あさぎりがたごえいかん
艦種 |
汎用護衛艦 |
建造期間 |
1985年~1991年 |
就役期間 |
1988年~就役中 |
次級 |
むらさめ型 |
排水量 |
基準:3,500トン (5番艦以降50トン増加) |
満載:5,200トン |
全長 |
137m |
全幅 |
14.6m |
深さ |
8.8m |
吃水 |
4.4m(5番艦以降4.5m) |
機関 |
COGAG方式 |
MS1Aガスタービンエンジン (13,500ps) |
4基 |
可変ピッチプロペラ |
2軸 |
電源 |
M1A-02ガスタービン発電機 (1000kW) |
2基 |
ディーゼル発電機(500kW) |
2基 |
速力 |
最大30ノット |
乗員 |
約220名 |
兵装 |
62口径76mm単装速射砲 |
1基 |
高性能20mm機関砲(CIWS) |
2基 |
シースパロー短SAM 8連装発射機 |
1基 |
ハープーンSSM 4連装発射筒 |
2基 |
74式8連装アスロック発射機 |
1基 |
68式3連装短魚雷発射管 |
2基 |
艦載機 |
SH-60J哨戒ヘリコプター |
1機 |
FCS |
FCS-2-22A/23 主砲・短SAM用 |
1基 |
FCS-2-12E/G 短SAM用 |
1基 |
SFCS-6B 水中用 |
1基 |
C4I |
SUPERBIRD B2衛星通信装置 |
QYQ-6/7 CDS |
QYQ-101 ASWDS |
レーダー |
OPS-14C 対空捜索用 OPS-24 3次元式 |
1基 |
OPS-28C 対水上捜索用 |
1基 |
OPS-20 航海用 |
1基 |
ソナー |
OQS-4A(Ⅱ) 艦首装備式 |
1基 |
OOR-1 曳航式 |
1基 |
電子戦 対抗手段 |
NOLR-8電波探知装置 |
OLT-3電波妨害装置 |
Mk.137 6連装デコイ発射機 |
2基 |
AN/SLQ-25 対魚雷デコイ装置 |
概要
あさぎり型は、はつゆき型に続く第1世代の汎用護衛艦である。
本型は、対潜ヘリ3機を搭載するヘリ搭載護衛艦1隻とエリアディフェンスを受け持つミサイル護衛艦2隻、そしてヘリを1機搭載しポイントディフェンスと対潜任務を行う汎用護衛艦5隻の護衛艦8隻、対潜ヘリ8機からなる「新・八八艦隊」を構成する汎用護衛艦として建造された。
建造まで
第1世代のはつゆき型が予算の制限のため、基準排水量を3,000t以下に制約され、軽量化の為上部構造の大半をアルミ構造としている。もちろん合金よ。
が、アルミ構造ははつゆき型建造前の1975年に起きた米空母「ジョン・F・ケネディー」と米ミサイル巡洋艦「ベルナップ」の衝突事故で、「ベルナップ」のアルミ製上部構造物が火災により簡単に倒壊してしまったことや、1982年のフォークランド紛争で、英海軍の駆逐艦「シェフィールド」等が対艦ミサイル「エグゾセ」によって撃沈された時にアルミ合金製の船体が高温によって溶解して沈没したたことが判明し、当時各国の海軍に衝撃を与えた事等から危険性が指摘されていた。
フォークランド紛争で被弾炎上した英艦艇のアルミ製上部構造物が被害を拡大した教訓も得て、ようやくはつゆき型8番艦の「やまゆき」から上部構造物をアルミ製から鋼製に変更。
トップヘビー防止用のバラストを搭載したため、基準排水量が100t増の3,050tと肥満気味になってしまいました。
そのため、予算がついていた艦は船体材質の変更で対応したが、はつゆき型はもともと重量の余裕が少なかったため、はつゆき型は12隻で中止し、残り8隻を改はつゆき型であるあさぎり型として建造しました。
そんなわけで基本はだいたい同じ。
特徴
あさぎり型の上部構造物はすべて鋼材製。
船体が全長で7m、全幅で1m大型化し、基準排水量もはつゆき型の450t増の3,500tに増加。
煙突もはつゆき型ではスペースの関係でむりやり1本にまとめていたのを2本に分け、電波干渉防止のため第2煙突直後に第2マストを設置、電子機器を分散配置している。
