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車両運転テクニック指南 - (2017/05/06 (土) 18:43:18) のソース

*車両運転テクニック指南
&bold(){このページでは[[乗り物Tips]]とは違う、車やバイクの運転のコツについて紹介する。&br()どんな車も上手に乗りこなし、フリーロームはもちろん、レース・ミッションなどにも活かしていただきたい。}
#contents()
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*自動車について知ろう
とても初歩的な事だが重要。このゲームには沢山の自動車があり、種類はもちろんのこと、1台1台でもそれぞれ良さも悪さもある。車を知り、特徴を覚え、様々な乗り物に慣れていこう。
&bold(){[[乗り物一覧]]、[[乗り物Tips]]}も参考にしていただければ、より分かりやすいものと思う。

**車の種類と特徴
***スーパーカー
高性能・高出力で独自のデザインを持ったスポーツカー。
性能・価格・美しさ・装備等で並大抵の自動車を超えた車で、スポーツカーの中でも作り手の強い情熱が感じられる車両。
スポーツカーとの明確な違いはないが、主に
-無駄ともいえる豪華な素材が使われる
-乗り心地や積載性は考慮されない
-走りの面では、とにかく加速・最高速・ハンドリングに特化した車両
-前面投影面積を削減するため、車高が低く乗り降りがしにくい
-ミッドシップにエンジンを搭載することが多いため、2シーターが基本
といった特徴が見られる。
説明の通り、価格相応の性能を持っており、最高速度、加速性、コーナリング等どれをとっても高性能。
だが、スピードを出すために車体を軽くしていることや空気抵抗を減らすために車高を低くしていることが多い。
出力を上げる為に4WDであることも多く、オフロード性能でも驚くほどの安定性を誇る反面、凹凸のあるオフロードや歩道の段差には滅法弱い。
また、一定の速度が出ていると非常に曲がり辛くなる。MRのスーパーカーも存在し、こちらは加速力などで劣りがちだが曲がりやすい。

速度が速いということはそれだけ反応時間(曲がる、止まるといったアクションに必要な時間)も短くなるということで、ミッション時の移動などで速く走らせようとするのであれば、それなりの努力が必要になる。
だが、乗りこなせるようになれば大変性能がいいため、速い。
バインウッド付近では、[[ブレット>Bullet]]と[[インフェルナス>Infernus]]が出現しやすい。

***スポーツカー
スポーツ走行向けの車両。スーパーカーより実用的であり落ち着いた走りを見せる。
スーパーカーよりは万人向けであり、速く走らせやすい。それでも下記の車両(一部除く)に比べると若干の扱いにくさはある。しかし、スーパーカーほどではない。
カテゴリ内でもバリエーション・個性があり、値段の張る速い車から、低性能だが安価な車、癖のある車まで様々。基本的には2ドアだが4ドアの4人乗りの車両も存在。
全体的にスーパーカーよりもマイルドな設定のため乗りやすい傾向があり、車種も豊富にあるため、まずはこのジャンルから始めるとよいだろう。ただしカスタマイズによってはピーキー(挙動が派手)になる車種もある。
また、速度の基準もスーパーカーとは違うので、スーパーカーなら曲がりきれる速度ならスポーツカーでも曲がれる、という訳ではないので注意。
レア度も車種によってマチマチなため比較的よく見かけるもの・たまに見かけることがあるもの・NPCが乗っているのはまずないという極レア車まで様々である。
スーパーカーとは違い、FR駆動の車両が多い。
街で見かける車種は様々だが、[[フューソラード>Fusilade]]、高価車両扱いの[[コメット>Comet]]などが特に多い。

***クラシックスポーツカー
「クラシック」と名の付く通り、基本的に古い型のものがこのジャンルに含まれる。
ABSやTCSなどの電子制御が備わっていない車両が多いため、高出力車では特に扱いづらい場合もある。
高級タイプと低級タイプで二分される。高級タイプは速度は出るものの、扱いにくい。低級タイプは、パワーが弱く、スピードが伸びない。見た目勝負的な要素が強いが、逆に雰囲気を大事にしたい時などには最適。
車種によっては非常に乗りやすいと感じる場合もある(パワーバランスと乗り手のスキルがマッチした場合など)。
全く走っているのを見かけないというほどではないが、そこまで頻繁に見る機会はないと思われる。
よく見かけられるのは、[[トルネード>Tornado]]、[[ペヨーテ>Peyote]]といったところだろう。

