エルゼリオン

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エルゼリオン - (2017/12/28 (木) 15:17:56) の編集履歴(バックアップ)


『10周年記念大型アップデート』にて登場した古龍種のモンスター。別名:灼零龍(しゃくれいりゅう)
火と氷を同時に扱う能力を持ち、白い体をベースに右が氷、左が火と分かりやすい外見をしている。

ゼナセリスと同様の通常のG級クエスト専用モンスターとなっている(HCモードは無し)
作れる武具については、武器はケオアルボルと同様の一発生産タイプで、
防具はGXから生産…ではなく従来のG級防具のように「エルゼG」から強化していく形になっている。

武器には火と氷の複属性である「灼零」属性が
防具には攻撃を当てた回数によって段階的に会心率が上がる「幕無」スキルが付与されている。
あと防具は揺れる。 非課金のモンスター装備としては初。
外装も用意されており、G級ハンターなら誰でも揺らせるようになった。
男キャラ? 同アップデートで追加された性別変更サービスは如何ですか^^?

攻略

古龍種ではあるが見た目からも分かる通りジンオウガと同じ牙竜種骨格。
ただし共通モーションはほぼ皆無と言っていいほどであり、(G級の)ジンオウガと方向性は似ている程度である。
氷と火による範囲攻撃だけでなく飛んだり跳ねたり肉弾戦もかなり激しい。
氷に当たると「氷属性やられ」炎に当たると「火属性やられ」になってしまう。
攻撃によってはトア・テスカトラの「氷漬け状態」にもなる。
属性やられは耐性値を20以上にすれば防げるが氷漬けは属性耐性では防げず「状態異常無効【多種】」などが必要。

コイツも当たり前のように覚醒する。遭遇時、覚醒時にムービーが入るが両方スキップ可能。
覚醒前は「本当に10周年記念の鳴り物入りなのか?」と疑うレベルに動きがおとなしいので、比較的ゴリ押しが効く。
軸合わせされてもあまり怖くは無く、消化試合。
覚醒後は一転して非常に激しい攻勢をかけてくる。即死コンボ、超広範囲攻撃、起き攻め、とにかくこちらを殺そうという悪意が感じられるほどに激しい。
軸合わせが来たら即死攻撃が飛んで来ると思っていて良い。

部位破壊は角が2段階(報酬も2枠出る)、左前足、右前足、尻尾切断が可能。
角についてはどちらでも二種類の角が出るが、両前脚はそれぞれ別の専用素材となっている。
破壊すればほぼ100%出るものの、耐久力は別、かつ耐久値自体も高いため、
暴れまわって狙いにくいこともあり注意しないと破壊できずに討伐してしまうことも…。というか辿異種並みである。
これを見越してか初登場週から左右片方の前足破壊がサブターゲットになっているイベントクエストが2種類配信されていた。
どちらを優先するかある程度決めておくとよい。
ちなみに古龍種だが尻尾切断に残り体力だとかのややこしい条件はないので耐久が無くなれば覚醒前でも普通に切れる。
しかし後述の理由もあるので尻尾は覚醒後にした方が無難。というかコイツの後方も結構危険なので…
他、覚醒後が非常に危険なので、コイツの技を止める意味でも破壊不能な部位の耐久値も含めて覚醒前は角や足などの部位破壊に注力すべき。
でないと攻略的な意味でも報酬的な意味でも色々泣きを見る。

ある程度ダメージを与えるとダウンして半身の色が薄くなり対応した能力が一時的に使えなくなる。
また、覚醒時のムービーと同時にダウンすることがあり、ダウンしてもがく様子をムービーで堪能できる不具合(?)が起きることがある。
ダウンから立ち直ると仕切り直しでもう一度ムービーが流れるためかなりシュール。
なお再現性は結構高い。この場合1回目のムービーは飛ばせないが焦らなくても大丈夫。

なお、古龍なので罠は効かないが麻痺・睡眠、閃光玉は普通に効く。
ただし閃光に強いのか有効範囲は狭く、闇雲に投げても当たらないことは留意しておこう。ちょっと頭を下げただけで当たらなくなる。
麻痺は有効時間こそ短いが、耐性は並み程度。武器にもよるが1~2回は取れるはず。

有効なスキルなど

  • 氷、火(全)属性耐性…辿異種の特大やられ程脅威ではないが付加される攻撃ばかりなので耐性値は20以上にしておきたい。
  • 耐震強化…超振動攻撃はひとつだが発生は早めで、そこそこの回数使ってくる。鬱陶しければ付けよう。
  • 凍結耐性、状態異常無効【多種】…氷漬けを無効にできる(ぶっ飛ばしになる)が無効にしたから安全、というわけでもないので注意。
  • サポート重視(ホルク)…氷漬け対策に。
  • 絶対防御態勢…後述するが大半の攻撃にふっとばしがあり、矢継ぎ早に攻撃してくるため保険としてかなり有用。
    吹っ飛ばされて攻撃できない時間を減らすことができるだろう。
    勿論、ガードをメインに立ち回る場合は発動させても仕方ないが。