兵装関係は、はつゆき型よりも余裕のある配置となっている。大きいのは良いこと。
だが大事なのはそこじゃない。
一番の変更点は、『護衛艦として初めて』SH-60J対潜ヘリの搭載を考慮して設計されていて、最大2機の搭載を可能にしている点である。地方隊は搭載してないけどね。
これは有事に2機運用する為ではなく、僚艦が事故や被弾で収容出来なくなったヘリを一時的に格納する為。運用に余裕を持たせるため。
そのため、ヘリを飛行甲板と格納庫の間の移送に使うレールが1本しか装備されておらず、実際に2機運用することは困難と大体の資料に載っている。
また格納庫がデカいから、横風に煽られやすかったり、レーダーに映りやすかったり、船体への負荷が大きいとの指摘もある。
ハープーン4連装発射機が、はつゆき型の両舷から外側に発射しブラストを内側に向ける配置から、発射機を対向配置にして発射時のブラストを舷外に排出する配置に変更された。
シースパロー発射機は、竣工時ははつゆき型と同じ手動装填だったけど、後日直接装填装置が装備された。
手動は大変面倒なのである。重いし、海の状態によっては揺れるから。
それ以外のFCS・ECM・ESM・ソナーなどは、はつゆき型の改造発展型。
電子機器関係もはつゆき型から改正。
水上レーダーはシー・スキマー補足能力を備えたOPS-28となり、対空レーダーは1~4番艦がはつゆき型と同じOPS-14、5~8番艦がOPS-24という3次元レーダーを採用している。
このOPS-24は、日本が世界に先駆けて開発した世界初の艦載型AESAレーダー。
「
しきしま」の
船長が言ってたあれ。
艦隊級極大閃光魔法とか言うのが似てるらしい。
そう、世界で初めて艦艇用AESAレーダーを搭載したのは、あさぎり型5番艦「はまぎり」なのである。テスト出るよここ。でも名前長いから次からAESAとだけ書きます。
これは防衛省技術研究本部と三菱電機が開発したもの。
日本はレーダーの分野では進んだ技術を持っています。
2000年に配備が始まった国産の
三菱F-2戦闘機に防衛省技術研究本部及び三菱電機が開発したAESAレーダー「J/APG-1」が搭載されていて、これは量産戦闘機として世界初。
米国はこれらの先進技術が喉から手が出るほど欲しかったらしく、
F-2の開発時には国産を目指す日本に介入して共同開発とし、日本が開発した技術は全て米国に提供するという条件を日本に呑ませています。いいのかこれは……
そんなわけで
OH-1の開発は、かなり計画的に行われた。
だって、J/APG-1の素子モジュールと開発データが10万ドル。米国への提供費が。
90年代の為替レートは平均1ドル120円位なので、約1,200億円。
F-3は頼むよ、本当に……
そのくせ
SH-60Jは米国が電子部品等の輸出を拒んだため、一部を除いて防衛庁技術研究本部が開発している。
と言ってもピンとこないだろうから、どうすごいのか説明しよう。
よかったら
軍事Q&Aの
レーダーのところも読んでください。
一般的にレーダーというと、アンテナがグルグルと動いて探索するというイメージではないでしょうか。
AESAは電子走査式といって、アンテナ自体が動くのではなく、「電子」が「走査」する「能動電子走査アレイ」……つまりアクティブ・フェーズド・アレイ=AESAなのである。
アンテナが回るのではなく電子が動くのですから、劇的な能力向上を成し遂げています。
どれなのかわからない人は、マストの真ん中辺りにある大きな八角形の板がそれだと思ってください。
探知距離の延伸、レーダー視野角の広角化、捜索の高速化、さらには対空・対地・水上の混在目標の同時探知、10以上の目標を同時に捜索追尾できて、電子妨害にも強くなっています。
詳細は防衛機密のためはっきりとはわからないんですが、劇的な進化であることは間違いない。