***マッスルカー
高出力高トルクなエンジンで強引にタイヤを回す…そんなワイルドなイメージだと思えばわかりやすい。速い車から遅い車まで様々だが、全体的にタイヤが空転しやすく、扱いがピーキーな物が多い。つまり繊細なアクセルワークを要求してくるということであり、一旦手なずけてしまえばスポーツカーを凌ぐ性能が出ることもある。
その特性故に、車種はアメリカ車が基本である。
車種によって偏りはあるが街で走っているものは少なからずある。
特に[[セイバーターボ>Sabre Turbo]]、[[ドミネーター>Dominator]]などは出現しやすい。

***SUV
スポーツ・ユーティリティ・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略称で元々はピックアップトラック等にシェルカバーを付けた形態の乗用車だった。
速度は平均的で基本的に車高が高く、4WDで設定されてることが多いがクロスオーバーSUVという街乗り向けのSUVも中には含まれているので多種多様。車高が低い車両も存在。
全体的に大柄な車体ということもあり、大通りを駆け抜けるのには最適だが狭い路地を通るには少々難がある時も。
車重があるために加速が鈍いことを除けば、最高速度も比較的伸び、また4WDという安定した駆動方式がとられていることも多く、初心者にも比較的運転しやすい方なのだが、慣性が大きく出る為、ブレーキングが少々悪くなりがち。
とは言っても、乗車人数を確保できるのでパーティーを組んでみんなで山登りやドライブ等、本来の性格に適した使い方が可能で、多様性に優れる。
大柄なボディを生かしたラムアタックや銃撃戦の遮蔽物、フレンドの送り迎えなどには最適。
街でもブレイン郡でも非常によく出現する。オフラインで病院から道路に出たらSUVばかり、なんてこともある。
街中での出現車種も特に多く、パッと思いつくだけでも[[ランドストーカー>Landstalker]]、[[メサ>Mesa]]、[[FQ2]]、[[ビージェイXL>Beejay XL]]、[[グレズリー>Gresley]]etc...
とにかくそれだけ頻繁に乗られている車種なのである。

***セダン
3ボックススタイルの乗用車でイギリスでは「サルーン」と表記されることも。
セダンをベースにワゴン化した所謂「ステーションワゴン」もこのカテゴリに含まれる。
速度こそスポーツカーやSUV等と比べると出ないが、価格帯もリーズナブル、かつ4名乗車が可能で耐久性や加速性、どれをとってもバランスの取れた車種が多いのも特徴。
細かい運転が面倒な時や、スピードを出す事に慣れていないプレイヤーにはおすすめできる車両。
入手が容易で警察からを振りきるのもそこまで難しくないため1台持っておけば便利である。
また、車高が良い感じで足下を撃たれない上に大半の物は体を隠すにはちょうどいい。遮蔽物としても適している。
SUVと同等の出現率であり、扱いやすさからくる人気の高さがうかがえる。
街中で見かけられるのは[[シャフター>Schafter]]、[[プリモ>Primo]]、[[ワシントン>Washington]]など。

***オフロード
ハイリフト化し、不整地での走行を強化した車両。
4WDであることがほとんどで、不整地の走行を重視した高い車高、悪路でも高いグリップが特徴的。
しかしながら、加速性を重視するあまりか最高速度が伸びない車種も多く、ブレーキングが悪いのも欠点。
とは言え、カスタマイズすると驚くほどに扱いやすくなったりする車種もあるので使いこなせればかなり強みになるだろう。
速度は速いとは言えないが、車高が高い車や4WDの車,悪路でのグリップの高い車が多く、悪路に強い。車体が重い物はブレーキを早めにかけるように心がけよう。カスタマイズすると化ける車種もあるので楽しみが多いとも言える。
車高の高さ故の高い重心によってたまに横転することもあるが、それもこの車両の面白いところでもある。
また、最低地上高の高いことは浅い川であれば渡ってしまえるということでもある。オフロード車両の激しい凸凹を走る姿は圧巻である。
余談だが、オフロードタイヤは雨天時にも強い。
不整地な道を移動しなくてはならないためブレイン郡ではかなりの人気があるようで、
[[インジェクション>Injection]]、[[ラスティ レベル>Rebel]]、[[サンド>Sandking SWB]][[キング>Sandking XL]]をよく見かけることができる。

