V2アサルトバスターガンダム

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V2アサルトバスターガンダム - (2012/10/21 (日) 19:35:22) の編集履歴(バックアップ)



「泣いてなんかいません。泣いて大人になるなんて…悲し過ぎるじゃないですか」

1993年放送のテレビアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場するモビルスーツ。
前半の主役機Vガンダムに代わって登場したV2ガンダムのオプションパーツをフル装備した形態である。
搭乗者はVガンダムから引き続き、主人公のウッソ・エヴィン

型式番号は「LM314V23 / 24」。
リガ・ミリティア所属で3機に分離可能、1機のジェネレーター、4機のスラスターを搭載したヴィクトリータイプの2番目のMSという意味らしい。
末尾の「23/24」は本機が3型オプションパーツのバスターパーツ、4型オプションのアサルトパーツを同時に装備した機体である為。
V2ガンダムのみの場合は末尾は「21」となるが、2型のオプションが何であるかは現在も明らかにされていない。
なおバスターパーツの内訳は、腰部や膝部のマイクロミサイルポッド、肩部スプレービームポッドやビームライフル、
ロングレンジキャノンなどの砲撃戦用追加装備。
対してアサルトパーツの内訳は、対ビーム用増加装甲やメガ・ビームシールド、Iフィールド発生装置及びメガ・ビームライフルと
V.S.B.R(Variable Speed Beam Rifle)で構成された突撃用追加装備になっている。

アニメでは第49話「天使の輪の上で」にのみ登場する。
ただし登場した際にはバスターパーツのマイクロミサイルポッド、アサルトパーツのメガ・ビームライフルが
装備されていないため、完全な「アサルトバスター」とは言い難いかもしれない(ページ上の画像ではどちらも装備している)。
敵陣に突っ込むためにオプションパーツを全て装備して出撃したが、
カテジナやネネカ隊との戦闘によりオプションは全て破壊され、最終的には素体のV2ガンダムの状態になっている。
+ こんなにも汚い手を使う人に、僕は恋などしませんよ!
素体のV2ガンダムはVガンダム同様、コア・ファイター(コックピットと頭部)、トップ・リム(上半身)、ボトム・リム(下半身)の3機によって構成されている。
そしてコア・ファイターには「ミノフスキードライブ」と呼ばれる新機軸の推進器を搭載している。
この推進器はミノフスキー粒子で発生させたエネルギーフィールドの反発力で推進するため
重量のかさむ推進剤が不要で、エネルギーさえ続けば理論上は亜光速まで加速し続ける事が出来る。
これは限定的な反重力推進を実現していた「ミノフスキークラフト」をもう一段階発展させた技術といえる。
実際には機体が空中分解する恐れがあるため過度のスピードアップは出来ないが、
その余剰出力から当初よりオプションパーツの搭載を意識して開発されている。
……が、実はオプションパーツを複数搭載するとエネルギーが行き渡らなくなる程度の余剰出力しか無かった。

当初この推進システムはVガンダムの追加装備として予定されていたが、技術的に困難だったため
新規にV2ガンダムが設計され、先行量産された二機がウッソ・エヴィンとオリファー・イノエに渡された。
しかし、オリファーさんが早々に二機しかないその貴重なコア・ファイターで
無駄死にバイク戦艦に特攻*1 したので、ほぼウッソ専用機という印象がある。

また、ミノフスキードライブの出力が上昇すると背部から「光の翼」が顕現するのも特徴的。
この現象は不完全なミノフスキードライブから推進力に変換しきれなかった余剰出力が噴射しているもので、
実質大型のビームサーベルも同然である。
ウッソはこれを利用して直接敵機を両断した他、自機や味方機の周囲に展開させてシールドとして使用した事もある。
翼の間にも高密度のミノフスキー粒子が吹き荒れているらしく、両翼の間を通過した敵機が
次々と不調になりボトボト墜落した事もあった。実は相当危険なエンジンである。常に両翼の間にいる本人が一番危ない
未完成故の不具合がむしろ大活躍の原動力になるとはロボットアニメにはよくある話幸運な話である。
実際試作機のほうが本採用された機体以上のパワーというのはそう珍しいことではないのだが
(なにせ試作品であるため、正式機にないような無茶な仕様も平気でありえる)、V2の威力には空恐ろしいものがある。
正式採用時にはミノフスキードライブはとてもこの性能は発揮できないだろう。

