空輸貨物ビジネス
極秘空輸アップデートで追加された本アップデートの目玉となる新ビジネスで、格納庫を購入後、オフィスのPCより開始することができる。
ビジネスの構図としては極秘貨物とほぼ同じで、製品の種類も極秘貨物と全く同じである。
概要
格納庫を購入すると、空輸貨物ビジネスを開始することができる。
格納庫内オフィスの専用パソコンか、ロンに電話をして貨物の調達ミッションを開始し、売却することで利益が得られる仕組み。
なお様々な種類の貨物があるが、どれも価格は
一個あたり$30,000であり、異なるのはまとめて売却した際のボーナス価格である。
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空輸貨物のボーナス |
- 下記3つが25個ごとに35%のボーナス
- 下記3つが10個ごとに12%のボーナス
- 下記2つが5個ごとに5%のボーナス
- ※ 察しの通り、薬物・化学物質・医薬用品が多少得な以外はボーナスと呼べるか疑わしい内容に加えて、異なる貨物を混同して売ろうとするとこのボーナスは一切適用されなくなる。
- 例えばタバコ&酒10個なら10%のボーナスが付くが、タバコ&酒5個・模倣品5個の計10個を売ろうとしてもボーナスは一切付かない。
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調達の時間が長い(全パターンを平均しておおよそ8分程度)。その割に報酬は低く、ソロによる調達ではあまり儲かるとは言えない。
人を集めることで一度に回収できる貨物の数が増えるため、複数人前提のビジネスである。アップデートで追加された一部航空機の割引を目的として見ても良いといえよう。
ただし一方で「サンアンドレアスの傭兵」アップデートより、後述する
ルースターへの調達依頼
で投資運用するという形もとれるようになっており、むしろこちらの方がこのビジネスの主流の稼ぎ方となりつつある。
空輸貨物ミッションの仕様
- ドッグファイトボーナス、空中キャッチボーナスなどがあり若干ながらRPを得られる。
- 貨物のパラシュート降下速度が遅くなっており、空中で航空機を用いて回収することができる。
- 貨物の載せられた回収対象の乗り物は、破壊することで貨物が乗り物の残骸の真上からパラシュートでドロップされる。
- 回収対象の乗り物を運転して格納庫に持っていくより、破壊し貨物を取得して自前の航空機等で格納庫に持って行った方が時短となる場合も多々ある。
- 格納庫に直接貨物を投下できるようになっているため、航空機からいちいち降りずに完了させられる(ただし再度調達の際は直接入ったほうがいい)。
- 調達完了後、その貨物の調達ミッションにクールタイムが発生する。
- クールタイムは貨物の種類と調達した数で変動する。
- 稼ぎの上では同じ貨物を調達したいところではあるので、地味に痛い点といえる。
- 協力し合えるプレイヤーが自身を含め2人いる場合、交互にお互いの組織に入り、2つずつ同じ貨物を調達する…というのを繰り返していけば疑似的にクールタイムを無いようなものにでき、ソロで調達するよりも2人とも素早く同じ貨物を調達することが出来ると言える。
- 後述するルースターへの調達依頼でも貨物の種類は選べないため、いっそのこと単一の貨物ボーナスは捨ててルースターへの調達依頼と並行させ、「タバコ&酒」と「模倣品」を交互に調達してクールタイムを実質的に無くすという手法も無くはない。
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空輸貨物のクールタイム一覧 |
- 下記3種の貨物がn個調達された際に3+n分のクールタイムが発生。
- 下記3種の貨物がn個調達された際に2+n分のクールタイムが発生。
- 下記2種の貨物がn個調達された際に1+n分のクールタイムが発生。
- 例えば、薬物を1人プレイで調達した場合のクールタイムは3+1で4分、2人プレイで2つ調達した場合のクールタイムは3+2で5分となる。
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- 調達や売却の際にはロンから航空機が支給されるが、異常なほど耐久性が増加しているため、