***クーペ
スポーツカーとセダンの中間的な位置づけにある車両で操作性は比較的良好な反面、滑りやすい車種が多く、スポーツカーを扱いこなせでもしていない限りは少々運転しづらい。
高級車両特有の重い車重からくる運動性能の低さは日頃スポーツカーなどの軽量な車両を扱う人には不人気と思われる。
ホイールベースが長いクーペの場合、最小回転半径が大きく、かつアンダーステア傾向が強い。
グリップ力が弱い傾向にあるので、鋭角に曲がりたい場合には滑らせる方がいい。
高級車が多いため基本的に高級住宅街の駐車場に停まっている。
[[フェ>Felon]][[ロン>Felon GT]]、[[オラ>Oracle]][[クル>Oracle XS]]は比較的出現しやすい上にロスサントスカスタムで高く売れたりする。

***コンパクトカー
加速性と取り回しの良さを重視したコンパクトな車。低速域でのハンドリングが良好でFFスタイルであることが多く、クイックなハンドリングが特徴的。最少小回り半径も小さく、渋滞の多いロスサントスに適した車両。
路地を走るのも簡単だが、見かけ通り、耐久性が低く、またFFということがかえって災いし、独自の乗り方が必要になる場合(アンダーステアが強く出るなど)もある。
しかしFFならではのとりまわしのよさが万人うけするためか全域でちらほらと見かける。
[[ブリスタ>Blista]]、[[パント>Panto]]、[[イッシー>Issi]]がこれに含まれる。

**駆動方式別
車には駆動輪位置とエンジン位置で分けられることが多い。

***FF(フロントエンジン・フロントドライブ)
前輪の前にエンジンを搭載して前輪を駆動する。エンジンと駆動系を前に置いているため空間を広くとることができるが、当然ながらフロントヘビー(重量バランスが前寄り)になってしまう。
現代では最もポピュラーな駆動方式であるが、本ゲームでは逆に希少。
また、操舵と駆動を前輪のみで行うため基本的にコーナリングを得意としない。だが曲がるタイヤを前に進ませようとすることによりセルフステアリング(車が曲がったときに自然と直進状態に戻ろうとすること)の力が大きい。それにともない直進安定性が高い。まっすぐ走らせるのは比較的簡単である。
後述するが、後輪が駆動しないため車体を横に滑らす行為(ドリフト)はよほどのテクニックがない限り不可能である。
[[プレイリー>Prairie]]・[[イッシー>Issi]]・[[ディレタンテ>Dilettante]]などコンパクトカーが多い。

***FR(フロントエンジン・リヤドライブ)
前方にエンジンを載せ、後輪を駆動させる方式。かつてはこちらの方が主流。
現在ではスポーツカー、高級セダン・クーペに多い。GTAではかなり多くの車両が該当。
後輪駆動車全般にいえることだが操舵輪と駆動輪が分けられているのでハンドリングに癖がないとされる。
ただし、路面状況においてはパワーが逃げやすい場合も。
本ゲームでは、パワーに対しトラクションが低い場合、リアタイヤが暴れやすい。プッシングアンダーが出ることも。
また、フロントにエンジン・リアに駆動装置があるため車両重量バランスはよい。
[[テイルゲーター>Tailgater]]、[[エグゼンプラー>Exemplar]]、[[ブリート>Burrito3]]など多分野の車両が該当する。

***MR(ミッドシップエンジン・リヤドライブ)
基本的には運転席後方、リアタイヤの直前にエンジンを載せ、直接後輪を駆動する方式。ミッドシップとも呼ばれる。客室を犠牲にするため、スーパーカーや一部のスポーツカーにしか採用されていない。
エンジンが重心軸と近いため、コーナーリングがシャープで、減加速で前後のタイヤが最大のグリップを発揮する。
限界を超えたときの挙動が唐突で、限界域での操舵が困難とされる。そのためオフロードには不向き。
GTAではオンロードでのピーキーさは少ないが、オフロードで暴れやすい。
また、ゲームではほとんど気にならないが、座席のすぐ後ろでエンジンがうなりをあげるため非常にうるさい。
[[9F]]を始めとしたスポーツカー・スーパーカーなど、他は[[リベレーター>The Liberator]]、[[キャディー>caddy]]と、比較的数は少ない。

