辿異武器

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辿異武器 - (2018/09/06 (木) 17:45:57) の編集履歴(バックアップ)


MHF-Zアップデートで実装された、G級の新武器カテゴリ。
Z2.3(2018年4月18日)で生産・強化の要求素材が大幅に緩和された(後述)。

概要

GR200でメニューが解禁され、辿異種の素材を用いて生産する(このため、宅配ボックス経由でGR199未満のサブキャラに素材を渡しても生産できない)。
武器アイコンは「Z」マークが付く。

辿異武器は遷悠武器同様、シジルと装飾品のユニバーサルスロット仕様になっている。
長らくマイセットに装飾品を登録することができなかったが、Z2.3で可能になった(シジルも登録可)。
「辿異スキル」を1つ備え、更に辿異種の「発達部位」を攻撃すると、部位破壊に必要なダメージ(怯み値)の蓄積量がUPする。
後者については「辿異進化武器」も備えておらず、今のところ辿異武器のみの特性である。

辿異武器は生産時点で既に昨今のG級武器Lv50と同等の性能を持っており、
GR400、GR600、GR800の辿異クエストで入手できる素材で更に強化することが可能。
大まかな目安として、GR400でG級武器Lv50を超え始め、GR600時点で始種武器クラスの性能が発現する。
最終強化では、武器倍率は概ね始種武器+始種防具1部位前後(ボウガンは未加工の場合と比較)のパラメータとなっているようだ。
ちなみにガンランスは強化で砲撃Lvが7以上になる。

また、特記すべき事項としてボウガンも派生強化式になる
MHF内では進化武器と改G級武器に次いで3例目。
純粋な武器強化タイプとしては初となる。*1

G級進化武器同様レア度となり生産段階が9で4段階、よって最後は12となる。
なおこのレア度はHRの武器におけるものと同様であり、
レア度制限が9~で、なおかつ辿異武器が禁止になっていなければ辿異武器をレア度制限クエストに持ち込める
イベクエで役に立つほか対になる辿異防具においてはこの仕様によって高い防御力を確保しているので覚えておくといいだろう。

ちなみにGR毎に強化が設定されていると書いたが、
正確には各段階の強化時に「特定難易度でしか出ない発達部位素材」が含まれているためで、
それ以外の素材は★1からでも一応入手は可能になっている(高難度の方が良い素材が出やすい)。
Z2.3で追加された辿異スペリアクエストでは、発達部位以外の素材が一通り(武器1個フル強化に近い量)入手できる。
イベント武器などを除くと、当該辿異種の素材以外は一切必要としない。

季節イベントや各種特典の辿異武器はコモン素材1個で生産または派生が可能だが、
多くはGR200相当のままで強化はできない。
位置づけとしては本格的な辿異武器を作るための繋ぎといったあたりで、GR200になった直後でも作りやすい。
性能面ではG級武器Lv50クラスは確保されており十分なものではあるが、
このあたりの関係は、Lv50のG級武器と派生無しの準G級武器の関係と同様である。
ねこ手【超怪盗】やツイン羽子板【艶美】のようにパートナー用としては非常に強力な武器もあるので要チェック。

また、イベント武器の中には通常の辿異武器同様4段階の強化体系を持つもの、
GR400まで強化ができるもの、GR200の次はいきなりGR600(GR800段階はない)になるものもある。

特殊効果

  • 辿異種の「発達部位」を破壊しやすくなる
辿異種は特に発達した「発達部位」が存在し、そこを破壊することで専用の素材が入手できる。
辿異武器はこの発達部位を破壊しやすくする特殊効果を持っている。
なお発達部位にヒットすると専用の効果音と共に蒼いエフェクトが発生する。

具体的には、発達部位(破壊前)に限り、通常の1.3倍の怯み蓄積値を付与できる。
実ダメージは増えない。

ちなみに発達部位を破壊すると専用エフェクトが出なくなる。

  • 辿異スキルが1つ自動発動する。
辿異スキルについては辿異防具を参照のこと。

なおボウガンは派生強化式になったためG級武器同様加工レベルは1準拠となっている他、
弓の「特殊ビン強化」も備わっている。

運用

基本的に生産時点で最新のG級武器Lv50級の性能があり問題なく使っていくことができ、
もちろん辿異種の発達部位を破壊する素材集めには最適。
辿異武器は基本的に生産時点では発達部位素材が要らず、他部位については辿異武器があっても破壊しやすさに変わりはないので、
生産だけならある意味G級武器Lv50よりも容易であるとも言える。
ただ、辿異種自体がかなりの強敵として設計されており、挑むには最低でもGRを200まで上げる必要もあることから、
継続、G級をある程度こなして離れた復帰ユーザーはともかく、
新規ユーザーはG級でいきなり辿異武器を作成するよりもG級装備、遷悠装備(特に防具と装飾品)と段階を経て装備を整えることが推奨される(そのうちにGRも上がる)。
先述の通りGR200段階でも十分な性能があるので、
作ったらこれを足掛かりに他の装備(特に辿異防具)を整えていくとよい。

