辿異防具

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辿異防具 - (2018/04/07 (土) 04:54:34) のソース

MHF-Zアップデートで実装される新カテゴリの防具群。
一応「[[G級防具]]」の系列に属するようで、そちらのページも参照いただきたい。

//ソース http://members.mhf-z.jp/topic/payment/teni/index.html

*概要
GR200から作成できる防具。<<辿異防具>>と防具ステータス上に記載される。
基本的には辿異種の素材から生産するが、イベント防具や後述する課金系防具からの派生も可能。

G級系列防具の1つであり、基本特性はG級防具と一緒。
3部位(G級・G遷悠・G狩護込み)装備でスキル枠+1、攻撃力強化が発動し、
5部位(同上)装備でスキル枠+2となる。
また、Z2.3(2018/4/18)からはガンナーの始種防具への依存を無くすために、
&bold(){クリティカル距離と強撃ビンのダメージアップ効果}が追加される。
「辿異防具を1部位以上装備すると全ての武器でクリ距離での威力増加+強撃ビン強化」というものになると思われる。
剛種以上のクエストという条件があるかは不明、
スキルアップグレードや斬れ味強化効果はつかない。

強化はZ→ZF→ZY→ZXの4段階。
ZとZFには&bold(){Lv強化がなく}、生産→ZFへ直接強化→ZYへ直接強化、という方式になり、
ZYとZXは従来通り7LV強化で、スキルポイントは各段階毎に強化される。
防御力は少なくともZ→ZFは上昇、ZF→ZYは一旦落ちて強化で上回るという形である。
防具スロットはZの時点で3個空いており、スキルもZYより計1~2ポイント低い程度。
後述の点から、&bold(){ZYシリーズで防具としては完成する}と考えてよい。

[[パートナー]]に譲渡することはできるが、辿異スキルは発動しない。
また、G級系防具のため[[ラスタ]]用装備にすることはできない。
なお精錬もできない。

生産には辿異種★1クエストで入手可能な素材で、1個だけ★1発達部位の素材を使う。
ZFとZY派生は★2クエストで入手しやすい(一応★1でも入手はできる)生産と同等数の素材で、
それぞれ★2・★3の発達部位素材が1個ずつ必要。
ZYLv2以降の強化は従来の防具体系に近くなる。
最終的にZXLv7までは全てのランクの発達部位素材が合計5個必要。

また、それ以外については破壊部位が発達部位以外にも複数あるモンスターと、
そうでないモンスターとで体形が分かれる。
前者はZYで部位破壊上位素材を2個ずつ、ZXでは3個ずつ使用し、
後者はZYで部位破壊上位素材を3個、ZXで4個使用する。
辿異種ドドブランゴ、リオレウスはZYで1個、ZXで2個になっているが、
これは辿異種の難易度設定について開発チーム内で議論になっていた影響があるものとみられる。

*防具性能
辿異防具は天廊防具と同じく、従来のレア度体系が採用されている
(Zがレア9、以後段階ごとに増えていきZXでレア12の赤色アイコンになる)。
天廊防具は素の防御力が低く、GR適正防御ボーナス込でGX防具と同じぐらいの防御力になる調整だったが、
こちらは&bold(){Zシリーズの時点で素の防御力がGX防具とほぼ同じぐらい}であり、
それにGR適正防御ボーナスが入るためZの時点でGX防具を完全に超える防御力が発現する。
ZF強化では殆ど伸びないが、作成可能GR(400)を考えると適正防御ボーナス+120が入るため、
実防御はガンナーでも480近く、剣士では500を超える。
ZYではZと同じぐらいの防御力に一旦落ちるが、強化でZFをやや上回るようになり、
ZXだと更にもう少し上の防御力が発現する。剣士の場合、最終防御力は一式で&bold(){2800}に達する模様。

スキルについては、上述したようにZの時点でスキルポイントも十分備わっているため、
辿異種に挑む際の足がかりとして、G級防具の乗り換え先であると見ても良いだろう。
辿異種は防御力によるダメージ軽減が基本的に通用するが、既存のGX防具(1800~2000程度)では★1は問題ないとして、
★2以降は一撃一撃が痛くなっていく。
ZYの時点で標準的なGX防具を少し上回るスキル標準になり、
ZXでは各スキルポイントが若干増え、従来のGX防具で見られなかった水準に達するものがある。
ただ、ZYLv1の時点で防御力・スキルともにほぼ完成された状態になり、
そこからの強化は全ランクの発達部位素材が複数必要になるなどかなり難度が高いし、
そもそも新規やGRをあまり上げていない人に取ってG級遷悠種の次となるGR600までの道のりは決して短いものではないため、
基本的にはZYシリーズの時点で防具としては完成し、以後の強化は更なる装備革新を目指す人向けに用意されていると言える。

