辿異種ヒプノック

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辿異種ヒプノック - (2016/12/25 (日) 12:36:37) の編集履歴(バックアップ)


最初期辿異種の1体として登場。
クチバシが異様な変化を遂げており、知らない人なら別モンスターと言っても疑われないほど。
また、何気に左右の目の色が違い、怒り状態ではUNKNOWNのように残光が走る。

強化された睡眠状態である「熟睡状態」を積極的に用いてハンターを殺しにかかる。
そして何を間違ったか、怒り時の威嚇で「超咆哮」のバインドボイスを使う。
辿異スキルでの強化が無い場合、これで昏倒してしまうので注意。

部位破壊は発達部位であるクチバシの他に、尻尾を壊せるようになっている(切断ではない)。

武器は特徴的な嘴と、シャボン玉をイメージしたような綺麗な水晶体をあしらったデザインが特徴的。
防具も強烈な性能だが、支援者向けにも光るスキル構成。支援強化、氷界創生強化といった辿異スキルを備えている。

他の辿異種と違って状態異常の対処がしやすく、打ち上げからのコンボもなければ一撃の火力も他の辿異種と比べ低い。
部位破壊も狙いやすく全破壊達成もしやすく、辿異種入門としては最適なモンスターである。
そのためか、ZP派生時やカタンテシリーズ生産にコイツの素材が要求される。

クエスト

以下のクエストで登場。
長く生き抜いた末に森丘にも足を運んだようだ。初期位置は飛竜の巣である5番。

受注GR クエスト名 フィールド 発達部位素材
GR200 極嘴を備えし眠鳥 樹海 眠鳥の極嘴
GR400 熟睡の誘い 森丘 眠鳥の極上嘴
GR600 悪夢の歌 森丘 眠鳥の極剛嘴
GR800 夢歌の嘴 樹海 眠鳥の極絶嘴

熟睡状態

攻撃力自体はGR800でもそこまで極端に高くはないのだが、睡眠ガスを喰らうと「熟睡状態」になってしまう。
熟睡状態はフォワード時代の睡眠同様、元気ドリンコが使えない眠り状態ではあるのだが、
誰かに起こされなければ何十秒と眠りこけ、ほぼ次の被弾が確定するが、
それ以前にヒプノックがエリア移動でもしない限り、悪夢の歌を確実に使用され死へ直行する。

他の辿異種の特殊状態と違い、NPCが反応してくれるため、シングルでも比較的やりやすいことはやりやすい。
辿異防具や辿異カフの「耐睡眠強化+1」と睡眠無効を合わせることで普通の睡眠に抑えることができるため、
睡眠ガス攻撃を食らっても元気ドリンコを飲んで回復する余裕が生まれる。

通常の睡眠状態と違い音爆弾で回復できない。
更に通常の睡眠と違いアイコンも違う他、悪夢の歌は熟睡状態でないと反応しない等別物として扱われている。
絶対防御スキルはこの熟睡毎無効化してくれる。攻撃ダウンペナルティ以上に熟睡→悪夢の歌で即死するほうが危険、
動きも明確で維持も容易な方なので慣れてない内や200個体に挑んで耐睡眠強化を得る際に用意するのもアリ。

スキル・アイテム

  • 元気ドリンコ&耐睡眠強化+1…あると熟睡状態の脅威を無力化する事ができる。
    睡眠にはなってしまうが、ドリンコで復帰はできるし被弾しても致命傷になることは少ない。
    と言うより、熟睡状態とリンクする悪夢の歌を聴くほうが致命的である。
  • サポート重視(ホルク)…簡単な対策方法。ラスタ達が全員眠ってしまうという自体も往々にして起きうる。
    ただしホルクは完全に突っ伏した状態のハンターに対し羽根を外す事も多い。
    上述の対策込みならほぼ確実に起こしてくれる。

ちなみに閃光玉は有効で、エリア移動時の墜落を狙うこともできるが、
閃光やられ中の攻撃がついばみ、パニック旋回走り、突進の3通りしかないため、反撃に繋げるのが極めて難しい。
瀕死時を除けば、エリア移動を素直にさせた方が速くなるケースも。

モーション

一応ベースはG級特異個体だが、尻尾回転を初めとした多くの従来モーションがオミットされており、ほぼ別物になっている。
嘴を破壊するまでは、基本モーションの噛みつきやついばみ行動にも熟睡ガスがついており気が抜けない。
各行動で発生するシャボン玉は放置すると炸裂し熟睡状態を促すが、こちらから攻撃を加えることで割ることもできる。
通常角度の視界外まで一気に飛び上がって攻撃する技が複数あるので、事前動作を見分けられないと回避は難しい。