モーション

各種攻撃は予備動作があまりなく、昨今のFモンスターにしては珍しく大半の攻撃にて全身判定があり、
しかもその大半がふっとばしとなっている。
そのため、剣士で張り付き続けると簡単に吹っ飛ばされてしまう。
特にステップなどの後ろ足にはかなり強い判定があり、密着すると引っ張られる。
一方でガンナー対策として氷と炎のコンボ攻撃が豊富に存在しており、機動力も高いためガンナーといえど油断はできない。
ただ、攻撃中の有効範囲外で見ると隙だらけ、という大技が多く、G級のジンオウガ同様、位置取りを活かした回避が機能しやすい。
予備動作は短いものの判別は難しくないので、見極めて対処し、発生した隙に反撃を行うという戦術が通用する。

なお攻撃威力はそこまで高くはなく、一部コンボを除けば防御力による軽減が非常に強く機能する。
また、全モーションがガード可能。

  • ケルビステップ
2回目以降はホーミング性能がかなり強くなるステップ。
しかも使用後は反転し、ここから直接次の攻撃につなげるケースも少なくない。
開幕は確定で使用してくるが、その場合に限りステップ数は1回。
後ろ足の引っ張り判定は密着しなければ当たらない。

  • 角振り上げ
右の角を地面に擦り付けたあと突進し、思いっきり角を振り上げる。
被弾すると打ち上げられる。明確な追撃こそされないが、打ち上がっている最中は無敵時間が発生しない。
使用後は一定の隙が出来る。

  • 尻尾振り
尻尾を横に薙ぎ払ってくる。
数少ない、被弾しても吹っ飛ばされない攻撃だったりする。

  • 氷漬け爆炎
前足を叩きつけて前方を氷漬けにし、球状の炎を叩きつけて爆発させる。
氷漬けの判定は最初の一瞬だけで地面に広がる氷に触れてもなんともない。
氷漬けになってもホルクのサポートがあれば爆炎はギリギリ回避できる。
また、凍っている場所にしか爆炎は届かないため、左右はがら空き。
叩き付ける瞬間のみ本体にも判定が発生するが、それ以外は判定が無く攻撃チャンス。
ただ、左脚を振り上げて溜めているため灼爪狙いの場合は攻撃しづらいかも。

  • なぎ払い2連ブレス
ややゆっくりとした氷漬けブレスで足止めし、すかさず高速の炎ビームで焼き払う。
こちらは氷漬けにされるとホルクのサポートは間に合わない。
二発目の炎のほうが薙ぎ払い角度が広いので側面に回り込んで避ける際は注意。
なおこちらは炎ビームの薙ぎ払い時のみ、反動で後ずさる本体にも判定が発生する。
張り付いている場合はビームを避ける要領で回避するとよい。
片方の属性が減衰しているときは、片方のブレスしか使わない。
威力自体はどちらも高めで、起き攻めに使われると回避困難な印象の方が強い。

  • 直線炎ブレス
小ジャンプで軸を合わせつつ正面に炎のビームを吐き出し、爆発させる。
覚醒後はさらに周囲にも爆発が起きる。これは地面から光が漏れ出すので視認は容易だが、回避の準備はしたほうがよい。
覚醒後の爆破範囲は広いが、後方と背面には届かない。

  • 回転炎弾・回転氷弾
回転しつつ炎あるいは氷の弾を高密度かつ広範囲にまき散らす。
真後ろから、振るった腕の方向までは属性弾が飛ばない。
弾密度が濃く判定は弱くないが、フレーム回避は余裕な部類。前転とかですり抜けて接近できる。

  • ジャンプ氷炎弾
大きく前方にジャンプしつつ氷と炎の弾を降らせる。

  • 尻尾叩きつけ→サマーソルト
叩きつけに当たって打ち上げられたハンターが居るとサマソで追撃する。
誰も当たらなければジャンプしない。
叩きつけの判定発生は見た目よりも早く、おまけに強い。
サマソで吹き飛ばされて転がらずにエルゼリオンの近距離で起き上がらざるを得ない場合があり、起き攻めが頻発する。
大仰な準備動作だが発生が早いのでコイツの後方も危険地帯だと思っておくとよい。

  • 超振動→氷弾
両前足を叩きつけて超振動を起こし、氷弾をばらまく。
氷弾は前方の範囲内にいるハンターを狙い撃ちにしてくる。
予備動作が短いうえに範囲が広く被弾しやすいが、超震動の範囲は狭い。
モーションも見切りやすいが、意外とうっとおしいので気になる方は要対策。