自前の航空機等を使うよりも良い場合が存在する。- ただしミッションが終わると荒らし防止の為か自動的に破壊される。
- 勿論、自前のハイドラやオプレッサーMk2等の方が有効なパターンも存在するので使い分けていこう。
- ミッションの難易度そのものはあまり高くないが、航空機の操作に慣れていなければ地獄と化す。オフラインとオンラインのSAフライト訓練所をすべてクリアできるぐらいの技量はほしいところ。
- 売却完了の際に、売却額の2.5%(最大$30,000)がロンの取り分として回収される。
- 追手は一部を除いて無限沸き。相手にするだけ時間の無駄なのでさっさと逃げよう。
有用なテクニック
- 追手がヘリであれば、ドアガンナーだけを倒すことでさらなる追手の出現を止めることができる。基本的にはこちらの方が速力が上なので相手取ること自体がそもそも無駄だが、支給された航空機を失い徒歩や車両での移動を余儀なくされた場合は有用。
- ヘリコプターはテールローターを破壊すると楽に撃墜できる。ただし墜落している途中でも攻撃してくることはあるので、落としたからといって油断は禁物。
- 信号拳銃が相手のミサイルに対するデコイとして機能するため、もしフレアの無いヘリに2人以上乗るのであれば、乗客はフレア代わりに信号拳銃を撃つことで被弾リスクを抑えることができる。
- 乗り物に乗ってる場合のNPC戦闘機のミサイルの精度はほとんど低いのであまり気にすることはないかもしれないが、なんらかの理由で徒歩の状態になってる場合、鬼エイムで無誘導ミサイルを正確に当ててくる為、リスキル地獄に陥る可能性がある。早急に速力のある乗り物を確保しよう。
- フォート・ザンクード基地を買っていれば、基地内に置いてある戦闘機を拝借できる。
調達ミッション
カッコ内は支給される機体の名称。
売却ミッション
売却完了時にボーナスを含めた売却額の2.5%(最大$30,000)がロンの取り分として差し引かれる。
また他ビジネス同様ミッション放棄のペナルティも存在し、セッション変更等で売却ミッションを放棄すると売却数量に応じて1~3個の貨物を失う。
売却に用いた乗り物を戻すと報酬がもらえるが、微々たるものなので微妙なところ。
高需要ボーナスとして、売却額(手数料を差引かれた後の金額)の2.5% × そのセッション内の自分の組織・MC以外のプレイヤー数が報酬に上乗せされる(上限55%)。
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詳細 |
- スカイリフト
- それまでオフラインでしか登場しなかったモンスターヘリに乗れる。
- 難易度は低いが、オフライン未プレイでもその巨体から察する通り、移動速度が飛行船並みなので早々に嫌気が差すこと請け合い。その上移動距離がやたらと長いのでとにかく暇になりがち。
- そしてその遅さ故、売却完了後に格納庫へ時間内に戻るのは、配達場所にもよるがまず間に合わない。仮に間に合ったとしても前述の通り追加報酬はショボいので、売却が終わったらさっさと自分の乗り物に乗り換えた方が良い。
- ハワードNX-25
- 目標地点の上を超低空で飛ばなければ物資を投下できず、その目的地は当たり前の様に低い橋の下やビルの間などにある。使用するハワードも曲芸飛行をするには速度が速すぎるため難易度が非常に高い。少なくともフライトスクールを全てシルバー以上でクリアしてるくらいの技量は必須。途中で墜落しても配達した分の報酬は入るので、まずは確実に届けられそうなポイントから回った方が無難。
- ハンター
- 所定の地点に物資を投下して行くのだが、取引の情報が漏れており各投下地点に敵が待ち伏せているため、それらを掃除してから投下して行く。
- どの配送地点にもスナイパーやロケットランチャー持ちが数名いるが、機動力を活かし旋回していればまず当たらない。
- ただし例によって敵NPCの狙撃精度が鬼仕様なので近寄りすぎるとバシバシ撃たれまくるので、遠距離からホーミングミサイルで掃除していくのが確実。
- ちなみに売却完了後は、十数秒後にハンターのエンジンが停止するようになっている(そのまま乗り続けて他プレイヤーへの攻撃に使用されないようにするための処置と思われる)。売却が終わったらさっさと自前の乗り物に乗り換えてしまおう。
