ブリストル・ウェラー

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ブリストル・ウェラー - (2011/04/13 (水) 11:09:25) の編集履歴(バックアップ)


アトラスの対戦格闘ゲーム『GROOVE ON FIGHT 豪血寺一族3』の登場キャラクター、ラスボス
お種お梅が結託して開催した頭首争奪格闘大会の影で暗躍する謎の男。
表向きは紳士然としたイギリス人の慈善家だが、その正体は100年後の未来から一族を抹殺するためにやって来た時空犯罪者。
同じく未来からやって来た一族出身の警官ソーリスの目的はブリストルの逮捕である。

豪血寺一族に恨みを持つルドルフ・ゲルトハイマーをけしかけ、大会の中で一族を崩壊させようとするが、
大会を勝ち抜いた新頭首候補(プレイヤー)にゲルトハイマーが敗れたことで姿を現し自ら戦う。
スーツ姿で蹴り技を主体とした格闘技を使い、時には拳銃まで持ち出す冷酷な男である。
実は悪魔の力を身につけたデビルサマナーであり、一度敗れた後は真の姿を現し、最終戦では悪魔召喚で攻撃してくる。

  • ブリストル(通常)
「この世は一握りの強者が支配するのです…私の様にね」

中ボス扱い。本来『GROOVE ON FIGHT』は2人タッグ制のシステムだがブリストルにパートナーはおらず、2対1での戦闘になる。
通常攻撃・必殺技ともにほとんどの技が蹴り技で、一部必殺技では拳銃による攻撃も使用する。
特にこっちが格闘やってる最中、おもむろに銃を抜いて射殺するストレスシュート(超必殺技)「ブラッディエグゼキューション」は、
地味な演出と共に諸々の補正もあって即死級のダメージを受けるため、
「撃たれると死ぬ」という背筋が薄ら寒くなる説得力と怖さがあった。
単体とはいえボスだけに非常に強いが、倒す相手が1人で済むので楽と言えば楽かもしれない。
その後のストーリー展開としては、ブリストルを倒したことて大会を妨害する者がいなくなり、
本来の趣旨に戻って真の頭首を決めるべく自分のタッグパートナーとの1対1の対戦になる。

なお、構えや蹴り技主体の格闘スタイルが後に出た『闘婚』のオロフ・リンデロードに似ている。酷似している。
というか精々、続編で技が増えた同キャラ程度の違いで、シナリオの関係で出せない既出キャラを、こうした形で継続出演させたと考えてよさそうだ。

  • ブリストルD(デビルサマナー)
「お前の血と肉、全ては我が下僕の糧とさせてもらう!!」

本作のラスボス。頭首を巡って自分のタッグパートナーとの対戦中にブリストルが復活して本性を現し、試合は仕切りなおし。
ブリストルはタッグパートナーを洗脳して、「プレイヤー(1人)対ブリストルD+パートナー」の1対2の最終戦になる。
ラスボス側の方が多数という、チーム制格闘ゲームの掟破り。ただし実は人数差がある場合、システム上攻撃力が大幅に増えるので、見た目ほど辛くはないのだが。
ブリストルDは姿も技も通常形態とは異なり、デビルサマナーとして様々な悪魔を召喚する技で攻撃してくる。
必殺技はおろか、弱攻撃も投げも迎撃防御も、文字通り全ての技が呼び出した悪魔によるもので、本体はガードくらいしかしない。
幸いCPUはあまり使わないが、中距離辺りの通常技性能がさり気なく壊れており、延々ブエルに蹴られ、コープスに齧られただけで終わることもあるだろう。
ストレスシュート「フライストームベルゼブブ」では、「蝿の王」の異名を持つ魔王を召喚、
小蝿で動きを封じてから、ベルが力いっぱい轢く。うん、その、なんだ、轢くとしか表現できない。基板の都合で、ちょっとアニメ枚数が少ないんだ。

なお、ブリストルのキャラクターデザインは同じアトラスの生」で有名な“悪魔絵師”こと金子一馬が担当している。
デビルサマナーという設定も『真・女神転生』シリーズつながりで、召喚する悪魔も同シリーズのデザインのものである。

ガルフォードの子孫ではない。相手を女性に変える技も使ってこない。

MUGENでのブリストル

  • 超神氏制作
『GROOVE ON FIGHT』を再現したブリストル(通常状態)。攻撃、特殊技などのほぼ原作システム通りである。
MUGEN向けアレンジとして空中ガードと空中受身が追加され、ゲージストックの上限が3本になっている。
そのほか超必殺技として原作のデュアルアタック(二人攻撃)が2ゲージ技に追加、
登場イントロで撃ち殺すデミアン・シェイドがそのまま画面内に残り、原作のシステムの味方投げ用に使用できる。
また、キャラ選択時にスタートボタンを押しながら選択すると「闘婚モード」になる。
このモードでは、超必殺技をコンボに組み込めるようになり、発生演出も闘婚風のものに変化する。

2010年6月5日にJ・J氏、6月16日にヅァギ氏によるAIパッチが公開された。

出場大会

出演ストーリー