主な開発者はミューラ・ミゲル。姓は違うがウッソの実母である。
特にミノフスキードライブについては、ミューラのライフワークともいえる研究であった。
なお、父ハンゲルグもまたリガ・ミリティアの幹部クラスの人間であった。
ウッソにしてみれば、故郷でずっと帰りを待っていた行方不明の両親が
「実は自分がなりゆきで参加したゲリラ組織のほぼトップの人間だった」という事実は衝撃的にも程があったろう。
しかもミューラは後に敵に人質にとられた挙句、救出に奮闘する息子の目の前で
敵MSごとバイク戦艦の車輪に轢き潰されるという非業の死を遂げている。
ずしりと中身の詰まったヘルメットを抱え「母さんです……」とウッソが静かに告げるシーンは
作中でも屈指のトラウマシーンとして名高い。
ちなみに、よく間違えられるが「これ、母さんです……」は誤り。
ことぶきつかさのギャグ漫画『いけ! いけ! ぼくらのVガンダム』ではそう表記されてる為、混同されたのかもしれない。

+ ミノフスキードライブについての補足
このミノフスキードライブ、理論としては『機動戦士Vガンダム』の約20年前を描いた
長谷川裕一による漫画作品『機動戦士クロスボーン・ガンダム』で既に完成している。
この頃は小型化できなかった為、戦艦のメイン推進機として登場した。
同作においてはミノフスキードライブの周囲にいたMSが不調になるという描写はない。主人公の母艦なんで、なっても困るのだが。
ビームサーベル的な使用もちゃんとしている。わざわざミノフスキードライブ部分をへし折らないといけなかったが。
おまけに、そんな無茶をしてしまったせいでミノフスキードライブは二度と使えなくなるのであった。
元々、戦艦に「光の翼」のようなミノフスキードライブな使い方を求める方が間違っているのであろう。

その後、数年後を舞台にした続編『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』において
初のミノフスキードライブ搭載MS「F99 レコードブレイカー」が登場する。
だが木星圏に短期間で到達しうる機体の存在を恐れた木星帝国によって、試験機も研究データも洗いざらい破壊されてしまう。
これによって『ミノフスキードライブ』小型化の研究が振り出しに戻ってしまったのみならず、
この機体に社運を賭けていたサナリィは完全に息の根を止められてしまう。
(海賊に供与していた事がバレると不味い「F-97 クロスボーンガンダム」が売り物にならなくなった事もあって)
この研究には先述のミューラ・ミゲルと同名の女性研究員など、後の『Vガンダム』と同名のキャラクターが登場しており、
同一人物だったならば事件によって開発が頓挫した後も諦めることなく研究を続けた末、約20年ごしで
念願のドライブ搭載MSを完成させたことになる。まさしく研究者としての執念が垣間見えるエピソードである。

……もっともザンスカールが地球侵攻できるほどのMSを開発できたのはサナリィの支社を接収したからだったり、
F99の外観はザンスカールのMSに繋がりを思わせるデザインになっていたり、
近年のGジェネではF99のスタッフがザンスパイン(ザンスカール版V2)の制作に関与した設定が追加されたり、
『クロスボーンガンダム・ゴースト』で木星がドライブを研究していた技術者を引き抜いていた事が明らかになったりしている。
皮肉なことにスタッフのほとんどはリガ・ミリティアではなく、敵対する側や破壊した側に回ったようだ。

同じくカトキ氏の手による「Sガンダムディープストライカー」「ガンダム試作3号機デンドロビウム」を思わせる
押し出しの強いデザインからファンも多いが、富野監督はこの機体のデザインを気に入らなかったらしく、
小説版では当初の予定通りにVガンダムにミノフスキードライブを搭載した「 セカンドVガンダム 」が代わりに登場している。

+ 漫画版での活躍
「コミックボンボン」で連載された漫画版ではアサルトバスターは登場せず、
父ハンゲルグが死の間際に撃沈寸前の戦艦からアサルトパーツを射出、V2アサルトガンダムで最終の決闘に望む。
最終決戦でパーツが全て破壊されたアニメ版とは対照的であるといえよう。
尤も、原作アニメと異なりウッソが熱血漢になっている漫画版では、王道ともいえる当然の展開なのかもしれない。
「ウッソ!新しい装甲を出す、受け取れ!」