***AWD(オールホイールドライブ)
エンジン搭載位置関係なくすべてのタイヤを駆動させる方式。
4輪であれば4WDであり、6輪であれば6WDとなるが、6輪以上であればAWDと書くのが基本。もしくは6x6と表記する。
目的は悪路でもパワーを伝えるため(SUV、オフロード)、もしくは有り余るパワーを確実に路面に伝えるため(スーパーカー・スポーツカー)。
ラリーなどグラベル(未舗装路)を走行する競技ではこの方式がよく使われる。
全タイヤが駆動するため、加速性能・安定性は他の駆動方式より優れている。ただし曲がりにくい場合もある(FF車以上に、アンダーステアが出る(部品数増加による重量増や、アクセルを踏んだときに4輪全てが前へ進もうとしてしまい、曲がらないという構造からくる特性によるもの))。車体重量増というデメリットもまとわりつくため、それなりのエンジンパワーを必要とする。
[[ダブスタ>Dubsta]]、[[サドラー>Sadler]]、[[トラクター>Fieldmaster]]などオフロードを走行する車両が多い。

***RR(リアエンジン・リアドライブ)
リアタイヤの更に後方にエンジンを載せ、後輪を駆動する。FFのちょうど対と言えばわかりやすい。
現代では主として[[ポルシェ>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7]]しか作っていない希少な駆動方式。
本ゲームのスポーツ、スーパーカーカテゴリの車では「コメット」がこれを採用している。
「[[コメット>Comet]]」のようなスポーツRRの場合、リアに重さがかかるので、加速性能は抜群。
ただし、コーナリング特性に難があり、ターン初期でアンダーステアが出やすく、その上リア滑り出しは唐突(重量物がリア寄りなので横方向の慣性が大きい)というかなりピーキーさ持つ。
FF同様空間を確保でき、リアにエンジンという障害物を置くことで前方の視界を遮るものがなくなるという利点から昔は結構な数がこの形式だった。現在でもバスなどで活躍している。
しかし、時代を経るにつれて自動車のパワーも上がり、上記のようなアンダーステアもオーバーステアも誘発するという挙動のピーキーさが「危険である」とみなされ、現在では極限られた車両のみとなった。
本ゲームでのRR車は上記のコメットのほか[[サーファー>Surfer]]、[[インジェクション>Injection]]、[[ロスサントス巡回バス>Airport bus]]などの車両に限定される。


**ゲームに登場するメーカー
現実世界の自動車をモチーフとしている本ゲームでは当然ながらメーカーごとのクルマの特性に差がある。
この項ではそういったメーカーによる販売しているクルマの違いを説明していく。
それぞれのメーカーについては[[自動車メーカー>企業一覧#乗り物メーカー]]の項を参考に。
//&bold(){この項の加筆をお願いいたします。&br()特に決まりはないですが以下に実在メーカーでの例を示しておきます。}

***デュボーシー
高級車を販売するイギリスの自動車メーカーの1つ、アストンマーティンがモデル。
数ある高級車メーカーの中でも比較的運動性能のいい車両が多い。
GTAでは高性能なスポーツカーを数種類生産している、[[マッサクロ>Massacro]]や[[セブン70>Seven-70]]など。
実在車種では「グランツーリスモ」と呼ばれる長距離移動に適した高性能な車両を主に販売している。
V12バンテージはその名の通りV型12気筒エンジンを搭載したハイパワーな車両であり、
ここからもアストンマーティンの奇抜なセンスが見られる。

***プロジェン
マクラーレン・オートモーティブがモデル。
GTAでは高性能&高額のスーパーカーを生産している、[[T20]]や[[タイラス>Tyrus]]など。
実在車種では「F1」や「P1」など、超有名かつ超高額な車両(現在は生産終了している)や、570Sや650Sなどのロードゴーイングカーを生産。
特にF1はシートが3つの3人乗り、センターシートが運転席でハンドルなどは中心に付いているという特殊な設計。
だがF1をモデルとしているタイラスは左ハンドルで2人乗り。

