スミロドナッドA
機体概要
ピックアップガチャで入手出来るスミロドナッドとは、基本的なデザインラインは同一。
だがCGモデルはアニメシリーズのメカニカルデザイン、鈴木博文氏による設定画のイメージに各部位のバランスが近くなっていて、カラーリングも微妙に色相が異なる。
耳の付け根がベージュでない、膝が逆関節ではないという差異がある。
特に膝の曲げ方は、
アルバムイラストで人間と同様の曲げ方をしていることが把握出来るだろう。
名前とパーツ名、型式番号には
Aと加えられているが、コレはやはりメタビーAなどと同様にアニメ版を意味する識別用に付けられたもの。
animationもしくは
animatedの略であろう。
型式番号は
STG00A。
機体説明
メダロットS
メダロット27周年記念およびイベント「復刻メダロットアニメコラボ 開幕!ロボトル世界大会」開催に合わせて、ピックアップガチャで入手出来るコラボ期間限定初期ランク☆3メダロットとして登場。
技自体はベースである
スミロドナッドのものをベースとしながらも、独自の効果を備えている。
また、
純正時のモーションが、全ての技使用時に専用のものとなっているのも特徴である。
頭部
パーツは
しゃげきT(トラップ)A。
基本的には従来の射撃トラップと同様だが、
設置数がランク☆3時に1、ランク☆5以上で3と少なくなっているものの、トラップ発動時のダメージが70%も上昇している。
下手な射撃パーツなら容易く機能停止させられる上、たとえ機能停止に至らずとも、例えば
サクリファイスならダメージ減少、
マックスショットなら威力2倍と貫通効果を失わせる可能性がある。
充填値1132、冷却値909と100も数値が上昇しているため、純正にこだわらずとも、パーツ単位でより高い充冷値の脚部と組み合わせ、射撃攻撃を封殺してしまうのも手だ。
純正時に使用すると、
アニメ劇中で射撃トラップを起動したシーンを再現した専用アニメが再生される。
コレはモーションではないため、
ポーズ変更画面で確認しようとするとスミロドナッドAの姿が消える。
断じてステルスやカーネル、コマンダーを使用したワケではない。
右腕パーツは
クローA。
こちらはクローとは異なり、
行動後ーー冷却状態の相手に対してのみ威力3倍と貫通効果が発生する。
要は
ツジギリ+クローで、ツジギリとは異なり
技の特性が変わるため、ダメージ軽減は起こらない。
行動前および
ガード体勢の相手に対して、ダメージが1/2となる仕様のせいで無力となる、
ツジギリの欠点が補われた形になった。
そのためタイミングを見計らっての使用や、搦手を駆使しての使用が求められたツジギリに対して、運用しやすくなったといえる。
ふたつの技の効果を備えた分、フレクサーソードに対してランク☆6時の威力値が1409と低下している一方、成功値は1485と若干向上している。
どちらに転んでも運用しやすいとはいえ充填値657、冷却値826と行動速度でいえば、ツジギリに求められるステータスを備えている。
純正時には
空中高く跳び上がって、舞い降りると同時に相手を引き裂く専用モーションが見られる。
跳び上がるため、ポーズ変更画面で確認すると姿が見えなくなるタイミングがある。
某モンスター育成ゲームの秘伝の技ではない。
なお言及こそされていないが、恐らくこの効果はアニメにおける
奥義シャドウソードを意識したものであろう。
左腕パーツは
ハンマーA2。
こちらは
ロックショット?で付与出来る、ロックの
マイナス症状を付与する効果を持つハンマー。
格闘攻撃では類似した効果を付与出来る
デスロックや、
フラッシュが存在する。
ガード300およびガード500などによるダメージ軽減効果によっては無効化されてしまう危険性があるそれらに対して、
ハンマーの防御無視効果によって、ダメージがそのまま通ってロックを付与出来るのが強みとなる。
妨害クリアで一応対策は可能だが、相手にマイナス症状を連発されると、
たとえメダチェンジ後に堅牢なガードが出来るヴァルゴやバサルトといえども、防御無視効果によってその守りを崩される。
ある程度継続出来る対策は
完全ガードや
格闘ガードと、実装時点では入手期間が限られるコラボメダロットの
デュークナイツ?にしか存在しない、
ぜったいガード?と限られてくる。
ランク☆6時の成功値が916とストローハンマーに比べて上昇している上、威力値も1617と向上しているため、強気に使っていける。