そしてラスボスとなるドッゴーラ改(こいつとは関係ない)は、
パイロット曰く「星さえも砕く」「全身をバリアコーティングされている」「全身がビームそのもの」という強敵で、
ウッソはこれを「ビームシールドで作ったプラズマバリアで包み、その中にメガ粒子砲を撃ちこむ」という方法で倒す。

「きさまは電子レンジに入れられたダイナマイトだ!!
  メガ粒子の閉鎖空間の中で分解されるがいい!!」

※主人公の台詞です。

が、それでも再び動き出し、ウッソを道連れにしようとする執念を見せる。
絶体絶命のV2だったが亡き友のビームサーベルが手元に漂着、辛くも勝利するのであった。
漫画版は良くも悪くも破天荒な展開だが、終盤はドシリアスな展開になった。
尤も、本編のことを考えると仕方がないのだろうが。

+ 余談
余談だが漫画版のVガンダムの流れを引き継いで、同作のV2ガンダムは「真・V字斬」という必殺技があるのだが、
GジェネのV2ガンダムはビームサーベルの動作が「真・V字斬」になっている事がある。
他にも初登場時に分身していたりするのだが、スパロボで毎回分身能力があったりする
(後者はアニメ版のネタとも言えなくはないが)みんな好きなんだな、漫画版…

また、後に『機動戦士クロスボーンガンダム』を執筆する長谷川裕一が描いた『Vガンダム外伝』では、
ザンスカールの少年NT部隊出身でシャクティそっくりの少女・カムイが、
ウッソの乗るVダッシュを支援するため青いV2ガンダムに乗り込んでともに出撃している。
これらの二機は恒星間移民船団を率いる木星じいさんが移民先でのMS開発の参考にするために
あちこちの軍や企業から政治的かけひきで手に入れたものだとかで、
時系列的に見るとなんと木星じいさんはリガ・ミリティアよりも先にV2を手に入れていたことになる。
ただ、この青いV2にはミノフスキードライブは搭載されておらず性能的にはVと同じ程度だそうな。
パイロットのカムイが移民船団への参加を決めたこともあって、この青いV2は残念ながらウッソの手元には残らなかった。

+ SDガンダムシリーズでの活躍
新SD戦国伝『七人の超将軍編』では主人公「武者飛駆鳥(ムシャビクトリー)」とその出世後である「飛駆鳥大将軍」として登場。
正義感が強いが生意気で剣術稽古にばかり励んでいる問題児であったが、新生闇軍団と戦う内成長していき、ついには飛駆鳥超将軍となる。

ちなみに良い子な弟の舞威丸(ブイマル)は次編『超機動大将軍編』で武者號斗丸(ムシャゴッドマル)へと成長する。
武者世界とはいえV2の弟がゴッドというのはなんとも興味深い。

そして、『SDガンダム三国伝』では趙雲として登場。
後者の声優は『遊戯王5D's』で鬼柳京介の声を務めた小野友樹氏であり、一役話題となった。
また、ウッソの声優である坂口大助氏もアニメ三国伝で曹丕ガンダムの声を担当した。

+ SDガンダム外伝』では…
なんと ラスボスである幻魔皇帝アサルトバスターとして登場
基本的にSDガンダム外伝シリーズ(特に新SDガンダム外伝シリーズ)の主人公はモチーフになった作品の主役機が務める事が多いので
これは異例の事態である。
(一応、V2ガンダムモチーフとしては別に「騎士ヴィスクエア」が味方として登場している)
その理由として、前作でSDの商品展開を優先しすぎて本家が商業的に爆死した反省からSDガンダム世代の子供達を「機動戦士Vガンダム」に受け入れさせるためというのがあり、
Vガンダムモチーフのキャラを出してはならない というお達しが出たためである。
このため、同作の主人公ガンダムのモチーフは シャッコー (敵MS)である。
(ただし、シャッコーはウッソが序盤に乗り込んだ機体なので、主人公機をしっかりモチーフにしていたりする)
ちなみに実際の所、Vガンダム(ヘキサも)モチーフのガンダムは 2章から登場していたりする
主人公であるゼロガンダムがシャッコーモチーフとは思えないほどカッコいいのに対し、
幻魔皇帝アサルトバスターはV2アサルトがモチーフとは思えないほどものすごくキモい。