えー……いろいろ小難しい事書いてますが、バージョンアップしてるんだな―ぐらいに思えば良いと思う。
書いてる本人がややこしいと思ってるんだから、読んでる人はもっとややこしいよね、うん。
重要なのは、上のAESAと機関の配置がシフト配置になったという辺り。
たかなみ型とむらさめ型はよく一纏めで解説されることが多い位似ていますが、はつゆき型と現役だったらこっちもそうしてます。
とにかく、あさぎり型は「はつゆき」に比べあらゆる面で改善されたんだけど、第2煙突と第2マストの配置は褒められたものではなかった。
第2煙突直後に設置した第2マストの電子機器や格納庫上のシースパロー用FCSが煙突から出る高熱の排気で故障が相次ぐとか他色々の問題点が発生。
非常用ディーゼル稼働時は、排煙設計の問題で艦内に排煙が流れ込んでくるという……まぁ最近は港湾設備が発達して使わなくなっていますが。
マストの位置を変えるなどの対策を行い、2番艦以降設計を改め建造したけど、結局十分な成果は上がらず。
だいたい2番艦からが本番なのだが、本型は2番艦でも改善できませんでした。
艦載ヘリは当初HSS-2Bでしたが、5番艦「はまぎり」よりSH-60Jに更新。
その際、第1マストにSH-60J用のデータリンク装置を増設しています。4番艦以前も後日装備しています。
1991年に8番艦「うみぎり」が竣工し、はつゆき型12隻・あさぎり型8隻の計20隻で4つの「八八艦隊」への汎用護衛艦の整備は完成しました。
なんとも過渡期な護衛艦である。
以上のように、あさぎり型ははつゆき型以上に対空・対潜・対艦攻撃力に優れた護衛艦となりました。
海上自衛隊は対潜のエキスパートとされておりまして、その評判を作ったのがこの八八艦隊であるわけである。
対空は……まぁ……共産なところがミサイル飽和とか始めちゃったからね。
詳しくは
こんごう型を読んでください。書いたの同じ人なんで。個艦防衛ならまだ良いのだが。
で、90年初頭の海外ではVLSを備え、ステルス性も重視したアメリカのアーレイバーク級イージス駆逐艦やイギリスのノーフォーク級なんかが竣工していて、VLSも無くステルス性もまったく考慮されていないあさぎり型は外見の旧式の感は拭えない。竣工当時はそんなの無かったからしょうがない。
コレについては日本で一番ステルスを取り入れてる
あきづき型のページの写真と本型と見比べれば、ぜんぜん違うのが分かると思う。
今後の運用
現在は、第2世代汎用護衛艦であるむらさめ型9隻とその改良型であるたかなみ型5隻、さらに新設計のあきづき型4隻あさひ型2隻の就役により、地方隊所属になりました。
あさぎり型も2番艦「やまぎり」が2004年に練習艦となり、艦番号もTV-3515に変更。
「やまぎり」ははつゆき型護衛艦で練習艦となった12番艦「しまゆき」と同じくヘリ格納庫にプレハブ式の実習員講堂を設けており、ちょっと前まで新入隊員などを教育訓練する任務を行っていました。
なんで過去の話にしてるのかというのはまた後で。
で、「やまぎり」が練習艦となったことで練習艦「しまゆき」では不可能だったデータリンク戦の実習が可能となり、より実戦に即した教育が可能となっておりました。
「やまぎり」は練習艦ではあるが、有事の際には実習員講堂を撤去し、短時間で護衛艦として使用できるように考慮されておりました。していたんです。
さて、変に引き伸ばしましたが、過去形の理由に触れます。
現役復帰しております。
上でも触れていますが、本型は1番艦「あさぎり」と2番艦「やまぎり」がやまぎり型練習艦として運用されてました。
それが異例の前線復帰。
両艦はそれぞれ平成16年と17年に練習航海を主要任務とする練習艦に種別変更されたわけだが、20年と21年に再び護衛艦となりました。
あさぎり型護衛艦の後継艦として、むらさめ型とたかなみ型が配備されていますが、あきづき型の調達価格が嵩んじゃって、主に沿岸防衛を担う護衛隊のやりくりが厳しくなってしまいました。