加えて充填値807、冷却値768と行動速度も高水準。
純正時には
地面に叩きつけて地割れを起こす専用モーションが見られるが、コレはアニメ劇中のシーンのオマージュ。
加えて、
地面を揺らして相手の防御を狂わせるというイメージから、ロックの症状付与が選定された。
なお、ツジギリの効果を持つ技に加えてマイナス症状を付与出来る攻撃という点は、
同じSTG型であるエクサイズC?のドライブBおよびドライブCと奇しくも類似している。
加えていえば、
マイナス症状を付与させられるSTG型としてはリギングラとの類似もみられる(※)。
脚部特性は本作初出の
スタッブ?。
相手の攻撃を回避するかカスリが発生した際、全パーツの威力が向上する効果を持つ。
回避およびカスリ時に効果が発生する点は
バトルダンスに類似しているが、効果は攻撃的なものとなっている。
向上するステータスが限定され、狙って発動させることも簡単ではない分だけ、補正値がランク☆6時に16.5%と大きくなっている。
脚部特性の選定は、
アニメ劇中のスピーディなステップを意識したもの。
ヘヴィリミットは1。
スミロドナッドAのパーツはどれも
ヘヴィパーツに該当しないため、ヘヴィパーツを搭載する余地がある。
シャープエッジに対してランク☆6時の回避値が2013と一部脚部特性による補正値を鑑みない場合、飛行タイプや潜水タイプに匹敵する。
そのため、味方の支援を駆使すればよりスタッブの効果を発動させやすくなる。
格耐値が1573と若干上昇しているが、射耐値は変わらず888。
なお、充冷値は905とわずかに上昇した。
アニメ劇中の活躍を想像出来る技を多数備え、思い入れのみならず、個々の技の効果もあって戦術的価値も高いメダロット。
加えてメダロットシリーズ内でのコラボ故に、復刻の機会に比較的恵まれやすいのもある種の利点といえる。
乱撃や
全体?特性といった一撃の威力では劣るスミロドナッドに対して、より火力を叩き出しやすくなったのが魅力。
加えて、
相手の状況を見極めて多彩な効果を持つ技でメインの攻撃役とサブの攻撃役を使い分けられる。
そのためオールマイティな活躍もさせられるが、何をさせるかを明確にしての運用をするとより輝けるだろう。
クローAの冷却状態時威力3倍+貫通効果を確実に狙うならば、ツジギリと同様に、相手を冷却状態にするための搦手を使っていくのが良い。
ハンマーA2のロックを確実に発生させるならば、
レーダーサイト系の支援が欲しい。
脚部特性スタッブの効果発動を狙うならば、味方には
モビルブーストや
モビルクーラーの使えるメダロットが居ると心強い。
関連機体
機体性能
アルバム |
TVアニメ版「メダロット」の コウジのパートナー。 サーベルタイガー型メダロット。
コウジとともに行った 修行で奥義を習得した。 その奥義は決まれば メダフォースにも匹敵する 威力を誇るという。 |
※ステータスはランク☆6Lv100時のものです。
頭部:ハンターA(STG00A)
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
回数 |
Hv |
スキル |
技 |
4259 |
- |
- |
1132 |
909 |
5 |
- |
しかける |
しゃげきTA |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
Hv |
スキル |
技 |
3599 |
1485 |
1409 |
657 |
826 |
- |
かくとう |
クローA |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
Hv |
スキル |
技 |
3599 |
916 |
1617 |
807 |
768 |
- |
かくとう |
ハンマーC |
装甲 |
格耐 |
射耐 |
回避 |
充冷 |
タイプ |
Hvリミット |
脚部特性 |
4079 |
1573 |
888 |
2013 |
905 |
1 |
二脚 |
スタッブ? |
地形相性
荒野 |
砂漠 |
山地 |
岩山 |
草原 |
森林 |
市街地 |
アリーナ |
凍土 |
水辺 |
サイバー |
C |
D |
B |
B |
A |
S |
B |
A |
C |
D |
S |
最終更新:2024年12月03日 21:49