*辿異スキル
[[辿異武器]]、辿異防具最大の特徴として、防具自体に自動発動の「辿異スキル」が存在する。
防具1部位ごとに何かしらあてられており、対応した通常スキルが発動しているとき、以下のような強化を受ける。
同じ辿異スキルは、それぞれに定められた上限値まで重複させることが可能。

|辿異スキル|効果|上限|h
|スキル枠拡張+1|発動スキル枠を1つ増加する。|+7|
|閃転強化+1|「閃転」発動時に武器が持つ「元々の会心率」に応じて武器倍率上昇。&br()√武器会心率*5*スキル段階。例:素会心25%の武器で閃転強化+2の場合、√25*5*2=50。&br()この武器倍率上昇効果は閃転が発動していれば会心率100%以下でも有効。&br()※「元々の会心率」の判定ではシジル等は無視される。|+2|
|巧撃強化+1|「巧撃」発動時に連続で回避に成功すると上限220まで武器倍率の上昇を重ねられる。&br()1回目の回避で+100、以降持続時間中に回避を重ねることで+1:20、+2:40ずつ上昇し最大+220。|+2|
|属撃強化|「属性特効」発動時に属性肉質軟化効果が属性肉質15から発動するようになる。|-|
|纏雷強化+1|「纏雷」発動時に纏雷ゲージMAXの効果時間が+1は20秒、+2は60秒延長される。|+2|
|氷界創生強化|「氷界創生」発動時に効果減衰の猶予時間が+4秒される。|-|
|耳栓強化+1|聴覚保護系統スキルが段階分ランクアップ。&br()超高級耳栓を超えた場合「超咆哮」を無効化する。|+3|
|風圧強化+1|風圧系統スキルが段階分ランクアップ。&br()暴風圧無効を超えた場合「超風圧」を無効化する。|+4|
|耐震強化+1|耐震系統スキルが段階分ランクアップ。&br()耐震+2を超えた場合「超震動」を無効化する。|+2|
|耐毒強化+1|毒系統スキルが段階分ランクアップ。&br()毒無効を超えた場合「超毒」のスリップダメージを軽減する。|+2|
|耐麻痺強化+1|麻痺系統スキルが段階分ランクアップ。&br()麻痺無効を超えた場合「超麻痺(継続麻痺やられ)」を通常の麻痺に軽減。|+2|
|耐睡眠強化+1|睡眠系統スキルが段階分ランクアップ。&br()睡眠無効を超えた場合「超睡眠(熟睡)」を通常の睡眠に軽減。|+2|
|吸血強化|「吸血」発動時に効果発動確率が上昇する。※吸血スキル自体のランクを上げるわけではない。&br()Z2.3からは「吸血強化+1」というランクアップ式効果にリファインされる。|-|
|劇物強化|「劇物の心得」発動時に状態異常値の下降補正が38%から42%に緩和される。|-|
|支援強化|「支援」発動時に周囲のハンターへの付与スキルに「状態異常無効【多種】」が追加される。|-|
|弾丸節約術強化+1|弾丸節約術系統スキルが段階分ランクアップ。&br()節約達人を超えた場合更に効果発動確率がアップする。|+2|
|ガード性能強化+1|ガード性能系統スキルが段階分ランクアップ。&br()ガード性能+2を超えた場合以下の効果が発動。&br()ガード範囲が強化され削りダメージ・スタミナ消費量が更に減る。&br()ランスとガンランスは360度ガードが可能になるが、&br()背面でガードした場合はよろけモーションを取る(強ガードと同じ)。&br()また、一部のガード不可攻撃を強ガードと範囲ガードでガード可能になる。&br()加えて、ランスはガードストックの増加量が上昇し、&br()ガンランスは竜撃砲・爆竜轟砲・極竜滅砲の冷却時間が短くなる(-10秒)。&br()秘伝スキルとも重複するが(元の時間-10)/2となる。&br()また、ヒートブレード系の冷却時間は変わらない。|+2|
|適応撃強化+1|適応撃系統スキルが段階分ランクアップ。&br()適応撃+2を超えた場合肉質補正値が更に緩和される(適応ダメージが増える)。|+2|
|鼓舞強化+1|鼓舞系統スキルが段階分ランクアップ。&br()激励+2を超えた場合自動付与スキルに絶倫、スタミナ急速回復【大】が追加される。|+2|
|反射強化+1|反射系統スキルが段階分ランクアップ。&br()反射+3を超えた場合反射時の攻撃範囲とモーション値が大きくなる。|+3|
|巧流強化|「巧流」発動時に回避を成功させるとハンターの周囲に攻撃判定が出現し、&br()一定回数のみ斬れ味の消費量を0で攻撃する事ができる。&br()攻撃判定は打属性でモーション値30、斬れ味消費無効の回数は武器種によって異なる。|-|
|血気活性強化|血気活性」発動時に体力最大かつ100以上の時にさらに攻撃力が上昇する。&br()剣士は+100、ガンナーは+50。|-|
|雌伏強化|「雌伏」発動時に攻撃力UP上限までに必要なガード成功回数が減少(寸前ガードで更に減少)し、&br()上限に達している状態でガードに成功すると斬れ味回復(寸前ガードで回復量UP)。&br()※「刹那の護り【中/大】」の発動中は「寸前ガード」の有効時間が延長、&br()ガンスのHB/属性B中でも斬れ味回復効果の恩恵が発生。 |-|
|喝強化|「赤魂」発動時に自身の攻撃力が更に上昇し攻撃がサポート狩人や他のハンターに当たった時に怯まなくなり、&br()味方を攻撃すると一定時間味方の攻撃力を更に上昇させ抜刀ダッシュ時のスタミナ消費を0にする。&br()「青魂」発動時に自身の防御力が更に上昇し攻撃がサポート狩人や他のハンターに当たった時に怯まなくなり、&br()味方を攻撃すると一定時間味方の防御力を更に上昇させ体力持続回復効果を付与、&br()更に味方の様々な状態異常や特定のプレイヤーのやられ状態を解除できる&br()また、他プレイヤーに攻撃が当たるとそのプレイヤーから一定範囲内に効果を伝播させることが可能で、&br()この効果は音爆弾などでも付与できる(従来の喝は音爆演奏は有効だが音爆弾は無効)。|-|