防衛予算は2013年度まで11年間削減が続いていたため、新造艦の建造ペースは落ちる一方で古くなった艦は除籍していくので、頭数は減る一方。
この状態をなんとかしなければということで、苦肉の策としての「あさぎり」と「やまぎり」の護衛艦復帰でした。
一応、「モスボール」といって余剰になったり古くなった装備を、再使用を考慮して劣化を防ぐ手段を講じたうえで保存することは世界的に見ると結構ある。有名な例だと、米海軍のアイオワ級戦艦とか。
海自でも
P-3Cを100機ぐらい調達したけど、現在の配備数は80機ぐらいになっていて、残りの20機は「定数の関係もあり、あまりおおっぴらにはしていないが、モスボールではなく予備機扱いで、ローテーションで使っている」そうな。
ただ、現在は第一線の装備がモスボールになっているケースはない。だから異例。
基本は装備も人も足りないものだらけ、というのが一般的。一度は練習艦になった艦も「ワークホース」としてじゃんじゃん使うしかない。他に手がない。
とはいえ、比較的若い艦齢で練習艦に転用しているからこそ可能だったというのもある。
2004年に閣議決定された防衛計画の大綱で護衛艦の定数は50隻から47隻に削減と決められており、これに対応するため、海自は2008年に護衛艦隊と航空集団の大規模な編成替えを行った。ちなみに2004年の総理は小泉純一郎。
大まかに言うとこの編成替えでは、数の不足を補うために地方隊という主に沿岸防衛艦隊と自衛艦隊という機動運用艦隊の2つの系統に分かれていた艦隊を1つにまとめて、艦艇をより柔軟に動かせるようにしたという感じ。
これでも不十分だから、数の確保のために「あさぎり」と「やまぎり」も現役復帰させたというのが真相。
中国海軍が急激なペースで拡大を続け、ロシア海軍も一時のどん底状態を脱してきている中で、海自も異例の対応をせざるをえなかった。
一応、アメリカとかロシアとかも結構な旧式艦が現役だったりする。
ぶっちゃけ古いのをそのまま使うか近代化改修しながら使うかの違いである。
もっとも、古いとあちこちで異常が出かねないから、全取っ替えの新型艦の方が良かったりするのだが。
近代化改修しないの? と思うだろうが、してる。寿命も5年から10年ぐらい伸びた。
現在判明している改修内容は船体の延命工事はリエンジン(SM-1A→SM-1C)による自動化と維持費低減、「はまぎり」以降の4隻に曳航ソナーを含む対潜システムに、後なにか近代化が行われる模様である。詳細は不明。なんだかんだで使い勝手は良い。
それでもむらさめ型より前の護衛艦については、現代の艦隊戦を戦うには少し時代遅れの感は否めない。
でも、仮に近代化改修するぐらいなら新造の艦艇に予算を回すべきだというのが一般的な考え方。
護衛艦には艦体寿命と言うのがあり、高い稼働率を維持するには30年程度で更新してなければならない。
そう考えた場合、これ等の艦船に対して近代化装備を取り付けたとしてもすぐに退役してしまう訳だ。
じゃあ活躍できるのかよという疑念はここまで読んで思われただろうけどしている。
2016年2月16日、「あさぎり」が
P-3Cとともに長崎県の対馬周辺の日本接続水域を海中に潜没したまま航行する外国籍の潜水艦を発見しており、「やまぎり」も同年4月28日に宮古島北東沖の海域を太平洋から東シナ海にむけて航行する中国軍フリゲート艦を捕捉しております。
いつものことだがこの国は……
ちなみに「せとぎり」も尖閣諸島に向かってるフリゲートを追い返している。
自国領土だ―って主張してきたんだけどね。
ちなみに隊員からの通称は「きり型」である。
初の女性艦長もあさぎり型である。
「やまぎり」で2008年3月の話。「あさぎり」の副長からの異動。
で、復帰させるくらいなんだから護衛艦足りてないのかと思うだろうが、足りてない。
だってむらさめ型とたかなみ型は合計で14隻。
次の
あきづき型が4隻。半分以下。あさひ型は2隻だし。
となると2隻でも旧型でも居たほうが良いと……
