ブルーレイディスクレコーダー
【概要】
2011年7月より本格化されるテレビ放送などの映像をデジタル化してBlu-ray Discに記録することができるビデオレコーダー。
記録型光ディスクに記録できるレコーダーとしては、DVDレコーダーの次の世代にあたる。
「BDレコーダー」と略される
DVDレコーダーにBlu-ray Discへの書き込み機能が追加されており、ほとんどの製品はハードディスクを内蔵している上、DVDへの書き込みも可能である。
Blu-ray Discは片面1層で25GBとDVDの約5倍、片面2層では50GBもの記憶容量があるため、DVDよりも長時間または高画質で映像を記録することができる。
DVDと同じ大きさのメディアではあるが、Blu-ray Discは従来とは違った
青紫色のレーザーでデータを読み取っており、DVDに比べ5倍以上の容量のデータを書き込むことが出来る。
青紫色のレーザーでデータを読み取っており、DVDに比べ5倍以上の容量のデータを書き込むことが出来る。
メリットとしては、今までハイビジョン放送をDVDに記録すると本来の画質がかなり落ちてしまうが、Blu-ray Discの大容量のなら高画質・長時間の録画が可能となった。
また、2008年以降はテレビ一体型のブルーレイディスクレコーダーも生産されてきているのでテレビとブルーレイディスクレコーダーの接続が不要な為、テレビにセットするだけで録画や再生ができる。
さらにハードディスクドライブを搭載したモデルでは、テレビ単体で録画やBDへのダビングも可能である。
DVDレコーダーの普及時に見られた記録に用いるディスクメディアの規格乱立やCPRMへの対応の差(あるものは対応であるものは非対応)といった問題はDVDレコーダーの時の反省点からの考慮で発生しなかったが、後継機種がMPEG-4 AVC録画など新たな機能に順次対応したことでやはり互換性問題を抱えることとなった。
デメリットはDVDレコーダーと比較してレコーダーもメディアも高価である。
また、ブルーレイディスクはDVDと違ってほこりや傷などに非常に弱く、
DVDでは読み込む事が出来るくらいの傷でも内容を読み込めなくなってしまう事が多い。
DVDでは読み込む事が出来るくらいの傷でも内容を読み込めなくなってしまう事が多い。
DVDのデータ書き込みの溝の深さが約0.6ミリに対して、ブルーレイディスクのデータ書き込みの溝の深さは約0.1ミリの為。
よってブルーレイディスクの扱いは慎重に行う必要性がある。
【機能】
- デジタルテレビ放送チューナーとハードディスクドライブ(HDD)を搭載(一部例外あり)
- 地上・BS・110度CSデジタル放送をHDDならびに記録型ブルーレイディスク(BD-R・BD-RE)に放送されている映像や音声の品質を損なわず録画・保存できる。
- BDディスクへの直接録画も可能であり記録フォーマットにはBDAVが使われる。(一部例外あり)
- MPEG-4 AVC圧縮
ブランド一覧
- AQUOS (アクオス)
- BDZ(ビーディーゼット)
- DIGA (ディーガ)
- REAL (リアル)
- REGZA (レグザ)
- VARDIA (ヴァルディア)
【価格帯】
¥29,800~¥208,290
【メーカー】
- シャープ
- ソニー
- パナソニック
- ビクター
- 三菱電機
- 東芝