そのためこの2スキルは殆ど役に立たないといってよい。
根性はともかく絶対防御はペナルティの方が重いので、普通に戦うなら絶対防御を組み込まない装備を作ったほうがいいかもしれない。

闘覇については位置取り、フレーム回避両方を要求される相手なので素の相性はあまり良くない。
特に爆破やられの回復が極めて難しくなるため、状態異常無効【多種】が無い場合は闘覇は全武器種で相性最悪になりうる。

設置された粘菌は触れてもダメージは受けないが爆破やられになる。
ランスやガンランスなど解除に時間がかかりやすい武器種では対策スキルがないと行動を大きく制限されてしまいやすい。
いずれも一定時間後に爆発するので注意。

粘菌は遷悠元同様、腕を用いた行動で消費されていき、一定数消費すると粘菌の色が薄まる。
そうなるとブラキディオスは腕を舐めて粘菌を補給する行動を行う。
腕を破壊すると消費が早くなる(蓄えられる粘菌量が減る)のも同様。
粘菌トラップを大量に配置する技が増えているので、腕を壊す恩恵は大きくなっている。

なお、粘菌が爆発した痕に落とし物が発生するのも遷悠元と同じ。
遷悠元ではここから天殻をもぎ取るということも不可能ではなかったのだが、MHFでは残念ながら…

珍しく目立った穿龍棍対策もなく、また強モンス枠でありながらどの型でも相性が良い(しいて言えば動き回るためタメが当てにくい嵐の型はいまいちだが軽視できる程度である)、ぶっちゃけ当初予見されていた「穿龍棍はブラキディオスと相性が非常に良い」が現実になってしまったと言えよう。
ただし爆破やられとの相性は良いとは言えないので、爆破やられに陥らないよう注意する必要がある。

スキル、アイテム

  • 状態異常無効【多種】:爆破やられを完全無効できる。HR帯では発動があまり現実的ではないのがネック。
    将来的に「爆破耐性」が分離された場合は発動も現実的になるだろうか。
  • 回避性能:フレーム回避可能な攻撃の中には喰らうと致命的になるものが多く含まれている。
  • ランナー・絶倫・ブーブー体術:多種が無い場合、何度も転がることになるので。
  • 早食い:素早く攻め立ててくるので悠長に回復している暇がないことが多い。あると生存率を高められる。
  • 捕獲名人:捕獲の予兆が分かりにくいモンスターなのであると便利。
    発動はHR・G級共に難しすぎるということもないが、G級はスキル枠が課題か。天廊武器なども活用したい。

既存の技

  • 歩き
獣竜種特有のアレだが、ブラキディオスは歩きで距離を詰めた後にサイドステップ(非怒り・怒り時共)
尻尾回転攻撃(非怒り)、角を刺しての直線爆破(怒り)、そして片腕振りぬき(両方)のいずれかに派生させてくる。
サイドステップを除くと、ブラキディオスの眼前に居ると回避が非常に難しいため、
こちらに向かって歩いてきたら距離を離すなど工夫を。

  • サイドステップ
前脚を軸にして90度回転しながら移動して回りこむ行動。
これを攻撃の起点・ある種の予備動作としてよく用いてくるため、他の獣竜種よりも横の動きを意識する必要がある。
見慣れればこの時の距離の取り方で次の行動も読めるようになる。
前足を地面に着けるため、使用後は粘菌が地面に付着する。

  • 横殴り
主にサイドステップから派生してくる攻撃で、前脚を使って殴ってくる。
爆破やられになることを除くとそこまで脅威ではないのだが、G級ではこれから後述のコンボに派生させてくる。

  • 踏み込み叩きつけ
片腕のみを舐めて前のめりに殴りつけるモーション。
精度は4G寄りでそこまで正確でない。

  • 飛び掛り
通称:ジャンピング土下座
大ジャンプしつつ腕を突き出しながら飛びついてくる。
非怒り時は粘菌が設置され、怒り時は即爆発する。
遷悠元と違って本体と爆発の判定がほぼ同時になっているのでフレーム回避も効く。
真下をくぐり抜ける避け方もOK、ブラキのサイズや距離をみて適宜判断。

  • 突進パンチ
通称:ダイナミック田植え
ラージャンのデンプシーのように地面を殴りながら前進する。
MHFではかなり追尾性能が高くなっている。
非怒り時と怒り時で特性が異なり、非怒り時はパンチ一発ごとに粘菌を設置する。
怒り時はパンチと同時に爆発が起こる。

  • 大粘菌設置(非怒り)
時間経過で広がっていき、大爆発を起こす粘菌を設置する。。
爆発自体の判定は一瞬で範囲もそこまで広くはないが、遷悠元よりは若干広い。

  • 直線爆破(怒り)
後ずさったのち頭部を突き刺し前方を連鎖爆破する攻撃を2回行う。
頭部に突き刺す判定の方が痛かったりする。攻撃を加えるなら横から。
サイドステップからの派生では最初の一回は後ずさりをしない。
G級ではなんと3wayになる。

  • 粘菌爆破(怒り)
角を光らせて地面に突き刺し、広範囲を爆破する。
元は複数パターンあったがこちらは爆発する範囲が決まっており、ブラキディオスの後ろ側が安置になっている。
ただし前側はかなり範囲が広いため注意が必要。

  • 猛ダッシュ
凄まじい速度でフィールド上を駆け回り、ハンターの死角へ回り込もうとする。
G級ではそのまま打ち上げコンボにシフトしてくる。
ロックオンカメラでも移動中のブラキディオスは完全には捕捉しきれないので不意打ちに注意。