***カリン
日本の自動車メーカーで、世界企業でもあるトヨタがモデル。
トヨタは、1997年にハイブリッドカーの量産を実現しており、アクア、エスティマハイブリッドなど、さまざまなハイブリッドカーを発売している。
また、ヴィッツやカローラなど、大衆車も多数販売していて、日本国内での自動車販売はトップ。
GTAでは、比較的性能が良く、価格が安いクルマを生産している。(サルタン、イントルーダーなど)
トヨタがモデルとだけあって、GTAで唯一のハイブリッドカー「ディレタンテ」の生産もカリンが行っている(シュヴァル サージ等は電気自動車)。
特別性能が良いわけでもなく、普通の感覚で運転できるので、慣れるのに時間がかからない。
ただ、後退灯やABCペダル、シフトノブがないなどの欠陥が多い。

***アルバニー
アメリカビッグ3のトップ、GMが保有するキャデラックがモデル。
現在の大統領専用リムジン「ビースト」はGMのエントリーブランド、シボレーのトラックをベースにしつつ、外観はキャデラックに仕立ててある特別な車両。
その他、エスカレードやCT6と言った「アート&サイエンス」下における車やかつてはブロアムのようなフルサイズカーも生産していた。コンパクトクラスからSUV、セダン、ハイパフォーマンスセダンまで幅広く生産している。
GTA内におけるアルバニーはキャデラックとしての側面以外にGMとしての側面もあるようだ。
販売車両は高級車が中心でありながら、エスペラントが[[ポリス・ロードクルーザー>Police Road Cruiser]]として警察機関に使われていた実績がある。
その他、エスカレードをモデルにした[[カヴァルケード>Cavalcade]]やコンセプトカーであるエルミラージをモデルにしたスポーツカー、[[アルファ>Alpha]]などを販売している。

***カニス
アメリカビッグ3の1つ、クライスラーが保有するSUVブランドのジープをモデルにしたメーカー。
カイザー=ウィリスを源流とし、元々はアメリカのナンバー4、AMCが保有しているブランドだったが、クライスラーのAMC買収に伴い、クライスラーのブランドの1つとなる。
かつての軍用車両の流れを汲むジープ・ラングラー、モノコックSUVの先駆けとも言えるチェロキー、現在のフラグシップのグランドチェロキー、コンパクトSUVのレネゲードなどSUVの種類は多種多様。かつてはグランドワゴニアーなども存在した。
GTAにおけるカニスはモデルのJeepとほぼ同様で、ラングラーアンリミテッドをモデルにした[[メサ>Mesa]]、グランドチェロキーをモデルにした[[セミノール>Seminole]]とカイザー=ウィリス時代の軍用車両をモデルにした、トレバーの愛車でもある[[ボーディ>Bodhi]]などラインナップはSUVとオフロード中心。
またメサの軍用車両である[[クルセイダー>Crusader]]も存在し、その存在感を発揮している。
何故かフランスの軍用車両であるシトロエン・メアリをモデルにした[[カラハリ>Kalahari]]も居るがご愛嬌。

//{一応例として示しましたが自由に改善していただいて構わないです。&br()そのメーカーについてのちょっとした説明と&u(){販売車種の傾向}、メーカーの特徴(例として車種を1、2台だしてもいいと思います。)を書いていただいた方がいいかと。}

*運転技術を上げよう
ここからはタイム短縮やミスの削減をするための知識・技術を紹介する。頭に入れながら、実際に運転し、上達を目指そう。

**初級編
まずは基本的知識から。習うより慣れよ。

***曲がる時はしっかりブレーキを、ぶつけない運転を
スピードを出したまま曲がろうとすると高確率で壁や障害物にぶつかって乗ってる車両が損傷してしまう。こうなると運転中に真っ直ぐ走りにくくなる等のデメリットが発生するので、カーブや曲がり角ではブレーキを心掛けよう。
また、大きな段差や起伏等を乗り越える際も減速を大事に。スピードを出したまま突っ込むとスーパーカーなどの軽い車はあらぬ方向に飛んでいく。タンクローリーの様な重たい車でもジャンプ時に暴れ、着地時に障害物などに激突しボカーン…ということが起きる可能性が大きく高まる。

***場面によって車種を変える
このゲームは変なところで独特なので、スーパーカーで山登りということも一応可能だ。しかしオフロードカーやオフロードバイクなら、より簡単に登ることができる。ミッション等では、敵の攻撃から身を守る事の出来る[[クルマ装甲>Kuruma2]]等。街を猛スピードで駆け抜けたいのならスポーツカー等。TPOによって服装を変えるように車選びにも色々と気を使ってみよう。