スキルの強化は、該当スキルを含む複合スキルでも有効。
例えば耳栓強化であれば、豪放や秘伝スキルでも有効ということになる。
また「更に強力な状態異常」については、スキルを強化しても「無効化」ではなく「軽減」に留める点に注意。

また、スキル枠拡張以外の辿異スキルは「効果変更系(〇〇強化)」と「アップグレード系(〇〇強化+1)」の2種に分けることが出来る。
効果変更系は始種武器の自動発動スキルや天廊石等でも機能するが、
アップグレード系は剛種防具系統のスキルアップグレード同様、
スキル枠内に発動している(あちらと違い複合スキルも○)条件が残っている模様で、
こちらは[[遷悠防具]]を除くと、自動発動スキル系は反応しない。
例えば「状態異常無効」に対する辿異スキル「耐毒強化」の場合、迎撃戦で発動できる歌スキルや、味方の支援の効果として発動している場合には適用されない。
(インタビューでは「モンスターごとの準備や装備作り、装備改革を強調したい」という発言がたびたび出ており、それを反映していると思われる。)
//シャガルGX+対睡眠(対毒)強化、ガンキンGX+ガード性能強化が機能したので、遷悠防具の自動発動スキルに関しては機能していると思われ

*辿異狩護防具
G級狩護防具の強化バージョンで、辿異防具と狩護防具の効果を併せ持つ。
防御力はGX防具と同じ、更にレア度に変化するため軽減能力抜きでGX防具を上回る。
最終性能としてはZYシリーズに概ね近いものになり、狩護防具の特殊効果があるため、
(みなもと効果無しで)防御性能はZXを超える。
スキル面は防具によりけりだが、過去の防具の強化版はZP強化でスキルが一新され、
2016年代のものは、基本的に全く変化せず一部ポイントが微増するのみという特徴がある。
なお、こちらも強化は無く、レア度はZXシリーズ同様12。

辿異スキルを見ると、現状(Z2)では全体的に火力系スキルの強化やスキル枠拡張に偏っているという特徴がある。
汎用性の高い豪放系(耳栓・風圧・耐震)の強化が付いているものすら非常に限られている。
この点は特に複数の保護スキルが欲しい[[狩煉道]]において大きなネックとなりうる。

派生にはヒプノック辿異種の「眠鳥の柔橙毛」を1部位ごとに1つ使う。
当初は救済にもポイント交換にも対応していなかったが、現在は狩煉道ポイントで交換可能。
さらにデイリークエスト「楽々強化!特典防具」なら地図納品で5部位分が手に入るのでお手軽
。
現時点で課金防具を持ってなくても、GR200になったら1回はクリアしておくとよい。
一応、ラスタ持ち帰りや猟団のおすそわけボックスで手に入ることもある。
//天廊では100階↑にて出現したらしい

*辿異スキルカフ
いずれかの辿異スキルを持つスキルカフ。辿異種の素材から生産する。
通常のカフとは異なりスキルポイントは持たない。
保護系統は★1を2戦もすれば作れる程度だが、それ以外は剥ぎ取りレア・部位破壊レアを複数要求と相応のコスト。

防具に縛られずに任意の辿異スキルを付けられるので使い勝手が良い。
用途としては、モンスターに合わせて保護系スキルをピンポイントで発動させたり、
あるいはそれが不要なら火力スキルを強化したり、あふれたスキルを枠拡張で発動させるといったところ。
これらのカフを前提として、スキルシミュの際にカフ枠を空けておくといった例も多く見られる。

生産リストを見る限り課金系(PZシリーズ)の実装も内定しているようだが、そちらの詳細は現状不明。