また、何気にやらかした事もとんでもなく、物語後半で主人公ゼロとスペリオルドラゴン以外の
味方側全勢力を 全て消滅させる という前代未聞の悪の大勝利を達成している。
(新SDガンダム外伝シリーズはこいつに限らず毎回の如く尋常ではない被害が出る)
まぁ、生き残ったのが シリーズ最強のインフレ主人公 だったのは多分コイツの最大の敗因の一つであろう。
ちなみに消滅させられた味方側勢力はゼロの活躍で無事復活している。また、消滅したゼロの仲間達が
ゼロのピンチに魂だけとなっても駆けつけるという熱い展開もある。

+ 各種ゲーム作品での扱い
『スーパーロボット大戦』シリーズや『Gジェネレーション』シリーズにも何度か登場している。
前者では文句なしの最強クラスのMSとして活躍しているが、
武装数の限られる後者では「通常武器がビームサーベルのみで、後は全てMAP兵器」という
極端すぎる武装で登場した事もあった。近作では武装の数が増え、通常戦闘にも対応できるようになっている。
だが、武装が偏りすぎたりそれぞれの長所が潰されている場合がある為、普通のV2の方が強かったり扱いやすい点は
シリーズが新しくなっても変わっていない。
例外は『NEO』や『SEED』等のシステムが既存と異なる作品くらいである。
上述のとおり「アサルトパーツ、バスターパーツ双方を同時に装備すると各武装にパワーが行き渡らず、
逆に使用しない装備が死重量になる為、かえって使い勝手が悪くなる」という設定があり、
本編でもウッソが同様の主旨の発言をしているので、原作再現でもある。
しかし最新作『オーバーワールド』では今まで最大火力を叩きだしてきた多段ヒット武器が廃止されアサルトバスター自体にも
相手を選ばない特殊射撃の武器が追加されたため、V2の上位互換機といっても過言ではなくなった。

『スーパーロボット大戦D』ではルート次第では手に入らない隠し機体として登場。
(そのルートを通過するだけという条件のため入手自体は難しくないが、別の機体の入手もしくは機体の強化が不可となるため三者択一である)
アサルトバスター装備でもゲーム中の台詞で『問題ない』という旨の発言があり、
敏捷度がアサルトに劣る程度でそれ以外はパワーアップして、かつ全ての武装が使用可能という破格の待遇を得ている。
『Gジェネレーション アドバンス』ではVガンダムとV2ガンダムが登場したのだが、
V2ががっかりする程普通の性能で、アサルトもバスターも出ないし、
さらにイベントもほとんどないので他のNT専用機に乗せ換えたほうがいいだろう。
対して『GジェネレーションDS』では、VとVダッシュが出ず、いきなりV2で登場する(しかもまだストーリーの序盤のほう)。
V2は普通の性能だが、アサルトバスターになると最強機体の一角となる。
登場人物はウッソとカテジナのみだが、セッション21をV2に乗ったウッソでトドメを刺すとイベント戦闘が発生。
ザンスパイン(Gジェネオリジナルのザンスカール版V2)に乗ったカテジナが光の翼を繰り出し、
ウッソも光の翼で迎え撃ち互いにぶつかり合った末、ウッソが打ち勝つという原作以上のカッコいいシーンが見られる。
ネタバレ? 7年も前(2005年)のゲームなんだからええやん。

余談だが、GジェネのV2ガンダムは原作とは違い、足を飛ばす

+ ガンダムVS.シリーズでは…
『ガンダムVSガンダム』シリーズにもVガンダム枠で、最高コスト機体として参戦している。
こちらは「通常はノーマルのV2ガンダムとして戦い、ゲージを消費して一定時間だけアサルトバスターに換装できる」
というシステムになっている。
原作とは異なり、アサルトバスターになるとビームライフルの当たり判定が極大になる、
やたらとチャージ時間の短いビームキャノンと攻撃にも使えるメガビームシールドが使用可能になるなど、
ノーマルのV2どころか参戦機体の中でもトップクラスの性能になる。
(ノーマルのV2は機動力にこそ最強クラスだが、武装がコストの割に大人しいため、爆発力に欠ける)
だが一度変身すると、ゲージが空になり一定時間経たないとゲージの回復が始まらない為、
「最初に換装して相手の戦力を削るか、最後の切り札に取っておくか」などの駆け引きが要求される機体となっている。

