遷悠武器

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遷悠武器 - (2016/08/06 (土) 19:26:50) のソース

MHF-G8で実装(MHF-G7下の2015/6/24に一部先行実装)された新たな武器カテゴリー。
HR5(旧HR100)の「遷悠クエスト」に登場する「遷悠種」の素材から生産・強化できる武器群。
また、ハリセンネコのきんぴか小判Gのステップアップくじにて入手できる「フロンティアポイント」でも入手できる。

*基本
固有の特徴として、
「武器スロットが装飾品・[[シジル]]のどちらを装着することもできるユニバーサル仕様」であることと、
「早食いスキルが自動的に(スキル枠を消費せず)発動する」ことが挙げられる。

武器スロットは従来の武器同様最大3個で、そこに「装飾品」か「シジル」かを選んで装着できる。
例えば「シジル2個、装飾品1個」「シジルのみ3個」などの組み合わせが可能。
スロットは装飾品の「○」とシジルの「◇」を重ねたような形である。
これによって武器をカスタマイズしつつ、足りないスキルポイントを補うということができるようになる。
なおシジルの生産・装着はG級からになるが、遷悠武器自体は非G級の段階でもシジルに対応している。
そのためG級に昇級してシジルを入手できたらとりあえず焼き、G級武器生産までの繋ぎにするという手もあるだろう。

G級段階における武器の性質はG級武器に準拠しているようで、剛種武器系統ではないためか超速射と排熱はない。
弓の強撃ビン補正はおそらく付与されているものと思われる。
ガンランスの砲撃レベルについては、生産時点ではLv5、最終強化でも素ではLv6までになる。
ボウガンはHR5のものは通常通り加工レベル強化ができるが、G級のものはG級武器同様レベルアップ強化には対応していない。
そのため、HR5とG級では最終的な弾速に違いが出る(後者の方が遅い)

ちなみに遷悠防具同様、凄腕の段階でも[[ラスタ]]に持たせることはできない。
早食い効果が自動でつく特異点や、シジルスロットの処理が厄介になるためだと思われる。
これらの効果が全て無効化されるが[[パートナー]]には譲渡可能。

*生産・強化
全部で3段階存在しており、HR5で生産し、G級で2回強化する(最終GRはGR8)。
ボウガンはHR5とGR8の2種類のみ。
G級ハンター専用武器種である穿龍棍とスラッシュアックスFはG級段階から生産→1回強化のみになる。
名称は基本的に元シリーズのものが踏襲されている。

遷悠種モンスターの武器は、生産段階で既に天嵐武器どころか覇種武器に近い水準のスペックを備えている。
武器によっては覇種武器レベルのものもある。HR5から作れる武器にしては破格もいいところである。
一応、天嵐(覇種)防具による補正を受けられないので、
SR終盤では天嵐武器や覇種武器ほどの性能を出し切れない状況もある。
ただ変種・奇種・遷悠種そしてG級昇級試験では覇種武器と遜色無い活躍ができるということであり、
極めてコストパフォーマンスに優れた選択肢であると言える。
なおプロジェクトR第二弾で生産難度が緩和されていない数少ない武器群である。
元々そこまで難しくなかったため大きな問題にはならないが、これによって剛種・天嵐武器との差は縮まったといえるか。

G級強化直後の性能は「G級武器Lv40」程度で、G級2段階強化時の最終性能は、
「最新のG級武器Lv50」より僅かに強力、と言った感じ。
強力ではあるがGR500が必要になるため、G級昇格後に極限征伐戦に触れてG級武器を作り、
合間に天廊武器や始種武器などを少なからず経由した上で、
終盤の強力な武器として選択肢に加わる…というのを想定しているのだろう。
もちろん他の武器カテゴリを完全に殺せるほど突出している訳でもない
(インタビューでも既存武器の存在意義が死なないようにはしているという趣旨の発言がある)ので、これ一択になる訳ではない。

強化素材は遷悠モンスターの素材のみ。
&bold(){武玉やHC素材、汎用素材や他のG級素材は一切使用しない}ため、遷悠種の攻略ができれば作りやすい。
生産素材も他の武器群に比べれば個数自体は少なめで、
HR5~の遷悠種は剛種よりやや高い程度の難易度なので、剛種武器と共にこれらの作成を目指すのも十分あり。
極征素材を使わないのでGR500を迎えて以降、いつでも最終強化に持っていける選択肢が生まれるのは大きなメリット。
なお遷悠クエストは一定回数以上のクエストクリアで基本報酬が減少するが、生産ならブースト込の1日分3回で十分に集まる。
G級強化でも多くの場合、基本報酬に含まれない部位破壊限定素材や希少素材の方が足りなくなるのであまり気にしなくていい。