**コーナリングの基礎
***アウト・イン・アウト、スローイン・ファストアウト
アウト・イン・アウトとは、コーナー入口でアウト(外)側、コーナー中央でイン(内)側、そしてコーナー出口でアウト側に抜けていく走法のこと。
実際のコーナー半径よりも大きな旋回半径を取れるのでコーナーリングスピードが向上する。因みに、この走り方で、一番内側に近づいた点をクリッピングポイント(CP)と呼んだりする。

スローイン・ファストアウトとは、入口でゆっくり(スロー)、出口で速く(ファスト)する走法。先述のクリッピングポイントをコーナーの中間地点より先に取り、旋回半径を小さくする代わりに早めにアクセルを開けて、より早く加速しようというもの。
簡単に言えば、「CPを奥に取る」ということになる。スポーツ走行の基礎なのでよく覚えておこう。
あくまで障害物やNPC車のある街中を走るので、NPC車なしレース以外では余裕のあるライン取りが求められる。

**中級編
中級編では、大まかな改善と言うよりは、細かく意識すべきアレコレを紹介する。

***パーシャル(半開)を使いこなす。
トラクションが低い車はアクセルを全開にすると、タイヤが空転し、加速がモタついてしまう。また、コーナーで安易に全開にしてスピンするということしばしば起きる。
このようなことを避けるには、アクセルを徐々に踏む、コンシューマー機ならばアクセルボタンの「遊び」を利用して半開状態にする、というテクニックが有効。
半開が難しいという場合は、ポンピングアクセル(アクセルキーを連打)で速度を調節してもよい。
このゲームでは燃料の概念は存在しないため燃費を意識する必要はないが、丁寧な運転を心がける上でとても大切なので常に頭に入れておこう。

***車をカスタムしよう
GTA5では車のチューンナップ、ドレスアップが可能。愛車をカスタムショップに入れて改造をしよう。
エンジン、ターボなどパフォーマンスの向上はもちろんのこと、外観まで大きく変化させることができる。
基本を重視したシンプルな見た目か、速さを求めた完全武装か、それとも観賞用のド派手なデザインか、
そしてそこに、どこまでパフォーマンスを求めるか……全てはアナタ次第だ。
細かいカスタマイズについては、「[[カスタマイズTips]]」をご覧の上、参考にしてほしい。

***ナビに頼らない運転を
実際のカーナビを使ったことのある方でないと分からないかも知れないが、GTA5のナビ経路は「距離優先」設定で表示される。具体的に言えば、距離を短くするためにやたらに曲がるルートになってしまう。
曲がる、ということはロスになるので、多少遠回りでも真っ直ぐ言った方が良い場合もあり得るのだ。
例:2ブロック北と1ブロック西に進むときナビでは3回曲がるルートでも1回で曲がって済ませた方が速い。

**上級編
ここでは教習所では普通教えないが、ロスサントスで戦い抜き、そして生き延びるために必要になるかもしれない技術を伝授する。

***ドリフトによるコーナリング
様々な場面で使うことがあるドリフト。キレイに決めるととても気持ちいいのが魅力。
しかし、このゲームではドリフト時の減速(特にサイドターン)が大きく、スピードが落ちてしまう。
レースで使うというよりも魅せるためのドリフトがメインになる。(狭くて急なカーブでは早くターンする技として使えるのだが。)

****ドリフトの仕方の前に
ドリフトには向いている車、向いていない車がある。向いている車は、駆動方式がFR・RR・MR・AWDの車である。
FFでもできなくはないがこのゲームにはスピードが出る車が少ないこととグリップ走行による走りがメインのものが多いのであまり派手なものはできない。そもそも後輪が駆動しないためアクセルを踏んでドリフトアングルを強くするということができない。サイドブレーキを使い続けないと滑らせることさえ難しい。
また、後輪・4輪駆動車の中でも挙動の違いがある。