  • 滑空
ターゲットを視界の左に捉える向きに軸合わせし、飛び上がって滑空突撃してくる。
G級希少種のと同じ。
ダメージは単発だがかなり強烈。
振り向きモーションが瀕死時のゆっくりした軸合わせと同じな他、元々ターゲットが左側にいる場合も軸合わせの代わりに足踏みする。

  • 嘴突き刺し→熟睡ガス
嘴で地面を突き地割れを起こす。地割れに当たると打ち上げ。
嘴を引っこ抜く際に熟睡ガスが発生、同時に中距離全方位でもガスが地面から湧く。

嘴を破壊することで嘴部分のガス発生を防げるようになる。
攻撃判定自体が出なくなるので突き刺しから終了後の威嚇までずっと無防備のボーナスモーションと化す。

  • ジャンプ→派生踏みつけ
ターゲットに向けて高速ジャンプ、HITすると落とし穴状態になり3連キックを確定で入れられてしまう。
あまり遠いと少し避けるタイミングが変わるので気をつけたい。
ジャンプで誰も捕まえられないとしょんぼりして隙になる。

  • シャボン玉生成→炸裂
既存のモンスターで言えばガスラバズラの毒球炸裂。
こちらは炸裂した際に、分裂したシャボン玉が周りへ大量に配置される。
どれか割って安置を作ったりしないと広範囲で一気に弾けることになる。

  • ヒプダンス
特異個体のアレだが、威力は繁殖期準拠なのか激減している。
その代わり、2・4発目にガスを地面にばら撒くため、ダメージが軽いからと攻め込むと眠らされてしまう。

  • サマーソルトプレス
原種及び繁殖期のG級行動。もちろんこれも熟睡化。
辿異種☆4~になると更にもう1回ガスをばらまき、即座に後述の悪夢の歌に繋げるコンボを仕掛ける。
☆4ではこれで熟睡してしまうとまず助からないと思っていい。必ず被弾しない気持ちで。

  • 熟睡ガス設置→滑空キック
跳ねるように足踏みをした後、飛び上がりながら真下へ熟睡ガスを噴射。更にワンテンポ置いてからの滑空キックのコンボ。
動作自体はわかりやすいもののかなり出が早く、熟睡ガスが落ちる場所と重なっている場合はまずガスが避けづらい。
他の技と違い睡眠で動作を封じられた時点でキックに狙われれば命中がほぼ確定する為、耐睡眠を付けている場合はこのガスは最も注意して避ける必要がある。
逆に熟睡対策をNPC等に頼っている場合はどっちみち食らって吹き飛ぶ可能性が高いので体力にさえ気を付ければ警戒優先度は低い。

  • 悪夢の歌
同エリアに熟睡状態のハンターが居た場合に使用してくる。
紫色のエフェクトと音符を発生させてその場で鳴き出す。
起きているハンターには何の影響もないのだが、熟睡状態のハンターがこの歌を聴くと突然苦しみだす
そして画面全体に紫色のエフェクトが表示され、高速スリップダメージが発生する。
このダメージだが、体力MAX→魂の再燃(根性G)発動or力尽きる、つまり150ダメージで鳴く回数としては7回が上限。
寝ているため何の抵抗もできない。
対策としては体力を削りきる前に誰かに起こしてもらうこと以外にはない。

誰かが遠くで熟睡していて叩き起こすのが間に合わない場合は閃光玉で歌を中断させることもできる。
ただし閃光玉をくらうとかなり暴れるのでむやみに使わず、誰か寝ていないかは常に気を配って起こしてやろう。

なお熟睡状態のハンターが出た時点でこの技の使用フラグが立つらしく、
比較的早期にハンターを叩き起こした場合も、意味がないのにこれを使ってくることがある。
隙でしかないので存分に殴るとよい。

当たり前だがNPCハンターが熟睡しても無視してくるため使わず、
また有人キャラでもあくまで熟睡していることが条件なのか、
耐睡眠無効で睡眠状態にランクダウンしている場合は使用せず普通に攻めようとする。

  • サマーソルトコンボ(★4)
上述のサマーソルトプレス後、溜め動作の後同じガスを放出し、
その直後に寝ているハンターがいようがいまいが関係なく悪夢の歌を行う。
★4でも悪夢の歌への移行速度は変わらず、かなり速いと錯覚するのはこれが原因。
誰も寝ていなければすぐに鳴き止んで隙ができるが、
ガスで寝てしまったらホルクのサポート羽根やラスタの蹴り起しは間に合わないほどの速さで鳴かれるため、
それらの救助はまず間に合わない。
味方の救助もガス放出があるため非常に困難である。
幸いサマソ自体はいつものモーションから繰り出し、ガス放出の範囲も狭いため、
事前動作を見たら離れてしまえば眠らされることはない。
どうしても無理そうなら、キックを食らってぶっ飛ばされるという手もある。任意受け身はしない方がいい。

悪夢の歌自体はNPCを無視するが、このコンボのみNPCが熟睡している場合歌い続ける。