- この売却パターンは「ハンターで目標地点に向かう」→「敵を排除する」→「貨物を投下」まではいいのだが、ハンターが複数台あると「いちいち開始地点に戻ってからもう1つの貨物を1箇所目に輸送する」必要があり、非常にテンポと効率が悪い。ソロでこのパターンが来たら大体間に合わないのでセッション移動を推奨。
- アルファZ1
- こちらも所定の場所への物資投下。
- ハワードと同じく超低空で物資投下しなければならないが、投下地点がビルの合間とかではなく山岳の尾根や湖など。ハワードに比べればマシ。
- 風車下等技術を要するポイントは幾つかあるので(配達台数増加により増大)プレイヤースキル必須。最低でもフライトスクールくらいは通っておこう。
- シーブリーズ
- こちらも所定の位置への物資投下。投下地点は近海が多め。
- 追手にローグ2機が出現するが、無誘導ミサイルを撃つか体当たりをしてくるだけなのでほぼ無害。ミサイルを撃ってきた後は上手い具合に並走することもあるので、上手くいけば背後に回ってマシンガンを撃ち続けて撃墜させることも出来なくはない。
- ただ相手にしてもドッグファイトボーナスなどは得られず時間の無駄なので、後ろに付かれたら宙返りで背後に回り、そのまま配達を続ける方がよい。
- 1台の配達時間目安はLS空港スタートで5~6分程度。
- モーグル
- ハズレミッション。ソロではほぼ絶望的なのでキャンセル推奨
- こちらも所定の位置への物資投下。滑走路から飛び立ってしばらくすると追手にポリス・マベリックが2機出現する。
- 確定で手配度が4つも付き、手配されたことで駆け付けて来る警察ヘリが加わるので最大4~5機の警察ヘリから追尾される。
- モーグルは警察ヘリより鈍足で耐久性も大して高くないので、売り切る前にヘリからの攻撃に耐えられずエンジンが停止して失敗になる。
- 投下地点の配置次第では何とか持ちこたえることが出来るらしい。
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雑談用掲示板にて提起されていた売却法、真偽不明にて参考程度に |
敵ヘリが出現する前にあらかじめ高度をとっておき、移動時は基本角度をつけて上昇し続ける、そうすると上昇力で劣るヘリが着いて来られず弾が当たらない位置まで逃げることが可能、ポイントに投下する時は機首を真下に急降下、投下したら速度を活かしてまた上昇、これを繰り返せば時間は掛かるが比較的安全に売却可能。
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- ハボック
- 所定の位置への物資投下。
- 1台で2箇所に投下する必要がある。投下地点が高速道路の下や建物の合間など狭い場所が多い。
- 投下可能な高さが低く、かつ狭い場所で微調整しながら投下場所に飛行する必要がある為敵対プレイヤーからは格好の的となりやすい。ハボックの耐久性もあまり高くなくキャノピーが大きい為楽にスナイパーライフルで打ち抜かれる。
- 2箇所に物資投下後は開始地点に戻る必要があったが、現在は乗り捨ててもいい。
- カーゴボブ
- 他に比べて難易度が低い「当たり」。
- カーゴボブで用意されているコンテナを吊り上げ、待機しているトレーラーに運ぶ。
- 最初はロンから移動中のトレーラーに載せろと言われるが、ご親切にトレーラーが止まってくれている。位置合わせは正確にしなくても、ある程度的に入れば画面に投下操作の表示が出るので、そこで投下してしまえばショートムービーに切り替わり回収される。
- なお、ペガサスで呼んだ自前のカーゴボブは吊り上げることができず、用意されたカーゴボブでしか配達できないので注意。
- 売却パターンに陸路を指定した場合は以下の三つから抽選となる。現時点ではどれだけ在庫を溜めていても売却時に支給される乗り物は1台だけで済み、いずれのパターンもそれほど難しくないので基本的には陸路を推奨。
- トレーラ-輸送
- 貨物の入ったトレーラーを運ぶだけのアタリ枠。1台
- 用意されたトレーラーをあらかじめ支給されたファントムで牽引し、目的地まで運ぶ。
- 自前のファントムウェッジを持っている場合はそれで牽引することも可能。ただし、トレーラーに接続した時点でトラッカーが起動し、同時にロンから「積み荷は壊れやすいから丁寧に扱ってくれ」と連絡が入り、トレーラーの耐久ゲージが出現する。