追加技

  • 両腕擦り付け→叩きつけ
前進しつつ片腕ずつ地面に這わせ、トドメにいつものパンチ。
非怒り時には2列、直線状に粘菌トラップを重ねるように設置するのが特徴で移動妨害を意図的に行ってくる。
怒り時には即爆発。粘菌1つ1つに判定があるのですり抜ける回避は困難になる

  • 片腕振りぬき
片腕を地面に擦り付け後ろへ振りぬく。
直前に拳を打ち合わせるのが合図だが、非常に発生が早いのに加え尻尾を含め全身に判定がある。
歩み寄るように近づいてきた際にこれに派生しやすい。
こちらも非怒り時に直線に粘菌の壁、怒り時は範囲が増加。

  • 粘菌飛ばし(非怒り)
後ろに飛び退ったのちに腕から粘菌を飛ばし、X字状に粘菌を設置する。
直接攻撃ではなく粘菌やられや移動妨害を狙う行動。
設置される前に近づけば気にせず攻撃を加えられる。

  • 打ち上げコンボ(G級)
怒り時限定でサイドステップ→横殴りからのみ派生。ハンターを打ち上げる強烈な両足殴りから近距離爆破を放つ。
両足殴りは腕だけでなくブラキディオスの周囲の地面も破壊するため、近くに居る場合はもれなくぶっ飛ばされる。
範囲はコロリン1回分ぐらいと狭め。
近距離爆破も単発で喰らうと打ち上げられる。こちらの範囲は両腕殴りよりほんの僅かに広い。
両腕殴り、近距離爆破両方とも判定は一瞬だが、両腕殴りを被弾すると爆破が確実に当たってしまう。
一応、防御力や体力が十分かつ爆破やられになっていないなら、ギリギリ耐えることも可能で、
味方の粉塵救助も十分間に合う。

この攻撃はサイドステップからの派生限定なので、必然的にハンターの側面から仕掛けてくることが多い。
横殴りは吹っ飛ばされるためその無敵時間で凌ぐこともできるが、爆破やられになってしまうのであまり良策とは言えない。
横殴りを回転回避で避けてから両足殴りを避けるだけの猶予はあるので、きっちり避けて対処したい。
怒り時にブラキディオスが回り込むような動作をしたら、これが常に来ると思ったほうがよいだろう。

余談だが火山・雪山・極海で破壊される地面のエフェクトが異なっている。
怯ませると地面の隆起が一瞬で消えるがもちろん仕様です

  • 連続地面殴打(G級)
怒り時限定で、両腕で地面を乱打しながら複数の方向に直線爆破を繰り返す。激しく駄々こねてるようにも見える
最後には自身の周囲を爆発させる。
頻度こそ少ないものの、各種ステップなどの別攻撃への派生と全く同じタイミングで派生するので不意をつかれやすい。
右腕左腕の入れ替えで微妙に時計回りに角度を変えてくるので、棒立ちするべからず。攻撃後は僅かに隙を晒す。
直線爆破は軌道が直前に分かるのだが、間髪居れずに爆発が起こるので見てから回避はやや困難。
角度を覚えてしまうのが手っ取り早いが、一応後ろ脚にぴったりくっついていると当たらない。
ちなみに爆発は近距離→遠距離の順で到達するので、距離を取っているとちょっとだけ対処はしやすい。

  • 広範囲粘菌爆破(G級)
怒り時限定で毒を吐く鳥のように角を光らせて地面に突き刺し、超広範囲に粘菌をばら撒く。
この粘菌は触れても爆破やられにはならないが、一定時間(粘菌の色が変わっていく)後に大爆発を起こし、
直撃するとジンオウガの二フラム同様打ち上げからのスリップ判定が発生する。

こちらはジンオウガのアレと異なり、判定は一瞬。
つまり密着からのコロリン回避でも避けることはできる。
またジンオウガのと異なり予備動作が分かりやすく、爆破までの猶予もかなり長い。
当然エリア外に逃げる回避方法でもいいし、ダイブで避けるのもたやすい。
なお打ち上げ後のスリップは最初の一瞬で発生するためなのか、
回転回避で失敗して打ち上げられてもスリップが発生しないことがある。なので諦めないこと。

予備動作から攻撃開始までは完全に隙だらけだが、使用後は速やかに攻撃を再開してくる。
G級ブラキディオスの圧倒的な攻めを考えると、慣れてきたらこれをチャンス行動にしたいところではある。
ただ、突き刺す角にも爆破やられつきの判定があるので注意。被弾しても爆発に対応できる時間は十分にはあるが。

なお、この攻撃では粘菌の範囲内に罠があると強制的に破壊する性質を持つ。
罠で拘束する場合や捕獲する場合はこの技に気をつけた方がいい。

余談だが、極海では親切にもエリア中央付近でないとこの技を使わないようだ
そのため、エリア端で戦っている場合はエリア中央へジャンピング土下座をしてから使う。
中央付近にいるとそのまま使ってくるほか、火山では広すぎるためかそのまま使用する場合が多く、
ジャンピング土下座が確定の予備動作というわけではないので注意。
地形も把握するのがよい。

なおエリアが狭く微妙な地形である雪山では使用してこない様子。
火山では使用してくるが、マグマの中で出されると粘菌が殆ど見えなくなりタイミングと安置を図りづらい。