で、古いのから退役。古いのは沢山。新しいのは少ない。
このままだと数が足りなくなる。
あかん。
一応ね、日本の防衛予算と言うのは国力に対してかなり少なめに制限されてるもんだから、いざというときは現在より大幅に増やせる。
とはいえ、戦争になってから作り始めるんじゃ遅い。
というわけで、コンパクト護衛艦を20隻以上発注予定。
後継艦
あさぎり型とは直接関係ないが、せっかくなのでもうちょっと詳しく触れておく。
排水量3900tというコンパクトとか言う割には比較的大型の護衛艦。
艦種もFFM。フリゲート。でもデカい。
というかDDであるあさぎり型より排水量多い。こちらは3,500t。
定義がよくわからないことになってるのは今に始まったことではないが。
フリゲートって対訳の
日本語無いのです。駆逐艦=デストロイヤーみたいな。艦種としては帆船時代からあるんですがね。
よくわからない人は「駆逐艦より小型な船団護衛用の軍艦」「下から2番目に小さい艦種」と思っておけば良い。1番下はコルベット。
第二次大戦が好きな人や艦これやってる提督は日本だと「海防艦」がここに当たると思ってください。中国語では「巡防艦」。
ミサイルの時代が来たことで、駆逐艦と一緒に各国海軍の主力の一角になっております。
全長130m。速力30ノット以上を発揮し、ガスタービンとディーゼルエンジン併用のCODAG方式。
建造費はだいたい500億円ぐらい。
三菱重工が提案した案が、企画提案契約に置いて最良の判断とされました。
この企画提案契約というのは、防衛産業各社が防衛省の新たな護衛艦の公募に対し提案して、
防衛装備庁とかが実現可能かどうかと技術的評価の視点から検証するというもので、ジャパンマリンユナイテッドや三井造船、三菱重工が提案書を出して、三菱重工の案が最良と判断されたというもの。
コンパクト護衛艦は、ステルス船体と塔型マストを採用し、索敵装置に光学複合センサー及び多機能レーダーを搭載する他、VDS可変深度ソナーやらTASS瘻孔パッシブソナーに加え機雷戦ソナーを搭載するという構想で、従来の護衛艦としての戦闘に加え機雷戦能力も持たせている。
艦尾にUUV水中無人機、CSV水上無人機も搭載して簡易型機雷設置装置も装備する予定。
簡易型機雷設置装置というのがすごいわけで、将来護衛艦としての打撃力も強力で、沿岸用小型護衛艦と言うよりは、艦隊護衛艦の水準。それを沿岸用にしたというのがコレである。
ヘリコプターも搭載して、艦砲は62口径5インチ単装砲。艦砲と艦橋の間に空いたところにVLSを配置。
こう何度もヘリコプター搭載して~と書くとこんごう型で搭載出来なかったのが惜しいな―と筆者は思う。予算的にしょうがないんだが。
対艦ミサイル発射装置を上部構造物内に収容し、水上打撃力を確保、水上発射管としてMk46魚雷運用能力も有り。
個艦防空能力としてSeaRaM対艦ミサイル防御装置を搭載しており、極めて重武装の護衛艦と言える。
作品の方針として、既に開発の目処ができてる兵器は採用するらしいので、FFMも登場する可能性は高い。
作中での活躍
DD-151 あさぎり
DD-152 やまぎり
DD-153 ゆうぎり
DD-154 あまぎり
ただし、本艦は2014年11月15日に第20次派遣海賊対処行動水上部隊として護衛艦「はるさめ」と共にソマリア沖・アデン湾に向けて佐世保から出港し、2015年5月20日に帰国しているはずであった。
つまり、転位が発生した2015年1月1日時点で日本に居なかったわけなのだが、これは実際の日本との差異の一つで何らかの理由で日本に居たとのこと。
DD-155 はまぎり
DD-156 せとぎり
DD-157 さわぎり
DD-158 うみぎり
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〔最終更新日:2022年10月10日〕
最終更新:2022年10月10日 10:20