- 一方でカーゴボブを用いる場合はメッセージは来ても耐久ゲージもトラッカーも起動せず、比較的安全にトレーラーを運ぶことができる。ただしトレーラー自体が割と重くカーゴボブの挙動も変わってくるので墜落に注意。こちらは個人所有機でもペガサスで呼び出したカーゴボブでもどちらでも可能。
- カーゴボブで空輸する場合は指定された場所に運ぶだけで終了するが、トレーラーは自力で黄色いエリアの中に設置しなければならない。挙動もあって設置するのはややシビアで墜落のリスクもあるが、先述した通りペガサスも使用可能なので落ち着いて設置しよう。ただし、売却先にランチョが指定された場合、トレーラーが並んでいる中の隙間に設置するような目標が出るのでカーゴボブでのトレーラー切り離しはかなり難しくなる。その場合は近くに止められているファントムを用いることになるが、同時に先述した耐久ゲージとトラッカーが起動し、また敵が出現するパターンを引いた場合は追っ手も出現するので注意。
- 実は綺麗にトレーラーを設置する必要はなく、範囲内にトレーラーが設置されればたとえひっくり返っていようがそれで売却完了と見なされる。なので割と雑に投下しても問題なかったりする。
積み荷が壊れやすいとは何だったのか
- ラテル
- あらかじめ支給されたラテルに乗り、指定された5か所のポイントに貨物を届ける。1台
- 指定された5か所はいずれも僻地かつオフロードであり、武器売却のマーシャルパターンと酷似している。ただし、ラテルはマーシャルとは異なり
見た目と反してオフロード走行性能がそこまで高くないので、基本的には順路推奨。- 3個目の貨物を届けると、マベリック2機が追手として出現する。ドアガンナーが軍用マシンガンで武装しておりなかなかに痛いので倒したくなるが、マベリックは無限沸きするので無視してスナック連打などで乗り切ろう。
- 追手が出現するのはランダムで、最初の貨物を届けた時点でいきなり出現する場合もあれば2個目から出現するパターンもある。ただしいずれも対処法は同じ。
- アリーナイッシーorアウトロー
- あらかじめ支給されたアリーナイッシーかアウトローに乗り、指定された10か所のポイントに貨物を届ける。なおこのパターンは珍しく追手が出現しない。1台
- ロスサントス市街に配送するパターンとブレイン郡に配送するパターンの2種類がある。前者はアリーナイッシーが支給され、後者はアウトローが支給される。
- 配送ポイントは黄色い発煙筒が焚かれており、マップでも黄色いアイコンとして出現するのでそうそう迷うことはないだろう。1個目の貨物を届けて次の指定ポイントに向かう道中には道しるべとして青い発煙筒が焚かれているので、それに従いながら次の指定ポイントに向かうだけ。
- 配送の道中ではオフラインの宝石店強盗やカジノ強盗の逃走ルートに用いた下水道を通る場合もある。例によらず道しるべの青い発煙筒が焚かれているのでそうそう迷うことはないだろう。
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ルースター・マクロー
「サンアンドレアスの傭兵」アップデートから追加された要素。
格納庫にルースターが配属され、直接話し掛ける事で$25,000を支払う代わりに自動的に倉庫に貨物を調達してきてもらえる。
貨物が届くのはオンラインをプレイしていない時間も含めて現実時間で48分後。
調達数は大抵1個だが、25%の確率で2個調達してくれる場合がある。
言い方を変えれば確率的に約40回調達してもらえば倉庫の容量(50個)が満杯になるといったところである。
ただし、調達する貨物の種類はランダムなため、このビジネスにとって重要な単一の貨物をまとめて売却する際のボーナスは受け取りづらいという欠点を持つ。
プレイヤー自身が貨物を連続して調達している最中にその補助としての活用は勿論、
地下基地等の原材料購入と同じ感覚で定期的に依頼をすれば、最終的に利益を生み出すことができる。
在庫を貯め込んでも防衛ミッションは発生しないため、不定期でやってくる報酬2倍イベントに備え、手間が空いたときに調達を繰り返し頼んでおくと良いだろう。
余談
BGMはすべて専用のBGMで、このアップデートにより追加されたものである。
またBGMは人気が高いためか、後の「ナイトライフ」「ジェロの最後の誘い」といったミッションでも使われている。
最終更新:2025年03月27日 20:16