フロンティアポイントを使う特典武器も同じくHR5で生産可能。
G級では昇級直後よりGR1とGR5強化が可能。
GR1とGR5強化は概ね普通の準G級武器と同じ素材を用いる。
性能的にはコラボガチャの武器や、古いGLv50と同じぐらいで、モンスター素材の遷悠武器ほどの強さはない。
この辺りはLv50G級武器とGR5準G級武器の関係に近いか。

ちなみに特殊リーチ武器は無く、今後も追加されないものと思われる。

*ラインナップ
遷悠武器は基本的に&bold(){他シリーズの武器の導入品}になっている。
モンスター側は[[ジンオウガ]]、[[イビルジョー]]、[[ブラキディオス]]、[[ベリオロス]]、[[ウラガンキン]]、[[ナルガクルガ]]、[[ジンオウガ亜種>ジンオウガ]]の武器がそれにあたる。
導入品にはなっているが、スラッシュアックスFの[[リオレウス]]、[[リオレイア]]、[[ディアブロス]]、[[ガノトトス]]は通常の[[G級武器]]にあたる。

パッケージ特典や、くじの副産物であるFPと引き替える形で入手可能なものは、
見た目のネタ武器であるアイリューシカやシャークキング、
太古の塊から出土するヴォルガベルやアムニスなど、「MH3以降のみ登場する、モンスター由来でない武器」からチョイスされている。
おおよそ隔月くらいの間隔で、遷悠防具一種とともに数種更新・実装されている。
ちなみに、スラッシュアックスFとして実装されているグリムキャットやディーエッジも上記条件に当てはまる。
また、モンスター武器としては桜剣蒼斧、タイラントアックスなども他シリーズの武器の導入品条件に当てはまるが
モンスター素材、謎クエストの素材によって生産・強化できるという例外になっている。

こちらの従来武器の遷悠武器対応や、
独自の遷悠武器が実装ということは無いと思われる。
ただし、後者に関してはMHFにしかない穿龍棍を除く。

#region(モンスター遷悠武器の傾向、特徴)
モンスター遷悠武器は現状いずれも最終強化で空ゲージが出る。
ただし量はあまり長くはない。

・ジンオウガ武器
CSシリーズ同様雷属性を有する。
HR5時点ではいずれも非常に高いポテンシャルを有している。
斬れ味量も安定しており、使い勝手は良い。
GR500でも雷属性武器としては非常に優秀。
余談だがCSシリーズで長年ネタにされてきたヘビィボウガンは至極真っ当な性能に生まれ変わっている。

・イビルジョー武器
覚醒スキルの無いMHFでは全て無属性。
若干武器によっても違うがHR5時点では大体紫ゲが出るため総じて優秀。
特にガンランスとランスの紫ゲージ量は本当にHR5武器なのかと疑うほど。
GR500では無属性・攻撃力特化と言う位置付け。武器によっては若干会心がある。
ちなみにスラッシュアックスFは強撃ビンタイプになっている(CSシリーズではどの作品でも異なるビンだった)

・ブラキディオス武器
G10現在唯一爆破属性を有する武器。
武器によって斬れ味などにムラがあり、HR5段階では使いにくいものも。
GR500では爆破属性値が高まるのだが、物理性能はジョー武器ほどではない。
そしてその爆破属性がFでは微妙極まりない状態(今後改善予定)で、使いどころが非常に乏しいものとなっている。

・ベリオロス武器
いずれも氷属性を有するが、物理偏重で属性値は低め。
HR5段階ではいずれも斬れ味の関係でかなり使いにくくなっており、GR500が本領発揮と言えるか。
GR500ではいずれも会心率があり、素の倍率もそれなりに高い。
基本的には会心率を活かした運用が求められる。

・ウラガンキン武器
いずれも火属性を有する。
遷悠元からの特徴としてマイナス会心は一応あるにはあるが全ての武器ではない。
HR5ではかなりクセの強い性能となっている。大剣は史上初のHR5時点で素で空色ゲージがある武器である。
ある意味遷悠元から最も飛躍した武器群で、GR500では高い攻撃力・高い火属性値・空色ゲージと凄まじいポテンシャルを秘める。
上記したジンオウガヘビィに近い話だが、特に大きく変わったのは弓。

・ナルガクルガ武器
遷悠種ナルガクルガが毒棘を飛ばすことからいずれも毒属性を有する。
また、遷悠元の特徴である高い会心率は若干落とされているものの健在。
全体に攻撃力は低めに設定されているので、
毒(劇物の心得、変撃)や会心率(閃転)を活かした運用が必要となる。

・ジンオウガ亜種武器
遷悠元では雷&龍属性だった双剣も含め、全て龍属性。
原種に比べて僅かに倍率が低く、属性値はやや低い。
代わりに会心が10%(スラッシュアックスFのみ5%)ついている。
G10.1現在、龍属性を内包した闇や響属性に強力なものが多いうえ、
単属性にしては属性値が低いものが多いこともあり、少し微妙感が否めない。

#endregion