「遅い…遅いぞフォルネウス!」
ソロモン72柱の魔神の1柱で、30軍団を従える序列69番
*1の悪魔。
地獄の大侯爵であるが、『レメゲトン』によると王にして
伯爵であるとも言われる。
鳥や
宝石の価値、効用を知る事ができる。他にも術者の前に
鳥を呼び出し、歌わせたり、水を飲ませたりする。
五芒星の形で現れ、術者の要求によって人の姿になる。また、霊視力のある者にだけ見える鳥の形の使い魔を送り、術者を守る。
円の中に入った星の形で現れるという非常に奇妙な悪魔だが、命じれば人の姿にもなれる。書籍によっては「アスタリスク(*)の形」とも。
72柱の悪魔の中には、バアル・ゼブル(
蜘蛛の胴体に人と
猫と
蛙の頭(日本では専ら
羽に髑髏の描かれた蝿として描かれる)とか、
アミー(召喚直後は
燃え盛る炎だが、しばらくすると人型に)とか、
ウァレフォル(
ライオンの頭に五本のヤギの脚が生えた姿で尻尾が
ウサギ)とか、奇抜な姿をした悪魔は他にもいるが、
生物(の姿)ではなく図形で現れるのはデカラビアくらいである。
なお、アンドレアルフス(
孔雀)や相方のフォルネウス(
魚)など、比較的まともな外見の者もいれば、
クロケル(
天使の姿をした悪魔)や
バルバトス(狩人)といった、人間に近い容姿をした者も居るには居る。
作中での役どころは
その辺の雑魚敵でしかなかったのだが、
『真・女神転生3』において渋谷のハチ公前で友人(友魔?)のフォルネウスを延々と待ち続けるという変な役どころで登場。
時期によって変化するセリフや、いつまでもフォルネウスを待ち続けるその姿が妙に健気で、多くのファンを獲得した。
ちなみに肝心のフォルネウス自体は、渋谷到達前に
主人公によって打ち倒されている。
これを受けて『真・女神転生V』では控えの仲魔にフォルネウスがいてデカラビアが敵対している場合、会話を仕掛けると悪魔同士の特殊な会話に発展し、
デカラビアにはシブヤでの待ち合わせの記憶があるのに対し、フォルネウスは待ち合わせをした覚えがない…と若干ちぐはぐな会話を繰り広げる。
MUGENにおけるデカラビア
手描きドットで製作されたものと、3DCGで製作されたものの2種類が存在。
どちらも妙に愛くるしい。
+
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つきむ氏製作 |
手描き ドットのデカラビア。表情(?)豊かで意外と可愛い。
常時足元に魔法陣を展開しているのが特徴で、原作でも使っていたメギドの他、ピクシーの助けなどを借りて戦う。
更にZボタンを押して選択すると…?
ちなみに、上述の『真・女神転生3』のデカラビアとは同一個体という設定で、フォルネウスを探しにMUGENの世界へやって来たんだとか。
ガードするとハチ公 像を盾にするが、これは 待ち合わせ用にボルテクス界から持参して来たらしい。
AIは搭載されていない。
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T-JIRO氏製作 |
ジャックフロストや ジャックランタンなどを手掛けたT-JIRO氏による、3Dモデルで作られたデカラビア。
同じ堕天使のフォルネウスを 呼び出すなどして戦うが、どちらも動きや SEが妙に可愛い。
また、 ボイスは 水邪のものが搭載されており、これがまた妙に似合っている。 アガメヨォー!
ちなみにフォルネウスにも声が付いており、こちらは 炎邪である。
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出場大会
更新停止中
削除済み
出演ストーリー
*1
よく勘違いされるが、「ソロモン72柱」における「序列」とはいわゆる出席番号ようなものであり、
強さや地位などの
順位を示すものではない。
例えるなら
ポケモン図鑑における「図鑑ナンバー」のようなものである。
最終更新:2024年09月12日 17:11