煮売
煮売屋などであつかわれていた惣菜たち。
- 煮豆(大豆・豌豆・おたふく豆・富貴豆・うづら豆・白花豆・虎豆など)
- 煮〆
- 子芋の煮物
- 牛蒡の煮物
- 慈姑の煮物
- 蓮根の煮物
- 菎蒻の煮物
- 油揚の煮物
- 焼豆腐の煮物
- 煮魚・焼魚
- 雑魚の飴煮
- 時雨煮 貝の剥身などを甘辛く煮たもの。(蜆・ちんみ貝など)
- あわびの煮物
- するめの煮物
- 泥亀(すっぽん) ▼宝暦のころに煮売屋の屋台で売り始められたという。(本山荻舟『舌の虫干し』)
煮売屋は大道商いの露天もあれば、ほとんど居酒屋・茶店のような店舗内で飲み食いの出来る構造になってる店もあり、規模によって提供される献立には大きく差が出る。食事の出来る場も備えている広さの構えであれば、酒・飯なども出しており、ほとんどの料理は提供出来たものと見られる。
最終更新:2023年11月09日 16:09