体力を減らすとムービーが入り第二形態となる。
  • 灼零竜巻
ムービー中に使用する大範囲技。スキップした場合は回避が必要になる。
第二形態移行後にダウンを取り、能力封印した際に時間経過でこの技を使い元の状態に戻る。
最後の爆発は判定がかなり長く、一応回避性能+2などと併用すればギリギリ避けられるといった具合。

  • 灼零コンボ
エルゼリオンの攻撃で最も危険な技。かなり発生の早い4連即死コンボ。
振り上げた左腕で炎、次に右腕で氷を発生させ、氷に当たってよろけたハンターを理不尽な回転で吸い上げ、口元に出した火球でとどめを刺す。
根性貫通のコンボ技であり、かなり威力が高い。
地上にいる限り最後の火球は当たらないので、回転吸引攻撃が終わったら一応攻撃チャンス。
1回目の左腕による炎攻撃でよろけても抜けられることは多いが、回転攻撃の吸引判定がやたら広いのでとにかく逃げること。
最悪ボタン連打コロリンでも方向さえ合えば逃げられる。2回目の氷攻撃に被弾した場合次の被弾が確定するので助からない。
回転攻撃とは言うが、エルゼリオン本体に当たらなくても謎の見えない広範囲判定により吸い上げられる。

4ヒットの根性殺しの割には始動が早めだが、左腕始動のモーションはこの攻撃しかないため、常に左腕の動きを警戒しておきたい。
至近距離で使われたらフレーム回避以外どうしようもないが、それ以遠であればモーション自体はわかりやすい。
また打ち上げ系即死コンボの常として粉塵救出は有効。攻撃に集中していたら味方が2乙していた、なんて目も当てられない。
開発が適当に作ったせいで避けづらい攻撃である、できれば助けてあげてほしい。

  • 灼零球爆破→氷弾降らし
頭を持ち上げて火をまとった氷の結晶を作り出し、ジャンプして砕き広範囲を爆風で攻撃する。
その後エルゼリオンの周囲+ハンターの頭上に氷を落とす。
落ちてくる氷が爆炎で視認しづらい、時間差で二段落ちてくる、落ちて砕けるためか影の見た目以上に判定が広く避けにくい、氷が完全に降り終わる前に本体が動き出す、
とかなり禿げる要素が詰まっている。
幸い、高威力の爆風はフレーム回避タイミングさえ覚えれば避けやすく、落す氷は威力が低い。とにかく爆風を避けよう。

実は閃光玉で止めることができる。予備動作はわかりやすく非常に長いので、対処が難しいようなら持っていくとよいだろう。
これ以外にも、普通に怯ませてこともできる。六華閃舞が使える状況ならそれでもOK。
尻尾がまだ残っているなら切断して止めるのも手。第一形態で無理に切るぐらいならこの技で切ったほうがよい。

極み灼き凍るエルゼリオン

17/12/27の無双襲撃戦にて初襲来。撃退/討伐の2クエストが用意されている。
通常個体とは真逆の黒い体躯が特徴。灼零の力を備える部位も質感が変わっている。
強さは今村AP曰く「対策を講じることでジンオウガとナルガクルガの中間くらいになる」とのこと。

攻略

大きな変更点として、属性やられが特大に変化している。
言うまでもないかもしれないが、開幕の時点で覚醒済みである。

有効なスキル等

  • 火&氷耐性55…紅焔の威光・秘伝書効果・猟団料理・歌姫狩衛戦の辿異防具等をフル活用すれば両立は不可能ではない。
  • 耳栓強化…超咆哮から始動する技が追加。後述するが必須と考えていい。
  • 凍結耐性…攻撃力の向上により、氷漬けによる根性貫通が生存性に大きな影響を与えるようになっている。
    大技の回避にも関わるのでこれもほぼ必須。

変更・追加技

  • 灼零竜巻
開幕技。遥か下方から跳躍してエリアに乗り込み着地時に灼零フィールドを展開、直後に灼零竜巻を放つ。
灼零フィールドに関しては後述。

  • 回転炎弾・回転氷弾
単発のほか、二属性同時や二連続で放つ動きが追加されている。

  • 薙ぎ払い炎ブレス
  • ひっかき&薙ぎ払い炎ブレス
右半身が正常の時も使ってくるように。

  • 直線炎ブレス
ブレスが連続ダメージに変化しており、直撃すれば即死は免れない。
爆発部分は変更なし。

  • 灼零球爆破
閃光玉が無効になっている模様。妨害はほぼ不可能だろう。

  • 灼零フィールド
その場で小ジャンプし、着地時に広範囲を炎上&凍結させる。判定自体は一瞬。
このうち右半身の側が凍結するのだが、回避し損なうと氷漬けにされてしまう。

超咆哮し、床を氷のプレートで覆ったのち大炎上。氷上にいたハンターは氷漬けになり、高速スリップダメージで文字通り蒸発する。
氷漬けの判定はフレーム回避こそ可能だが、氷のプレートの見た目よりもやや広く発生するため、距離を取って避ける場合は要注意。