なおアサルトバスター解除は任意でも行える上、解除後はV2の残弾がフル回復する。
そしてV2はビームライフルの装填数が10発もあるので、即座にパージしたならば
大抵は再び弾切れになる前にアサルトバスターの再チャージが完了する。
そのため「アサルトバスター⇒即解除」とすることで、インパルスガンダム並みの無限弾幕を張る事が可能。
爆発力を捨てることになるが、相方がMFなど高火力な機体ならば選択肢に加える価値アリである。

『NEXT』では、ネクストダッシュのおかげで
「メガビームライフル連射による極太ビーム弾幕」「サブ射撃のスプレービームポッド弾幕」と、
V2AB形態では射撃戦においておぞましいほどの制圧能力を発揮するようになった。
これによりV2ABの重要性が上がることになり、扱いやすい機体であることには変わりないが、
V2ABの使い時をさらに問われるようになった。

『EXTREME VS』にも登場。前作でのアサルトバスターに加え、
防御を重視したアサルト装備に換装できるようになった。バスター、お前は今泣いていい。
機体コンセプトも相変わらずだが、アサルトの存在でさらに射撃戦性能に磨きがかかっており、
特にアサルトバスター中の射撃戦能力はゲーム中でもトップクラス。
ただし、アサルトバスターになるまでは火力が非常に低く、手数で相手を押していくことを要求される。

覚醒技は、原作でも見せた「光の翼最大パワー」。
コンボに組み込みやすい格闘系の技で、覚醒解除と引き換えにしたその火力は絶大。

次回作の『FULLBOOST』にも続投し、前作の「自衛能力に優れた換装機体」というコンセプトはそのままにパワーアップ。
NEXT時代の「ABから通常形態に戻ると弾数が回復する」という仕様が復活し、さらにAB時の火力が強化。
さらにAB時CSのメガビームキャノンが強化され上下左右広範囲にゲロビを照射する一斉射撃へとクラスチェンジ。
ダメージ・当てやすさ共に強化され、超弾速で飛来する4本の光軸は相手にとって恐怖の一言。
AB時限定の乱舞技形式の覚醒技も追加され、腕次第では上位の3000機体にも拮抗しうる良機体となった。


MUGENでのV2アサルトバスターガンダム

前半主役機のVガンダムと共に天田志朗氏によって制作されたものが存在している。
グラフィックはSFC用アクションゲーム『機動戦士Vガンダム』のものを使用している。
元ゲームは本放映中に発売された作品なので、ノーマルのV2までしか登場しないので、オプションパーツ部分は手書き。
身長は小型MSという設定からか若干低めで、やられ動作などが存在しない。
設定にある武装はほぼ全て使用可能であり、タメが可能なV.S.B.R、飛び道具を無効化するI・フィールドなど装備は非常に豊富。
特にI・フィールドによる防御はかなり強力で、一旦張られると中々解除されず、そのまま封殺することも可能。
氏自身によるAIも搭載されている。

出場大会

削除済み
更新停止中

出演ストーリー



*1 
この戦艦アドラステア級は「地上をローラーで浄化する」という目的を達成する為に、
比喩なんかではなく本当にバイクの形をしているトンデモ兵器。そのぶっ飛んだ素敵デザインから賛否両論がある。
ちなみにこの戦艦は「玩具的な演出を強いるバンダイ側に、流石にキレた富野監督が半ばやけっぱちで言い出したもの」だとよく言われている。
また作中での発案者であるドゥカー・イク少佐は「地上をバイク乗りの楽園にする」夢を語る
マリア主義とか正直どうでもよいのかと思わざるを得ない人物であった。なんなんだこの軍人

オリファーさんはその戦艦の前輪部分に特攻したのだが、当の戦艦はその部分をパージし何事も無く発進してしまっている。
戦艦の核融合動力炉爆発による核汚染を恐れたのかもしれないが、ブリッジを狙った方が止められた可能性も高く、
無駄死にに終わった感が否めない。あんまりにもあんまりな死に方だと思われたようで、
『スーパーロボット大戦D』ではザンスカールに捕らえられた仲間を救う際に敵からの攻撃を庇って戦死となっている。
出番すらなく、何時の間にか死んでた漫画版よりはマシかもしれないけど