また、装飾品スロットの自由度と辿異スキルの存在を除くと、
最終スペックは始種武器とそこまで大きくは差が付かない。
その為、これらを活かせる装備(純粋にシジルで差別化するのも当然有)で活用すると真価を発揮できる。

なお、先述の通り辿異武器の発達部位特効効果はあくまで「特効」であって、これでないと発達部位を破壊できないという訳ではない。
故に、発達部位だけを狙い続け、発達部位破壊を戦略面で活用させる必要がない場合は発達部位特効のメリットは活かせない(他の武器で良い)。
ただ実際の立ち回りとしては、発達部位と専用素材が出る他の部位を両方壊した方が報酬面で美味しく、
非常に高い耐久値を持つ発達部位と、それなりの耐久値を持つ部位を両方壊すのはモンスターの体力上かなりギリギリなものとなり、それを楽にしてくれる辿異武器の存在は決して軽視できない。
またルコディオラのように、発達部位を破壊しないとタフネスが激増するタイプのモンスターに関しては、
下手をするとG級進化武器などを使うよりも、辿異武器を用いた方が早く倒せる可能性すらある。

ちなみに大半の辿異武器はGR200の時点で概ね性能が完成されているのだが、
先述の通りガンランスは強化で砲撃レベルが伸び、
剣士武器は斬れ味がGR800段階で強化されるものが存在する。
ボウガンは反動などが「やや小」や「小」になったりするケースがある。
剣士武器はこの影響もあって実装時期における性能にバラつきがあり、
ガノトトス武器のように斬れ味が極端に短いものや、
一部のイベント辿異武器に見られる空色ゲージがGR800まで出ないものなど、
ピーキーな設定のものもあるので選定時には一応注意。

なお今のところ、イベント武器と課金武器を除き、「空ゲが一切ない辿異武器」
「空ゲが極端に長い」辿異武器は確認されていない。
このためガンランスを除くと、消費特効スキルとの相性があまり良くない。

2018年4月のアップデート(Z2.3)でG進化100の派生先として辿異進化武器が実装された。
先述の通り発達部位特効効果は有していない。
ただ超ド級の作成難度と引き換えに、単純計算だが辿異進化Lv100の与ダメージ(物理)は★4辿異の約1.3倍となっており、
先述したルコディオラのようなタイプのモンスターに対しては有利なものとなっている
(逆に、発達部位と他部位を一緒に壊したい場合、ダメージの与えすぎが懸念されるが)。
またこの過程でG級進化武器Lv100の強化難度が「理論上は」緩和された*2ため、
通常の辿異武器の生産・強化素材が大幅に緩和されている




実装武器

大きく分けてモンスター、狩人祭、イベント、狩煉道、課金が存在し、
モンスター素材の武器は完全新規デザインとなっている。

イベント武器は新規のものと過去イベント武器の辿異派生があるが、
初期の通常イベントの生産or派生までで完成のものは概ね★1相当、
ある時期以降の通常イベントの生産or派生後に1回強化できるものは★2相当、
常設の決意シリーズは派生後に1回強化だが★3相当、
Z初期やアニバーサリーイベントの生産or派生後に3回強化できるものは最終強化で実用的な★4クラスの性能を持つ。

祭武器はシリーズごと属性が同じで複数回の祭をまたいで全武器種が実装される。
現在のところ、
ヴォーラ:龍
アズラク(ニリィ):天翔
ルベル:紅魔
ラヴィナ:熾凍
デュア:響
が実装されている。

狩煉道武器は狩煉道ポイントで交換できる固有素材を使って生産・強化する。
通常の辿異武器の要求素材の一番上(上記の表にある必要素材では左)がこの狩煉道素材に置き換わるため、
生産・強化に一切準レア素材を使わない
現在は前述の通り辿異武器自体の要求素材が緩和されたのであまり差はないが、
初実装時は生産時の1個だけで最終強化に準レア素材を使わないというのが大きな特徴であった。
狩煉道素材(500P)は生産から最終強化まで1+10+15+20=46個(23000P)使う。
現在のところ、
煉華(和花の鋼鉄):皇鳴
煉舞(和奏の鍛鋼、和奏の銀石):灼零
が実装されている。