-FRは他のどの駆動形式よりもドリフトにむいているといわれ、比較的に安定したドリフトができる。また、簡単にドリフトに持ち込むことができる。パワードリフトやサイドブレーキドリフトなど様々な方法で車を滑らせることができる。
-MR車はFR以上にドリフトへ持ち込むのが楽だが、そこからの挙動がなかなかにシビアなため慣れていないと車を制御するのが難しい。慣性ドリフトをするのにむいている。
-RRはリアタイヤのさらに後ろに重量物(エンジン)が置いてあるためMRより車の制御がきつい。また、アンダーステアも誘発させるためドリフトへ持ち込むのも大変である。パワーのある
車両であればパワードリフトは有効。フェイントモーションなどを利用してもよい。
-4WDでは非常に安定したドリフトが可能で、他の駆動形式と違いほとんどカウンターステア(ドリフトした際に反対側へステアリングをきってスピンを抑える技)をする必要がない。その安定性を生かした4輪スライドにむいている。
--パワーがある。 これはスーパーカーやスポーツカー、マッスルカーなどの馬力がある車のことで、なぜパワーが必要かというと車体を滑り始めさせたり滑っている間のパワーを調整して走行ルートを決めるのに必要だからである。また一度にパワーを出すことで一気にタイヤを空転させることができるため、パワー調整の幅が広い車がおすすめである。
--車体が重い。 車体が重い方がドリフトのスピードが出て滑りやすく、ドリフトを持続させやすい。 ただしコーナーを曲がりきれずアウトに出過ぎてしまうこともある。それに対し車体が軽い場合はかなり滑りやすいが、一度安定させるとそれ以降はドリフトしやすく急なカーブでも曲がりきれる。
車重は個人の好みで選ぶといい。またカスタマイズでも重さが変わるので詳しくは[[カスタマイズTips]]で。

****ドリフトの仕方
+まずスピードを出してコーナーに近づく。この時には車体は安定した状態の方が後々操作しやすい。
+コーナーの手前でカーブとは反対向きにハンドルを切る(フェイントモーション)。曲げすぎるとドリフトで曲がり切れなかったり曲がり過ぎたりしてしまうため感覚を掴んでおこう。
+カーブの向きにハンドルを切り、アクセルを緩めつつサイドブレーキ(PS系統 R1 Xbox系統RB)を一瞬かけ車体を滑らせる。
+アクセルを踏み込み滑りを安定させると同時に曲がる方向とは逆に軽くハンドルを切る(カウンターステアという)。この時の曲げ具合で進む方向が決まる。 これも車ごとやカスタム内容で程度が異なるので慣れておく
+アクセルを調整する。 これで移動距離が変わる。
+コーナーを抜けたらアクセルを離しスライドからグリップに戻りドリフトを終える。立ち上がりでスライドを残さないのが綺麗で速い。

こちらに参考動画を掲載した。上達を目指したい諸兄はぜひともチェックを。
&youtube(https://youtu.be/GNkxmec4pDQ)

なお、これはコーナーのためのドリフトで応用すれば同心円ドリフトや八の字もできる。
このような流れで行うが、あくまで参考であり絶対にこれがいいというものではない。 自分の愛車と相談し、自分に合ったドリフトを身につけよう。

***ライン取りについて
やみくもにコーナーを攻めるだけでは速くはならない。コース全体のタイムを見たときには、複合的なライン取りというのが必要になってくる。
-コーナーの次が長いストレートの場合、立ち上がり重視のラインの方が有利
-コーナーとコーナーの間がさほどない場合は、突っ込み重視のラインを取る
と言った具合。そして最後は賢いもの勝ちだ。


*最後に
ミッションなどで高速走行が余儀なくされるゲームのためついつい普段の走行で飛ばしてしまう人も多いと思いだろう。しかし、何の注意もなしにアクセル全開で走ってしまうと他のNPC車両と激突する、ガードレールにはじかれてスピン、山道でミスを犯して崖へ転落……などで修理費がかさむばかりになるだろう。オンラインであれば、協力ミッションの場合足手まといになりかねない。

絶対にぶつからないように細心の注意を払うならば別であるが、特に急ぐ用がなければ安全運転を心がけよう。場合によってはその方が早いときもある。
そのときの都合によって自分の愛車ではなくいろんな車に乗る機会があると思うが、基本的にどんな車でも優しく丁寧に扱えば素直に動いてるはずだ。一部例外はあるが……

ときに安全運転を心がけ、ときにフラットアウトで派手にトバし、アナタ好みにロスサントスを生き延びよう。